【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:オカルト




431 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/22(日) 01:49:52.05 ID:9TGqBOY30.net
深夜ドライブの帰りの早朝に必ず立ち寄るお寺の住職から聞いた話なんだが、
今ここで何故そんな話をわざわざ書き込むのかは問わないで欲しい。

住職が言うには寺の業として、今でも『御祓い』の依頼は多かれ少なかれあるそうだが、
住職が言う『御祓い』はちょっとわけが違う。
お寺には必ず本堂とは異なり、少し奥まったところに小さな御堂があって、そこで行われる『御払い』がある。
年々増加も減りもしないそうだが、『ひきつけ』や『憑かれ』にかかった人のための『御払い』があるらしい。
その奥まった小さな御堂こそが代々から継がれたもので、
お寺にとっては本堂よりも重要な場所で、一般者は絶対に近づけない工夫がされている。
『御払い』はそこで深夜に行われるのだが、昨今若者達の肝試しなどでその御堂に引き込まれるケースがあるそうだ。
『引き込まれる』というのは、つまり『憑かれる』ことを意味し、憑かれたものを『憑かれ人』や『お憑かれさん』などと呼ぶ。
技術も発達したこの世の中にそんな風習じみた事と思うだろうが、
原因不明の病はこの『御払い』で清められることも実際にあるらしい。

深夜のお寺に行くのであれば、くれぐれも奥の御堂には訪れないように。












小学校低学年の頃の話

お盆の頃、うちの両親に用事があって、オレはじいちゃんの家にしばらく預けられることになった。

じいちゃんの家はド田舎、周りは山ばっかで遊ぶトコがまったくないような辺境地帯にあって、
じいちゃんはそんな辺境のド田舎でばあちゃんと一緒に暮らしていた。

最初、両親と離れて暮らすことに不安があったんだけど、時期に慣れて、
慣れたら慣れたで、田舎生活は案外楽しかった。

ただ怖いこともあった。夜になると、ほんとに周りが真っ暗になるんだ。
これが怖かった。だから、オレは夜になると、絶対にひとりになりたくなくて
いつもじいちゃんとばあちゃんの近くにいるようにしていた。

じいちゃんもばあちゃんもその辺りは察してくれてたみたいで、
ひとりきりって状況になることはなかった。風呂はじいちゃんと一緒に入ってたし
寝るときは、じいちゃんとばあちゃんがオレを真ん中になるように布団を並べて
一緒に寝てくれた。

ある日のこと、オレはいつものようにじいちゃんとばあちゃんと一緒に寝ていた。

バサッと布団がめくれる音がして、オレは目を覚ました。目を横にやると
じいちゃんが起き上がり、そのままソロソロと部屋を出て行ってしまった。


(トイレかあ……)

じいちゃんの足音はトイレに向かってるのはわかる。
蛍光灯の薄明かりの中、さて寝ようかと布団を被ろうとしたとき、
床の間に飾ってあった鍾馗さまの掛け軸が目に入った。

ギョロリとした鍾馗さまの大きな目が動き、オレを睨みつけた。
その目の迫力に思わず身体が固まると、今度は掛け軸から毛むくじゃらの太い腕が
オレの頭のトコまで伸びてきて、手に持っていた刀の鞘でオレの頭をポカリと叩いた。

ここまで来るとオレも限界で、「うわああ!」って大声を出して
布団から飛び起きてしまった。

「なんだ!どうした!」

バタバタと音がして、じいちゃんが大急ぎで部屋に戻ってきてくれた。
ばあちゃんも何事かと大慌てで飛び起きて、部屋の明かりを付けてくれた。

オレはじいちゃんとばあちゃんに事情を説明した。
床の間の鍾馗さまに頭をポカリと頭を叩かれたと

「ああ、わかった。ちょっと待ってろ」

じいちゃんは床の間に飾ってある掛け軸を床の間から外してくれた。
オレは怖くて仕方なかったから、じいちゃんが床の間の掛け軸を片付けてくれている間、
ずっとばあちゃんに抱っこしてもらい、絶対に床の間を見ないようにしていた。

