【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

カテゴリ: 家系




102 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 02:11:57.14 ID:mnhFZJIRP
ながれぶった切手。
以前、自分は人身御供(福の神?)になる運命なのかと書き込みした者です。
その後、母方の祖父母が亡くなった事がきっかけで、実家の両親と母方の伯父夫婦(+従妹)が、
手のひらを返し本性を剥き出しにして私を攻撃し始めましたorz

そして、以前なら、数ヶ月~数年のスパンでゆっくりと訪れていた因果応報が、
今年に入ってからわずか1ヶ月で起こってしまいました。
自分の実家、母方実家、従妹の家は、ひょっとしたら5年後くらいには
消滅し、途絶えてしまうのかもしれません…。

家系のオカルト話で、かつて不幸な目に遭った女性の祟りで家系が云々…というエピソードは
定番中の定番だったりしますが、自分自身が、その祟り神の状態になってしまうとは…。
50年後くらいには、本家を滅ぼした忌まわしい女として、私は分家さんに語り継がれてしまうんですかね…はあ…。

母の実家や母方祖父母の事は大好きだったので、今の状態がすごく悲しい。
どうして?と何度も心の中で煩悶してしまいます…。



103 :102:2013/02/14(木) 03:36:12.09 ID:mnhFZJIRP
過去ログ検索したけど書き込みをうまく見つけられなかったので、今までにあった事を箇条書きすると。

・私の実家に8桁の借金を押し付けて夜逃げした親戚U家(そのせいで進学を断念するはめになった)。
U家父…癌で苦しみながらひっそりと死亡。U家母…自宅で転んだだけなのに片手片足を複雑骨折して長期入院する。
U家の一人息子…妻と離婚後、病気で子供を作れない身体に。U家の断絶確定。

→私…結婚後、U家に押し付けられた借金とほぼ同額の一戸建てを、夫の両親の遺産で手に入れた。


・幼い頃から私にイジメや嫌がらせをしていたI家とM家(田舎町なので親戚の子達も同じ学校だった)。
 I家長女…まだ30代なのに生理があがってしまい、子供を産めない身体に。
 I家次女…結婚はしたものの障がい児を生んでノイローゼ気味。たぶんそのうち断絶する。

 M家長女…結婚は出来たけど家業は継げず。子供は諦めてるっぽい。
 M家次女…バイトやめて引きこもりニート、恋人も男友達もなし。断絶はほぼ確定?


・中学時代、私に対して部活内で酷いイジメや誹謗中傷をしていたT子。
 高校生になって私にやっていた事とほぼ同じようなイジメに遭い、精神を病んで高校中退。
 現在は本物の統合失調症患者になってしまい、社会復帰できず通院の日々だそう。
(T子から謝罪の電話や手紙が何度も来て統失について打ち明けられたけど今更どうにもならんよね。T子は一人娘なのでいずれ断絶するっぽい)

・T子と同じく中学時代にイジメをしていたK男。ちなみに、イジメの内容は殴る蹴るの暴力行為。
 スムーズに進学や就職をし、結婚して順風満帆の人生かと思いきや、突然、妻に離婚され子供とも面会拒否に。
 現在は転職を繰り返して不安定な生活をしていると地元の噂で聞いた。そのうち消息不明になりそうな勢い。

104 :102:2013/02/14(木) 04:07:02.65 ID:mnhFZJIRP
職場で執拗なモラハラを繰り返していた上司…末期ガンが発覚して半年も経たずにお亡くなりに。
↑の上司と一緒になってモラハラしていた先輩A…原因不明の眩暈と体調不良で退職。
先輩B…点検中に不注意で機械に巻き込まれ、指を切断。現在も手に障害が残る。
先輩C…精神を病んでアル中になり、退職後に自殺。

あと、過去の職場やバイト先で不愉快な思いをさせられた会社や店舗が、
業績悪化や不祥事を起こして、経営破たんや店舗閉鎖になったりなど。


こうして羅列すると中二病の思い込みじゃないかと思われそうですが、全て現実に起こってきた出来事なんですよね…。
そしてどうも、私自身の命に関わる事(イジメ・DVなど)や、土地・財産に関わる事には、数年以内に確実に因果応報が起こり、
相手が私から奪ってきたもの、奪おうとしたものと同等のものを、私が手に入れることになるようです。

他にも一家離散や断絶に至らないものの小さな出来事が色々あったりもしましたが長くなるので割愛。
過去の出来事は大体こんな感じです。

106 :102:2013/02/14(木) 04:58:07.89 ID:mnhFZJIRP
・現在起こっている出来事。

・去年、母方の祖母が亡くなったので、祖母の形見としてアクセサリーをひとつ分けて欲しいと
実家の母に相談した所、遺品を両親が勝手に処分していた事が発覚。
驚いて母方の伯父夫婦に相談するも、なぜか私が悪者にされてしまい、
『欲深で金目の物を欲しがる親不孝な娘』として、他の親戚達の前で誹謗中傷や酷い暴言などを吐かれた。

・両親が遺品を勝手に処分したのは私の弟の借金返済のためだったらしいと後に発覚する。
弟の醜聞を隠すため、伯父夫婦と両親が結託して、私や夫が一方的に遺品についてゴネた事にされた模様。
(ちなみに弟はとうに30を過ぎています。30過ぎて自分の不始末を親に尻拭いをしてもらい、更に姉夫婦の悪口言いふらすってどうなのよorz)

・さらに、母方の従妹が誹謗中傷に加担していた事も発覚。
うちの両親と伯父夫婦に協力する事で遺品や遺産の分け前をもらい、更に、
伯母の息子(わりと高学歴なイケメンくん)との結婚を希望していたらしい?
イケメンくんと結婚したいのは分かるけど、伯父夫婦のご機嫌取りのためにそこまでやるかと。


ちなみに私が形見として分けて欲しかったのは、祖母が愛用していたごくシンプルなゴールドの指輪でした。
ブランド物でもないし、宝石も何も付いていない、本当にプレーンな日常遣いの為の指輪。
お金を欲しがった訳でもないのに、アクセサリーひとつでこんな酷い仕打ちを受けるとは思いもしなかったです。


105 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 04:09:35.95 ID:VwpnXIFC0
まえのはいつ頃投稿しました? 


107 :102:2013/02/14(木) 05:03:55.15 ID:mnhFZJIRP
>>105
たしか去年くらいだった気がするんですが、どうも見つからなくて。
もしかしたら家系スレじゃない所に投稿してたのかも?(汗

母方の祖母・母・私、と、DVや嫌がらせをされると、
容赦なく因果応報が訪れてしまう家系の話でした。
(女系限定っぽいので、従妹にはそういう力は無いっぽいです)

109 :102:2013/02/14(木) 06:03:27.27 ID:mnhFZJIRP
そしてやってきた因果応報?

・夫の遠縁にあたる人から、祖母の指輪×約10倍 ほどの値段になる
 宝飾品を譲ってもらう事となった。

・伯父夫婦と一緒になって誹謗中傷していた人(従妹とは別の人です)の子供が、
 今まで健康だったのに、急に酷い喘息やアレルギー症状を起こすようになった。

・以前は正社員で働いていた従妹、急にリストラされて現在はアルバイトに。
 友人関係でもトラブルを起こし、趣味のサークルから追放されたとか何とか。


そして、一番大きな、これは本当にヤバイと感じた事。

・この1ヶ月の間に伯父夫婦の息子であるイケメンくんが激痩せ、死相らしきものが浮かぶようになってきた。

もう本当に、どっか内臓に悪いところでもあるんじゃないかってくらいの痩せっぷり。
まだ30代になったばかりだというのに、表情や後姿が、まるで50~60歳の老人になったかのようで。
跡取りであるイケメンくんに何かあったら…祖父母の家は断絶コース確定になりますね…。

あと、両親、弟、従妹とその家族、そして伯父夫婦も、
みんな何かに憑かれたような、異様な攻撃的な目付きをするようになりました。
犯罪者の一歩手前みたいな、そんな目です。
魂とか、内面の精神とか、そういうのがどんどん低レベル化しているというか、
ああいう目付きをするようになった人は自分を省みる事をしなくなるので、遅かれ早かれ…でしょうね。


108 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 05:32:01.33 ID:VwpnXIFC0
母方の祖母・母・私で継承ってのと実家の母ってのは同一の母なのか? 
母自身がそれをわかってて揉めたって事? 
何かが一子相伝で継承で現在はあなたについてて 
たとえかつての宿主である母でも事あらばやっちゃうって事なんかいな 


110 :102:2013/02/14(木) 06:29:37.64 ID:mnhFZJIRP
>>108
>母方の祖母・母・私で継承ってのと実家の母ってのは同一の母なのか?

