【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の2ch洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

カテゴリ: 祟り



700 :本当にあった怖い名無し:2012/01/22(日) 13:45:36.46 ID:yDZ30FQp0
父方の爺ちゃん家の庭に、党首以外近づいてはならないっていうお堂みたいなのがあったんだけど、
爺ちゃんが亡くなった後、伯父(次男)が遺産相続の件でゴネまくった挙句、
思い通りにいかなかった腹癒せに、お堂の中の御本尊?をどっかにやっちゃったらしいんだわ。
基本的にお堂の中は党首といえども、年に一回元日以外には覗いたらダメとのことで、
すぐには発覚しなかったらしいんだけど、
気味の悪い海の夢を連日見てた矢先、次男一家が突然一家心中したんでピンと来たらしい。
伯父(次男)は弁護士やってて、長男は国立医大、長女もどっかの有名私大、
次男は浪人だったけど別にグレたりとかしてた訳じゃなく、金銭的にも困ってそうでは無かったんだよね。
ところが、全員が首を釣って自殺。
普通一家心中って、纏めて死ねるような方法選ぶよな?
なのに全員が個別に首を釣って自殺したんだと。
加えて伯父の右手は、壊死したみたいに真っ黒になってたらしい。



701 :本当にあった怖い名無し:2012/01/22(日) 13:59:09.98 ID:yDZ30FQp0
で、慌ててお堂を調べてみたら、中が空っぽになってて『オコボッサン』が無くなってる。
一族全員緊急で集められて、
そこで初めて『オコボッサン』っていう名前と、それが一族の守り神みたいな存在である事、
ただし、蔑ろにすると凄まじい祟りがあって、何代か前には一族が全滅する寸前までいったらしい事なんかを話された。
正直、その段階では半信半疑どころか、
従兄弟従姉妹の大半が、伯父(長男)もボケたかなっていう感じだったんだけど、
うちの親父(三男)を含めて大人連中全員が真剣に嘆いたり、
祟りを防ぐために家から離脱すべきだとか話してるの見て、初めて怖くなってきた。

で、その日はかなり遅くまで話し合いが持たれた挙句、
伯母(長男の奥さん)と俺の母は離婚して旧姓に改め、子供たちも全員姓を変えることに決まった。
それ以外に、伯父(長男)と親父はそのまま屋敷に留まり、『オコボッサン』を探し続ける事。
他の親族は全員、本家に近寄ってはいけない事なんかも決まった。
ちなみに、うちの親父は一流に入ると思われる会社の管理職だったんだぜ?



702 :本当にあった怖い名無し:2012/01/22(日) 14:07:31.81 ID:yDZ30FQp0
で、それから一月もしないうちに親父から連絡があって、
伯父が屋敷の近くの崖から飛び降りて死んだっていう話を聞いた。
『次は自分の番だ』って、あの豪胆だった親父が震え声で言ってた。
その時に、『もし海の夢を見たら、学校なんか直ぐにやめて寺に駆け込め』とも言われた。

その電話があって更に一月後。東日本大震災で、屋敷ごと流されたらしい。死体は未だにあがってない。
幸い俺はその後海の夢なんか見なかったし、伯父(長男)の息子達も元気にしてる。
だから、祟りは終わったのかもと思う反面、この理不尽な話の理由を知りたいとは今でも思ってる






233 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:01
これは我が一族にまつわる恐怖の実話です。
私の家は祖父、父ともに早死にしています。父は私が産まれて2歳のときに亡くなりました。
私にはほとんど記憶がないのですが、いつも祖母から お前も気をつけないといけないと言われていました。
その私も子供が産まれて2歳の誕生日を迎えた 翌日のことです。
その日は残業で駅に降りたのが11:00過ぎぐらいでした。


いつもの通い慣れた道を帰宅中、何か雰囲気が違うのを感じていました。
ふと見ると 昨日まで灯いていた 全ての街灯消えているのです。
おかしいな と 思いながら坂道を上がって行くと どこからともなく竹の触れ合う ガチャガチャ というような 音が聞こえてきました良く耳を澄ますと 前方の坂道上の方からするようでした。
私は歩きながら 前方を注視すると ボーとした明かりのなかに人陰がみえるのです。
前から人が歩いてきていると ホッとしたのを覚えています、近づいていくうちに 竹の触れ合う音は そこから しているようでした。



