【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 神様系




402 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中:2009/03/04(水) 16:15:41 ID:rf9zvKm30
数年前家族でドライブに行った山での出来事。

車を降りて、ダンナと子供たちはパーっと走って遊びに行って私一人残された。
そこには岩で作られたほこらがあって、
40前後くらいの男性とその母親らしき人が拝みに来てて、お供え物や簡単なお飾りをしていた。
母親らしきおばさんが御祈祷を唱え始めると、ほどなくして口調が変わった。
後ろで何をするでもなくそれを見ていた私には、何なのか最初はわからなかったが、
どうやらそこの神様がおばさんに乗り移ったらしく・・・。
「おうっ、酒をついでくれんか。うまいっ。よう来たのう。
 いつまでも鼻水たらしとらんとしっかり嫁と子供を大事にせいよ。
 もう一杯酒をくれんか。ええ酒じゃ」
云々とひとしきりしゃべった後、帰って行ったのか元のおばさんの口調に戻り、
二人は淡々とお飾りを片付けながら、
「酒の好きな神さんじゃったな」
などと話し、何事も無かったかのように去って行った。
権現さんを祀ったほこらだった。

あんなの初めて見たから驚いた。
おっさんに対して「鼻水たらして」とインパクト大だった。
あれはおばさんの単なる演技だったのかどうなのか、今もってナゾだ。









924:本当にあった怖い名無し:13/08/07(水)23:24:07.57ID:HfgZm8eJ0
もうだいぶ前の話だけど、鎌倉を色々回ってみたくて一泊二日で散策に行ったんだ。
最日、歩き回って疲れたのか、夜になって神経痛のように足が痛くなって、ほとんど眠れなかった。

次の日少し早めに出て、目的地に向かったんだけど、昨夜の足の痛みがぶり返して、目的地に付いた頃には歩けなくなってしまった。

鎮痛剤を飲めば治るのだけど、まだ薬局も開いていない時間だし、どこにあるかもわからない。仕方なく着いた神社のベンチで座っているしかなかった。けど一向に痛みが引かない。


924:本当にあった怖い名無し:13/08/07(水)23:24:07.57ID:HfgZm8eJ0
で、ダメもとと無理を承知で神社の神様にお願いしてみた。

「足が痛くてたまりません。どうか足の痛みを取って下さい。お礼に杉の苗を寄進(きしん)いたします。」

杉の苗の寄進とは、その神社が杉に囲まれた中にあって、杉の苗の寄進をお願いしている張り紙を見たから。

お願いして30分くらい座ってて、そろそろ行かないと、と思って立ち上がったら痛みが消えてたよ。普段絶対薬じゃなきゃ取れない痛みなのに。


924:本当にあった怖い名無し:13/08/07(水)23:24:07.57ID:HfgZm8eJ0
その後もぶり返すことなく、快適に鎌倉を回れたよ。で神様のお約束の寄進は、その時カネがなくて果たせなかったんだ。

そのまま帰ってきて、その後数年たってしまった。気がかりだったけど。

そしたらある時、菅原道真(すがわらのみちざね)のような姿をした人が夢に出てきて、笑いながら「約束は守らなきゃいかんぞ」と怒られた。

あ、あの約束だ!とピンと来て、速攻鎌倉に行って、杉の苗の寄進は中止していたからお金をご寄進してきたよ。

神様怒らせると怖いから、何事もなくてよかった。







844:14/03/23(月)19:48:14ID:dJrE5Zg0

もう20年以上前のこと、お伊勢参りで内宮に向かう途中、式年遷宮(しきねんせんぐう)用にすでに砂利をひいてある、ひらけた場所の前を通ったとき、幻が見えた。

 

 

844:14/03/23(月)19:48:14ID:dJrE5Zg0

天まで届くかという太くて大きな柱が3本、∴の形にそそり立っていて(手前2本、奥一本、手前2本は参道に平行に近いが、時計回りに10度ほどずれていたような)木の船がゆっくりと、右から、一番右の柱の天辺に触れそうになったところで幻は消えた。

今さらだが、何の意味がある幻だったのか知りたい。柱が3本というのもよくわからないし、昔の神様が見えた時代のことなのか、それとも式年遷宮で移られる神様の船だったのか。

キリスト教やらエホバさんやら、連れられるままにいろいろ巡った自分だが、よく考えると日本の神様に縁がある気がしてきた。

 

 

844:14/03/23(月)19:48:14ID:dJrE5Zg0

次も幻の話。

これも20年近く前のこと、当時好きだった大きな神社さんのそばを夜8、9時頃に車で通りかかったときのこと。

参道から続く民家の、一軒の玄関の暖かい灯りに魅入った瞬間にまたぶわっと幻が見えた。

一人の男(時代劇農民風)が、人を殺したか何か、ひどく罪のあることをして刑場へ連れていかれるところで母親が泣いている。

場面が変わって、その男が子供の頃、友達と遊ぶシーンや、母親の視点から子供(その男)をあやすシーンなど男の一生と、母親の寂しい気持ちを、時間を移動させながら一瞬で見た。

数秒のことだったが、映画を一本見たくらいの長さで、神様か何かの記憶と感情だろうか?「見つめ続けているだけで、救えず、つらい」というとても切ない気持ちが同時に伝わって来て、一緒に泣いた。

 

詳しくないのでよくわからないが、山里の守り神様みたいなのは、人の生活にあまり手出しをしてはいけないのだろうか。「長く長く見つめているだけなのは、なんという切ないことか」と。

自分の好きな、愛知の大縣神社(おおあがたじんじゃ)さん付近でのこと。








94: 本当にあった怖い名無し 2010/08/11(水) 23:46:56 ID:4fhYpDWBO
あんま恐くなくてごめんなさい。

体によく不思議な模様が出る。
曼荼羅見たいに○と幾何学的な直線。
他は顔、鏡餅、ハート、団子、花など日によってちがう。
レース、リンゴ、薔薇などの日も。
自分で絶対に手届かない位置に出来る。
火傷や内出血でほんのり模様が出る。
子供時代「うちの神様がよくやる」と言われ育った。

だが寝てる間に虐待かと?家族を疑い、教師にも相談。
そしたらしばらく模様は出なかった。
だが、また出るようになり両親を疑いながら、月日が流れた。
一人暮らししてもアザや火傷で模様が出る。今も。
夜中布団で思いきって「もっとかっこいいの描いて」と口にした。
そう頼んで以来団子、便器の絵は描かれなくなった。

ちなみに私は異常なくらい運がいい人間です。宝くじ、福引きは当たる。
親や親戚は「神様は家についてたのにおまえについてった」
「おまえが生まれたときから、おまえだけ得させてた」
「もう家に神様はいない」
たまに帰ると言われます。
大昔から、福の神が家にいると信じてた変な家なんです。
実は、一人暮らしする前日、気配を感じたので話しかけてしまったんです。
「ついてくる?」
「ずっと一生一緒だよ」
「来てくれたら嬉し泣きしちゃう」
私は家を出ても、幸運でいたかったんです。親不幸ですね。
あっという間に家は大金持ちから、一般家庭に転落しましたが両親も健やかに生きてます。
恐くなくてごめんなさい。

