【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:オカルト



近隣の村ですが、その村には立派な空家が一つあり、改装の必要なく住めるくらい状態がよいものでした。
近頃は都会の人が田舎暮らしを希望するIターンがはやりで、その村も受け入れに力を入れてました。
当然その家も入居者が入るのですが、三ヶ月と続かず出て行きます。
理由を聞いても答える人はいません。
とうとう借り手も着かない状態になり、土建屋の寮に貸し出すことになりました。
ところが入居した土方たちが「出る」と言うのです。
それは白髪まじりの70歳くらいの老婆で、

ある人は枕もとにカマを持って立っているのを見たり、
ある人は白昼、車の荷台で正座しているのを見たり。
最初は皆自分だけだと思って言いませんでしたが、
ある晩4人で寝ていたところ、カマを持って襲い掛かってきた、と言うのです。
全員が「見た」ということで慌てて寮を飛び出したとか。

土建屋の社長・村の担当者は地元の寺の住職に相談しました。
住職は記録を調べ、その家の最後の住人をつきとめました。
享年73歳のお婆さんです。昭和初期に亡くなっているので知る人はいません。
ただ、亡くなった時に遠縁の人が位牌を持ち去ったということは分かりました。
役場で調べましたが、その遠縁の人がどこにいるかは分かりません。
「土葬だから遺骨は無理だが、位牌が他所に行ったのに残ってるのは、何か未練があるのだろう」
住職は社長・担当者と共にその家へ向かいました。

家を一部屋づつ調べ、最後に一番奥まった部屋の押入れに、仏壇が納まっているのを見つけました。
ギシィ・・・
その時、誰かが玄関に上がってきたような音がしたのです。
「振り向くな」
住職は言いながら、仏壇を調べはじめます。
ギュゥゥシィ・・・ギュゥゥシィ・・・
やがて足音は板の間を通り、部屋に近づいてきます。
そして、背後の襖が閉まっていく音が聞こえました。
スー・・・
「振り向くな、振り向くな」
住職はそう言って仏壇を調べます。
他の二人は目を閉じました。
畳を踏み、足音が近づいてきます。
ミシ・・・ィミシ・・・ィ
すぐ後ろまで足音が近づいた時、仏壇の奥に何かが落ち込んでいるのを見つけました。
住職が何とかそれを引っ張り出すと、それは位牌でした。
フゥフゥフゥフゥ・・・フゥフッゥフゥ・・・
足音が止み、背後から声を押し殺すような息遣いが漏れてきます。
位牌には、男性の名前と、享年、生没年が刻まれていました。
「若いのに、日露戦争で死んだようだな。位牌は寺で預かろう」
そう住職が言うと、足音はゆっくりと部屋を出て行きました。

住職は推測しました。
どうやら位牌はお婆さんの息子のものだったようです。
お婆さんが亡くなった時、自分の位牌は親戚が持っていってくれたのに、
息子の位牌が何かの理由(落ちて分からなかったのでしょう)で持っていかれなかった。
そのことを不憫に思った婆さんが、死後も息子の位牌を守っていたのだろう。
住職は、親戚が見つかるまで寺で位牌を預かって供養することにしたそうです。
村でも、位牌の引き取り手が見つかるまで、家は誰にも貸さないことにしたそうです。




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俺小さい頃母親に軽い虐待っぽいものを受けてたのね。

でも当時小さくておまけに母子家庭で一人っ子だった俺は
他の家の家庭環境なんて分からないし
同い年の子がどういう風に親と接してるかも分からなかったから
きっと他所の家族もこんなもんなんだろうなぁ位にしか思わなかったから
誰かに言ったりもせずに普通に幼稚園とかも行ってたの。