ええと、つまり父方ではなく、母方、つまり女系の事になります。
(母方祖母…私の実家の母の母親)

>たとえかつての宿主である母でも事あらばやっちゃうって事なんかいな

力を悪用したり、天狗になったりしたらダメなんです。意図的に呪ってもダメ。

祖母は本当に徳の高い人で、どんな辛い目にあっても、他人を陥れたり、逆恨みしたりなんて事は一切しない人でした。
特に修行などはしていないのですが、おそらく本能的に、家系の能力について
気付いていたんではないかと、今になって思い当たる節があります。

逆に、母は因果応報が起こる事に密かに愉悦を感じているような性格で…
自分からは何も行動せず、他人が酷い目に遭って不幸になる事ばかりを願っているような、
そういう、底意地の悪いというか、裏表の激しい性格でした。


112 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 11:51:43.24 ID:LDIky/pp0
祖母が生きてる間に金の指輪を譲ってもらえたら回避できた事例だね。


113 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 12:17:53.20 ID:g6bcuezM0
こういう因果応報系パワーとか神の所有物系の人ってあこがれるわ。その人自身は不運だったりしたこともあるんだろうけど。
私なんかこの人の言う「因果応報で自滅奴ら」みたいな不運な目にあってきたけど、自分自身や親が他人をおとしめたとかない。ただの不運人種。
自分をいじめてきた奴らなんてのうのうと今でも幸福に暮らしてるよ。


114 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 12:58:12.23 ID:mnhFZJIRP
>>112
そのつもりだったんだけど、祖母が脳梗塞を起こしてから亡くなるまで本当にあっという間で、
それにまさか母が祖母の形見を売り払うなんて想像もしていなかったんですよ。
普通、女性だったら自分の母親の形見のアクセサリーは大切に保管しておくだろうと思っていたので…。
元々、長男である弟だけを溺愛する毒親気質ではあったんですが、
祖母が亡くなる直前くらいから、基地外じみた行動を平気で取るようになってしまいましたね。

>>113
パワーがあっても、それに胡坐を掻いてまっとうな性根や努力をやめてしまったら、
あっという間に毒母と同じように基地外に転落コースですよ;
たぶん母は畳の上でまともに死ねないような気がする。弟の借金と共に一家心中コースとか、ね…。

115 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 13:28:58.62 ID:mnhFZJIRP
それと過去にも書きましたが、私自身の学歴も容姿も職歴も、本っっっ当に地味なのでw
気心の知れた友人を作るとか、ママ友と一緒に遊ぶとか、そういう事はもう完全に諦めています。

従妹も弟も、昔はここまで酷い性格では無かったし、二人とも私より学歴はあるのですが、
私がたまたま運良く地元の有名企業に就職してしまった時から、
もう妬み僻みを剥き出しにした攻撃的な性格になり始めて、目付きもだんだんおかしくなってしまって。
身内だろうが赤の他人だろうが、私のような地味な人間が幸福に見舞われることが許せないと、
ある日突然、豹変して攻撃してくるのは本当にもう恐ろしいんですよ…。

イケメンくんは昔から兄弟のようにフランクに喋れる人ではあるけど、日和見的な性格で、
親や親戚の顔色を伺って逆らえないような性格があるので、従妹に捕まって
毒母に取り込まれちゃったら、きっともうそこから抜け出せなくなっちゃうでしょうね。
自分自身の力で、伯父夫婦や毒母、従妹がおかしい事に気付いて離れてくれるといいんだけど。


119 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 19:19:07.53 ID:olbcWgSPP
そのイケメン君を助けてやる気概とか無いのかね
放っておいたらそれこそ不幸が降りかかるよ

まかり間違ったら自分がいじめられかねない、いじめ従犯の最下層ってのは本当に辛いようだよ
主犯を恐れてそういう人間をターゲットにすると、不幸になる、そういう例はたくさんあった


120 :本当にあった怖い名無し:2013/02/14(木) 23:36:43.66 ID:LDIky/pp0
親族憎しは分かったから、反撃とか復讐劇がききたい。
あと、実母から疎まれるきっかけってやっぱり2歳くらいの
イヤイヤ期が原因なのかな。


122 :本当にあった怖い名無し:2013/02/15(金) 04:31:31.61 ID:dM3voZlfP
>>119
助けるといっても、彼もすでに30過ぎた良い大人ですからねー。
これまでに何度も見てきた事だけど、どんなにこちらが必死に手を差し伸べても、
悪い仲間とつるんだり悪い方向にしか行かない人間というのも存在するわけで。
一応、携帯とメルアドは渡してるので、彼自身が、
「ここから抜け出したい」と意思表示してくれないかぎり、私が何かする事はないでしょうね。

>>120
弟が生まれたから、としか。母は膿家脳で男尊女卑観が強い人だったので。

あと、今になってから、「ひょっとしてあれは…」的な思い出もあるにはありますけど。

123 :122:2013/02/15(金) 05:00:09.52 ID:dM3voZlfP
私やイケメン君が小学生だった時の事です。
母方の家系が旧家でありイケメン君の両親も裕福で地域の名士的な人物だったので、
伯母の遠縁にあたる人が、イケメン君と自分の娘を婚約させて欲しい、と申し出てきた事がありました。

はっきり言うとその遠縁の人達は貧乏で、どう見ても家系と財産目当てです本当に(ry
という感じだったんだけど、言葉巧みに伯父夫婦に取り入り、また、
婚約希望の娘(A子)がかなりの美少女だった事から、伯父も伯母も、婚約にかなり乗り気な様子でした。
そんな事情から、夏休みや冬休みになると、イケメン君・私・A子の3人で一緒に勉強したり、遊んだりしていました。

子供の頃の私はそんな事情は知らず、ただ、年の近い遊び相手がいる事が嬉しかったんですよね。
AちゃんAちゃん、とA子に懐いておりましたw

しかし、A子の方はどうもそうでは無かったらしく…
小学校の高学年くらいになると、A子がだんだんと私に対する敵意や、
イケメン君への独占欲といった感情を、剥き出しにするようになりました。
後で知った事ですが、
「私ちゃんを祖父母宅へ来させないで!」「私ちゃんとイケメン君が話をするのはイヤ!」
などと伯父夫婦に泣き言を言い、またA子両親も、私がA子を苛めているのではないかなどと伯父達に吹き込み、
それを間に受けた伯父夫婦が、私の両親に、
「私子が我侭だからA子やイケメン君が迷惑している。あまり祖父母宅に来させないようにしてくれ」
と言っていたそうです。

124 :122:2013/02/15(金) 05:32:10.22 ID:dM3voZlfP
跡取りの長男である伯父の決めた事だから、祖父母もひとまずは黙って見守ろう、と最初は思っていたようですが…
だんだんとA子の一家に不審を抱き始めたようで、それとなく、一家の内情などを他の親戚から聞きだして、
伯父夫婦に忠告したりしていました。が、伯父夫婦は聞く耳持たず。イケメン君とA子は高校生になると婚約しました。
しかし、A子が高校を卒業する間近になって「それ」は起こりました。

A子がイケメン君以外の、どこの馬の骨とも知れない男の子供を妊娠してしまったのです。
当然こうなっては婚約解消です。てか、イケメン君が美少女のA子に手を出していなかった事にびっくりしたよw

A子は自分を妊娠させた中卒男と結婚、出産しました。が、若くして出来婚すれば当然お金は少ないわけで。
結婚して数年後、ある日A子はあちこちからお金や物を借りたまま、夫と子供を捨てて不倫相手と逃げました。

A子の夫は中卒で学歴は無かったけど、仕事ぶりは真面目で友人も多く、家事や育児もA子に協力していました。
少ない収入ながら、妻と子供に対する責任を果たそうと一生懸命だったんでしょうね。
それなのに、A子は夫や子供に酷い仕打ちをし、周囲の友人知人にも大変な不義理をしてしまった。
(もうちょっと続きます)