96: 本当にあった怖い名無し 2010/08/11(水) 23:55:00 ID:z2LEDoIm0
>>94
嫁に来てくれ

95: 本当にあった怖い名無し 2010/08/11(水) 23:49:48 ID:Op8f7NE50
お前が怖いわ









322: 本当にあった怖い名無し 2010/02/27(土) 19:24:57 ID:jem8Wdzn0
ほいじゃ投下。長めなので苦手な方はご注意ください。

東北某県の山奥にある実家にまだ住んでいた頃の話なんだけど

その地域では俺の一族が大地主だったらしく、
祖父に対して近所の連中がぺこぺこしてるというなんとも嫌な感じで、
正直俺は余り実家のことが好きじゃなかった。

んでそんな俺の実家には蔵がある。
家宝が云々とか言われているけど、なんのことはなく
ようは他方からの貢物を収めている。

そんな中でひときわ大切にされている玉があった。
用途は一切不明、黒ずんだ金属(何の金属かはわからん)製らしき玉で、
模様装飾その他は一切なし。
振るとカラカラ言った(子供の頃振って祖父に血を吐くほど殴られた)
なんなのかよくわからなかったけどただ
「最も大事な物、絶対に触るな」とだけ言われてきた。
絶対に触るなって言っても別に呪いがどうこうではなく、祖父曰く
「孫が入っておる。いつ生まれるかわからんから刺激はするな」とのこと。

どうやらその家の主に代々伝わる話があるらしく、それに関係しているらしい。
俺の父親は知っていたが俺はまだ知らなかったので、
気味が悪いとは思っていたが別にどうすることもなかった。

後で父親に聞いた話だと「孫」っていうのはその地域の土着神みたいなもの。
普通土着神っていうのはその地域に住んでいるものだけど、
「孫」は特別で、村が出来て人が住んでから他方の神様を持ってきたんだと。
その連れてきた人間っていうのが家の家系の1代目ってわけだ。
なんで「孫」っていうのかとか何故変な玉に入っているのか
生まれるってどういう事かとか、そういうことはわからんとのこと。

324: 本当にあった怖い名無し 2010/02/27(土) 19:26:26 ID:jem8Wdzn0
>>322続き

そして去年の夏に心臓発作で祖父が死んだ。
俺と父親は家を出てきていたので当然家を継ぐことはなく、
つまりはこれで家主はいなくなるわけだ。で祖父の葬式のために実家に帰った。
俺はふとあの玉が気になって(言っちゃうと家を出てからずっと気になってた)
蔵に行ってみた。

そしたらあの玉が割れていた。綺麗に真っ二つ。
しかも割れてはじめてわかったんだがその玉はどうやら木製。
裏側に木目があって表面はなんかの塗料だったらしい。
当然そんな重いもんでもなく持ってみると軽い。
しかし子供の頃こっそり持ったあれは確かに金属の重さだった。
つまり「孫」には結構な重さがあったってこと。
なんだかぞっとして俺はその蔵から逃げ出した。

葬式を終えて今の家に帰ってから半年ほどして、
あの村で人死にが大量に出たと聞いた。
あっちでは呪いやら祟りやら言っていたが、俺は
なんとなくそれは違うような気がする。
だって家主が死んですぐ「孫」が生まれるなんておかしいから。
俺は「ああ、祖父で足りたんだなあ」と思った。
一体あの玉から何が生まれてしまったのかは知らない
でもまあ、もう俺はあそこには帰らないから知る必要もないかと思っている。

東北にでかけるときは何がいるかわかりませんのでご注意を。


325: 本当にあった怖い名無し 2010/02/27(土) 19:28:16 ID:jem8Wdzn0
>>324
書いたら全然長くなかったね(´・ω・`)
以上です。あれ以来実家には帰ってませんし帰りたくありません。

328: オス!オラ孫悟空 2010/02/27(土) 21:09:21 ID:qSM6sgff0
>>324は説明不足でいいたい事が伝わってないのでは?
箇条書きっぽいし…

330: 324 2010/02/27(土) 21:31:46 ID:jem8Wdzn0
>>328
あーごめんなさい。余り文章書き慣れてないもんで
わかりにくかったかもしれないところを補足

>あの村で人死にが大量に出たと聞いた。
母が祖母の妹さん(実家にいる人)から電話で世間話として聞かされたそうです。

>あっちでは呪いやら祟りやら言っていたが
これは従兄弟(実家の近所に住んでいる)から電話で話している折にこっちから
「〇〇さん(近所の人)も亡くなったんだって?どうしたんだろうね?」と聞きました。
すると「なんか婆ちゃんとか父ちゃんは祟りだというとる」とのこと

>だって家主が死んですぐ「孫」が生まれるなんておかしいから。
>俺は「ああ、祖父で足りたんだなあ」と思った。
俺は「孫」は神様なんかじゃなく、
人の命を吸って成長する化け物だと思っています。根拠はないですが。
それで祖父の命を吸ったことによって生まれることが出来るくらい成長したんだなあと。

おそらく生まれた「孫」はまだあの近辺に住み着いていると思います。
まだ人死には出ているらしいので。

337: 本当にあった怖い名無し 2010/02/27(土) 22:42:59 ID:7DbuF6oA0
>>324
東北に住んでるが、特に何もないから大丈夫









772 :本当にあった怖い名無し:2005/07/26(火) 18:17:06 ID:amlXWpEo0

毎年夏、俺は両親に連れられて、祖母の家に遊びに行っていた。
俺の祖母の家のある町は、今でこそ都心に通う人のベッドタウンとしてそれなりに発展しているが、
二十年ほど前は、隣の家との間隔が数十メートルあるのがざらで、
田んぼと畑と雑木林ばかりが広がる、かなりの田舎だった。
同年代の子があまりいなくて、俺は祖母の家に行くと、いつも自然の中を一人で駆け回っていた。
それなりに楽しかったのだが、飽きることもままあった。

 

小学校に上がる前の夏のこと。
俺は相変わらず一人で遊んでいたが、やはり飽きてしまって、いつもは行かなかった山の方へ行ってみることにした。
祖母や親に、「山の方は危ないから言っちゃダメ」と言われていて、それまで行かなかったのだが、
退屈にはかなわなかった。

 

家から歩いて歩いて山の中に入ると、ちょっとひんやりしていて薄暗く、怖い感じがした。
それでもさらに歩いていこうとすると、声をかけられた。
「一人で行っちゃだめだよ」
いつから居たのか、少し進んだ山道の脇に、僕と同じくらいの背丈で、髪を適当に伸ばした女の子が立っていた。
その子は着物姿で、幼心に変わった子だなと思った。
「なんで駄目なの?」
「危ないからだよ。山の中は一人で行っちゃ駄目だよ。帰らなきゃ」
「嫌だよ。せっかくここまで来たんだもん。戻ってもつまらないし」

