129 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 17:46:13 ID:qN6pZr3s0
ウチの近所の海は浜辺に、鈴をくくりつけた棒が立ててある。
赤い汚い布きれが巻いてあるんだが、昔、死体が流れついてくるとその鈴が鳴るらしい。
その鈴の音が拝み屋に聞こえるらしく、遺体の始末と供養を拝み屋がやってたらしい。
毎年決まった時期、場所に死体が上がるという海でもあり、地元では有名だ。
131 :本当にあった怖い名無し:2007/10/09(火) 21:58:20 ID:f/cg32Ht0
鈴をくくりつけた棒に赤い布が巻いてあるのは、鳥居の代わりであるのかも知れない。
浜辺だから、普通の鳥居では簡単に倒される。
裕福でない寒村においては、鳥居を立て替えるなどの余裕はないから、棒を建てて赤い布だけを巻いたのだろう。
海神を祀る印であった可能性がある。
あるいは、神と呼ぶにはばかる存在であるので、鳥居の代わりに棒なのかも知れない。
祀る村人の心に応えて、海で亡くなった人をそこに送り届けてくれるのだろう。