【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 異世界



4: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 00:56:44.77 ID:YXGUnccV0.net
あれは10年前のこと、俺がまだ中学生の時の話。

家庭が荒れてて両親が遂に離婚してしまった。

母親の頭がもうおかしくなっていたので、母親から離れられるという安堵感と、でもやはり母親と別れなければならないという悲しい想いとで心が揺れていた。

学校では意地の悪い奴らが両親や家庭のことについて執拗に嫌味を言って来たりしてきてとても辛かった。

引っ込み思案だった俺は誰にも相談できず、心の病みをどんどん増大させていた。

その内人生に疲れてきて、いつからか異世界に行きたいと思うようになっていた。

その頃から現実から逃避するようにオカルトな事象に興味を持つようになっていた。




7: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 00:58:12.10 ID:YXGUnccV0.net
学校から帰ってきてはすぐに携帯で異世界に行けるというような情報があるサイトを探していた。

当時俺は奈良に住んでいたんだけど、奈良にはそういうスポットが沢山あった。

その中で俺が目をつけたのはある山の中にある廃神社。

家からさほど遠く無かったのもあるけど、何よりも廃神社なのに怖い感じがしなくって寧ろ穏やかで懐かしい感じがしたというのが一番の理由だった。

オカルト好きではあったけど怖いのが大の苦手な俺にはとても有難かった。

まぁ携帯の小さい画面の中の小さな写真でそう判断してしまった辺り流石中学生だなと今は思うw

俺は疲れたり、悲しい時にはいつもその優しい感じがする廃神社の写真を眺めたり、情報を読み込んだりしていた。

いつか行きたいとは思っていたものの行動力がない俺は中々踏み出せずにいた。

そんで中3の夏休みまでそんな状態が続く。




8: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 00:58:48.17 ID:YXGUnccV0.net
元々家は勉強にうるさかった。親に反抗できない俺は渋々勉強して成績もかなり良かったんだけど、中3の夏休みとなると親のプレッシャーもかなり強いものとなっていた。

毎日塾に行かされ、家に帰っては勉強しろ。家族は俺の心の苦しみなどには全く興味を向けなかった。

もう心が限界だった。

ある日塾を行く振りをして家を出た俺は塾では無く、件の神社の方に足を運んだ。

住んでた場所からさほど遠くはないと言っても、割と開けた町からド田舎の方まで電車で行ったので、朝家を出て、神社がある山に着いたのは昼すぎだった。

方向音痴の俺は携帯のGPSに頼りながら漸く山に着いた訳だけど、山から廃神社までの道のりにはGPSは使えないし、神社の場所もイマイチ分かっていなかったので、取り敢えず山に入る前に塾で食うはずだった弁当を食った。

弁当食いながら、塾から家に電話行ってんだろうなとかそんなことを考えてた。

家に帰りたくない、何としても異世界に逃げなければと決意を固めていたw






9: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:03:47.35 ID:YXGUnccV0.net
異世界に行きたいとか言ってるのに山で迷子になりはしないかと今思えば変な不安を抱えていたので、飯を食い終わっても直ぐには山に入れずにいた。

GPS使いまくってたから携帯の電池も残り半分以下だったので、神社までの道のりを書いてるサイトを何度も読み直していた。

道のりといっても全然詳しく書いて無かったんだけどw

そんで結局大した情報も掴めないまま、写真で見ただけの神社を目指して山に入ってった。

山に入るとさっき迄の不安が消し飛んだ。普通の山なんだけど、とても懐かしい、優しい雰囲気が伝わってきた。

俺はここに神社があると確信して歩みを進めていった。





10: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:05:02.86 ID:YXGUnccV0.net
そんな秘境みたいな山でも無く、ある程度登山道は整備されていたし、大きな山でも無かったので、歩きやすかった記憶がある。

何よりも雰囲気にとても癒されていたので疲れなんか全く感じなかった。

久しぶりにとても良い気分だった。そのせいで神社に行くなんて目的を半分忘れかけて山を堪能していた。

木々は本当に優しい感じだった。周りに誰もいなかったので木々に話しかけたりしてたw

言葉が聞こえたりは勿論しなかったけど、言葉がなくとも会話できてる、そんな気分だった。

そんなことばかりしてたら当たり前かもだけど迷ってしまったw

携帯は圏外だったけど時間確認したら4時位だったのを覚えてる。夏の4時なんて全然明るかったし、不安な気持ちは全然無くて、寧ろ帰りたくないくらい山に浸っていたので、迷ってるのにどんどん歩いてしまったw

めっさ危険な行為してたと思う。

歩いてるうちに幾つか小さい社?みたいなのを見かけたんだけど、お目当ての神社は見つからなかった。

携帯は圏外だったけど神社の画像を待ち受けにしてたから何回も確認した。

石畳の上に寂れた鳥居が立っている画像。見つけたら直ぐに分かるはずだけど、念入りに確認してた。

そんで見つからないまま太陽は落ちてしまった。携帯の電池も切れてしまっていて時間も分からなくなった。

それなのに全然不安感は無かった。一晩ここで泊まって行こうか位の軽い感じだった。

今なら怖くて絶対出来ないw




11: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:06:09.74 ID:YXGUnccV0.net
時間はわからなかったけど、体感で8時、9時位かな。

もう流石に暗くて何も見えなくなってきてたから休めそうなとこで腰を下ろしてた。

月が凄い明るく感じたなぁ。木にもたれかかって、でっかい水筒に入ってるお茶をちびちび飲みながらお月見してた。

流石に疲れてたのか寝てしまっていた。目が覚めた時は朝日が登る前くらいの明るさだった。

特に不思議な出来事も起こって無かったけど、寒いのとションベンしたいとで、ちょっとその場から移動した。

人はいなかったけど、何か立ちションするのが恥ずかしくて、獣道みたいなの歩きながら茂みの方に入ってったんだよね。

そんで見つけた。お目当ての神社を。多少暗かったけど間違いなく写真の通りだった。

でも思ったより地味で、神秘的な感じもしなかったのでなんか嬉しくなかった記憶がある。

長い石の階段の上に石畳と鳥居があるもんだとばかり思っていたので、神社を調べるよりも先にションベンを優先しちゃったレベル。




12: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:07:03.70 ID:YXGUnccV0.net
んでションベン済ませて、一応記念に神社の方に行った。

寝ぼけてたのと冷めていたのとで本当に適当な感じだった。寂れた鳥居を潜って一応石畳?みたいな石の上を歩いて、思ってたよりも小さな社の前で手を合わせた。

もう異世界に行けるとは思って無かった。

目つぶって手を合わせてると、寝覚めの悪い俺はまたうとうとうとしてた。

一応起きてるんだけど、なんか訳のわからないことを考えてるそんな感じw

そんで頭ん中で急にデカい声がしたので目が覚めた。

何て言われたのかはわかんなかった。




13: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:10:26.22 ID:YXGUnccV0.net
もう完全に朝。油ゼミとかめっさ鳴いてた

まさか拝みながら寝るとはと自嘲しながら荷物のある場所に帰ろうとした。

何か凄い違和感がある。

言葉でうまく伝えられんのだけど、現実よりも現実味があるというか、とてもリアルな夢を見ているというか、何かそんな感じw

別に景色は普通だし、変なもんが見える訳でも無い。でも変な感覚だった。

朝になったせいか、神社がちょっとだけ綺麗に見えた気はしたけど、そこまでの変化も感じられない。

まぁ寝ぼけてるだけかと思いながら取り敢えず荷物のある場所に戻ったんだけど荷物が無い。

服は着てる。ポケットに入れてた携帯も財布もあった。

異世界に来ちまった?夢を見てるだけ?そんな思いも頭ん中をよぎったけど、やはり現実的に考えて、荷物の置き場所間違えて確認しただけだろうと思った。

でも辺りをどれだけ探しても見つからないし、流石に眠気も冷めちまってた。

何かおかしい。流石に不安を覚えた。荷物に入ってたのは塾のテキスト、水筒、空の弁当箱位だったので下山しようと思った。

親に怒られるとかはもういいやってレベル。相変わらず道はわかんなかったけど取り敢えず山を下りまくった。

山さえ抜ければ、財布もあるし幾らでも家に帰れるとおもったから。





14: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:11:48.19 ID:YXGUnccV0.net
山は相変わらず優しい雰囲気だったけど、心の中は不安と焦りがあった。

ここまで行動しといて何だけど、俺は非科学的なものを深く信仰する人間ではなかった。

異世界に行きたいって気持ちはあったけど、やっぱり半信半疑だったし、半信半疑だったからこそ行動できてたんだと思う。

だから山を下りてる時も不安はあったけど、ただの思い過ごしだろうて考えがやはりあった。

どれ位時間が経ったのか分からんけど、山の出口には来れた。

それは登った時とは全然違う場所だったけど、取り敢えず安心できた。

目の前はものっそい田んぼとか自然ばっかりだったけど、奈良の田舎なら特段驚く風景でもない。

人を探して帰り道を聞こうと思った。

携帯に着信履歴一杯入ってんだろうなとか、帰ったら怒られるんだろうなとか、
でも今日は塾を休めそうだとか、そんな現実的なことを考えられる位落ち着いていた。

田んぼで作業してる人がいたから話しかけた。

何でか分からんのだけど、そこで見た人の顔やら服装なんかがあまり鮮明に思い出せない。

お年寄りの男性だったのは覚えてる。帽子?みたいなのも被ってた。





15: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:14:49.60 ID:YXGUnccV0.net
俺「すいません、A駅まで行きたいんですけど、道がわからなくて。道を教えて頂けませんか?」

農夫「Aえき? なんじゃいそれは? 聞いたこともない。」

正確じゃないけどこんなやり取りをした。奈良って関西弁話すんだけど、全然関西弁じゃなかった。

奈良でも田舎の方だからかなと思ったし、電車とか利用したことない人なのかなとか失礼なことを考えてた。

でも周辺の町名やら言っても全然伝わらない。何か言葉以外全然通じなかった。

でお互い会話のドッジボールをした後に、I村というのが近くにあるらしいことはわかって道を教えてもらった。

ものっそい適当な教え方だったけどw

何か狐につままれたような感じで村を目指して見た。

人が全然いなかった。歩きながら農夫ってこんな常識無いのか?とか考えてた。

やっぱり現実とは何か違うんだけど、無意識的にそっち方面の思考はしなかったな。認めたくなかったというか。




16: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:15:28.64 ID:YXGUnccV0.net
真っ直ぐ道を歩いてると、村があった。

村があったつっても、多分この建物の集まりは村なんだろうみたいな認識で、本当に村と呼んでいいのかわかんなかったけど。

で近くの民家?みたいな建物の側にいた若い女の人に話しかけた。10代後半位だろうか。

若い人なら流石に分かるだろうと思って聞いてみたんだけど、農夫と同じような反応。

薄々感じてたものを抑えきれなくなっていた。

コンクリートの道が無かったし、車も見ないし、電車や線路も見えない。

変な雰囲気、違和感、通じない会話。恐らくここは現実世界ではないんだろうってことは分かった。

で、そうだとしたら夢なのか、それとも異世界なのかという話だ。

俺は以前から明晰夢という存在を知っていた。現実のように明晰な世界で、これが夢だと自覚できる夢。

これがそうなんじゃないかと思った。





17: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:17:39.36 ID:YXGUnccV0.net
ぼーと考え込んでいる俺を心配そうに女の人が心配そうに見ていたので、

「ここは俺の夢なんですか?それとも異世界?」っておもむろに聞いてみた。

案の定女の人は呆然としていたので、国、時代、地名などを詳しく聞き直した。

農夫が言ってたようにI村(イガラシ?イザナミ?なんかそんな感じ)であることには間違いなく、~の国とか言ってた気がする。時代は最早覚えてない。

とり合えず俺の知ってる世界ではなかったし、女の人が騙している風にも見えなかった。

夢なのか異世界なのかは依然としてわからないままだったけど。

女の人はかなり心配してくれていた。色白で優しい人だった記憶がある。

その人は俺が記憶喪失かなんかと思っていたようだ。

村娘は建物に入ってって、ちょっと時間が経ってから親だか家族を呼んできた。

兄だか親父っぽい人が疑り深く俺を見てから、我々では何とも言えないから村長に相談するように言われた。

そんで親父っぽい人に連れられて、けっこう歩いたあと、村の中では立派な建物に着いた。





18: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:19:10.74 ID:YXGUnccV0.net
あの神社よりもよっぽど神秘的な雰囲気のある建物だった。

何か儀式とか祭りで使われそうな建物。

建物の入り口で使用人みたいな人に親父さんが軽く事情を伝えると、使用人は屋内へと消えてった。

親父さんは愛想があんまりなくって出会ってからも、ここで待ってる間も全然話してくれなかった。

ちょっとしてから使用人と一緒に村長さんが出てきた。

村長って言うから爺さんが出てくるのかと思ったらすごい若い人?だった。

見た目は若いんだけど、なんか人間っぽい感じがしなくって、あと男か女か分からなかった。

中性的っていうのかな、美男子とも美女ともとれるような感じ。例の様に詳しい顔立ちまでは覚えてないんだけど、凛々しい、そんな印象を受けた。




19: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:19:51.73 ID:YXGUnccV0.net
親父さんが村長さんに軽く説明すると、村長さんがすぐ俺に近づいて話しかけてきた。

綺麗な声だった気がする。

村長「君はどこから来たの?」

俺「ええっと・・・近くの山の神社からです。」

農夫にも村娘にも親父さんにもどこから来たかとは聞かれなかったので、このとき初めてどこから来たか告げた。

神社から飛ばされて着ましたなんて堂々と言うのは流石に気が引けた。

村長は驚いた様子も無く、そうか、とだけ言った。

「ここはどこなんですか」と俺はもう一度聞いた。

先ほど村娘に教えてもらったけれども、この人なら何か知ってるような気がしたから。

村長「君のしっている場所ではないよ」とだけ答えてくれた。

そんなの分かってるし、どんな場所なのかを聞きたかったけど、これ以上は聞けないような雰囲気だった。

しばらく沈黙してから「帰りたいかい?」と聞いてきた。

殆ど無意識の内に俺は首を縦に振っていた。

「じゃあ数日待ってくれ」それだけ言って、使用人に何か言付けして建物の奥へと消えてった。

そんなこんなでもう日が暮れかけていたので、使用人は数日暮らす部屋へ案内してくれた。

村長の家からすぐ近くだった。




20: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:20:49.65 ID:YXGUnccV0.net
>>132普通に日本語だったけども、固有名詞が聞きなれないものが多かったな。
あと関西地方なのに関西弁の人がいなかった。
そんなに沢山話した訳では無いから分からないことだらけ。

