【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:妖怪




322 :可愛い奥様:2011/08/25(木) 21:12:44.12 ID:tiDywMZhO
お昼にうたた寝してたら、ピチャピチャパクパクという金魚が水面で口をパクパクさせる音がやけに耳についた。
実際に隣のリビングで金魚を飼っているので、「餌やり忘れたっけ?」とドア開けたら、
妖怪小豆とぎみたいなオッサンが中腰で立って「ピチャピチャパクパク」言っていた。
驚いて叫んだら「よろず」と言って消えた。

私の夏バテは思ったより酷かったみたい…
金魚は水草の中に潜んでた。


331 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 15:37:02.98 ID:5WktKCn40
>>322
「よろず」じゃなくて「よろすぐ」じゃないの?
多分、似たのが境港の妖怪ロードの銅像の中にいるw

私も多分妖怪かな、というのを何度か見た事あって、
案外、普通に世間に上手く紛れてるのかもなぁと思う。
いや、私も夏バテ酷いんだな


333 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 15:46:40.79 ID:hwE+W9Vy0
蛭子さんも実はそうだしね


334 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 17:51:58.38 ID:FmySNso60
>>331
妖怪って幽霊とかより夢があるよね
どんなの見たのか書いて欲しい



336 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 21:03:46.07 ID:9bpoPqUb0
蛭子さんw
元はヒルコだもんね、近くは無いけど遠くも無いか。

じゃ蛭子さんみたいな妖怪?と言うか神様(多分)に会った話。
父が倒れて半身麻痺になってしまい、急に何故か某神社に参らなくちゃと急に思い立ち、
行った事も無い電車で一時間半離れた神社に向かった。
そこは年に一度の有難い神事の最中で、私も手口を清めて列に並んでいると、ちっこい爺さんが割り込んで来た。
正直、チッと思いつつも神様の前だし邪念イクナイと思い黙ってた。

で、自分の順番になり、ちっこい爺さんと並んで神様に手を合わせると、
横で爺さんが「お前の親父はまだ大丈夫」って言い出したの。
はぁ?と思って横を向いて爺さんの顔を見ると、爺さんの白目が無い!
何ていうか、回転寿司CM宇宙人の目みたいな感じで、服もボロいしちょっと臭う以外は普通の爺さん。
動揺してると、爺さんに覆い被さるように次の参拝者が横に来て爺さん消えた。
横に来た人は爺さんの存在なんて無視してて、見えていないようだった。

折角だし御守りも買おうと社務所に行くと、さっきの爺さんが巫女さんと談笑中!
ナニコレ怖い、と思ってたら爺さんが巫女さんに「あ、ネエチャンあの人に緑の御守あげて」とか言ってる。
もう目が点でね、何なのコレ~~~てな感じなってたら、
巫女さんに満面の笑顔で「今のウチの神様なのw見えたんですネwwっ」て・・・
という事があったような無いような




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小学校低学年の頃の話

お盆の頃、うちの両親に用事があって、オレはじいちゃんの家にしばらく預けられることになった。

じいちゃんの家はド田舎、周りは山ばっかで遊ぶトコがまったくないような辺境地帯にあって、
じいちゃんはそんな辺境のド田舎でばあちゃんと一緒に暮らしていた。

最初、両親と離れて暮らすことに不安があったんだけど、時期に慣れて、
慣れたら慣れたで、田舎生活は案外楽しかった。

ただ怖いこともあった。夜になると、ほんとに周りが真っ暗になるんだ。
これが怖かった。だから、オレは夜になると、絶対にひとりになりたくなくて
いつもじいちゃんとばあちゃんの近くにいるようにしていた。

じいちゃんもばあちゃんもその辺りは察してくれてたみたいで、
ひとりきりって状況になることはなかった。風呂はじいちゃんと一緒に入ってたし
寝るときは、じいちゃんとばあちゃんがオレを真ん中になるように布団を並べて
一緒に寝てくれた。

ある日のこと、オレはいつものようにじいちゃんとばあちゃんと一緒に寝ていた。

バサッと布団がめくれる音がして、オレは目を覚ました。目を横にやると
じいちゃんが起き上がり、そのままソロソロと部屋を出て行ってしまった。


(トイレかあ……)