 

俺はその子が止めるのを無視していこうとしたが、通りすぎようとしたときに手をつかまれてしまった。
その子の手は妙に冷たかった。
「……なら、私が遊んであげるから。ね?山に行っちゃ駄目」
「えー……うん。わかった……」
元々一人遊びに飽きて山に入ろうと思い立ったので、女の子が遊んでくれると言うなら無理に行く必要もなかった。

 

その日から、俺とその女の子は毎日遊んだ。
いつも、出会った山道のあたりで遊んでいたので、鬼ごっことか木登りとかがほとんどだった。
たまに女の子が、お手玉とかまりとかを持って来て、俺に教え込んで遊んだ。

 

 

774 :本当にあった怖い名無し:2005/07/26(火) 18:18:04 ID:amlXWpEo0

「健ちゃん、最近何して遊んでんだ?」
「山の近くで女の子と遊んでる」
「女の子?どこの子だ?」
「わかんない。着物着てるよ。かわいいよ」
「どこの子だろうなあ……名前はなんつうんだ?」
「……教えてくれない」
実際その子は、一度も名前を教えてくれなかった。祖母も親も、その子がどこの子かわからないようだった。
とりあえず、村のどっかの家の子だろうと言っていた。

 

その夏は女の子と何度も遊んだけど、お盆を過ぎて帰らなきゃならなくなった。
「僕明日帰るんだ」
「そうなんだ……」
「あのさ、名前教えてよ。どこに住んでるの?また冬におばあちゃんちに来たら、遊びに行くから」
女の子は困ったような、何とも言えない顔をしてうつむいていたが、何度も頼むと口を開いてくれた。
「……名前は○○。でも約束して。絶対誰にも私の名前は言わないでね。
 ……遊びたくなったら、ここに来て名前を呼んでくれればいいから」
「……わかった」

 

年末に祖母の家に来た時も、僕はやはり山に行った。名前を呼ぶと、本当に女の子は来てくれた。
冬でも着物姿で寒そうだったが、本人は気にしていないようだった。
「どこに住んでるの?」「今度僕のおばあちゃんちに遊びに来ない?」などと聞いてみたが、
相変わらず首を横に振るだけだった。

 

そんな風に、祖母の家に行った時、俺はその女の子と何度も遊んで、
それが楽しみで春も夏も冬も、祖母の家に長く居るようになった。

 

女の子と遊び始めて三年目、俺が小二の夏のことだった。
「多分、もう遊べなくなる……」
いつものように遊びに行くと、女の子が突然言い出した。
「何で?」
「ここに居なくなるから」
「えー、やだよ……」
引越しか何かで居なくなるのかなと思った。
自分が嫌がったところで、どうにかなるものでもないとさすがにわかっていたが、
それでもごねずにはいられなかった。

 

 

775 :本当にあった怖い名無し:2005/07/26(火) 18:19:16 ID:amlXWpEo0

「どこに行っちゃうの?」
「わからないけど。でも明日からは来ないでね……もうさよなら」
本当にいきなりの別れだったので、俺はもうわめきまくりで、女の子の前なのに泣き出してしまった。
女の子は俺をなだめるために色々言っていた。
俺はとにかく、また遊びたい、さよならは嫌だと言い続けた。

 

そのうち女の子もつうっと涙を流した。
「……ありがとう。私、嬉しいよ。でも、今日はもう帰ってね。もう暗いし、危ないからね」
「嫌だ。帰ったら、もう会えないんでしょ?」
「……そうだね……。あなたと一緒もいいのかもね」
「え?」
「大丈夫。多分また会えるよ……」
俺はさとされて家路についた。途中何度も振り向いた。着物の女の子は、ずっとこちらを見ているようだった。

 

その日、祖母の家に帰ったらすぐに、疲れて寝に入ってしまった。
そして俺は、その夜から五日間、高熱に苦しむことになった。
この五日間のことは、俺はほとんど覚えていない。
一時は四十度を越える熱が続き、本当に危なくなって、
隣の町の病院に運ばれ入院したが、熱は全然下がらなかったらしい。
しかし五日目を過ぎると、あっさり平熱に戻っていたという。

 

その後、祖母の家に戻ると、驚いたことに俺が女の子と遊んでいた山の麓は、
木が切られ山は削られ、宅地造成の工事が始まっていた。
俺は驚き焦り、祖母と両親に山にまでつれて行ってくれと頼んだが、病み上がりなのでつれて行ってもらえなかった。

 

それ以来、俺は女の子と会うことはなかったが、たまに夢に見るようになった。
数年後聞いた話に、宅地造成の工事をやった時、麓の斜面から小さく古びた社が出てきたらしいというものがあった。
工事で削った土や石が降ったせいか、半壊していたという。何を奉っていたのかも誰も知らなかったらしい。
その社があったのは、俺が女の子と遊んでいた山道を少し奥に入ったところで、
ひょっとして自分が遊んでいたのは……と思ってしまった。

 

 

776 :本当にあった怖い名無し:2005/07/26(火) 18:20:40 ID:amlXWpEo0

実際、変な話がいくつかある。

 

俺の高校に、自称霊感少女がいたのだが、そいつに一度、
「あんた、凄いのつけてるね」と言われたことがあった。
「凄いのってなんだよ?」
「……わかんない。けど、守護霊とかなのかな?わからないや。でも、怪我とか病気とかあまりしないでしょ?」
確かに、あの高熱以来、ほぼ完全に無病息災だった。

 

さらにこの前、親戚の小さな子(五才)と遊んでいたら、その子がカラーボールを使ってお手玉を始めた。
俺にもやってみろと言う風にねだるのでやってみると、
そこ子は対抗するかのように、いくつもボールを使ってお手玉をした。
何度も楽しそうにお手玉をした。
あんまり見事だったので、後でその子の親に、
「いやー、凄いよ。教えたの?あんな何個も、俺だってできないよ」と言うと、
親はきょとんとして、「教えてないけど……」と答えた。
もう一度その子にやらせてみようとすると、何度試してみてもできなかった。
「昼間みたいにやってみて」
「?なにそれ?」
と言う感じで、昼のことをおぼえてすらいなかった。
何と言うか、そのお手玉さばきは、思い返すとあの女の子に似ていた気がしてたまらない。

 

今もたまに夢に見るし、あの最後の言葉もあるし、
ひょっとしてあの子は、本当に俺にくっついてるのかなと思ったりする。
ちなみに女の子の名前は、なぜか俺も思い出せなくなってしまっている。
不気味とかそういうのはなく、ただ懐かしい感じがするのみである。

 