部屋に案内されて落ち着いていると、色々おかしなことに気付いてきた。

昨日の晩から何も食べていないのに全然腹が減ってないし、喉も渇いてない。

あれだけ歩いたのに、あまり疲れてもいない。

でも使用人が食べ物や飲み物やら持ってきてくれたので、一応飲み食いしておいた。

食べても腹は減りも膨れもしないし、変な感じだった。

それと村長からの伝言で、この世界に深く干渉しないようにと、使用人に言われた。

人となるだけ関わらず、使用人の給仕以外では飲み食いをせず、事件などを起こさない、そんな内容だったと思う。

そのちょっと前に千と千尋の神隠しって映画見てたからこれは守らねば!って思ってたw




21: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:21:52.60 ID:YXGUnccV0.net
元々臆病で真面目な性格だったから、言いつけを守るように、その晩は部屋で大人しくしていた。

ゲームやらテレビやらがあるわけでも無かったので、眠くないけど布団で横になってたらいつの間にか朝になってた。

朝はまた前日とは違う人がご飯を持ってきてくれた。

若くて綺麗な女の人だったと思う。何故か村長に近い雰囲気を感じたけども。

綺麗な女の人と話したかったのもあって、ちょこちょこそこで質問してみた。

体力や腹が減らないこと、日中外出してもいいかとか、給仕されたご飯は食べても大丈夫なの、とか。

なんか曖昧な返答ばかりだった気がするw

ただ日中は付き人が一緒なら外出してもいいとのこと。

ちょっと不安な気持ちもあったけど、部屋に篭ってるのも何だったので、外出することにした。

付き人がこの綺麗なお姉さんかもしれないとも思ったし。






22: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:23:51.88 ID:YXGUnccV0.net
朝飯を済ませたら、付き人が迎えに来るとのことで部屋でwktkしてたら、前日の使用人の爺さんが迎えに来た。

うぶだった俺はチェンジとも言えずに、渋々じいさんと村を観光して回った。

観光っても本当に何も無いド田舎だったけれども。

まぁ自然の中を歩いてるだけでかなり良い気分ではあった。

使用人の爺さんはお喋りではなかったけども、一緒にいてとても居心地の良い人だったし。

村長の使用人をかなり長くやっているそうだ。

散歩中に村の人にも何人か会ったけど、よく言えば落ち着いている、悪く言えば元気が無い人が多かった印象。

元気ではしゃぎ回ってる人はいなかったんじゃないかなって思うほど。

畑やら田んぼはあるんだけど、店が全然無かった。必要ないからだろうか?

だから、この世界の人も多分腹が減ったり、疲れたりしないんじゃないかなと思った。





23: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:24:46.90 ID:YXGUnccV0.net
聞いていいのか戸惑ったけど、ここの人はお腹が減ったりしないんですか?って使用人に聞いてみた。

生きていくのに必ずしも必要ではない。ただ、習慣としてやっている、という返答だった。

店が無いことについては、営んでいる人もいるけど、それも必要に迫られてではなく、やはり習慣でやっているそうだ。

何の習慣だろう?生前の習慣とか?と思ったけど、そうだとしたらここはあの世で、俺は死にかけている訳であって、と嫌な想像が膨らむのでそれ以上は聞かなかった。

昼飯時に、爺さんが飲食屋に連れてってくれた。木造で風鈴の音が印象的な店だった。

人の風貌やらはあまり具体的に覚えてないのに、風景やらは今でも割と鮮明に思い出せる。

そこでざるそばとデザートにアイスを食べた。美味しかった!

風鈴の音を聞きながら外で一服してると使用人がふと質問してきた。

あなたはなぜここに来たのですか?っと

使用人に質問されたのはこれが最初で最後だったと思う。

びっくりしたけど、素直に答えた。

生きていた世界で少し辛い思いをしていて、逃げたいと思っていたこと。

それで神社の情報を見てここまで来てしまったということ。

それが使用人が聞いてきたところのなぜこの世界に来たのかという答えになったかは分からないけど、

そうとしか返答のしようがなかった。





24: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:25:46.54 ID:YXGUnccV0.net
使用人はそうですか、としか答えなかった。何かを考えてる風ではあったけれども、何を考えているのかは俺には全く分からなかった。

その後も自然散策は続いた。やはり特に大したものは無かった。

山、森、川、などの自然と少々の建物、人。でも疲れることも飽きることもなかった。

ただ淡々と歩いて見て回ってた。

日が落ちかけて来たので部屋まで帰ってきて、お礼などのいくつかの言葉を交わすと使用人は帰ってった。

晩御飯は朝の綺麗なお姉さんが持って来てくれた。


今書いてて思ったけど、俺ざるそばとか食ってるやんww まぁ使用人が食わせてくれたもんだし良かったんかなw


お姉さんは朝会った時よりも幾分か気さくに話しかけてくれたので、こっちも話しやすかった。

お姉さんも爺さんほどではなくとも使用人を長くやっている人だそう。

正確に言えば私は使用人じゃないとか言ってたけど俺には良く分からなかった。

後は本当に他愛の無い会話をしていた。やっぱり村長と同じく普通の人間ではない感じはした。

優しいんだけど人間味が無いというか。とても魅力的ではあったけど。なんなんだろう?
25: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:26:57.26 ID:YXGUnccV0.net
その女の人は穏やかでとても話しやすかった。自分のことはあまり話さないけど聞き上手というか。

当時俺は人に心を閉ざしがちだったので、あんなに自然に人と楽しく話したのは久しぶりだった。

本当に時間を忘れて話してた気がする。

気がつくともう真っ暗だった。使用人の仕事もあるだろうに申し訳無いと言うと、

仕事はあって無いようなものだから大丈夫だと言っていた。所謂習慣としての仕事というやつだろうか?

その後食器を持ってお姉さんは帰ってしまった。

どうせ仕事ないなら朝まで一緒にいてくれたらよかったのにと思ったのは内緒である。





26: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:28:48.65 ID:YXGUnccV0.net
コピペ終わり!
ちょい休憩~





28: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 01:32:21.05 ID:ewtviqhc0.net
>>26
おつです!興味深く拝見しています。





30: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 01:33:43.79 ID:HO/cVUonO.net
乙乙

習慣というのが気になるな
異世界というより死後の世界という方がしっくりくるような






32: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 01:42:53.14 ID:5JmIFkQv0.net
>>30
太陽を食べて生きている人間も居る位だからどうなのだろうね
とても興味深い





33: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 01:45:20.07 ID:HO/cVUonO.net
>>32
お腹が空かないのに習慣で食べるというのが気になってしまって
実に興味深いですな




35: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:48:19.11 ID:YXGUnccV0.net
そしてまた一人の夜が来た。

今まで一人でいるのことが苦痛だと感じたことはなかったし、一人の方が楽くらいの認識だったけど、
お姉さんと楽しく会話できたのもあって凄い寂しいと感じた。

村長のことも気になってたし、村長の家に行ってみようかなとも思ったけど、干渉するなと言われたことを思い出して我慢して布団に横になった。

布団は窓際に敷いてあって、窓から外が見えるんだけど、田舎だからか、月や星がとても綺麗だった。

腹が減らないとか疲れない以外はとても普通の世界。夢なのか違う世界も分からない。

もし夢だったら、脳の作り出した世界だったとしたら、俺が念じたりしたら何か変わるのかなと思って、その夜色々試してみた。

ほっぺた抓ってみたり、可愛い女の子召喚しようとしたり、カメハメ波撃とうとしてみたり

なんも起こらなかったけどw

流石に諦めてまた布団に横になった。

やはりいつの間にか朝になっていた。熟睡してたのかな?夢は見なかった。





36: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 01:57:32.96 ID:YXGUnccV0.net
まだ朝ごはん持ってくるには時間あったし、爽やかなな朝だったので少し外に出てみた。

ちょっと歩くだけで村長の家なのでそこまで行ってみた。相変わらず立派な佇まいだった。

無意識の内に立派な家の門をくぐっていた。流石に家に入るのは不味いと思ったので、
庭に周りこんで家だけでも観察しようと思った。

門の反対側に周りこんでみると縁側があったんだけど、そこに村長が座っていて一瞬で気付かれてしまったw

すいません!反射的に声が出てたw

村長は全く表情を変えず、こっちにきなさいとだけ言った。

めっさビクビクしながら下を向いて歩いてったのを今でも覚えてるw




41: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 02:27:41.83 ID:YXGUnccV0.net
縁側に座るように言われて、村長と距離を置いて腰をかけた。

顔を上げてこっちを見るように言われたけど、怖くて顔は見れなかったので服あたりを見ていた。

厚手の着物?みたいなのを着ていたので体型がよくわからなかった。やはり男性か女性かは分からない。

咎められると思っていたけど、この村はどうですか?と穏やかに聞いてきた。

恐る恐る顔を上げて、自然がとても綺麗で、何故だか懐かしい感じがします、とだけ答えた。

村長はその返答には何も反応を示さず、何故あなたがここに来たかわかりますか?と聞いてきた。

前日使用人の爺さんにも同じようなことを聞かれたのを思い出したけど、やっぱり分からないので分かりませんとだけ答えた。

その返答にもやはり何の反応も無く、明日の夕方、元の場所に帰れますよとだけ答えてくれた。

明日あの神社に向かうのですか?と聞いた。神社から来たのだから神社から帰るのだろうと思っていたから。

しかし返答は予想外で、どこでもいいけれど、あなたがそうしたいならそこから帰りなさい、と仰った。

何が何やら分からんかったけど、明日帰れるんだなとは思った。

そのチグハグな会話が終わると村長さんは何も告げず屋内へと戻っていった。

流石にばつが悪かったので、部屋に戻って大人しく朝飯を待った。





45: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 02:37:49.48 ID:YXGUnccV0.net
眠くて書くの遅くなってきたw
もうすぐ終わりだから書き終えたいなぁ


朝飯は爺ちゃんが持ってきてくれた。

昨日の晩はシキと盛り上がっていたようですねと言った。

多分シキというのは綺麗なお姉ちゃんのことだろう。

あの世界の固有名詞なんて殆ど覚えていないけど、シキって名前だけは今も覚えてるw

本当に綺麗な人だった。顔はほとんど覚えてないんだけどもw

爺ちゃんとも最初会った時よりは多少打ち解けていて、少し話した。

今日はどうされますかと聞かれたけど、特にやりたいこともなかったし、またブラブラしようかなと思いますと答えた。

では今日はシキを付けましょうと言ってくれた。顔には出さず、そうですかとだけ答えたけど、内心めっさ嬉しかったw

今思えばほとんど惚れてたんだろうなw可愛いなぁ俺w





48: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 02:52:21.15 ID:YXGUnccV0.net
朝飯食ってからソワソワしながら待ってた。

鏡を見たりして身だしなみ整えようと思ったけど、数日間ずっと同じ服だし、髪も何も変わってなかったからやることがなかったw

今思えば俺の初デートだなぁ。

そんなことをしてるとシキさんが迎えに来た。何故か変に意識してて昨日みたいな調子には、最初は行かなかったけど、

シキさんは相変わらずでとても話しやすかったのでいつの間にか自然と話せた。

爺ちゃんと違ってシキさんは割りと色んなことを話してくれた。自分のことは殆ど話さなかったけど。

結局何もない田舎だから見るものなんて昨日も今日も大して変わらないんだけど、昨日とは違う楽しさがあった。

山の名前やら川の名前やら由来やら教えてくれたんだけど、もう全く覚えてないw

ただただ楽しかったことくらいしか覚えてない。昼ごはんとかなに食べたっけなぁ、それすら覚えてない。

あっという間に日が落ちて、シキさんとさよならすることになった。

夜飯食うときにまた会えるかなと思ったけど、シキに来て欲しいなんて言えなかったし、大人しく部屋で待つことにした。





51: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 02:55:18.84 ID:HO/cVUonO.net
シキさん何故か北川景子で再生





52: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 03:10:55.43 ID:YXGUnccV0.net
来たのは爺さんだった。ちょっと悔しかったけど、爺ちゃんも好きだったのでなんだかんだ楽しかった。

明日帰ることについて少し話した。帰りたいなら神社から帰りなさいって言われたけど、神社の場所が正直不明瞭だった。

廃神社の名前も忘れていて、山の名前くらいしか分からなかったけど、山の名前を告げても爺ちゃんは知らないみたいだった。

元々方向音痴なので、一回来た道とは言え、似たような田舎道を覚えてはいなかったし。

爺ちゃんも別に元の場所から帰る必要はないと言っていた。

でも俺としてはちゃんと元の世界に帰れるか不安だったので、出来れば元の神社から帰りたかった。

晩飯が終わって一人になると、色々考え出した。

一番気になったのはやっぱりちゃんと帰れるだろうかということ。

ここは嫌いじゃないし、爺ちゃんやシキとも仲良くなれたし、ここにいればもっと仲良くなれるだろうけど、

ここにずっといてはいけない気がした。現実は辛いし、家族とも周りの人間とも上手くいってなかったけど、それでも生きるべきなんだろうって中学生ながら思った。

布団で横になりながらそんなことを考えてた。現実のしんどさの感覚を思い出してきていた。






53: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 03:23:18.82 ID:YXGUnccV0.net
目が覚めると朝だった。

でも布団の上じゃなくて、木にもたれかかっていた。背中が痛かった。

荷物もあった。

村長の話とは少し違ったけど、俺は戻ってきた。

神社の場所を確認するとやっぱり寂れた神社があったけど、中には入らず、分からないなりに元の道を下っていった。

ちゃんと山は下りれたし、家にも帰れた。

現実世界ではやはり1日しか経っていなかった。家に帰るのがなんか久しぶりな感じがした。

思ってた通り親父には怒られたけどそんなことは正直どうでも良かった。

また塾に通いだしながら不思議な数日間のことを授業中何度も思い出していた。

単なる夢だったのかなぁ、いやそうではないはず!と思ってたけど、年をとるにつれて段々夢じゃないかと思うようになってきた。

でもやっぱり印象的で10年経った今も覚えてる。

ここ数年は忙しくて忘れてたようなもんだけど、ふとオカ板見てると思い出して書いてみたw

俺も正直夢だったんじゃないかなと思ってるだけど、あんな夢はあれしか見たこと無いw

わざわざスレ立ててくれてありがとう。読んでくれた人もありがとうw

正直そんな大した話でもないからスレ立てなくてもいいかなとも思ってたんだけどねww





54: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 03:25:00.42 ID:1gcSNxxa0.net
面白かった!ありがとう




