【閲覧注意】怪談の森【怖い話まとめ】

当サイト「怪談の森」は古今東西の怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:悪魔





35 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/21 13:59 ID:th+wel6d
以前、陸上自衛隊のレンジャーだった人が話していたが、
「山の中では、幻覚・幻聴などしょっちゅうのこと。
 人間とは生理的にそういう生き物であり、怪異でも不思議でも何でもない。
 だから、真夜中の御巣鷹山だろうが、雫石の慰霊の森だろうが、怖いことなど何もない」
また、広報班の写真担当の陸曹も、
「怪奇現象や心霊現象には興味はあるものの、全く怖くない」
と言っていた。

自衛隊には、基本的にそういう人が集まってくるのか、訓練などによりそういった人間に変化していくのか、
ちょっと知りたい所だ。


61 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/22 06:06 ID:/tIS4+CX
>「山の中では、幻覚・幻聴などしょっちゅうのこと。
>人間とは生理的にそういう生き物であり、怪異でも不思議でも何でもない。

>自衛隊には、基本的にそういう人が集まってくるのか、訓練などによりそういった人間に変化していくのか、
>ちょっと知りたい所だ。

同じ事は、禅の修行でも何百年も前から言われている。
苦行の最中に、いろいろなものを見てしまうんだよね。
神様だったり仏様だったり、鬼や悪魔だったり、世の理を悟った気分に至ってしまったり。

…で、そういうものは全て、人の弱い心(脳)が生み出して見せているものだから、惑わされんなよ、
と一蹴しているわけだ。
現代医学では、その多くが生理現象で説明がつけられるようになったけど、
ずっと以前から同じ事を言い当てていた点は興味深いよね。


62 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/22 06:07 ID:/tIS4+CX
で、泥臭い話だけど、実際に修行の途中で見ちゃったものに惑わされて、
オレ宗派(今で言う新興宗教)を始めてしまうドロップアウト組のような、
禅僧くずれで胡散臭い連中も、禅の周辺にはゴロゴロいる。

要するに、苦行の最中にそういうもんに出会って、
赦しを得たとか徴をもらったとか、神や宇宙との合一を見たとか言ってる奴は、まだまだハンパ者だよ、
と暗に言っている訳だ。

修行の最中についに惑わされず、己の弱さや都合のよさを自覚した上で、
現実に立ち帰った釈迦は一人前の哲学者だけど、
40日40夜の修行中ずっと悪魔を斥けておいて、
その最後に神の使いに会っちゃったつもりのキ○ストなんてダメダメじゃん、みたいな感じ。

さらに世の中には、もっと安っぽい教祖や預言者なんかいくらでも居るって事だし。


63 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/22 06:13 ID:/tIS4+CX
で、まあ若くて精神力も理性も充実しているうちは、現実と対峙するストレスにも耐えられる。
しかし年とって耄碌してくると、唯物的であった筈の禅僧や医者、軍人なんかでも、
やっぱり自分の感覚に惑わされてしまったりする奴が出てくる。

人というのはこのように弱く、すぐに救いを求めてしまい、
さらにそれを自分自身で妄想して生み出してしまう生き物だ…という事ですな。






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752 :その1:2006/05/09(火) 15:24:19 ID:vLr5R34S0
 
昔俺は横浜に住んでたんだけれども、俺が厨房の時の話。

親父が教会の神父やってたの。神父にしては結構ざっくばらんな性格で、結構人気もあったんだ。
まぁ俺なんて信心深いほうじゃないし、一家の決まり事と言えば食事の前に軽く祈るくらい。
んで、割と平穏な日々が続いてた。


752 :その1:2006/05/09(火) 15:24:19 ID:vLr5R34S0

ある日、姉貴がアンティークショップで、ファッション雑誌くらいの大きさの古書を買ってきたんだ。
この姉貴が結構なオカルトマニアで、その手の物に目がないわけ。
何か買ってくる度に親父は、「聖職者の娘がこんな趣味に走って洒落にもならん」的な事を愚痴ってたんだ。
中には数点、結構やばい物もあったらしく、親父が「これは今すぐ返して来い、処分しろ」と注意する事も度々あった。
今回買ってきた物も、どうやら洋書のオカルトめいた本らしかったんだ。(姉貴は英語堪能)