235 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:06
良く凝らしてみると、それは鎧に身を包んだ 戦国武将の格好をした人と取り巻きの人達が数人こちらに向かって歩いてきます。
なんだこりゃ? 撮影でもしているのかと思って辺りを見回してもそのような 雰囲気はありません。
人影はだんだん近づいてきます。 それにつれて 音も大きくなってきました。
そして 近づいてきたその人達に首がなく、この世のものではないというか感覚があり、私は恐怖に震えました。
とその時、武将の格好をした人が刀を抜き放ち こちらに走ってきました。ギラギラと光っている刀の恐怖は今もわすれません。私は何がなんだかわからず無我夢中で逃げました。
駅の近くまで走ってきてやっと一息ついたときには もう音も武者もいませんでした。
私は妻に電話し車で迎えに来てもらい 帰宅中、さっきの話しを妻にしていました。

私は話しに夢中だったので気が付かなかったのですが、妻が さっきから同じ道をぐるぐる回っている気がする というのです。



236 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:08
確かにこの角はさっき通ったはず 妻は恐くなって車を止めました。私もこれは何かあると思いました。
するとヘッドライトの先を何かが横切っていくのが見えました。
最初はコウモリでも飛んでいるのかと思いましたが、よく見るとそれは兜をかぶった武者の頭だったのです。
フロントガラス越しにこちらをにらみながら
「み~つ~け~た~ぞ~」といいながら ギロリとにらんできます。
恐怖は絶頂でした。
妻は突然悲鳴をあげて気絶しました。
なんと 窓ガラスという窓ガラスに昔の落ち武者らしい しかも顔が半分切られて無かったり 血だらけだったりした顔がべったり張り付いていました。
私も恐怖で失神したらしく気がついたら 妻に揺り起こされていました。

時間はまだ午前2時頃で辺りはまだ真っ暗でした。急いで車を出して今度はすんなり家にたどり着くことができました。
家中をたたき起こして 今の出来事を話しました。



237 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:10
すると 祖母がやっぱり来たかというのです。
それは どういうことか と聞き返すと 実は私の父も祖父もそうだったというのです。
私にはなにがなにやら わかりません。ただ、父も祖父も死因は心臓麻痺だったということが異常に頭に付くのです。
確かにあのまま気絶していなければもしかしたら 心臓麻痺になっていたかもしれないからです
そして 祖母は続けて 理由は分からないが 家の家系には呪いが掛けられているようだというのです。
どんな? わかりませんが昔から家の部屋という部屋には御札が張ってあってなんだろうと思っていたのです。
しかも何処へ行くにもお守りを持っていかないと 祖母によく叱られていました。
今ではポケットにお守りを持ち歩くのは慣れっこになりましたが、お守りを持ち歩かなければ死んでいたかもしれません。




238 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:13
祖母は親交のある祈祷師を呼んで夜中だというのに家の中は騒然としていました。
私の部屋の隅々には何やら書かれた御札が張られ、部屋の真ん中には四角く縄のロープを張ってそのロープにも何やら文字が書いてある紙が貼られていました。
畳には水のようなもので 文字を書き 私は1週間 そこからで出てはいけなく食事も運ばれトイレもおまるでするように、キツく祈祷師に念を押された。 隣の部屋では祈祷が行われ、私はその中へ入ったそれほど 恐怖はなかった。
ただ、部屋に充満している線香の煙には閉口した。
朝になって夜になったが何事もなく過ぎていった、私はちょっと大袈裟すぎると言ったが祖母がゆるしてくれなかった