57: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 03:31:18.55 ID:2lv94Skv0.net
俺、実は奈良が結構近いんよね
凸したいなぁ
奈良のどこ山なんだろうか




58: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 03:46:45.70 ID:YXGUnccV0.net
>>57
奈良の南部だね。
あの時は危険とか考えずに突っ込んでったけど、今の俺としてはオカルト的な意味だけでなく危険だと思うし、勧めたくはないな

昔見てたサイト探したけど流石にもう無いしw




59: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 03:48:13.73 ID:aTuzuxz70.net
10年前ってまだ携帯のGPS機能って無かった気がする
PHSの位置情報くらいだったよね
それもダイレクトに地図との連携あったかな
当時PHSのみだったコロプラってゲームで、位置登録して現在地の地図を見る、
の手順なら確かギリギリ10年前にあったかもしれないけど




60: 暇語り ◆OkvzCxnsU. :2014/08/17(日) 03:52:29.66 ID:YXGUnccV0.net
まじで?地図見ながら現在地確認して行ったんだけど。
あれってGPSって言わないのかなw

ごめんそこらへん詳しくないんだ





63: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 06:14:19.10 ID:ac119Y+c0.net
暇語り氏面白かったよ、お疲れ様です。
詳細は覚えてないとの事だけど、村の人達がどんな格好、衣服だったのか気になるな。あと食べ物。
最初、電車や車が無いとか、~の国という呼び名から雰囲気的に過去にタイムスリップ的な話かと思ったがどうなんだろう、俺の頭の中では村人は着物のイメージだったが

>>63
顔も服装もぼんやりとしか覚えてない。 
村長が分厚い着物みたいなの着てたのが一番確かな記憶かな。 
今思うと昔の日本っぽい服装だったかも?とか思うけど、曖昧な記憶を想像で補完してるだけなのかもしれない。 






69: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 11:21:49.28 ID:ewtviqhc0.net
勝手に、村長は卑弥呼だと思いながら読んでたw





72: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 14:24:47.87 ID:YXGUnccV0.net
>>69
村長はなんかよく分からない人だったよ。
会話してても会話してないような感触だったし。穏やかだったけど怖かった。
俺が一方的にビビってただけかもだけど




79: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 14:59:00.79 ID:YXGUnccV0.net
まぁ普通に考えたら数時間夢を見てたんでしょってなるんじゃないかな。
でも寝る前は見つけられてないはずの神社がちゃんとあったんだよなぁ。
今となっては俺の記憶違いだったかもとか疑うことはいくらでも出来るんだけど。





80: 本当にあった怖い名無し:2014/08/17(日) 20:24:23.07 ID:dD+3JjRTi.net
まさしく迷い家ですね!山中他界…いい雰囲気だったぜ。




105: 本当にあった怖い名無し:2014/08/18(月) 12:41:03.32 ID:o50aH//X0.net
神社はなぜかわからないけど中に入りたくない…










90: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:01:20.95 ID:ohjTKGzm0

 
気づいたのは去年の7月頃 
朝から頭が痛かったんだけど友人との約束があったから出かけたんだ



90: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:01:20.95 ID:ohjTKGzm0
勝手に書いていく
全然怖くないかもしれないけどどこに書けばいいのかわからなかったからこのスレに書く

気づいたのは去年の7月頃
朝から頭が痛かったんだけど友人との約束があったから出かけたんだ

91: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:07:56.32 ID:ohjTKGzm0
その途中頭痛が悪化して気づいたら次の年の2月になってた
服装は同じだったけどカバンとかがすべてなくなっていた
服装は夏の時点の格好だったからすごい寒かった所持金もないし携帯もないしでどうしたらいいかわからなかった

92: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:10:33.92 ID:ohjTKGzm0
しばらく歩いていると駅があったから現在の位置を見ると家から徒歩で30分ほどの距離の場所だということがわかったから歩いて帰った
家に着くとなんか雰囲気が違うんだよね
見た目とかが変わったわけじゃないけど自分の家の匂いとかそういうのがなんか変わってた

93: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:11:20.37 ID:5AY5G46x0
興味深い。


94: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:15:39.60 ID:ohjTKGzm0
その他にも変わったことはあった
まず文字が少し違う
厳密に言うと文字には何の違いもないんだけど読む方向が逆だった
例えば車だとしたら
普通は「くるま」
だけど前は「まるく」だった



95: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:17:12.98 ID:ohjTKGzm0
前に去年の7月って書いたのは一昨年の7月だと思ってください
今1年ほどたってこっちにも慣れてきたのと整理をつけたくてやってきました

96: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:20:22.36 ID:lcoPyB+MO
>>95
「次の年の2月になってた」のをどうやって知ったの?


99: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:22:14.35 ID:ohjTKGzm0
>>96
それはすぐにはわからなかったのですが寒さ的に季節は冬だろうなというのはわかりました
家に帰ってから新聞の日付などを見て2月だということはわかりました
>>97そういうことです



102: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:28:09.52 ID:2dErqM2T0
>>99
前の世界からこっちに来たあなた
逆に、こっちから前の世界に行った子がいる可能性は?
前の世界にも2chはあった?


105: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:31:37.78 ID:ohjTKGzm0
>>102
前の世界にも2chはあり他の世界から来た人というのが建てたスレを見たこともあったので違う世界に来たという事は理解できました
あとで書く予定だったのですがあっちにこっちにいた自分が行った可能性はあると思います


97: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:20:27.41 ID:5AY5G46x0
つまり、
2年前の7月(前の世界)→1年前の2月(今の世界)ってことかい?


98: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:20:56.62 ID:ohjTKGzm0
家についたのが昼頃で両親も兄弟も家にいなかったのでしばらく家の玄関当たりで時間を潰してた
そのあと母親が帰ってきてなんで朝と違う服装でしかもこんな寒いのに夏みたいな服装してるの?と聞かれた
そこはなんとなくごまかして答えた
母親も少しだけ雰囲気が違っていたから

100: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:24:10.43 ID:5AY5G46x0
言葉の読み方が逆だったとあるけど、日常会話で変に思われたりしなかったのか?
そう簡単に読み方を逆にして話せないでしょ


103: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:29:16.27 ID:ohjTKGzm0
>>100
読み方というよりは読む方向が逆なんです
先ほどの車という単語は
「まるく」と書くけど「くるま」と読む感じです

106: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:32:08.11 ID:5AY5G46x0
>>103
ああ、そういうことか。
こちらでは左から右に文字を読むが、前の世界では右から左に文字を読んでた、ということだね。
昔の日本のようだ。



108: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:35:57.96 ID:ohjTKGzm0
>>104
その書き方を見ると少し落ち着きます
>>106そうです
日本史の教科書とかに乗っているようなあの感じです
おそらくあの書き方のまま変化せずに時代が進んだのではないのかなと思います


114: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:44:55.92 ID:2dErqM2T0
>>108
あなたは、2011年7月、外出中に、いきなり2012年2月にとばされた
そして、1年がたった
カバンは元いた世界にあるんじゃないかな
入れ替わった子は、2012年2月から、2011年7月
過去へととばされたのか
自分の持ち物、友達、地理、通貨や世界情勢等は全く同じでした?
とばされた場所には行けますか?
入れ替われるかも

119: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 00:43:15.86 ID:j2nMlISq0
>>114
地理などは変わっていません
世界情勢や歴史もあまり変わってはいないと思います
持ち物については部屋においてある教科書などの文字の読む方向がこちらの世界の読む方向に変わったりはありますが基本的には変わりません


101: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:27:49.20 ID:ohjTKGzm0
それから家に入って新聞の日付を見ると2月だということが判明
頭でも打っておかしくなったのかなとか思ったけど先ほどの母親の朝と違う格好という発言もあったので違う世界にきてしまったのかなと気づいた


107: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:34:41.48 ID:ohjTKGzm0
前の世界に自分が行った可能性があるというのは夜になりこっちの世界にいる自分が帰ってこないということから何らかの理由でこっちとあっちが入れ替わったのではと思っています
夜になるまではもしもう一人の自分が帰ってきたらどうしようと不安でした


110: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:37:39.03 ID:ohjTKGzm0
これからお風呂に入ってくるので質問などがあれば書いておいてください


112: 本当にあった怖い名無し 2013/03/30(土) 23:40:13.99 ID:5AY5G46x0
>>110
母親が少し雰囲気が違うように感じたとあったけど、前の世界での交友関係が今の世界と一緒だったのか
違っていたのかが知りたい。風呂いってらっしゃい。


118: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 00:40:47.28 ID:j2nMlISq0
>>112
遅くなったけど飛ばされた人です交友関係はおそらく変わらなかったのかなと思います
携帯がなくなってしまったので高校時代の知人とは連絡が取れなくなってしまったので昔の友人についてはよくわかりませんが大学にいる人たちは変化ありません
ただ全員に共通して言えるのが何かが違うという事です
あと食べ物の好みが少し変わっていたりはするみたいです


120: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 00:46:35.03 ID:P9ob+4cZT
ほんとに文字だけなんだね
もしかしたら鏡の世界にでも入っちゃったんじゃないの?


123: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 00:50:15.52 ID:j2nMlISq0
>>120
細かい歴史についての変化はあるかもしれないですが基本的には自分がいた世界と変化のない世界に来たんだと思います
逆にあまり大きな変化のない世界だからこそこちらの世界に飛ばされたのかもしれないですね


121: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 00:48:27.05 ID:j2nMlISq0
自分と入れ替わったこちらの世界の人がどうなったのかはわからないのですが自分が元いた世界に飛ばされている可能性が高いような気がします
飛ばされた場所は友人との待ち合わせの場所に向かうための電車内で電車は通学のさいに使うので同じ場所を通るはずなのですがもとの世界には戻れなそうです
飛ばされた時に乗っていた座席などで試して見たら変化はあるかもしれないですね



122: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 00:49:07.57 ID:QRi9e1AoO
へー鏡文字の話だったのか


124: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 00:51:21.54 ID:j2nMlISq0
>>122
鏡文字とは少しだけ違いますね
鏡文字だと文字が反転しますけど反転はせずに読む方向が変わっているだけなので


127: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:02:22.18 ID:rfkOJH5B0
小説よりはましじゃね
あと昔は横書きはないから右から左に書いてるのは
縦書きで一字ずつ改行してるんだぞ


130: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:05:53.92 ID:j2nMlISq0
>>127
それは僕の無知でした
ただ右から左に書く例としてあげていただいたのでそう説明しただけです
すみません


128: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:04:29.23 ID:ptgfOIsn0
キーボードと画面の文字も反転してるんすか


131: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:07:51.07 ID:j2nMlISq0
>>128
画面の文字は反転していました
キーボードは反転してなかったかと思います
右の端から左の端に向かって文字が出て行く感じです


129: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:05:38.28 ID:AY9n8W650
前の世界(電車内)→今の世界(家まで30分ぐらいの所)にとんだということじゃね?


132: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:08:24.75 ID:j2nMlISq0
>>129
そういうことです
言葉足らずなところがありましたら補足しますので指摘お願いします

133: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:10:58.15 ID:AY9n8W650
反転とは違うんでしょ。ただ右側から文字が送られてるだけで。
。でけだるてれら送が字文らか側右だた。ょしでんう違はと転反

135: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:13:05.94 ID:j2nMlISq0
>>133
の言う通りのことがおきているくらいは特に変化はないです


134: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:11:13.82 ID:j2nMlISq0
補足で言うとPCのキーボードは変化ないのですが携帯は
さかあ
はなた
らやま
と並んでいました



137: 本当にあった怖い名無し 2013/03/31(日) 01:20:06.71 ID:j2nMlISq0
今日はもう寝ます
スレ汚しすみませんでした
不安な気持ちも少しだけ解消されて飛ばされた場所と同じ場所に明日いってみて無理だったらこちらの世界の住人として生きて行きたいと思います








1: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 10:18:05 ID:7cQbQ4kD0
688 名前:本当にあった怖い名無し:2008/02/19(火) 23:52:03 ID:cORtzJ3a0
連騰ですまんが、書かせてくれ。
夜行列車に乗って東海道を走ってたとき、うとうとしてたら電車が駅について目が覚めたんだ。
俺は窓辺の席。三時くらいだと思う。駅は名古屋駅のような感じだった。

駅の表示をみると駅名のところに「月の宮」って書いてあるんだ。
でも、なんだか雰囲気が不思議な感じだった。現実のものとは思えないような、
ちょっと薄暗くて、別に怖い感じはないんだけど。で、よく見ると
背の高い(2mくらい?)の黒いひょろひょろの人がホームを歩いていたんだ。複数名。
影を立体化したような感じ。なんとも書きづらいんだけど、でなんだこりゃと思ってたら
座席間の通路を同じような人が二人、歩いて電車から降りて行った。

隣でいびきかいて寝てたおっさんは別に普通の人間だったし、まわりも別に普通の人。
で、電車が動き出して離れていきながら街を眺めてたんだけど、
暗闇の中に東京タワーくらいのビルが摩天楼みたいにそびえ立ってて幻想的だった。
夢にしてははっきりとみてるし、お茶も飲んだ記憶があるから何なんだろうなぁって思う。
金縛りのときの現実っぽい夢なのか、何だったのか。
月の宮っていうのは徳島に知名あるらしいけど、違う。名古屋ではない。


3: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 10:37:08 ID:QsrrWqhDO
面倒くさいから

うつのみや

でおk



4: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 10:50:16 ID:gv1TgoNAO
ていうかどう考えても夢じゃん 
こいつ頭悪いな


6: 呑呑 ◆2X9IMiA40A:2009/02/21(土) 10:51:08 ID:+KulQoSw0
鷺ノ宮なんだろ


7: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 13:23:03 ID:DK00S1R30
名古屋近郊なら一宮だろ



8: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 13:28:27 ID:7cQbQ4kD0
222 :本当にあった怖い名無し:2009/01/23(金) 13:47:35 ID:sX2yTXquO
つきのみやは、つい最近も別スレで同じ体験したって人いたね
電車内はいつもと同じなのに、窓から見た風景は黄昏てて
摩天楼がそびえてたんだっけか




9: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 13:56:41 ID:7cQbQ4kD0
488 :本当にあった怖い名無し:2009/01/08(木) 12:28:11 ID:cNF9ZiM80
2、3日前くらいに、
おそらくここの過去スレだと思うんだけれど
東海道線で夜行に乗っていたら「つきのみや」って
実際にはない駅を通り過ぎたってレスを読んだ気がしたんだけれど
きのう、自分もその駅みたことを思い出した。

うとうとと眠っていて、止まった駅でここはどこだろうって
見えた駅名がたしか「つきのみや」だった。
自分は浜松の人間なんで静岡県になら土地勘があって
知らない駅名に、やべっ!愛知あたりまで乗り過ごしたって思って
時計みたらまだ到着時刻よりだいぶ前で、安心してまた寝たんだけれど
かなり大きな駅で(??こんな大都市あったっけ?)って思ったのを覚えている。
で、いま過去3スレくらい探したんだけれど、
そのレス見当たらないのな。そっちのほうがむしろオカルトかも知れん。




461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/02/21(土) 08:15:15.04 ID:fg6aLVrJ0
電車で知らない場所に行ってしまった話できさらぎ駅が出てるけど
『つきのみや』っていう駅も報告があるね
しかもこっちは複数きてる

http://www.23ch.info/test/read.cgi/occult/1229160692/
↑の488

http://www6.atpages.jp/occult/dat/1189488788.html
↑の688
※現在閲覧不可

15: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 14:17:12 ID:FChiOQGVO
つきのみやって聞いてなんかなつかしい気がするのは自分だけ?

