【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の2ch洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

カテゴリ: 山神様




俺の家は物凄い田舎で、学校へ行くにも往復12キロの道程を自転車で通わなければならない。
バスも出ているけど、そんなに裕福な家でもないので、定期を買うお金が勿体無かった。

学校への道は、少し遠回りだけど街中を通る道と、若干近道だけど山越えをする道との二つがある。

でも俺は山越えで汗だくになるのが嫌だったので、殆ど街中のルートを通っていた。

ある日、学校の体育館で友達とバスケをしていて遅くなった俺は、早く帰ろうと自転車で山越えをしようとしていた。

街中に入る道と山道に入る道の分岐点にあるコンビニで飲み物を買い、いざ山越えに。
日が沈み始めた山道は結構不気味で、ひぐらしの鳴く声を聞くと心細くなってやけに不安になる。

戻って街中を通ろうかな…などと思いつつ、ガッシャンガッシャン自転車を漕いでいると、急に

「も゛っも゛っも゛っ」

という、表現し難いうめき声のようなものが聞こえ、その瞬間に何かが背中にドスッと落ちて来た。

上半身をグッと下に押し付けられるような感覚に襲われ、冷や汗とも脂汗とも言えない妙な汗が体中から噴き出して来た。

怖くて振り向けずに、取り敢えず峠を越えようとがむしゃらに自転車を漕ぎ続けていた。
その間にも背中から、

「も゛っむ゛む゛っ」

と変な声が聞こえている。

『絶対に変な物を背負ってしまった。どうしよう…』と涙目になって自転車を漕いでいたら、上り坂の終わり、峠の中腹の開けた場所に出た。

息を切らしながら足を付いて崖側の方に目を向けると、小さな女の子が居た。

夕日の色でよく分からなかったけど、白っぽいシャツの上にフード付きの上着と、デニムスカートを穿いたセミロングの子。大体6~7歳くらいに見えた。

車なんて通らない田舎の山道に、しかももうすぐ日が暮れてしまう山道に、女の子が居るはずがない。

『ああ…ひょっとしなくても幽霊か…』と思い動けないでいると、その子は小走りで俺の足元まで来て、俺をじーっと見上げた。

10秒くらい見つめたかと思うと、急に俺の太ももを埃を払うようにパンパンッと叩いた。

「大丈夫だよ、安心して?」

と言っているかのようにニッコリ笑うと、崖の向こう側に走って行き、そのまま消えてしまった。

『崖下に落ちた!?』と思って自転車を降りて覗いて見たけど、崖下には人が落ちた形跡は無かった。
やっぱり人間じゃなかった訳だ…。

不思議な事に、女の子に太ももを叩かれてから背中の重みも消え、妙な声も聞こえなくなった。

結構暗くなってから、やっとこさ家に帰った俺は、あの背中の妙なものと峠に居た女の子の事をばあちゃんに話した。

ばあちゃんはその話を聞くと、何の木か判らないけど、葉っぱの沢山付いた枝を持って来て、俺の頭から背中、腰にかけて2、3回払った。

一体何事かと聞くと、

「お前が会ったのは『やまけらし様』だ」

と教えてくれた。

ばあちゃんの話によると、背中に落ちて来た物は、俺を向こうの世界に引っ張ろうとしたかなり性質の悪いもので、そのままだったら確実に引っ張られていたらしい。

そして峠の途中で会った女の子が『やまけらし様』だそうだ。
『やまけらし様』は山の神様の子供で、全部で12人居るらしい。

普段は人に対して特に何をするでもなく、山を遊び回っているだけなのだが、
俺に憑いたものが余程悪かったのか、それを払って捨ててくれたそうだ。

「無邪気で純粋な『やまけらし様』はきっと、とんでもない物を背負ってるお前が可哀想に見えて、
取ってくだすったんじゃろ…」

との事だった。

俺は何とか『やまけらし様』にお礼をしようと、お供え物をあげる事にした。
昔は12足の小さな草鞋を供えたらしかったので、俺も供えようとしたけど、草鞋なんてどこにも売っていない…。

ふと『やまけらし様』を思い出すと、なかなか現代風な格好をしていたので、
小児用の動きやすいスニーカーを12足供える事にした。

取り敢えず2足買って、朝の登校時にあの峠の中腹の草むらに揃えて置いていた。

帰りに無くなっているか確認したかったけど、ばあちゃんの話だと

「夕暮れの時間は良くないものがうろつくから危ない」

という事だったので、次の朝の登校時にまた同じ場所を見に行くと、靴が無くなっていた。

きっと『やまけらし様』が気に入って、履いてくれたんだろうと思う。

お小遣いの関係で、一週間に2足ずつしか供えられないけど、来週には全部供えられる。
走りやすいスニーカーを履いて山の中を遊び回っている『やまけらし様』を想像すると、自然とニヤけてしまう。

いつかまた目の前に現れてくれないかな…。

と淡い期待を抱く俺の登校ルートは、自然と山越えになってしまった。




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965 あなたのうしろに名無しさんが・・・ sage 04/05/11 19:38 ID:R94aBabp

