【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

カテゴリ: 稲荷系




412: 大した話じゃないんだけど・・・ 01/09/26 22:47
俺の叔父なんだが、その人新聞記者やっててかなり田舎の
方の村に取材にいったのね。
 
車を走らせて目的地のやや手前まで来たとき、道路の脇の
空き地に白装束に身を包んだ人たちが大勢集まっているのが
見えたらしいんだわ。何かしてるという風でもなく、強いて
言えばお経を上げてるような、そんな感じだったらしい。暗
い感じで、気になったそうだが、取材の約束があったのでそ
のときはそのまま通り過ぎることにした。


で、予定の取材を終わらせての帰り道、やはり気になった
ので、そのあたりの住人に「葬式でもあったのか?」と尋ね
てみたらしい。しかし、そのあたりで最近亡くなった人はい
ないということだった。田舎の話で、何かあればすぐに住人
に知れ渡るようなところだから、住人が何も知らないのは不
思議な気がしたそうだ。
 
叔父以外の同乗者も見ており、見間違いでは無いそうだ。

まあ、怖いというか、ちょっと不思議な話。

420: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 01/09/28 13:20
>>412
民俗学方面から切り込んでみるのはどうか。
それでも詳細が判明しなかったら・・・。

422: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 01/09/28 20:57
大学の図書館でのこと。

神道、神話系の分厚い本を読んでいたら、
古びた写真が挟んであった。
神社のお稲荷さんが、生の(この書き方変だな)油揚げを
くわえているところを撮ったものだった・・・

ほんのりと気持ち悪い出来事だった。

しかし、
研究室の学生達が近所の捨て犬や野良猫を捕まえては
実験材料にしていることの方が恐いかも。

農業系・医学系の学校では当たり前か?

424: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 01/09/28 23:19
>>412 >>422 自分的には好みな話。ほんのりー。







オカルトランキング




 351: 本当にあった怖い名無し 2006/07/18(火) 01:06:50 ID:WpCPsPcX0
2ヶ月ほど前伏見稲荷に行ったとき
本殿参拝後、少し道に迷って石造りの階段と
鳥居が続く道に出ちゃって「なんか変なとこに出ちゃったな~」
とか思って階段を登ってたら、後ろから鈴の音が聞こえてきて
うすーい霧が出てきて、後ろから足音も聞こえてきたし怖くなって
道をそれたところに大きな木があってそれに隠れて
通り過ぎるのをじっと待ってた。
足音はどんどん近づいてくるしこっちは発狂寸前
ちょうど足音が通り過ぎるか過ぎないかでピタット止まったから
こっちもやけになって木から顔を覗かせて見てみたら
狐だよ狐着物着た狐すごいかわいかった
こっち向いて会釈したからこっちも返したら石段登って行った
しばらくボーとしてから石段登ったらもう居なかった

後で神社の人に聞いたら
「いい物見たね~、滅多見れるものじゃないよ」
って言われた
これが世に言う狐の嫁入りだったのか・・・・・
しっぽ触ってみたかった

355: 本当にあった怖い名無し 2006/07/18(火) 08:19:05 ID:BilElwuH0
>>351
狐って着物を着るんか
嫁入りって事は女物の着物を着てたのか・・・
しっぽが出る穴があるのか・・その着物には・・ふ~ん
変なところに関心する俺だった・・・orz

357: 本当にあった怖い名無し 2006/07/18(火) 13:24:29 ID:NWMR7Xkc0
>>351
触ってみたかったしっぽ、ふさふさしていたのか?
もふもふしてみたい気持ちは解るが、そこの狐って神様じゃ…w