名古屋や徳島県には全然関係のない人間だけど。

死後の世界と現世との間にある世界か…パラレルワールドか…名古屋付近の空間が歪んでいるのでしょうか。
とマジレス(笑)





16: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 14:20:02 ID:7cQbQ4kD0
こう何人も見た人がいるとどうもただの偶然とは思えない・・・
なんか月の宮って以前に聞いたことがあるような・・・・・・・・




19: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 15:37:03 ID:ENhcV+PH0
窓の外に摩天楼のような建物が見えるって想像すると
何故だかゾッとするなにかがあるなあ



21: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 15:45:04 ID:rZXasGRu0
つきのみやって地名は無いんじゃなかったか?
俺の地元には神社名であるが


22: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 15:52:10 ID:E+er+pn80
>>21
こまうさぎなんだよな。




25: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 16:29:35 ID:hKGzglrfO
俺も地元民。
つきのみや=ウサギの像の神社としか思えん


26: 21:2009/02/21(土) 16:41:08 ID:R3uP/F2l0
やべ地元いすぎ!
あそこはウサギで有名だけど
月読命が奉ってあるんじゃなかったか?
だから氷川様とは仲が悪いとかなんとか
スレ違いだなすまん



33: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 20:16:21 ID:aynt/OInO
調神社は『つきのみやじんじゃ』じゃなくて『つきじんじゃ』、
『つきのみや』は地元での愛称なんだよな

で、祭られてるのはアマテラス様とトヨウケビメ様とスサノオ様、
ツクヨミ様は関係無いんじゃなかったかな?

…と、地元と言うには遠いが…昔、公園の木の管理手伝った俺が言ってみる




28: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 16:55:46 ID:cGBlFdynO
つきのみやで降りたらどうなるんだろうな?




29: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 17:03:59 ID:ESdl0YtzO
降りたらこっちの世界に戻れなくなるのかな

夜行列車に乗ると、知らない世界に連れて行かれる気がする




30: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 18:29:50 ID:FChiOQGVO
気になるのであげ。
つきって1月2月のつき?きさらぎ駅もあるらしいし。むつき駅やはづき駅もあるのかな

35: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 22:55:52 ID:7cQbQ4kD0
見えてしまった・・・・・




36: 本当にあった怖い名無し:2009/02/21(土) 23:51:53 ID:9PD2X4on0
近いところで「きのみや」はあるんだが、あれは伊東線だしなぁ・・・

伊東線と東海道線は熱海でリンクしてるし東京方面から直通もあるが、
どんづまりは伊東及び伊豆急下田だし。 来宮は可愛い田舎だし。




37: 本当にあった怖い名無し:2009/02/22(日) 00:08:02 ID:NjBKbkm5O
なんか行ってみたいけど帰ってこられなさそうそれでも良いけど




40: 本当にあった怖い名無し:2009/02/22(日) 00:38:13 ID:Ny1rGi1t0
パラレルワールドの日本の駅を見たんじゃないか?山の奥深くに入った時に存在しない謎の村(マヨヒガ)に行ってしまうのと似てる。




41: 本当にあった怖い名無し:2009/02/22(日) 00:40:33 ID:g2R7/wkPO
もし遭遇したら降りたい
絶対降りる



43: 本当にあった怖い名無し:2009/02/22(日) 11:10:34 ID:Rm4zKF8WO
降りたら還って来れないよ…




44: 本当にあった怖い名無し:2009/02/22(日) 11:40:57 ID:q+JJdyvYO
降りてみたい気がしないでもないが住人がみんな2メートルだったら嫌だ




45: 本当にあった怖い名無し:2009/02/22(日) 19:40:24 ID:aHWLyMxF0
きさらぎ駅に行った人は今どうしてるんだろうか。
釣り宣言も何もなかったから気になる


49: 本当にあった怖い名無し:2009/02/22(日) 23:49:56 ID:jD24FhtIO
行ってみたいが行き方がわからんな。



50: 本当にあった怖い名無し:2009/02/23(月) 00:13:47 ID:adQaiON2O
夜行列車にのりまくる




54: 本当にあった怖い名無し:2009/02/23(月) 19:49:23 ID:TeAj8jI2O
>>1
尾張星の宮に信号待ちのため臨時停車。
普段夜行は停まらない駅だから薄暗い。
そのため駅名を見間違い。
窓から見えた摩天楼は名古屋駅前のセントラルタワーズ。


56: 本当にあった怖い名無し:2009/02/23(月) 22:05:19 ID:Nz2D15dG0
>>54かなあ・・・・
なんか見間違いかもしれないけどもしかしたら・・・・・・・・・




55: 本当にあった怖い名無し:2009/02/23(月) 21:12:35 ID:G6AEiA/RO
ここまではっきりと解答が出るものなのか
自分は鬼太郎の幽霊列車や千と千尋の列車の影響かと憶測してたのに
ちょっと感動した
あとは人影だけど、現地の様子がわかったら割と簡単にはっきりするかもしれないな
創作じゃないかぎり




57: 本当にあった怖い名無し:2009/02/23(月) 22:09:46 ID:yMmcY4OGO
尾張星の宮は城北線の駅じゃん。信号待ちの為にわざわざ枇杷島から城北線に入るの?



58: 本当にあった怖い名無し:2009/02/23(月) 22:12:52 ID:yMmcY4OGO
>>57
あっ臨時が抜けてた。

>臨時でも信号待ちの為にわざわざ枇杷島から城北線に入るの? に訂正



60: 本当にあった怖い名無し:2009/02/24(火) 02:26:35 ID:KNUEy+yQO
考えられること。

1.尾張星の宮駅に臨時停車
城北線だから路線が違うが駅が見えていた。
2.運転士交替のため信号所に停車
時刻表に載らないから謎の停車となる。
3.黒い人影は運転士。
身長は錯覚。少し身長の高い運転士だった。
4.豊橋駅に停車。
名古屋手前の大きめの駅の候補。
5.岐阜駅に停車。
名古屋を過ぎてからの大きめの駅の候補。
6.尾張一宮駅に停車。
いちのみやとつきのみやの見間違い。
7.つきのみやは居酒屋の月の雫の看板の見間違い。
8.摩天楼はセントラルタワーズ。



61: 本当にあった怖い名無し:2009/02/24(火) 15:51:48 ID:IQ4ahlEF0
>>60説得力あるなあww
でもなんか時間帯もかわったっていうレスをどっかで見た
深夜のはずなのに夕暮れみたいだったとか・・・




62: 本当にあった怖い名無し:2009/02/24(火) 16:26:32 ID:XxMXyEKJO
「こうのみや」もあるよ。




63: 本当にあった怖い名無し:2009/02/24(火) 19:22:09 ID:KNUEy+yQO
オカ板に向かない現実主義者の俺もこの話には少し興味があるんだぜ。
俺も夜行に乗っている時、停まらないはずの駅に停車されたことがあるからな。
やはり東海道線の夜行で、確か米原あたりだったと思う。
時刻表持ってれば大体の時間から場所が割り出せたと思うんだが、
あいにくその日は持っておらず、
携帯の乗り換え案内なんかもまだない時代だった。
そこが「つきのみや」だったかどうかは分からない。
ただ、薄暗い駅で電気はついていなかったと思う。




77: 本当にあった怖い名無し:2009/02/27(金) 22:59:19 ID:trMXJYi0O
これってあれじゃないか?
知多半田に伝わるうさぎ伝説。




78: 本当にあった怖い名無し:2009/02/27(金) 23:31:52 ID:0rFP/5jCO
>>77うさぎ伝説ってなに?




83: 本当にあった怖い名無し:2009/02/28(土) 10:08:42 ID:h1bgcXniO
>>78
愛知県南部の知多半田は昔からうさぎ狩りが有名な土地で、
猟師が狩りをしたうさぎを助けたときに恩返しで満月の夜に月の都で餅をご馳走になったという伝説。
餅をたらふく食べて夜汽車に乗って猟師が帰ってくると歳を取っていて、
自分が月の光で作られた影になってしまっていることに気付くというお話で、
夜汽車、月の宮、影の人、名古屋付近、というキーワードが共通するから関係するかもと思った。
あとは>>1が夜行に乗っていたのが満月の夜なら・・・・うさぎの仕業かも。


84: 本当にあった怖い名無し:2009/02/28(土) 10:18:17 ID:73UegRSTO
恩返しじゃなく復讐なわけ?




89: 本当にあった怖い名無し:2009/02/28(土) 12:05:16 ID:ajQ5Cf/CO
>>83の話がとても興味深い

キーワードが重なるね




94: 本当にあった怖い名無し:2009/02/28(土) 14:48:57 ID:mLYA5qkN0
>>83俺も半田にすんでたときに聞いたことがある・・・
あのときは笑って聞き流していたけど本当だったのかも・・




95: 本当にあった怖い名無し:2009/02/28(土) 19:41:57 ID:LtdmByT8O
>>83同じすぎるw



101: 本当にあった怖い名無し:2009/03/01(日) 01:00:09 ID:jqRAc2S6O
愛知にいるとやたら変な夢を見る
愛知ってよく風景に違和感を感じるんだよなぁ




225: 本当にあった怖い名無し:2009/03/23(月) 06:53:25 ID:lvibHk5B0
>>101
愛知はうずらが多いね。
戦国時代には御吉兆と聞き為される泣き声のためにあやかり、
その後は殿様や高貴な人の間でうずら合せなど、
時代が下るにつれ愛玩動物として飼われるようになったと聞く。

境遇が良かろうと悪かろうと運を呼び込む不思議な小鳥。
愛知にはなにかあるかもしれんね。




106: 本当にあった怖い名無し:2009/03/01(日) 20:15:45 ID:Juufp+PGO
このまえ出張でいったとき>>1とおなじようなものをみてしまった
そのときは通ったのが夕方だったのに空が真っ暗で星がかがやいてたな
またいけるものならいきたい夢かもしれないけど・・・・・




107: 本当にあった怖い名無し:2009/03/01(日) 20:16:39 ID:s0CU+f3u0
>>106
kwsk





109: 本当にあった怖い名無し:2009/03/01(日) 22:44:34 ID:Juufp+PGO
>>1071と似てるけど影が電車にのって来たんだ
後で降りるとき一応確認したけど
もちろん見付けられませんでした(笑)
乗って来たときは一両前のドアから入って来て前の車両にはいっていった
摩天楼はよく見えなかったけどなんか夜空が透き通った感じで星が凄かった




114: 本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 00:47:12 ID:X0Pt2w8z0
スレを読んで仮説を立ててみた。うさぎ伝説が残る地域は昔から満月の
日に異世界の門が開く。門が開いている時間は夕方から明け方までの間。
この時間に門をくぐった人は異世界に行く。そのため昔は神隠しに遭う人が多かったんじゃないか?俺は異世界は過去の月の文明ではないか、と思う。月面には巨大な塔があるらしいから。





115: 本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 17:15:00 ID:+naGL2pW0
>>114月に行っていたとしたら全部つじつまはあうなwww
でも月に塔なんてあったけ?





118: 本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 21:34:11 ID:kyZlXEcr0
愛知県の渥美半島を午前0時過ぎに、車で国道42号線を走っていた時のこと。

伊良湖岬灯台を目指していたのだが、300km以上走っても全然岬に着かなかったことがある。
ひたすら一直線で、迷いようがない。
途中、見覚えのあるガソリンスタンドを通過したんだが、一度目通ったときは普通に閉店しているスタンドだったのに、
その後なぜかまた通過してしまい、その時には店がえらく老朽化しており、店内に古びたイスが積み上げられいた。
明らかに廃墟になっていた。

その時点でヤバイ事になってるんじゃないかと感じたんだが、とりあえず進むことにした。
そして進んでいると、後ろにライト見えてきたので他の車が来たのだと思い、一安心。するはずだった。
夜中なので大体80km/hくらいのスピードで走っていたのだけど、だんだんと距離を詰められた。
こっちが遅いのだと思い、出せるところは100km/h位でかなり飛ばしてみたが、それでも詰められた。

これはちょっと頭のおかしいヤツが乗ってると思い、路肩に寄せて道を譲ることにした。
そして、追い抜いていく車を見ようとしたら、それは車ではなくて二つの光る玉だった。
玉がライトの高さと間隔に浮いていて、それが追い抜いていった。遠ざかる様子も、テールランプではなく2つの玉だった。
しばらくポカーンとしていたが、玉はもう見えなくなってしまったので、しばらく間をおいてから車を出した。
淡々と書いているけど、この時はもう頭が真っ白です。
でも、ヤン車じゃなくて良かったって、少し思った。

この時には午前3時位だったのだけど、未だ岬に着く気配が無かった。もう3時間も走ってたんだけど。
その後も、ひたすら走り続け、空が薄明るくなって来た6時頃にようやく岬の駐車場に着けた。
何度も通っている道なのに、あまり見覚えの無い古ぼけた建物がいくつもあったのが印象的だった。
この半島を直線で300km以上も走るなんて、ありえないのだが。

あと、この辺の話では三重の国道42号線上の謎の村の話がある。




119: 本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 21:52:50 ID:GYnlHsH90
>>118
謎の村
kwsk

>>119 
三重県の謎の村は、名古屋から熊野方面へ釣りに行った人達が多く遭遇しているようです。 
夜釣りから名古屋への帰り道、夜中の0時から2時頃に国道23号(さっき42号って書いたのは間違い)の松坂近辺でその村へ入ってしまう事があるとの事です。 
国道を走っていたはずなのに、古風な家屋が立ち並ぶ村っぽい所へ入り込んでしまい、夜中だというのに 
そこの村人はなにやら作業をしているそうです。 

で、その村人をよく見てみると、人間ではなく何だかヌメっとした人っぽい生物だったとか。 
この村に入った人は、何人もいるようで、東海地方の釣り雑誌の読者投稿欄にも載っていた事があります。 
釣り雑誌にオカルトw 
更に、この村を通過すると、時間が大幅に経過しており、正午頃になっているとの話です。 
これも経験者、皆同じようです。 

鈴鹿市辺りの鈴鹿山脈上ではUFOもやたら普通に見えるし、他の方の話を見てると、伊勢湾を囲む地域は空間が歪んでるような気がしてきますわ。 





120: 本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 21:55:38 ID:bdluDsF6O
>>118
何度も伊良湖行ってるけど、
300㎞以上は確かにおかしいね。
真夜中はそこそこ淋しい土地だろうけどね。
あの半島はそんなに長くないよね。
せいぜい数十㎞くらいかな?
ちなみに南、北どっち側?





