【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

カテゴリ: 神社系



88 名前:名無しの霊体験[] 投稿日:2017/04/22(土) 15:24:27.24 ID:8dXGY3LgO
初詣には行ったが、御守り付きおみくじをやってないのを思い出してさっき友人と行きました。
去年の物を納め、お参りし御守り付きおみくじを引きました。
恋愛を見たら、「深入り駄目」とある。
深入りする以前の問題で、相手は居ない。
結婚を見たら、「経済力はないが誠実」と出た。
誠実な人が良いなーと普段から思ってはいた。だが
「経済力もくれよ」
と私が呟くと、おみくじの内容を見た友人が爆笑していた。
恋みくじも前年からしているので、恋みくじも引くことに。お金を入れようとしたら、ツルッと手から落ちた。慌てて拾い上げて、お金を入れる。
おみくじを出そうとしたら、さっきまで一切木の葉が落ちてなかったし、風もなかったのにおみくじを出そうとした手に木の葉が見事的中。
気にせず紙人形に結ばれている紐におみくじが巻かれているので、いつもならスルッとおみくじを出せるのに、なかなか出せない。
なんとか取り出して、おみくじを開封。
縁談の欄を見たら「自立で探せ」と出た。
経済力もくれよと文句言ったからかしら…。
 
89 名前:名無しの霊体験[sage] 投稿日:2017/04/22(土) 22:22:09.68 ID:C1/f9j2ws
ごめん。めっちゃ吹いたわw
経済力なさ過ぎも困るよな。
ほどほどで良いからある方が良いよね
わかりますw見つかるように祈っとくよ
 
90 名前:88[] 投稿日:2017/04/23(日) 01:06:12.47 ID:QCwGo8SFO
間違えたorz
×自立で探せ
○自力で探せ

>>89笑って頂けたようで何より。
うん、やっぱり経済力は程々に欲しい。ありがとう。
自力で見つかるように、そういう出会いの場に行ってみるよ。
ところで、また私のそっくりさんが目撃されたんだけど今度は母が見たわ。段々、そっくりさんが近付いているような気がする。








今回は学生時代体験した出来事です。


高校生の俺達は、よく夜中から朝方になるまで遊んでいた。何をする訳でもないが、他愛もない話でよく盛り上がってた。
皆も経験があるかもしれないが、そんな夜を過ごす内に何回か肝試しに行こうと盛り上がることがあったはず。
当然俺達にもあった。
今回集まったメンバーは5人。仮に俺を省いてA、B、C、Dとする。
行き先に決まったのは、大阪南部のとあるダム。
かなり有名なので分かる人には分かると思うが、そこのダムを越えた辺りに幽霊トンネルと呼ばれる場所があった。
噂は様々で、いくら進んでもトンネルから出られないだとか、途中でエンジンが止まり子供の霊が出たとか、頭がおかしくなったとか、いわく付きの場所だった。
悪ノリした小僧を止められるものは何もない。
「ジャン負けが、懐中電灯一本持って歩いて行く事な!」とか、バカな事を言ってた。

調子に乗ってる時代なので、無免でCの父親の車を拝借してトンネルに向かった。
ダムに着くまでは結構距離がある。山道をひたすら進む。
街灯の一つもなく、車のライトを消せば辺りは漆黒に染まる。
途中にある古びた電話ボックスを横切ると寒気がした。その電話ボックスも実は良からぬ噂のある場所だった。
正直その辺から嫌な予感は漂ってた・・・

ダムに着いた。もうすぐトンネルに到着する。
夜のダムは一層不気味で、俺達は言葉を失った。
虚勢を張りたい年頃なので、誰も怖いだの帰りたいだのは言わなかったが、皆そう思ってたんじゃないかな。

そして俺達は幽霊トンネルに到着した。
トンネルは俺達が絶句するには十分な存在だった。
生憎霊感なんてものは持ち合わせちゃいないつもりだったが、五感が全力でトンネルに入ることを拒否した。
ジャン負けが歩きで入るとか言ってたが、そんな事は不可能だと皆が瞬時に悟った。
しかしながら、折角来て引き返す手はない。俺達はビビリながらも車で侵入した。
車内にも関わらず、トンネルに入ると温度が下がった気がした。
誰が書いたかは知らないが、不気味な落書きにすら恐怖が過る。