499 1/4 sage New! 2012/02/03(金) 16:27:31.88 ID:mx7sXcg+0
もう5~6年くらい前の話だけど、ふと思い出したので投下。

俺の昔の友達に所謂「見える人」がいたんだが、
そいつが何か守り神みたいなのを連れているらしかった。
だから見えちゃいけないものが見えても、取り憑かれたり
危害を加えられたりすることはなかったらしい。
その守り神、普段俺には見えないし声も気配も感じなかったのだが、
「どんな感じなの?」と聞くと「着物姿の女の人」と本人は言っていた。
忘れてしまったが、"ナントカ様"みたいな名前もあったと思う。

当時俺はそういうオカルトな話が大好きだったから、
別段気持ち悪いとかこいつ頭おかしいんじゃないかとか思わず、
そいつから色々な心霊話なんかを聞かせてもらっていた。

で、ある日そいつの家で遅くまで遊んでた時、
そのまま家に泊めてもらうことになった。
遊んでた時は一階の居間だったけど、寝る時は二階のそいつの部屋に移動。

部屋に入ると、異様にガラーンとした部屋だった。
5畳半くらいの広さに、勉強机と、その上にデスクトップのPCがあるだけ。
他には何にも無い。
ただ、部屋の隅のところに神棚が置いてあった。
お酒と塩と、炭の欠片のようなものが備えてある。
「何これ?」と聞くと、
「あぁそれ、○○さまの家みたいなもんだよ」と友人。
例の守り神の住家らしい。
何となく凄いものを見た気分になった俺は、その神棚に興味津々。
神棚の知識なんてさっぱりだが、結構立派なもので、安物には見えなかった。
正面の観音開きになっている部分は閉じていたから開けてもいいかと聞くと、
断固NGと言われた。

500 2/4 sage New! 2012/02/03(金) 16:28:25.32 ID:mx7sXcg+0
で、少し駄弁ったあと眠りについたんだが、その夜に
妙な音が聞こえて目を覚ました。

"がらん、がらん"

神社の鈴の音みたいだった。
最初は外から聞こえたのかと思ったが、
それにしては結構な大音量で聞こえたもんだから、
何だろうと思って起き上がろうとした。

が、体が動かない。
(あれ?これ……金縛り?)
金縛りになったのなんて生まれて初めてだ。
隣で寝てる友人に助けを求めようと考えたが、指一本動かせない。
一人でもがいていると、今度は

"ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…"

「ごめんなさい」と繰り返す男の声が聞こえてきた。
幸か不幸か、目だけは動いたので思い切って目を開くと、
俺の顔を覗き込むようにして、頭の側に誰かが立っていた。

黒い着物の、たぶん10歳くらいの女の子。
ただ、髪は長いストレートの金髪。
真っ暗な部屋の中で、その子の髪と目が光ってるみたいにはっきり見えた。

501 3/4 sage New! 2012/02/03(金) 16:29:19.55 ID:mx7sXcg+0
その時、怖いとは全然思わなかった。
むしろ金縛りと謎の声で感じてた恐怖が、その姿を見て吹っ飛んだ感じ。
これはきっと例の守り神だろう、あいつも黒い着物の女の人って言ってたし。
てっきり着物のおばあちゃんみたいなのかと思ってたら(勝手なイメージ)
なんだ、可愛いじゃないか。

"ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…"

さっきの男の声は、まだどこからか聞こえてくる。
と、その子が何かを俺の上に翳した。
紐で結ばれたソフトボールくらいの大きさの鈴だった。それを軽く振ると、

"がらんがらん"

と、最初に聞こえた音。
何してるんだろう?……と思いながら、意識がまどろんでいって、
気がつけば朝になっていた。

友人に夜にあったことを話すと、「ああ、やっぱりね」と納得した風。
そいつが言うには、
「お前、なんか良くないものがついてたんだよ」
「だから○○さまが今日は泊めていってやれって。厄除けしてもらったんだろ」
ということらしかった。
「ごめんなさい」という声は俺が発していたものらしく、
俺に引っ付いてた人の懺悔だったのだそうな。

502 4/4 sage New! 2012/02/03(金) 16:29:57.80 ID:mx7sXcg+0
俺はそれまでオカルト話が大好きだったけど、本心から信じても無かった。
幽霊とか神様とか、あくまで空想の産物だと考えてたけど、
この出来事があってからちょっと見方が変わった。
何ていうか、あるところにはあるもんだなぁと。

俺の方が引越しして以来そいつとは会ってないが、
あいつとあの守り神、元気にしてるだろうか。









23:40:31.00 ID:9WJlwrv+O
うちの田舎では毎年大晦日に町中の神社を参拝する風習がある。そのため、毎年決まった家から神社の番を交代でしている。 
自分が珍しく大晦日前に帰省したこともあり、神社の番に参加することになったのだが、家の担当は町外れの林の中にある神社だった。

569: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:32.00 ID:9WJlwrv+O
その年改修が終わったその神社はうちとS家の担当だった。当然そんな立地なので人も来ないのだが、当のSさんが来ない。
親父に連絡が来たが家の車が動かないので迎えにきてくれ、ということで番におれを残し迎えに行った。
一人で暇になったのでストーブの上で温めている甘酒を紙コップで一杯やろうかというときに外から声をかけられた。

570: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:33.00 ID:9WJlwrv+O
『少しよろしいですか』
黒いコートの短髪の男性だった。初めて参拝の方の対応だったので、言われていたとおりに甘酒を一杯つくり中へお招きした。
『久しぶりに来ましてね』『まだこちらにいらっしゃって嬉しいです』のような会話をした。

『そろそろ行きます』と言われたので、寒いだろうと思い甘酒を持って行ってはとふっとストーブの方に目を離したら、その方はもういなかった。外にいるかなと出てみたら、雪だというのに足跡がなかった。
怖いのと不思議なのとですっかりストーブの前で縮こまってしまったが、今でもなんのことかわからない。
長文失礼しました

571: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:34.00 ID:vabI/nxS0
>>570
霊と言うより神様関係の方みたいなイメージだな。

575: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:38.00 ID:HrwslssIO
>>570
ゾンビみたいな直接的恐さじゃないんだけど、こうゆう不思議な出会いって本人の記憶に一生刻みこまれますよね
思い出す度に自分なりの意味付けしたりして
オレ的には、神さまって案外身近なとこをさまよっているのかもしれないと思った

572: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:35.00 ID:5h+Y0B5j0
甘酒大好きな妖怪だな

573: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:36.00 ID:q2mthWCX0
>>568-570
歳神様かなにかじゃないの?

