【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: お寺系




58 :本当にあった怖い名無し:2010/09/19(日) 21:09:18 ID:2hsCEQg0O
一つ思い出した話があります。
知ってる人もいるかもしれないけど、
山形県にある神社?お寺?(NHKで何回か年末年始やったらしい)で、
長い階段を登って行くと御札が大量に貼ってある神社があるんだけど、
そこに小学生の頃、じいちゃんに連れられて行ったんだ。
その御札の中には数枚しかない金色の御札があって、見つけるといい事があるらしい。
その日、なんと俺は3枚の金の御札を見つけて持って帰った。
じいちゃんもかなりびっくりしてた。宝くじ並らしい。

その日から、ある女の子がときどき夢に出るようになった。
「御札は絶対になくさないで」
「あなたが30になった時もう一度きて欲しい」
そんな事を夢に出る度言ってた。

オチはないです。
再来年30なんで盆に帰省した時にでも行こうかと思います。









264: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/11/23(金) 20:03:10.77 ID:4JgyIFEc0
親戚の伯父さんに聞いた話だけど
うちの家に六部殺しの伝説があってビックリした。

お寺の修理のための寄付を集めていた旅のお坊さんを殺して金を奪ったんだって……

それ以降、うちの家では跡継ぎの長男が死ぬということが続き、お坊さんの祟りを沈めるために、うちの地所に供養塔を建て、供養していたようだ。

街道の行き倒れの遺骨なんかも一緒に納めるようになり、いつの間にか行き倒れの供養塔と伝えるそうになったそうだ。

ちなみにこの供養塔は、爺さんが神も仏も信じない人で、取り壊して撤去して離れを建てた。

ちなみに、戸籍の保存期間が切れ始めて破棄されていると聞き、今のうちに明治からの戸籍や除籍を取り寄せたんだが、確かにうちの家は言い伝え通り長男が十代後半でみんな死んでいる。

伯父は本家長男だったが、十代で神社の家に養子に行ってこの人は無事。

それ以降は本家長男が死ぬ現象は止まっているようだ。

他にもえげつない伝説はあって、戦国期に田舎の家のすぐ近くに養子に家督を譲って隠居したあとも影響力を残す戦国武将の隠居所があったんだけど。

家督を継いだ養子がその養父を粛正するときに、うちの先祖がその軍勢が通る間道の道案内をしたらしい。

某山地のど真ん中だったこともあって、その功績でもらったお金で田畑を切り開き、うちの先祖はかなり裕福な富農になったそうだ。

267: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/11/23(金) 22:04:11.34 ID:GPJB5tfd0
伯父が死ぬと祟り再開

285: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/11/25(日) 03:38:30.46 ID:e/JMR+Sc0
坊主殺すと七代祟る、って昔から言うね。ちょうど七代?
神社や寺に預ける・養子に出すと、聖域だから守られるっていうね。

あまり言われていないけど、(最近は京都でも観光の際に堂々と語られてる↓)

平家物語で有名な仏御前も、出家して北陸の田舎に帰ってから都帰りの美貌で村の男たちにちやほやされたのが仇で、その妻たちに嫉妬されて惨殺されたが、いちおう尼さんだったので明治までその事件は地元で秘密にされていたらしいね。