このトンネルはそこまで長いはずはないが、中々出口に着かない。
Bは叫んだ。
「何かヤバイ!これ以上進むな!!!!」
そう言われてもトンネルでUターンなど出来るはずがないし、Bは日頃からヘタレだったので馬鹿にしながら先に進んだ。
しかしBは、
「やめてくれ!!何かおかしい!!!!ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!!!!」
そう言いながらガタガタ震えだした。
Bの異常な様子に、流石の俺達も危険を感じた。
Cは慣れない運転でバックでトンネルを出ることにした。
慣れない事もあって、ゆっくりしたバックしか出来ない。
その間ずっとBは叫び続けた。
「ヤバイ」から「助けて!!」に言葉が変わっていくBを見て、俺達は泣きそうだった。
完全にパニック状態で、俺達は取り合えずCを急かした。
Cもパニック状態で、「気ぃ散るから黙っとけ!!」と怒鳴り散らしていた。
その時、Dが悲鳴にも似た声で叫んだ。
「おい!あそこに誰かいてる!!」
そこには割烹着の様な物を着込んだ老婆がいて、俺達をじっと見つめていた。
手には何やら鎌の様な物を持っている。
俺達は叫びながら、ただひたすら怯え、トンネルを後にした。
帰りの車中、Bはずっと「寒い・・・」と言いながらガタガタ震えていた。

結局、その晩は皆でCの家に泊まった。
本当ならそのトンネルの話を面白可笑しく話してるはずなのに、誰もその事を話さなかった。
Bは少し落ち着いたみたいだが、真っ青な顔で寝込んでしまった。

その後、俺達は不安で、しょっちゅう連絡を取り合った。
俺達は何事もなく過ごしたが、Bには色々不幸が重なった。
真っ直ぐな道なのにバイクでこけたり、信号無視して来た車に撥ねられそうになったり、40℃の熱を出したりと。

Bは完全に怯えきって、「御祓いに行きたい」と言った。
御祓いは結構高いと聞いた事があるので微妙だったが、
少し責任を感じた俺達は、各自1万円ずつ持って一緒について行く事になった。
何より俺達も一緒に行った手前少し不安だったんだ。

Aが「悪霊退散で有名な寺がある」という事で、俺達はそこに向かった。
神社に入れば『厄払い』と大きく書かれた垂れ幕があったので、期待して中に入った。
掃除をしていた若い巫女さん?がいたので、早速神主さんを呼んでもらう事に。

30分以上待たされて段々痺れを切らした頃に、神社から白装束に身を包んだ初老の男性が出できた。
早速事情を説明しようとBが近寄った矢先に、葉っぱがついた棒でBをさっさと払うと、
「はい、もう大丈夫」と言い捨てると、その場を去ろうとした。
Bは当然食い下がった。
B「いや、ちょっと待ってください。まずは話を聞いてください!」
神主「聞かなくても分かる、払っておいたからもう大丈夫」
B「え?払うという事は、何か憑いてるんですか!?ちゃんと見てくださいよ!」
その時に神主は、微かに「あぁもう!」と呟いたのを俺は聞き逃さなかった。