小学校5年生くらいの頃の話なのですが、私が祖母の家に遊びに行った時の話です。 
当時私は、夏休みになると祖母の家に何週間も泊まりに行くのが定例となっていて、 
地元の子供達とも夏休み限定の友人として結構打ち解けていた。 
その年も友達との再会に心躍らせ、例年通り朝から晩までそいつらと遊ぶ生活を送っていた。 
主な遊び場は祖母の家の裏手にある山で、いつも走り回っていた。 
その日も私は友達と山に登り遊んでいた。 
お昼になったので一旦家に戻り午後はその山の中腹にある神社に集合する事になり、私も家に帰った。 
私は昼食を物凄い勢いで流し込むと、午後の集合場所に急いだ。 
神社にむかって山道を進む途中、小さな獣道のような道が目に付いた。 
山の斜面に垂直に伸びる道は、一直線に神社の方へと伸びていて、 
近道になってるのかな、と思った私はその道を通ってみることにした。 

獣道を進んでいっても、一向に神社にでる気配がない。 
いつもの道を進んでたとしても、とっくに神社に着くだけの距離は歩いているはずなのに。 
不安になった私は走るようにその道を抜けていったが、 
それでも道は一向に開ける様子がなく、私はもう半泣き状態だった。 
しばらく歩くと水の流れる音が聞こえた。 
きっと、いつも水遊びをしている小川だ… 
やっと知ってる場所に出られると思った私は小走りに歩を進めた。 
すぐに道が開けて小川に出たものの、知らない場所だった。 
私はこの恐怖から開放されると信じていた希望を打ち砕かれ、そこで泣き出した。 

しばらくメソメソと泣いていたが、ふと、川の向こう岸に女の人が立っているのに気付いた。 
透き通るように肌が白く、とても綺麗な人だったのを覚えている。 
その姿を確認したときには私は、その女の人に向かって走りだしていた。 
しかし、その人はするすると奥のほうに歩いて行ってしまう。 
いくら走っても追いつけない…… 
私は置いて行かれるのが嫌だという一心で、ひたすらその人の後を追いかけた。 
そうしているうちに、パッと道が開けて小さな集落に出た。 
その集落はもう人が住んでいないらしく、どの家も廃屋となっていて、 
酷いものになると、屋根が崩れ落ちているものさえあるようだった。 
女の人はその集落の入り口に立って私が追いついてくるのを待っていた。 
私はその人にしがみつき、わんわんと泣き出した。 
どうしておいていっちゃったの、と。 
その女の人は、にこーっと笑顔向けると、私を抱きしめた。 

気が着くとあたりは暗くなっていた。 
廃屋の内の一つの中にいるらしかった。 
目の前には女の人の顔。 
私は膝枕をされた状態で眠っていたようだった。 
「僕寝ちゃってたの?」 
にっこりと女の人が頷く。 
この人に僕のママになってほしい、と思った。 
女の人は私の髪を何度も優しく撫でてくれた。 
私はその女の人に体をあずけ、とても幸せな気分にひたっていた。 
なんとなく自分はずっとこの人と一緒にいるんだと感じた 

しばらくして、その女の人の顔が少しずつ苦しそうになっているのに気付いた。 
お腹痛いのかな、なんて思っていると。 
唐突に女の人の腕が落ちた。 
びっくりして顔を上げると女の人の顔はグチャグチャだった、 
全身に蟲が湧いていた。 
私は叫び声を張り上げつつ全力疾走で廃屋を飛び出した。 
後ろから追いかけてくる音とともに、 
待って!! と言う声が聞こえたような気がした。 
どこをどう歩いたのかも覚えていない。 
気が付くと獣道を下っていた。 
少し道を進むと、神社の裏手に出た。 
もうすっかり夜だと思っていたのに、まだ夕方だった。 
立ち入り禁止の札の下がったロープを跨いで神社に出ると、祖母の家に帰った。 

泣きながら事情を説明すると、いきなり祖父にどなられた。 
訳も分からずにいると、祖父は家の中の祖母に向かって、 
「大変だ。坊さん(私のことです)がヤマっ様に魅入られたぞ!!」 
大慌てで奥から祖母が飛び出てきた。 
その後私は、家の外で祖父に髪を全部刈られて坊主にされた。 
泣いて嫌がったが、祖父は聞く耳をもたず、ずっと険しい顔をしたままだった。 
その後で祖母に塩を掛けられて、やっと家に入れた。 
そして、二度と一人で山道に入らないようにと、きつく言われた。 
私は女の人の見せた悲しそうな声が忘れられなくて、会って謝りたいと思っていたが、 
祖父が怖かったので結局山には近づかなかった。 

子供の頃の思い出です。 
何でも山に魅入られると後ろの髪を引っ張られるから坊主にするそうです。 
このままでは、神隠しにあってしまうとの話でした。 
他スレで頭坊主にするって話を結構みかけたので、私のも書いてみました。 
ちなみに私の母はこの時すでに亡くなってましたが、 
この女の人とは全く似ても似つかないです。何でママと言ったのかは分かりません。 
後日談というか、何年かしてその山にまた行った時に例の獣道を登ってみたけど、すぐに神社に出た。 
ちなみに神社の裏の立ち入り禁止の道の方も登ってみたけど、原っぱに出ただけでした。 
もう二度と会えないんだな~と子供心に思い、少しだけ爺さんを恨みましたw 