でもまあ、祟られなくて良かったね。






オカルトランキング



648 :本当にあった怖い名無し:2007/06/21(木) 22:30:56 ID:nmdMEMew0

うちの中学はできて十数年の新しい学校。

皆藤先生は教師人生をこの中学校でスタートさせた。

そのまま十数年勤め、学年主任になったんだそうな。

そんな皆藤先生が働き始めた年のお話。

赴任してすぐのこと、皆藤先生は一番若かったので、いつも真っ先に登校し学校の鍵を開けるのが日課だった。

まだ四月も半ばのことだったという。

いつものように真っ先に登校してきた皆藤先生は、池の鯉がすべて死んでいるのに気づいた。

「不良が毒でも入れたんじゃ…」

鯉を購入した会社に調べてもらったが、毒はみつからず病気でもないという。

結局、原因はわからないまま。

新しくできた学校で、新たな生活をスタートさせたというのに、なんだか幸先が悪いな、と思ったそうだ。

それから数日後、やはり朝イチで登校した皆藤先生はなんとも不思議な光景を見る。
校舎の屋上から、外壁を伝って水がコンコンと流れ落ちているのだ。

屋上に上がってみることにした皆藤先生。

屋上に出るドアの鍵を開け、扉を押してみたがビクともしない。

登校してきた生徒たちに体育館で待機するように指示を出し、腕っぷしに自信のある先生ふたりと、もう一度屋上のドアを開けてみた。

三人がかりでやっとドアを押し開けると、ドアから大量の水が流れこんできたそうだ。

水の勢いで三人は階段を転げ落ちるハメになったという。

原因は屋上に設置してある貯水タンクが夜のうちに壊れて水が漏れ、屋上にたまっていたことだという。

ドアを開けたことで、たまっていた水が流れこんできたのだ。

建てられたばかりなのに、こんなトラブルもあるのか…と誰もが思ったらしい。

そのまた数週間後、今度は学校の裏手にある湿地帯に水死体があがった。
発見したのは野球部の生徒。

朝練習中、ボールを捜しにいって見つけたそうだ。

被害者は学校近くの住宅地に住む初老の男性で、駅の近くで酒を飲み近道をしようと学校を通り抜け、その裏の湿地帯で足を踏み外しておぼれてしまったという。

そして夏、学校のプールで女生徒がおぼれて亡くなる事件が起きた。

プール開きをしたときに、お祓いはしてもらったのだが、こんな事もあったので改めて別の人にお祓いをお願いしたらしい。

校長の知り合いの女性霊能者で、ほとんどの先生が、学校が霊能者にお願いするなんて、ちょっとどうなの?と思っていたそうだ。

お祓い当日、やってきた霊能者は学校に着くなり

「この学校が建てられる前に、おそらくお稲荷さんのお社があったはずだ。それがどこに移されたのか、まずそれを調べなさい」

と真っ青な顔をして言ったらしい。

調べてみると校舎はもともと小高い丘で、その丘を切り崩して湿地帯を埋めグラウンドにしたという。

学校関係者は誰ひとりとして、そこにお社があったことなど知らなかったそうだ。

土地を所有していたのは地元の大地主さんで、その大地主さんは学校の隣の大豪邸に住んでいる。



さっそく校長と数人の先生で、お稲荷さんのことを聞きに言ったそうだ。
地主さんによると確かに小さなお社があったという。

ただ、土地の所有者こそ自分だが、まったく使っていなかったので、誰が建てたのか、誰が管理していたのかは知らない。

しかし、土地を譲る際にお社を移し、丁重に祀ってあげるようお願いしたという。

だが、学校内や学校の近くにはお社ははないのだ。

学校の工事を請け負った建築会社に確認した所、お稲荷さんの移転は、土地の造成を担当した下請け会社にちゃんとお願いしたとのこと。

だが、その下請け会社に聞いてみたら「移転は元請けがやったと聞いた。なので、そのまま取り壊した」というではないか。

その旨を霊能者に伝えると

「今回のプールの事故を始め、水にまつわる事件、それは事件までいかずちょっと変わった出来事程度かもしれないが、そんなことが起こっていないか?」と聞いてくる。

そこで鯉が死んだことや、屋上の貯水タンクが壊れたことなどを思い出したという。

霊能者はさらにこう言い放った。

「そのお稲荷さんには、七体のお稲荷さんが祀ってあった。それは陶器の小さなもので、今も学校のどこかにあるはずだ。急いで探しなさい。すぐにお社を作り、見つけたお稲荷さんを祀りなさい。今、四つ事件が起きている。このままだと後三つ、今まで以上の惨事が起こりますよ」

