【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!



212 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:10:54.48 ID:aSaCVaFj0

友人たちと、京都の山の方にある神社に行った。
わりと有名なところだから、ほかにも観光客はいっぱいいて明るい雰囲気の中、変わった女の子がいたんだ。
目が合ってからなんか付いてくるんだけど、話しかけられても声が遠くてよく聞こえないし、
何より、ぴょーんと一回ジャンプするとめちゃくちゃな跳躍で、
さらに、同行した友人たちはその女の子のことを見もしなかったから、
ああ人間じゃないのかって思って。
霊感とか無いはずなんだけど、不思議とその、明らかに人間じゃない女の子のことは怖くなかったんだよね。

神社まで、川がすぐそばを流れてる山道を歩くんだけど、
天気も良かったし、すごく景色が良いというか雰囲気が良い感じで、
「いいとろこだねー」って友人と話してたら、
「そうだろうそうだろう」って、女の子は嬉しそうにぴょーんと跳ねてた。

神社自体は、その昔は丑の刻まいりに来た人もいたとかで、
かけられた絵馬も、誰それが別れますようにとか、そういうどろどろした内容ばっかりで、
ちょっと怖い場所だなんて聞いてたわりに、清清しくてきれいだった。


213 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:11:27.45 ID:aSaCVaFj0

神社におまいりした後、すぐそばの川で、大学生くらいの集団が足を水につけてばちゃばちゃ遊んでたわけ。
暑い日だったし、川もそのあたりはせいぜい足首くらいしかない浅い部分で、
楽しそうだから友人たちと便乗したんだけど、
靴も靴下も脱いで足をつけたら、あんなに暑かったのに、川の水はめちゃくちゃ冷たくて痛いくらいだった。

で、実は二年近く前から、左足の中指だけ皮膚病で爛れてて、いくつかの皮膚科に行っても全然治らなくって、
おかげでサンダルも履けずにずっと悩んでたんだけど、
それを見た女の子が、「治してあげる」って言ってきた。
「治してあげるから、もうしばらく川の中にいろ」って言われて、
まあ急いでなかったし、友人たちも川遊びが楽しいみたいだったから、
「神社のそばの川だと水がきれいだったりすんのかなー」って、呑気に川の中をぱしゃぱしゃ歩いてた。

214 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:12:05.18 ID:aSaCVaFj0

観光に来てたから、その後も他の神社やら寺やらを巡る予定で、ひとしきり遊んだら山を下り始めたんだが、
女の子が途中までついてきて、「もう行くの」「また来るよね」って何度も言ってきた。
何か気に入られたんだろうか、と不思議に思いながらも、
友人が「いいところだったねー」って言うから、 「そうだねまた来たいね」って返したら、
女の子は「本当?本当だよね?」って何度も言ってた。

そしたら、本当にその日から、あんなに爛れてぐちゃぐちゃだった中指の皮膚が、きれいになったんだよね。
毎晩痒くて、かきむしってしまって布団に血がついてたのに、
ホテルのシーツはきれいなままで、少しも痒くなかった。
たった数日で、あとかたもなく治ってしまったから、
本当に川の水とか、あの女の子とかが治してくれたのかもしれない。

感謝してるんだけど、これってやっぱり、そう遠くないうちにまたあの山に行った方がいいんだろうか・・・
でも、そんな頻繁に京都旅行できるような財力はないし、
行ったとしてもけっこうな山の方だったから、その旅行に同行してくれる人が行きたがらないかもしれないし、
かといって一人で行くのもなあ・・・


216 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:22:42.32 ID:/KlS6cFh0

水龍さまのいらっしゃる神社かな?
あそこはいいよね。昔の本殿、今の奥の宮は、普通の人でもわかるくらい神様の気配がしてる。
ちがう場所だったらゴメン


219 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:50:17.88 ID:aSaCVaFj0

>>216
そうそこ!
いい場所だと思ったんだけど、友人は復縁祈願の絵馬の数が怖かったという感想しかないらしい…
うーん。


220 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 12:55:19.48 ID:m2Ru0udrO

>>215
治って良かったですね。
感謝の心を忘れず、いつか行ける日が来たらお礼を言いに行けば良いのでは?
それまで、自宅で毎月1日と15日に水と塩を供えるとか。


221 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 13:09:46.12 ID:T9J/Xa6zO

>>219
あの神社かー。3時間ぐらいで行ける場所に住んでるけど、奥の宮までは行った事無いなー
今度身を浄めて行ってみるかなー

222 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 13:13:45.58 ID:aSaCVaFj0

>>220
ありがとうございます!
来月からお供えやってみようかな…ちょっと良い塩とか水とか買って…

>>221
良い場所でしたよー
でも今の時期は、奥まで歩くと暑かった…上り坂なわけだし。
川床の涼しさに感動した!