早速買ってきたその夜、俺と姉貴で(俺も無理やり付き合わされた)、『悪魔を呼び出す方法』ってのをやってたんだ。
30分くらいやってたかな。
特に何も起こらなかったので、興冷めして2人でTVでも見る事にした。

んで夜になって、家に親父が帰ってきた。
開口一番、「何だこの獣の匂いは?犬でも連れ込んだのか?」
そう言うと、姉貴の部屋から匂いがすると言って、部屋に入るなりその洋書を見つけた。
「00子(←姉貴の名前)、ちょっと来い!!」
親父は凄い剣幕で怒鳴り、姉貴と俺は急いで姉貴の部屋へ向かった。

「…00子。お前これがどんな物か分かってるのか?」
「いや…ただの交霊術の本でしょう?」
「馬鹿野郎!!この本のカバーは本物の人皮だし、書いてある事は全部邪悪な黒魔術だ!!
 良いか?ただの黒魔術の本なら対して害はないが、
 これは恐らくアンチキリストの教団か人物が、本気で呪いを込めて作った本だ。
 普通人皮なんて、本当に使おうなんて思うヤツは滅多にいるもんじゃない…すぐに処分する!!」
そう言うと親父は本を取り上げて、家から少し離れた教会へと戻って行った。


753 :その2:2006/05/09(火) 15:25:35 ID:vLr5R34S0
 
1時間ほどして親父は家に戻ってきた。
「獣の匂いがまだ消えてない…お前らまさか、本に書いてある事を何かやったか?」
姉貴が渋々白状すると、親父の平手打ちが飛んだ。親父の暴力は初めて見た。
「オカルトにはまるのは別に良い。だが自分が実行してどうする!!
 お前は賢い子だから、知識を得るだけで満足出来る子だと思っていたが…」
そう言うと親父は、泣く姉貴に「明日0輔(←俺の名前)と一緒に教会に来なさい」と言って、その日の話はそれで終わった。

その夜の事。トイレに起きた俺がボーッとしてると、誰かが家の中を歩き回る音が聞こえた。
親父か姉貴だろと思い、大して気にしなかったんだけど、玄関のチャイムが鳴った。3回。夜中の3時過ぎだ。
こんな時間に尋ねて来る人なんていない。俺は玄関に見に行ったんだけど、誰もいない。
部屋に戻ろうとすると、今度はトイレの『内側』から3回ノックの音が。すぐさま調べたが、誰も入ってない。
今度は台所から「ピシッ」という乾いた音が3回。
流石に怖くなってきた所、親父が2階から降りてきた。
「悪魔は3と言う数字を好んで使う。心配するな。まだ進入段階だから。制圧段階に移る前に…」
「ぎゃぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
親父の言葉を遮るかの様に、2階の姉貴の部屋から絶叫が聞こえた。
俺と親父は急いで姉の部屋へと駆け上がった。
ドアを開けた。姉がいた。
一瞬、何なのかよく分からなかった。姉貴の様な姉貴の様でない物がいた。
姉貴はベッドに座ってこちらを見ていたが、何かがおかしかった。
数秒経って気がついたんだけど、目が全部黒目だった。舌を出していた。長すぎる。
わけのわからない言葉でわめき散らしていた。
「進入段階をこんなに早く終えて、制圧段階に移行するなんて…
 0輔!!00子を今すぐ教会に連れて行くから手を貸せ!!」
親父の命令で俺は、姉貴が暴れて傷つかない様に手足を縛り、姉貴を担いで車庫に置いてあるランクルへと急いだ。
車内でも姉貴は暴れに暴れ、取り押さえるのがやっとだった。
運転する親父に俺が「取り憑かれたの??」と聞くと、「そうだ」と言い、
「叫んでるこれ、何語??」と聞くと、「正確なことは言えんが、十中八九ヘブライ語」と答えた。


755 :その3:2006/05/09(火) 15:29:11 ID:vLr5R34S0
 
教会に向かう途中、ランクルで3回黒猫を轢いた。
信号が青になったばかりなのに、すぐ赤に変わったりした。3回エンストした。
親父は冷静に運転し、何とか教会についた。