125 :122:2013/02/15(金) 06:14:17.28 ID:dM3voZlfP
A子に対して一番怒ったのは、A子夫の親族、友人達でした。
「あんな女の顔は二度と見たくない!!!話もしたくない!!!」
また、A子の子供達も、
「あんなお母さんになんて会いたくない!!!」
「お母さんが来ても家に上げないでー!!!家に来させないでー!!!」
と、泣き叫んで必死に訴えたそうです。

奇しくも、十数年前にA子が私を追い出すために言ったのと同じ言葉を、
夫と子供達と、周囲の人々みんなから言われる羽目になってしまった、と。

また、A子が借金を作って逃げた事から、A子の地元の町では、
A子両親も周囲に胡散臭い目で見られ、方々から縁切りされてしまったそうです。

それと後になってイケメン君から聞いた事ですが、

「俺、A子の顔も性格も、正直あんま好みじゃなかったんだよねーwww
だから部活や受験勉強が忙しいからって言い訳して、なるべくA子と二人きりになるの避けてたんだよねwww」

…と、A子に距離を置くことで、A子の方から婚約解消を言い出してくれないかなあ…と考えていたそうです。
(だったら最初から婚約するなよ、と思うんだけど。面と向かって親の決定に逆らえない辺りが、ちょっと、ねえ…;)
まあ正直ヘタレだと思うけど、回避能力というか、スルー検定の上級者ではあるようです。

あと、A子一家の因果応報に関しては、家を乗っ取られる事、孫娘を陥れられる事に
危機感を感じた祖母の能力発現じゃないかという気がします。
当時の私は、A子が伯父夫婦に色々訴えてる事を本当に知らなかったので。
長くなりましたが、読んでくれてありがとうございました(ぺこり)。


126 :本当にあった怖い名無し:2013/02/15(金) 07:30:28.49 ID:n1Y5W7C1O
なんか直感的にこの人が嫌われる理由がよく分かる気がするわ
率直な感想だけどごめんね










32 :探検野郎:04/08/10 02:23 ID:ck/kIAcN
福岡県のとある田舎に住む者です。
私の家の周辺の事なんですけど、怖いというか不気味な話です。

私は二十軒ほどある集落に住んでいるのですが、そこに住んでいるほとんどの長男は何故か早死するのです。

長男といっても、私の親の世代の長男です。

二十軒ほどあるうちの十六軒までが四十歳前後の間で死んでいます。

死因は事故死、アルコール中毒、病死と様々ですが、その中でも一番恐怖をそそられ例外な一家があります。

もう十数年前の事ですが、一年間の間に次女を残して、夫婦、長男、次男の四人が次々と死んでしまい、次女は恐怖の余り違う場所で引っ越してしまったという事件がありました。

その時はなんか気持ち悪いなという印象しかなかったのですが、その後も次々と集落の人々が死んでいくので、少しずつ恐怖を覚えるようになりました。

友人などには「なんか祟りでもあるんじゃない?」なんて言われた事もありましたが、

私は祟りとか心霊とか全然信じない方なので、「まさか?」という風にしか受け止めていませんでした。

ある時までは……
私の家の裏は五分もあれば徒歩で山に入る事ができ、山道の入り口付近には、私の先祖はもちろん集落の先祖の人々のお墓があります。

数年前、お墓から少し上った所に砂防ダムを建設する為に、車両が通れるように道路工事がありました。

山肌に鬱蒼と茂った雑草や木々を切り倒した時、思っても無い物が出てきたのです。

それは、膨大な数のお墓です。

見た所、もう何と彫ってあるか分からない程朽ち果てたお墓でした。

祟りとの関係か?と興味を持った私は、近所のおばあちゃんにお墓の事について聞いてみました。

すると今まで知らなかった事を聞かされました。
それは、先祖のお墓がある山は大昔、金鉱があったという事です。

他の人にも聞いたところ、

「そういや金鉱があった話聞いた事があるな」とか、

「山菜を採りに山に入った時、金山の跡見たよ」というような話でした。

私はそれを聞いていても立ってもいられなく、愛犬と共に金鉱探しに出かけましたが、見つける事ができませんでした。

その後も、いろんな人に場所について聞き回りましたが、結局発見出来ずじまいです。

一応、山菜採りのシーズンになったら一緒に連れて行ってもらう事を約束しました。

それでも待ちきれなくなった私は、町の図書館行って金鉱についての資料が無いか調べましたが、ここでも見つける事が出来ませんでした。

しかし興味深い資料を見つけます。
裏山を越えた所にある山の頂上辺りに、城があったと言う事です。

その城は当時難攻不落の城だったらしいのですが、結局落城したとの事。

早速城があった山に調査に行きました。

確かにそこには城が建っていたであろう跡を見つける事ができ、更には城下町跡もありました(観光客が多いとの事)。

もしかしたらあのお墓は城から落ちて来た人達の物かもしれません。

それからも取り憑かれたように調べていく内に、周りの山々の幾つかの山頂に祠も見つける事ができました。

お城との関係はありませんでした。現在調査中……

なんかいつの間にか話がかなり脱線してしまいましたね。

祟りとの関連性はないかもしれません。

ただ、この事に興味を持って以来、我が家のお墓掃除によく行ってる気がします。









【家系】ウチの家系にまつわるオカルト   其ノ壱
【家系】ウチの家系にまつわるオカルト   其ノ弐
【家系】ウチの家系にまつわるオカルト   其ノ参
【家系】ウチの家系にまつわるオカルト   其ノ肆
【家系】ウチの家系にまつわるオカルト   其ノ伍
【家系】ウチの家系にまつわるオカルト   其ノ陸







691 :本当にあった怖い名無し:2007/06/21(木) 17:27:18 ID:cvbGUZkA0
田舎から上京した友人の話です。

その友人の地元は、海沿いのさびれた漁師町で、
そこに昔から伝わっていて、今では口語で歌われている歌があった。

鰯が獲れたら秋刀魚が獲れる
秋刀魚が獲れたら鰤が獲れる
鰤が獲れたら鰹が獲れる
鰹が獲れたら人魚が獲れる
人魚が獲れたら子供が獲れる
子供が獲れたら肉になり
肉になったら鰯が獲れる

という、なんだか不思議な歌だった。
友人から聞いたときに気になったのは、やはり魚からいきなり人魚や子供に飛躍する点。
だが、友人もよく分からないというので、「今度帰省したら祖母に聞いてみる」と言っていた。

692 :691続き:2007/06/21(木) 17:28:49 ID:cvbGUZkA0
その夏のある晩、帰省していた友人から電話があった。
聞いてみると、実は歌には、今の子供には伝わっていない2番が。

鰯が獲れぬし秋刀魚も獲れぬ
鰤も獲れぬし鰹も獲れぬ
人魚も獲れぬし子も獲れぬ
こぞ(去年)に獲れたは人魚の子
稚児がその子を食らぶれば
稚児は見事な餌になりて
鰯は町に戻り来る

私は「人魚ってなんだ」と聞いたところ、
それは女ばかり生まれる特別な家系のことで、大漁の年に子供が生まれるのだそうだ。
そして、純潔守られた子供は、不漁の年に町の少年と性交する。
少年は交わった時点で、人でもない物として海に捧げられるのだそうだ。

友人の祖母が子供の頃には、すでにそんな風習もなく、人魚の家系がどこにあるか分からなくなっていた。
ただ、友人の家系は女ばかりで、入り婿が家を継ぐそうだが。




オカルトランキング




446 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/04/21(月) 11:42:01 ID:H+/cldr30
私の家系の男は全員、「ムシリ」という妖怪が見えるという。
正確には、思春期ごろに1度だけ会うものらしい。

おじいさんの話だと、夜寝ていると枕元に現れ、家系の男の髪の毛を毟り、食べるのだという。
ソレは数十分間、ひたすら髪を毟って食べるらしいが、その間は痛みもなく、ただ、抜かれる
感じだけは分かるらしい。朝起きると枕元には数百本の髪の毛が落ちており、一度食べられると二度と出てこない。
髪を毟られるせいか、私の家系の男はみな、20代から禿げるみたい(遺伝かもしれないけど)。

私は女なんで気にするなといわれたけど、弟は必ず会うから注意しろ、と言っていた。
何を注意するかというと、髪を抜かれる間は消して動くな、気付かないフリをしろ。ということだった。
先祖で一人、抜かれている間に逃げ出した男の子が原因不明の病気で死んだからだそうだ。
ただ、来ても逃げたりせずにじっとしていればいい、儀式みたいなものだ、とおじいさんは言った。