239 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:14
そしてその夜、昨日の疲れもあって私はすぐに眠りについた。
息苦しさに目をさますと付けていたはずの電気が消えて隣で祈祷しているはずの声や遠くの電車、車の音もしない静寂に包まれていた。
流石に何かくるのかと恐怖したが その四角いロープからでないように当たりに気を配った。
すると家全体がミシミシ音を立て地震のような地鳴り、揺れが襲った 思わず「地震だ~」と叫んでロープを出ようとしたその時、私の腕が何者かに捕まれて押し戻された。
びっくりして後ろを振り返っても誰もいない なんだ?
ところが 押し戻されて畳に尻餅をついたとたん 揺れも地鳴りもしなくなった。
窓の外に懐中電灯のような明かりがゆらゆらと無数にゆれていた そこから
「くやしいぃ~~ あとすこしだった くやしいぃ~」という呻き声が響いた。
その声だけでガタガタと振るえがとまらず恐怖した。
その日はそれだけで済んだ! 私は疲れ果てて朝眠った!すると 夢の中の自分に遠くから 「がんばれ~ まけるな~」と妙に懐かしい声がする。
誰だろうと思っていると 随分古い着物を着た人達が7人ぐらいニコニコと笑いながら、こちらを見ていた その中の1人の白いYシャツを着たひとが父である気がした。
思わず泣いている自分に目が覚めた!たぶん、昨日、ロープから出そうになった時、腕を引っ張ったのも、今の自分を守ってくれていることも、夢の父であることを確信した。なんとか1週間を乗り越える決意をして また 夜になった。




240 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:16
その夜も地震のような地鳴りのような揺れと音が鳴り出した。
昨日と違うのはその音に混じって沢山の人達の声が
「くやしいぃ~~ ここへでてこ~い 殺してやる~ 」
と言いながら家の外をぐるぐる回っている様子があることだ。
御札が貼ってあるせいで亡者はここへ入ってこれないらしかった。そういう毎日が5日ほど続き、最後の夜になった。
私は慣れてきたせいか 昨日は外の音にも眠ることが出来て、怖さも慣れるものだとびっくりもした。
さて今日で最後だ! 来るならきてみろ~ と言い放ち 過去の6日間から絶対来れないだろうと確信があった。
そしてまた今日も地鳴りがして家が揺れた 内心またかと思いながら 朝が来るのを待っていた。




242 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:16
家の揺れも終わり 辺りが明るくなってきた いつもより時間が短く感じた。
私はそこから出れるのがうれしくて 縄のロープに手を掛けた。
瞬間!
ギャ~ 隣の祈祷師の悲鳴である。
どうしたのかすごい声だった。

すると 部屋の四隅に貼ってある御札の1枚が剥がれて畳に落ちた。

急に部屋の中に風が巻き起こり、何者かが落ちた御札の貼ってあった場所から部屋へ入ってくる気配を感じた。
すごい人数が部屋へ入ってきた。皆落ち武者のようにザンバラ髪で腕がなかったり頭から血をながしていたり、首がなかったりしていた。 彼らは私を殺そうとしているのが良く分かった。
悪臭と醜い呻き声が部屋に充満する。これは殺される! そう思ったが 彼らは縄のロープから入ってくることが出来ないようでその外でもがいていた。私は叫んだ 「なんで私がこんな目にあわなければいけなんだ~ いったいなんなんだおまえ達は」
すると 武将の甲冑に身を包んだ 男が私の目の前にきて 私をにらんだ。
その怖さときたら 思わず倒れそうになり縄のロープに手を掛けた。
全身に電気のような感覚が走り、私は気絶したようだった。そこで夢のような現実のような 妙な体験をした。





243 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:17
時代は戦国時代のような時代で、私は甲冑を身に着けてた。
雨が降っていて、何か妙に生暖かい空気と重い鎧、それは夢のようではなかったのです。
そして、私の前に堂々とした体格の大将と思われる武者が座っていて、辺りには人がいませんでした。
なにかとても、親しい間柄であることは感じられました。
先ほどまで自分だと思っていたその体はいきなり 刀を抜き放ち、その人に切り付けていました。


鎧の重さは肩に食い込むようでした。急に切り付けられた 武者の首に刀が半分食い込んで 夥しい血が吹き出しています。
なぜ 私はこの人を切ったのだろうと不思議な夢でもみているような なんとも言えない感覚でした。
切り付けられた武者は刀を掴み抵抗し、こちらをむいて
「おのれぇ~ うらぎりものめ~ おまえの子孫を9代に渡って恨み殺してくれるぞ~おぼえておけ~~~」
最後の声は良く聞き取れませんが そのように聞こえました。
その恨みの声のすごさで気が付くと そこには 先ほどの夢に出てきた武者が
「うらぎりもの~ おまえで9代目だぁ 迎えにきたぞ~」
「迎えにきたぞ~ うらぎりものぉ~~」周りの亡者からの声。
背筋が凍り動けません 私は畳に額を押し付け
「悪かった 悪かった ゆるしてくれぇ~」と泣きながら叫んでいました
理由はよくわかりません。とにかく、あらんかぎりの声で何時間かさけんでいました