じいちゃんの足音はトイレに向かってるのはわかる。
蛍光灯の薄明かりの中、さて寝ようかと布団を被ろうとしたとき、
床の間に飾ってあった鍾馗さまの掛け軸が目に入った。

ギョロリとした鍾馗さまの大きな目が動き、オレを睨みつけた。
その目の迫力に思わず身体が固まると、今度は掛け軸から毛むくじゃらの太い腕が
オレの頭のトコまで伸びてきて、手に持っていた刀の鞘でオレの頭をポカリと叩いた。

ここまで来るとオレも限界で、「うわああ!」って大声を出して
布団から飛び起きてしまった。

「なんだ!どうした!」

バタバタと音がして、じいちゃんが大急ぎで部屋に戻ってきてくれた。
ばあちゃんも何事かと大慌てで飛び起きて、部屋の明かりを付けてくれた。

オレはじいちゃんとばあちゃんに事情を説明した。
床の間の鍾馗さまに頭をポカリと頭を叩かれたと

「ああ、わかった。ちょっと待ってろ」

じいちゃんは床の間に飾ってある掛け軸を床の間から外してくれた。
オレは怖くて仕方なかったから、じいちゃんが床の間の掛け軸を片付けてくれている間、
ずっとばあちゃんに抱っこしてもらい、絶対に床の間を見ないようにしていた。

片付けが終わった後、オレはじいちゃんとばあちゃんと同じ一緒の布団で寝ることにした。
怖ったけど、眠気には勝てなかった。オレは直に眠ってしまった。

次の日、じいちゃんはえらく怒っていた。

「〇〇(オレの名前)の大事な頭を叩くなんて許せん!懲らしめてやらんといかん」

じいちゃんはそう言って、オレを庭に連れてきた。
庭には、ばあちゃんがいて、小さな七輪に火をくべていた。

「〇〇はソコに座り」

じいちゃんはオレが縁側に座るのを見ると、家に戻っていった。
しばらくして戻ってきたじいちゃんは手にフライパンとクルクルと巻かれた
掛け軸を持っていた。

「〇〇、ようみとき、じいちゃんがこらしめてやるからな」

じいちゃんは庭に出て、七輪の上にフライパンを置くと、
フライパンの中に刻んだ鷹の爪を放り込んだ。

燻され鷹の爪からモクモクと黒い煙が立ち昇ると、
じいちゃんは手に持っていた掛け軸を立ち昇る煙の中に入れた。


コホン…コホン…

掛け軸から小さな音がした。なんか咳みたいな音だった。
立ち昇る煙が勢いを増し、猛々とした黒い煙が立ち昇るのに合わせて
ゴホッゴホッ!と咳みたいな音も勢いを増していく。

突然、丸めた掛け軸がプルプルと上下に小刻みに震えて、
掛け軸の穴から細長い灰色の毛をした生き物みたいなのが出てきた。

それがポトリとフライパンの上に落ちると、ビョンと飛び上がって
大慌てでどこかに行ってしまった。

「〇〇、今の見たか?」

じいちゃんが縁側に座るオレを見た。オレは首を何度も縦に振った。

「イタチがイタズラしにきたんよ、もう大丈夫、これに懲りて二度と来んよ」

じいちゃんは立ち上がって、ヒュルヒュルと掛け軸を開いた。
そこには、二匹の鶴と赤い日輪があった。

「鍾馗さまに化けようなんて、罰当たりなイタチやな、だからこんな目に合うんだ」

じいちゃんはそう言って、ばあちゃんと一緒に笑ってた。
オレはというと目の前で起きた出来事があまりに不思議だったんでポカーンとすることしかできなかった。


今では懐かしい話、細かいトコは忘れてるけど、大体こんな感じの出来事だった。
あまり怖い話じゃなくて、ごめんなさい


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私の若い頃の話ですが、暇な方がいらっしゃったら聞いてやってください。

私の住んでいた島には天狗の道、蛇の道、天狗の棲家、まいしんきょう跡?などと呼ばれる道がありました。
名称は違えど同じ場所を指すのですが、その道は夜間になると通ってはいけない道となります。
2車線ほどの幅で3区画に分かれている島の地区を結ぶただの道なのですが、そこを通って家に帰ると親にバレて叱られます。