皆藤先生たちは半信半疑ながらも、学校の敷地内を探してみたそうだ。
すると「なんでこんな所に!」という所からお稲荷さんが見つかったという。

毎朝、多くの生徒が通る校門の横の地面から、野球部が練習しているグラウンドから、はては職員室の応接セットの下からも出てきたそうだ。

半信半疑だった皆藤先生は背筋が凍る思いだったという。

話を終えた皆藤先生は教室の窓から外の林を指差し、

「そのお稲荷さんはね、今でもほら、あそこのお社に祀られているんだよ。ただね、どんなに探してもお稲荷さんは六体半しか見つからなかった。最後の1体は半分に割れていて、残り半分は今も見つかっていないんだ」と言った。

さらに

「どうしても見つからないので校長先生が霊能者の方に相談に行ったら『それはお稲荷さんの警告でしょう。もし七体全部見つかると、あなたたちはそのうち今回のことを忘れてしまうでしょう。でも、半体見つからないとなったら…このことを決して忘れずにいなさい』と言われたそうだよ」

と神妙な面持ちで話してくれた。

そんな「学校の七不思議」みたいなものが自分の中学にあると、卒業直前に知ってものすごく怖くなったのを覚えている。

ただ、皆藤先生はオレたちの後の生徒にもこの話をしているのか気になった。

もし話してもらったという人がいたら教えてほしい。

中学校があったのは埼玉県の、今は合併でなくなってしまった市です。

(了)




オカルトランキング



587 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/09/04(木) 23:39:27.31 ID:hzhk7qv/i.net

お稲○さん話(ちょっと不思議な話)

私が小学2年の終わり頃の話です。
担任の先生が結婚するので学校を退職する事が決まり、クラスでの思い出にと
ちょっとした散歩みたいなお別れ会をしました。
子供の足でおそらく30分近くかかったと思いますが、そこはちょっと小高い山みたく
なっているお寺で、下に公園があって、そこに遊びに行った時の話です。
その小高い山の側面に防空壕が掘られていました。
私は怖くて中に入りませんでしたが、友達の女の子が入って中で何か動物みたいな
骨を見つけました。
そして、みんなで移動してお寺の方に登って行くと、お寺の本堂の脇にゴミの焼却所
みたいな場所があって、そこでA君が神狐(お稲荷さんの神棚に飾る狛犬みたいな
狐の白い小さな置物)を拾いました。
拾った途端にA君は1人でお寺の山門へ向かい、参道を歩いて行ってしまいました。
歩くペースはとても速かったのを覚えています。
みんなで「A君~!A君~!どこ行くの?」と叫んで止めようとしましたが、
A君には聞こえていないみたいで、そのままお寺の参道を出ていこうとしました。
これはちょっとおかしい!と思った時にお寺の鐘が≪ゴーン」と鳴った時に
A君は立ち止まりパッと振り返りました。
本人に「どうしたの?」と聞いても何も覚えていないと言っていました。
手にはしっかり神狐を握っていたので、A君に「それ元の所に返した方が良いよ」と話して
元のゴミ焼却所みたいな所に返しました。
今なら、おそらくお焚き上げ用の神狐だったとわかりますが、当時は子供だったので
ただ単純に狐に化かされたんだねって友達と話したのを覚えています。
今でもあのお寺の鐘の音と振り返ったA君の顔を覚えています。

597 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/09/05(金) 08:20:33.13 ID:9W5qAA860.net

>>587
へ~そういう子供もいるんだねぇ。
A君は神狐を持ってっちゃった事は覚えてた?
あと>>552の人だよね?
とても興味深い話なんだけど、首都圏じゃないよね。
実は似た様な話を結構聞く事があるんだけど、
それぞれ北海道と中部の人達が多いんだよね。

自分が住んでる関東だと滅多に聞かない。
差し支えない範囲でざっくりと教えて貰えたら嬉しいです。

599 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/09/05(金) 09:20:53.86 ID:ZOiAImiN0.net

>>597

>>552=>>587です。
A君の話は今から40年位前の話です。
A君は覚えていない様子でした。
手に神狐を握っていた事も覚えていないみたいで、慌ててその場に投げ捨てようとしたので
慌てて止めてゴミ焼却所にみんなで連れて行きました。
私自身子供でしたが、元の場所に戻すのが最善だと思ったのです。
A君はゴミ焼却所で拾い上げてから記憶がなかったと思います。
もし彼が演技で周りの子を脅かそうとしたと仮定しても、まだ2年生の子供
(当時はネットもないから今より精神的にも子供だったと思います)
にそんな知恵も演技力も、そんな事をする理由もなかったと思います。