121: 118:2009/03/02(月) 22:55:58 ID:kyZlXEcr0
>>120
道は南側の道です。
走ってもせいぜい50km程度しかないはずなんですけどね。
その6倍も走ったのは、あれ一度っきりです。
帰りは車もたくさん走ってたので、同じ道を走って帰りましたが、ガススタは廃墟状態から復活してました。
10~20年後にでも飛んでたんでしょうかね?
ちなみに半島の先までの距離が表示されている青い標識が、途中から全く見かけなくなってました。





122: 本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 23:03:33 ID:GYnlHsH90
>>121
ありがとう
時空の歪み・・・ありそうですね





124: 本当にあった怖い名無し:2009/03/02(月) 23:28:18 ID:bdluDsF6O
>>121
南ってことは、恋人岬とか、大あさり焼いてたり、
海の家みたいな食堂とかある道だよね?
あの道って、ちなみに、夜は人通りが全くないの?
まぁ、観光客で食ってる地域だから…。
ところで、伊勢湾フェリーとかって、
夜は発着してないんだろうか。
夜も航行する船があれば、そこそこ車も走るだろうし、
そうなれば、やはり時空の歪みに入り込んでしまったのかな。
以前、夜行バスで、豊橋に行こうとしたとき、
伊良湖に朝5時に着くんで、諦めた覚えがw
そんなに朝早くあんな場所につかれてもw
まさかタクシーとかもいないよね?
北側はさらに淋しい、店さえないまっすぐ道路だし…。
普通の景色に戻ったとき、
時間がおかしかったとかありませんでした?
実際に300㎞くらい走った時間が経ってたの?
それとも、本来の1時間足らず?
もしくは異様な長時間?
気になるw






127: 118:2009/03/03(火) 18:58:43 ID:ty19ga6r0
>>124
そう、恋人岬のある方です。
普段から、真夜中はあまり人は見掛けませんね。
その時は、光る玉以外の車は異常なほど見掛けなかったので、ちょっと気味悪かったですが。
他の空間に入った時の話を見ていると、大概がシ~ンとしていて自分以外の人達がいない空間に入ってるみたいですね。
この時もそんな空間に入っていたのかもしれません。
CDで音楽聴いていたので、外の静寂具合は不明。

時間はリアルタイムで6時間走りっぱなしでした。
でも、あと少しで着くだろうという想いで走り続けたら、結果的にそんなにも走ってました。
2時間経った辺りから、まだ着かないのか?と思ったのですが、光の玉に抜かれてからは妙に観念して走り続けてました。
変に曲がったりしたらいけない気がしまして。

外にも出たいとは思わなかったので出ませんでした。
景色は何度か同じ様な景色の場所を通りましたが、はっきり同じ場所だと判断出来たのはガススタのみです。
建造物が全体的に荒廃していたというか、打ち捨てられたというか、そんな感じに古びてました。

そのように何度か通ったような感じのする道をひたすら走って、普通に6時間が経過し、普通に300km以上走ってました。
特にいきなり時間がすっ飛んだとかはなかったなぁ。
いつの間にか、自然な感じに通常空間に戻っていたので、どこからが異常でどこから元通りなのか、いまいち分かりません。
でも、夜が明けてきたら元に戻ってたような気が。

あそこって、中央構造線の真上なんですよね。
何か関係があるのかな。





128: 本当にあった怖い名無し:2009/03/03(火) 22:48:06 ID:Coqxn+2S0
>>127
確かに月の宮や如月の話もそのライン上っぽいよね




65: 本当にあった怖い名無し:2009/02/24(火) 19:51:51 ID:EperPaOcO
なんかこういうのワクワクする 確か星新一のショートショート集でこんな感じの話し読んだけどね でも すごく神秘的だよね





165: 本当にあった怖い名無し:2009/03/13(金) 03:31:18 ID:vUcDaTsJO
>>65
「あみの」って駅のハナシだね。
たしかにすごく似てるねー
自分もあのハナシ好きだ


392: 本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 17:16:29 ID:EJKuFrJQ0
ショートショートの広場にあったな。
なんか名前忘れたが電車に乗ってる時見た事のない幻の駅の話を聞かされた主人
公がその幻の駅を探し続ける話。
最後にほぼ諦めがついたところでその駅が見つかった・・・みたいな流れで終わり。
うろ覚えな上に凄く端折ってるがこのネタの出所はそれだと思ってる。




167: 本当にあった怖い名無し:2009/03/13(金) 04:04:13 ID:+f5/wuOcO
ムーンライトながらは何度も乗ってる
昔のながらは、本当途中停車が多くて
深夜のホームは幻想的に見えたよな
武豊線の大府から東海道線の大垣の間の話だな
感覚的なものだけど、一度あの区間乗ればわかる


187: 本当にあった怖い名無し:2009/03/16(月) 23:26:40 ID:HdYrf3PjO
>>167
確かに東海道線の豊橋~大府あたりはそういう雰囲気あるよな~
独特な幻想世界というか、
夕方とかに一人で乗っているとどこか別世界に連れていかれそうだ。





193: 本当にあった怖い名無し:2009/03/18(水) 00:43:59 ID:C0TC2uCb0
とりあえずまとめると
愛知・静岡
いまんとこここらへんいそれっぽいのがあるってことで?




218: 本当にあった怖い名無し:2009/03/22(日) 10:57:40 ID:8sHfo0FVO
なんか完全に乗り遅れてるけどさ、300km走り続けたぁって話なんだけども、時速80kmで走り続けたとしたらだいたい3時間半ほどで到着しないか?六時間あれば500kmちかく移動できると思うんだが

すまんどうでもいいな。忘れてくれ。





219: 本当にあった怖い名無し:2009/03/22(日) 20:12:04 ID:IkeiEe5iO
>>1の光景、都会的ながらもなんかノスタルジックで幻想的で素敵だ
不思議と懐かしさで胸が締め付けられる。誰か絵にしてくれないかな
期待age




221: 本当にあった怖い名無し:2009/03/23(月) 01:23:38 ID:gOqnyU3MO
そういえば「千と千尋」でも電車とそれに乗る黒くて大きな人が出てきてた。




223: 本当にあった怖い名無し:2009/03/23(月) 03:03:07 ID:n+9Bz63kO
>>221
宮崎駿は漫画の風の谷のナウシカ(81年~)にも
影のような霊(神聖皇帝ミラルパ)を登場させてる
普通の小屋で寝ていたのに、がらんとした暗く冷たい場所に感じられ
「嫌なもの」通り過ぎていく、ハッとして起きたら
自身の馬や生活具が置かれた普通の小屋。
宮崎駿も霊体験の経験があったのかも。




231: 本当にあった怖い名無し:2009/03/24(火) 21:22:09 ID:q6DNPQb9O
常識的に考えて異次元やろ
しかし下手に行ったら時間のずれで帰還したときには何十年も経っていたりして。




236: 本当にあった怖い名無し:2009/03/26(木) 23:19:13 ID:7nxqfO/8O
先週の土曜日に浜松から名古屋まで東海道線に乗りにいってみた。
夕方だったが>>1が書いてるような雰囲気はたしかにあったな。
あの辺りは気持ちが落ち着くし、急に不思議な光り輝く街が現れてもおかしくないんだよなぁ




238: 本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 00:36:13 ID:Smow1iYMO
実際どうなのよ、>>1の話しって、現実なのか、夢なのか・・・




239: 本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 01:04:54 ID:c431ujtdO
>>238
>>1が見たのは20年後の街の姿だな。
首都機能移転で首都が東京から浜名湖や岐阜あたりに遷都する計画もあるらしいし。
そうしたら東海地方の片田舎に突如としてメガロポリスが出現しても不思議ではない。
霊感ある人は昔の街の姿を見ることがあると聞くが、その逆で未来が見えたケースだな。
 

248: 本当にあった怖い名無し:2009/03/27(金) 23:09:21 ID:YhPwcjXkO
西武新宿線鷺ノ宮駅の間違いだろ




249: 本当にあった怖い名無し:2009/03/28(土) 00:49:43 ID:/YRCABgFO
実際に存在する候補駅。

・かものみや(東海道線)
・きのみや(伊東線)
・ほしのみや(城北線)
・いちのみや(東海道線)
・さぎのみや(西武線)

こんな感じか?





250: 本当にあった怖い名無し:2009/03/28(土) 01:24:17 ID:/YRCABgFO
追加です。

・こうのみや(名鉄線)

忘れてた・・・orz




251: 本当にあった怖い名無し:2009/03/28(土) 07:57:50 ID:u1qYCrG30
ふじのみやもな。



252: 本当にあった怖い名無し:2009/03/28(土) 10:39:16 ID:/YRCABgFO
にのみや(東海道線)
もあったお。




254: 本当にあった怖い名無し:2009/03/28(土) 11:16:07 ID:Qnwv/bcFO
にしのみや(阪急)
もね



257: 本当にあった怖い名無し:2009/03/29(日) 22:29:42 ID:W61s04Gy0
やっぱ愛知だったらいちのみやだろ



269: 本当にあった怖い名無し:2009/03/31(火) 13:34:33 ID:++U7eAHMO
田都線のつきみの駅かとオモタ。




297: 本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 03:39:57 ID:zJCdAZPAO
周辺一体の闇が建築物の光りで蜃気楼のようにぼんやりとうきあがってみえる。
その様は闇夜に浮かぶ月のように幻想的なのである。
街の中心には御羽佐輝命(オウサギノミコト)と言う神がいて街の平和をまもっている。
この神様がこの地に来る前は闇と言われる、人ではない人のようなもの達が多くすみ、人を闇に隠したりして人々を困らせていた。
ある時、人間が闇夜を照らす月に祈祷して月から神を招いた。
しかし月の神は、私は月を守らなくてはいけない。ながくこの地にいることはできない。
と言われた。
話合いの結果、眷属のウサギを地にやり、闇達を見張る、時々月の神もおりてきて地をまもると言うことになった。
闇と言われる者達は月の神の眷属となり、自ら進んでは悪さをしなくなった。そして闇とウサギ達が住む街となったのである。
いつしか、ここを月の宮と呼ばれるようになり、月と地を繋ぐ道となった。しかし月と地球は時間軸がすこし異なるため、月の道を使うと時間軸がすこしの間だけ歪んでしまうのである。

闇退きつ、月の宮。



301: 本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 12:01:57 ID:air04/tQO
>>297
(・∀・)カコイイ!



296: 本当にあった怖い名無し:2009/04/03(金) 13:36:56 ID:ZKsMWSg6O
ここ見て思い出したんだが、自分も同じような経験したことある
つきのみやじゃなくて、きたぎという駅だったはず
きさらぎの見間違いかも知れないけど



298: 本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 04:23:00 ID:vfp6IjeQ0
>>296
kwsk



302: 296:2009/04/04(土) 14:58:40 ID:Qk7GWyKWO
>>298
夜行じゃなかったんだが、夜遅くなって他に誰も乗ってない電車だった時、目が覚めたら電車が知らない駅に停車してた。
駅は6時ぐらいの薄暗さで影が2、3人歩いてて、消えそうな白い電灯がぶら下がってた。摩天楼は見てない。
駅名を探したら「きたぎ」って書いてあった。
その後は普通にいつもの帰り道だったのを覚えているし、「きたぎ」で慌てて思わず席を立った記憶もあるから夢とは思えないんだが。

夢だとしても、数人が共通性のある夢をほぼ同じシチュエーションで見てるのって不思議だよね……
ちなみに@三重です


307: 本当にあった怖い名無し:2009/04/08(水) 17:08:20 ID:kXkCBHBe0
エニグマスレに寝台列車で似たような話があったなぁと思って探したら
あったので一応転載してみる。長いので少し編集

339 :本当にあった怖い名無し :2007/02/13(火) 18:18:29 ID:FtLb3o5XO
寝台列車「北斗星」で札幌駅へ向かう途中のこと
ゴォーという騒音で寝呆け半分で目を覚ますと、どうやら青函トンネルを通過中のようでした。
しかし、いつのまにか寝ていたらしく、あまり記憶にはありませんでした。
次に起きたときはパッチリと目が覚め、携帯を見ると3時29分。アラームが鳴る1分前でした。
どうやら列車は停車しているらしく、カーテンを少し開けてみるとホームのようで、柱には函館の文字が。
『予定より早い?』と思いつつ部屋から出ると、廊下はシーンと静まり返っていて、人の気配も感じられませんでした。
とりあえずデジカメを持って車外へ出ると靄のような霧のようなものが立ちこめていました。

346 :本当にあった怖い名無し :2007/02/14(水) 08:43:33 ID:2C+mWXw8O
私は機関車の連結を見るために最後尾までホームを歩きました。
途中、ロビーカーの辺りを歩きながら横目で室内を見ると中には誰もおらず、蛍光灯の光もどこか寂しげな感じがしました。
『そういえば自分以外の人たちは降りてこないのだろうか?』ふとこんな疑問が頭をよぎりました。
ロビーカーを過ぎて寝台車の窓を、少し遠慮がちに眺めながら歩きましたが、みんなカーテンを閉めていました。
何両分か歩いて、ふとホームを見渡したのですが、自分だけのようでした。