暴れまわる姉を教会の椅子に縛り付け、親父は奥の部屋から色々な道具を持ってきた。
「まさか、映画とかでやってるような悪魔祓いやんの?やったことあんの!?」
「1度だけある」
「成功したの?」
「その時1人じゃなかったんで、上手くいったと思う…」
「俺に手伝える事は」
「人間の霊じゃないんだから、迂闊な事はするな。00子の後ろに立ってろ。
 もし万が一ロープを引きちぎったりしたら、すぐ押さえつけろ」
そう言うと親父は、よく映画で見るような「父と子と精霊の~」的な事を読み上げて、姉貴に聖水を振り掛けたりしていた。
聖水が顔にかかる度に姉貴は凄い形相で吼え、
「あの女が承諾するからいけないんだ(イエスを身ごもったマリアの事?後で親父が教えてくれた)」とか、
「あいつが死んだりしなければ、俺たちは王になれたんだ(死んだイエスの事?これも後で親父から)」
などと叫んでいたらしい。(ここは何故かラテン語だったそう)

30分ほどたっただろうか。ふと姉貴が我に返った様に、「お父さん、助けて!!」と叫ぶようになった。
俺が姉貴に近づいて話しかけようとすると、
「エクソシズムの最中に、悪魔に話しかけるな!!00子かも知れんし、悪魔かも知れん。無視しろ」
と親父が注意した。

そして親父は、必死に悪魔の名前を聞き出そうとしていた。名前が分かれば悪魔の力が激減するらしい。
親父も俺もビッシリ汗をかいていた。姉の口からは糞尿の匂いがした。
「汝の名を名乗れ!!」
「lmvdじthつbhbんgfklbんk(←意味不明な言葉)」
「聖なんとかかんとか(←うろ覚えすまん)の名において命ずる、汝の名を名乗れ!!」
「い一ーーーーーーーーーーーっいっいっいーーーーっ」


756 :その4:2006/05/09(火) 15:30:23 ID:vLr5R34S0
 
親父が、聖遺物のキリストが死後包まれた布の断片を、
(親父も本物かどうかは知らんと言ってたが、効果があったので聖なる物には間違いないかも)
姉貴の額に押し付けたとたん、
黒目の姉が、椅子をロープごと引きちぎって叫んだ。
「お 前 ら は 8 月 に 死 ぬ ! !」
それと同時に、教会の窓という窓が、
「コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ」と鳴り出した。
何かと思って見たら、窓の外にカラスがビッシリ。嘴で窓をつついていた。
この真夜中にカラスが一斉に行動するなんてありえない。
流石に限界だった俺は、多分眠るように気絶したんだと思う。

気がついたのは深夜の緊急病院。
どうやら姉は脱臼してたので、あの後すぐに親父が病院に連れて行ったらしい。
俺は軽い貧血と診断されたようだ。

「姉貴に憑いてたヤツはどっか消えたの?」
「ああ、今のところはな」
「また来る?」
「来るかもしれんし、来ないかもしれん。あっちの世界に時間軸はないから」
「8月に死ぬ、って怖くない?」
「思ったより短時間で済んだんで、そんなに強い悪魔じゃなかったんだと思う。
 下級なヤツのつまらん捨て台詞だ。気にすんな」


758 :終わり:2006/05/09(火) 15:31:24 ID:vLr5R34S0
 
「結局の所、悪魔ってなんなの??」
「分からん…分からんが、ああいうのがいる事は確かだ。
 1つお前に言っておく。
 今回はまだ憑依の途中だったんで、00子の人格がまだ残ってたから上手くいった。
 将来お前が神父になるとは思わんが、もしも(完全憑依)されたヤツに出会ったら、その時は…」
「その時は?」
「逃げろ!!」

その後、姉貴にも俺にも変わった様子もなく、8月に家族の誰も死ぬ事もなく、普通に暮らしていた。

3年前。出来ちゃった結婚で姉貴が結婚した。
その子供の体に666の刻印が…なんてオチはないが、3歳になった息子が先日妙な事を言ったのだと言う。
「ママ、海に行くのは止めようね」と。




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719 名前: 1つ 04/09/04 22:37 ID:eTM/2uRs 
 
もう大分昔の話だが。 

まだ小かったうちの娘がね、絵を描いてたのよ。 
絵書くのが好きだから、別に何でもない事だとその時は思った。 
そしたら突然、「パァン!」と蛍光灯が弾け飛んだ。 
びっくりして急いで子供を部屋から出したんだが、 
その絵ってのが何ていうか、幾何学模様や、見た事も無いような漢字を羅列してるものだったんだ。 