で、たぶん6歳くらいの時に母さんが仕事を辞めたから
二人で母方の実家に住むことになった。

その爺ちゃんちってのが
親戚の中で分家本家とかあるうちの本家の方で、
家に大きな神棚みたいなのがあって
そこに神様が居たの。

神様って言ってもお化けとか
普通の人には見えないとかそういうのじゃなくて、
なんていうか神様の本体みたいな。

分家にはそれをかたどった偽者みたいなのがあるらしいんだけど、
爺ちゃんちは黒塗りでちっちゃい観音開きの縦置きにした棺みたいなのに
その神様が入ってるのね。

でもその神様は女の人がお世話をしちゃいけないみたいで、
毎年決まった日にその家の男の人が中から出して世話をするのがしきたり。

俺には父さんが居なかったから
自動的に次に世話をする役目につくのは俺って言う事になる訳で、
爺ちゃんはそれが嬉しかったんだか
ノリノリで神様のことを小さい俺に説明してくれたりしてた。

俺は神様が
可愛くて小さい家族みたいなイメージで大好きになって、
(女の子でいうとぬいぐるみみたいな感じ)
幼稚園から帰ってきては神様に向かって話をして
庭で花を摘んでは家の裏にあるお稲荷さんとその神様にお供えしたりしてた。

ある日、爺さん婆さんが居ないうちに
母さんが俺にプチ虐待をしてくるような事があって
(喜ばれる話じゃないから具体例割愛するね)

でも俺は虐待って認識はなかったから、
凄く怒られたくらいの捉え方で
家の裏のお稲荷さんの祠まで逃げてそこで泣いてたんだ。

で、俺はいい事を思いついた。

母さんのことを神様たちに相談することにしたの。

俺は泥で作った団子と花とお金とをお稲荷さんと神様に供えて

「母さんが許してくれますように、
俺の事もっと好きになって優しくなってくれますように」

ってお願いした。

でも当然そんな事をしたぐらいで事態が良くなる事はなくて、
むしろ仕事を始めたばかりでストレスが溜まってたのか
母さんのプチ虐待は頻度を増してった。

次第に爺さん達も俺の痣とかを怪しみ始めてて、
子供心にもこれはやばいと思った俺は
毎朝毎晩お供え物を持って何度も何度もお願いした。

そしたら2週間くらいたった頃、
明け方早くに目が覚めることが多くなって来たんだ。

物音がしたような気がしてはっとして起きるけど
音なんて全然鳴ってない。

そんなことが何日も続いた。

そしてある日の朝、
3時か4時位にいつものように目が覚めてしまった俺は
おしっこがしたくなって、
便所に行くついでに神様に挨拶をしに行くことにしたんだ。

それで縁側の廊下を歩いてたら、
庭に誰か居ることに気づいた。

障子を開けてみると、
見た事ない白緑の着物を着たおじいさんが
庭にある焼却炉の上から俺をじっと見ていた。

おじいさんは俺と目があった事に気づくと、
にこっと笑って頷き俺に向かって何かゆっくり喋った
(ガラスが閉まってたから声は聞こえない)

俺はきっと近所の神主さんか何かなんだろうと思って、
お辞儀をしてそのまま便所に行って寝たんだけど、
それから何日も経たないうちに母さんが倒れた。

原因は職場のストレスらしかったけど、
胃がおかしくなったみたいで
2週間かそのくらい入院していた
(たぶん精神科とかにも行ってたんだと思う)

2週間後、
退院して帰ってきた母さんは
それこそ人が違ったかのように俺に優しくなっていた。

というか、母さんじゃなくなってた。

もう明らかに違う。

見た目とか声とかは変わってないんだけど、
俺に対する態度とかはまるきり別人だった。

まず呼び方が変わっていた。

以前は下の名前でそのまま読んでいたのに
帰ってきた母さんは俺をゆーちゃん(本名がゆうすけなんです)なんて呼びはじめて、
おまけにいきなり料理が作れるようになったり
手を繋ぎたがるようになったり
昔はありえなかったのに一緒に買い物に連れて行ってくれたり
オムライスの字とかまで書いてくれたりするようになった。

でも、その代わりに俺の好きな物とか好きな色とかは忘れてる。

もともと知ってる方ではなかったけれど、きれいさっぱり。

母さんがくれた押し花を見て

「ゆーちゃん押し花が好きなの?
お母さんも押し花やってみたいな^^」

とか
(俺が知ってる母さんの唯一の趣味が押し花なのに)