347 :本当にあった怖い名無し :2007/02/14(水) 08:59:23 ID:2C+mWXw8O
靄が相変わらず邪魔をしてなかなか最後尾が見えません。
と言うより、最後尾までがやたらと長く感じました。『こんなに長かったか?』辺りが靄に囲まれてるせいもあって、幻想的で少し不気味な感じがしました。
靄がかって誰もいない静かなホーム。
『みんなどうしたのだろう…全員とまでは言わないが、私と同じような人が数人いてもおかしくないのに』少し不安になりました。
―ピッ、ピーッ―
そのとき、甲高いホイッスルが2回、静かなホームに響きました。



308: 本当にあった怖い名無し:2009/04/08(水) 17:11:18 ID:kXkCBHBe0
351 :本当にあった怖い名無し :2007/02/14(水) 09:43:21 ID:2C+mWXw8O
私があたふたしていると、―ピーーッ!―
今度は一回だけホイッスルが鳴りました。
『発車だ!』
私はそう直感し、一番近い最後尾“だった”車両に乗ろうとしましたが、その車両は客車ではなく、発電のため?の車両だったので、その次の車両に飛び乗りました。
ホームのベルが鳴ったかどうか記憶には無いのですが、乗って間もなくドアが閉まりました。
とにかく部屋へ戻ろうと思い車内の廊下を歩きました。
歩きながら『何か変だ』と不安な気持ちになり、揺れのせいでふらつきながらも早足で部屋へ向かいました。

352 :本当にあった怖い名無し :2007/02/14(水) 10:09:07 ID:2C+mWXw8O
誰にも会う事無くロビーカーまで来たときに、ドアの向うに人の気配を感じました。
『また誰もいなかったらどうしよう』
そんな考えが頭をよぎりました。
私は霊感とかは全く無いので霊的な気配は感じませんでした。ただ、人の気配があるだけです。
ロビーカーを通らないと部屋へは戻れないので、思い切ってドアを開けました。そこには沢山の人がいて、楽しそうに雑談していました。
309: 本当にあった怖い名無し:2009/04/08(水) 17:12:17 ID:kXkCBHBe0
353 :本当にあった怖い名無し :2007/02/14(水) 10:29:54 ID:2C+mWXw8O
時間はまだ4時です。
『こんなに朝早く?』と思ったのですが、人がいてくれたという安心感がありました。
私がそのままロビーカーを通過しようと次のドアまで来ると、それまでのざわめきがピタリと止み、後ろから男の低い声で『おい!』と声を掛けられました。
それまでの不可解な出来事のこともあり、一気に恐くなり走って部屋へ戻りました。
部屋の前まで来ると、急いで暗証番号を押し、中に入りました。




355 :本当にあった怖い名無し :2007/02/14(水) 10:51:46 ID:2C+mWXw8O
私は、時折誰かが部屋の前で立ち止まり、耳をドアに押し付けて様子をうかがっている気がしました。何となくそう思ったのです。
札幌駅で部屋から出るのは恐くてたまりませんでしたが、何事もなく車外へ出ることができました。
他の乗客達もみんな楽しそうに降りてきました。
沢山の人がいたので、ロビーカーにいた人達は発見できませんでした。
ホームの階段へ向かう途中ロビーカーの横を歩き、ふと中を見るとソファの上に手袋が片方だけ置いてありました。




310: 本当にあった怖い名無し:2009/04/08(水) 18:08:53 ID:Y7lZtmZI0
似てねえだろ。
昨日夜新幹線乗って愛知あたり通ったが、特になにもなかったな

眠くてうっすら寝てたら、変なビルは見えたけど




319: 本当にあった怖い名無し:2009/04/13(月) 06:07:00 ID:dREDYs3+O



320: 本当にあった怖い名無し:2009/04/13(月) 09:39:35 ID:kvACuV9M0
>>319
三枚目がすばらしい



322: 本当にあった怖い名無し:2009/04/13(月) 16:04:07 ID:ZWxnpJpO0
enigmaまとめスレでこんなん見つけた




655 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :01/12/19 22:34
祖父の話。
いつも乗る電車で居眠りして乗り過ごした。
降りたらそこは全くしらない駅。
(ちなみに隣の駅も。)
異な事だ、と驚いたが
常に持っていたカメラで駅や周りの景色を撮ったのだそうだ。

そこからの記憶がまったくないまま目がさめると、
そこは自分の乗り降りする駅だった。

写真を現像してみたが、白い渦巻きのようなものや
青い筋のようなものが写っていただけだったと言う。





331: 本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 19:57:14 ID:XAeTqV9jO
今日つきのみやって駅に行く夢見ました。
電車に乗ってて、私の周りはみんな黒い影みたいな人達。
電車がつきのみやって駅について、周りにいた人達みんな降りてました。
その時私は、よくわかんないけど「絶対降りたら駄目だ」ってすっごい強く思ってた。


それで電車が発射して、発射した時に目が覚めました。
起きた時は気分爽快って感じで、「あの夢はなんだったんだろう」って思ったけど、そんなに深く考えませんでした。


この掲示板見つけてびっくりしたから書き込みました(´・ω・`)。
つきのみやの風景は、なんか黄色っていうかオレンジっていうか、すっごい綺麗な夕日が出てる感じ。
昭和30年代の東京みたいな←ALLWAYS3丁目の夕日w
レトロな感じで綺麗でした(´・ω・`)。
ついでなんですけど、私よく正夢見ます(´・ω・`)。
てか見る夢のほとんどが正夢ですorz。
住んでる場所は秋田です。


東海?のほうに行く機会とか全然ないです。
でもおばあちゃんの兄弟や親戚はみんな名古屋に住んでいます。
何か関係あるんですかね?





333: 本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 20:41:19 ID:ym61we1aO
>>331
なんか進展きた!
もしかしたら、冠婚葬祭か何かで近々名古屋に行く事になるのかもしれないね。




371: 本当にあった怖い名無し:2009/04/26(日) 03:36:27 ID:rhgGpynDO
一瞬月宮あゆスレかと思って開いた俺が
スレを見ているうちに一つ思い出した事

つきのみやと関係あるかはわからないけど
消防の頃、電車に乗る体験学習かなんかで
迷子になって変な駅に降りた事がある。
昼間のハズが、降りたら夕暮れ時で
駅のホームから見える村みたいな風景が凄い印象的だった。
どうやって帰って来たかは覚えて無い。
なんか太ったオバチャンに親切にして貰ったような気はする……

記憶曖昧で、もしかしたら夢だったのかも知れないけど
一応役に立てたらと思って書き込んでみた。

携帯なんで文章読みづらくかったらスマソ





373: 本当にあった怖い名無し:2009/04/26(日) 10:02:54 ID:Nltkh1V30
>>371
お住まいはどちらですか?
あと、村の建物とかどんな人が居たか等kwsk




375: 371:2009/04/26(日) 18:00:52 ID:rhgGpynDO
>>373
住んでる所は東京寄りにある千葉県のベッドタウン
小学校の体験学習だから、あまり遠くには行ってないと思うんだ

村の雰囲気は、如何にも村って感じで
茅葺き屋根の平屋がポツンポツンとあった気がする。
人はそのオバチャンの他にも何人か居たはずなんだけど
あまり気にしてなかったから特に変な格好はしてなかったんだと思う。
オバチャンも多分普通の服装だった。

駅自体は田舎の駅にしては広かったような気がする。
でも駅員は居なかったかも。




335: 本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 22:01:10 ID:9uX+U8Qa0
これだけ目撃証言があるんだからきっとあるんだろうなぁ




381: 本当にあった怖い名無し:2009/04/27(月) 12:23:14 ID:WlUEQ4e40
つきのみやって死者の行く場所でしょ?
満月の日に乗り物が死者を月まで運ぶんだよ。









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703:本当にあった怖い名無し:2010/02/16(火) 04:39:41 ID:jZoC6XSv0

つい先日ガチで怖い目にあった。
ちなみに自分は大学生で、
昔都内なのに築50年くらいの立派な日本家屋に住んでた幼稚園生の頃に、
毎晩のように金縛りに遭ってた(嫌ではなかった)以外、何の霊経験もないし、幽霊見ることもないです。

703:本当にあった怖い名無し:2010/02/16(火) 04:39:41 ID:jZoC6XSv0

1月の終わりの日曜だった。
彼女とのデートが成功裏に終わり、テンション高めで帰宅した。
俺は今アパートの二階に住んでるんだが、そこに洗濯物を干せる程度のスペースのベランダがある。
帰ってすぐに風呂行って寝ようと思ったんだけど、
ふと窓の外のベランダに目を向けたら、見た目普通のおばさんがいたわけね。
スーパーの安売りだったり八百屋の軒先にいそうな、至って普通の。
ただ表情は、最初から最後まで無表情だった。何の感情も読み取れないくらい。
まぁ自分の部屋だし明らかにおかしいんだけど、テンション高いせいか、
窓開けておばさんに「何してるんですか?何か用でもあるんですか?」って言っちゃったわけ。
対応ミスったwwwとか思いながら何言おうか考えてたら、
そのおばさんが、急にグッと俺の腕を掴んで来て引っ張ってきた。
意味わかんなくて何も言えずた、その場から動かないくらいに抵抗してた。

それで、なんとなく瞬きしたんだよ。
そしたら、おばさんの後ろにある光景がとんでもない事になってた。
いつもなら、アパートの2階から前の道路が見えるんだけど、なぜか知らんマンションのベランダになってる。
それも、十数階建てのマンションの高い位置のベランダ。
自分の部屋はいつも通りなのに、おばさんがいるベランダからが異常だった。



704:本当にあった怖い名無し:2010/02/16(火) 04:41:14 ID:jZoC6XSv0

知らない町並みが見えるんだけど、特に何も動いてなくて音も何もしない。
風とか空気の流れ(エアコンの室外機とか換気扇とかの、人工的な風みたいな?)も一切感じられない。
なんだか、目の前のおばさん以外が写真みたいだった。

んで、さすがにヤバイというか怖いと思ったんで、おもいっきしおばさんに掴まれた腕引っ張った。
すると、別におばさんの力が増して引きずり込まれるわけでもなく、あっさり手が離れて、
気づけばベランダの異常も元に戻ってた。
で、時計を見たわけ。
俺が帰ってきたのは10時28分だったんだけど、(帰ったら時計見るのが習慣なので間違いない)
事が過ぎてからなんとなくもう一度時計みたら、見た瞬間に27分から28分に表示が変わった。(デジタル時計ね)
どう考えても一連の出来事は数分間あったはずなのに、なぜか時間が進んでないどころか若干戻ってる。
時計が壊れてるわけでもない。マジで背筋凍った。

まぁ話はこれくらいで、あれからしばらく経つけどおばさんに再び会うこともないし、
日常で不幸があったとか、なんとなく調子が悪いみたいなことも全くありません。
大家さん(親戚)には話すべきなんだろうか・・・

あのおばさんとあのベランダ。あれは誰でどこだったんだろうか。
そして、俺んちのベランダはどこへつながっているんだ・・・







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235:本当にあった怖い名無し:2009/09/26(土)16:34:02ID:FBKEEcIO0
小学校5~6年のころ、女の子の転校生が来た。
俺の近所に引っ越してきたから、自然とつきあいが多くなった。
妹同士と母親同士がかなり仲良くなったので、家族づきあいもそれなりに。

その一家が越してくるまで俺は不思議体験には縁がなかった。今もない。
しかしその転校生と一緒にいるときだけ、妙なことが結構起こった。
不思議呼び寄せ体質とでも言うんだろうか。

例1
二家族でキャンプに行ったとき。俺と転校生は土産物屋を見ていた。
土産物屋の店員が商品を補充したりしていたが、なんかおかしい。
周囲は普通に見えるのに、店員の姿だけが少しブレて二重になっている。
残像のように見えていたが、ブレたほうの像は本体とは少しだけ違う動きをしている。

店員が床にいた虫を踏みそうになったとき、本体は踏んでいたが、ブレた像は回避していた。
転校生曰く
「店員みたいな人はたまにいる」。
ブレた像は、本人が意識した行動らしい。
転校生の伯母もたまにそういうふうになるとか。
テーブルなどから物が落ちると、本体より先にブレた像が手を伸ばすらしい。



237:本当にあった怖い名無し:2009/09/26(土)16:36:16ID:FBKEEcIO0
例2
双方の両親が集会か何かに出かけていて、子供だけで夜に留守番。
2人でテレビゲームをしていた。妹たちはたぶん寝ていた。
外で車の音がしたから、帰ってきたのかと思ってカーテンを開けてみたところ、明らかに昼間の空が見えた。

車は非常にゆっくり家の前を通った。
今思えばオートマ車のクリープ現象くらいの速さか。
オープンカーで、乗っているのは大人の女ようだがアスペクト比がおかしい。
体の幅はたぶん普通だが、身長は余裕で2メートル越えてたと思う。
頭もコーンヘッドみたいに異常に縦長。
先端にちょこんと麦藁帽子が乗っていた。

水頭症みたいではなく、顔も縦に引き伸ばされていた。
俺の顔を見て金魚みたいに口をパクパクして、不気味。
転校生が
「目合わせないほうがいい」
とカーテンを閉じた。

例3
図書館でたまたま転校生に会って、話の流れで借りた本を見せたとき。
本のなかから、深緑色でラメみたいに光る薄いリボンのようなものがスルスルとでてきた。
床に落ちると結構な大きさに広がった。縦横が最大で1メートルくらいはありそう。
形を変えながらスルスルと床の上を這って、大きい本の棚のあたりまで移動した。
そして先っぽのほうからまた細くなって、本の間に入っていった。

他にもあったが、このスレで言うところの時空系とかが多い気がするから目新しくはないだろう。
転校生は、父親が転勤族らしくて中学卒業の頃にまた引っ越した。それ以降は平凡で平和。
妹同士は文通していて、最近はメールでやりとりしたり会ったりしているようだ。

妹から聞いた話では、転校生は何度彼氏を作っても長続きしないらしい。
たぶん彼氏たちは変な体験に耐えられないのだと思う。



241:本当にあった怖い名無し:2009/09/26(土)19:45:18ID:y0cxy9AN0
>>237
時空系なら
>>http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1241932424/

この過疎スレに投下してやってくれないか?

