【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:心霊系




442 :本当にあった怖い名無し :2009/04/04(土) 16:25:41 ID:wc9SRiXd0
妹が『当たり』を引くタイプらしく、色んな意味で怖い物件にあたってる。

1、彼と同棲にために借りた家。
一階は彼の作業場、二階・三階が住居部分。
部屋の中にいても、子供の笑い声や走る音がする。
何となくヤバそうと思いつつ、作業場付きの部屋なんてそう無いので我慢していたら、
遊びに来た友人に「彼氏の弟さん大丈夫なの?頭から血流したまま歩いてたよ」と言われ、流石に怖くなって引っ越した。


2、彼と別れて一人暮らしのために借りた格安2DK。
部屋に帰った時、誰かの気配を感じたり、物の位置がずれていることに気付いた。
念のため…とビデオを設置して仕事へ。
帰ってきてビデオを観たら、隣人のオッサンが勝手に鍵あけて玄関から入っていた。
何をするでもなく、テレビを見たり、勝手に冷蔵庫のお茶を飲んだりして出て行くだけだったけど。

大家に相談したところ、前の持ち主と隣のオッサンが仲良しで、お互いに合鍵を渡しあう仲だったが。
引っ越した後もそのまま合鍵を保管しており、昼間の電気代節約のため隣の部屋で過ごしていたとか…
こちらもすぐに引っ越した。


3、次に入った部屋はとにかく湿気が凄くて、風通しが良いはずなのにやたらと湿っぽい。
ペットOKなので、我が家が旅行の時、猫を面倒みてもらったことがあるけれど、
猫は部屋に連れて行った途端、籠の中で暴れだし、
決して奥の部屋へ行こうともせず、奥の部屋へ通じるドアを見ては「フーッ」と威嚇することさえあった。

そのまま猫を預けた夜、突然、猫が奥の部屋へのドアを見て怒り出した。
開けたはずもないのに、ドアが10センチほど開いているのに気付いたとき、
猫はするりとその隙間から隣の部屋へ入り、しばらくドタバタ音がしたかと思うと、
何事もなかったかのような顔でそのまま出てきた。
ただし、猫は頭から腹まで何箇所も傷を負っていた。

翌日、奥の部屋を見たが特に何もなく、不思議なことに猫も奥の部屋へすんなり入ってきて甘えてきた。
何故かその日を境に、不思議な湿気もなくなったらしい。
猫が何を退治してくれたのかは判らないけど、とりあえず今も妹はそこに住んでいる。





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667 :霊能犬ゴロ - 遠吠え:2012/04/26(木) 18:15:16.68
 
Hダムに霊能犬ゴロと微霊能者の友人とでバス釣りに行ったときのこと。
有料スロープからボート降ろしていざ出発というときに、どういうわけかゴロがボートに乗りたがらない。
 
また心霊絡み?それもゴロが怖じ気づくほどの相手?  
 
微霊能者の友人に 「なんか見えてる?」 と聞くも、
「いや、なんにも」 との返事。
てことは心霊絡みではなくリアルな危険か?またクマでも近くにいるのでは・・と思い周囲を見渡すも特に異常は見当たらない。


667 :霊能犬ゴロ - 遠吠え:2012/04/26(木) 18:15:16.68

犬にしか聞こえない超音波とか流れてるんかなぁ?と思いつつゴロを無理やり乗船させて出発。
 
いつになく落ち着きが無いゴロ、何かを訴えるような眼差しを俺に向ける。
その日は朝から大爆釣でウハウハ状態。しかし10時を回ったあたりからパタリと何も釣れなくなった。
地合が過ぎたかと思っていたら唐突にゴロが「アオ~ン!」ボート上で遠吠えを始めた。
 
今まで何度もボートに乗せたけど遠吠えするのは初めてだ。




667 :霊能犬ゴロ - 遠吠え:2012/04/26(木) 18:15:16.68
 
もう一度微霊能者の友人に周囲に何か見えてないかと聞くも
「いーや、なんにも異常がないよ」 との返事。

「ほんとか?なんにもないか?なんか変な感じとかもない?」
「全く無いよ、しいて言えば気配が全く無いことがおかしい。ちょっと静かすぎる。」
「なんだそりゃ?」
原因はその後すぐわかった、地震だ。
 
強い揺れがわりと長い時間(と言っても10秒もない)続いた。
船上の地震って妙な感じだ、怖いとかそういうのは全くなかったけど。
後から調べたところ震度4の地震だった。
 