私が当人じゃないので、神狐を拾ってからお寺の鐘が鳴るまでの間、彼は
どうなっていたのか?わかりませんが、傍から見ても異常だったと思います。
何人かはA君を追いかけて止めようとしていたのに、周りが見えない聞こえない
ようで振り払うようにまっすぐ参道を進んで行っていました。
その後、彼にその話を聞くのはなんとなく聞いてはいけないような感じがしたので
聞いていません、それから小中とクラスが違ったので聞くチャンスを逃してしまいました。
もし今、再会したら聞いてみたいと思っています。ただ彼が覚えているのか?わかりませんが・・・
もし、あの時お寺の鐘が鳴らなかったら、どうなっていたのか?考えると怖いですね。
これは関係ないかも知れませんが、彼の名前にケモノヘンの1文字が含まれていました。

お社の話は今から30年くらい前の話です。
一応、首都圏に住んでいますが、今から40年近く前は田んぼや畑もありました。
東京駅や新宿までは電車で30分位の所です。




オカルトランキング




552 :可愛い奥様@\(^o^)/:2014/09/04(木) 12:17:02.63 ID:cfYT3aZai.net

ちょっと不思議な話

父親が旅行に行った際に豊○○荷神社でお札(おふだ)を戴いてきた。
それで旅行から帰宅後に神棚(お稲○さん用)を買って、お札を中に収め、毎日手を合わせていました。
毎年お札を受けることなく、そのままにしていて、手を合わせる事もなくなり、
また父が旅行で豊○稲○に行く事になったので、お札を返してきました。
神棚(お社)は、そのまま放置したままだった(中は空)
備品(お皿とか)みたいなのは年末にお焚き上げに出していましたがお社だけ残していました。
家族に病人が出て、母が拝み屋さんに相談に行ったら「お社(家)が残っていると
そこに帰ってくる、手も合わせていないのなら、お社を処分しなさい」みたいな事を
言われて、拝み屋さんの仲間も家に来て、お社を真ん中に置いて、九字を切ったり
お経を唱えたりして、儀式?終了後に近くの神社にお社をお焚き上げしてもらう
という事で母と車の運転をする人と2人で行くように言われて、家を出てから帰るまで
口を聞いてはいけないと言われて家を出ました。
いつも通る神社でどこに神殿があるかもわかっているのに、車から降りて
母1人でお社を持って神殿を目指すが、どうしても迷ってしまうらしい。
暫く歩き回っても神殿が見つからなくて、焦ったそうだ(そんなに大きな神社じゃない)
知っている場所なのに、零感の母でさえ、そんな体験をしました。
結局、神殿は見つからず、他の建物にお社とお焚き上げ料を置いて逃げ帰って来ました。
それ以降、家族の病気は危ない場所の手術を無事に受けられ、完治はできなかったけど
危険な状態に陥らずにすみました。
お稲○さんにまつわる話は、もう1つあるので、またの機会に。





オカルトランキング







687 :1:2012/07/30(月) 04:17:29.23 ID:19uWc8jk0

父ちゃんの助言

小学生の時に父ちゃんの体験を聞いたんだ
というのも、うちの学校でコックリさんが流行ってるって話をしたのがきっかけ

本題の前にうちの父ちゃんはどんな人か簡単に
オカルト・超常現象真っ向否定で勿論霊感などなく
ホラー番組など見ても「作りが粗ぇぇwww」と笑って煽る人
学生時代の廃墟での肝試しも怪我や不審者にビビったらしい

そんな父ちゃんに俺がコックリさんの話しをした時に語ってくれたことがあった

父ちゃんには赤ん坊の頃から付き合いがある近所に住む同級生がいたんだ
小学6年の時にその同級生と同じクラスだった時のこと
そいつの家庭は親父がギャンブル狂いで大変だったらしい
ある日その親父が稲荷神社に願掛けをしたんだって
競馬か何かで大勝ちさせてくれたら「何でもくれてやる」って内容でさ
後日ギャンブルで超大勝ちして騒いでるのが
近所で親しい父ちゃんの家庭にも勿論知れたわけで、その時に願掛けの話しも聞いたらしい