パラレルワールド系ならば
>>http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1249601608/



242:本当にあった怖い名無し:2009/09/26(土)21:08:41ID:XlmeG090O
>>241
スレチでもない良質なネタを他スレに引っ張らないでくれ('・ω・`)



244:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)00:49:52ID:/ZHxQoR/0
>>235
新鮮、そして不思議だ・・・。
他の話も聞きたいです。



246:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)02:31:52ID:6elD19ow0
>>244
じゃあ、もう少し。

例4
俺と転校生をふくめ、近所の子供数人が集会所の一室にいたとき。
その部屋には窓が2つある。窓ガラスは計4枚。

大した遮蔽物がないので、普通に外の景観が見える。近くの林と田んぼと空くらいだが。
窓のほうを見たら、ガラスの1枚から見える風景だけ色が変だった。
空が黄土色。林や田んぼも、何色だったかは覚えていないが変な色。他のガラスからは普通に見える。
誰か他の子供も異常事態気づいて、そいつが窓を開けようとしたら、色はもとに戻った。

例5
冬場。転校生を含めた数人の同級生と遊んでいたとき。
誰かの家に遊びに行って、コタツに入った。
長方形の掘り炬燵で、長辺の席には2~3人並んで座れる。
俺と誰かが並んで座ったが、コタツの中が変。
覗き込んでいないからどうなっていたのかはよく分からないが、温かい液体があった。

足首くらいの水深だったんじゃないだろうか。液体はちょっとトロトロしていた。
他の辺に座っているやつは普通にしていたから、俺たちの座る場所だけがおかしかったようだ。
結構すぐに足を抜いた。隣の奴は、足を抜くとき、魚か何かが足をかすめていった感触があったらしい。
足を出してから中を見たら、普通の赤外線式の掘り炬燵だった。
足についた液体は透明。ものすごい勢いで乾いた。イカみたいな匂いがした。



247:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)02:33:54ID:6elD19ow0
例6(テンプレ時空話)
転校生の家に回覧板を届けに行ったら、転校生が出た。
俺が帰るときに、転校生も用事があったみたいで、一緒にお宅を出た。
すぐには気づかなかったが、文字がすべて鏡文字になっていた。
たしか、道路に書かれている「止まれ」が鏡文字だった覚えがある。

不安になりはじめていたら突然遠くでサイレン(?)が鳴り始めた。
消防車のようなサイレンではなくて「ピールルルルルル」みたいな高い音。
急いで同級生の家に引き返し、次に玄関を開けたら普通の地元に戻っていた。

例7
橋の下から、孔雀の尾羽のような色をした大型犬のような生き物が現れた。
一緒にいたやつの靴に興味を示して、舐めたり軽く噛んだりしてくる。
拒否するとトンビみたいな声を出して牙を見せる。たぶん唸って威嚇しているつもり。

靴を片方脱いで与えたら、また橋の下に帰っていった。
橋をのぞいたが、その犬のようなものの姿はなかった。

パッと思い出せるのはこんなところ。それでは。



245:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)02:12:16ID:wTF0LmRF0
シリーズ物はもうたくさんです



248:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)02:34:37ID:6elD19ow0
>>245
すまん。これ以上は書かんので。



249:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)02:42:48ID:f26i4hoGO
興味深過ぎる
その転校生の子何者なんだよ興味深過ぎる



250:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)04:17:11ID:EV+feItl0
>>248
その子自体が「次元ズレ」「時空ズレ」?的存在だよね。
ほんとうに面白い。
その子は今どうしてるの?



252:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)11:17:36ID:RvIMFq7R0
>>246
イカくさい液体って…
それはともかく、よその家をお宅というところに育ちのよさが見えるよね。
面白かったよ。



253:本当にあった怖い名無し:2009/09/27(日)23:30:47ID:sk4jRtcK0
>>248
ほかのスレ向きの話題を思い出したら
アンカーつけて教えてくれ。

このスレに沿った話を思い出したら
もっと書いて。



254:本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月)01:15:32ID:dkRwUDUO0
>>237
乙ですた、リク応答ありが㌧
君なら新たな彼氏に立候補できるね、私も推薦します



255:本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月)01:50:10ID:P1g7SDZn0
>>235
オブリビオンってPCゲームやってる時に、MOD(改造プログラム)の組み込みに失敗して、データが壊れてあるキャラの近くに行く度に画面がいろいろバグった状態になった時のことを思い出した。

その転校生自身が、現実世界の物理法則のバグというか、データエラーみたいな状態になっちゃってたのかもなあ。



256:本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月)02:00:52ID:NDuIpi7F0
>>237
>例2
でかい女を見たとき、「ぽぽぽ・・・」と変な声が聞こえなかったか?
八尺様を連想したんだが。



257:本当にあった怖い名無し:2009/09/28(月)02:19:53ID:B8O9grT/O
xxxHOLiCにでも出て来そうな話だな…
すごいめちゃくちゃ怖いけれど興味深い

「物理法則のバグ」って感覚がなんというか非日常過ぎて怖くて不安な気持ちになる






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5億年ボタンとは、週刊SPA!で連載されていた菅原そうたのCGマンガ作品『みんなのトニオちゃん』に登場する話のネット上での俗称。

正式なエピソード名は「アルバイト(BUTTON)」。

さらに正確に言うと2001年に発売された週刊少年ジャンプの増刊(GAG Special 2002)に掲載された『BUTTON A PART TIME JOB』という漫画を『みんなのトニオちゃん』の単行本に収録する際に、キャラクターの造形と名前が差し替えられたものである(話の筋は全く同じ)。

因みに5億年というとピンとこないが、地球で言うと古生代カンブリア紀あたりで、ゴンドワナ大陸の誕生とか、ロディニア大陸の分裂とか、貝類・陸上植物・巨大恐竜の出現とか、カンブリア紀型動物群が進化を始める頃から現代までがだいたい5億年。

[引用/参照/全文:ニコニコ大百科(仮)]

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692 :本当にあった怖い名無し:2012/04/11(水) 04:30:19.68 ID:+XbcM/6bO
流れ変えますが、
前世?ってゆうか、卵子?の時の記憶に思えるようなもの?が幼い頃からあります。

拙い話ですが、聞いていただけると幸いです。

そこは、まるで小学校の先生が答案に書く、花丸が視界いっぱいに広がる場所でした。

そこに、よくわからんのですが、うさんくさい指令塔みたいなオッサンがいたんです。

693 :続き:2012/04/11(水) 04:34:23.65 ID:+XbcM/6bO
「はい、次のだよ~」なんて飄々とした語り口で指示を飛ばしてる。
そしたら、女性の声で「4、5、ぐらいです」などと数字のオペレーションが流れ出す。
んでしまいには「合いませんでした。」と、その女性の無機質な声が流れる。

そしたらオッサンは「んじゃ~まあ、次」っていとも平気そうに答える。

それを、何度も何度も繰り返し見た記憶があるんです。
花丸は時々ぐるぐる廻ったり、高速で丸の間隔が狭くなったり変化してた。

その時の雰囲気は、自分という概念というものがない感じだったんだけど、
かなり長い時間を過ごしてるみたいで「もう、無理ならいいじゃん…」と諦めていたフシがある。

なんか、よくわかんないんですどね。
続く

694 :続き:2012/04/11(水) 04:37:55.46 ID:+XbcM/6bO
そして、ある時オペレーションが「9、9、9」と唱える時が来たんです。

その時、急に目の前が明るくなってきた上に、さらに感情が溢れてきて
「えええ~もう!?もう出番なの?!また繰り返すの!?」って焦り出した記憶がある。

んで、しまいには「あーあ、嫌だなまた生きるのめんどくさい…」とため息まじりに呟いて、そこで記憶終了。

かなり謎なんですけど、女の人の声が最後まで冷静なのが妙に癪にさわった記憶まである。





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572 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/10/16(金) 12:25:17 ID:oBMalUeI0
時空話になるのかな。もしかしたらオカルトじゃないかもしれないけど許してね。
去年のお盆のことだ。
帰省していたときに近所の従姉と会い、世間話をしながら一緒に歩いて帰った。
俺にとっては久々の帰省で、少し地元の風景も変わっていた。
川原の廃工場がなくなって、ステンドグラスのついた祭儀場みたいな建物になっていたりとか。
話の流れで、従姉に川原の廃工場がいつ取り壊されたのか聞いてみたら、
「工場は今もそのままだ」
という。
どうも俺と従姉の認識が噛み合わないので、工場を確認しにいくことに。
工場のあるはずの場所には、俺が見たとおりの建物があった。
地元民である従姉が工場の建て替えに気づかないはずがない。
よく見るとその建物もおかしい。
俺が地元を離れたのは2年程前なので、新しく作ったならまだそれなりに綺麗なはずだが、見るからに築10年は経っている。
謎の建物の入り口はガラスのドアだった。
さすがに侵入する気はなかったが、少し中を覗き込んでもいいかと思い、建物に近づく俺たち。
中はロビー風になっていた。ステンドグラスがあるのは奥の部屋らしい。
ロビーのソファに20代前半くらいに見えるスーツ姿の男がいて、ペットボトルのお茶を飲んでいた。
青年は俺たちに気づいてドアを開け、にこやかに
「自分は仕事があってここに来た。君たちはこの町の人かな」
のようなことを言う。
爽やかな好青年っぽい雰囲気だったが、俺たちが地元民だと言ったとたん豹変。
俺と従姉を建物内に引っ張り込み、奥につきとばした。
以後の青年の態度は電波すぎる。覚えている発言を箇条書きにする。

・穢れた民族の末裔め。
・眼鏡は穢れた者の証。(俺のこと)
・ガリガリなのは穢れた者の証。(俺のこと)
・スカートは穢れた者の証。(従姉のこと)
・青と黒の服装は穢れた者の証。(従姉のこと)
・空が曇っているのは穢れたお前たちが訪れる予兆。空を返しなさい。
・お前たちから穢れたチョウの血を感じる。(チョウ?蝶?朝鮮?)
他にも言っていただろうが覚えきれないし、どのみち電波で意味不明だ。
逃げようとすると攻撃された。
「ひざまずきなさい!」
とキレる青年に、俺は殴りとばされ、従姉は腕をひねりあげられた。
そのとき、閉じたドアにまとわりつく黒い蝶を見て、青年は従姉をビンタし、俺を蹴って外に出ていった。
青年が
「貴様だけは許さん! ひざまずきなさい!」
と叫びながら蝶を追いかけている間に逃げた。
翌日、おそるおそる工場跡を見にいったが、そこにあったのは謎の建物ではなく見知った廃工場だった。
地元の幼馴染にも廃工場と謎の建物についてちょっと訊いてみたが、謎の建物を見たやつはいない。

青年はただの電波男だったのかもしれないが、穢れたチョウの血がどうのという発言だけ少し気になる。
地元には『お盆になると先祖が虫の姿をとって帰ってくる。だからお盆の時期は虫を敬え』という風習がある。
どんな虫かは死者個々人で違い、俺と従姉の共通の祖父の場合は、カラスアゲハだ。
だから何だよ、って話かもしれないが、穢れたチョウの血というのはもしかして祖父の血のことか?
そしてあのときドアにまとわりついて結果的に助けてくれた蝶は、祖父だったのかもしれないと思う。
ちなみに親戚はみんな日本人。弥生時代の渡来人の血くらいは流れているだろうけどね。

578 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/10/16(金) 13:20:23 ID:oBMalUeI0
>>575
何の仕事かは言ってなかったし、俺も訊かなかったから分からない。ごめん。
建物の雰囲気としてはこんな感じだったと思う↓。セレモニーホールによくあるタイプ。
http://www.ceremonyhall-hagi.com/image/hagi-gaikan.jpg
ただ結構ステンドグラスが目立ってたから、教会なのかもしれないが。

587 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/10/16(金) 19:19:50 ID:oBMalUeI0
>>580
俺は電波が言うとおりのガリガリ眼鏡だけど、それにしたって相当なもんだろうね。
殴られて体が浮いて、漫画みたいなあざになった。従姉も少し関節を痛めた。
事件現場が普通の場所だったら即警察に通報するレベル。
>>581
あらためて話すようなネタもないんだ。
暴力的でイミフな異次元(?)体験だった、という程度だから。
あの建物はいかにも現代風の祭儀場っぽかったから、
「昔は廃工場の場所にセレモニーホールがあって…」
みたいな時間トリップ体験や幽霊話ではないだろうしね。







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108 :1/6:2013/06/25(火) 09:31:30.69 ID:n5Mg9yKf0
流れを読まずに投稿して申し訳ありません。
過去ログを読んでいて、似たような体験をした方がいたようで、ふと書き記しておきたくなったのです。
創作乙といわれるのを覚悟で書きます。どうぞご容赦ください。

これまで3回ほど異世界に行ったことがあります。(あそこが異世界とするならば…)
1回目は多分、9歳か10歳のころ、2回目は23歳のころ、3回目は10年前の36歳のころでした。
あの世界に行くのはいつもきまって、私生活がぐちゃぐちゃになった時でした。

1回目の時は、学校で激しくいじめられ、さらに家庭が崩壊していました。父と母は毎晩のようにケンカしていました。
そんなケンカを見るのがいやで、テレビも見ることもできず、いつもすぐに布団に入っていたものです。
ある日、目を覚ますとまだ夜で、
何を思ったのか、誰かに呼ばれたか覚えていなのですが、外にふらふらと出ていました。
そこから記憶がなく、いつの間にか見知らぬ森を歩いていました。
うっそうとしたジャングルみたいだと子供心に感じてしました。
いつの間にか夕方みたいな時間帯になっていたのですが、眠いこともありぼーっとしていました。
何時間さまよったかわかりません。ほんの数十分くらいかもしれません。

ここからまた、記憶があいまいなのですが、その森で老婆に会い、彼女の家へ連れられていったのです。
そこは小さな集落でした。
東南アジアの山奥の村のような感じの昔ながらの生活をしているようで、電気製品などはありませんでした。
ぼーっとしている私を、老婆の家族は暖かく迎えてくれました。
老婆はきれいな人で、よく外国人がしゃべるような片言の日本語を話していました。
家族は、老婆の息子か娘の若夫婦と、その子供たち5人がいて、とても元気がよくて、私とすぐ仲良くなりました。
暖かい家庭を知らなった私は、夢中ではしゃぎまわった覚えがあります。
いつまでもここにいたいとも思っていました。
3日間くらいそこにいたでしょうか。
子供たちに呼ばれて、家の外に出ようとした瞬間、私は元の世界に戻ってしまったのです。
あたりは夜で、私は家の玄関あたりにぼーっと立っていました。