224 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 15:59:17.40 ID:oNg5hK2y0

貴船?


225 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 16:00:32.21 ID:oNg5hK2y0

途中で書き込んでしまった………

お礼には行ったほうが良さそうだね
その女の子の事は関係者の方はご存知なのだろうか


226 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 16:18:42.38 ID:/KlS6cFh0

>>219
結構近くに住んでいながら、何年か前に初めて近くのお寺から山越えて行ったけど、
あの神社は本殿は観光の人がいっぱいでざわざわしてるよね。
そこから中と、奥の宮行くとどんどん人がいなくなって、
奥の宮に一歩入ると、空気がまったく変わったの覚えてるわ。
神域っていうのを身を持って感じた。

女の子は神様のお使いかな?
きっと神社に縁のある子なんだね。
気に入られるなんてうらやましい!


228 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 17:20:22.33 ID:g+dhng7HP

>>219
復縁祈願にも色々あって、
不倫相手との関係が復活する事を望んだり、片思いの相手に対して一方的なストーカー的想いをぶつけたり、
酷いのになると、恋人の浮気相手が死ぬことを望んだりするヤツも…。

そういう邪な欲望が渦巻いてる場所だから、苦手に感じる人がいてもおかしくはないとオモ。
パワーが強い場所には、良かれ悪しかれいろんな人がやってくるからね。


230 :本当にあった怖い名無し:2011/07/21(木) 18:14:07.64 ID:aSaCVaFj0

>>224-225
そこですw
あれから検索とかしてみても、女の子の話って出てこないんだよなあ…

>>226
そうそう、奥の宮の方がなんか清清しいようなっていうか、きれいだった!
日陰は涼しかったし、何だったらあそこで一日のんびりしてたかったかも

>>228
そうなんだよね…友人たちはその絵馬とかを気味悪がって、
なんだかもう一緒には行ってくれなさそうな雰囲気…

やっぱいずれ、一人ででもお礼に行きます!
ありがとうございましたー。





オカルトランキング



427 :本当にあった怖い名無し:2009/10/08(木) 10:43:30 ID:hi+KGTx5O

今から10年前の、中学1年生の時の話です。

秋田県に住む婆ちゃんに会いに、独りで東京から電車で向かいました。
秋田県の駅名は覚えてないんですが、駅に着くと親戚の叔父が車で迎えに来てくれて、
そこから2時間くらいかな?山をいくつも越え、婆ちゃんの住む家に到着。
当時80歳の婆ちゃんにしては元気で、腰も曲がっておらず、
薪を斧のようなものでバシバシ割っていた記憶が、ハッキリとしています。

「婆ちゃん久し振りです」と挨拶すると、大きくなったな~と頭ナデナデされ、
家に荷物を置き、婆ちゃんがオニギリを出してくれた。
食べようと手を伸ばすと、「待ちなさい、まだ狐様と山神様が来てないからね」と言われ、
婆ちゃんボケたな~と思いつつ、しばらく正座で待たされた。


427 :本当にあった怖い名無し:2009/10/08(木) 10:43:30 ID:hi+KGTx5O

ここから目を疑う光景が。
玄関に狐と蛇が来たんだ。
え?と思っていると、狐が卓袱台のオニギリを1つパクッと食べた。
山神さんにオニギリ渡しなさいと言われて、オニギリを玄関にいる蛇の前に置いた。(滅茶苦茶ビビりながら)
蛇は食べずに、オニギリの周りを一周していなくなった。

428 :本当にあった怖い名無し:2009/10/08(木) 10:57:11 ID:hi+KGTx5O

な、なんなんだ?おっかね~と思ったが、婆ちゃんは当たり前な顔して「おあがんなさい」と言うので、腹一杯オニギリを食いました。

食休みして遊びに行こうとしたら、婆ちゃんに言われた注意事項!
山で暗くまで遊んで迷ったら、葉っぱを一枚食べて、一番大きな木の下にいなさい!
川で遊ぶなら、石を投げたりしないこと!
深い所には行かないこと!
夕方過ぎに道狐様に会ったら、きちんと頭下げること!