688 :2:2012/07/30(月) 04:20:22.05 ID:19uWc8jk0

さらにその数日後にうちの父ちゃんが体験したことが起こった

いつも通り教室で授業を受けていると父ちゃんの斜め前の席にいた同級生に異変が起きた
突然身体をビクつかせたと思うと席から飛び出して教室の後ろにしゃがみ込んだ
当然先生やクラスの皆が注目する中そいつの姿は異常だった
獣の様に地面を這い、ヨダレを垂れ流し、口角と眼は釣り上がっていた
それは父ちゃんが良く知っている同級生とは全く違った何かだった
先生や父ちゃん達が「どうしたんだ?!」と声を掛ける中確かに聞いたんだって

「もらった もらった」

どんどん獣の様に暴れるその同級生はそのまま病院に運ばれた
同級生は勿論小学校卒業まで帰って来ることなく
その一家も離婚や引越しで父ちゃん達と疎遠になってその後は知らないってさ

689 :3:2012/07/30(月) 04:21:34.97 ID:19uWc8jk0

俺は「コックリさんの話しじゃないじゃんww」とマジビビリしながら聞いたさ
だってさ、いつもおフザケの父ちゃんが真剣な表情で語るんだよ

「コックリさんもそうだけど、キツネ関係だけはやめろ」
「稲荷神社には近づくな、何もするな、関わるな」
「目の前で憑かれた同級生を見た俺だから言えるんだ」

それ以来、元々ビビリだがオカルトは半分信じる位で楽しむ俺も
キツネ関係だけは絶対に関わらないようにしてる
そんな父ちゃんの助言

ちなみに父ちゃんも俺もお寿司のおいなりさんは好物





オカルトランキング




20 :1:2013/08/26(月) 08:48:44.81 ID:toC48w2rP
以前震災直前に猫らしきものに助けられた話を書いたものです。
続報らしきものが出てきたので再び。

親戚の結婚式があったので田舎に戻っていたのですが、その席で年の離れた従兄弟が話題にしたことです。
私が幼いころ、シロちゃん(仮名)と言う架空友達が私にはいたそうなんです。
子供の頃ってこう、一人遊びのようなものをすると思うんですが、その上で架空の友達を作っていた…的な。
特にうちは一人っ子な上に両親は共稼ぎという家庭でしたから、
一人の時間が長く、そういった一人遊びをしていたのだと思います。


21 :2:2013/08/26(月) 08:50:31.23 ID:toC48w2rP
ただその相手がやけにはっきりしているというか、
子供が考えたにしてはリアルというか、詳細な設定があったようなんです。
私はまるっきり覚えていないんですけれど。
従兄弟が遊びに来ていた時、私の部屋から楽しそうな話し声がずーっとしていて、
友だちが来ているのかなと思って覗いてみたら、私一人だった、
というようなことがかなり頻繁にあったようです。
そんなこと覚えていなかったのでびっくりしていたのですが、
私が家に帰って来てから、母から思い出したように電話がありました。


22 :3:2013/08/26(月) 08:52:25.20 ID:toC48w2rP
母曰く、そのシロちゃん(仮名)は裏のお稲荷さんだと思う、とのことでした。
私が幼いころに住んでいたのは借家だったのですが、
その家の裏手にちょっとした山のようなものがあり、
ちゃんとした神社というより、祠のようなものが祀られていたんですけれど、
(小さな鳥居と旗?のようなものがあったような気がします)
それがお稲荷様だったようです。
母が言うには、大きな神社にお宮参りに行った帰りにその祠の前を通った時、
ずっと寝ていた私がいきなりきゃっきゃと笑い出したそうなんです。