その話を聞いた弟は、妖怪を見ることより、若禿が確定したことがショックだったみたいだった。
そこで、中学に入ったと同時に弟は毟られないようにと、頭を丸めた。
おじいさんは、それに対して「昔はみんな頭を丸めていたし、意味ないぞ」と言っていた。
結局、弟はそのまま髪の毛を伸ばすことにしたようだった。

私たちの父も昔、「ムシリ」に出会ったらしく、若禿だった。
父は20代だったころは禿げていることにコンプレックスを感じていたらしく、カツラをつけていたそうだ。
(実際私たちが赤ん坊のころの写真の父は髪の毛があった。)
ある日、父は弟に「ムシリに会ったら、このカツラはおまえにやるよ」と言って和箪笥の中のカツラを見せてくれたらしい。
そして、そのカツラが弟を大変な目に遭わすのだった。

447 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/04/21(月) 11:42:32 ID:H+/cldr30
中学に入り数ヶ月して、ある日の朝弟が興奮しながら私に言ってきた。
「姉ちゃん、絶対言うなよ!昨日「ムシリ」がきた!!」
私も驚き「見たの?怖かった?大丈夫??」などと質問攻めにしたが、弟は
「違うんだよ、姉ちゃん!俺、追い払った!!」と答えた。
弟は小学生の頃から喧嘩っ早かったので「殴ったの?」と聞くと、弟は得意げに
「違うよ。これ使った。」と言って、父のカツラを見せてきた。
どうやら、弟は父の話の後すぐにカツラを拝借し、中学生になってからずっとカツラを被って寝ていたそうだ。

弟は続けた。
「怖くて姿とか見えなかったけど、間違いない。誰かに抜かれた!!」
「でも、抜かれたのはカツラの髪で俺は一本も抜かれなかった、感触もなかったし!」
「1時間ほどカツラの髪を抜いて、消えていった!」
「怖さより「勝った!」って気分でいっぱいだった。」
「祖先にはこの方法を伝授しないと。」と、興奮気味に話してくれた。
で、その時は私も「騙したんだ、弟すげーなー」としか思っていなかった。

それから1ヶ月後に事態は一変した。
弟が授業中に頭痛を訴え、そのまま気を失ってしまった。
病院に連れて行かれ、CTやMRIなどの検査をしたが理由は分からずじまい。
医者には「このまま意識を取り戻さない可能性がある、容態も安定しないので覚悟してください」といわれた。
私はそのとき、「ムシリ」の件なんて忘れてたんだけど、田舎からおじいさんが見舞いに来てくれて
ふと、そのことを思い出した。そして、おじいさんに弟の話を隠さずに明かした。

おじいさんは「馬鹿なことをしおって」と呟き、病室から出て行った。
おじいさんはうちの家系が古くから馴染みのある神社の神主様に電話してきたらしく、2時間ほどして
神主様が病院にやってきた。
神主様とおじいさんが数分話をした後に、神主様以外は全員病室の外に出された。
父は無念そうに顔をしかめ、母は泣いていた。おじいさんは病室の外で念仏を唱えていた。
その時、何も知らない看護婦さんが、病室のドアを開けてしまった。

448 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/04/21(月) 11:42:59 ID:H+/cldr30

父はすぐに事情を説明し、検診時間を30分ほどずらしてもらったが、私は開いた時に見てしまった。
祈祷する神主様の正面で弟が自分で自分の髪の毛を毟っていたのだった。
ドアが開いても、神主様も弟もこちらを見る様子もなく、弟は焦点が定まらず、ブチブチと短い髪を引き抜いている。
その間2~3秒だったが、怖さが弟を心配する気持ちを上回ってしまい逃げるように待合室まで離れてしまった。
結局、弟は自分の髪の半分は引き抜いてしまっていた。
神主様は「もう大丈夫、ムシリ様は帰られた」と言って、帰っていった。
その後、弟はすぐに意識を取り戻し、1週間ほどで退院した。

退院後、弟に話を聞くと、意識を失った後、弟は「あの時、頭の中に虫のような小さな生き物がいっぱいいたんだ」
「虫が頭いっぱいまで広がって、自分が自分でなくなる感じがしてきて」
「気持ちいいような気持ち悪いような、嬉しいような悲しいような感情が押し寄せてきて」
「寝たら楽になるかな~って考えてたら、頭にビシッと衝撃がきて」←これは多分神主様のお払い棒?
「ふと頭の上を見ると、人間の形だけど人間じゃない何かが俺を見下ろして一心不乱に髪の毛を毟ってた・・・」
「そのときはずっとごめんなさい、ごめんなさいって謝ってたw」
「で、目覚めたら、髪の毛がないからびっくりした・・・」
と話してくれた。

結局、弟の奇行もなかったことにされて、病気の理由も分からずじまい。
おじいさんは「もう安心だ」と言っていた。

何故、うちの家系でそういうことが起きるのか、それは分からない。
何故男にしか見えないのか?
虫のようなものは何なのか?
そして「ムシリ」とはいったい何なのか?





オカルトランキング



23: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:13:45.88 ID:oKFlaLQ10
稲荷神社に行っちゃいけない家系なんだけどなんかそゆのあんの??


25: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:17:08.68 ID:xnzZcOri0
>>23
先祖がなんかしたとかじゃない?理由は直接行って見ないとわからんけど行かないことには害ないしかかわらないのが一番

27: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:18:56.00 ID:oKFlaLQ10
>>25
先祖がGoogleで調べたら家系図とか全部出てくるくらい有名な武士?の末裔らしい
母方のおじいちゃんが同じ苗字だしそうなのかなぁと

やっぱそゆ系なのかなあ、。お狐さん好きなのに。。

29: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:23:22.86 ID:xnzZcOri0
>>27
有名な家系って言うと色々あるからね、霊系全般に言えることだけど関わるな、スルーしろが鉄則。
それさえ守ればだいたい安心

30: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:25:04.33 ID:oKFlaLQ10
>>29
稲荷神社とか全部近寄るなってことか

原因を知りたいんだよね、何でダメなのかとか
何が起因してるのかとか

ここ来たらなんか分かるかなーって思ってたけど分からんよなぁ

42: 名無しのオカルト 2023/04/21(金) 05:36:05.87 ID:nuoOMO2B0
>>23
稲荷って一言で言っても神道系と仏教系で全然違う

32: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:26:56.05 ID:xnzZcOri0
>>30
だいたい先祖がーとか大昔にーとかのしょうもないことだから気にしない方がいいよ

34: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:30:42.33 ID:oKFlaLQ10
別に隠すことないかって思ったから書くわ

私の先祖が横山長知っていう武士らしくて
祖母や母親から絶対に行くなって小さい頃から年を押されてめちゃくちゃ気にしてる
おじいちゃんが横山って苗字で多分ホントにそうなんだろうなって思ってた
高校の時に稲荷大社行ったんだけど軽く頭痛がしたのと軽く迷った程度で何も無かった。

これは歓迎されてないんだろうけどそこまで拒絶されてないんだろうなって個人的に思ってる。

横山家と稲荷神社の関係性って誰か知ってたりしないよね
有力な方か博識な方知識を…頼んます…

36: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:32:57.29 ID:xnzZcOri0
>>34
調べたらほんとに名前出てきた、すご
でも関係はわからんね

40: 名無しのオカルト 2023/04/20(木) 23:37:59.53 ID:oKFlaLQ10
>>36
だよねー。。別スレとかにも行ってみる

44: 名無しのオカルト 2023/04/21(金) 08:25:16.12 ID:5d7jt69y0
>>34
まず一番いいのはちゃんと年長者に理由を聞くこと
次に大切なのは菩提寺の住職とか懇意にしている神社の神主によく話を聞くこと
その次は図書館に行って自分の一族についてしらべること
そしたら次は自分の血族の人全てに足を運んで話を聞くこと

そこまでやったら、次に地元の大学の歴史の専門家に話を聞くなりなんなり色々する

ここまで位のこともせずに5ちゃんのオカルトスレでなにか聞こうとか色々おかしい

ちゃんと上記までの事を丁寧にやってればあとは本当に情熱というか縁を繋げれば
お参りくらいはできるようになるかもしれない
でも神仏と関わることをミーハーな気持ちでやることはすすめない




オカルトランキング





 802 :本当にあった怖い名無し:2012/09/16(日) 04:03:50.82 ID:ThgTgkgb0

母から聞いた不思議な話を少し。

 