もちろん、祟りを怖れてだったらしい。








219名前:思い出1投稿日:03/06/2811:15
俺が小学校の時は、いわゆる悪ガキだった。思い出せば恥ずかしい事ばかりしていた。

そんな消防の夏のとき、俺が部屋でくつろいで買ったばかりのマンガを見ていると、ふと気付いた事があったんだ。

押し入れの上の方に、小さな扉があったのだ。好奇心旺盛だった俺は、読みかけのマンガをほっぽいてその扉に近付いた。

扉を上の方に軽く押すと、キイという音を立てて扉は開いた。開く事を確認して、小さい椅子を持って来て、扉から中が覗ける様にした。

椅子に昇り、扉を開け中を見ると、普通に立っていられそうなくらいのスペースがあった。中は真っ暗。

こんな凄いものを見つけた俺は、友達に見せて自慢してやろうと思った。

次の日、友達のげんちー(あだ名)を呼んで、俺はまたあの扉を開けた。げんちーの家はお寺さんだった。

「な、すげえだろ!?」

「よっちゃん(俺のあだ名)すげえ!で、ここ入れるの?」

「知らん」

「じゃあ俺懐中電灯もってくるから少し待ってろ」

「うん」


220名前:思い出2投稿日:03/06/2811:17
数10分後、げんちーは懐中電灯を2つ持って戻って来た。

早速、扉を開けて中を覗く。初めてその空間に光が入った。中は、ネズミも埃も無かった。好奇心で心臓がバクバクした。

「なんかあったか?」

げんちーが聞く。

「いや、何もない。入れるみたいだぞ」

そう言いながら俺はその部屋に入ってみた。床はベニヤとかそういうので出来てると思ったけど、案外しっかりとしていた。

「大丈夫、入れる」

俺のその言葉を聞きげんちーは入って来た。中をしばらく歩き回ってみたが、何も無い。しかし、床も天井も壁も、ぜんぶ真っ黒い色で塗りつぶされていた。

今思うと、ここが不自然なんだ。押し入れの上の空間なんだから、上がたとえ広くても幅は狭いはずだ。なのに、俺達は随分広い空間をウロウロしていた気がする。

歩いていても何も無いのに飽きた俺とげんちーは、そろそろ降りようかと言うことになった。と、その時げんちーがふいに転んだ。


221名前:思い出3投稿日:03/06/2811:18

「いてて…」「大丈夫か?」「あ、うん………!?」

にこやかな顔で返事をしていたげんちーの顔が、みるみるうちに真っ青になった。なにかとんでもないものを見てしまったのかの様に。

「よっちゃん!早くここ出るぞ!!」

「どうしたんだよ。そんな急ぐ事も…」

「この黒いやつ、全部お経なんだよ!!」

俺はそれを聞いて途端にゾォっとした。前にも書いたが、げんちーの家はお寺さんで、げんちーはお父さんに、遊び半分でお経を読む練習をさせてもらっていたのだ。

それで、多少のお経は読める。そのげんちーが読めるお経が、この部屋の壁、天井、床いっぱいに書れていたのだ。

「早く!出るぞ!!」

げんちーの声で俺は我に帰った。今いる場所から扉までわずかちょっとの距離だったが、俺達は全速力で走った。ただもう、この黒い部屋から出たかった。

扉を押し、椅子の上に降りて押し入れから大急ぎで出て、びしゃっと押し入れの戸を閉めた。少ししか走っていないのに、息があがっていた。

「なんなんだよお、あれ……」

「父ちゃんに聞いてみよ、なにか、分かるかもしれん」

俺とげんちーは大急ぎで、げんちーのお父さんのお寺へと向かった。


222名前:思い出4投稿日:03/06/2811:19

「おとうさあん!!」

名前を呼びげんちーのお父さんが出てくるなり、お父さんは

「なにやってたんだお前ら!?」

といきなり怒られて、腕をぐいぐい引っ張られお寺の奥の部屋と連れられた。

それから俺とげんちーは、服を脱がされ、背中に何か書かれて、冷たーい水を頭からかけられて、首に数珠みたいなものを掛けられ、半日の間お経を唱えられた。

その間、何度も水を掛けられた。儀式みたいなのが終わって、俺とげんちーは、げんちーのお父さんに強い剣幕でこう言われた。

「いいか、今日の事は忘れろ。思い出してもすぐに忘れるんだ」

真剣な顔でそう言われ、俺とげんちーはこくこくとうなずいた。

それから俺の母さんが迎えに来て、俺の事を涙ながらに抱きしめた。
おばあちゃんはただ、「よかったよかった」と涙を流すばかり。げんちーは自分の家に帰った。

それがあってから、近所の大人の人に、俺はどうやら避けられている様に感じた。げんちーも同じく、避けられているようだった。

忘れろと言われた為、また聞けばなにか起こるかもしれず、誰にも何も聞く訳にも行かず、何年もたった。

げんちーとは今でも遊んだりする。
でもあのときのことは絶対に口にはしない。お互い、分かっているのだ。

この間、家に帰る機会がったのであの押し入れを覗いてみた。

扉はあったものの、木と釘でめためたに打ち付けられてあった。
もう入る度胸は無い。END








901 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:10:42.54 ID:Qcr18xVC0
スレチでしたらすみません
一昨日youtubeでアンビリーバボーの恐怖コーナーをハシゴしていたんですけど
「死後結婚」という未婚で亡くなった人があの世で結婚できるようにと
結婚写真の様な絵馬を納める儀式を特集したものを観たのですが
ある場面が非常に気味悪く、ここ数日頭から離れません;