Bは矢継ぎ早に事情を説明した。
ダムのトンネルに行った事、その時に全身が寒くなり震えが止まらなかった事、老婆を見たこと、
それから色々な災難に遭っている事。
神主は何やら呪文の様なものを10秒程唱えた後に、Bの背中をバンバンと二回叩き、
「危ないところに行かない様に」と言い、また去ろうとした。
当然納得出来るはずもなく、Bだけではなく俺達も食い下がった。
俺「遠い所から来てるんですよ。実際Bには何か憑いてたんですか?詳しく教えて下さい」
神主「低級な霊が憑いてるだけだよ、少し払えば逃げて行ったよ」
B「じゃあこれからは何も起きないんですか?
 ちゃんとお金も持ってきてます。除霊にお金がいるなら払います、幾らですか!?」
神主「あのね・・・」
全員「お願いします!!!!他に頼るところがないんです!!!お願いしま・・」と言い掛けた所で、神主が急に叫んだ。
神主「やかましいんじゃお前ら!!!!!!!!」
いきなり怒鳴られ、俺達は思わずビクッとした。
神主「どいつもこいつもいい歳してアホな事ばっかり言いやがって!ホンマにドアホ共が!」
そして続けてこう言った。
神主「幽霊なんかおる訳ないやろアホ!!!」
俺達は5人でハモった。
「え?」
神主「この世は命あるもんの世界じゃ!それやのにいい歳した奴らが幽霊や何やとピーピーいいやがって!毎回お前らみたいな奴がアホ話持ってきてうんざりしとんじゃ!
ええか!よう聞けよ!そのトンネルの事はわしも知っとる!
夜のトンネルが怖いのは当たり前じゃ、気持ち悪ぅて寒くもなるわ!
老婆を見たとか言うたな?あのトンネル抜けたら村があるんじゃ!人が通る事もあるやろ!」
俺「でも、鎌みたいの持ってこっちを見てましたけど・・・」
神主「山道やからな、邪魔な草とか木を切りながらやないと進まれへん道もある!
 見とったんはお前らがアホみたいにギャーギャー騒いどるからやろ!」
B「じゃあ、俺に不幸な事が起こるのは何故ですか・・・?」
神主「偶然じゃ!ちょっとお前らこっち来い!」
そう言って連れて行かれた先で、800円のお守りを買わされた。

頭を下げて帰ろうとしたその時、Aが神主に質問をした
A「あの~、生きてるもんの世界で幽霊はいない・・・という事は、神様とか仏様は?」
神主「え?・・・・・・おるよ」
このじじぃ・・・


800×5=4000円
あの金がビールに化けて、生臭坊主の胃に入ったかと思うと何やら体が熱くなる。
でも、10年過ぎた今でも、あの神主は俺達の話題に上がる。
強烈なおっさんだったよ。






91 :本当にあった怖い名無し:2013/02/01(金) 19:10:49.95 ID:8GaruoF60
ここでいいのか分からないけど、オカルトなネタを。

自分の家は神社に行くと厄をもらう。
と、親父が言っていた。いつのことかは覚えてはいないけど、ともかく言ってた。
だから初詣なんか絶対に行かないし、そもそも神様っていう存在は信じてもいないらしい。だからって境内で何かしでかすとかってことはないけど。
それに比べて自分は超信じてる。神様は心からお願いすれば、反社会的なものとかじゃなくて天の意思というかにかなえばお力を貸してくださるし、存在なさるからこそ幾たびの国難も日本は乗り越えたんだと思う。理論的には説明できないけど。なおネトウヨではない。

それで親父が言う厄っていうのは、結核とか入院とかあと何かみたい。
余程ひどいことを神前で言ってるのか?とか、何を背負ってるんだよと思うけど偶然かも知れないし、神様じゃなくて途中で変なモノにふれるとかではとも。

一回区切ります。




92 :本当にあった怖い名無し:2013/02/01(金) 19:29:02.58 ID:8GaruoF60
>>91
続き。

ともかく自分は神様好きだから、よく神社に行く。
しかし厄なんぞもらったことない。体がすっきりしたり、気持ちを新たにできたり、神様に聞いていただけたからと落ち着いて前進できる。

そんなある日のこと。
そのよく行く神社っていうのは、名前を出したら確実に特定されるくらいのすっごいとこなんだけど、神前で感謝とお願いをしてから帰ろうとして境内歩いてたら、いきなりヤバい香りがするんだけど声が聞こえたの。
参るなよって。
自分でもポカーンだし、どどどどどういうことですか?!ってなったし自分は神様のお声を聞かせて頂けるような者じゃないです。
もともとは他県の出の家系だし。自分の産まれはその神社のお膝元だけど。



93 :本当にあった怖い名無し:2013/02/01(金) 19:30:09.14 ID:8GaruoF60
>>92
最後です。

そして、その参るなよってどういう意味か考えてるけど、結構経った今でも確信には至らない。
お願いの内容が、すぐ泣くしヘタレだし力がほしいですってことだったから、力を与えたしお前にはあるから大丈夫だってことなんだろかと。
お前もう来んなよって意味ではないと思う。
癒しイケボイスだったし。そしてイメージはイケメンです。
それともあの頃から抱いてた某氏への恋心は叶わないけど参るなよってことなんだろうか。