俺の田舎のほうだと、大晦日の夜は歳神様がくると言われている。
集落の境界内は賽の神が案内して廻るるそうだ。集落の家と神社や祠全てに参られて新しい年の始まりを告げる。
歳神様に魂を与えられるとひとつ歳をとる。
集落の中だけじゃなく、境界外にある神社や祠も全て廻り、祭られている神に新年の挨拶をすると言われているよ。

576: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:39.00 ID:4uJnb/IB0
>>568
『つごもりの神』ですね。
何心もない親切を喜ぶと言われてますよ。
どうぞ息災にお過ごしください。

581: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:44.00 ID:9WJlwrv+O
皆さんありがとうございます。神社の番の者です。
親父とSさんが帰ってきてから話したのですが、修繕終わったのを余所から見にきたのかねえ。と言っていました。
今年久しぶりに年末に帰省するので番をするのが複雑ですw

584: 本当にあった怖い名無し 2013/07/20(土) 23:40:47.00 ID:HrwslssIO
>>581
神社の番が今からドキドキですね
念のため、こちらもカメラ設置してみるとか
不謹慎かな?






オカルトランキング



585本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 18:22:39.58ID:1z3N++If0


ありがとうございます。

私の生まれ育った集落は、人口100人にも満たないような所謂限界集落というやつだった。
子供は、私、A、A弟、B、B姉、C、D、Eの8人。基本的には、私、A、A弟、B、Cの5人組で遊ぶことが多かった。
毎年6月の終わり頃、住民は、集落の外れにある神社で「茅(チガヤ)」で編んだ大きな輪をくぐり、無病息災を願う。茅の輪くぐりといって、そこそこメジャーな夏越しの祓の儀式なんで知ってる人も多いと思う。
輪をくぐるときは、初めに差し出す足から、右廻り・左廻り、となえことばなど細かい作法がたくさんあったらしい。
といっても、子供は厳格に作法を守らねばいけなかった訳ではなく、私もそこまで詳しくは知らなかった。
ただ、絶対に破ってはならない決まりが三つ。
1 茅の輪をくぐったあと、「そみんしょうらい、そみんしょうらい」と2回唱える。
2 茅の輪をくぐったあと、真っ直ぐ進んで御神体に御参りを済ませるまでは絶対に振り向いてはならない。
3 帰り際、茅を輪から引き抜いて持ち帰ってはならない。
これは、親やじーちゃんばーちゃんから、毎年かなりキツく言い聞かされた。


586本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 18:24:12.72ID:1z3N++If0

7年前の5月の末頃(ちょうどこの時期だ)、私達はいつものように仲良し5人組で遊んでいた。神社に続く道には大木がたくさん植わっているので、そこでかくれんぼをした。
すぐそこに見える境内には、茅の輪くぐりのための準備がされている様子が窺い知れた。
一通り遊んで休憩になったが、Aがあることを提案する。
A「チガヤ(子供たちの間では、茅の輪ではなくチガヤと呼んでいた)くぐるときさ、決まり破ったらどうなるんかな?」
あ、方言キツいんでなるべく会話は標準語で書きます。
A弟「兄ちゃんまた変なこと考えてるー」
Aは普段から面白いことを考えつくのが得意で、新しい遊びなんかもよく思いついては私達の間で流行らせていた。
このときも、いつもの遊びに飽きてきて、遊び半分に考えついたんだろう。
私「絶対ダメってあんなに言われるけど…確かに破ったらどうなるっていうんだろね。」
C「怒られるって…やめとこうよ。」
A「何言ってんだよ。誰も見てないだろ?」
茅の輪くぐりの日は、皆が境内に集まって、一人一人順番に本殿前へと進み、輪をくぐって参拝し、境内へと戻ってくる。
確かに、何故か誰も見ていないところで、1人でくぐるようになっていた。


587本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 18:47:30.17ID:1z3N++If0

結局、CやA弟は尻込みし、B、私、それに言いだしっぺのAは当然だが賛成したため、3人で決まりを破ってみて、どうなるのか確認することになった。
しかし、大人たちに厳しく言われていたこともあり、一度に3つの決まりを全て破るのにはやはり抵抗があった。
そこで、ちょうど3人いるし、1人で1つずつ破ってみることにした。
チガヤを引き抜くのはどう考えても一番ハードルが高かったので、言いだしっぺのAが実行することに。
Bは1つめの決まりを破り、となえことばを言わない。私は2つめの決まりをやぶり、輪をくぐってすぐに振り返る、ということになった。


588本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 18:51:24.49ID:1z3N++If0

1か月後、いよいよ実行の日がやってきた。Aに話をふっかけられてから、決まりを破ったらどうなるのか気になって気になって仕方なかったので、私は少しワクワクしていた。

昼過ぎに神社に行くと、すでにBはくぐり終えていたらしく、境内に腰掛けて私に手を振った。私はBの所へ行き、隣に座った。
私 「アレ、どうだった?(小声)」
アレというのは当然、決まりを破る計画のことだ。
B 「となえなかったよ。まあこの通り何も起こってないさ。当たり前だよなー。(小声)」
私 「そっか、まあそうだよね(笑)。次、私行ってきます!」
母がくぐり終えて戻ってきたタイミングで、私は奥の本殿前へと進んだ。

一人きりの本殿は、やたらと静まりかえっていた。しかし私は、誰かに見られているような気がして急に怖くなった。
心の中で、母が昔教えてくれたとなえことばを「はらえたまへ、きよめたまへ…(後は忘れました)」とうろ覚えながらに繰り返し、ゆっくりと輪をくぐった。
振り返ろうとしたその瞬間、背後に何か物凄い気配を感じた。
直感的にヤバい!と思い、咄嗟に前に向き直る。
そのまま数分間が経った。いや、実際には数十秒程度だったかもしれない。耳のすぐ脇を生温い風が掠め、同時に人間のものとは思えないほどの低い声が聞こえた。
何と言っていたのかは今でも分からないが、そのとき本殿には私しかいなかったことは確かだ。初夏の蒸し暑さにもかかわらず、全身が総毛立った。
結局、私は恐怖のあまり振り返ることができなかった。そのまま本殿に御参りし、境内へと戻った。


589本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 19:25:32.62ID:1z3N++If0 B

にこのことを話すも笑い飛ばされ、少しムキになった。
Cもやってきて、茅の輪くぐりを済ませたあと3人で駄弁っていた。

夕方ごろになって、A一家がやってきた。
B 「あ、A来た。おーい、遅かったな。」
言い忘れていたが、日没後に茅の輪くぐりをすることは禁止されていた。
A 「お前ら、アレやってみた?」
Aは計画について尋ねた。
B 「俺は別に何もなかったよ。私ちゃんはオバケにあって真っ青だったけどwwww」
私「それはもういいって…まあ、結局振り返らなかった。」
A 「マジかよビビリかwwwwじゃあ俺が振り向くのとチガヤ持ってくんのと両方やってくるわ」
C 「マジでやるの?」
私もやめたほうがいいんじゃないかと思ったが、もしかしてAが私と同じようなことになったらBも信じるんじゃないかと考え、言い出さなかった。
このときAを止めなかったことをどれだけ後悔したかしれない。
Aは本殿の方へ歩いていってしまった。