109 :2/6:2013/06/25(火) 09:32:13.26 ID:n5Mg9yKf0
後ろから母親に「なにやってんの!」呼ばれ、ビクッと驚いたのを覚えています。
私がむこうの世界に行ってから時間がほとんど経っていないようでした。
普通なら、親に「こんなことあったんだよ!」と報告して、信じてもらえないのがオチですが、
うちの場合、親がいつもピリピリしていたのでそんなことも言えずに、
あれは夢だったのか…?こんなリアルな夢なんてあるんだな…と冷めていました。
しかし今考えれば、植物のツルできった傷や、汚れた服などの証拠もあったのですが…
やっぱり夢だったんだな、あんな楽しい生活あるわけないよな、というショックで、ほとんど気にしてなかったのです。
その後…数か月して、両親は離婚。私は母親の実家に引き取られました。

それから約10年以上すぎました。
異世界の思い出はリアルな夢だと思っていました。
結局、母親は実家に私を預けたまま家を出て、どこかで再婚したようで、
私は母方の祖父、祖母に高校まで世話になりました。
感謝はありましたが、ことあるごとに私の父親の悪口や、私自身への悪口を頻繁に言うので、
こんな家早く出たいと常々思っていましたので、
高校卒業と同時に、既に上京していた高校の先輩を頼って、私も上京しました。
今でいうブラック会社くらいしか就職先がありませんでしたが、
なんとか倹約しながら生活をし金をためて、一年くらい世話になりつつ、それからボロアパートに移りました。
それからも待遇がよくない会社を渡り歩いてたのですが、23歳の時、またあの異世界に行くことになったのです。

当時、やはり私生活がボロボロで、家は寝るだけの生活で、ほとんど会社にいる日々でした。
さらに、責任ある立場になったのですが、給料は安く、
社長からの理不尽なくらい集中攻撃を受け、精神も疲れ果てていました。
おまけに、上京の際に世話になた先輩が失業したこともあり、たびたび来ては金をせびるようになりました。
その先輩は暴力団ともかかわりができたようで、数人で脅しに来たこともたびたびありました。

数か月ぶりの休日の日、
なんで一生懸命働いているのに、こんなことになるんだろう…と嫌気がさし、
飲めない酒を朝っぱから飲んでいた時です。
吐きに洗面所に行こうとして、めまいがした途端、また、あの見覚えのあるような森にいたのです。

110 :3/6:2013/06/25(火) 09:33:18.99 ID:n5Mg9yKf0
「ここだ!」「夢!?」といろいろな思いが駆け巡りました。
とにかく、あの家族がいるなら会わないとと考え、歩こうとしたのですが、
裸足なうえに酔っぱらっていたので、森の中を歩くのは非常に困難でした。
しばらく森の中で佇んでいると声がかかりました。
若い女性でした。どことなく、昔会った老婆にも似ていました。
最初は何を言っているかわかりませんでしたので、ボケっとしていると、片言の日本語でしゃべってくれました。
運がいいことに、集落はすぐそばだそうで、家に来いということです。
何とか集落に行ってみると、そこはかつて私が子供のころに行った村そのものでした。
どことなく違いはありますが、いろいろ見覚えがありました。
あれは夢じゃなかったんだ!いや、これも夢か?と、嬉しさ半分、疑心半分。
しかし、現実世界がひどいものだったので、もうどうでもいいや的な思いもありました。

どうしようもないので、しばらく女性の家に泊めてもらうことになりました。
最初、女性は老婆の娘か孫ではないかと思いましたが、幼いころから大家族ではないと言っていました。
両親は幼いころに亡くなって、近所の人や知り合いの世話になってきたということでした。
女性は20代くらいで綺麗だったので、会った時から惚れていました。

原始的とは言っては失礼ですが、現代社会に慣れた私からすれば、かなり大変な生活だったんですが、
まぁ彼女の助けを借りて、なんとか生活していました。
アバターみたいな世界でしょうか。あそこまで原始的で幻想的ではないですけれどね。生活としてはまさに理想的でした。
元の生活に比べれば、本当に生きているという感じでしょうか…。
同時に不安もありました。また以前のようにぱっと元の世界に戻されるのかもしれないという不安です。
すでにお気づきだと思いますが、元の世界に戻ってしまいました。これを書いているので当たり前ですが。

111 :4/6:2013/06/25(火) 09:35:14.70 ID:n5Mg9yKf0
3か月ほど経ったでしょうか。
私は頭は悪いですが、手先が器用なので、生活にもずいぶん慣れてきました。
村の人の言葉も簡単な言葉くらいはちょっとずつわかってきました。
まぁ若い男女ということもあり、彼女とはそっちの関係にもなっていました。
娯楽もないので、そういう関係になってからは毎晩していました。
最初からよく一緒にいると村の人にはよく囃し立てられていたものです。

そんなわけで、別れはあっさりとくるものです。
ある日突然、また現実世界へ戻ってきていました。
こちらの世界では何時間か経っていたようですが、やはりほとんど時間経過はなかったのです。
ですが、私としては3か月ぶりくらいで、元の生活に戻すのが非常に困難でした。
何より不便でしたが精神的に満ち足りた生活だったのです。
もう彼女には会えないんだとショックで大泣きしました。はたからみれば精神異常者だったでしょう。

そして、それからまた年月が経ち、36歳になっていました。
ハイ。ちゃっかり結婚してましたw
彼女はどーなんだと言われそうですが、男はそんなものです。
いつまでも引きずってられません。私も家庭がほしかったのです。
しかし、生活のほうは相変わらずでした。
先輩からなんとかのがれ、地方に引っ越して、それから堅実に生きてきましたが、
やはり働けども働けども暮らしは楽になりませんでした。

そんな折に、縁あって結婚したんですが、また嫁さんもちょっとアレでして…
子供はもっと経済的に安定してからで…ということで、作らなかったんですが、
嫁さんはパートをしていたんですが、すぐに辞め、しばらくすると家事もしなくなってしまいました。
家を空ける日も多くなり、浮気していたのでしょう。私はまた会社と家の往復の日々です。
詳細は省きますが、嫁の策略に遭い、私が浮気したりDVしたりしたという悪い形で離婚になりました。
もうほとほと嫌気がさしました。
こんなことだったら、もうあの世界にずっといたい…。そう願っていました。
忙しくてもいつも心のどこかにあの世界のことがあったのでしょう。
そして、願いが叶ったのです。

112 :5/6:2013/06/25(火) 09:35:48.39 ID:n5Mg9yKf0
夜遅く会社の帰りに、あの森へと飛んだのです。すぐにわかりました。
こちらの世界は朝早かったようで、薄暗かったのですが、何とか村へたどり着きました。
同じ村なのですが、やはり、やや違和感がありました。
でもこのときすでに薄々気づいていたことがあります。
彼女の家を訪れてみると……
9歳か10歳かそこらの可愛らしい少女が出てきました。
片言の言葉で、もどかしいながらもたずねます。
父親はすでに他界し、母親は病気で寝込んでいるようです。
怪しいオッサンのいきなりの登場に彼女は警戒を緩めません。
村の人も出てきて、「なんだ、お前は」みたいなことを言ってきます。
片言で言いたいことも伝えられないのですが、
何とか「迷ってこの村に来てしまった、どうかここで住まわせてください」などということを伝えました。
かなり怪しんでいましたが、長老みたいな人の家に泊まらせてもらいました。
10年以上のスパンがあったとはいえ、一度身に着けた技量はさびておらず、早くここの生活になじめました。

村人の警戒もだんだんととけてきた矢先、少女の母が亡くなりました。
私は、彼女を面倒を見ることを買ってでました。
私は少女の親代わりとなり、新たな生活を始めました。
少女に出会ったとき、名前を聞いてすでにわかっていたのです。
少女は私が以前に結ばれた女性であり…そして、最初に会った老婆だったことを。
そして彼女に日本語を教えたのも私だったことを……。
2回目に彼女に会ったときに、彼女は私のことを知っていたそぶりを何度も見せていました。
彼女もわかっていたのでしょう。
ただ、これでもう一つ気づいたことがあります。
少女が成長して20代くらいになったときに、私はいませんでした。
つまり、私は元の世界に戻ってしまうか、死んでしまうか…は決定してるのです。
答えは3年目に来ました。

113 :6/6:2013/06/25(火) 09:36:24.55 ID:n5Mg9yKf0
……3年……。長いようであっという間でした。
私はもう40近くになっておりました。
正直言って、もう二度と元の世界に戻りたいとは思っていませんでしたが、運命は許しませんでした。
ある日、また突然に戻ってしまったのです。
元の世界では、まるまる1日が経っていたようで、携帯には会社からの不在通信が何個か表示されていました。
無断欠勤したということで、上司からはかなり叱られましたが、それだけ何とか済みました。
問題は容姿です。3年も異世界に行っていれば、完全に外見は一日前と違います。
白髪が増え、肌は黒く焼けて、皺が深く刻まれていました。
ストレスが原因じゃないかと言われ、強制的に会社を休まされ、病院にも行くように言われました。
ですが、私にとってはもはやどうでもいいことでした。
あの世界に行けないのであれば、もう生きていても仕方がない……そんな思いばかりが駆け巡っていました。

あれが、今でも夢ではないかと思うときもあります。
逆に夢だとしたら、そんな世界はもとからないんだと自分を納得させることもできます。
が、体に刻まれた多くの跡が夢ではないと語っているのです。
もう二度とあの世界に行くことはできないのでしょうか。
ただ一つ望があるとすれば……
一回目に行ったとき、老婆が「つい最近、夫が亡くなった」みたいなことを言っていたような気がするのです。
ガキにそんなこと言う必要があるでしょうか。
その夫は、もしかしたら4回目にあの世界に行って、天寿をまっとうした私だったのではないだろうか…
と、荒唐無稽なことを思ってしまします……。
しかし……荒唐無稽とはいえ、未来に希望が持てない日々の中、そんな妄想がやめられないのです…。

ながながとすみませんでした。
おしまいです。

149 :本当にあった怖い名無し:2013/06/26(水) 05:01:31.19 ID:OvjTpOpq0
>>108
きっちり13年ごとだね
次があるなら49歳?

150 :本当にあった怖い名無し:2013/06/26(水) 05:16:14.00 ID:m65LZ/4D0
>>113
興味深いです。
もし可能なら、その村落で使われてた文字がどんなだか、あるいは風俗がどんなだかを思い出すことができれば、
それを手がかりにして、むしろ現世から積極的にコンタクトできる可能性はないでしょうか?
もっとも該当する地域が地球上にあればですが、、、、
時間軸が異なっているであろうことは書き込まれた文章から推察できますが、
何らかのコンタクトにつながればいいですし、謎のヒントが得られるかも、、、

156 :108:2013/06/26(水) 18:57:25.66 ID:pCDYzvDt0
108で書いたものです。ご意見、ご批判ありがとうございます。
創作云々、文章下手云々どうご批判いただいてもかまいません。
ただ、書き残しておきたかったというだけで、スレ汚しすみませんでした。

>>149
生年月日からいえば46歳ですが、3年ほどズレがあるので、肉体年齢は今年49になります。

>>150
皆さんの意見を聞いてふと思ったのですが、異世界とばかり考えていましたが、
もしかしたらそうじゃないのかもしれまんね。
そう思ってミャンマーやラオス、タイの山岳部族の写真を調べていたら、
非常に近い感じがしました(彼らの顔なども。家などはもっと古めかしい感じですが)。言語も調べてみます。
今年の7月か8月にもうちょっと目的地を絞って行ってみる予定です。
もし何かわかったらこちらでまた報告させていただくかもしれません。
それでは失礼しました。









753 :1/3 :2009/07/11(土) 00:11:42 ID:E3LJJSK+0
遠戚の葬式で親戚のオジサンが話してくれた話です。オジサンは得意先に向かう為に車で高速道路を走っていました。
   
インターを降り数キロ走ったところ、かなり狭い道に入り込んでしまい、
何時の間にか前を走る車や後から来る車はおろか対向車も全くなく、
暗く狭い曲がりくねった道を心細くなりながら延々走り続けたそうです。
どれだけ走ったでしょうか、突然道が開け、明かりが見え、街が目の前に現れ、
ホッとしたそうです。狭い町並みで右左に見える色々なお店や街行く人に気を付けながら
ゆっくりと走行していたところ、ある事に気づいたそうです。
   
それは街行く人が何十年も前の服装で、街灯は明らかにガス灯で、ガソリンスタンドは給油機もレトロ、
そして飲み屋の客引きの女性が大勢いて、髪型と服装が共に現代のものではいということでした。


754 :2/3 :2009/07/11(土) 00:17:26 ID:E3LJJSK+0
オジサンは車の速度を上げましたが、時間だけがゆっくりとのんびり流れている感じで、
その有様に心底恐怖を覚え、震える手で携帯電話を取り出して家に電話したそうです。
運転しながら携帯電話なんて絶対に掛けない真面目なオジサンがこういうことをするなんて
よっぽどのことでしょう。呼び出し音の後に「もしもし~っ」と、電話の向こうで聞きなれた
オジサンの奥さんの声がしたそうです。
オジサンは今自分に起こっている現象を奥さんに伝えようと必死に話すのですが、
途中で「ビイ~ッピロッピロッ」と圏外のような状態になり全く会話にならなかったそうです。

   
無意識に「ココから車外に出てはいけない!早くココを出なければ!」と強く念じ周りを見ず、
以前万一の際の策として教わった般若心経を力一杯唱え、必死にアクセルを踏み続けたところ、
どこをどう走ったのか通行車両のある広い道路に突然出、その後無事に得意先に着いたそうです。



755 :3/3 :2009/07/11(土) 00:19:57 ID:E3LJJSK+0
問題は帰り道です。又来た道路を通るのはどうしても嫌だったそうで(当然ですね)、
ナビの自宅に戻るボタンを押し警戒しながら走行を始めるオジサンが来る時迷い込んだ道は全てなく、
ナビの画面上には山の中に向かい先程来る時走った走行跡の点線が伸びていて愕然としたそうです。
   
その分岐点を見ましたが山で車はおろか歩くことも厳しい森だったとのことです。自宅に帰り着き電話した時の様子を妻に聞いたところ、オジサンの声は全く聴こえず雑音だけで、
 
奥さんは悪戯電話だと思い、切ったとのことでした。



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