【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:いい話



73 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/02/01(月) 11:49:41.28 ID:PsaYhUMN0.net
一時期神が憑依したと思いたくなるような不思議体験はしたことある。

ちょっと買い物にでも行こうと思って外に出たら、蛾のような生き物が人の顔の周りを何周もグルグル飛び回ってた。
しつこいし気持ち悪いから、手で払いながら「虫は嫌だ、何があっても虫だけは愛してやれない」と言ったら、
背中のほうから『そんなかわいそうな事をいうな、1度触ってみろ可愛いぞ』みたいなこと言ってきたけど、
「虫は嫌だ、飛ぶ虫は特に嫌だ」と逃げるようにその場を離れて歩いた。
すると今度は赤とんぼが人の周りを何度もくるくる回って、
そして触れといわんばかりに地面にじーっと止まってるから、恐る恐るトンボの羽と腹をのあたりを触ってみたんだけど、
なんかそのとんぼ不自然なほど大人しいとんぼで、どんなに人が触っても全く逃げようとしない。
こんな人になついた虫がいるものなのかと驚いてたら、
また背中のほうから『どうだ可愛いいもんだろ』と、なんか嬉しそうな声も聞こえてきた。

あと、携帯の待受にしてた高天彦神社の画像を見たときも嬉しそうだった。
『この神社は本当にいい所だから1度行ってみろ』とオススメされたよw





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205 :可愛い奥様:2010/07/01(木) 14:14:30 ID:iEHLOr6w0
不思議な現象に入るか微妙なんだけど。

合コンで旦那が遅刻してきた時、彼の周りだけ白金ぽいんだけど、電気みたいな光に包まれて登場してきた。
神様かよ!って思う位に光ってて、
それと同時に何故だか「この人の子供を産む」と本能で感じとってしまった。

実際、1発やったら妊娠しちゃって無事出産したんだけど、
これまた旦那にそっくりで、出てきてすぐ赤子に触ってタイムの時に見たら、
同じような光に包まれてて思わず吹き出してしまった。


206 :可愛い奥様:2010/07/01(木) 15:29:10 ID:jZ0BEo290
>>205
私の場合、出会いはスローモーションだったよ。

高いところから転落したとか、事故に遭ったことのある一部の人には感覚をわかってもらえると思うけど、
あれと同じで急にスローモーション状態になって、
夫と目が合った瞬間「やだ、私この人と結婚するわ~」と、まだ好きになってもいないのに確信した。

それは若かりし頃、芸能人に憧れて「この人と結婚する!」みたいに根拠なく思い込んでたのとは明らかに違う、
昔からの約束のような感じがした。


207 :可愛い奥様:2010/07/01(木) 15:34:17 ID:JBEELY6Z0
>>205-206
話には聞くけど、そんなことって本当にあるんだね
素敵

旦那様とはずっとラブラブですか?


209 :可愛い奥様:2010/07/01(木) 16:44:00 ID:jZ0BEo290
>>207
つきあってすぐ、馴れ合いとはまた違ってすぐ馴染んだというか、
お互いずっと一緒だった、一緒にいるのが当然という感覚になりました。
子供ができるのが遅くなってしまったので、来世は10代で結婚しよう!と約束しています。


210 :可愛い奥様:2010/07/01(木) 16:51:38 ID:iEHLOr6w0
>>206
昔からの約束って感じよくわかるわ。
うまく言えないけど、初めて会ったのにすごく前から知ってたような、匂いや、しぐさがなどが全部シッポリはまるんだわ。

>>207
結婚して12年経つけど、私は旦那が今でも大好きだ。




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俺小さい頃母親に軽い虐待っぽいものを受けてたのね。

でも当時小さくておまけに母子家庭で一人っ子だった俺は
他の家の家庭環境なんて分からないし
同い年の子がどういう風に親と接してるかも分からなかったから
きっと他所の家族もこんなもんなんだろうなぁ位にしか思わなかったから
誰かに言ったりもせずに普通に幼稚園とかも行ってたの。

で、たぶん6歳くらいの時に母さんが仕事を辞めたから
二人で母方の実家に住むことになった。

その爺ちゃんちってのが
親戚の中で分家本家とかあるうちの本家の方で、
家に大きな神棚みたいなのがあって
そこに神様が居たの。

神様って言ってもお化けとか
普通の人には見えないとかそういうのじゃなくて、
なんていうか神様の本体みたいな。

分家にはそれをかたどった偽者みたいなのがあるらしいんだけど、
爺ちゃんちは黒塗りでちっちゃい観音開きの縦置きにした棺みたいなのに
その神様が入ってるのね。

でもその神様は女の人がお世話をしちゃいけないみたいで、
毎年決まった日にその家の男の人が中から出して世話をするのがしきたり。

俺には父さんが居なかったから
自動的に次に世話をする役目につくのは俺って言う事になる訳で、
爺ちゃんはそれが嬉しかったんだか
ノリノリで神様のことを小さい俺に説明してくれたりしてた。