244 名前:しおり 投稿日:03/02/19 20:19
気がつくと既に亡者はいませんでした。私は呆然とただただ 辺りを見回すだけでした。
そうしているうちに 祖母が泣きながら部屋に入ってきて、 もう終わったからここから出てもいいと言うので、うれしくなってその部屋から出て愕然としました。
そこは血でいっぱいでした。
祖母の親しい祈祷師は首から真っ二つに切られていて、もう一人の祈祷師が未だ祈祷をやめていませんでした。
その祈祷師の話しだと 私の替わりに祈祷師を連れていったということでした。
確かに死んだ祈祷師は私の服をきていました。
たぶん 私が助からないことを知った 祈祷師が身代わりになったのだろうことが容易に想像できました。
私は夢のような体験を皆に話すと 祖母がおまえで9代目であろうと話していた。

地獄とはかくも近くにあったのだ。犠牲になった祈祷師の安らかなるご冥福をお祈りいたします







540 :名無しさん@涙目です。:2017/08/16(水) 00:08:37.94 ID:Ecmx4pOS0.net
うちの近所に昔宿場町だったところがあるんだが(字名も「宿」という)、
その中の1軒に、昔山伏が泊まったんだそうだ。
その晩、何らかのいざこざがあって、しまいにその山伏を殺して近所の山に埋めてしまったんだと。
その後、その家では祟りが続いて家が途絶えそうになったんだが、
祟り避けの為に改姓したら、ぱったりと祟りがやんだんだと。
で、その家はまだ現存してる。
ちなみに山伏を埋めたという山なんだけど、昭和の末期に役所の埋蔵文化財センターで発掘調査をしたら、後ろ手で屈葬された人骨2体と、サクジョウ(山伏がよく持っている杖)が出てきたとのことで、
今は塚にして祠を祀っているし、その祠がIngressのポータルになってるw






576 :可愛い奥様:2010/11/23(火) 00:37:37 ID:cPEzHicZO

最近聞いた不思議な話。
日本のとある島の知人の出来事。

親から継いだ老舗旅館を夫婦で営んでいた。
そんなある日、夫婦に子供が産まれたが、先天的に歩けない子だった。
いろんな人に相談したら、蛇の祟りだと言われた。
その事を旅館の従業員に話したら、
従業員の一人が、裏山で出逢った肌色の蛇を、持っていた鎌で殺したとの事。

 

 

576 :可愛い奥様:2010/11/23(火) 00:37:37 ID:cPEzHicZO

裏山は神様の祠の側ってのもあって、お使いの蛇だったのかもと考えた。
そこで夫婦は、毎日祠に卵をピラミッド型に30積んだ三方を供えて、駄目元で謝罪する事にした。
すると3ヶ月後、当時2歳になっていた子供が突然歩けるようになった。
医者も驚いていたとのこと。

卵が自己満足でも、奇跡でも嬉しかっただろうなぁ。
不思議なのは、その大量な卵の殻が見つからないこと。
お供えに食べてくれたならいいが、お供え泥が盗んでいたら祟りが、と夫婦は気にしていた。

 



 

577 :可愛い奥様:2010/11/23(火) 00:43:53 ID:h6nHGLK00

>>576
お供えは誰かが召し上がってくれて成就するのでは?

 

 

578 :可愛い奥様:2010/11/23(火) 00:54:39 ID:O8q/ig640

卵をピラミッド型に30…凄い。凄すぎる。

 

 

579 :可愛い奥様:2010/11/23(火) 01:50:34 ID:G9mOGf5D0

蛇は卵を丸呑みするので殻はないのが当然

 

 

581 :可愛い奥様:2010/11/23(火) 02:12:24 ID:cPEzHicZO

>576です
私も含めて夫婦も、蛇や他の動物が食べたら殻は吐くから、残るものだと思っていたから。
蛇様が食べてくれたらな良かったです。

その子に私が会ったのは1歳8ヶ月の時で、
その子はハイハイしてたんだけど、下半身を引きずるみたいなハイハイで、成長が遅いのとは違うのは明白でした。
今でも祟りなんて?と思う反面、願いというかお詫びが通じて良かったと思います。

 