23 :4:2013/08/26(月) 08:53:31.61 ID:toC48w2rP
なにもないのに何でだろうと思っていたようですが
私を連れて散歩に出かけたりすると必ず祠の前で笑うし、
夜泣きが酷かったようですが、思い立って祠の前まで連れて行くと機嫌が治って、すぐに寝付いたそうなんです
不思議な事もあるものだな、全然覚えてないな、と思いながら母の話を聞いていたら、
母はおもむろにこう続けました。
「多分あんたを助けてくれたのもお稲荷さんだと思うよ」と。
いや、さすがにそれはないだろうと私は言ったんですが、
あんたとシロちゃん(仮)は仲が良かったから守ってくれたんだよ、の一点張りでした。
いくらなんでも神様が一人のために、(それもずっと忘れていた薄情な子供のために)
力を貸してくれるなんて都合が良すぎると思ったので、
適当に話を合わせてその日は電話を切り、そのまま寝ました。


24 :5:2013/08/26(月) 08:54:50.64 ID:toC48w2rP
その夜、夢を見たんです。
うちの実家は、私が小学生の途中の頃に住んでた借家の近くに出来たマンションを購入したというものなのですが、
ウチはそこの五階以上の高さにあります。
うろ覚えですが、マンションに引っ越してすぐの頃に、私はベランダから落ちたことがあるんです。
その時の夢でした。
夏場にベランダに子供用プールを出して遊んでいて、足が滑って柵の間から落ちてしまったのですが、
落ちる途中で『あ、シロちゃんがいるから大丈夫だ』と思っている私の夢でした。


25 :6:2013/08/26(月) 09:02:08.03 ID:toC48w2rP
確かに実際、私はベランダから落ちたことがありました。
その事件以来、子供用プール禁止になっちゃいましたので確かなはずです。
でも落ちたあとどうなったかうろ覚えなんですね。
小学二年か三年だったはずですので、はっきりと覚えているということもないでしょうけれど、
それだけ大きな事件ですからまるっと忘れてるのも変だなと思い、母に電話をかけて訊いてみました。
母の話によれば、かすり傷程度でほぼ無傷だったそうです。
救急車も呼ばれて病院に運び込まれたらしいんですが、
植え込みに落ちたにしても怪我をしていなさ過ぎで、お医者様も不思議がっておられたとか。
「あの時シロちゃん居た、多分」と母に告げると、「ほらね」と言われました。
ただ、夢で見たシロちゃんは人間じゃなく、なんか白いもこもこしたものでした。
お狐さまかどうかはわかりません。
どちらかと言うと、直感的に猫っぽいものでした。


26 :おわり:2013/08/26(月) 09:06:02.94 ID:toC48w2rP
結局それが何だったのかはさっぱりわからないのですが、
子供の頃のアルバムをひっくり返してみたら、
祠の近くの空き地で取った写真に、白とシマのまん丸のぶちネコが写ってました。
印象的にはその猫のほうが夢で見たシロちゃんっぽかったのですが、答えはわからずじまいでした。
どちらにせよ、次に実家に帰ったときはちゃんと祠にお礼に行こうと思っています。

長々失礼しました。
書きながら頭の中を纏めて少しスッキリしつつ、
結局助けてくれたのはどなたなのだろうかと、謎は謎のままでした。




オカルトランキング



715: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/05/18(日) 07:33:39.90 ID:8R09ZbG3i
幽霊が見える体質で得をしたことはないけど面白いものは何度か見た。

俺の知り合いに幽霊をどうしても見たいとのたまう物好きな野朗がいる。
そいつと一緒に飯食ってる時に俺は言ってあげたよ、絶対に見れないだろうねって。
そいつはとある小さい稲荷神社の出身なんだけど、そいつに狐がついてるんだよ。
面白半分でそういうスポットに連れて行ってみても、やっぱり何も見えないって言うんだ。
俺にはなかなかエグいもんが見えてるけど、そいつには見えてない。
そりゃそうだよ、狐がふわっふわの尻尾でそいつに目隠ししてんだもん。周り威嚇しながら目隠ししてるもんだから霊も気の毒そうな顔で素通りだよ。

で、スポットから帰ったらまたそいつ言う訳、やっぱり幽霊なんて居ないじゃねえかって。
狐さん悲しそうな顔してるから幽霊はいるしお前にもついてるって言うんだけど信じないし、狐さんはアピールしてるつもりかそいつの足元くるくる回り始めるし。