結局それだけの話だけど、ゴロは緊急地震速報の機能があることがわかった。
あの「アオ~ン!」の遠吠えは
「緊急地震速報です。強い揺れに御注意下さい。」
と俺らに注意していたのかもしれない。







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660 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:34:39.14
 
さて俺には自称霊能者の友人もいる。
こいつは本当に迷惑なやつで例えば高校の時に修学旅行で宿泊先のホテル抜け出して浜辺に遊びに行った時、
「うわああああああ、悪霊がいっぱいいるぅ!やめろ、こっちくるなぁぁあああ!」
と、突然大声で叫んだ。
周囲はけっこう人がいて、何事かと視線が集まる。
気の短いクラスメートたちが
「この野郎、何が悪霊じゃい、楽しい気分に水をさしやがって!」
激怒して自称霊能者の友人をフルボッコにした。
困ったことにホテルに戻ってからも
「さっきの悪霊が付いてきてるぞ!おまえに憑いてる!ぎゃあああ!」
と調子はかわらずでまたフルボッコにされる始末。
結局最後は
「見えないやつはいいよな、おまえらには俺の苦悩は永遠にわからん!」
と捨てゼリフを吐く自称霊能者の友人だった。
こんな調子がずっと続いて今にいたる。


660 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:34:39.14

ところで俺はバス釣りに行く時は必ずゴロを連れていく。
ボートにゴロを乗せて深山のダムで釣りをする、これがなんだか自分的にはかっこいいような気がする。
しかしそこは霊能犬だけあって俺には見えない何かに向かって吼えることがシバシバある。
それが絶好のポイントだったりすると迷惑なことこのうえない。
ある時、吼えまくるゴロを無視してワンドの奥までボートを進めた時のこと。
かつてない程激高するゴロ。
それでも無視したら
ガサゴソ・・
水際の草が揺れてノソっと出てきたのは・・クマ!しかも子連れ!
子連れのクマが危険なことは俺でも知ってる。
慌ててボートを反転して離脱!
数日後、この地区でクマによる被害がニュースで流れた。
ゴロはリアルな危険も事前に察知してくれるので、あまり無視はできない。




661 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:36:08.60
 
そこへ自称霊能者の友人である。
これはヤツがバス釣りを始めた頃の話。
当時自称霊能者の友人はボートを持ってるバス釣り仲間の間を渡りながら釣りをしていた。
が、そこはそれ自称霊能者なので釣りをしてると必ず
「おまえの目の前に落ち武者の霊がいるぞ!ぎゃああああああ!!!」
と相も変わらずのようで当然皆から敬遠されていった。
そしてとうとう俺のところに自称霊能者の友人が回ってきた。
今までは「犬を一緒に連れてくから無理」と断っていたがついに知り合い全員に無視されるようになり頼れるのが俺だけになってしまったわけだ。
霊能犬ゴロと自称霊能者の友人の素敵なコラボ、どんだけボート上が煩くなるんだよ・・・考えただけでうんざりする。
忘年某月某日、午前3時頃にゴロと自称霊能者の友人乗せ車を出した。
やっぱりというかなんというか自称霊能者の友人は
「い、今、電柱のカゲに女がいたぞ!」「なんだかイヤな予感がする、この道は通らない方がいい」「ひぃ!今の見たか!?そっか見えないか、いいな見えないやつは」
ずっとこんな調子の道中だが、どうやら事故らずに目的地のダムについた。
ジョンボートを車から降ろしエレキ・船外機を取付け午前4時40分ころ出航。
友人が早速
「ぎゃああああああああああああ!!!!」
とやってるが無視。
幸いなことに俺らがこのダム一番乗りだったようで周囲の視線を集めるようなことはなかった。
それでも付近に民家でもあれば通報されていたかもしれない。
それからしばらくして今度はゴロが立木に向かって吼え始めた。
煩いので立木をスルーしようとすると
「おい、あの立木まわりは攻めないのか?」
と自称霊能者の友人。
「ああ、ゴロが煩いからな」
そう言ってからハタと気がついた。
ゴロには見えているものが自称霊能者の友人には見えていない?
そういえば今まで自称霊能者の友人が指摘したものについてゴロが反応したことは一度もなかった。
てことは・・・
やっぱりこいつは無霊能力者だったか。今までの騒ぎは全部嘘だったんだな。まあそんなこったろうと思ったけど。
溜息をつくも心優しい俺はそれを指摘せず知らないふりをしてやった。


