434 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/12/01(月) 00:08:49.78 ID:oISRj0WsO.net
以前、伯父が入院してた時の話を書いてみる。

夜中伯父のベッド横に、寝間着姿のオッサンが立ってた事があったそうだ。
オッサンの口には折り紙で作ったみたいな、黄色いクチバシが付いてて、
悪ふざけした入院患者か!?と思って怒ろうとしたんだけど、金縛りで声も出ない。
無言で見下ろされ続ける事数分、オッサンは暗がりに溶け込む様に消えてしまった。

翌日、隣のベッドのお爺さんに話してみると、「それは河童だ」と言われたそうだ。
「俺の所にも夜、河童が来るからなかなか眠れないし、トイレにまでついて来て覗くんだ」
そう愚痴るお爺さんは心底参っている様子。

その夜、伯父の元に再度オッサンが現れたが、
怖いよりもお爺さんが気の毒で腹が立って来て、つい脳内説教を始めてしまったそうだ。
『爺さんに付きまとってんのお前か!?
 何でそんな迷惑な事するんだ、爺さん嫌がってるぞ可哀想だろ。
 トイレ覗くなんて変態かこのエロガッパ野郎!』
…みたいな事をまくしたてると、オッサンは困り顔になり、静かに部屋を出て行ったという。

伯父はこの件をお爺さんに話さなかったけど、
これ以降お爺さんの前に河童が現れなくなったので、やっぱりこのオッサンが付きまといの犯人だったみたい。

ただ、このやる気のないコスプレみたいなオッサン。
立ち去る背中に甲羅はなかったそうで、病院の側に水辺もない。
「本当に『河童』だったんだろうか?」と伯父は話してた。