9 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/30(金) 13:01:41 ID:L+HEyZ/E0
笑えるかどうかはイマイチだし微妙にスレチな気がしなくもないけど投下

祖母によると俺の一族は男が短命らしく、祖母や叔母は生きているのに祖父・叔父は既に死んでいる。
20歳までに死ぬ~とかではないが、ほぼ確実に妻を残して夫が死んでしまうそうだ。
昔一族の1人が祟られてからの事らしいが、何に祟られたのかが伝わっていないだけあってかなり曖昧。
そして、最近カブトムシをツガイで飼い始めたのはいいんだけれどもオスだけバタバタ死んでいく。
まだ7月だってのに既にメスが3匹の夫に先立たれた未亡人に…
祟りだか何だか知らないが、ペットにまで影響しなくていいだろう…orz
もっとも、俺は結婚出来そうもないから未亡人を作る事はなくてよかったと少し安心したものの、ちょっと涙が出てきた
  
10 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/30(金) 14:34:57 ID:xEJkYuXfP
それ子取箱の反対なんじゃねえの?
あれも創作か事実かわからないが、何れにしても昔の呪術とか祟りってのは本当に力があったみたいだからな。
  
11 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/30(金) 15:14:12 ID:giV6QZdN0
>>9
女系が絶倫なのか絶倫女を引き寄せる家系ならあるいは・・・
いずれにしてもお気をつけて。
  
12 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/30(金) 17:56:01 ID:fbEzQA2bP
>>9
どういった祟りかによるんだろうけど
土地を離れれば祟りの有効範囲から出られるかもよ
あとはだれか適当な他人の養子になるとか
家系を存続させることにこだわりが無ければ生き延びられないかな
家系にまつわるオカルトスレ読んでみれば

しかし人間だけでなく虫にも効くなんてすごいね
ヘチマとか育てたら、雄株だけ枯れたりするんだろうか
ゲームやったら男性キャラだけ先に死んだり
  
22 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/31(土) 15:31:38 ID:5ANtSjP70
>>9
マジレスすると普通にカブトはオスのほうが早く死ぬよ。
メスは卵を生むから、その分長生きなだけだよ!
  
23 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/07/31(土) 16:24:48 ID:kHQ7bmyG0
人間もだいたいオスのほうが先に死ぬな








542 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:37:48.71 ID:Zy5GsjIa0.net
怖くないし、文才無いから読んでて苛つかせたらごめん。
ガキの頃体験した、未だに謎な話。

田舎の悪ガキだった俺は大人から立ち寄ることを禁止されていたある場所に秘密基地と称して学校帰りに遊びに行くのが日課だった。
何故、禁止かと言うとそこは町内では知らない人は居ないというくらい有名な自殺スポット。小さな山を少し登ると寂れた神社と境内に大きな木があって、その木で首吊り自殺が時々おきるような場所。俺らの親が子供の頃から有名らしいが、頻繁に自殺騒ぎがあるわけではない。忘れた頃に誰かが首を吊るというような数年に一回有るか無いか。
ただ俺の田舎は如何せん閉鎖的な小さな村だから
「〇〇とこの××さん自殺神社で吊ったらしいで。」
と直ぐに噂は広まり、そんなことが何回か繰り返された後、滅多に人が近寄らなくなり理由は何となく誰も語らないまま子供には危ない場所だから立ち寄り禁止と大人から教わっていた。

543 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:39:11.72 ID:Zy5GsjIa0.net
前置きが長くなったが、何故そんな場所を遊び場にしてたかというと、俺が小学生だった頃は長らくその場所で自殺があったなんて一度も耳にしたこともなかったから噂好きの大人たちが作った都市伝説みたいなもんだろうと信じてなかったし、何よりいつも連れ立っていた中でも特に悪ガキのリーダー格Sがその神社で賽銭を盗んで買ってくれるお菓子や玩具につられていた。

賽銭泥棒は罪という概念は有っても自分が盗んでるわけではないし、Sが頼んでもないのにお菓子や玩具を買ってくれるというのが俺らの罪悪感を薄めた。
そんな悪ガキ仲間は俺、Sとその弟Mさらに、SとMの従兄弟にあたるK。いつも悪巧みを働く時はこの4人だ。