976 965 sage 04/05/12 10:09 ID:ASGFXSRz
えと、みなさん感想どもです。 

文中にある通り、坊主云々ってのを他スレのまとめサイトで結構見かけて、 
あらまー、俺も坊主にされたよてな事で書いたのですが。 
その話ってのは指摘の通り自己責任シリーズです。 
ただ、一連の話では女の人は物凄い怖いんですけどね。 
私は今ではあの人に悪意はなかったと勝手に思ってます。 
思い出は美化されまくりです。 

実際には話自体は自己責任シリーズと関係はないのかもしれませんが、 
頭を丸めると言うのは結構ポピュラーなのかも知れないですね。 
ちなみに祖父母宅は件のシリーズによく出てくる九州ではなく東北です。 
だから、じいさんの叫びは実際には「魅入らっちゃ!!」ですw 

973の話は多分遠野物語かな、友達に話したら薦められたんだけど、未だに読んでないです。 
遠野物語と言えば、祖父母宅は昔座敷童しがいて、 
父が小さいとき一緒に遊んだとか語ってました。私は見たことはありません。 
父は私の話を聞いて、童でなくなり家にいられなくなった座敷童が 
昔遊んだ自分(父)に似ている私を呼んだのではないかと語ってました。 
何だか唐突だなー、童でなくなった座敷童って何だよーっと思ってたら。 
酒の勢いでとんでもない事を暴露しやがりました、あの親父w 

酒の勢いもあったのだろう。いつになく饒舌だった。 
しかし、その内容はあまり軽い話ではなかった。 
以前父は私が山中で邂逅した女性は自分が昔遊んでいた、座敷童ではないかと言っていた。 
その、座敷童との思い出だった。 
不思議なようで、それでいて何の変哲もない子供の頃の思い出話にも聞こえた。 
今では懐かしい昔ながらの遊びをしたそうだ。 
問題はそこではない。遊んでるぶんにはいいのだ。 
いや、ひょっとしたら遊びの一環だったのかもしれない。 
子供の好奇心からなのか、単にマセていたのか、愛し合ってしまったのかは知らないが、 
とにかくそれは起こったらしい。 
その後もしばらくは少女は現れていたらしいのだが、ある日ぱったりと現れなくなったそうだ。 
父はたいそう落ち込んだそうだ。 

その話を「このエロ親父が」などと思いつつ聞いていた私だが、 
父が、また不思議な体験をした私をその少女と結び付けたがるのも分かる気がした。 
父にとって、掛け替えのないのと同時に悔やまれる思い出なのだろう。 

私は考えた。 
父の言うとおり、あの女の人がその時の座敷童なんだろうか。 
しばらく考えて、私はその説は認められないと思った。 
もし、本当にあの女性が件の座敷淑女だったとしたら、 
嫌な仮説や想像が浮かび上がってくるからだ。 
一人であんな廃墟にいたのも、 
あの崩れ落ちた腕も、父との事のせいではないか? 
父の言うとおり、彼女は私が父に似ているから近づいたのか、 
もしかしたら、ただ自分の子供に会いたかっただけなのではないか? 
私の中に何か得体の知れない縁が潜んでいるのではないか。 
何より洒落にならない事に、私は彼女をママと呼んだ。 
そして、もしそうだったとしたらあの時逃げ出してしまった私を見て何を思ったのか。 
あの崩れ落ちる前に見せた、必死に何かを我慢するような苦しそうな顔。 
すがる様に後ろから届いた「待って!!」という言葉。 

全ての後味が何倍も悪くなる。悔やんでも悔やみきれなくなる。 
会って言いたいこと、聞きたいことは山ほどあるが、その道も絶たれてしまった。 


私はあの女性は山の神様か何かではないかと考えている。






335 :本当にあった怖い名無し:2009/04/29(水) 21:59:01 ID:NX8Hv8u50
レスありがとう。
山男の話は覚えてるだけで4つあるんだけども、>>324の山男の話を投下するよ。

ある時、いつものように山に入ったじいちゃん。
その日は、ウサギの罠の様子を見ようと思っていた。
全部で5つ仕掛けたから、近いポイントから順に回っていくことにした。
1つ目のポイントは山に入ってすぐの所。罠にはかかってない様子。
2つ目・3つ目はそこから左へ行った所。それらもかかっていなかった。
今日は不調だな、と感じながら4つ目のポイントへ向かうじいちゃん。
4つ目のポイントは、3つ目のポイントから登った所だった。
そのポイントは絶好のポイントで、勝率も高かった為、じいちゃんは意気揚揚と罠を確認してみた。
しかし残念ながら、そこも不発。