片付けが終わった後、オレはじいちゃんとばあちゃんと同じ一緒の布団で寝ることにした。
怖ったけど、眠気には勝てなかった。オレは直に眠ってしまった。

次の日、じいちゃんはえらく怒っていた。

「〇〇(オレの名前)の大事な頭を叩くなんて許せん!懲らしめてやらんといかん」

じいちゃんはそう言って、オレを庭に連れてきた。
庭には、ばあちゃんがいて、小さな七輪に火をくべていた。

「〇〇はソコに座り」

じいちゃんはオレが縁側に座るのを見ると、家に戻っていった。
しばらくして戻ってきたじいちゃんは手にフライパンとクルクルと巻かれた
掛け軸を持っていた。

「〇〇、ようみとき、じいちゃんがこらしめてやるからな」

じいちゃんは庭に出て、七輪の上にフライパンを置くと、
フライパンの中に刻んだ鷹の爪を放り込んだ。

燻され鷹の爪からモクモクと黒い煙が立ち昇ると、
じいちゃんは手に持っていた掛け軸を立ち昇る煙の中に入れた。


コホン…コホン…

掛け軸から小さな音がした。なんか咳みたいな音だった。
立ち昇る煙が勢いを増し、猛々とした黒い煙が立ち昇るのに合わせて
ゴホッゴホッ!と咳みたいな音も勢いを増していく。

突然、丸めた掛け軸がプルプルと上下に小刻みに震えて、
掛け軸の穴から細長い灰色の毛をした生き物みたいなのが出てきた。

それがポトリとフライパンの上に落ちると、ビョンと飛び上がって
大慌てでどこかに行ってしまった。

「〇〇、今の見たか?」

じいちゃんが縁側に座るオレを見た。オレは首を何度も縦に振った。

「イタチがイタズラしにきたんよ、もう大丈夫、これに懲りて二度と来んよ」

じいちゃんは立ち上がって、ヒュルヒュルと掛け軸を開いた。
そこには、二匹の鶴と赤い日輪があった。

「鍾馗さまに化けようなんて、罰当たりなイタチやな、だからこんな目に合うんだ」

じいちゃんはそう言って、ばあちゃんと一緒に笑ってた。
オレはというと目の前で起きた出来事があまりに不思議だったんでポカーンとすることしかできなかった。


今では懐かしい話、細かいトコは忘れてるけど、大体こんな感じの出来事だった。
あまり怖い話じゃなくて、ごめんなさい






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100
初カキコ よろすく
先輩から聞いた話なんだが、ある日 先輩がお父さんと車に乗って走ってたら
イタチか何かを轢いてコロしてしまったらしい。

その日以来お父さんが獣に取りつかれたように狂ってしまったらしくて。
(その場で聞いてた先輩の同級生も「そんなこともあったね」と相槌。)

で、お父さんが狂ってから数日後の朝、夢を見たらしい。

その日(イタチを轢く前)の数日前くらいに愛犬が死んでしまってたんだが、
その愛犬がイタチを口にくわえて、どこかに走り去って行ったんだって。
その日からお父さん、正気に戻った。ってあんまり怖くない話でスマソ。犬カワイス


101
>>100
動物の中にも呪いやすい動物とかいるんかなあ?
それにしても犬えらい。


102
>>101
うーん、呪いやすい動物・・・、なんか嫌ですね、ソレ;
先輩の家も結構いろいろあるようなんで、そういった環境からもきてるんだろうと思う。
そもそも自分の住んでる町自体がちょっとおかしいですから・・・。


105
動物の像がある神社も祟られる恐れあり。
願叶ったら、お礼しないと危険。


121
>>100
神社とは取引するな、って話は聞いた事あるな。
「もし願いがかなったら、○○します。」って頼み方はしちゃいけないって。
普通に、「願いを叶えてください」だけでいいらしい。

前者の頼み方だと、うっかりお返しを忘れると祟られる可能性あるけど、
後者の頼み方だと、約束はしてないのでお返し忘れても怒りはしないらしい。


142
そうなんですか!?神社と取引しちゃいけないのか。知らなかった・・・。
地元に神社3つあるけど、その中に亀?をまつってる神社とかあるなぁ。
もうひとつが水神様、あとひとつがお稲荷様。ちなみにお稲荷様は神社というより、
山道歩いてたらいきなり鳥居がぽつーんって出てくるくらいの。

イタチを轢きコロした場所はたしか、その亀の神社近くだった気がします。
あまり関係ないかもだけど。。。


145
>>121
神社と、っていうよりも神様と、だと思う。
こういう事言うとアレな人だと思われるけど、オカ板だから言っちゃうけど
ある程度以上のクラスの存在はこちら(人間)を見てはいてもあまり意に介していない。
国津神の最高位の方なんて、多分全くこちらを見てもいない。

人間と取引しようとする、という時点で低級な存在なんだと思う。
と、色々な場所で色々な存在と接するうちに考えるようになってきた。

だから「拝めば救われる」とか言ってる人たちは
本当の存在に触れたことがないんだろうな、ってしみじみ思うよ。


154
>>145
神様ってそんなものなんですかね。
学業の神様とか振り向いてくれないんでしょうか(笑
色々な場所で色々な存在と接するうちに~ って
そっち関係の方なんでしょうか・・・?霊媒体質とか?