面倒だな~と思いながら、近所の川に遊びに行った。
水が綺麗で川の流れをぼけーっと眺めてたら、反対岸に狐が2匹いた!
面倒くさいけど、婆ちゃんに言われた通りに頭を下げた。
次の瞬間から記憶がない。
次の記憶が、何故か家の前にいて、竹細工のバックを持っていて、
そのバックには桑の実があり得ないくらい入っていた!

怖くなって婆ちゃんを呼ぶと、頭ナデナデしながら「狐様が下さった」と。
次の日から、お化けや妖怪を信じるようになった。

ちなみに竹細工のバックは、婆ちゃんが亡くなるまで大切に婆ちゃんが使ってた。




オカルトランキング



157 :本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 12:25:45.98 ID:exgLFeum0

長くなりそうだけど一応書いてみる。
俺が体験した話だから初めて見ると思う。
死ぬほどってほどではないかもしれないけど書いてみる。

一回俺死にそうになったことあるんだよ。
死にそうって言うか、強制的に死んだことにされそうだった・・・うまく表現できんごめん。

6歳くらいのときかな、風呂上りに母さんと兄ちゃんと一緒に歯磨きをしてたんだけど、
ふっと気づいたら、なんか俺の立ってる斜め上くらいの視点になってんの。
そこで気づいたんだけど、俺が俺を見てることになってるんだよ。
歯を磨いてる俺は鏡の前で歯磨きをしてるし、鏡にもちゃんと俺がうつってる。
じゃあ俺はいったいなんなんだって思ったんだよ。
そしたらいきなり誰かに肩を叩かれた。
振り返ったら、黒いマントをまとっている外国人?の男が立ってた。めっちゃ眉毛太かった。
誰なんだろうって思ってしばらく黙っていたら、あっちから話しかけてきた。
「死んだのかよだっせーww」みたいな事言われた。
俺と一緒の場所にいるってことはコイツも死んでんじゃねーのかとか思ったけど、それどころじゃなかった。

158 :本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 12:30:16.50 ID:exgLFeum0

こっから会話文になる。
俺「あの・・・俺死んだんですかね・・?」
男「そりゃあここにいるってことはそうだろうな」
俺と男のまわりは全部暗くて、男の姿しか分からなかった。
俺「でも俺死んでないですよ?だってそこで歯磨きしてるじゃないですか・・・」
男「え?!マジ?・・・・・・本当だお前死んでねーじゃん;;」
そう言った瞬間、男が一気にダルそうになってさ・・・・もうこれ怖い方にいく気がしないけど許して・・・。
お前死んでないけど連れて行くとか言いだしてさ、冗談じゃないって俺も言ったんだよ。
6歳ながらにしてあの時は冷静だった。
俺たちのいるところから何故か俺の姿がみえるようになっていた。
そしたら男がいきなり狂いだしたのかしらんがすごい肩をつかまれた。んでめっちゃ揺さぶられた。
男が必死で俺にいってきた言葉は、
「俺が上司に怒られる!!!!!!!;;;;;;;」みたいな感じだった。
会社員かと思ったけど、身なりからしてそれは無いと思った。
というか、男が突然名前教えてきた。なんか欧米とか欧州系の名前だった気がする。
「なんちゃら・かんちゃら」みたいな感じ。スマン覚えてない。

160 :本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 12:35:50.02 ID:exgLFeum0

なんか死神がどーやらかんちゃら言ってたけど、さすがにそんなところまで俺は信じてないけど本人は言ってた。
・・・・嘘くせえ・・・・って正直思った。
死神とか幽霊とかそのときは信じてなかった。
正直、何回もそれらしきもの見てたけど、幻覚とか気のせいですましてたし・・・・・。

んでめっちゃ小言言われた。上司のことつらつらくどくど・・・・((ry
俺は思った。帰れないかもしれない・・・・・・と。それに加えて、コイツうぜえとも思っていた。
そうしながらも、本物の俺の様子を上から見てたんだけど、
俺、歯を磨くこと以外微動だにしないのよ。
母さんに話しかけられても一切何にも答えてないのに、母さんは気づいてない。
本当に死んでしまうんじゃないかと本気で思った。
そしたら男がなにを思ったのか、俺に急に優しくなった
男「お前幽霊とか、ほかの人には見えないもんみえるだろ?」