902 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:12:59.56 ID:Qcr18xVC0
エピソード自体は悲しい話で、最終的に少し良い話で終わってホッとなりますが
ラスト30秒ほどで展開がガラっと変わり、その儀式のタブーが語られ〆。
そんな後味の悪い終わり方も怖かったのですが一番ヤバいと思ったのがラストの写真

903 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:15:09.25 ID:Qcr18xVC0
ずっと絵馬での結婚式の模様しか出てこなかったのに(その絵も大概怖いですが;)
その写真だけ何故か生身の人間の結婚写真
しかも・・・なんかお婿さんの等身がおかしいんです
「ん?」と思って戻って見直してもなんか違和感
ゾッとして咄嗟に閉じ、もう確認する勇気はありません

904 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:19:38.81 ID:Qcr18xVC0
何故最後のカットにあのような写真をもってきたのかがわからないです
(絵馬ではなく何故写真?)

よかったら観てみて下さい



909 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:44:20.82 ID:wkgHGF090
>>904
山形の山寺(立石寺)の奥之院にある「むかさり絵馬」のことかな。
奥之院が開いてるときなら、外から絵馬群を見ることができるよ。
東北三大霊場のひとつで、水子供養がいっぱい。
途中にある姥堂(うばどう)は見た目に恐いよ。
でも、むかさり絵馬に霊的なものなんてないよw
供養のための普通の絵馬。

ちなみに、山寺立石寺は芭蕉が「閑さや 巖にしみ入る 蝉の声」
の句を詠んだ場所で、石段を1,015段登った場所にある。
山頂からの眺めは絶景の、山形オススメ観光スポット。

912 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:54:53.77 ID:9XNHXnUa0
>>904 編集者が一番インパクトがあると思ったからだろうけど、
良い感じはしなかった。お嫁さんも写真だったし。

906 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:31:14.36 ID:wCgHpJKR0
怖いから見ないw
確か、戦争で亡くなった若者があの世で結婚できるようにと、
白無垢姿の人形を奉納する地域があるって聞いた。
その地域の神社には奉納された古い花嫁人形がそのままになってて、ちょっと怖かった。

907 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:35:09.28 ID:mYxwLNvp0
見たけど男の方は子どもだと思う
10歳以下でかなり幼いように見えるけど
一緒に並んで写してないので頭身も全く違う

908 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 14:37:03.92 ID:tWzOOtc10
靖国神社にも花嫁人形がたくさん奉納してあるそうだ

921 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 17:52:33.52 ID:F7fFc2iU0
>>908
「花嫁人形」なら靖国神社の資料館にも多くあるものだね。
自分は怖いというより、若くして戦場に散った人と
せめてあの世で所帯を持って幸福に・・・と願う遺族の心を思うと
胸苦しくなって(霊的な苦しさじゃなくてね)、見るのが辛かったけど。

>>909
絵馬ってその神社の神様や信仰形態によって色々あるけど
素朴な絵だったり、誇張してモノが描かれていたりで
それ自体に恐ろしさとか、あんまり無いもんだよね。

で、自分は俳句をしてるのでいつかは山寺に行くのだろうけど
その時のために足腰を鍛えなければと思ってます・・・

913 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 15:05:45.21 ID:LjCJiEN3O
タイミング良すぎで怖いw
gooのトップページのコラムに「冥婚」と言う見出しがあり開いてみたら、
まさに東北地方の死後結婚についての記事でした。

916 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 16:56:35.76 ID:Pw+e9pYU0
>>913
ひー('A`;)
そういうタイミングってあるよね

私なぜかある日突然、huluで「ミディアム」をものすごく観たくなって、
見始めたら止まらなくなっちゃってずーーーーーっと観てたんだけど、
ハマりだしてしばらくしたら、
地上派の新ドラマが霊能力で事件を解決するやつが2本始まった


914 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 15:15:41.75 ID:mYxwLNvp0
「概要」むかさり絵馬を書き続けている80代のお婆さんによると

今から80年前の1930年、
ある家の長男が生まれたが生まれつき目が不自由でそれを嫌った御主人が蔵に
長男を閉じ込めたそうだ。嫁が息子のために毎日、蔵に通い世話をしていた
可哀相な長男は世間の目に触れることなくそこで成長した。