どうであれ神様大好きです。
近い内にまた行こうと思ってる。

書いてみるとそんなに需要ない感じのエピソードだけど、読んでくださりありがとうございました。








875本当にあった怖い名無し New! 2013/12/03(火) 17:46:34.30 ID:rdO92gb60

他板に書いたやつだが

小学校低学年の頃親父に連れられて家の近くにある神社に行ったんだ
今はもう埋め立てられて無いんだけどそこの神社には龍神様をおまつりしてる池があったのよ
その池ってのが神社が山の中にあるってのもあるんだけど木がたくさん生い茂ってて真昼間だってのにいつも暗くて不気味なのな
じーちゃんからはよく池に近づきすぎると龍神様の手が出てきて引きずり込まれるとか言われてたし、俺は正直その龍神池があんまり好きじゃなかった
その日は夏の暑い日で神社の本殿に御参りした後に神社の敷地内にある英霊殿や観音様にも御参りしたのよ
もちろん龍神様にも御参りに行った、親父が「怖いか?ん?w」って俺の背中を押しながら煽るもんだから俺はムキになって「怖くないし!」つって池のすぐ近くまで歩いて行ったんだ
そんで池の近くまで行ったはいいけどやっぱり怖い、俺はなんとか平常心を保とうと池の淵に置いてあったカエルの置物の頭に手を載せて「ホラ!大丈夫やん!」と強がって見せた
その瞬間に鳥が鳴きだしたんよ、しかもかなりでかい声で
今まで木々がざわめく音くらいしかしてなくて生き物の声なんか一切聞こえなかったもんだから俺はめちゃくちゃびっくりした
しかもその鳴き声がずっと「タータイタ!タータイタ!タータイタ!タータイタ!」って 叩いた 言ってるの
俺は何が何やらわからなくなっておどおどしてたんだが親父は笑いながら「あーあ、神様のお使いの頭叩いたりするからやw」と言ってきた
俺は必死に「ちゃうもん!手乗せただけやん!叩いてないもん!」と弁解したが親父が素直に謝っとけと言うので池に向かって手を合わせながら(叩いてごめんなさい、もうしません)と心の中で謝った
そのあとすぐに神社を出たんだが結局神社から遠ざかって声が聞こえなくなるまでその鳥はずっと鳴いてた




877本当にあった怖い名無し sage New! 2013/12/03(火) 18:06:08.14 ID:G9RT62BS0

疲れてるんで、つらつら駄文ウザかったらするーしてちょ
>>875の少年にとっての神社みたいな存在って、(特に無宗教の日本人にとっては)ものすごく大事な存在なんだと思う
そして、現代ではそういう畏怖の念を抱かせる場所って、どんどんなくなっていってるよね
日本が(世界が、文明人が)少しづつおかしくなっていってることと、無関係ではない気がする

その神社の神様、あるいは神様の使いの鳥は、少年に「この世には畏怖に値するものがあるのだぞ。傲慢になるなよ」という、
ものすごい智慧を、体験として少年に与えてくれたのかもしれない(本人は気づいてなくてもね)

そんなことをボンヤリ感じたので、>>875なかなか面白かったです
駄文スマソm(__)m



築いてないほど大事




878本当にあった怖い名無し sage New! 2013/12/03(火) 18:07:36.62 ID:G9RT62BS0

しかも消し忘れタイプミスorz
スレ汚しスマソm(__)m




879本当にあった怖い名無し New! 2013/12/03(火) 18:24:32.11 ID:rdO92gb60

>>877
これ全然信じてもらえないけど実話なんだ
俺の家の近所の人たちはみんなこの神社の前通りかかったらちゃんとお辞儀していく人たちが多かったんだけど
最近都会から人がたくさん引っ越してきてそういう事をする人が減ってきた(俺は今でもちゃんとやってるが)
それどころか最近神社の大きな石灯篭が倒されたりする事件もあったりして>>877の言う神様や仏様に対する畏怖の念みたいなのが薄れつつあるのを強く感じるよ









