80 :列島縦断名無しさん:03/12/30 22:55 ID:6k2kQ7Pq
3年位前の四国旅行で、変なヤツを拾ったからその話を。

夜1時くらいに、車で徳島から室戸岬に至る国道55号を、
きままにひた走っていたんだが(対向車皆無だし、直線多いから走りやすい)、
自販機でコーヒー飲んでたら、二十歳前後のライダー風の男が近づいてきて、
「自分は四国を歩いて旅行していて、疲れたから乗せて欲しい」って言って来るんだよな。
こんな真っ暗で人気のない国道を、こんな時間に歩くなんて…根性あるなー!
と思って喜んで車に乗せたんだけど、車に乗せた時にはっと気付いた。
顔がやばいくらい真っ青だった。
顔に肉がほとんどついてなくて、目がやけにギョロギョロしていて、正直あまりいい印象は受けなかった。
車を走らせながら、色々聞いても「はぁ…」とか「うん…」とか、なんだかはっきりしない返答を繰り返すだけで、
疲れてるのかなーと思って黙っていたら、思い出したように「…やっぱ降りるわ」って言い出した。


81 :80:03/12/30 22:56 ID:6k2kQ7Pq
「なんで?ここで降りても何にもないよ」とオレが言うと、
そいつはしばらくしてから「いや…A(誰かの苗字)…探さなあかんねん」って言う。
オレ「え?Aって誰?友達?」
そいつ「うん…」
オレ「え、どういう事?二人で旅行してたの?」
そいつ「そう…」
オレ「(早く言えよ(怒))じゃあ、さっきの自販の所にいるんだな」
そいつ「いや、わからへん…、でもあの辺にはおらへんかった。でもまだあそこの海の中は調べてへんから…」
オレ「はぁ?とにかく、そのAってのはいついなくなったんだ?」
そいつ「…ちょっと前…」
オレ「二人歩いてて…いなくなったのか?」
そいつ「いや…、バイク…」
オレ「…お前さっき歩きだって言ったじゃん」
そいつ「・・・・・・・・・」

そのあと俺が何を聞いても黙りこくるだけだったから、
なんだか気持ちも良くなかったし、自販機の所まで引き返して降ろした。
そいつはお礼もせず、重い足取りでまた闇の中へ消えていった。
そのあと車の中でそいつの言動を思い返して、はじめてその異常さに気がついた。
友達探すって、海は断崖絶壁でとても夜中に近づけるものでもないし、歩きって嘘つく意味も分からんし…
ユーレイじゃないとは思うが、なんだか奇妙な体験だったなあ。