私の場合は祖父が親代わりだったのでよく叱られました。

はじめて蛇の道に行ったのは高校生になってすぐ。島の特権というかなんというか。私達は高校生になると親から原付がもらえます。(男だけ)
原付を与えられた高校生が一番はじめにする事は、女を乗せてドライブ。

大人に見つかると島中に噂が広まって「家に連れてこい」だのやいのやいの言われるので
まだ付き合ってすらいない状態であったりとか、別に気がない子を乗せたりもするので誰にも見つからない蛇の道へ行きます。
夜間は高校生にとって最高のたまり場です。大人は来ません。
蛇の道に居るとバレていたとしても絶対に大人は来ません。

学校が終わるとやることが本当に釣りくらいしか無いのでみんなそうして楽しんでいました。
不良もそうでないやつもみんな混じって喧嘩一つ無く

そして帰ったら怒られる。
夜中に帰るから怒られるんだとばかり思っていました。でもそれは違いました。

ある日、友人宅に泊まっていました。いつも蛇の道から帰る時刻は朝4時なのですが
その日も家に忘れ物(PSのソフト)を取りに帰った時刻も4時頃だったと思うのです。
しかし祖父には怒られませんでした。
泊まりに行くとか一言も言っていないのに普通に「おかえり」と言われて家に上げられました。

いつもなら塩をぶっかけられて月桂冠を庭に置いておくのに…と。

違和感を感じた私は祖父に聞きました。

「なんで蛇の道行った日と行ってない日がわかるの?」と。
そしたら祖父は「カラスがついてきてないから」と答えました。
そんなの気にしたこともなかったので少しぞっとしました。


なぜいけないか理由

そこは人に聞いても意見が様々なので端折って書きました。

・神聖な場所だから
・憑物を拾ってくるから
・狐に化かされる
・カワウソに騙される
・ヘビに喰われる
・めちゃくちゃでかい影の化物に襲われる
・天狗様が食事をするところだから(天狗なんて見たことないけど)

統計は取っていないけれど、一番多かったのが天狗様が食事をする所だからというのが多かったように思います。
特に天狗の伝説とかがあるような地域じゃないのでなんとも言えませんが。
夕方に道端のヘビをカラスが咥えて立ち去るのは何度か見たのでそういうのが関係しているのかなぁと思ったり思わなかったり。

先輩が信心深い人で氏んだ蛇の供養のために
蛇の道に入る前の大きな丸っこい岩に毎日葉っぱを置いてから入ると言ってましたからヘビに喰われるというのはそれが関係しているのかもです。

狐とかカワウソに化かされるというのは町内のマイク放送で朝方に迷子(老人だけど)の捜索を手伝え~みたいなのが過去に何度かあるんですが
2件経験したことがあって2件とも蛇の道で見つかってるのでそういうのが関係しているのかなぁと思います。

18年住んで狐もカワウソも見かけた事ありませんし、蛇に喰われたって人も聞きませんし、影の化物も見たことないですし
誰も憑物があると言われたこともないので全部迷信じゃないかなぁと思ってます。

でもカラスが毎回ついてきてると聞いた時は怖かったです。





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814: 802 2011/04/04(月) 23:19:30.03 ID:2go2mi2F0
>>813

・竜神をぶん殴った話
・悪魔をいじめた話
・河童とかけをした話

818: 802 2011/04/05(火) 00:04:39.58 ID:2go2mi2F0
じゃあまず悪魔のお話から

近所の子供がこっくりさんやって悪魔を呼び出してしまった。
6歳の子供だったらしいが、
「人類に今まで起きた厄災の元凶は我なり」
ととても低い声で、世界恐慌とかスペイン風邪とかの話をこと細かく語りだしたそうだ。
そこでうちの婆ちゃんにおよびがかかった。
婆ちゃんは線香と苦い薬草(人体には無害)を数種類持って行った。
そして「本当に悪魔ならこの薬が飲めるはずだ」といって
いくつかの薬草を子供に飲ませ、嫌がった数種類だけを混ぜてすりつぶし、
「本当の悪魔ならこれくらい飲める」
「儂が前にあった悪魔は飲んだ」
「これを飲まないとキリストに勝てない」
とか適当にいって飲ませて、その子供が吐くまで続けた。
あとは線香の煙を使って悪魔の姿(大蛇だったそうだ)を作ればこっちのもの。
殴るは蹴るはで痛めつけて悪魔がねをあげると、家にあった三つの瓶を出して、
「これ以上殴られたくなければ3つにわかれてこの瓶に入れ」
といった。いくら悪魔でもそれは無理難題。
泣いて許しを乞う悪魔に、婆ちゃんは、
・自分の三つの名前を答えること
・金輪際人間に取りつかないこと
・自分の命令には従うこと
を条件としてだした。
結果悪魔は三つの名前をばらしてその条件を飲んだ。
婆ちゃんは、
「よし、じゃあまずは3つにわかれてこの瓶に入ってもらおう」とまたしても無理難題をいい、
悪魔がそれはできないといっても約束だからとその体を鉈で斬り刻み、三つの瓶にそれぞれ入れて蓋してお札をペタリ。
あとは名前を周りのみんなにばらして力を失わせて放置。