どうしたもんかな、と罠の近くに腰をかけ、ぼんやりと罠を見つめていると、ある事に気が付いた。
罠は外されていたんだ。
ウサギは一度捕まり、そして誰かが罠を外している。(自力で脱出出来るもんじゃなかったらしい)
その事にじいちゃんは腹を立て、急いで5つ目のポイントへ向かった。
5つ目のポイントは、4つ目のポイントに近い所。
だからそこも外されている可能性があったからだ。
「くそう、横取りしやがって」と、誰だかわからない犯人を憎憎しく思い、登っていった。

そして5つ目のポイントの傍までやってきた時、
罠の辺りに、傍目からでも分かる大きな人が屈んでいるのを見つけた。
あいつだ!
声を上げずに、近くに佇んでいる樹木の影に隠れるじいちゃん。
そしてそっと様子を窺った。
その大きな人は、罠の辺りにじっと屈んだまま動かない。
と、ガサガサと物音が立ったと思ったら、すくっと立ち上がった。
やはり罠を外していたのは、そいつだったようだ。


336 :本当にあった怖い名無し:2009/04/29(水) 21:59:58 ID:NX8Hv8u50
しかしそれよりも、その大きな人に目が行ってしまい、じいちゃんは怒鳴りつけることも出来なかった。
じいちゃん曰く、「ジャイアント馬場よりでかいぞ!あいつの倍はある!でっかいぞー!」ってぐらいでかい人。
そんな大男、じいちゃんは今まで見たことがなかった。

じり…っと後退りしたじいちゃんの足が、辺りに生えていた雑草に触れ、ガサリと音を立ててしまった。
大男は物音に気づき、「誰かおるのか」と聞いてきた。
じいちゃんは逃げたいのに怖くて動けなかった。
大男は続けて、「罠を仕掛けたのは、お前か」と聞いてきた。
そしてそのまま振り返り、じいちゃんの姿を捉えてハハハと笑い声を上げた。
「取って喰ったりせん。茶と柿があるぞ。こっちに来んか」
そんなことを言われても、体が言う事を聞かないから行くことは出来ない。
じっとしているじいちゃんを見て、大男はそれに気づいたのか、
「体が動かんか」と尋ねながら近づいてきた。
ひぃっと息を飲むじいちゃん。

大男は樹木を挟んでじいちゃんの隣に腰を下ろし、干し柿をじいちゃんに手渡した。
食べ物を貰うということで警戒心がほぐれたのか、じいちゃんは腰が砕けるように尻餅をついた。
そして、大男の外見をまじまじと見てみる。
真っ黒に日焼けした肌、ぼさぼさに伸びきった髪、背中には薪が積まれ、獣臭が鼻をついた。
「お前があの罠を作ったのか」
干し柿を食べているとそう尋ねられ、「うん」と思わず返事をしてしまった。
「そうかそうか。あの罠は上出来だ。お前は器用だ」
そこで罠を外した犯人だということを思い出し、じいちゃんは小さく聞いてみた。
「なんで罠を外したの?」
すると大男は、竹筒に入った茶(水かもしれない)を飲み、こう答えた。
「罠にかかっとったウサギは、まだ小さかったからな。小さいのは見逃してやってくれんか」
「わしはいつも見逃しとる!」
「おお、そうだったか。お前は麓の村の子供か」
「そうだ」
「ふむ……お前の村はよく出来た村だ」
「どういうこと?」
「お前の村は、生き物を無闇に殺したりせん。
 木もそうだ。切り方も、切る木の選び方もちゃんとしとる」
じいちゃんはさっぱりわからなかったけれども、自分の村を誉められているのはなんとなくわかったので、なんだか嬉しくなった。


337 :本当にあった怖い名無し:2009/04/29(水) 22:00:41 ID:NX8Hv8u50
しばらく、2人で山について話をしていた。
(どんな内容だったかは、じいちゃんが手振り身振りで話してくれたけども、さっぱり忘れた)

もうどれぐらい時間が過ぎたのかはわからないが、「さて」と、大男がいきなり立ち上がった。
「もう戻らんといかんからな、お前も気をつけて下りるんだ」
「家はどこ?」
「お前には来れん所だ」
薪を背負い直す大男は、最後にこうじいちゃんに言い残した。
「くれぐれも山を乱さんようにしてくれ。わしらが生きていけんようなるからな」
「わしは乱してない!」
じいちゃんの声にハハハと笑いながら、大男は山の奥へと消えていった。

>>324の話に戻るが。
じいちゃん、その約束が守れなかったって思って、号泣したんではないかと思ってな。
まぁ真偽は不明。ただ、私はじいちゃんを信じてるよ。






482 :本当にあった怖い名無し:2012/11/29(木) 12:45:24.43 ID:ZJhSb3kiO
隣町の山の中に、所謂、御神木と呼ばれる大木がある。
夏になればカブトムシやクワガタが捕れ、子供達には絶好の遊び場だった。

この御神木には昔から、山神様が住み着いていると言われている。
イタチのような姿(俺は見た事は無い)をしているとも。
この山神様は悪戯好きで、人が御神木に近付くと目にも止まらぬ速さで駆け寄り、人の足を引っ掛けて転ばすと言う。
だから、御神木の傍に居ると一回は必ず転倒する(実際、俺も何度か転んだ)のだと言う。
さらに、山神様は人の声真似が得意で、御神木に向かって声をかけると、同じ声で返って来る。(小六の時に実際にやった)