ところが、ある日、近所の人が蔵の前を通ると、その長男が蔵の前に立っていたと
言う。当然、蔵にはカギがかかっており外に出られるはずもない
彼は蔵の中で息絶えていた。
せめてあの世で結婚させてやろうと結婚式の絵馬をお願いしたという

918 :可愛い奥様:2012/07/09(月) 17:05:49.06 ID:mYxwLNvp0
あなたがいつか、この世を去る時ひとりぼっちじゃ淋しいから
暗闇からワンコの小さな瞳ビームが導いてくれます
家の婆ちゃんが91でこの世を去る前日「太郎が来てるから一緒に逝くよ」
とか言ってたし









884 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/02/07 21:17

僕がまだ六歳ぐらいのときの話。

それまで市街地に住んでたんだけど、小学校へあがる春に緑の多い郊外に引っ越したんだ。
近所には田圃や畑があって、兼業農家をやってる地元の人が多い。
そんなのどかな環境の町はずれにある新興住宅に、僕ら家族は移ってきた。

慣れないこともあったけど、僕は小学校へあがってすぐに友達ができて、二ヶ月もたった頃には、もうすっかりその町に馴染んだつもりになってた。
ある日曜日、昼ご飯を食べてから友達三人と学校の近くにある田圃のあぜ道で、遊びがてら、おたまじゃくしをとっていた。
ビンに入れて家に持って帰って、カエルになるのを見たかったからだ。
用水路のなかに手を突っ込んでたら、いきなり小便がしたくなってきた。
僕は何匹かつかまえていたし、もう帰ってもよかったんだけど、友達は、もっとつかまえるつもりでいた。
時刻は五時半ぐらいだったと思う。そろそろ日が暮れどきで、空はうっすらと陰り始めていた。

僕は友達を置いて、ちょっと小便しにいってくると駆けだした。
家まで帰る気はなくて、そこらで適当なところを探してた。
ちょっと離れたところに、まだ行ったことのない古いお寺があって、
歩いていた道からそこに飛び込むと、トイレを探すのが面倒だったから、寺の横手のほうにある低い木の茂みですませた。

はやく友達のところへ帰りたかったけれど、なにを間違えたのか、僕は道とは反対の、寺の裏側へ歩いていってしまった。
間違ったとわかって引き返そうとしたとき、小さくカチャカチャと音がした。
何だろうと思って振り返ったら、暗い寺のなかからボンヤリと黄色い光が漏れてる。
そっちに行くと、雨戸と障子が開け放してあって、ふと見れば、薄暗い60W電球を吊った下で、四人家族がご飯を食べてた。

住職らしい丸禿の男と、痩せた奥さんと、まだ小さい子供が二人、ちゃぶ台のまわりに正座して、それぞれに茶碗を持ってる。
カチャカチャっていうのは、お箸が茶碗に当たる音だった。
その光景に、僕はなんとなく寒々しい違和感を覚えた。
誰も何も言わずに、黙々と食べながら、裏庭に立っている僕のほうをジッと見ているんだけど、誰もが無表情で、何も話さないんだ。
静まり返った食卓に、ただカチャカチャとお箸の音がするだけ。
僕も何も言わず、その場から立ち去ろうとした。

そしたら、奥さんが小さな声で、「あんた、どこの子?これ食べていく?」と。

振り向いたら、奥さんのそばにあった「おひつ」から、ご飯を茶碗によそってくれてる。
「はい、お食べよ」って、茶碗を出してくれたその白い腕が、こちらへ、異様に長くニュルッと伸びてきたように感じた。

そして、そのご飯を見たとき、僕はビックリどころか、心臓がとまりそうになった。
ご飯に色がついていて、赤飯かと一瞬思ったけど、あきらかにそれは血だったんだ!
ご飯粒が血で真っ赤になっていたんだ!