うんあんま面白くないね。自分が聞いた時は大爆笑だったんだが

821: 802 2011/04/05(火) 00:15:48.01 ID:QqmrcmkL0
 
まあ悪魔はコケ脅しで嘘を吐くらしいし、こっくりさんで呼び出されたのだから
そんな高級悪魔でもないかも。
名前も、
「旅人に嘘を教える者」
「詐欺師の守護者」
「あらゆる獣に嫉妬されるヘビ」
とどことなく小物臭ががが

839: 802 2011/04/05(火) 11:02:54.40 ID:QqmrcmkL0
>>831
ごめん寝てた。少し早い昼休みに入ったので2話目
竜神のお話

とある金持ちの娘が竜神に取りつかれた。
その金持ちが沼を埋め立てたのが原因らしい。
その金持ちは霊能者に頼むのは金がかさむからと婆ちゃんに頼んだ。
正直自業自得だろと思ったらしいが、娘がかわいそうだと思った婆ちゃんは了承。
さていって見ると竜神がふんぞり返ってる。
最初は婆ちゃんも下手に出てお帰り下さいとお願いしていたが、祠を建てろ神社を建てろといってきたのでぶちぎれた。
掃除用具のはたきで娘さんから竜神を払いだすと線香の煙で姿を作って、その顔に一発拳を叩き込んだ。
若いころ素手で野犬の群れを返り討ちにしたこともある婆ちゃんの一撃を喰らい、竜神は面食らった。
「調子こくでねぇ!これ以上何だりかんだりいうんであれば天龍様御呼びしていいつけっぞ!」
竜神はそそくさとその家の縁の下に隠れた。
婆さんは家の者にはまた何かあったら天龍様を御呼びするといえばいいと教えて帰ってきた。

ちなみに天龍様なんて御呼びできるの?と聞いたら、
「弘法大師様が出来たんじゃから儂にもできるはず」
とのこと。

846: 802 2011/04/05(火) 18:06:56.12 ID:QqmrcmkL0
んでは三つ目の河童のお話
婆ちゃんがまだ若かりし頃(20代)のお話。

婆ちゃんいわく河童には赤河童、青河童、黒河童の三種類がいるそうだ。
赤河童は顔が赤く、人前に姿を表さない。
青河童は一般的な河童で、人を溺死させることもあるが友好的な連中。
そして黒河童は頭でっかちで甲羅がなく、人を好んで食べてしまうそうな。
その黒河童が婆ちゃんの地元で暴れていた。
地元の自警団も手を焼く有様で、業を煮やした婆ちゃんが一人河童の住処の池へ向かった。
河童はよく相撲を仕掛けてくるが、黒河童にはお辞儀をさせてはいけないらしい。黒河童は妖術に長け、その皿に人を乗せるという術を使うらしい。
なので婆ちゃんは河童に対して「石が水に浮くか沈むか」という掛けを持ちかけた。
河童は「浮く」方に掛け、沈んだら婆ちゃんのいうことを聴くこと、浮いたら婆ちゃんの命を奪うとした。
黒河童は妖術で浮き沈みを逆にできるので、石を浮かせることなど簡単だそうで。
だが婆ちゃんはそれを見越して浮石(水に浮く石)を掛けに使った。
妖術で浮き沈みが逆転した所為で浮石は沈み、掛けは婆ちゃんの勝ちとなった。
当然河童はそれに納得しなかったが、婆ちゃんがした
「悔しかったらこの水筒の中に入ってみぃ」