719 名前: 1つ 04/09/04 22:37 ID:eTM/2uRs 

あまりにも怪しいので神社(この判断は正しかったのかどうかわからんが)にそれを持っていったら、
「その子は、とても恐ろしいモノを呼び出そうとしてた」とか何とか言われた。怖くて詳細は聞けなかったけど。 

家に帰って娘と話をすると、「じいちゃんにもらった本」といって、糸で綴じてある恐ろしく古い本を見せられた。
中には、娘が書いていたような絵(御札?)が沢山書かれていて、漢文?で説明書きらしきものがしてあった。 
これも神社に持って行くと、蒼白な顔で「また後日、連絡します」って。

その数日後、別の大きな神社に呼ばれて行ったら、なにやら凄く偉そうな人が出てきて、
「この本は燃やしてはいけない。海に捨てる」というようなことを言われ、同行するように言われた。
行き先は東北のとある場所。 
始めは冗談じゃねえよと思ったけど、放っておくのも・・・と思い行った。 

よくわからん儀式が終わって、海に例の本を流した後、 
一番偉そうな人が「もし、この類の本をまた見つけたら、絶対に持って来い」と。 
「もしかしたら、まだまだあるかも知れない」といわれた。



720 名前: 2つ 04/09/04 22:38 ID:eTM/2uRs 
 
その半年後、実家に帰り、怖かったが勇気を出して父親に本の事を尋ねた。 
すると「知らない」と言われてしまい、それ以上追求は出来ずじまい。 

その日の夜中に、トイレに行こうと居間の横を通ると、両親の話し声が聞こえてきた。 
「○○(娘)も成功させることが出来んかったなぁ。あの歳ならまだ・・(云々)・・
 うちの家計ももうおしまいかも知れないねぇ」だって。
特に覚えてるのはこんくらい。 
何で家計の話してたんかは不明。別に家に金が無かったわけじゃないし。 
どっちにせよ、両親は何か隠してるなと確信した。 

その後、自分の家に戻りしばらく経ったある日、両親が心中した。 
異様な現場だったと聞いた。二人で包丁を互いの胸に突き刺していたらしい。 
部屋には見た事も無いほど大きな紙が敷かれ、その紙には娘が書いていた絵のようなものが書いてあった。 
警察にそれを見せられた時は背筋が凍りついた。
葬式の時もかなり悲しかったが、その事が頭から離れなかった。 

後日、その紙も神社に処分してもらった。
この時は葬式とか何やらの後で、付いて行く気にならなかった。 

んで、これは最近の話なんだが、その例の娘が何故か「じいちゃんたちの家で暮らす」って言い出した。 
家は遺言で今も定期的に手入れがされてるんだが、何で突然?
正直こんな事を突然言い出されると怖い。住まわせて良いものかどうか。 

ここまで書くと知り合いには分かってしまう話なんだが、見てないだろと高を括って書いてみた。





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668: 本当にあった怖い名無し 2015/08/08(土) 04:08:34.35 ID:MbSue/LC0.net

誰も信じないだろうから誰にも言ってない、
悪魔みたいなものを殺した話。実話。

自分はとある飲食グループの販促部でカメラマン兼デザイナー
という名の便利屋をやってる。
当時は結構激務で寝る暇がないことも多々あり、その日も
日曜の夜だというのに、
自室に籠ってイラレとフォトショでチラシを作っていた。
夜中1時頃、もう終わる、というところで、扉の向こうから
母の呼び声がする。
「ごはんできたよ~」
ああなんだ飯か。行かなきゃ。そう思って「ファイル」「保存」。
バーが伸びて、保存終了。
「ごはんできたよ~おいで~」
そこで気づく。声は間違いなく母のものだが、この声の持ち主は
絶対に母じゃない。
絶対に違う。その前に、今この家には自分以外誰も住んでいない。
両親は祖父の家をリフォームし、そこで暮らしている。

自分が気づいた瞬間から、声が変わる。だんだん野太い
男のものになっていく。
ごはんできたよ~ ご は ん で き た よ~ ご は ん で き た よ ~
最後のよ~は声というよりただの濁った音だった。
声が聞こえなくなり、我に返り、逃げないと、と思った途端、
今度は身体が動かない。
椅子に腰かけ、キーボードに中途半端に手を添え、
顔は扉の方に向けたまま指一本動かせなくなってしまった。
何が起こっているのか全く理解できなかった。
扉のノブが回った。キィと鳴って扉が開く瞬間が、今思えば
一番怖かった。心臓が潰れるかと思うくらい。