161 :本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 12:37:46.75 ID:exgLFeum0

俺は嘘をついた。
俺「いえ、まったくないですよそんなの。」
男「じゃあなんで俺が見えてるんだよ」
俺は詰んだ。コイツ見えない設定だったのかよ。。。。
男「まあ返してやるよ、お前はまだ若いしな」
俺「え?・・・あ・・・・はあ・・」
男「お前が死んだら必ず迎えにきてやるから覚えとけよ」
と言われたかと思うと、本体の俺めがけて背中を押された。
え?と思って、鏡の前で歯を磨いてたアイツといた方を見たけど、やっぱりいなかった。
母さんも兄ちゃんもなにも気づいてないみたいだった。

その日は寝たんだけどさ、次の日母さんに話したら夢だろ見たいな事言われた。
そう言われたらそうかもしれないと思えたのでそうしておいた。
が、最近またソイツと会った。
まったく違う場所で、正直焦った。
死んだときに会いにくるって言うから、俺は死期が近いのかとまじで焦っていた。
そしたら向こうから話しかけてきた。
別に悪霊ってわけじゃなさそうだし、少し話をした正直へんなひとだよな。
一人で話してるんだもんな、はたから見れば・・・・


163 :本当にあった怖い名無し:2013/08/30(金) 12:39:45.66 ID:exgLFeum0

そいつは別に俺を連れにきたわけじゃないらしい。
もうすぐこの辺で人が死ぬらしい。だから待ってるらしい。
俺は聞くだけであんまりこっちからは喋らなかったけど、なんにもソイツは変わってなかった。
でもやっぱり皮肉ばっか言ってた。
その後ソイツはどっか行ったんだけどさ、今でもたまに見かける。
でもやっぱりあいつしか見ない・・・・・・・そろそろ怖い。

長くてスマンかった。これで終わり。
これ怖いというより不思議な話だったな、スレチだったらすまん。




オカルトランキング



907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0

俺、先週離婚したんだ。
んで、生活力が無いからと子供も向こうに取られちゃって、もう何にも残ってないの。
んで、もうどうでも良くなって適当に死のうかと思って、
ぶらぶらと家の近所を散歩しながら死ぬ方法考えてたんだ。


907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0

そしたら、いつも通ってる道なのに気付きもしなかった神社を見つけて、
そこの木で首吊りしてみようかと様子を見に境内に入ったんだ。
入ってみると結構広い神社で、あーこの木なんか枝振りが良いなーとか思いながら見て歩いてると、
突然目の前に巫女さんが現れて、泣きながら「ばかっ!」とか大声出して俺の事引っ叩いたんだ。
ワケわかんなくてボーゼンとする俺を、
「死ぬ位ならなんでも出来るでしょ!」とか泣きじゃくりながら怒鳴りつけ、建物の中に走りこんでいっちゃった。
しならくボーゼンとしてたけれど、いきなり涙が溢れてきて、そこでワンワン泣き出しちゃったら、
神主さんが出てきて、家の中に入れてくれて色々と聞いてくれたんだ。
大分落ち着いてきて、段々と生きる気力が沸いて来て、
あの巫女さんにお礼を言いたくなったので神主さんに聞いてみると、
そんな巫女さんはこの神社には居ないと言われた。


907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0

俺はなんとなく、この神社の神様が俺を叱ってくれたんだと思うことにしてさっき帰ってきた。
あの巫女さんに言われたとおり、明日からガキの頃諦めた夢を叶えるために頑張ってみようかと思う。
神様、巫女さん、神主さん、そして元嫁にも子供にもありがとうと言いたい。
俺、頑張ってみるよ。




オカルトランキング



398 :本当にあった怖い名無し:2011/08/23(火) 23:01:55.66 ID:HYnT0zg+0

5年前まで京都に住んでてな、俺は大学生で、コンビニでアルバイトしてた。
そんで、俺の通ってた大学ってのがまた田舎っていうか、山の中に校舎あるのよ。
敷地内にリアルに『猪注意!!』なんて看板あるわけww
ぶちゃけ↑で大学、特定されそうなんだが。