今は伐採されて御神木は無いが、その切り株にイタチのような獣が寝転んでいる姿が、今もたまに目撃されている。

485 :本当にあった怖い名無し:2012/11/29(木) 12:45:24.43 ID:safsjfks
ん?イタチで人を転ばせるとか
思いきり「かまいたち」じゃないか。
拝まれて善い存在になったか、元はイズナかもな。
有名妖怪の特徴さえ知らないとは。さみしい世の中だ。

489 :本当にあった怖い名無し:2012/11/29(木) 12:45:24.43 ID:nvjasksf
なんか、あまつきって漫画にあった今様の話を思い出した‥‥。
このイタチは恨んだり祟ったりしなかったのかな‥‥。
様子を察するに、きちんと供養とか儀式を行ってから伐採された感じはするけど‥‥。
人間の悪意が原因だと嫌だねぇ。



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125 :1/3:2013/09/04(水) 12:24:36.59 ID:t2swaUD+0

昔、山に入って遊ぶのがマイブームだった時の事。

17歳頃だったか、山で運悪く野良犬に追いかけられてしまい、
逃げてる最中に2mくらいの高さの崖?から足を挫きつつ転げ落ちた。
アドレナリン出まくりの状態だったから恐怖とかは全く感じず、
ひぇぇぇぇぇwwwwwって思って爆笑しながら落ちた。

気がついたら、石を枕にして気を失ってた。
しかも夜になってて、怒ったら2mくらい殴り飛ばされるほど恐ろしい父親を思い出して、
「やべっ早く帰らなきゃ!」って凄い焦りながら立ち上がったんだけど、
たった瞬間立ちくらみでぶっ倒れて動けなくなった。
やばいやばい…とは思うんだけど、
やばいのベクトルは『夜の山に一人でいること』とか、『お化けが出そうなほど暗い』とかじゃなくて、
完全に『父親に殴り飛ばされる恐怖』に向かっていた。
子供の頃はとにかく親に怒られることを恐れてたからね。

 

 

126 :2/3:2013/09/04(水) 12:25:12.64 ID:t2swaUD+0

さてどうしたもんか…と思っていたら、視界の端を何かが横切った。
ネズミか?と思って視線をめぐらすけど何も無い。
気のせいかと思っているとまた…といった感じで、暫く弄ばれていたと思う。
いい加減ブチ切れそうになった辺りで、「大丈夫か?」と声をかけられた。
人の気配なんて全然しなかったから、すっごいびっくりして声も出なかった。
声がした方を見ると、魚の頭をつけた人が立っていた。
めだかの学校って漫画に出てくる先生みたいな感じで、すごいツヤツヤだった。
びっくりしすぎて声を失っていたら、魚の口がパクパク動き、
酒くさい臭いをさせながら、「痛い、するのか?」って喋って、
思わず「うわぁ喋った…」って言ってしまった。

魚顔だから何を考えているのかわからなかったけど、
暫く見つめあった後、「送る」と一言言って魚さんにおんぶをしてもらった。
魚だから正面は見えていないんじゃ…という不安をよそに、魚さんはしっかりとした足取りで、
子供とはいえ高校生の体をおぶって黙々と歩いてくれた。
本当に感謝の一言だったんだけど、なんか、尾びれが頭を叩くんだよね。
気まぐれで動かす尾びれが、ぺちって頭に当たる。
一応頭ぶつけてるから、ちょっとした衝撃で具合が悪くなっていくので、
申し訳なさを前面に出しつつ尾びれが当たってることを伝えたら、
魚さんはちょっと思案した後、再び地面に下ろされた。
で、そのまま魚さんは歩き出した。

 

 

127 :3/3:2013/09/04(水) 12:26:04.83 ID:t2swaUD+0

えぇw置いてくのかよwwと思ってたら、すいーっと体がちょっとだけ浮いて、
まっすぐ仰向けに寝た状態で魚さんの後をついていくかの様に動き出した。
わけのわからんまま暫く進んだんだけど、薄雲を被っていた月が顔を出したときに、
体の下にまっくろくろすけみたいなのが敷き詰まってて、コロコロ転がりながら運んでくれているのが見えた。

辺りが見知った風景になってきて、無事家の近くまで辿り着けたんだけど、
もうちょっとの所で急に魚さんは立ち止まった。
どうやら山から出られないらしく、ここからは一人で行けと…
近くまで来ていたし、体調も少しだけ回復していたので、
丁重にお礼を言って家まで自力で帰ったんだけど、
「真ん中の娘が山に行ったきりなかなか帰ってこない!」ってわけで、家に帰ってからが一番大変だった。

今にして思えば、多分あの魚さんは山の神様だったかなぁと思う。
山の神様用に用意したお土産の大吟醸が空になってたし、すごい酒臭かったから。

 

 