という挑発に乗って水筒に閉じ込められ、使われていない工場(河童が大嫌いな金気たっぷり)で解放されてお得意の肉体言語による説得を受け、無事に和解したそうです。
その後婆ちゃんはその河童から妖術と薬草に関する知識をあるだけ教えてもらったそう。
悪魔を追いだした時の薬草もその時の知識を応用したものなんだとか。


56 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2011/04/09(土) 13:00:39 ID:bTGQTvNa0
一番苦戦した話

本スレでお払い屋の婆ちゃんのお話をさせてもらったものです。
あまり面白くないお話だけど書いとく
婆ちゃんが一番苦戦した妖怪退治だとか

20年程前の話
近所の森の中で人が行方不明になる事件が続発。
婆ちゃんは危険な妖怪が住み着いたと判断し、退治しに向かった。
持ち物は薬草各種とお札各種。
森の中で婆ちゃんはその妖怪を発見した。
それは鬼太郎に出てくるバックベアードみたいに黒い球体に一つ目で、まるで蜃気楼に囲まれているかのようにぼやけていたそうだ。
婆ちゃんはすぐに「こいつはやばい」と感じたらしく、すぐに近くの木陰に隠れたが、それに睨みつけられてしまい、激しい眩暈に襲われた。
婆ちゃんは持ってきた薬草で気付け薬を簡易で作って飲み、正気に戻ると、森の奥深くまで来てしまっていたらしい。
土地勘があった婆ちゃんはなんとか森を脱出。
すぐに婆ちゃんは締め縄をない、清めの塩を取りよせ、お札を焼いた灰を混ぜた。
 あとは例の妖怪を待ち伏せて、塩を投げつけて、まず目を潰したそうな。その後はお得意の殴る蹴る(今回は竹槍でぶっさしもしたとか)で妖怪を叩きのめし、近場の洞窟に閉じこもることを命令し、その洞窟に締め縄を張って封印。
その後婆ちゃんはその妖怪を手なずけたらしく、その妖怪からいくつか術を教えてもらったそうです。

61 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2011/04/15(金) 12:29:06 ID:28PwGFUq0
かけだしの頃の話

婆ちゃんがまだ掛けだしだったころのお話

とある屋敷で怪異がおこるというので、婆ちゃんが呼ばれた。
居間には家族6人がいた。老夫妻と家主とその妻、その息子と娘。
話を聞くと、
・祖母の寝室に首だけの女がうろつく
・家主が廊下を歩いていたら、前方から上半身だけの男がはってきた。
・妻が風呂に入っていると、脱衣所で何かがうろついていた。
・息子が夜起きると、小豆をとぐ音が庭から聞こえてきた。
・娘がトイレに入っていたら、突然便器から手が出てきて触られた。
等々怪異のオンパレード。最後に家主が、
「どうかお願いします。このままでは家族5人全員がとり殺されてしまいます。」
といった。
次の瞬間婆ちゃんはその家の祖父だと思っていた男に殴りかかった。
「なに堂々と混じゃってお茶飲んどるんじゃ!!」
そういわれてその家の人も初めてその老人が居たことに気づいたそうだ。
婆ちゃんはすぐにその男に札をぶつけ殴る蹴る。男はにやにや笑いながら家から飛び出して行った。
 それを追いかけるように家からは子鬼や煙のようなものなど魑魅魍魎がわらわらと出ていっていたとか。

婆ちゃんはその家で晩御飯をごちそうになって(婆ちゃんは無料でお祓いをやるのでよくご飯をおごっってもらったりするんだとか)
家に帰ると、「おお、帰ったか」とさっきの老人がお茶飲んでたそうだ。

云わんでもわかると思うけど、これが妖怪「ぬらりひょん」なのだそうだ。その後も婆ちゃんの所には何回かちょっかいをだしに来ているらしく、
俺が赤ん坊のときにもいないないばぁをやってたとかw。