はっと顔をあげたら、もくもくと無表情で食べている四人家族の口も血だらけになっていて、胸などにも口からぽろぽろこぼれたご飯粒が点々と赤くくっついている!
それでも、住職も二人の子供たちも、一様にカチャカチャ箸を動かして血まみれのご飯を口にかき込んでいて・・・・

急に生臭い匂いが漂ってきて吐きそうになった。
奥さんの差し出している茶碗に背を向けると、走り出した。
あまりの怖さに膝ががくがくしていたけど、なんとかかんとか友達のところまで戻れた。

それで、寺で見たことを泣きながら話したら、
ずっと地元に住んでる友達が、真っ青になって震えながら言ったんだ。
「あの寺、今は誰も住んでないよ。だって、みんな死んだから」
聞けば、前の住職は何かの事情でノイローゼのようになって、家族が寝ているときに包丁を持ち出して無理心中をはかり、奥さんと子供たちを刺し殺したあとは、自分も首の動脈を切って自殺したということだった。
二年前に・・・・

僕らは怖くなってそれぞれ走って家に帰った。
寺で見たことを親に話したけれど、あまり真剣にとりあってくれなかった。
その夜から二日続けて高熱がでて、きっと体調が悪かったからそんな幻を見たんだろう、ということにされてしまった。

今でも、その寺はある。すっかり寂れて荒れ果てているが。
住職一家の供養はされているはずだということだが、あの寺の裏手に行けば、今もぼんやりと黄色い光が見えるような気がして大学の休みに帰省しても、僕は絶対にあそこには近寄らないようにしている。









809: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/10 13:27
古い寺の跡がある山に登った時の話。

山道歩いてて、道端に仔猫のきれいな死骸を見つけたんだけど、
夕暮れに下山するときにはもう内臓とかグチャグチャになってた。
鳥や獣に食い荒らされたんだなぁと思い、手を合わせた途端に
山上の寺の鐘がいきなりガンガンガンガンガンとありえない速さで連打されて鳴り響いた。
僕は無性に恐ろしくなって逃げるように下山した。
多分どこかの馬鹿がいたずらで鳴らしたんだろうけど、タイミング悪すぎ。

駅に着く頃にはもう日が落ちていて、電車のシートに座ってやっと安心できた。
で、動き始めた電車の窓から山の方角を見て思い出した。
確かに寺の跡はあったけど、もう廃墟になっていて、鐘は取り外されていたのだ。








659 : 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage] 投稿日:2015/05/22(金) 14:40:12.62 ID:pziM0OFe0.net 
2年前までばぁちゃん家に住んでたんだけどお寺もやってて霊がものすごくあつまる家だった
私の部屋(1階)がちょうど霊道になってて1番変な事が多くて夜の10時過ぎからずっと窓の外から砂利を踏む音が聞こえる
しばらくすると窓をコンコンしてくる
イライラするから窓開けて見ても誰もいない
毎日夜中の2時と4時に必ず目が覚めて
当時は彼氏と電話繋ぎっぱなしで寝てたから朝4時位にたまたま彼氏が起きててなんか男の人に起きろって言われて起きてるよって言われた
もちろん家がお寺だから身内にお坊さんいるし見てもらったら、霊道に私が寝てるから心配して起こしてるんだと

家にいる霊は昔、このお寺のお坊さんだった人みたいで悪い事をする人じゃないからほっといたけど外にいる奴は怖かったな


この前身内でその家に集まってごはん会してる時にあの部屋出るよって話してたら、その部屋使った事ある姉ちゃん達と霊現象が一致しててヒヤッとした


小さい頃から心霊写真とか見放題だったな
顔が黒くなってるやつが怖かった







893: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/07/03(日) 21:05:28.97 ID:JB1ig9cL0
俺、結構な難病で、薬の副作用でめっちゃ顔が膨らんでるんだよね。ムーンフェイスてやつ。
で、今日、なんとなく近所の玉川大師に行ったんだよ。
暑い外ではそうでもなかったのに、涼しい寺の中入ったとたんに滝のように顔から汗がでてさ
もう、尋常じゃない大量の汗
しかも、顔からだけ
地下霊場とかすごくひんやりしてるのに汗が止まんないの
そして、明るい所に出たら一緒にいた人が驚くくらい顔が小さくなってたんだよ
まじでビックリ
ムーンフェイスなおったよ
こんなことってある?弘法大師すげー







15 :濃い味@天然カテキン400mg:04/08/26 00:42 ID:xh9GOUKO
私は子供のころ大分県のとある村に住んでいました。
大変な田舎で、村の周りは山とうっそうとした森に囲まれていました。