そしてそれから13年間、
今に至るまで母さんはそのままだ。

虐待の事はそもそも俺と母さんしか知らなかったんだけど
そのことに関してもまるきり忘れたみたいな感じだった。

もちろんそれから殴られたり蹴られたりもしなくなった。

これは俺の勝手な想像だけど
神様は別の誰かを母さんの中に入れたんじゃないかと俺は思ってる。

だとしたら最初に母さんの中に入ってた本物の母さんはどこに行ったんだろう。

俺ももうそろそろ20歳。

神様のお世話をする年齢が間近に迫った今、それが毎日気になって仕方がない。 





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814: 802 2011/04/04(月) 23:19:30.03 ID:2go2mi2F0
>>813

・竜神をぶん殴った話
・悪魔をいじめた話
・河童とかけをした話

818: 802 2011/04/05(火) 00:04:39.58 ID:2go2mi2F0
じゃあまず悪魔のお話から

近所の子供がこっくりさんやって悪魔を呼び出してしまった。
6歳の子供だったらしいが、
「人類に今まで起きた厄災の元凶は我なり」
ととても低い声で、世界恐慌とかスペイン風邪とかの話をこと細かく語りだしたそうだ。
そこでうちの婆ちゃんにおよびがかかった。
婆ちゃんは線香と苦い薬草(人体には無害)を数種類持って行った。
そして「本当に悪魔ならこの薬が飲めるはずだ」といって
いくつかの薬草を子供に飲ませ、嫌がった数種類だけを混ぜてすりつぶし、
「本当の悪魔ならこれくらい飲める」
「儂が前にあった悪魔は飲んだ」
「これを飲まないとキリストに勝てない」
とか適当にいって飲ませて、その子供が吐くまで続けた。
あとは線香の煙を使って悪魔の姿(大蛇だったそうだ)を作ればこっちのもの。
殴るは蹴るはで痛めつけて悪魔がねをあげると、家にあった三つの瓶を出して、
「これ以上殴られたくなければ3つにわかれてこの瓶に入れ」
といった。いくら悪魔でもそれは無理難題。
泣いて許しを乞う悪魔に、婆ちゃんは、
・自分の三つの名前を答えること
・金輪際人間に取りつかないこと
・自分の命令には従うこと
を条件としてだした。
結果悪魔は三つの名前をばらしてその条件を飲んだ。
婆ちゃんは、
「よし、じゃあまずは3つにわかれてこの瓶に入ってもらおう」とまたしても無理難題をいい、
悪魔がそれはできないといっても約束だからとその体を鉈で斬り刻み、三つの瓶にそれぞれ入れて蓋してお札をペタリ。
あとは名前を周りのみんなにばらして力を失わせて放置。

うんあんま面白くないね。自分が聞いた時は大爆笑だったんだが

821: 802 2011/04/05(火) 00:15:48.01 ID:QqmrcmkL0
 
まあ悪魔はコケ脅しで嘘を吐くらしいし、こっくりさんで呼び出されたのだから
そんな高級悪魔でもないかも。
名前も、
「旅人に嘘を教える者」
「詐欺師の守護者」
「あらゆる獣に嫉妬されるヘビ」
とどことなく小物臭ががが

839: 802 2011/04/05(火) 11:02:54.40 ID:QqmrcmkL0
>>831
ごめん寝てた。少し早い昼休みに入ったので2話目
竜神のお話

とある金持ちの娘が竜神に取りつかれた。
その金持ちが沼を埋め立てたのが原因らしい。
その金持ちは霊能者に頼むのは金がかさむからと婆ちゃんに頼んだ。
正直自業自得だろと思ったらしいが、娘がかわいそうだと思った婆ちゃんは了承。
さていって見ると竜神がふんぞり返ってる。
最初は婆ちゃんも下手に出てお帰り下さいとお願いしていたが、祠を建てろ神社を建てろといってきたのでぶちぎれた。
掃除用具のはたきで娘さんから竜神を払いだすと線香の煙で姿を作って、その顔に一発拳を叩き込んだ。
若いころ素手で野犬の群れを返り討ちにしたこともある婆ちゃんの一撃を喰らい、竜神は面食らった。
「調子こくでねぇ!これ以上何だりかんだりいうんであれば天龍様御呼びしていいつけっぞ!」
竜神はそそくさとその家の縁の下に隠れた。
婆さんは家の者にはまた何かあったら天龍様を御呼びするといえばいいと教えて帰ってきた。