129 :本当にあった怖い名無し:2013/09/04(水) 15:24:58.37 ID:PKMcu8oG0

>>125
三半規管やられてたんだろうな。
しかし、よく後遺症も残らず、脳内出血とかも起こさず助かったな。俺としてはそっちの方がビックリだよ。
しかし山の神で魚か。神と言うより、その山の沢か何かの主かもしれないな。
まあことある事に、酒なんかを持ってお礼をした方が良いと思う。

 

 

134 :本当にあった怖い名無し:2013/09/04(水) 17:34:12.39 ID:5voCbBOM0

ありがとうございます

崖と言っても、斜めの地形で落差がほぼ感じられなかったから無事だったのかと…
吐き気とでっかいたんこぶと発熱ですみました。
父も子供の頃に遊んだ山なのですが、
父は木の上から落ちて石に頭をぶつけ血塗れで帰ったら、親父(私の祖父)に殴られたよwと笑っていました。
石頭はばっちり遺伝したようです。

父に言われて毎回山に入るたびにお土産を持参していたのですが、
奮発して大吟醸を持って行って正解だったなぁと…

あの山には父と私のエピソードがいっぱいあって思い出の山なのですが、
現在は親戚に掠め取られてしまったと聞きました。
残念です。








388: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/09/13(火) 09:22:27.64 ID:Lsf4osZDP
ガキの頃の話をひとつ 

うちの田舎は茨城の山の中で代々農家をしている 
小学生の頃、夏休みになるといつも泊まりに行っていた。 

大学生の従兄弟たちが山の中腹にツリーハウスを作っていて 
中は虫もあまり入ってこなくて木陰で涼しく昼間は良くそこで昼寝などをしていた。 

ある日いつものようにハウスで遊んでいて、ハウスの屋根に登りたくなり 
壁に足をかけて登っていたんだけど、足を滑らせて転落。

高さは3m弱だったと思うんだが落ち葉などでクッションになって大事には至らなかった。
ただ落ちた時の衝撃で気が遠くなり意識を失って居た。

気が付いた時には意識が朦朧としていたが、何故か山道を家に向かって下っている。
鼻につく獣臭と真っ白な毛が目に入る。
何かに運ばれてるんだなと思ったが怖さはなく何故か安心できてまた気を失ってしまった。

次に気がつくと田舎の家で布団に寝かされていた
家族みんなで俺の顔を枕元でじっと見つめてて、気がつくと良かったねと。
何でも田舎の納屋で頭から血を流して倒れていたそうだ。

運ばれていた事を話すとじいちゃんが「それは山神様だ」と涙ぐんで話してくれた。
その後じいちゃんと親父が酒と収穫した野菜などを持って山の祠に供えてきたらしい。
俺は頭部裂傷と手足打撲で済んだが動けず、完治してから祠にお礼に行ったよ。

おしまい。

389: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/09/13(火) 09:42:35.10 ID:KZDgcrjE0
いい話だ

390: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2011/09/13(火) 09:44:14.97 ID:t8Zm1suO0
べ、別におぬしのような暴れガキ、助けたわけじゃないんだからね!
わしの山で死なれたり、捜索隊なんかでたら、め、迷惑、
そう、迷惑じゃから!
か、カンチガイするでないわ!





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799: 名無しさん 2012/03/16(金) 11:08:57.00 ID:vTGaw5U80
鈴の音

6年位前、妙義山にひとりで登ったことがある。
ふもとの神社のさくらがきれいと聞いて、見に行ったんだ。
 
以前家族でも登ったことがあったし、軽い気持ちで途中まで行ったのね。
いくつかの鎖場を越えて、いちおう区切りのいい場所まで出たから満足して、
さあ下りようと思って歩き出した。
 
もともと登山道としても舗装や整備がされてるわけじゃなく、いくつか目印があるとはいえ
先人の歩いた跡を辿って登るような道だったため、20分くらい歩いて道に迷った。
 
ほかに登りに来ていた人もなく、熊がと言われていたのですごく不安になり、しばらく
しばらく立ちすくんでしまった。
 
実際には5分くらいだったと思う。
頭上から突然、ちりんちりん、と熊よけの鈴みたいな音が聞こえてきた。
ああ誰かいるんだ!これで帰れると思って、急いでその音の方向に向かって歩き出した。
 
すると3分も行かないうちに、登山道の目印が見えたんだ。
精一杯急いで下りたんだけど、山から下りてきたひとの姿はなかった。
もしかしたら登ってく人だったのかもしれないけど、迷ったとき夕方4時を過ぎてたんだよね。
 
これからどんどん暗くなるし寒くなるし、行った先には山小屋とかもないのに…
怖かったので、自分の中で山の神様に道案内されたってことにしてる。


800: 名無しさん 2012/03/16(金) 11:16:54.65 ID:5ZvMwKSRP
>>799
無事に帰れて良かったね。
山奥に誘われてたなら大変なことになってたかも。





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270 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:01:31.47 ID:S6v1AieoO
酔っ払ってるし、携帯からで文がおかしくてすまん。
合コンでひょんなことから改名の話になったんだが、偶然そのメンツに改名をしたことがある奴が二人いたんだ。
一人は、勝手にお祖父さんだかに届けを出されて、キレた親が改名手続きをした。
もう一人は、地元の山の神さまに嫁いで、それまでの名前が使えなくなったから。
因みに後者が自分。

これ、私の地元じゃ割と普通だったんだけど、(私と同時期に改名したこいるし)
今回のメンツは、はじめて聞く話だってドン引きされた。
地元のマイナーなお祭りだからってごまかしたけどさ。
何が死ぬ程怖いって、明日から変な噂がたちそうなのがこわいよ。

272 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:07:48.37 ID:Z5E5Gn7UO
山の神様に嫁ぐって…具体的に何するの??