 

 

669: 本当にあった怖い名無し 2015/08/08(土) 04:09:50.93 ID:MbSue/LC0.net

部屋に二人の男が入ってきた。背の低い小太りと、
背は普通でガリガリの二人組。両者とも30代くらい。
小太り:マフィアが被るような茶色の帽子。上下スーツ。
黒縁眼鏡。白目がなくて黒目だけ。
ガリガリ:ざんばら髪。ルパンみたいな手足。だらんとした
白シャツにジーンズ。血走った眼。知能が失われたような顔。

この二人を見てすぐに、自分はもう助からない、死ぬしかない、
と一瞬で自覚できた。
恐怖が一瞬で引いて、ああもう死ぬわ、どうにでもしてください、
と心の底から思った。
そして何故か確信した。こいつらは人でも、幽霊でもない、
神のようなもの、つまり悪魔だろうと。
見た目はただの人間なのに、なぜそう思ったかは分からない。

壁にもたれながら、小太りの方が自分に話しかけてきた。
口は動かさず、心に直接声が響いてくる。
これも自然に受け入れることができた。
分かっていると思うが、お前はもう助からない。それは決まっている。
その前に答えろ。
そのような意味のことを言い、質問をされた。
それに自分は抵抗もせずすんなり答えていった。
目の前の悪魔と、もっと話したいような気にすらなり、意識を
自分から外に開いていた。
不思議なんだが、何の質問をされたのか自分が何を答えたのか
その部分だけがすっぽり抜け落ちて思い出せない。
答えてしまったことだけ覚えている。
質問と回答は全て心の声で行われた。

質問が終わると、小太りの男が一瞬眉をひそめて「ん?」という顔をした。
自分には聞こえなかったが、小太りには誰かの声が頭の中に
聞こえているようだった。
小太りがめんどくさそうな顔をして、おもむろに部屋を出て行った。
いなくなるとすぐに身体が少しだけ動くようになったが、
同時にひどい倦怠感が襲ってきた。
かろうじて顔を動かすと。壁にもたれていたガリガリが腰を下ろし、
床に体育座りをして、無表情で自分を見上げていた。
それだけで何もしないので、小太りが帰ってくるまで自分を
見張っているのだろうと思った。
この時点でも自分は何も怖くなかったし、早く殺してくれと思っていた。

 

670: 本当にあった怖い名無し 2015/08/08(土) 04:14:20.96 ID:MbSue/LC0.net

とふいに物凄い量の光の塊が、窓から部屋の中に入ってきた。
それはガリガリに向かっていき、重なりあうと収束していった。
光が消えると、ガリガリのいた場所に見たこともない洋物の椅子
(ペルシャ絨毯のような柄)が現れた。
また光の塊が部屋に現れた。今度はいきなり部屋の中から
湧き上がるように出てきた。
目が潰れるんじゃないかと思うくらいの眩しさで、一点に
収束し消えた。
その場所に刃渡り15cmほどのナイフが落ちていた。
象形文字?のような文様が柄に複雑に刻まれていて刃は
緩いカーブを描き、その全てが鮮やかな緑色(翡翠?)だった。

ナイフを見た瞬間、自分の身体がしっかり動くようになり、
思考も正常?に戻った。
やらなきゃやられる。
すぐに自分は短剣を拾い、椅子に迷いなく突き刺した。
椅子の内側からガリガリの唸るような声が聞こえた。
角と牙が生えた幽鬼のようなガリガリの顔がねじれて潰れていくのが
頭の中に映像として入ってくると目の前全部が強い光に覆われて、
意識を失い、気がつくと自分の部屋の床に倒れていた。
時刻は4時半頃だった。

その後確認したこと。

・保存を終えた状態のイラレ
・開いている部屋の扉(絶対に閉じて仕事をする癖がある)
・部屋に漂う犬のような獣臭と何かが焼けたような匂い
・2時間ほど進んでいる時計
・背中に三本爪で描いたような血が出るほどのひっかき傷

夢を見たんだろう、自分でかいたんだろう、で終わらせることにした。
ただ、ナイフだけは気になって
(模様と形状があまりに印象的だった)色々ネットで調べてみた。
でも同じようなナイフはまだ見つかっていない。
そういうの詳しい人がいたら教えてください。




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