【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:いい話



764 :本当にあった怖い名無し:2011/09/25(日) 20:00:05.81 ID:9evYXBnq0
20年以上前、うちの爺さんの話。
爺さんは近所の山で野鳥の写真を撮るのが趣味だった。
ある日、山から戻った爺さんをみて皆驚いた。
背中に大きな切り傷があり血まみれ、全身擦り傷だらけで服はぼろぼろ。
右手の小指が折れており、変な方向に曲がっていた。どうしたのか、と尋ねると、
「それがよう、山でよう、バケモンと一戦交えてきたんだよ、危なくやられるとこだった」
という。家族全員呆れたが、話を聞いてみた。

爺さんはいつものように山奥に入り野鳥を探していた。
切り株に腰掛け、弁当を食べ始めると、背後に気配を感じた。
振り向く前に何かで背中をバッサリ切られ、ものすごい力で押し倒されたという。
それはフーッと深く息をしている。
茶色の毛むくじゃらで、頭が大きく角はない。
爪がとがっており、前足で威嚇しながら二本足で立つ、見たこともない獣だった。
爺さんは逃げ切れないと判断し、応戦した。
山用のナイフを持っており、それを武器に取っ組み合ったが、形勢不利だった。
なんでも、獣の体に何か所かナイフを突き立てるも、相手はなかなかひるまず、
鋭利な爪で次々と傷を受け、爺さんは半ば死を覚悟したそうだ。

すると、どこからあらわれたのか、男がいつの間にか獣の背後におり、
両手で振り上げた石で獣の鼻先を殴りつけた。
獣はあわてて逃げて行ったという。
男は非常に汚らしい格好で、頭髪は薄いがひげの濃い、そして異様に手の長い男だった。
男は助けてやったんだから礼をしろ、と開口一番爺さんに言った。
特に酒とたばこ、味噌がほしいと言う。
爺さんは快諾し、ふもとに戻り有り金はたいて買い物をすると、男のもとに戻った。
男は切り株に座り爺さんのお弁当を食べ、カメラをいじって遊んでいた。
男はお礼の品に喜ぶと、
「また何か困ったことがあったら手土産を持ってここに来い」
と告げると早足で去って行ったという。

家族は誰も信じていなかった。

765 :本当にあった怖い名無し:2011/09/25(日) 20:01:37.22 ID:9evYXBnq0
そのあと、爺さんはろくに傷の手当をしなかったため、傷口から化膿し炎症にかかり救急車で運ばれる羽目になった。
病院でも同じ話をしたが、やはり誰も信じてくれなかったとか。
俺は信じていた。
一人っ子だったおれはじいちゃんっ子で、よく遊んでもらっていた。
母に禁止されていたが、おれはこっそり爺さんに山にも連れて行ってもらっていた。
爺さんは山に行くたびにお土産と称してワンカップの酒を持っていき、例の切り株に置いていた。
「あのヤローも多分バケモンだろ、でも恩人だからな、義理を通さないとな
それにな、こうしてここに置いておくと、次来たときにはなくなってんだよ
あいつも俺やお前の親父とおんなじで酒飲みなんだよな」
と語っていた。

あの獣について聞くと、
「あん時はやられたが、もうだいじだよ あいつの急所は鼻だってことはわかってるからな、次に見たらぶっちめて俺たちで新聞屋に売ってやろうぜ」
と言う。
しかし、あの獣や男にはそれ以来会うことはなかったようだ。

爺さんは遺言状を残していた。
爺さんの死後、それを開封すると
遺産や身辺整理などの本題以外に、俺に名指しであの山についての頼みごとが記されていた。
それは、
山にありったけの土産を持っていき、あの切り株に置いてこい
そして俺が死んだということ、俺の家族を守ってくれということを伝えろという内容だった。
皆呆れたが、まあ遺言を無下にするのも、ということで俺が代表していくことになった。
俺は友人数人に手伝ってもらい、たくさんの酒、たばこ、味噌を持って行った。
爺さんの遺言通り手紙を添えた土産を置いて俺は山を下りた。
山はそれから何年も経ったあと、開発され、ゴルフ場やリゾート施設が建った。
観光地向けの自然はきれいに残されているが、実態はゴミだらけの汚い山になってしまった。

熱心にリゾート誘致していた地元は喜んでいる。
でも、爺さんが見たら嘆くと思う。
あの切り株があったあたりももう跡形もない。
男はどうしているのだろうか、たまに思い出す。




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945 :1/2:2013/10/27(日) 12:04:51.17 ID:GnO1yTWU0
新婚旅行のハワイから帰ってきてからの話。 