273 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:08:14.23 ID:nMQk5a4I0
>>270
風習があったとしても、普通簡易化するか廃れるもので、
実際に改名まで行く事はやはり珍しい

276 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:26:21.20 ID:Uy0rRjbnO
>>272
具体的にって言われると特に何もない。別にイケニエになる訳じゃないし。
ただ、その山に関係する職種の家(うちは林業やってる)から産まれた娘さんが、
幼稚園くらいの時に形だけ嫁ぐ。
神さまが気に入った嫁さんは、第一婦人みたいに何度もそれに参加させられる。
私も中3まで出てたんだが、何でか嫁さんやってる間は初潮が来なくて、それが一番怖かった。

>>273
なんかしらんが、嫁さん候補の子はみんなナントカ姫っていう恥ずかしい名前だったよ。
嫁ぐ時期とか世代的は神さまの気分しだいらしくてランダムだから、
バアちゃんの子供の頃は、毎年あった時もあったんだってさ。

277 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:31:29.25 ID:nMQk5a4I0
神様の気分はお告げでも聞くのか

278 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:40:52.68 ID:Uy0rRjbnO
お告げっていうか、迎えみたいなのが来る。
だいたい山開きの前くらいに、幹事っていうか取り仕切ってる神主さん所に、オツカイとかいうのが来る。
嫁さんに選ばれたこの家には、鹿とかフクロウがうろつくんだけど、
ジジババが言うには、介添人みたいなんだって。

281 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:51:54.31 ID:nMQk5a4I0
その種の嫁入り儀式は割と普通
大抵は形骸化しているが
この場合は、本質部分が消えることなく受け継がれているように見える

282 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:57:05.28 ID:174ayPT20
ID:Uy0rRjbnOさんの家には、何の介添人が来たの?
改名ってその時点でして(~姫)、更にお役御免になった時に改名したってこと?
それとも元の名前に戻っただけ?

283 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 00:58:28.37 ID:174ayPT20
あ、すまん
候補の時点で~姫ってことは、それが生まれた時からの名前なんだね
ってことは、候補のまま選ばれなかった子は、改名の必要もなく、ずっと~姫?

294 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:13:38.02 ID:Uy0rRjbnO
眠くて安価出来なくてごめん。

オツカイってのは、何かは知らないんだ。
神主さんの家の秘密なんだって言われてたし。

ナントカ姫ってのは、嫁候補の家に娘が生まれると、だいたいその名前をつけられる。
でも、親から実生活に困るからって、戸籍上はミキとかユキとか普通っぽい名前になってた。
ただ、正式?にはナンタラカンタラヒメみたいな名前で、だいたい頭の漢字とか音に姫ってつけてた。

あと、あくまで嫁さん候補の家は、代々その山から生活の糧を貰ってる家系ってのが重要らしい。
だから、家業畳んでよその土地に行ったりもする家もあったってさ。
だからこのあたり普通に、古くからあるお祭りとかお祝い事感覚だったよ。

299 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:17:58.04 ID:nMQk5a4I0
>>294
最初から名を使い分けているのに、改名とは何の話?

320 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:36:20.88 ID:Uy0rRjbnO
>>299
嫁達の名前は、真名っていうか使い分けの名前込みで『神さまの嫁になる娘』って意味があったから、改名した。
神さまの嫁じゃなくなった時点で俗世に帰るから、改めてこっち用の名前にするんだってさ。
じゃないと、余所の土地だか家だかの神さまに、
メシアゲ(神さまでも再婚でもいいのかはしらん)されるとか言われた。

あと、嫁さん候補で選ばれなかった娘さんは改名しなかったけど、
ナンタラカンタラヒメって名前は、山に返すとか言ってた。

326 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 01:47:46.95 ID:nMQk5a4I0
>>320
戸籍上の一般名も特殊な意味があり
嫁に選ばれた経験を持つ人間は抜けるためにそれも改名する
でおK?

332 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:01:21.11 ID:Uy0rRjbnO
>>326
そう、そんな感じ。
あとは、リアル誘拐予防。
山神さまの嫁ってだけで、昔は存在に付加価値がついちゃってたらしく、
バアちゃんやその位の世代の嫁たちが、それで拉致られたことがあったんだって。
バアちゃんはオハシラ?オバシラ?だかの家に、騙されて連れてかれたらしいよ。

333 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:03:34.10 ID:174ayPT20
>>320

名前だけ見ても、神様のお嫁さんに選ばれるといろいろ大変だね
お嫁さんの期間、何かいいことあるの?
それと、お役御免のサインなんかもあるのかな?