398 :本当にあった怖い名無し:2011/08/23(火) 23:01:55.66 ID:HYnT0zg+0

まぁ、そんな大学に、歩いて5分弱の所に住んでた。
こんな所だから、街灯なんてほとんどないのよ。マジで真っ暗。
当時は、流石は京都!風情があるぜ!とか思ってたw

いい加減、貯金尽きて、二回生の春くらいからコンビニの深夜勤始めた。廃棄の量にビビッたね。
一ヶ月くらい務めてから、もう本当に面倒くさくなってね。コンビニ行く道を探索しまくった。
バイトがメンドい→探索になった理由は俺に聞くな。

399 :本当にあった怖い名無し:2011/08/23(火) 23:03:27.40 ID:HYnT0zg+0

そんなこんなで、探索中に何か社?みたいな?そんなんがある道を見つけた。
もう本当にボロボロ。
あちこち傷ついてるし、社にある御神体っていうの?が、近所の馬鹿ガキのせいか原形ない、ただの石になってた。
まぁある意味、原形だな。
イメージ的に言うなら、夏目友人帳の露神さまみたいなの。
凄く可哀想だと思った。つーか不憫に感じてな。
大学の専攻が歴史ってのもあったし、宗教学の講義も習ってたから、
(習ってたくせに?付けまくってすまん。不真面目な学生でした)
山の社なんて、時代違えば結構な信仰の対象だろ?
それで、どーせ廃棄捨てるんだったら、ここに御供えすればいくない?って発想になった。
ちなみに、御供え物は饅頭とか団子。


400 :本当にあった怖い名無し:2011/08/23(火) 23:05:05.37 ID:HYnT0zg+0

そこから俺の日課は、
大学終わる→寝る→22時からバイト→4時終了→御供え→寝る→大学
になった。
不思議なことに、御供え物は次の日にはなくなってた。
まぁ今考えると、不思議なだけで、当時は「よしよし、いい食いっぷりだ」とか、特に深く考えず思ってた。

そんな日を続けて、コンビニの制服が半袖から長袖になったくらいだと思うんだけど、
明らか未成年の、襟足の長さが戦闘能力の高さと勘違いしてる金髪DQNがタバコ買いに来て、
テンプレ通りに断ったら、俺のチャリをパンクさせやがった。
悪いとは思ったけど、あまりにイラついたんで、歩きタバコしながら帰った。

社の前に通りかかってもタバコくわえてて、いつも通り御供えしてたら、
タバコ煙かったのか「コンッ!」って声ってか音が聞こえてな。
聞き間違えと思いつつも、試しにフーって吐いたらまた聞こえたw
恐怖心とかは全然なかった。
言うまでもなく、俺の日課はひとつ増えたw

401 :本当にあった怖い名無し:2011/08/23(火) 23:06:39.46 ID:HYnT0zg+0

飽き性で長続きしない俺が唯一、卒業でバイト辞めるまで自発的に続けられてたのが、この御供え物だった。

コンビニを辞める最終日に、いつも3時くらいにワンカップ買って帰るお爺さんに、
「○○道の少し外れにある社って、なにを祀ってるかご存知ですか?」って聞いてみたら、
「知っとるよ。狐さまが祀られとる」
詳しく聞くと、やっぱり昔は、多くはなかったけど拝みに来てる人がいたらしい。
今では、亡くなったり入院してたり遠くに行っちゃったりで、ほとんどいないということだ。
(爺さんが、儂も腰が云々ほざいたから、深夜に酒買いにくる人が何をwと突っ込んどいた)

最後の御供えの時、まぁ、最後ってんで、きちんとかがんで頭下げて手を合わせた。
その最中、何か気配を感じて薄目開けたら、黄色くて先が白い尻尾が見えた。
瞬きしたら消えたんだけどね。

こんな感じw 
怖くなくてごめんねw
大学の講義のことなんざかけらも覚えちゃねーけど、
このことに関してはなんでか鮮明に覚えてんだよね。




オカルトランキング



871 :本当にあった怖い名無し:2011/10/16(日) 22:01:11.28 ID:zrSKtdQD0
少し前の体験…っても俺は感じたり見たりしてないんだけど。