ちなみに天龍様なんて御呼びできるの?と聞いたら、
「弘法大師様が出来たんじゃから儂にもできるはず」
とのこと。

846: 802 2011/04/05(火) 18:06:56.12 ID:QqmrcmkL0
んでは三つ目の河童のお話
婆ちゃんがまだ若かりし頃(20代)のお話。

婆ちゃんいわく河童には赤河童、青河童、黒河童の三種類がいるそうだ。
赤河童は顔が赤く、人前に姿を表さない。
青河童は一般的な河童で、人を溺死させることもあるが友好的な連中。
そして黒河童は頭でっかちで甲羅がなく、人を好んで食べてしまうそうな。
その黒河童が婆ちゃんの地元で暴れていた。
地元の自警団も手を焼く有様で、業を煮やした婆ちゃんが一人河童の住処の池へ向かった。
河童はよく相撲を仕掛けてくるが、黒河童にはお辞儀をさせてはいけないらしい。黒河童は妖術に長け、その皿に人を乗せるという術を使うらしい。
なので婆ちゃんは河童に対して「石が水に浮くか沈むか」という掛けを持ちかけた。
河童は「浮く」方に掛け、沈んだら婆ちゃんのいうことを聴くこと、浮いたら婆ちゃんの命を奪うとした。
黒河童は妖術で浮き沈みを逆にできるので、石を浮かせることなど簡単だそうで。
だが婆ちゃんはそれを見越して浮石(水に浮く石)を掛けに使った。
妖術で浮き沈みが逆転した所為で浮石は沈み、掛けは婆ちゃんの勝ちとなった。
当然河童はそれに納得しなかったが、婆ちゃんがした
「悔しかったらこの水筒の中に入ってみぃ」

という挑発に乗って水筒に閉じ込められ、使われていない工場(河童が大嫌いな金気たっぷり)で解放されてお得意の肉体言語による説得を受け、無事に和解したそうです。
その後婆ちゃんはその河童から妖術と薬草に関する知識をあるだけ教えてもらったそう。
悪魔を追いだした時の薬草もその時の知識を応用したものなんだとか。


56 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2011/04/09(土) 13:00:39 ID:bTGQTvNa0
一番苦戦した話

本スレでお払い屋の婆ちゃんのお話をさせてもらったものです。
あまり面白くないお話だけど書いとく
婆ちゃんが一番苦戦した妖怪退治だとか

20年程前の話
近所の森の中で人が行方不明になる事件が続発。
婆ちゃんは危険な妖怪が住み着いたと判断し、退治しに向かった。
持ち物は薬草各種とお札各種。
森の中で婆ちゃんはその妖怪を発見した。
それは鬼太郎に出てくるバックベアードみたいに黒い球体に一つ目で、まるで蜃気楼に囲まれているかのようにぼやけていたそうだ。
婆ちゃんはすぐに「こいつはやばい」と感じたらしく、すぐに近くの木陰に隠れたが、それに睨みつけられてしまい、激しい眩暈に襲われた。
婆ちゃんは持ってきた薬草で気付け薬を簡易で作って飲み、正気に戻ると、森の奥深くまで来てしまっていたらしい。
土地勘があった婆ちゃんはなんとか森を脱出。
すぐに婆ちゃんは締め縄をない、清めの塩を取りよせ、お札を焼いた灰を混ぜた。
 あとは例の妖怪を待ち伏せて、塩を投げつけて、まず目を潰したそうな。その後はお得意の殴る蹴る(今回は竹槍でぶっさしもしたとか)で妖怪を叩きのめし、近場の洞窟に閉じこもることを命令し、その洞窟に締め縄を張って封印。
その後婆ちゃんはその妖怪を手なずけたらしく、その妖怪からいくつか術を教えてもらったそうです。