334 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:05:29.16 ID:nMQk5a4I0
>>332
オハシラ=御柱?
それは家の名前なのか

336 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:26:56.77 ID:Uy0rRjbnO
>>333
良いことは、嫁入りの時の着物がキレイで嬉しかった事が一番かな。
あとは、その山では身内の事故がない事とかそのくらい。
(林業やってると怪我が多いけど、血が流れる怪我がほとんどない)
自称霊感のある子からは、「一生悪いものに憑かれない位守られてる」とか言われたけど、実感はない。
物質的な良いことは殆どなかったけど(笑)

デメリットは、嫁はいくつになっても初潮が来ないとか、
(生理が来ると、完全にこっち側の存在になるんだって)
改名の手続きとか。
あと、昔はさっきも書いたみたいに、存在に付加価値がついちゃって、拉致だの望まない縁談があったくらい。

>>334
オハシラは、氏神さまみたいなのらしいよ。
バアちゃんは、その家に騙されて嫁がされそうになったんだってさ。
しかし、バアちゃんその時まだ小学生くらいだったから、色んな意味でヤバかったらしい…

337 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:30:37.23 ID:nMQk5a4I0
だからオハシラは家の名前ではなく御柱だと思うが
つまりはお家繁栄の道具

339 :本当にあった怖い名無し:2011/06/03(金) 02:36:25.92 ID:Uy0rRjbnO
そうなんだ。あまり深く知らないから、奉ってるって聞いてそんなものかと思ってたよ。
明日バアちゃんに聞いてみるね。







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自分の父親が登山が趣味で、
その父親が話してくれた話。


その日も暇ができたから山に登ったんだ。


でも途中歩いてたらいきなり頭が痛くなって、

「高山病かな?」

って思ったんだけど、まだそんなに登ってないし・・・


と思ってたら、どっからか

『おまいりしてけ』

って声が聞こえた。


しかも何度も何度も言ってくる。

『おまいりしてけ、おまいりしてけ』

って。


いきなりの出来事で父親が混乱してたら、次の瞬間、

道の横にあった竹林って言うのかな、
そこからすごい気配がしたらしい。


しかもガサガサッって
すごい勢いで何かが竹林から近づいてきた。


その瞬間にも頭痛はするし

『おまいりしてけ』

って五月蝿いし、

そこで父親が

「わかったから!」

って言って、
山をおりて山のふもとにあった社?かな

そこで急いでおまいりした。


そしたらいつのまにか頭痛も声も消えたらしい。


父親が言うには、


「多分あれは山の神様だよ。俺もまだ山登り初心者だったし、おまいりすることを教えてくれたんだね」


だそうで。



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366 :山での話 :03/04/11 06:18
今の年代の人に、狩りをした事のある人は少ないでしょう。
昔、私は祖父に連れられて、狸を捕る為に数度、山にトラバサミを仕掛けに行った事があります。
山にも色々な約束事があります。
うろ覚えですが、女山でしたので立ちションベンは、女神様に見える様に頂を向いてする事とか、
(性器を見えないように隠すと女神様が怒って、山で遭難します)
お弁当は半分食べたら残りは家まで持って帰る事とか、狸の後足は1本は女神様に御供えする事とか、
他にも細かな注意が沢山あったはずでした。


ある夏休みの日、祖父の家に遊びに来ていた私は、川に泳ぎに行こうとして、気が付くと何故か山の中に居ました。
昼御飯前に出たはずなのにあたりは真っ暗で、訳が判らず泣いてしまいました。
どのくらい泣いていたでしょう?
辺りがスゥ~っと明るくなって、顔を上げると、目の前に青い光が浮いていました。
その光は優しく、暖かくて、何故か彼女が助けてくれるのだと解りました。
そして、漂い始めた光に付いて行き、山の麓に下りました。

山の麓には幾つもの懐中電灯の光が集まっていました。
その中に祖父の姿を見つけ、「おじいちゃん」と声を掛けると、祖父は飛んで来て私を抱きしめました。
そして、すごい剣幕で怒り始めたのです。
私が帰ってきたのは、家を出た翌日の夜でした。
その時です。私は変な事に気が付きました。
私はたった今山の麓に降り立ちました。
ですが周りを見回すと、そこは山から1キロ程離れた祖父の家の前だったのです。
青い光は何時の間にか消えていました。

その事祖父に話すと、祖父は宴会をすると言って、
近所の男の人達だけでご馳走を持って、山の祠の前で宴会をしました。
僕や従兄弟達、近所の男の子達も付いていきましたが、皆お酒を飲み、歌って楽器を奏で、踊って、大騒ぎでした。
後で聞いたのですが、
「女神様が最近人が山に入らないので、寂しくなってお前を呼んだのだろう」と祖父達は言いました。
その後、他にも一晩だけ山で消えた男子が出た事から、
毎年夏祭りの後には、山の祠で宴会をする様になったそうです。





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