827 :本当にあった怖い名無し:2010/12/29(水) 22:19:20 ID:lSN58yUS0
地味な話で、どこに書いていいのか迷ったので、ここに書かせて下さい。
長文です。

かなり前のことですが、私は当時高校生で、母と犬とで車で近場に買い物に出掛けていました。
帰り道、犬が鳴き始めたので、少し散歩させようと車を止めました。
ふと横を見ると、いかにも村のお社といった雰囲気の神社がありました。
周りはごく普通の住宅街で、母はその辺りを犬を連れて歩いてくると言うので、
私は神社を見てくることにしました。

神社はこざっぱりとしていて、雰囲気も静かであたたかく、きれいに掃除もされていました
社務所は無く、参拝客は私以外はいませんでした。
二十段もないような石段を登ると、石段の一番上に小さな紙が落ちていました。
なんだろうと思って拾ってみると、そこには印刷で短い祝詞が書かれていました。
シンプルな短い祝詞で、覚えやすくて気に入ってしまい、私はその紙がとてもほしくなりました。
落ちていたものだしいいかな…とも思ったのですが、持って帰るのは盗みのような気がして、
紙はしばらく眺めて祝詞を覚えた後に、賽銭箱の近くに置いておきました。

お参りを済ませ、私は神社の建物が見たくなり、社殿の横に回りました。
拝殿と本殿の間は渡り廊下でつながれおり、その渡り廊下の横に行くと、本殿がよく見えました。
人もおらずゆっくりと見ることが出来て、わあ、こんな風になってるのか、と私は喜んで眺めていました。
そしてふと渡り廊下の向こう側を見た時、なぜか、その渡り廊下を横切って
向こう側に行かねばならないような気がしたのです。
自分でも意味が解らなかったのですが、ともかくこの渡り廊下の手すりをよじ登って越えて、
渡り廊下を横切らねばならない、なんとしてもそうしなければならない、という思いに駆られたのです。

しかし渡り廊下は神様の通り道のはず、横切るなんてまずいんじゃないのか。
そんなことを考えながらも、私はいつの間にか手すりに手を掛けていました。
妙に頭がぼーっとし、周りの音が聞こえなくなりました。
ほら、ここには誰もいない、周りは杜だから外からも見えない、
この渡りの手すりをよじ登れば真正面から本殿が見られる、
なかなか見られるものじゃない、神様と同じ視点だぞ…と、
何故か心の中で強く思いながら、私は手すりに足を掛けてよじ登り、渡り廊下に立っていました。

と、その時。母が神社の外から呼ぶ声がしたのです。
私ははっと我に帰りました。
見れば、神社の渡り廊下に突っ立っている自分。
外からは母が、姿の見えない私を心配して何度も呼んでいます。
私は急に怖くなりました。
母にちょっと待ってと返事をし、ちらりと本殿の方を見てから、
私は入ったのとは反対側の手すりを乗り越え、渡り廊下を横切りました。
こうなったらいっそちゃんと横切ってやる、と負けん気が起きたものですから。

神社の裏側から出くると、母が入口で心配そうに待っていました。
犬は母とは対照的にのんびりと座って待っていました。
気になって振り返ると、賽銭箱の側にきちんと置いたはずの祝詞の書かれた紙は、
何故か最初の石段の所に戻っていました。

なにがなんだかよくわからないまま、一ヶ月ほど後のことです。
再びその神社の前を通ると、ちょうどお祭りをやっていました。
この間のこともあったし少し気になって、私は神社に寄りました。
たき火をしていたので、参拝の後にあたらせてもらっていたら、
横にいたお爺さん達が話しかけて来たので、おしゃべりしていました。

お爺さんは地元に長く住んでいる人だというので、叱られるかもしれないんですけど、と
前置きして謝ってから、お爺さんにこの間の渡り廊下のことを話したのです。

するとお爺さんは、久しぶりにそういう話を聞いた、と言い出しました。
なんでもそこの神様は悪戯好きで、昔は時々人引っ張り込んではご神木に登らせたり、
神楽の舞台に上がらせたりしたりしていたのだそうです。