590本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 19:27:00.92ID:1z3N++If0

B、Cと話していると、ほどなくしてAが戻ってくる。別に変わった様子はなかった。
私「どうだった!?振り返った?」
A 「やっぱ何もないじゃんwwwwチガヤもあるから見せてやるよ、あっち行こうぜ。」
大人に見つかるとタダでは済まないと思い、遊びに行くフリをして木の陰に行った。
ちなみに、このときA弟は輪くぐりをしに本殿へ行っていた。
Aがポケットからチガヤを引っ張り出す。
私、A、B、C「…。」
私達はしばらく声を出すことができなかった。草色をしていたはずのチガヤはどす黒く変色していた。


591本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 19:29:02.72ID:1z3N++If0

A「…何だコレ。気持ち悪ぃな。」
C「それ本当に、輪から引き抜いてきたものなの?」
B「お前(A)の体温で枯れたんじゃねえの?ポケットに入れっぱなしだったんだろ?」
私はかなり怖かったが、Bの言った通りだと思うことにした。
Cはそれでも不安そうにあれこれ言っていたと思う。
Aはそれ以上チガヤを持ち歩くのはさすがに抵抗があったらしく、その場に捨てていた。A弟が怖がって大人に知らせたら困ると思い、A弟にはこのことは秘密にすることになった。
やがて最後の2、3組が茅の輪くぐりを終え、皆帰って行った。

それから数日経ったあと、Aが遊びの途中に頭痛を訴え、外に出て来なくなった。


592本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 19:44:09.90ID:1z3N++If0

Aが体調を崩してから3日目の晩、Aの父親が血相変えて私の家に飛んできた。私たち家族は夕飯を食べていたが、玄関口で母と何事か話したあと、母が見たことないような怖い顔で「すぐに出るから、上着着てきなさい」と言った。
当時の自分にとってはかなり遅い時間だったので、外に出掛けるなんて只事ではなかった。

母と私は、A父とともにAの家へと急いだ。道中、母とA父は小声で話し続けていた。「耳」、「伝染」、「虫」、「A弟(名前)」という単語だけ断片的に聞き取れたのを覚えている。
Aの家に上がると、A弟、B、C、何故かAの近所のSさん、それに神社の神主さんまでもが揃って座っていた。
子供は皆、蒼白な顔で俯いていた。
神主「これで全員か。改めて何があったか聞かせてもらうぞ。」
私「えっと、何がって…?」
S「茅の輪くぐりの日に決まっとろうが!お前ら決まりを破ったろう!?何をした!」
Sさんは猛烈に怒っていた。いきなり怒鳴られてビクッとしたが、A弟、B、Cの方を向いても反応はない。
神主「Aは今誰かに会えるような状態ではない。というより、見ない方が良いだろう。A弟から、君たちが決まりを破る計画を立てていたことは聞いた。具体的に何をしたのか教えてほしい。」

私とB、Cは代わる代わる事の顛末を話した。
Aが決まりを破る提案をしたこと。
私、A、Bの3人で実行しようとしたこと。
Bはとなえことばを言わなかったが何も起こらなかったこと。
私が振り向きざまに奇妙な体験をしたこと…。
Aがチガヤを引き抜いた下りを話しているとき、青かったA父の顔色は紙のように真っ白になっていた。
S「それじゃ、チガヤを引き抜いたのは…引き抜いた張本人は、Aなんだな?お前らはAが持ち帰ったソレを見たんか?」
C「真っ黒に色が変わっていました…それで、怖くなって、秘密にしようって…」
Cの声は震えていた。
そのとき、A母が襖を開けて部屋に入ってきた。


593本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 19:48:00.31ID:1z3N++If0

神主「Aはもうどうすることもできん…古い、強い呪いだ。一度発症すると対処法はない。」
A母「…そうですか。」
実の子が、恐らくは死の宣告をされたのに、A母は泣きも取り乱しもしない。明らかに異常だった。
皆が黙りこくっていると、神主さんは再び子供たちのほうに向き直る。
神主「君たちは黒くなったチガヤを見たんだな?清めをするから今から本殿に向かう。念のためA弟も来なさい。後、後ろを振り向いた者は他にいないな?」
私(…振り向かないで良かった)
こんな時でさえやはり我が身かわいさにこんなことを考えていたと思う。


594本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 19:52:05.74ID:1z3N++If0

私達は黙々と歩いて神社に向かった。Sさんも付いてきた。
本殿に着くと、既に何らかの連絡があったらしく、大人が3、4人くらい集まっていた。
神主「辛いだろうが一晩だけ我慢しなさい。君たちの生死がかかっているんだ。」
ガクブルしながら本殿の奥、明かりもない真っ暗な部屋へと通される。

そこから先はもう思い出したくもない。Sさんや大人たちは何度も何度も酒や酢のような液体を飲ませ、吐き出させた。
神主さんは外でずっと祈祷のようなものを行っていたと思うが、よく覚えていない。とにかく地獄のような一夜だった。

夜も白んできたとき、神主さんが薄暗くなった部屋に入ってきた。
神主「これでひとまずは終わったが、眠りたいか?」
当然だが、私達の誰も眠気は全く無かった。
それを見て取ったらしく、神主さんは今回の出来事、茅の輪くぐりの本当の由来について語り出した。


595本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 19:54:52.26ID:1z3N++If0

神主「茅の輪くぐりというのは、夏越しの祓で、無病息災を願って行われる。全国的にもまあまあ有名な儀式だ。君たちもここまでは知っているな?」
神主「その昔、そみんしょうらい、こたんしょうらい、という名の兄弟がいた。神様がこの2人に宿を求めたところ、そみんしょうらいは貧しいながらも神様を手厚くもてなした。」
神主「しかし、こたんしょうらいは裕福であったにもかかわらず、それを拒んだ。そこで神様は、そみんしょうらいだけに茅の輪を腰につけるよう教えた。」
神主「数年後、その土地に疫病が流行した。茅の輪をつけたそみんしょうらいの家は無事だったが、こたんしょうらいの家は病に倒れた。これが茅の輪くぐりの由来とされている。」
神主「しかし、この土地の茅の輪くぐりは、全国に広まっているものとは全く違う由来をもつ。」

601本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 21:00:21.97ID:1z3N++If0

遅くなりました、続けます。

神主さんの話は以下のようなものだった。

ある時、山に隔絶されたこの土地で原因も正体も分からない疫病が発生し、どんどん拡大する。
住民は病に怯え、助けを求めるも、当然山向こうの集落の人間はこちらに来ることを拒んだ。
そんなある時、集落に1人の男が現れ、未だ茅の輪くぐりが伝わっていなかった集落にこれを広めた。すると、疫病の流行はこれを境にぴたりと止まる。