まぁ、可愛い狐さん頑張れっていう体験。

722: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/05/19(月) 19:26:34.00 ID:NX2gz0t7O
>>715
狐かわいいな。
しかし、気の毒そうな顔で素通りの幽霊が見てみたいw

717: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/05/18(日) 09:16:15.64 ID:FR4sxgho0
狐さんのもふもふを愛でたい

718: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/05/18(日) 09:28:11.28 ID:gPY3yM6D0
かわいいね

758: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/06/10(火) 20:40:31.25 ID:JwbxWMJKi
小さい狐をくっつけて歩く友人がいるんだけど、今日偶々出会った時に面白いものを見た。

別に心霊スポットでも何でもない場所で、怖がってる友人がいたんだ。真夜中で街灯もほとんど無い場所だったし、不審者にでも出会ったのかと思って声かけたんだよ。
「どうしたの、何かあったの?」
「おぉ!○○!!よかったぁ…!何か重いんだよ、足を掴まれてるみたいでさ…!」
足元を見てみたら、地面から手が伸びていて、確かに友人の足を掴んでた。
悪霊というより多少質の悪い浮遊霊みたいなのが。
そこまでだったらほんのり怖いくらいだけど、その足を掴む手に狐がじゃれてんだよ。

いや、威嚇はしてる。すごい威嚇してる。
でも狐パンチでじゃれてるようにしか見えないんだよ。
友人は怖がってたけど狐さん頑張ってるから大丈夫だよって帰ろうとしたらケンケン狐が鳴きながら、泣きそうな顔でこっち見るもんだから友人の足を掴んでた手を払って一緒に帰ってきたとこ。
今友人は震えながらはねトびのDVD見て無理矢理笑ってる。
狐さんは友人の突然上がる笑い声に怯えてる。

今日も平和です。

760: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/06/11(水) 04:43:25.54 ID:FkyioaHR0
>>758
狐さん、健気やなぁ
なごんだ

759: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/06/10(火) 23:04:28.18 ID:GKudLLYj0
715さんか?

小狐になごんだ。www

見てみたいもんだわ。





オカルトランキング



26: 名無しさん@おーぷん 2017/01/05(木)10:17:18 ID:wEB
体験したのは自分じゃなくてもいいのかな?

爺さんから聞いた昔話
爺さんの実家は魚屋だったんだそうだ
魚だけじゃなくて、山鳥とか黒さとうなんかも扱っていたらしい
店舗でも販売していたが、従業員が商品背負って道々を売り歩くこともしていたと
ある日従業員が発狂、親御さんから大切に預かっているのだからと店主(爺さんの親)は医者にみせたが良くならない
ついに村の呪い師みたいな人にみてもらうことになったと
その呪い師によると、振り売りの道すがらにお稲荷さまがいるという
しかはお稲荷さまに何の挨拶もなく、お稲荷さまの鼻先を毎日毎日うまい匂いをさせて通りすぎているだけだから恨みをかったのだと
それを聞いた店主が件のお稲荷さまに酒と油揚げを供えに走ったところ、従業員はケロッとよくなった
それから魚屋は毎朝毎晩お稲荷さまに挨拶をかかさなくなったそうな
これが大正くらいの話
「お稲荷さまは怖いから」と今も爺さんの実家の魚屋は件のお稲荷さまに挨拶とお供えを欠かさないんだって




オカルトランキング




771: 名無しさん@おーぷん 2016/07/06(水)18:12:36 ID:Szl
今日あったこと
近所の氏神さんのお参り前にローソン行った
氏神さんの中の一つに稲荷さんがあって、
「次に行くときは、何か甘いもの持って行こう」と、
一度店を出てから思い出して、
適当にスコーンを買いなおしてから、
氏神さんのお参りをした
稲荷さんを拝む時に、買ったスコーンをお供えして、
帰りには引き上げて持って帰った

自分はすごい甘党で、
スイーツならばなんでも美味しくいただけるタイプ
なのに、帰宅後にスコーンを食べてみたら、
「こんな味だった?」と頭の中に?しか浮かばない程
味が抜ける、気が抜ける、
そういうのをリアルタイムで体験したよ
なんにせよ、稲荷さんが美味しかったのならいい





オカルトランキング

↑このページのトップヘ