あんた真面目そうだし、神様にからかわれたんだなあ、と、お爺さんは笑いました。
帰る前に、前に覚えた祝詞を唱え、お爺さん達からお餅を貰って帰りました。

長文、失礼しました。








911 :本当にあった怖い名無し:2010/05/04(火) 14:51:22 ID:CU+XJzhS0
まとめてみたら怖くないなと思ったけど、自分のほんのり話投下させてくれ。
怖いってより不思議な話寄りなのかもしれんけど。
若干長文なので、鬱陶しい人はスルーしてもらえれば幸い。


地元の寂れた神社の話。
延喜式的にはそこそこのランクらしいが、
社務所もなく、神主は常駐していない(近所に住んではいる)。

で、一人でこの神社に入ると必ず女性が掃除している。
何時も同じ、夜会巻きみたいな髪型の30前後の地味な女性。
神社の前を通って中を覗くだけ・他の人と一緒に入る時は見かけないが、
一人で入った場合は例外なく必ず居る。
神社以外で見かけたことはなく、間違いなく地元民ではない。
神主の親戚縁者でもないことは確認済み。
自分だけでなく、地元の友人勢も同じ条件下でのみ彼女と遭遇している。
会釈すれば相手も会釈を返してくれるが言葉を交わしたことはなく、
こちらが「こんにちは」と言っても返ってくるのは会釈のみ。

遭遇が度重なってどういう人なのか気になったため両親に訊いてみると、
そういう人は知らないとのこと。
父曰く、父が高校生になるあたりまではよく似た女性が
いつも掃除してくれていたが、何処の誰かは不明という話だった。
結局どういう人なのかは解らなかったものの、父の話を聞いて
自分が見かけるのはその人の娘さんか何かだろうと、とりあえず納得した。

とはいえ遭遇回数と見る時・見ない時の条件に例外が一切無いことから
不思議を通り越して若干気味が悪くなってきて、神社に近付かなくなった。
ここまでが小学校高学年くらいまでの話。

中学二年あたりから個人塾に通うようになったのだが、
中三のある時帰宅がえらく遅くなった。塾を出たのが23時50分ごろ。
神社を通り抜けすると大分近道になる。
早く帰りたかったし、その頃は正直女性のことは忘れていたので
自転車に乗ったまま通り抜けようとしたところ、0時前後だというのに例の女性が居た。
以前見た時同様竹箒で落葉を掃いている。

鳥居をくぐってすぐに気付き、思わず急ブレーキした。
女性は本殿近くに居たので結構距離はあったはずなんだが、
何か言おうと口を開いたのが何故かはっきりと解った。無表情だった。
普通に考えたら「夜遅くまで危ない」とか
そういうことを言おうとしたんだろうと思うが、
その時は「この人の声を聞いたらいけない」と強く感じ、慌ててターン。
今まで霊的に怖いというのではなく、何か危ない人なのではないかという怖さだったんだが、
この時は「この人絶対人間じゃない」と感じた。
背筋を寒気が上るというか、血の気が引くというか、
とにかくちょっと不気味なんてものではなく、身体が本能的に何かを拒絶した感じだった。
全速力で家までこぎ続けたが、神社の周りを走る形になるのでえらい怖かった。

後日昼間に一人で神社に行ってみたが、女性は居なかった。
以来一度もあの女性は見かけない。
その後友人たちにも聞いてみたが、今も見るという人と見かけない人とがいて、
高校に上がる前後までには全員見なくなっていたと思う。

で、最近実家に帰ったら、自分に懐いてる近所の中学一年生男子から
神社で掃除をしている女性の話を聞かされた。
聞けば容姿・外見年齢は約15年前自分が見た女性とよく似ている。
聞く限り、遭遇条件もかつて自分たちが経験したものと同一。

地元以外の熱心な信者一家だとか、
全員が同条件下でしか見ないのは単なる偶然だとか、
あの夜あんなに恐ろしく感じたのはシチュエーションに惑わされただけだとか、
年齢を感じさせないタイプの人だっているとか、まあ幾らでも説明はつく。
ただ、とりあえずよく似た女性を、一定条件下でのみ
高校に上がる前後までの歳の子だけが何十年も見続けているらしい、という話。


長くなってすまん。読んでくれた人ありがとう。
怖くなくてごめんな、自分は夜の神社で女性と遭遇した時は
本当に怖かったんだが、多分伝わらんよね。

915 :本当にあった怖い名無し:2010/05/04(火) 15:10:41 ID:zM5KJtLJP
あとは、ちょっとした手土産でも持って話しかけて、世間話にかこつけて素性を聞き出してみるとか。。
というか、それだけ目撃者がいて、会話した者は一人もいないの?