61 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2011/04/15(金) 12:29:06 ID:28PwGFUq0
かけだしの頃の話

婆ちゃんがまだ掛けだしだったころのお話

とある屋敷で怪異がおこるというので、婆ちゃんが呼ばれた。
居間には家族6人がいた。老夫妻と家主とその妻、その息子と娘。
話を聞くと、
・祖母の寝室に首だけの女がうろつく
・家主が廊下を歩いていたら、前方から上半身だけの男がはってきた。
・妻が風呂に入っていると、脱衣所で何かがうろついていた。
・息子が夜起きると、小豆をとぐ音が庭から聞こえてきた。
・娘がトイレに入っていたら、突然便器から手が出てきて触られた。
等々怪異のオンパレード。最後に家主が、
「どうかお願いします。このままでは家族5人全員がとり殺されてしまいます。」
といった。
次の瞬間婆ちゃんはその家の祖父だと思っていた男に殴りかかった。
「なに堂々と混じゃってお茶飲んどるんじゃ!!」
そういわれてその家の人も初めてその老人が居たことに気づいたそうだ。
婆ちゃんはすぐにその男に札をぶつけ殴る蹴る。男はにやにや笑いながら家から飛び出して行った。
 それを追いかけるように家からは子鬼や煙のようなものなど魑魅魍魎がわらわらと出ていっていたとか。

婆ちゃんはその家で晩御飯をごちそうになって(婆ちゃんは無料でお祓いをやるのでよくご飯をおごっってもらったりするんだとか)
家に帰ると、「おお、帰ったか」とさっきの老人がお茶飲んでたそうだ。

云わんでもわかると思うけど、これが妖怪「ぬらりひょん」なのだそうだ。その後も婆ちゃんの所には何回かちょっかいをだしに来ているらしく、
俺が赤ん坊のときにもいないないばぁをやってたとかw。


64 名前:61[] 投稿日:2011/04/19(火) 10:17:21 ID:tfh69K.R0
余談ではありますがそのぬらりひょんに関する小話をいくつか
・一般的なイメージの禿頭ではなく、白髪でがっしりとした体形
・和服でいろいろなものを持っている。Iポットとかも所有
・ハイカラで現代知識も持つ
・大食いの大酒飲みで、はいりこまれた家の食料は減っていく
・加えて結構の美食家だが、センスが人間とずれている(うどんをつまみに赤ワインとか)
・普通の妖怪は犬に気づかれるが、ぬらりひょんは気づかれない
・手で触るだけで電子機器を狂わせることができる。ハッキングもできるんだとか
・歌や絵も書くらしいが、やはりセンスが独特らしい
・特撮やアニメに関してもなぜか詳しい

などなど。最近でも婆ちゃんのところにきて、先の地震は予想外だと語っていったとか。
228 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/10(火) 23:47:34.00 ID:lzhDiAoQ0
天狗の身包み剥ぐ話

久々にこっちに
どうも、払い屋の婆ちゃんをもつものです。
地震で津波が襲った地域はよくないものがわんさかうろついているそうだ。
今婆ちゃんはそういうところをめぐって退治しているから
もしかしたらグドラ様んとこにもいくかも。
あと婆ちゃんいわく、神様たちが協力してシフトを組むのは
よくあるお話なんだそうだ。たださすがに九十九神が混じったなんてのは婆ちゃんも聞いたことないそう。
あと推測だが付近の見回りとかもシフトでやってるんじゃないかだって