私の主人はいわゆるミリタリーオタクで、主に陸上部隊の知識が豊富なんだ。 
なので、ホノルルにあるミリタリー博物館(←マイナーっぽいけどw)やミズーリなんかも行ってきた。 
展示の説明は英語で何を書いてあるのかはサッパリわからないんだけど、
外国で自国の大きな戦争の歴史に向き合うって、結構感慨深いような、神妙な気持ちになったのを覚えている。 

帰国してから、主人が元々の知識はあるのだけど急に旧日本軍に興味を持ち始めて、
書籍を色々買っちゃー読んじゃー調べちゃーなんてしていた。
その時は、まぁいつもの趣味の知識向上期間が始まったくらいにしか思っていなったのだけど、
そんな日がしばらく続いてたんだよね。
今考えてみると、海外に行って自分の国の戦争について触れて触発されたにしても、
本人曰く不思議なくらいの入れ込みようだったとのこと。

ひと月ほど経ったよく晴れた日曜日、車で昼食を食べに行ったあと、ふと、
「そういえば富士(正確には富士宮)のほうに英霊を祀った神社があったよね?行ってみようか」
という話になった。
時間は13時近くだった記憶があるんだけど、彼は運転が好きな方ではなく、
車で遠出(往復2時間以上)するときは午前中、遅くてもお昼前に出発が当たり前なので、
私が「今から?」と言っても本人は行く気満々で、その時は珍しい事を言うなぁと思った。


946 :2/2:2013/10/27(日) 12:06:50.91 ID:GnO1yTWU0
名前がわからなかったので四苦八苦しながらナビで検索して見つけて行って来た。 
神社はこじんまりとしているのだけど広々しているような、清々としていてよく手入れをされている印象。
参拝をして見て回った後、さあ帰ろうかってなった時に、いつの間にかおじいさんがいた。 
軽く挨拶をして少し話してみたら、当時の陸軍少年戦車兵学校の卒業生で、ここにはよく来ているとのこと。
姿勢もしゃべり方もしゃんとしていて、とても80ナンボのおじいちゃんには見えなかった。
(しかもチャリ漕いできていたw)

おじいちゃんの当時の学校在学中のお話を伺って、改めて参拝をして帰ってきたのだけど、
私も主人も憑き物が落ちたようになんだかサッパリした。というのが感想。
その日以来、主人は旧日本軍への興味が落ち着いた。 

色々なタイミングが運良く重なっただけなんだけど、 
時間が少しでもずれていたらあのおじいさんには出会えなかっただろうし、
縁ってあるんだなぁと感じた体験でした。
今では、ハワイに残っていた英霊さんが、
『こいつらなら自分の地元まで連れて帰ってくれるはず!』って思ってついて来たんじゃない? 
なんて笑い話になってますw

 


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76 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:50:10.75 ID:CEx7l+g40
塾講師M先生から聞いた話。

M先生が中学生の時、猫が毎日のように轢かれていた。
それを見た校長先生が、
思いつきで猫の遺体の回収・埋葬のボランティアを決意。
その場にいたM少年、
他数名の生徒にも手伝うよう要請(巻き添え)。
毎朝遺体を袋に入れて回収して、校長先生に渡していたそうな。

そして一応、校長先生に塩降られてからそのまま授業へ。
(M先生は「今思うと毎日全身塩だらけで授業受けてたwwwww」と草生やしてた)


77 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:55:52.27 ID:CEx7l+g40
ある日、手間取って遅刻寸前になり、
校長先生から「もういいからクラスに行きなさい」と塩撒きなしで出席。

その晩の事、M少年が寝ていると金縛りにあい、どこからともなく猫の鳴き声が聞こえてきた。
そして足元から大量の猫が体の上をダッシュ。
あーこれまで回収してきた猫たちか。
お礼でも言いに来たのかな。

と思うも、「みゃああああああああああああああ」という鳴き声とともに
顔まで遠慮なく踏まれていったそうな。
羨ましい
(顔を手でムニムニしながら「こんな感じだったよ」と言ってた)


78 :本当にあった怖い名無し:2014/03/06(木) 16:58:02.53 ID:CEx7l+g40
翌日からはそのボランティアもなくなったそうです。
話してもらったのが10年近く前だからあやふや。




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923 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/04(土) 14:54:34.76 ID:F7Y7vHzo0.net
以前、友人(女性)の周りで毛むくじゃらバトルが勃発していた。

発端は彼女から、
「近くにそれらしき物は何もないのに、体に毛布が当たったような感じがする。
病院で脳の検査を受けてみたが異常はなかった。どうすればいいだろう」
と相談された事だった。