917 :本当にあった怖い名無し:2010/05/04(火) 15:43:43 ID:CU+XJzhS0
>>915

会話成立した人はいないんだよね。
いや、自分が知る限りだから、いるかもしれないけど。
「いつもご苦労さまです」「こんにちは」とかは自分以外のやつも言ったみたいだけど、
書いたとおり、会釈ですまされるし。
自分の場合は、会釈の後顔そらして掃除に戻られると、なんかもう声かけられなかった。
多分他のやつも同じだったんじゃないかな。

前述中一男子の友人が勇気出して「いつも大変ですねー家近いんですか」
て訊いたらしいが、会釈だけで質問は無視されたそうな。
もしくは肯定でうなずいたのかね。
書いてて思ったけど、聾唖の人なのかもしれんね。
声かけられたら視線とか振動とかでわかるから、顔あげてとりあえず会釈してたとか?
昼間見てたわけだから普通に人なんだろうし、人であってほしいw

自分たちは「あれ、おかしいな」と思うころには気味悪くなってきて、
神社に行くのも話題にするのもなるべく避けてるような感じだった。
ヘタレでごめんな。


写真は確かにいい手だけど、まず会話できないと無理じゃない?
急に激写ってわけにはいかないし。








906 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/01/05(月) 20:41:32.51 ID:twmTKix/0.net
福岡の宮地嶽神社にお参りした時
あいにくの雨であり開門とほぼ同時刻に着いたので私の他には人はおらず
一番乗りかな?とちょっと気分がよかった
御朱印を社務所にお願いして待っている間ふと見ると
おみくじの自動販売機というのか、お金を入れると小さな人形の巫女さんがおみくじを持って来てくれる機械がありました
昔よくやったなぁこれ、と懐かしくなり100円を入れてみました
入れてから気がついたのだけど、このおみくじ「恋愛みくじ」であり結婚している私にはあまり意味がないなあと気がつきました
無駄なことやってしまったなと思ったけど、出てきたおみくじには
「あなたの運命の人は同い年か一つ年下です。相性は卯年生まれが最高」
とありひどく驚きました
この時、実は夫と離婚しようかと悩んでいた時期であり夫はまさしく私と同い年
(半年だけ私の方が先に生まれており年下といえないこともない)
で卯年生まれでした

偶然といえば偶然だとは思うのですが
この日を境にこれまでの自分の態度を反省し、仲良くできる様努力することにしました

3年ほど前のことですが何とか離婚せずにやっています
あの時早まらずによかったです


907 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/01/05(月) 21:31:44.54 ID:EsyZmr600.net
>>906
そういう不思議なことって時々あるよね
いい方向へ導いてもらえてよかったね・・・って思ったけど
結局あなた自身がいい人間だからそうなったんだ、とも思う








59: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/01/30 01:20

知り合いが実際に体験した話です。




仮にAさんとします。高校を卒業してすぐの3月のことです。
Aさん・Bさん・Cさん(3人とも男)で遊んでたそうです。
夜になりお金も無かった3人は、肝試しに行こうと盛り上がりました。
軽井沢の自殺の名所と言われてる橋に行き、車から降りて橋を歩いて渡ったり
したけど心霊スポットにありがちな『イヤ~な感じ』なんてのも無く、帰る事
にしました。