父の家系が霊感持ちらしく、
父がよく「女の子が泣いてる」と言って誰も居ない二階へ行ったり、
「電話の受話器から唸り声がする」と言って突然電話を切ったりしていたらしい。
中でも、職場(自営業)の二階が物置になってるんだけど、そこにいつも言う女の子がいたとか…
母が父に頼まれた物を取りに二階へ上がったら、女の子が描かれた絵画が壁に立て掛けられていて、
手に取ってみた事があるが、その時はなんとなしに見ていただけだったらしい。
母が身籠ってから、父は女の子関係で二階へは上がらなくなった。
母が不思議に思って聞くと、どうやら居なくなったらしい。
絵画を発見してから日が経っていたので、絵画も物置の奥の奥に行ってしまって見えなかった。
その後無事に出産。
子育てに励み、子供もすくすく育った。
中学辺りになってから気が付いたようにポツリと呟いたのが、
「今思えば絵画の女の子とそっくり」だと。
それが私らしい。
幽霊の女の子が消えて、私が生まれてから気配すら消えたと…

 

 

802 :本当にあった怖い名無し:2012/09/16(日) 04:03:50.82 ID:ThgTgkgb0

母と父の家系は両方とも孫の顔を見ないまま亡くなるらしいのだけど、私が生まれてからはどちらの祖父母も元気。
私が社会人になってから母方の祖父が他界したけれど、今まで起きた家系の出来事を考えると驚くくらい違う。
あの女の子のおかげかな…とたまに思ったり。

 

 

803 :本当にあった怖い名無し:2012/09/16(日) 04:05:36.17 ID:ThgTgkgb0

余談だけど、
そんな私は父から見事に霊感を遺伝してしまって、
視界の隅に何か見える程度だったのが、今では話しかけられたり直視してもはっきり見えるほど強くなってきている…
私の中のもう一人の自分…!!
みたいな中二チックな出来事はまだ無い。

 

でも不思議なのが、夢でよく川を船で渡っていたり、
寺に行って薬師如来と付き人(?)の地蔵の爺さんに会って来たりという不思議な夢を見る。
他にも恵比寿さまのお家に招待されたりと、縁起の良い夢ばかり。
これも女の子なのかな?と思ったりしたけど、おそらく私自身が寺とか好きだからだと思う。
しかし、家系となんの関係があるのかって言うと、家族も同じ夢を見たり神様絡みの出来事があるらしい。
詳しくは聞かないまま上京してきたけど。

 







オカルトランキング



601:名無しのオカルト 2009/10/13(火) 00:17:20 ID: ID:TsCxOgXL0

何スレ前かで500年前の因縁で母方の家系は代々嫡子が発*もしくは早死する。
という書き込みをさせていただいたものです。

先日先祖の某が100回忌だかなんだかで、菩提寺に呼ばれて帰省してまいりました。
その際に古い墓を見てきたのですが、現在使っている家紋と墓や寺に残っている
家紋が違うので、一族で一番の年長者に聞いてみましたら
「この家紋は隠し家紋なので使っていけないって先祖からの決まり」と。
使えるのは死んだときだけ。
何故その家紋がダメなのかはタブーなんだそうです。
帰省して知ったのですが、母の父方(祖父)のほうも家が古く、
ある土地の領主だったらしいですが、両親を亡くした嫡男の祖父が幼かったため、
後見人だった親戚達に財産を分割されて何も残っていません。
ですが、その財産を持っていった親戚はすべて家系が絶えたり、不幸になってるようです。
その土地もかなりの因縁があるようなので、今こうして無事であるのは
土地を持っていってもらったからだろうと思いました。これ以上因縁はいらない(ノД`)
余り怖くなくて申し訳ありません。
なんだかオカルトの香りがしたので書き込みしてみました。


602:名無しのオカルト 2009/10/13(火) 00:22:00 ID: ID:fLt1Nqd40

隠し家紋がもともとの家紋で、わけありで、
名家の落ち武者かなんかで普段は隠してきた予感。
発*早死には遺伝があるからなあ…




604:名無しのオカルト 2009/10/13(火) 01:31:11 ID: ID:24qPoCXE0

>>602

剣をモチーフにした戦国の武将が特に好んで使っていた家紋だそうで
豊臣秀吉から名字帯刀を許された時に一緒に貰ったものではないかと思います。
500年前までしかさかのぼれないので、落人かどうかは分からないですw
発狂早死にがほぼ自殺なんですが…(^_^;A
でも自殺も遺伝の影響バリバリありそうです。近親婚の弊害でしょうね。




614:名無しのオカルト 2009/10/14(水) 01:20:23 ID: ID:tziPhZbv0

>>604
徳川政権下になって隠したんじゃないの?もう大丈夫な時代になっても
慣習やクセで隠し続けたんでしょ。
よく知らない外部の推測でゴメン。




615:名無しのオカルト 2009/10/15(木) 05:26:22 ID: ID:eUb4FSBe0

惰性で続いてる風習ってけっこうありそうだね
とにかく「先祖がずっとそうやってきたから」って理由だけで
意味もわからないけど、とりあえずやるとか
しくみや謎は現代科学で解明できるけど、あえてそのまま保存とか

まあ、だから貴重な伝統的文化や風習が後世に残ってくれるんだけどさ




603:名無しのオカルト 2009/10/13(火) 00:32:02 ID: ID:MlFJu7FT0

アインシュタインの家みたいに自閉症とかアスペとか変なのが目白押しな
遺伝家系はいっぱいあるしなあ。




606:名無しのオカルト 2009/10/13(火) 18:21:03 ID: ID:J/zSshwG0

インブリードはやりすぎてはいけないよな・・・でもあーんま動かない家だとそーなるだろうな。地方の名門ぐらいの家だと家の周りか城の回りぐらいしか行動範囲ねえだろうし。




オカルトランキング



138 :本当にあった怖い名無し:2011/04/28(木) 16:28:42.46 ID:yMNjCIWX0

オカルト…なのか少し不安だが、このスレに知ってる人がいないか書いてみた。

 

昔、友人に変わった家系のやつがいた。
四国(と言ってたはず)のある場所の守護?みたいな役割で、
代々そこの当主が『葵(あおい)』という名を引き継ぐらしい。
そこの家の男だけ、体のリミッターを外す(用は火事場の馬鹿力)のを自分で任意にできるんだけど、
「やりすぎると体が持たなくて、そのまま死ぬ時も~」って笑いながら話してくれた。

 

その家、昔に何かやらかして、一族徒党に呪いを受けたらしいんだけど、
そのせいで何代かごとに、一番最初の当主と似たような人生を送って、同じ死に方をするとその友人から聞いた。
ちなみに、その家の本懐?みたいなのがあって、「輪廻転生から外れる」事を本気で考えてるとも言っていた。

 

もうその友人とも会えないし、記憶も薄れてきてるので、
説明の仕方が変、もしくはスレ違いだったら申し訳ない。
その時は聞き流してくれ。

 

 

140 :本当にあった怖い名無し:2011/04/28(木) 19:25:05.25 ID:V+b6BQXK0

>>138
・特定の場所に据え置かれる役目
・血で引き継がれる特殊能力
・家系で相続される呪い

 

いずれも家系のオカルトに見られるパターンの例だが、複数揃っているのはさすがに珍しい
これに加えて裏の名前や特殊な宗教的世界観
謎が多過ぎで分からない

 

 

147 :本当にあった怖い名無し:2011/04/29(金) 06:50:27.73 ID:Mt5YslW50

>>140
前レス138だけど、レス有難う。
俺もあまりにパターン通りで、そいつの作り話じゃないか…と思ったこともあったぐらい。
そいつ自身、他にも変な能力があったり、
家のことを嫌ってたから、あまり詳しくは聞かせて貰えなかった。
今更、後悔しても意味はないのかもな…。

 



オカルトランキング



157:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:14:48.41 ID:pKaiE3qJ0
人柱とかそんな話ならウチにもあった。もっとも、血のつながっていない人だけどね。
もう7年くらい前なんだけど、俺が高校に入ってすぐの夏に聞いた話。

とりあえずここ前置きなので、飛ばし読みしていい。
俺の父親は、三男の次男で、特に継ぐモノも無いので都会に出てきた口なわけだが、実家の実家、本家に当たる家は結構歴史ある家らしい。
祖父も三男坊なので本家には生涯で数回行ったかどうかってレベルだったけど、高校の頃の俺は、王室だの皇室だのの話に凝り出して、そこからあらゆる家の「家系図」を知りたがる家系図マニアと化していた。
当然、親父の家の血筋がそんなんなら、一度は知ってみたいと興味を持っていた。