と前置きは以上で天狗から身ぐるみを剥いだお話。

とある猟師が、山で怪異がおこるので助けてほしいと頼んできた。
婆ちゃんは早速線香や薬草やらを持ってその山へ向かった。
するとどこからともなく木が倒れてくる音が聞こえてくる。
「天狗倒し」と呼ばれるもので婆ちゃんは慌てずに
対象が近づいてきていることを念頭において進んだ。
するとどこからか石が飛んできたり、拍子木(火の用心とかいって鳴らすあれ)の音が
聞こえてきたりと、
相手がこちらを威嚇しているのがわかってきた。
それでも進むと遂にババババババと炸裂音がして高速で木から木へ渡り歩く人より少し大柄な影が現れた。
婆ちゃんは眼鬼の術を応用して自作した「藪にらみの術」(俺もかけられたことがある)を使い、見事その影を落とした。
あとは鉄拳制裁を加えて投降させた。
犯人はクマが変化した天狗で、子供が生まれるので猟師を近づけたくなかったそうだ。
婆ちゃんは猟師にしばらく狩りをやめさせる対価として色々と徴収したそうだ。
ただ持って行った薬草は妊娠している天狗に聞くように調合してあげてきたそうな。
あとで婆ちゃん宅にその天狗からと思われるキノコの盛り合わせが届けられた。

…が、そのほとんどをぬらりひょんが喰ったらしい。

87 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2011/05/21(土) 21:24:15 ID:Y4uEmTO70
山姥の娘と戦った話

閑話休題
山姥の娘と戦ったお話。
ある日婆ちゃんの家に少し離れた山にいるという山姥が訪ねてきた。
山姥といっても40代くらいで差ほど年寄りという訳でもないそうだ。
お茶をだしてやると大層喜び、4杯も飲んだ。
訪ねてきた理由は、彼女の娘が人間をやたらめったらと襲っているので懲らしめてほしいとのこと。

土産として鹿の角なんかを持ってこられたので断るわけにもいかず、早速山へ向かった。
山に入るや否や、強烈な突風が襲いかかってきた。
それにも怯まず進むと、6歳くらいの女の子が歩いてきた。
着物を着たそれこそが山姥の娘であるらしかった。
彼女は人間の振りをして婆ちゃんに近づくと、口から蛇を吐き出した。

だが婆ちゃんはその蛇を捕まえると、口に縄をかませて
動きを止めると、そのまま女の子につかみかかった。
女の子は激しく抵抗し、鋭い爪で婆ちゃんに切りかかってきた。


婆ちゃんは前もって用意しておいたくしゃみ粉(あるクラゲを乾燥させて粉にしたもの)を撒いて動きを止めると、殴る蹴る叩く切るので制裁を加え、もう二度と悪さをしないこと、親御さんのいうことをきちんと聞くことを約束させた。

その後山姥からはお礼の山菜や川魚やそばがたびたび送られてくるようになったそうで。

ただ半分くらいはぬらりひょんが(ry




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585 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/04/15(金) 01:00:41 ID:7beHTQMZ0
数週間前、神社の前で、自転車を乗ったまま、滑って転んだ。
左足の膝に痛みがあったが、
あと買い物は、その隣にあるスーパーだけだったので、
とにかく買ってそのまま帰った。
家に帰って膝を見ると、
合成皮革のパンツ(ズボン)が、真っ直ぐ10cm程、横に切れていた。
足自体もそれなりに酷かったが、
「まあそのうち、血も止まるだろう」と安易に思っていた。

ところが、まるまる3日経っても傷口が一向に乾かない。
じっとしていても、たらたらと流れる始末。
その上、貧血になるわ、微熱は出るわ、めまいがするわ、膿臭くなるわ。
そしてとにかく身体が気持ち悪くなったので、
傷も心配だったが、シャワーを浴びることにした。
ただ、めまいもしており、浴室も寒かったので、
たらいに湯を張って足を上げてシャワーと言う、凄い格好で入った。
その時、湯に荒塩を入れ、最後のシャワーでも塩を使って清めた。

すると、全く乾かなかった傷口が、
一時間もしない間にすっかり乾いてしまった。
勿論、他に特別なことはしていない。
そして多少痛みはあるものの、かなり治ってきました。

で、先日、同じスーパーに行く途中、神社を見たら、
目の端に林の中で動くモノがいる。
「おあげさんをお供えした方がいいのかな」と思っていたが、
その日、おあげさんは売り切れだった。
さて、どうするべきか?