155
全然特殊系の人ではなく、ただの一般人です。
パワースポットとかも自分から行った事はないですし。
屋久島に住んでいたことはありますが、パワースポットとか全く知りませんでしたし。

でもまあ、山深く獣道でさえないような所を独りで歩き回ってたら色々遭遇しますよ。
大体はこちらを見ているだけですが、山ノ神で明らかに拒絶の意識を向けてきた方もおられたなあ。
(当方、女なので…)そこに行った時だけ雨が降る、ということもありましたし。
そういう場所には用が有る時以外は近づかないようにしていましたが。

最高位の方は2年前の遷宮祭の時に遇々遭遇しました。
仮神殿も本殿も静かなもので
「まあこれだけ人間が来ているし、こんな大きな宮ならそんなもんなのかな」
と思っていたら神楽殿の方に居られました。もの凄くご機嫌さんな感じ。

山や野にいる方々とは明らかに格が違っていて、「神気」と感じたのはそれが初めてでした。
あんまりにも凄かったので離れてから旦那(とある神様が憑いているらしい。呪われているとも)に
「なにか特別良い事でもおありになったのかな、それともいつもあんな方なのかな」
と聞いてみたら
「本当に凄い方は、いつでも凄いから…」とのことでした。

でも伊勢神宮に行った時は本当になんにも感じなかったので、やっぱり相性があるのでしょうかね。


160
>>145
神様ってそんなに器が小さくないから、別に見返り期待しなくても
気が向けば願いを叶えてくれるだけの力は十分にある。
だから変な約束をしてそれを破るという行為自体が良くないんだろう。

あと、願い事があるとき以外はあんまり神社に行くな、って話も。
まあ近所に住んでる人達なら神様にとっても身内みたいなもんだからあんまり気にしないらしいが
願掛けとかの用事がないのに遠来者が社領にずかずか入り込むと、あまり気分が良くないらしい。
観光地化してる場所だと神様も慣れてるとは思うけど。





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私の若い頃の話ですが、暇な方がいらっしゃったら聞いてやってください。

私の住んでいた島には天狗の道、蛇の道、天狗の棲家、まいしんきょう跡?などと呼ばれる道がありました。
名称は違えど同じ場所を指すのですが、その道は夜間になると通ってはいけない道となります。
2車線ほどの幅で3区画に分かれている島の地区を結ぶただの道なのですが、そこを通って家に帰ると親にバレて叱られます。

私の場合は祖父が親代わりだったのでよく叱られました。

はじめて蛇の道に行ったのは高校生になってすぐ。島の特権というかなんというか。私達は高校生になると親から原付がもらえます。(男だけ)
原付を与えられた高校生が一番はじめにする事は、女を乗せてドライブ。

大人に見つかると島中に噂が広まって「家に連れてこい」だのやいのやいの言われるので
まだ付き合ってすらいない状態であったりとか、別に気がない子を乗せたりもするので誰にも見つからない蛇の道へ行きます。
夜間は高校生にとって最高のたまり場です。大人は来ません。
蛇の道に居るとバレていたとしても絶対に大人は来ません。

学校が終わるとやることが本当に釣りくらいしか無いのでみんなそうして楽しんでいました。
不良もそうでないやつもみんな混じって喧嘩一つ無く

そして帰ったら怒られる。
夜中に帰るから怒られるんだとばかり思っていました。でもそれは違いました。

ある日、友人宅に泊まっていました。いつも蛇の道から帰る時刻は朝4時なのですが
その日も家に忘れ物(PSのソフト)を取りに帰った時刻も4時頃だったと思うのです。
しかし祖父には怒られませんでした。
泊まりに行くとか一言も言っていないのに普通に「おかえり」と言われて家に上げられました。