俺は田舎から越してきた社会人で、一人暮らししてる。
んで、幼なじみの子がこないだ遊びに来たんだ。
昔から一つだけ特殊な子で、神社の鳥居をくぐるとその鳥居が“生きてる”か“死んでる”かがわかるんだって。
感覚らしく、俺や他の友達にはさっぱりだったけどね。
んで、今でもその感覚あるのか聞いたらあるって言うから、出掛けるついでに神社の側を通って鳥居くぐらせてみた。
最も二カ所だけだけど、一つは“死んでる”らしかった。
どっちの神社も傍目には同じだから、俺にはさっぱりだったんだけどな。
そもそも“生きてる”か“死んでる”かわかっても、別に特別何かがわかるわけでもないそうな。


872 :本当にあった怖い名無し:2011/10/16(日) 22:13:36.27 ID:zrSKtdQD0

別にお互い特別なオカルト好きでもないから、その話題もその辺で買い物終えて帰ろうとしたんだ。
ほんのりと怖かったのはここから。
俺のアパートって山の上なんだが、少し階段キツいけど近道があるからそこから行こうって誘って、
その道にさしかかったところその子の足が止まった。
ホントに急だった。その子だけに見えない壁があるんじゃないかって思ったほど。
どうしたのか聞いたら、
「え?なんで…え…?」って困惑しながら、すごい不安げな表情でキョロキョロし始めた。
「やだ…ここ、すごいやだ…」って逃げるように後ずさった。
どうしたんだよって再度聞いたら、
「だってここ…鳥居がいる…」って言うんだ。

875 :本当にあった怖い名無し:2011/10/16(日) 22:38:08.06 ID:zrSKtdQD0

それを聞いて何だかゾクッとした。
鳥居が“ある”とか“見える”とかじゃなくて、“いる”って言葉が妙にリアルだった。

結局、その道は使わずに家に帰った。
それからは別になにもない。その子も何事もなく帰った。
冒頭にも書いたが、俺自身は何も見てないし感じてない。
ただ、その子の嫌がる姿はマジに見えた。

んで、俺は仕事でヘルパーやってるんだけど、
爺ちゃんと道を歩いてる時に例の鳥居が“いた”場所に近づいたから、
昔ここに神社とかあったのって聞いたらあったらしい。
元々回りくどい話し方する爺ちゃんだけにいまいち要領を得なかったが、
土砂災害かなんかで神社が崩れた事があり、今後の安全面も考えて場所を移して再建したんだとか。
幼なじみが嫌がったすぐそばに鳥居もあったらしい。
もちろん、再建した神社はすぐ近所。
そしてその神社の鳥居は、先に幼なじみが“死んでる”と言っていたものだ。

今あるのに“死んでる”と言われた鳥居。
今は存在しないのに“いる”と言われた過去の鳥居。
何の関係もない、偶然、たまたま、そんな程度のことだと思う。
でもそういう場面に遭遇するとやっぱ興奮(?)しちゃうな。それで書き込んだ。
ほんのりと楽しんでもらえたらいいなと思う。
長文に付き合ってくれてありがとう。





オカルトランキング



 
207 :本当にあった怖い名無し:2006/12/10(日) 00:48:31 ID:/WktQKKN0
『一度霊体験をすると、それからしばらく霊体験をしやすくなる』
という話を聞いたことがあるだろうか?
霊感が強くなるのか、霊とベクトルが合うようになるのか、はたまた霊を意識するようになるのか、
理由はよくわからないが、とにかくそういうことはあるらしい。
これから書き込むのは、数年前、当時大学生だった俺が、
のっぽのYと茶髪のAという、二人の友人を引き連れて、
心霊スポット荒らし(心霊スポットでバカ騒ぎしたり、カップルおどかしたり)をしていたときに体験した、
いくつかのエピソードの内の一つで、俺達の最初の霊体験の話だ。


208 :本当にあった怖い名無し:2006/12/10(日) 00:49:03 ID:/WktQKKN0
大学1年の後期、冬休みを目前に控え浮かれていた俺達は、
週末にF県にある某神社に、キャンプをしに行くことにした。(心霊スポット荒らしの一環)
その神社は、
『女性が強姦されて殺された』『いやいや、強姦されて世を儚んだ女性が首を吊ったのだ』
といった噂のある場所で、ようするに『出る』と言われる場所だった。