602本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 21:02:35.43ID:1z3N++If0 茅の輪くぐりは風習として続けられたが、くぐり終えたあと、変死を遂げる者が続出する。
その死に方が酷いもので、全身に発疹ができ、悪臭を発しながら皮膚が爛れる。あるとき変死者の腹を裂くと、身体の中を無数の虫が食い荒らしていたらしい。
さらに、変死者の誰もが、茅の輪くぐりのあと、背後におかしなモノを見たと言う。


603本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 21:22:41.54ID:1z3N++If0

住民たちはこれを、病を広めた祟り神の怒りだと考えた。
茅の輪をくぐって振り向くと、浄化された空間に入れずに怒っている祟り神の姿が見えるらしい。
その姿を見た者は祟りを受け、不治の病に侵される。


604本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 21:41:31.49ID:1z3N++If0

茅の輪は、チガヤを清め、祈祷を込めて編み込まれている。
引き抜かれ、浄化の力を失ったチガヤは、茅の輪の内側を狙う祟り神にとって格好の依り代になるらしい。
それに触れたAを救う方法はないそうだ。


605本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 21:53:40.00ID:1z3N++If0

B、C、A弟は次の日から高熱を出した。
Sさんは、悪いモノを出し切ったからB、C、A弟はもう大丈夫だと言った。
しかし、私だけは数日経っても何もおきない。

そして、2週間後Aが亡くなった。
私達は物凄いショックを受けた。友人の死は、子供にとって大きすぎる出来事だった。


606本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 21:58:33.53ID:1z3N++If0

Aは大量の虫を吐いて死んだと、後に大人たちの会話から漏れ聞いた。

B、C、A弟の熱は3日続いて治ったが、私達はその後も大人に言われて神社に通った。
私を見る神主さんの目は、何故か日に日に厳しいものになっていた。

615本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 23:42:35.15ID:1z3N++If0

続けます。

一月が過ぎた頃、神主さんは私だけを呼び出した。
神主「私(名前)は、ここを出た方が良いかもしれん。一月様子を見たが、一向に離れる気配がない。」
私 「…出るっていうのは?」
神主「君は、茅の輪くぐりの日に振り向いてはいないし、チガヤに触れてもいないんだな?」
神主「しかし、君が感じたという気配と声だ。それに、抜けたのだとしたら、これだけ待って何も起こらないのはおかしい。」
清めのあと、私だけが熱を出さなかったことだろう。
神主「どうやら君は、依り代として祟り神に狙われた。私では祓えない。どうすることもできない。」
神主「君が憑かれると、きっとこの集落は全滅する。君ももちろん死ぬだろう…君としてはだが。」
神主「遠い土地で、ここを忘れて生活しろ。それでもいつかは限界がくる。奴は縁を辿るんだ。君の延命と、我々のためでもある。」


616本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 23:43:28.18ID:1z3N++If0

もう何も考えることはできなかった。私と父は2人きりで東京に移り住んだ。
父は他所の土地の出身、母は集落の出身だったので、粘りに粘って父だけが付いてくることを許された。

今思えば、父はきっと私のために死ぬつもりだったのだろう。
その父が3ヶ月まえに他界した。


617本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 23:45:59.51ID:1z3N++If0

昨日、玄関に封筒が落ちていた。
宛名もなければ送り主も書いていない。
中には、思い出したくもない、忘れるはずがない、真っ黒に染まったあのときのチガヤの穂が入っていた。


620本当にあった怖い名無し2018/05/31(木) 23:52:38.72ID:1z3N++If0

これで終わりです。それだけのことです。
私はきっと見つかってしまいました。
身辺を整理して、3日後、故郷に帰ろうと思います。
7年ぶりの故郷です。
どうなっているのかは終ぞ分かりません。連絡もずっと取っていませんでしたから。

ここに越してきてから、なるべく人とは関わらないようにしていました。
しかし、生きてればまあ、何らかの縁はあるもので。
神様と結びたくもない最悪な縁を結んでしまったかと思えば、父の小さな小さな葬儀のとき、とてもよくしてくれた人がいたり。
なるべくキレイにしてから帰ります。
覚えててもあまり碌なことはないと思うので、まあそこそこにして流してください。

つまらない話を長々とすみません。
ありがとうございました。


623本当にあった怖い名無し2018/06/01(金) 07:34:36.52ID:15aJ6UFD0

えげつない話だな


624本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 04:51:02.40ID:avG/8Vup0

なっが


625本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 04:51:21.33ID:RvskXwQ+0

故郷に帰るとどうなる?集落を滅亡させに行くのかな?


627本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 12:25:03.80ID:Mvta/Oi90


ちょっと待ってよう!まだ諦めるの早くない??
神には神をぶつけなよ!縁切りの神さまに頼んでさ


628本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 18:44:21.66ID:hjnVJaSb0

>>620です。

>>622
19になりました。

>>625
どうすればよいのか正直言って分からないんです。死にたくない。
ただ、このまま都会の真ん中にいる訳にはいかないと思います。

>>627
ありがとうございます。
でももう駄目なんです。何度も色々な神社、挙げ句は霊能者とかまで訪ねました。
お金とられなかったり、門前払い食らったり、そんな対応ばかりでした。

630本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 19:53:52.39ID:Mvta/Oi90

>>628
石切劔箭神社も?ためしに三峯でお犬様をお借りするのはどうかな。憑き物を祓うことに関しては三峯は最強のはず!連絡して相談してみて。
いや、ちょっとまて。蘇民将来ってことは、やっぱり素戔嗚尊に関係するわけだ。やっぱり祓ってもらうのはスサノオがいいのかも。氷川神社でもお願いしてみた?
もし神社がだめなら、病魔退散に関する仏の加護をもらうといい。柴又帝釈天の浄行菩薩とか。水月観音もいいかもしれない。そうして観音さまの前で観音経を一心に唱えて!
あとは滝行。神仏の加護を受けやすくするはずだよ。とにかく諦めないで~!(>_<)


631本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 20:14:34.60ID:6WA6vHMP0

役場に電話して集落が現存するか聞いたら?
632本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 20:15:11.01ID:0y9Rl9Kb0

神主から憑かれたら集落が全滅するから出て行けと言われたのに戻ろうとするあたり完全にハリガネムシに乗っ取られたカマキリだよね
633本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 20:39:31.48ID:hjnVJaSb0

>>630
スサノオは真っ先に行きました。駄目でした。
石切さんも行きました。
水月観音様はまだです。本当にありがとうございます。

>>632
憑かれたら全滅するというか、憑かれたらどのみち打つ手はなくて、その時期を少しでも遅らせるために集落から出したんだと思います。


634本当にあった怖い名無し2018/06/02(土) 21:00:07.19ID:i6qdxYjO0

有名な安井金比羅宮とかダメなん?
VS崇徳天皇とかラスボス感はんぱない
642本当にあった怖い名無し2018/06/03(日) 23:06:42.39ID:QMfUgHFi0

あ、あ、やばいかもです。
茅の輪くぐりの話した者です。
本当にすみません、夕方出発して、道中いろんな神社とか巡ろうと思って、今某県のホテルに滞在してるんですが、チガヤなくなりました。
いい加減に扱ったり、捨てたりしたらマズいと思って、新聞にくるんでジップロックして、さらにポーチに入れてボストンバッグの底に入れておいたんです。
ジップロック、ポーチを残して、チガヤと新聞が消えました。
こんな無くし方あり得ないと思うんですが、とにかく本当にすみません。ここで言うのもどうかと思いますが、何か長細くて黒いもの見ても絶対に触らないでください。

643本当にあった怖い名無し2018/06/03(日) 23:11:49.31ID:3spiBsNt0

>>642
盗まれた?ジップロックは開いてたの?