いつもなら塩をぶっかけられて月桂冠を庭に置いておくのに…と。

違和感を感じた私は祖父に聞きました。

「なんで蛇の道行った日と行ってない日がわかるの?」と。
そしたら祖父は「カラスがついてきてないから」と答えました。
そんなの気にしたこともなかったので少しぞっとしました。


なぜいけないか理由

そこは人に聞いても意見が様々なので端折って書きました。

・神聖な場所だから
・憑物を拾ってくるから
・狐に化かされる
・カワウソに騙される
・ヘビに喰われる
・めちゃくちゃでかい影の化物に襲われる
・天狗様が食事をするところだから(天狗なんて見たことないけど)

統計は取っていないけれど、一番多かったのが天狗様が食事をする所だからというのが多かったように思います。
特に天狗の伝説とかがあるような地域じゃないのでなんとも言えませんが。
夕方に道端のヘビをカラスが咥えて立ち去るのは何度か見たのでそういうのが関係しているのかなぁと思ったり思わなかったり。

先輩が信心深い人で氏んだ蛇の供養のために
蛇の道に入る前の大きな丸っこい岩に毎日葉っぱを置いてから入ると言ってましたからヘビに喰われるというのはそれが関係しているのかもです。

狐とかカワウソに化かされるというのは町内のマイク放送で朝方に迷子(老人だけど)の捜索を手伝え~みたいなのが過去に何度かあるんですが
2件経験したことがあって2件とも蛇の道で見つかってるのでそういうのが関係しているのかなぁと思います。

18年住んで狐もカワウソも見かけた事ありませんし、蛇に喰われたって人も聞きませんし、影の化物も見たことないですし
誰も憑物があると言われたこともないので全部迷信じゃないかなぁと思ってます。

でもカラスが毎回ついてきてると聞いた時は怖かったです。







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492 :可愛い奥様:2010/04/22(木) 00:48:18 ID:O3HVQN8KO

友人の話。
4ヶ月の子供が寝ているベッドからすごく楽しそうな笑い声がするから見に行くと、
ベッドの下に猿みたいな顔で、黒目がちなのか空洞なのかわからない目をした小さな人がうずくまってたそうな。
友人が咄嗟に子供の名前を叫んで駆け寄ると、「聞いた聞いた」と猿が言った。
旦那から姑に話が行き、子供のお宮参りをした神社の人(名称失念)が来ることになった。
神社の人が祝詞?を唱えると、掃除したはずのベッドの下に真っ黒で少し油ぎった大きな綿ぼこりが見つかり、
それを焼くと「もう大丈夫」と神社の人は笑ったそうな。

504 :可愛い奥様:2010/04/22(木) 23:55:29 ID:O3HVQN8KO

>>492です
私も聞いた時ゾッとした、幽霊どころか妖怪じみてるよね。
神社の人は「たまにありますが、産土神(お宮参りした所の神)様は強いので心配いらない」と言っていたそう。ウトメGJw
その子はとても元気で名前もそのまま、もうすぐ1歳になる。
綿ぼこりはその場で燃やして、燃えカスは神社に持って帰ったと。異様に臭かったそうだ。



505 :可愛い奥様:2010/04/22(木) 23:58:14 ID:BCQU/Jv60

>>504
その正体がなんだったのかは教えてくれなかったの?
妖怪?心霊?気になる~


511 :可愛い奥様:2010/04/23(金) 15:13:00 ID:XR9B/Yzk0

>>504
本当にそんなことあるの?非現実すぎて想像付かない
否定派ではないけど、もう少し詳しく聞いてみることってできないかしら


514 :可愛い奥様:2010/04/23(金) 19:45:19 ID:4WKpcPxXO

>>505
>>511
私が聞いたのは、
「姑が『誰かが恨んでいるのですか?』と聞くと、『ちょっかいをかけに来たんですな』と神社の人は笑った」
という事だけだったんだ。
最近このスレを読むようになって、ふと思い出して書き込み、
正体やら真偽やら友人にもう一度詳しく聞いてみようとも思ったんだけど、
なんせ子供の事だからちょっと遠慮しちゃって…
姑の発言や突っ込んで聞かなかった(聞いたなら話すと思うんだけど)とこを見ると、
旦那側に何かあるの?と邪推しそうになるんだけどw
嘘なら嘘で、その方が良いなと思う程気持ち悪い話だし。
ごめんね、お役に立てなくて…orz




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