すると、橋と少し離れた道沿いに鳥居があったので、不完全燃焼のAさん達は当然
鳥居の方へいきました。鳥居はかなり古い物で、周りには枯れ木が建ち並んでいる
のですが鳥居の間には幅1m位の木の生えてない山道があり、上り坂になってた
そうです。
3人が鳥居をくぐり山道を登って行くと、すぐに小さい神社がありました。
神社には鍵が掛けてなかった(壊した?)のか、扉が開きました。神社の中には木
の箱があり、箱の中には『能のお面』が入っていたそうです。
Aさんはこの時『イヤ~な感じ』がして、「帰ろう」と言いましたがBさんはふざ
けて「うぉ~!」なんて叫びながら『能のお面』を顔にあてがって遊んでました。

3人はお面を箱に戻し、「収穫有り」とばかりに満足げに車に戻り帰りました。
車を走らせてると、女性が一人で歩いてます。その辺には民家も無く、変だな~
と思いながらもカワイかったので声を掛けてみることに。
「お姉さんどうしたの~?」
「彼氏とドライブしてたんだけど喧嘩しちゃって降ろされたの。」
「ヒドイ男だね~ 良かったら俺等が送ってあげるよ。」
「ホント?お願いします。」
と、女性を後部座席へ
Cさん運転・Aさん助手席・Bさんと女性が後部座席で発進。
Bさんと女性は話も盛り上がりイイ感じで、Aさんも後ろを向いて会話に参加して
車内は楽しい合コンと言った感じでした。が、Cさんだけは会話にも参加せず、青
白い顔でもくもくと運転しています。
不信に思ったAさんが「どうした?」と聞くと、前を向いたままか細いこえで
「か・が・・み・・・か・が・・み・・・」とCさん
Aさんがルームミラーを覗き込むと!!!後部座席の女性がさっきの『能のお面』
を被っているだはないですか!振り返ると普通の女性どけど、鏡で見るとお面を
着けている・・・
怖くなったAさんが「あっ用事思い出した!悪い!降りてくれる?」と切り出すと
BさんはAさんが気を使って二人きりにしてくれるのだと勘違いして、止めるのも
聞かず女性と共におりてしまいました。
Cさんはとにかく怯えてて、即行で車をだしました。

1時間ほどして、正気になったAさん・CさんはBさんを降ろした所へ戻りました。
そこには、気を失って倒れてるBさんしかいませんでした。
Bさんはそれ以来気が狂ってしまい、今も精神病棟にいるそうです。









669: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/10/17 00:39
子供のとき神社でどんぐり拾って遊んでいたら
「あかいみあおいみきいろのめ ついてたたいてもちにすな」
とかなんとか聞いたこともないような変な歌が聞こえてきたんです。



子供の声だったんで、私もあたり見まわしたら、
スーツ姿のおじさんが背中向けて立ってたんです。
変だなって思っていると、
そのおじさんがぴょんこぴょんこ飛び跳ねて藪の中に入っていっちゃったんです。
藪に入ってすぐおじさんは顔だけこちらに突き出したんですが、
おじさんは白い狐のお面をつけていました。
でも目だけやたらとリアルでまるで本物みたいでした。
そしてまたすぐに藪の中に入っていってしまいました。
怖いというか不思議というか、今でも記憶に残っています。









820 :本当にあった怖い名無し :2009/07/13(月) 00:14:07 ID:RWLHx5Ic0
田舎の古い神社に行きました。
日頃あまり祀られてない様子で、草ボウボウ。
そこの祭壇に日本酒一本差し上げて、「どうぞお召し上がり下さい」と言い、
帰ろうとすると体のまわりに縄のような長さ70~80㎝位で、
灰色や緑色のものがクネクネと浮遊し始め、体から少し離れたところや、
体にまつわりつくように動き出しました。

手で触ろうと思ったのですが、そうした意志とは反対に何故か触らずじまいでした。
気味が悪いので境内に下りてふと周りを見ると、小さな、凄い輝きの、
星の様なものがじっとこちらを見ているように、7つもありました。

この光は車のライトや街明かりの反射ではありません。
凄く山深いそのまた奥の神社です。あまりにも美しい輝きなのでずっと見とれていました。
その輝きは自然に消えましたが、丁度20分間でした。

その後は、昼間に金色の輝きの長いものが現れたり、時には動いている音がしたり、
何か不思議な現象が現れたりします。

あの現象を体験して以来、神仏を身近に感じるようになりました。





↑このページのトップヘ