村の前から続く林道をしばらく行くと、山に続く分かれ道があり、
そこをさらに登ってゆくと、山の頂上に小さな廃寺がありました。
ずいぶん傷んで不気味な寺なので、好奇心旺盛な子供たちもあえてそこで遊ぼうとはしませんでしたが、
あるとき、友達何人かとその廃寺を探検することになりました。

建物の造りはいたって簡単で、中央に部屋がありその周りをぐるりと廊下が通っているだけのものです。
土間から入って廊下を進み、突き当たって右に曲がること二回で部屋に至りました。
しかし誰も管理していない廃寺のこと、埃まみれな上取り立てて何があるわけでもなく、
ただ壁に、物憂げな女性の絵が描かれた掛け軸がかかっているだけでした。
そこで私たちは、その掛け軸を戦利品として持ち帰ることにしました。


16 :濃い味@天然カテキン400mg:04/08/26 00:43 ID:xh9GOUKO
さて、外に出ようと、もと来たのと逆に廊下を進んで左に二度曲がりましたが、
外に出るための土間がありません。
おや?と思って、さらに廊下を進んで突き当たって左に曲がりましたが、やはり土間に出ません。
私たちはみな血の気が引きました。
誰からとも無く走り出しましたが、進んでも進んでも出口がありません。

突然、掛け軸を持っている子が悲鳴を上げて、掛け軸を放り出しました。
先ほどまで悲しげな顔をしていた絵の女の口元が、こころもち笑みを浮かべていたのです。
そのとき、一番年長の少年が「掛け軸を元に戻そう」と言い出しました。
私たちはもう生きた心地もせず、部屋に引き返すなどまっぴらだったのですが、
一番落ち着いていたその少年に従って、気味の悪い掛け軸を、絵の部分に触れないようにつまんで引き返し、部屋の壁にかけ直して再び廊下に出ました。

突き当たって左、さらに突き当たって左・・・。
するとこんどは土間に出ました。出口からは夏の日の光がまっすぐに差し込んできています。
私たちはわけのわからない叫び声を上げながら外に飛び出しました。

それ以来私たちは、二度とその寺に近づこうとはしませんでした。


34 :本当にあった怖い名無し:04/08/26 14:23 ID:nvD6rfV+
>>15-16
おもしろい。
寺は『絵を寺から出してはならない』と出口を隠し、
絵は『寺から出られる』と微笑んだのかな。









156 本当にあった怖い名無し sage 2007/07/14(土) 15:21:54 ID:4OZi6+4vO

Aの家は寺なんだが倉みたいなのがある。Aの家に泊まった時の話。
夜、Aが面白いもん見せてやると倉に連れてかれた。
中は電気も通ってなく、懐中電灯で埃っぽい中を進む。
A「これこれ」と細長い箱を指さして開けてみろと言う。
箱はそんなに古い物じゃなかったが札で封印されてあった。
よく見ると札は刃物で綺麗に切られており蓋は開けられる状態だった。蓋を開けると古い掛け軸が出てきた。
A「見てみろよ」と促されて紐をといて伸ばすと柳の絵が書いてあり下のほうは焼けてしまっていた。
A「この絵、おかしいだろ。火事にあってうちが引き取った絵なんだがこの絵には足らない物があるんだ。」
A「この絵、火事に遇う前は柳の下に女の幽霊が書かれていたらしい。」
背筋がゾっとした。何で夜中にこんなもん見せるんだよ・・・
A「幽霊画って奴だな。それにはお前が恐がる霊的なもんはないよ。本当に面白いのはこっちだ」
そう言うと一番壁際に置いてある白い布をかぶった額縁を指差し、開けてみろと手でジェスチャーを送る。
本当にビビッたが意を決して布を取った。
・・・普通の油絵だった・・・林檎と花瓶の奴。
Aは必死に笑いを堪えていたので俺は担がれたと思いAに「びびらせんなよ・・・」と文句を言う。
A「悪い悪いwビビりすぎだよお前wで、その下にもう一枚額縁があるだろ?そっちも見てみろよ」
頭に来た俺はその下にある絵を何の気なしに見た。
絵は縄で縛られており、縄にお札が数枚貼られてあった。
絵には青い空と草原の絵が描かれており、青い空の所には洋風の絵には似付かわしくない墨で描いたような女の幽霊が浮き出ていた・・・・。
A「な、面白いだろ?ちゃんと布かぶせとけよ。そっちはマジでやばいモンだからw」
・・・('A`)





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