662 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:37:09.72
 
ところがだ、もう少し先に進んだところで
「おい、この先に行くのは止めとけ」
今までにない真顔で自称霊能者の友人が言う。
また始まったとウンザリする俺。
「この先が一番のポイントなんだけどな、そういうのちょっと自重してくれよ」
そう言って無視して進むと今度はゴロが
ガルルルルルゥ・・・
進行方向に向かって唸りだした。
「・・・・・・・」
自称霊能者の友人は一点を凝視して固まってる。
また見えてるフリか? いや、それにしてはゴロのこの反応は・・・
というか、俺自身もなんか不安な気持ちになってるのはなんでだ。
「きたっ!ひぃ!」
自称霊能者の友人の悲鳴、と同時に
ガゥ!
今までに無いようなドスの効いた声でゴロが吼えた!
それで全てが終った。
吼えたあとゴロは一点を見ていたが、すぐ座り込んで後ろ足で頭を掻いた。


663 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:38:28.49
 
「この犬すごいな」
「なにがだ?」
「こいつが吼えた瞬間悪霊が消滅したぞ」
俺はゴロが他の犬に比べて霊能力が強いっぽい霊能犬であることを説明した上で聞いた。
「おまえ、見えてるフリしてただけじゃなかったの?本当に見える人なの?実際のとこどうなんよ?誰にもバラさないから言ってみ?」
結局自称霊能者の友人がこれまで散々言ってきたことのほとんどは虚言(本人は何かいる雰囲気は感じているいるとか)で実際には何も見えていないことがほとんどらしい。
ただ時としてとてつもない何かと遭遇したときはよく見えるのだとか。
全てのモノを見ることはできないが、常人も不安を感じるほどのとてつもない相手なら見えるらしい。
ようするにこいつは霊能力者には違いないが最低ランクの微霊能力者なのだ。
その中途半端な能力が災いして、子供の頃、たまたま見えた幽霊だか妖怪を大騒ぎしたところ一躍クラスの人気者となり以後虚言癖になったようだ。
「なあ、俺の前では見えたふりするのはやめてくれよな。けっこう迷惑だから。」
「すまん、今後はハッキリ見えた時だけにするよ。それより俺が本当に見えるってことを理解してくれただけでも嬉しいよ。」
「で、さっきのやつはどんな姿してたんだ?」
「黒煙みたいな長いやつだったよ、大きさは変幻自在な感じ。」
「本当に悪霊?」
「実際はわからないな、悪霊なのか妖怪なのか、それとも人間が発見してない未知の領域の生物なのか」
この手のものは霊の類いと決めつけ気味だが、なるほど、未知のUMAって可能性もあるんだな。
「あ、でも犬に吼えられたくらいで消滅するんだから案外大したことないんじゃね?」
「さあ?でも常人のおまえを不安にさせるほどの相手が大したことないとも思えないけどな」


それからは自称霊能者の友人はムヤミに叫ぶことは無くなった。
俺とゴロと自称霊能者の友人はこの日以降も一緒に釣りに行っていろんなモノと遭遇していくことになる。
ただ残念なことに遭遇はしても俺自身は全く見えないのだが。








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76 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:50:10.75 ID:CEx7l+g40
塾講師M先生から聞いた話。

M先生が中学生の時、猫が毎日のように轢かれていた。
それを見た校長先生が、
思いつきで猫の遺体の回収・埋葬のボランティアを決意。
その場にいたM少年、
他数名の生徒にも手伝うよう要請(巻き添え)。
毎朝遺体を袋に入れて回収して、校長先生に渡していたそうな。

そして一応、校長先生に塩降られてからそのまま授業へ。
(M先生は「今思うと毎日全身塩だらけで授業受けてたwwwww」と草生やしてた)


77 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:55:52.27 ID:CEx7l+g40
ある日、手間取って遅刻寸前になり、
校長先生から「もういいからクラスに行きなさい」と塩撒きなしで出席。

その晩の事、M少年が寝ていると金縛りにあい、どこからともなく猫の鳴き声が聞こえてきた。
そして足元から大量の猫が体の上をダッシュ。
あーこれまで回収してきた猫たちか。
お礼でも言いに来たのかな。

と思うも、「みゃああああああああああああああ」という鳴き声とともに
顔まで遠慮なく踏まれていったそうな。
羨ましい
(顔を手でムニムニしながら「こんな感じだったよ」と言ってた)


78 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:58:02.53 ID:CEx7l+g40
翌日からはそのボランティアもなくなったそうです。
話してもらったのが10年近く前だからあやふや。




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