俺は神様が
可愛くて小さい家族みたいなイメージで大好きになって、
(女の子でいうとぬいぐるみみたいな感じ)
幼稚園から帰ってきては神様に向かって話をして
庭で花を摘んでは家の裏にあるお稲荷さんとその神様にお供えしたりしてた。

ある日、爺さん婆さんが居ないうちに
母さんが俺にプチ虐待をしてくるような事があって
(喜ばれる話じゃないから具体例割愛するね)

でも俺は虐待って認識はなかったから、
凄く怒られたくらいの捉え方で
家の裏のお稲荷さんの祠まで逃げてそこで泣いてたんだ。

で、俺はいい事を思いついた。

母さんのことを神様たちに相談することにしたの。

俺は泥で作った団子と花とお金とをお稲荷さんと神様に供えて

「母さんが許してくれますように、
俺の事もっと好きになって優しくなってくれますように」

ってお願いした。

でも当然そんな事をしたぐらいで事態が良くなる事はなくて、
むしろ仕事を始めたばかりでストレスが溜まってたのか
母さんのプチ虐待は頻度を増してった。

次第に爺さん達も俺の痣とかを怪しみ始めてて、
子供心にもこれはやばいと思った俺は
毎朝毎晩お供え物を持って何度も何度もお願いした。

そしたら2週間くらいたった頃、
明け方早くに目が覚めることが多くなって来たんだ。

物音がしたような気がしてはっとして起きるけど
音なんて全然鳴ってない。

そんなことが何日も続いた。

そしてある日の朝、
3時か4時位にいつものように目が覚めてしまった俺は
おしっこがしたくなって、
便所に行くついでに神様に挨拶をしに行くことにしたんだ。

それで縁側の廊下を歩いてたら、
庭に誰か居ることに気づいた。

障子を開けてみると、
見た事ない白緑の着物を着たおじいさんが
庭にある焼却炉の上から俺をじっと見ていた。

おじいさんは俺と目があった事に気づくと、
にこっと笑って頷き俺に向かって何かゆっくり喋った
(ガラスが閉まってたから声は聞こえない)

俺はきっと近所の神主さんか何かなんだろうと思って、
お辞儀をしてそのまま便所に行って寝たんだけど、
それから何日も経たないうちに母さんが倒れた。

原因は職場のストレスらしかったけど、
胃がおかしくなったみたいで
2週間かそのくらい入院していた
(たぶん精神科とかにも行ってたんだと思う)

2週間後、
退院して帰ってきた母さんは
それこそ人が違ったかのように俺に優しくなっていた。

というか、母さんじゃなくなってた。

もう明らかに違う。

見た目とか声とかは変わってないんだけど、
俺に対する態度とかはまるきり別人だった。

まず呼び方が変わっていた。

以前は下の名前でそのまま読んでいたのに
帰ってきた母さんは俺をゆーちゃん(本名がゆうすけなんです)なんて呼びはじめて、
おまけにいきなり料理が作れるようになったり
手を繋ぎたがるようになったり
昔はありえなかったのに一緒に買い物に連れて行ってくれたり
オムライスの字とかまで書いてくれたりするようになった。

でも、その代わりに俺の好きな物とか好きな色とかは忘れてる。

もともと知ってる方ではなかったけれど、きれいさっぱり。

母さんがくれた押し花を見て

「ゆーちゃん押し花が好きなの?
お母さんも押し花やってみたいな^^」

とか
(俺が知ってる母さんの唯一の趣味が押し花なのに)

そしてそれから13年間、
今に至るまで母さんはそのままだ。

虐待の事はそもそも俺と母さんしか知らなかったんだけど
そのことに関してもまるきり忘れたみたいな感じだった。

もちろんそれから殴られたり蹴られたりもしなくなった。

これは俺の勝手な想像だけど
神様は別の誰かを母さんの中に入れたんじゃないかと俺は思ってる。

だとしたら最初に母さんの中に入ってた本物の母さんはどこに行ったんだろう。

俺ももうそろそろ20歳。

神様のお世話をする年齢が間近に迫った今、それが毎日気になって仕方がない。 





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