64 名前:61[] 投稿日:2011/04/19(火) 10:17:21 ID:tfh69K.R0
余談ではありますがそのぬらりひょんに関する小話をいくつか
・一般的なイメージの禿頭ではなく、白髪でがっしりとした体形
・和服でいろいろなものを持っている。Iポットとかも所有
・ハイカラで現代知識も持つ
・大食いの大酒飲みで、はいりこまれた家の食料は減っていく
・加えて結構の美食家だが、センスが人間とずれている(うどんをつまみに赤ワインとか)
・普通の妖怪は犬に気づかれるが、ぬらりひょんは気づかれない
・手で触るだけで電子機器を狂わせることができる。ハッキングもできるんだとか
・歌や絵も書くらしいが、やはりセンスが独特らしい
・特撮やアニメに関してもなぜか詳しい

などなど。最近でも婆ちゃんのところにきて、先の地震は予想外だと語っていったとか。
228 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/05/10(火) 23:47:34.00 ID:lzhDiAoQ0
天狗の身包み剥ぐ話

久々にこっちに
どうも、払い屋の婆ちゃんをもつものです。
地震で津波が襲った地域はよくないものがわんさかうろついているそうだ。
今婆ちゃんはそういうところをめぐって退治しているから
もしかしたらグドラ様んとこにもいくかも。
あと婆ちゃんいわく、神様たちが協力してシフトを組むのは
よくあるお話なんだそうだ。たださすがに九十九神が混じったなんてのは婆ちゃんも聞いたことないそう。
あと推測だが付近の見回りとかもシフトでやってるんじゃないかだって

と前置きは以上で天狗から身ぐるみを剥いだお話。

とある猟師が、山で怪異がおこるので助けてほしいと頼んできた。
婆ちゃんは早速線香や薬草やらを持ってその山へ向かった。
するとどこからともなく木が倒れてくる音が聞こえてくる。
「天狗倒し」と呼ばれるもので婆ちゃんは慌てずに
対象が近づいてきていることを念頭において進んだ。
するとどこからか石が飛んできたり、拍子木(火の用心とかいって鳴らすあれ)の音が
聞こえてきたりと、
相手がこちらを威嚇しているのがわかってきた。
それでも進むと遂にババババババと炸裂音がして高速で木から木へ渡り歩く人より少し大柄な影が現れた。
婆ちゃんは眼鬼の術を応用して自作した「藪にらみの術」(俺もかけられたことがある)を使い、見事その影を落とした。
あとは鉄拳制裁を加えて投降させた。
犯人はクマが変化した天狗で、子供が生まれるので猟師を近づけたくなかったそうだ。
婆ちゃんは猟師にしばらく狩りをやめさせる対価として色々と徴収したそうだ。
ただ持って行った薬草は妊娠している天狗に聞くように調合してあげてきたそうな。
あとで婆ちゃん宅にその天狗からと思われるキノコの盛り合わせが届けられた。

…が、そのほとんどをぬらりひょんが喰ったらしい。

87 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2011/05/21(土) 21:24:15 ID:Y4uEmTO70
山姥の娘と戦った話

閑話休題
山姥の娘と戦ったお話。
ある日婆ちゃんの家に少し離れた山にいるという山姥が訪ねてきた。
山姥といっても40代くらいで差ほど年寄りという訳でもないそうだ。
お茶をだしてやると大層喜び、4杯も飲んだ。
訪ねてきた理由は、彼女の娘が人間をやたらめったらと襲っているので懲らしめてほしいとのこと。

土産として鹿の角なんかを持ってこられたので断るわけにもいかず、早速山へ向かった。
山に入るや否や、強烈な突風が襲いかかってきた。
それにも怯まず進むと、6歳くらいの女の子が歩いてきた。
着物を着たそれこそが山姥の娘であるらしかった。
彼女は人間の振りをして婆ちゃんに近づくと、口から蛇を吐き出した。

だが婆ちゃんはその蛇を捕まえると、口に縄をかませて
動きを止めると、そのまま女の子につかみかかった。
女の子は激しく抵抗し、鋭い爪で婆ちゃんに切りかかってきた。


婆ちゃんは前もって用意しておいたくしゃみ粉(あるクラゲを乾燥させて粉にしたもの)を撒いて動きを止めると、殴る蹴る叩く切るので制裁を加え、もう二度と悪さをしないこと、親御さんのいうことをきちんと聞くことを約束させた。

その後山姥からはお礼の山菜や川魚やそばがたびたび送られてくるようになったそうで。

ただ半分くらいはぬらりひょんが(ry




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