646本当にあった怖い名無し2018/06/03(日) 23:30:53.83ID:Fdo1CVdu0

>>642
観音様の前でお祈りはしたかい?
大事なのは心だよ。気をしっかり持ってね。
可哀想なのは君ではなく、人に執着して、呪だか厄だかを振り撒く疫病神の方なんだから。
慈悲の心を君が与えてあげるんだよ。その業から解き放たれ、安んじることのできるところへ行けますようにって。そう心から仏に祈るんだ


647本当にあった怖い名無し2018/06/03(日) 23:31:18.64ID:ARrPby4L0

>>643
閉じてました。バッグは常に持ち歩いてて、ついさっきホテルに着いて部屋に入ったので目は離してません。
というか、チガヤをバッグの底に入れていたんですが、その上に入っていた荷物は見たところ順番通り重なっているので、このようにして盗むのは不可能かと。


648本当にあった怖い名無し2018/06/03(日) 23:32:08.36ID:ARrPby4L0

>>646
ありがとうございます。少し落ち着いてきました。


649本当にあった怖い名無し2018/06/03(日) 23:43:26.38ID:Fdo1CVdu0

>>648
よかった。仏様というのは、誰の心にもいる。
君の中にもいるんだ。曇りのない鏡のような、波立たない、澄んだ湖をイメージして。その湖面に、君の中の仏様を映すんだ。幼い頃からゆかりのある仏様でいい。
まっすぐ、清浄な光が哀れな神さまにも届くように、君が照らしてあげるんだ。自分の立ち位置をしっかり意識してくれ。
ソイツを相手に怯えて、自分を下にしたらダメだよ






オカルトランキング




177 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 11:56:40.74 ID:Rg6UYPTUO

私のですまんけど。

 

・階段20段を派手に転げ落ちるも無傷
・トラックと事故ってチャリ大破で本人無傷
・割れて飛んできたガラスで首切るも動脈から5cmズレていたため軽傷
・ポットを落とし熱湯をかぶるも軽傷、庇った母さん大火傷
・包丁落としたら足の指と指の隙間に突き刺さり無傷

 

などなど、怪我という怪我を回避して生きて来ました。
婆ちゃんには散々神様が憑いてると言われてはいたが、
爺ちゃんの葬式でお坊さんに「白蛇の神様が憑いてる」と言われた。
ガキの頃拾ったが5年ほどで姿を消した蛇が、神格を得て私の守神になったらしい。

 

自分には蛇神様が憑いてるとかシャレにならない。

 

 

178 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 12:45:41.60 ID:W8y1o1MY0

>>177
うらやましい。
別に害はないんだろ?

 

 

182 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 15:23:10.93 ID:dbakqDKv0

>>177
人生半分終了レベルの危機をそんだけ回避してるとか。
クリスマスにテロリストが占拠した超高層ビルに偶然居合わせても、
泣き言言いつつも結果的に全員倒しちゃうんじゃね?

 


184 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 16:06:41.65 ID:Rg6UYPTUO

>>177ですが補足レスで
>>178
実害というか、蛇神様に憑かれてる為か男運は最悪です。
私に好意を寄せた男性は須く不幸になるというオマケ付き。
蛇神様って男性なんでしょうか……

 

>>182
そんな漫画みたいなシチュには遭遇してないから判りません。
でもなんとかなりそうだな、とは思う。
夜道で襲われた時は、蹴り上げた足がキャンタマに大当たりし、振り上げた腕が顎にクリーンヒットして暴漢が昏倒、
という奇跡を起こした事ならあります。
あと、事故を数十秒単位で回避したり、困った時には必ず助けがあったりと。

 

 

185 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 16:24:39.24 ID:uyIdf3KA0

>>184
危機に遭遇する頻度ww多すぎwww

 

 

186 :177:2011/11/20(日) 16:49:40.38 ID:Rg6UYPTUO

>>185
ですよね、霊能者の方が言うには、
私の事を蛇神様が気に入ってるので、そういうタチの悪い霊が私に寄ってきた影響だそうです。

 

でも子供の頃からこうなんで、これが普通だって感じです。
霊は浄化というか食っちゃうみたいなんで、私には実質的に無害です。
神憑きなもんで、宗教団体からよく「御神体として迎えたい」とか、大金添えた危ない相談が来るくらいかなw

 

 

190 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 18:24:40.01 ID:6hjh04ru0

洒落コワ的に解釈してみると・・・

 

>>177の体を巣として利用している。
いつも危険を避けられるのは、もちろん蛇が自分の巣を守るため。
と同時に、周りの邪霊を呼び寄せて捕食するためでもあり、>>177はいわば生きた蜘蛛の巣となっている。
蛇神の住みかは>>177が他の男と交わり子を宿してしまうと自分が追い出されてしまうため、
>>177に近づいてくる男の霊体や守護霊にも危害を加え、時には丸呑みにしてしまう。
よって、男は総じて不幸な状態に陥る。

 

なんちって

 

 

199 :本当にあった怖い名無し:2011/11/20(日) 21:50:12.74 ID:tSzPhKPc0

>>177 5年蛇を飼ってたのですか?

 

 

202 :177:2011/11/20(日) 22:31:34.96 ID:Rg6UYPTUO

なんか凄い人物になってるな私w
あ、でもあながち間違いでもないかな。

 

確かに蛇神様が私を宿主としてるのかもしれないですが、
私に害為すモノを片っ端から喰って下さってるし、持ちつ持たれつみたいな。
実際に、地元では出ると有名な場所に住む友人宅にお邪魔して以来、友人宅では心霊現象が一切起こらなくなった、
という実績までありますから、ガチでしょうね。

 

霊能者の方が言うには、私に巻きついて威嚇してる様に見えたらしいので、体内にいるわけではないかな。
まあ普段は体内にいるのかもですが。
実質、今の私は蛇神様に護られてるようなものだから、御祓いしたら死ぬかもしれないですし。

 

蛇は飼っていたというか、縁の下に住み着いた感じです。
5年くらいで姿を消し、それから15年ほどして、蛇神様になって私に憑いていたと発覚した次第です。
恩返しなんでしょうかね。

 


オカルトランキング

↑このページのトップヘ