夕方に神社についた俺達は早速テントを立て、各自わかれて辺りを散策しはじめた。
見るからに古そうな神社で、鳥居の塗料はほとんど落ちており、
周囲にぽつぽつとしかない民家が、いっそう寂しさを引き立てていた。
なるほど、こりゃ妙な噂が立つのも頷けるな。
俺はそう思いながら、一人神社の周囲をぐるぐると見て回っていた。

三人で1時間ほど神社を見て回ったが、不思議なことも起こらず不気味なものにも遭遇せず、
「やっぱり幽霊なんていねーよな」等と笑いながら、俺達は夕食のカレーを作り始めた。

肉を切り、野菜を切り、米を炊き、粗方完成したカレーを、持ってきたカセットコンロで煮込んでいるときだった。
「何してるの?」と、不意に声をかけられた。
声のした方を見てみると、俺達と同年代か、あるいは少し年上くらいであろう女性が一人立っていた。
「ねえ、何してるの?」
女性は再び問いかけてきた。
突然声をかけられたことに一瞬びびったが、そのときの時間はまだ午後8時前くらい。
若い女性が一人で歩いていてもおかしくない時間帯だったので、俺達はすぐに平常心を取り戻した。
「あぁ、キャンプですよ」とY。
「今晩飯のカレー作ってるんです」と俺。
「お姉さんもよかったらどうですか?」とAが続ける。
「いいの?」と言いながら、女性は俺達の方にゆっくり、本当にゆっくりと近づいてきた。


209 :本当にあった怖い名無し:2006/12/10(日) 00:50:41 ID:/WktQKKN0
そこで俺は、その女性の姿に妙な違和感を覚えた。上手く言葉にできないのだが、何かがおかしい。
YとAも同じような感じだったようで、俺達三人は顔を見合わせたり小首を傾げたりしていた。
手を伸ばせばもう手が届く、というところまで女性が近づいてきたところで、俺はようやく違和感の正体に気付いた。
この女性には影が無い――
ありがちだな、と思った人もいるかもしれない。
しかし俺が言っているのは、いわゆる影法師のことではなく、(影法師もなかったかも知れんが)
人間の身体にかならずあるはずの、鼻の下や目の窪みといったところに出来る影のことだ。
まるで小学生が描いた人物画のように、その女性には陰影が全くなかったのだ。
その女性は、俺が違和感の正体に気付いたと知ってか知らずか俺の隣に座り、
にたりと(決してにっこりと言ったようなものではない)歯を剥き出しにして笑った。
そこで俺はもう一つ、奇妙なことに気付いてしまった。
女性の首が異様に長いのだ。
最初は普通だったはず(暗くて距離があったとしてもさすがに分かる)なのに、
今俺の隣に座っている女性の首は、常人のそれの二倍以上はあるようだった。
YもAも、女性の異常さにとっくに気付いているようだったが、恐怖のためか身体が全く動かないようだ。
当然俺も蛇に睨まれた蛙のような状態で、指一本動かせなかった。
逃げ出すこともできず、目を逸らすこともできず、俺達はひたすらこの異常な状況が終わるのを待つしかなかった。

どのくらい経っただろう?俺には1時間にも2時間にも感じられたが、実際は数分だったと思う。
唐突に、女性が声を上げて笑いはじめた。ゲラゲラと狂ったように、壊れた人形のように。
恐怖の限界に達していた俺達は、その笑い声を皮切りに猛ダッシュで車まで逃げ込み、
近くのコンビニまでフルアクセルで飛ばした。
その間も笑い声が耳から離れず、本気で気が狂いそうだったように思う。


210 :本当にあった怖い名無し:2006/12/10(日) 00:51:20 ID:/WktQKKN0
結局俺達はそのコンビニの駐車場で、
「すげえ、あれなんだ!?」「マジ怖え、つか意味わかんねぇ」
と、興奮状態で夜を明かし、次の日の朝早く神社に片付けに戻った。
当然女性はもうその場にはいなかったが、不思議なことにカレーだけは綺麗に食べつくされていた。
あの女性が霊魂の類だったのか、それともあやかしの類だったのかは分からないが、
俺達が頻繁に霊体験をするようになったのは、丁度この出来事のあとからだった。

後日談だが、この出来事の一週間後にYとAに、
「もう一回あの神社行こうぜ」と言われたときは、
こいつら取り憑かれたんじゃないか?と心配したものだった。




オカルトランキング

↑このページのトップヘ