中学生最後の年の正月にも父の実家に里帰りしていたのだが、その時は父方実家の墓を見ただけ。
墓はその年の十数年前に現地に移動したモノで、その時に以前の名が消されてしまったのか、本家のでかい墓からも、俺の高々祖父(ひぃひぃひぃじいさん)より上の名前は記載されておらず。
その時親父から、俺の曽祖父に当たる人が40代を前にして死んだこと、翌年に曽祖父の叔父(つまり祖父の大叔父、高祖父の弟)が亡くなり、子供がいなかったので、祖父がその家を継いだことなども聞いたが、
高々祖父以前の名前についてはよく知らないとのことだった。

俺の受験も終わり、翌年の夏は、久々に盆の時期にも父方の実家に帰ることとなり、俺は今度こそ家の謎を明かしてやると(無駄に)意気込んでいた。
そんな中、本家の長男の長男に当たる人(俺のハトコで、本家の次々代の跡取り)に長男が生まれたそうで、皆本家に集まれとの号令が下ったらしい。
なんでも、本家にまだ存命だったひいばぁちゃん(その時既に100歳だったかと思う)にとっては玄孫に当たるため、とてもめでたいと、親戚一同全員に召集かけたんだそう。
本家の中を捜索したら、古い家系図も見つかるかも!とやはり無駄にワクワクしていた俺は、その日を本当に楽しみに待っていた。





158:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:15:29.02 ID:pKaiE3qJ0
さて里帰りしたのが8月の12日。15日には法要があるから、親戚一同で玄孫誕生とひぃばあちゃんの末永い健康をお祈りする宴会が前日の14日に開かれることに。
そのため、本家に集まる前日に当たる13日には、まず祖父家の墓参りを済ませ、ついでに祖父ちゃんに家系で知っていることをリポートするということにした。
墓参りした後、本家の墓や分家の墓も見てみたが、やはり名前があるのは高々祖父あたりまで。分からんので悩んでみると、祖父から「墓ばかりジロジロ見てどうした?」と聞かれたので、
とりあえずウチの家系についてあれやこれや尋ねることに。そしたら色々話をしてくれたよ。

その中では、曽祖父が早くに亡くなった年の前後には、曽祖父の弟や当時の近所の方、また親戚が次々亡くなったそう。
丁度太平洋戦争の開始前夜の辺りで、戦争被害ってわけでもないのに、何故かバタバタ人が亡くなったらしい。原因は病死が大半だったが、中には自殺した人もいたんだと。
曽祖父の叔父もそんな一人で、まあその人の死因も普通の病死だったが、
まだ13歳くらいだった祖父は、高祖父(曽祖父が亡くなった後も存命で、昭和30年代頃までいたらしい)の命令で、殆ど知らない大叔父の家を継ぐこととなり、半泣きだったそうな・・・。
大叔母が養母になったし、当時の13歳は今より随分精神的に成長しているだろうことは想像がつくが、それでも堪えただろうなあとは思う。

さて、前置きが随分長くなったが、ここからが冒頭で話した話と直接関わる話。
祖父が言うには、祖父が家を出る数週間ほど前の時期に、家(本家)に5~6歳くらいの二人の少女がやってきたらしい。彼女らは養女として貰われてきたのだとか。
もっとも、家には亡くなった人が随分出たとは言え、曽祖父の子供は祖父も含め全員が存命だったし、その数はなんと12人(うち2人は双子で、末の子は曽祖父が亡くなった後の生まれ)。
流石に大きな家といえども、それだけ子供がいて、なおも子供を増やす余裕なんてあるのか。その上、いくら人が多く亡くなっていても、まだまだ子孫は多くいるだろうに、
養子、それも跡継ぎとなるであろう男子ではなく、女の子というところに、祖父は大いに疑問を感じたようだ。


159:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:17:00.64 ID:pKaiE3qJ0
養女たちは「千代」「万里」と名付けられ、それぞれちーちゃん、まーちゃんと言われていたそうな。
俺はそれを聞いて「その子ら、5歳くらいになる前に名前付けてもらえなかったの?そういう危ない系統の子?」と聞き返したが、祖父曰く、元々の名を高祖父が改名させたそう。
高祖父はこの二人をすごく可愛がっていたそうだが、時々怪訝そうな顔で二人を見つめていたりもしたんだと。
間もなく祖父は大叔父の家に引き取られたが、1年のうち数度は、実家に戻ってきては、ちーちゃん、まーちゃんと遊んであげたこともあったらしい。

ところが、ちーちゃんは貰われて5年くらい、大体終戦前後か、に亡くなってしまったらしい。
まーちゃんはその後も暫く生きていたが、祖父は会う度にやつれ、疲れていった印象も持っていたんだとか。
結局そのまーちゃんも、高祖父が死んだ前後に亡くなったようだ。正確にはは前か後か、覚えていないとのことだったが。

伯父さんの運転する車に乗って墓から帰る途中に、旧墓地(以前お墓があった場所)も通った。
そこは整備されて、ショッピングセンターやらなんやらが出来ていたため、それがそもそもの移設の原因となったんだとか。
ところがその脇に、ポツン、と、1個だけ小さな墓があった。
と言っても、小高い丘陵部分の、道路の脇の下の方で、階段を使ってでないと降りられない場所に。
祖父が言うには、「あれが今のちーちゃんやまーちゃんのお墓だ」と。
何故、移設した場所に一緒に葬ってあげなかったのか聞くと、「本家の方で、あれは、ずっとここに残してくれって話があって、それ以来少しだけ位置を移動させて、あそこにある」との回答。
更に祖父が言うには、移転分離後、ちーちゃんまーちゃんの墓には、本家の許可を得たもの以外は、例え分家の当主でも墓参りが禁じられたんだとも聞いた。確かに階段の先には、「無断で当地に入ることを禁ず」とあり、柵がついていた。

よく分からん話だったが、家にまつわる奇怪な話に俄然俺は、興味が湧いてきた。湧かずにはおれなかった。
是非とも明日、曾祖母に直接インタビューして、墓の正体を暴いてやる、という気持ちでいっぱいだったわけだ。その日は興奮していたが、夜はぐっすり寝たw


160:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:18:23.91 ID:pKaiE3qJ0
さて翌14日、朝から家族総出で本家に出かけることに。
俺ら家族4人に、伯父一家が5人、叔母一家4人、それに祖父母といるから、二台ある自家用車に俺と妹と祖父母、伯父一家がそれぞれ乗って、残りはタクシーで移動という形に。
それだけでも大変な人数だが、本家に着くとその数倍はいるであろう人の山、曾祖母の兄弟姉妹とその子・孫らも混ざってはいるが、その大半が曾祖母の子孫たち。
一人の女性から、これだけ多くの人が派生し、しかもその大本の人が生きている、ってことを実感して、素直にすげーって思った。妹や従兄弟たちは、人の多さにうんざりしていたがw

曾祖母を囲んで、その膝には玄孫に当たる本家の長男の長男の長男サマが座り、ずらりと並んだ料理を食べながら、皆めいめいに雑談を繰り広げた。

さて、そんな中で俺の質問の時間だ。
大柄な男たちに囲まれた曾祖母は、流石に100年の年季を刻み込んだしわくちゃの顔をしており、またとても小さく見えた。
なんとも近づきがたい様子だったが、意を決して挨拶、そして色々とインタビュー。家系図のこと、曽祖父のこと、高祖父のこと、その他先祖のこと。そして墓のこと、「ちーちゃん・まーちゃん」のことも。
曾祖母は「あー○○ちゃんか、大きくなって」と言った反応の後、聞いているのかいないのかよく分からない感じで、俺の話を聞き流していた。
その時、祖父の甥(だったと思う、本家の次男の方だったか)が、曾祖母の代弁とばかりに、色々答えてくれたよ。


161:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:20:06.50 ID:pKaiE3qJ0
まず聞いたのが高祖父の更に祖父の話。墓に記載されていない人だ。
これは単なる笑い話が大半だった。この人は鶴○さんと言う人で、略して鶴じいさんと言われていた。もう高々々祖父とかまだるっこしいから、ここから鶴じいさんと書く。
その鶴じいさん、若い頃は相撲取りの名人(もちろん素人)で、本家の嫡男にも関わらず、近所の奴等と相撲を楽しみ、危ないからやめろと言われてもやめなかったんだと。
町の相撲取り大会での優勝記録もあったりするんだと。他には、屁がやたらとでかくて、寝ながら屁をこいたら、自分の屁の音がでかすぎてびっくりして飛び起きたという話まで。ユニークなじいさんだったらしいw
話してくれた次男さんが言うには、この鶴じいさんの伝説は、高祖父から祖父たち、更にその息子たちの世代に伝わった話なのだとか。
そんな伝説を持つ爺さんがどうして墓の名前から漏れたのかに関しては、結局のところ、祖父の兄(次男さんの父親)が、大正より前に亡くなった方に関しては、もう名前を入れないということにしたんだとか。
実はこの鶴じいさんこそが、ちーちゃん・まーちゃんの話にも関わる重要人物でもあったのだが。

祖父の兄もまた、17かそこらで父親を亡くし、祖父(俺の高祖父)から厳しく、当主の座を守るようにしつけられたのだとか。
そんな中で太平洋戦争が勃発し、祖父の兄も召集。その前後で一時生死不明になったらしく、高祖父は、うなだれて仕方なかったのだとか。
そしてその前後、ちーちゃんが亡くなり、そして間もなく祖父兄の無事が確認されたのだと。

この時点で俺めは大体察していた。ちーちゃん・まーちゃんは、家の者の不幸の身代わりとして養女となった、不幸を引き受けるための存在だったのではないかと。
それを問いただしてみたら、ビンゴだった。ちょっとショックだった。祖父が既に生まれていた、比較的近年のこの時代に、普通に生きてきたはずの俺の親類(義理だが)に、そんな存在がいたというのは。


162:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:20:56.80 ID:pKaiE3qJ0
更にいえば、この(当時50代くらいの)次男さん、まーちゃんとは実際に遊んだことがあるのだと聞いて、ちょっと驚いた。
4歳くらいの時にはまーちゃんの葬儀があったようで、それ以前のことなのでよくは覚えていないが、祖父の末の妹に当たる方とは年も近しく、よく遊んでいたのだと。
その叔母さんにも話を聞いて、ちーちゃん・まーちゃんの当時の生活の様子が具体的に明らかになっていった。

まず、二人は高祖父の養子となっていたこと。つまり、祖父たちにとって彼女らは「叔母」に当たる存在だった。
食事は基本的に皆同じなのだが、まーちゃん(祖父妹が物心ついて間もなく、ちーちゃんは亡くなったので覚えていないのだとか)は皆が食べた後で食べる。
高祖父も最初は皆で一番先に箸を付けるが、その後は本を読んだりして待ち続け、まーちゃんと二人で食べていた。夕食時のことで、朝食や昼食時は覚えていないようだ。
お風呂などの順番も一番後。一度まーちゃんと一緒に入りたがった祖父妹は、泣きながらも一緒に入りたがったので、それではと高祖父は祖父妹も一番最後に入らせた。
まーちゃんは基本的に和服。高祖母も和服だったし、現にそこにいた曾祖母も和服ではあったが、子供たちは洋服で過ごしていたので、何か違和感があったようだ。
まーちゃんの寝る場所は、皆の寝室とは離れていた。個別の寝室を持つ高祖父の場所とも異なっていたと言う。実はそこにはもう一つある物があったのだが、それは後で話す。
トイレとかは兼用。そして、まーちゃんはよく気分が悪くなっていたので、この空間だけは、誰よりもまーちゃんが優先して入ることが出来た。当時は今の本家内にある水洗トイレではなく、外に汲み取り式のものがあったようだ。
まーちゃんは家事手伝いなどはやらなかった。やらなくてもいいことになっていた。一生家の中で飼い殺しにするつもりだったのだろうか・・・?
まーちゃんとは絶対に遊んではならないと言われた遊びが2つあった。一つは、かごめかごめ。元は人買いの歌らしいし、そういうのもあってダメだったのだろう。もう一つはかくれんぼ。これは逃走防止の観点から?


163:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:24:04.44 ID:pKaiE3qJ0
また、まーちゃんは家から一定の範囲以上は出てはならなかった。ただし、高祖父が共にいる際は多少の外出は可能で、一度旅行もしたことがあるという。
家の女の子のために、家には高価なお雛様が一式あったが、それらは一家で一つの扱い。ただまーちゃんには別に、なんとも簡素で、お内裏様とお雛様だけなのだが、別にもらっていたのだと。
旅行中に高祖父から、「絶対にまーちゃんから目を離すんじゃないぞ。失ったらお前が死ぬんだからな。」と何度も脅すように忠告されていたのが怖かったらしい。
まーちゃんが亡くなったのは、祖父の話の時点では曖昧だったが、祖父妹曰く、確実に高祖父が亡くなるより少し前だったという。
また、高祖父が病で寝たきりになっている時、まーちゃんは常に傍に居なければならなかったのだと言う。まーちゃんはこの時ばかりは、高祖父が怖くて仕方が無かったと聞かされたようだ。
で、高祖父自体は普段はまーちゃんにとても優しかったのだと。その高祖父だが、祖父妹を始め、実の孫や実子にはものすごく厳しい人で、まーちゃんに優しいのは不自然過ぎるほどだったのだと。
高祖父は亡くなる直前にも伏せていたが、その時もまーちゃんは傍に居続けた。ある日、まーちゃんは祖父妹に、「ごめんね。もう遊べない」と伝えた。まーちゃん自身とても苦しそうだったようだ。
それから、まーちゃんしは同じ家の中にいるのに会うことすら出来なくなった(でかい家だったし、それくらい出来たのだろう)。暫くしてまーちゃんが亡くなり、続いて高祖父も亡くなったという。

この時点では、俺は、まーちゃんは高祖父の苦しみを吸い取り続けたけど、とうとう吸いきれずに死んでしまい、そして依り代の無くなった高祖父もまた、すぐに死んでしまったのだろうな、と考えていた。
厳密には、違ったわけだが・・・。


164:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:24:53.40 ID:pKaiE3qJ0
話も色々聞いたし、次男さんからは、鶴じいさんより前の人たちの話も、僅かながら聞けた。祖父兄(本家の当主)からも話を聞けた。
ちなみに、ちーちゃんまーちゃんの墓には、ちーちゃんまーちゃん以前にも、同じように不幸の肩代わりをしていた養女たちが眠っているのだと。
そして本家の者に許可をもらっていない者たちが墓参りをしてはいけなくなった理由は、ちーちゃんまーちゃんやそれ以前の少女たちは、その周辺の土に念がまだ居ついているのだと言う。
だから、勝手に墓に参ると、それらの念が憑いてしまい、彼女たちがあの世に持っていった不幸が乗り移ってしまうのだとか。
当主に限っては、彼女たちは「畏れるから」念が意図的に抑えられ、憑くことが無いのだとか。もうちょい詳しく聞きたかったが、ここらで他のおっさんらが絡んできてここまで。
そもそも移転前は普通にその墓も墓参り出来たというから、単に祖父兄が勝手に信じ込んでいるだけの話なんじゃないかとも思ったがね。

後は、今そのような子供がいないが、どうしているのかという話。
何故現代ではそれをしなくなったのかと言うと、信仰心が薄れたのもあるが、そもそも身代わりが他に見つかったのだと言う。
それが、先ほど話したお雛様。同じタイプのお内裏様とお雛様を数年おきに買い替え、前のものはお寺に持っていくことで、不幸の依り代の代わりにしているのだという。
そしてそれは今もやっているとのことで、件のお雛様は・・・かつてまーちゃんが過ごしていた部屋にあるらしい。というかあった。後で見せてもらった。
お雛様というか、お雛様の衣装を纏ったこけし型人形というか、そんな感じの簡素な奴。内裏雛以外は無く、1~3段くらい(ごめん、この辺記憶曖昧)。
飾ってあった部屋は、別に離れ的な場所にあるわけでなく、奥まった場所にあった以外は普通の小さな和室。
ただ、使ってない感バリバリで、霊感のある奴が来たら「なんかあるな」と感じれるような雰囲気があった。もっとも、俺には霊感無いからそんなものは感じなかったわけだが。


165:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:25:53.59 ID:pKaiE3qJ0
そもそも、まーちゃんが来る30年程前に、少女を貰い受けて不幸避けとする伝統は終わったらしい。当時亡くなった子供たちを最後に、代替手段の無いまま、「現代には迷信的過ぎる」と廃止になった。
今から数えて、100何年か前。ド田舎でも人身売買やらは縮小の傾向にあった時期なんじゃないかなあと思うし、そりゃ当然だろう。廃止したのが、先に出た鶴じいさんだったようだ。
鶴じいさんは、当時の本家の当主であったその親父(俺から見てひぃひぃひぃひぃひぃ祖父さん)が、次の少女を早くもらおう、というのに対し、
強硬に反対、とうとう絶対権力者(であっただろう、当時の家長なんてものは)の父親の反対を押し切って、この制度を終わらせ、少女の貰い受けをしなくなったらしい。

本家の仏壇には戒名表みたいなの(ごめん、正式になんて言うか知らない)があって、そこに家の故人の戒名がズラズラッと並べてあった。
本名も併載していた気がするので、だいたいそこで鶴じいさんの存在も発見したわけだが、鶴じいさんの親父は、一時廃止前後に亡くなっていた。100歳越えてたようだ。
その時点で鶴じいさんも70~80ってとこだから、いつまでも迷信にこだわるボケジジイ(←失礼)に頭抑えられていて、しかも小さな女の子を犠牲にするようなシステムの存続をしろってんだもの、そりゃ反対もしたくなっただろう。

ただそれだけで無く、若い頃は自分の奥さんがこの役を受け入れさせられそうになったことも、鶴じいさんが反対する原因だったようで(直接そうは言われていないが、話を聞く限りは)。
鶴じいさんが若い頃なんだが、鶴じいさんの親父は一度再婚したらしい。そして、奥さん側には2人の男女の連れ子がいて、姉は鶴じいさんと同世代、弟もすぐ下って感じだったようだ。
前に鶴じいさんが付近一帯で相撲の名人だったと話したよな?その義弟もアマチュア相撲、やっていたそうだ。だから、鶴じいさんと義弟はすぐに打ち解け、鶴じいさんは相撲の師匠にもなってやったんだとか。
ところがだ。暫く経った頃、鶴じいさんがまた町の相撲大会で優勝したんだと。その時、負けた奴が酒飲んで、暴れ回ったんだと。


166:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:26:22.62 ID:pKaiE3qJ0
そしてあろうことか、刃物まで持ち出して、とうとう鶴じいさんの家に乗りこんで、顔なじみでもあった義弟を刺し殺してしまったらしい。
当然そいつは逮捕されたが、鶴じいさんは超ショックだったようだ。相撲やめたかどうかは聞いてなかったけどな。まあ何も言ってなかったけど、そこまでいけばやめたんじゃない?

更にその後、立て続けに後妻さんまで亡くなったらしくてなさ。特にショックだったのが、鶴じいさんの父親、つまり当主さんだったらしい。
その後なんやかんやで、養子とした娘(姉弟の姉の方)を不幸避けの少女役にしようとしたそうな。元からそのつもりだったのか、後からそうしようとしたのかはしらんけどな。
しかしながら、鶴じいさんは猛反対。なんとか父親の企みを止めるためにとったのが・・・義妹と結婚して、次期当主の嫁として、手出し出来ないようにしたんだと。
結局その時は、別の少女を他所から貰うことでコトが済まされたようだ。

時期的に考えて、おそらくその後も、何度か少女の移り変わりはあったんだと思う。それが何故100年前のタイミングで、鶴じいさんが反対したのかは知らない。
おそらく、当主が100にもなって、今更止める力も無いとの判断だったからだろう。


167:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:27:38.67 ID:pKaiE3qJ0
その後、30年経った時期に復活したのは、やはり、その辺りに身内に不幸が続出したからなのだとか。正確にはその間10年ほど前の時期にも、曽祖父のお兄さんに当たる人が子供が無いまま亡くなり、更に2~3年のちにはその奥さんも死んでしまったとか。
その上更に次の跡継ぎまで・・・となれば、高祖父が制度を一度だけ復活させたのも止む無しという感じかもしれない。
もし、お雛様による代替まじないが無かったら、今でもそういう娘がいたり、あるいは無理に廃止して親戚一同死人ばかりになっていたかもしんない。
ちなみに、鶴じいさんの親父と鶴じいさん自体、制度廃止から数年と持たず亡くなったのだとか。まあ、高齢者と超高齢者なんだし、そこまで行けばそりゃ単なる偶然だと思うがな。

「千代」「万里」と言う名前は、「千」「万」がつくからそう名付けたようだ。かつて同じように不幸避けとして貰われた子も、「千歳」「万紀」などのように、千や万がつく名前だったらしい。
二人のうち、必ず「千」の名前をつけられた方が短命だという。「万」の子一人が生きているうちに、「千」の子2~3人が相次いで亡くなることもあったそうだ。
いずれにせよ、30まで生きることは少なくともなかったらしい。
そのことは、一帯を仕切るお寺さんでも熟知していたらしく、代々に伝えられていたのだとか。
子供は、可能なら近所から、そうでなければ遠方の人身売買斡旋商?やらから貰い受ける。その中での条件は、「健康でなく、病弱で、失っても働き手としては痛手にならない子」だったそうだ。
そうした理由は、元々病弱な子は不幸の気を身にまとっているため、当主たちにとって罪悪感が薄れるからというのと、相手方も、健康な働き手を失うことなく、子を差し出せるというものからだったと。
ただ、何世代か一度、健康な子を欲しがることもあったのだと言う。その時は、身内の不幸が余りにも多い場合など。


168:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:28:09.30 ID:pKaiE3qJ0
70年前もそうした理由で、千代と万里という、健康な子供を、貰い受けたのだと言う。元はどこからの子で、なんという名前だったかは、高祖父しか知らない。
まーちゃんと遊んだ祖父妹も、その名前だけは、教えてくれなかったらしい。

さて、ここが一番恐ろしい話なんだが・・・上で書いた通り、長生きする方であるまーちゃんでも、30までは生きない。
前のちーちゃんが亡くなったのは6歳かそこらだし、2~3倍しても20かそこらで亡くなってしまう計算だから、妥当なとこだろう。

実は、いずれの不幸避けの少女たちも、養父に当たる歴代の当主が亡くなるより前に、必ず亡くなっている。
そして、新しい不幸避けの少女は、新しい当主が、改めて迎えている。
では、当主より先に、必ず不幸避けの少女が(病死などの形で)自然死するだろうか?ま、確率的に言えば、低いわな。少女はまだ若く、当主はジジイなんだから。
まあオカルト的な何かが働いているとしたら、先に書いた通りそう思ったんだけど、ありえるんじゃないかとは考えた。
ところがだ、実際はもっと現実的な意味で怖い話だったわけ。当主がいよいよ亡くなるって頃になると、ひっそりと当主の手によって、少女たちは葬られるらしいんだわ、恐ろしいことに。
それで逮捕されるなんてこともなかったみたいだから、警察も暗黙の了解だったのか、それともバレない方法で殺ったのかは知らんが。
そりゃまあ、鶴じいさんのような経歴や動機が無くても、嫌がるんじゃないかと。何せ、自分の手で少女たちを殺める必要にかられるんだからな。
多分、前のまーちゃんも、高祖父自身が手を下したんじゃないか。そう思うと、マジでぞっとした。僅か数代前の先祖が、そういったことをやっているんだからな。


169:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:30:05.33 ID:pKaiE3qJ0
その話だけは、祖母妹も知らなかったらしく、曾祖母が直接教えてくれた。ただ、話聞く限り、餓死とか薬盛ったとか、そういうやり方だったんだと思う。

話の後、さっきも書いた通り雛人形の部屋(おそらく前は少女たちの部屋)に連れて行ってもらえたんだが、少女たちのお墓にはとうとう連れて行ってもらえなかった。

それからまた数年。今は曾祖母も祖父の兄も亡くなってしまった。その後は親父の従兄弟、つまり祖父の兄の息子さんが跡を継いで、まだお墓の管理もやっているらしい。
あれ以来本家にも行っていないが、多分雛人形を使った不幸避けは続いているんだろうな。いつかそれが、また実の人に戻ってしまわないよう願うばかりです。


170:本当にあった怖い名無し:2012/11/14(水) 12:32:22.28 ID:pKaiE3qJ0
10レス以上の大長文になっちまったな。投稿小説みてぇだわ、恥ずかしい・・・。

厳密には家系というか家の話だったし。スレ汚し失礼w




オカルトランキング

↑このページのトップヘ