593 :本当にあった怖い名無し[sage] :2005/04/15(金) 02:01:02 ID:JFM200yE0
>585さん
むかし神社で行われたお祭りの餅まきで餅を拾って帰ったら、
その神社の神様に「自分の餅を盗むとは何事か」と怒られ?
たいへん恐ろしい思いをしたことがあります。
母と一緒におあげさんを「先日は申し訳有りませんでした」と
供えにいったら何とか収まったので、585さんもおあげさんお供えに
行った方がいいのかも。
でも荒塩で治った、ということはあんまり良い神様じゃないの
かな…。赤い鳥居の神社は良い神社ではないそうなんですが
その神社の鳥居は赤いですか?

914 :585[sage] :2005/04/22(金) 02:11:47 ID:cTG0Ge/S0
あの後、稲荷神社におあげさんを持って行ってきました。
それで初めて判ったことなのですが、
593さんがおっしゃられていた様に赤い鳥居でした。
またそこに祭られていたのは、
伊吹大明神ともう一柱は字が滲んでいて読めませんでした。
参道へ入った途端、空気がざわついている様な感じで、
余り良い心地がしませんでした。
ただ、社の周りだけが神社特有な雰囲気を持っていました。
そしてその敷地内のざわついている空気のところだけ、
こつこつこつと後ろから着いてくる足音が。
雰囲気でおっさんだと判るのですが、振り向いても姿は無し。
そこは隠れる程、木が太くもなく、また密集もしておりません。
どうやらこの世のモノでは無い様子でした。

それでもとりあえず、おあげさんもあげました。
手を合わせても来ました。
検索で、伊吹大明神が八俣大蛇の化身と知り、
「おあげさんだけじゃ足りなかったのかな」と頭を過ぎりましたが、
まあこれでもう終わりかなと思っています。

しかし!
またその神社の隣のスーパーに行き、その帰りのこと、
私の目の前で、自転車で走っていた男子中学生が、
全く同じ場所で全く同じ様に滑ってこけたのでした。
別に滑りやすい場所ではありません。
さすがに目前で転ばれるとびっくりしました。
…ひょっとして、まだ何か用があるのでしょうか?

後を着けられている最中にも関わらず、
オウミ住宅が鳥居を奉納していたのを見つけ、
つい和んでしまったのはヒミツです。




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586 : 本当にあった怖い名無し : 2010/04/24(土) 22:17:28 ID:qhFd85Sy0
 
自分、神様に取り合いをされてる。

親がインドだかチベットだかに行った時に、現地の神様に気に入られたとかで
加護(恩恵?)を与える代わりに贄として子を取ると言う事に、一方的にされてたらしい。
(親もそんな事になってるとは知らんかったそうだ。後に所謂霊能者の人に教えて貰った)
その贄認定されてるのが自分。

子どもの頃からあんまりにも事故に遭う事が多いんで、親が伝手を頼って霊能者に相談→あらまし発覚。
慌てて本家に相談、現在、本家の神社に担ぎ込まれてそこで生活中。
(本当に御輿に乗せられて担ぎ込まれた。輿入れの意味を持たせる為らしい)
大学も休学……つか、このままだと実質中退になるかも。
神域で生活する事で、外の神様が手を出せない様にしてるって感じ。

でも自分、本家神社の神様の嫁って生まれた時から決まってる。
生まれて直ぐから確認出来る、ある種の特徴がはっきり出てたから。
で、その嫁候補は長生き出来ない。
本家辺りは鎌倉期頃からの旧家で、家史みたいなのがあるんだけど
5,6代に1人位の割合で生まれていて、みんな20代前半で死んでる。
25歳超えた人は、1人もいない。

つまり、外の神様に連れて行かれなくても
本家の神様に連れて行かれりゃ早死にする事になる訳だから
自分的には、どっちでも一緒だろって。既に人生諦め気味。

他人に取っちゃ怖くないだろうけれど、自分的には洒落にならん話という事で。



 

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