仕事中だったり、あるいはスーパーで買い物している時だったり、体にモフッとした何かがぶつかる感覚がするのだという。
そしてその現象は決まって空腹を覚えた時に起こる。
体に異常がないのなら心霊現象なのかもしれないが、私も友人も視える訳ではないので何ともしようがない。
母に相談したら、旅行ついでに神社へお参りに行ったら?気分転換にもなるし、と。

旅行中に立ち寄った小さな神社で、
境内を掃き掃除中の神主さんが梅干しでも食べたような表情をして私達から顔を背けた。
唇を固く結んで肩を震わせながら咳き込み、
明らかに笑いを堪えている。
もしやと思い話を聞こうとして近寄ったら、「ンフゥッ」と変な声を出されてしまった。

社務所でお茶を頂きながら神主さんに伺った所、
ボクシング用の赤いグローブを付けたタヌキと、青いグローブを付けたアライグマが殴り合いの喧嘩をしている。
どちらも丸々肥えていて非常に暑苦しい。
「毛深すぎて分からない」との事で性別は不明。


924 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/04(土) 14:55:48.47 ID:F7Y7vHzo0.net
殴り合いといってもお互い四足歩行の生き物、
後ろ足でバランスを取る事に必死なため渾身の一撃すら滅多に当たらず、運よく当たったとしても大したダメージにはならない。
喧嘩がヒートアップするにつれ友人の肩から頭上、腰、足元と移動していき、時折彼女の体にどちらかの尻尾や尻がぶつかってしまうのだという。
友人を悩ませている現象の正体はそれだった。

そして喧嘩の原因は「何を食べるか」だった。

普段は仲睦まじい二匹だが、食べ物の好みが微妙に違う。
例えるならこし餡派とつぶ餡派のような、些細だが根深い問題。

タヌキ「これがいい」アライグマ「あれがいい」→食い意地の張っている二匹はどちらも譲らない→戦じゃああああああ

大まかに言えばそんな図式だそうだ。
守護霊のようなものですか?という問いに対しては、
「きっとそうなんじゃないかな。僕にはよく分からないなあ。神主だからね」とのお言葉。

なんとも言えない気分のまま旅行から帰って数週間後、友人から連絡があった。
暫くは相変わらずの状態だったそうだが解決したらしい。
曰く
「喧嘩やめないなら私ダイエットするからね!毎日玄米とササミと野菜だけにするから!って言ったら起こらなくなったよ」

旅行から半年程経った今、稀に例の現象が起こるものの「ダイエット」と呟けばすぐに収まるようだ。


932 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/04(土) 16:29:04.85 ID:iLZdo5ig0.net
何故タヌキとアライグマなのかは分かりません。
友人は以前カナダに旅行した事があり、向こうには沢山アライグマがいるよと話してくれたのですが、
轢かれていたのを助けたり餌付けしたりといった出来事は一切なかったようです。
タヌキも同様で、野生動物を目撃する程度との事。

神主さんが言うには、尻尾が縞模様で眉間に黒い筋がある、明らかにアライグマだと。
ムジナが化けていたりするんでしょうか。



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92 :本当にあった怖い名無し:2011/06/23(木) 08:07:49.57 ID:MKk0lPSa0
旦那の話。 

現場監督なんだけど、縁あって呼ばれる地域がある。 
まぁ、シビアな現場が多いようなんだけど、必ず工事が始まるまでに家族で挨拶に行く。 
お酒まくと、安物のカップ酒なのになぜかすごいいい香りが辺りに立ちこめたり、
その日に猛烈に食欲が出て大食いしたり、色々不思議なこともある。それはそれで楽しいのでいいんだけど。 

その中で工事現場近くに朽ちかけの祠があって、旦那が気になるらしく、ちょくちょく祠をみに行っていた。 
そのまま土に還りそうな勢いだったような荒れ方だけど、旦那は気に入ったようで、
お酒や御菓子供えたり、ぼーっとしてみたりと、息抜きに見にいってたとか。 
あまりちょこちょこ行くので、そこの土地持ってる人が気にしたらしく、
最近では行くたびに朽ちかけの木の祠が石作りに代わり、草ぼうぼうが手入れされ、お供え物もされるようになったとか。
面白いのは、その祠が改善されていくたびに、そこの家がどんどん立派になっていくらしい。 
最近はその土地持ちさんの家に隣接して新しい家が建ち、にぎやかな子どもの声が響くようになって、
賑やかで、栄えてる感じがして非常に微笑ましいそうだ。 

土地神さんは大事にすると良いことあるよ、ってお話。

 


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