ただ毎日賽銭にありつけたわけじゃない。最初に書いた通り寂れた神社だ。寧ろ賽銭がある方が謎なくらい。それでも毎日通えば2週間に1回くらいのペースで数百円の賽銭を見付けることが出来たし、運が良ければ千円札の時もある。
ガキの頃の話だから曖昧で賽銭箱があったかどうかは定かではないが賽銭はいつも箱には入っていなかったように思う。
無造作に置かれていて簡単に盗めたと記憶している。賽銭箱をほじくったり何か道具を使ったり苦労して盗んだ記憶もない。
それも盗みを働いてる罪悪感を薄めた要因のように思う。

544 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:40:21.87 ID:Zy5GsjIa0.net
そんな日が続いてしばらくは遊び場にも困らず美味しい思いをしていたが、急にパッタリと賽銭にありつけなくなった。
「今週は外れや。」
から
「今週も外れや。」
に変わり
「今月はアカンのちゃう?」
からとうとう
「もうアカンな。」
に変わるのは案外早かった。
その頃の小学生にとっての一ヶ月は大人が長い年月を経て何かを諦める事に等しかった。

「もう、ここはアカンな。他の場所探すか何か他の遊びしようや。」とリーダー格のSを先頭にその日は早々に山を下りた。
近くの駄菓子屋でそれぞれ親から貰った小遣いで駄菓子を買い近くの公園で次なる悪巧みを練っている中、Sが急に思い出した様にいった。
「絶対あのおっさんや。」
どのおっさん?
と言わんばかりの顔で俺とKMは顔を見合わせた。
そんな俺らを気にも止めずSは
「あのおっさんが賽銭置きに来よったん辞めたんやろ。あいつ、俺が盗みよるの見たから置きにくるん辞めたんやわ。」
Sによると最後の賽銭に有り付いた日、その日は五百円玉と十円玉が数枚。
まぁ、こんなもんかと賽銭をくすねて駄菓子屋に向かうために山を下りようとした時、山の反対から男が登ってくるのが見えた。賽銭泥棒がバレたと思ったけど一向に男は神社に入ってくる気配もなくただ、じっとそこに居ただけだった。
何故、俺達に今まで黙ってたかと言うと誰もおっさんの気配に気付いてないことが怖かった。みんなに確かめて、おっさんが自分にしか見えない存在だとしたら…それを認めるのは怖い。というようなことを言った。
Sの話を聞いて薄ら寒いものを感じ、皆がしばらく無口になった。
そんな空気を変えたのはまたしても、言い出しっぺのSだ。
「でも、それからや。賽銭なくなったの。やっぱりあいつが賽銭置きに来よったけど、俺が盗みよるの見て置くのやめたんやろ?だから、あいつは普通のおっさんや。幽霊でもなんでもない。
あいつ近くに住んでるんちゃうか?明日探しに行こうや!」

怖いもの知らずな俺たちの次なる遊びはおっさん探しに決まったとこで、その日は解散した。

545 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:41:36.28 ID:Zy5GsjIa0.net
いざおっさん探し!となるはずがその次の日からしばらく梅雨独特のシトシトした雨が続き外出ができないまま数日が過ぎた頃、言い出しっぺのSが急に熱を出して学校を休んだ。弟Mによると夏風邪だろうとの事で特に気にも止めなかったが、今思えばこの辺りからSの奇行が始まったように思う。
風邪の割には中々登校してこないSを俺もKも心配して何度もMに
「Sの風邪大丈夫か?」
と尋ねても
「Sは熱と言ってもそんなに高熱じゃないし、咳も出よらん。元気にしとるけど、体にブツブツが出来てそれが、引かんから登校出来んだけ。」と聞かされた。
医者に行ったけど伝染病の類いでもないし、蕁麻疹と診断され大事をとって休んでるとのことだった。
それを聞いて安心した俺とKは、
「移る病気じゃないなら会いに行けるし、今日、一旦家帰った後お見舞いに行く」
とMに伝えた。
放課後、見舞いに行くとMから聞かされた通りSは元気そうな様子で俺らを迎えてくれた。
「悪いな。大した事ないんやけど、おかんが外に出してくれんのや!」とふて腐れたようにベッドに座りながら俺が親から手渡された差し入れに手を伸ばすSは本当に病人なのか疑わしいレベルで我先にチョコレートケーキを選んで食べた。
しばらく談笑したり漫画を読んだりして楽しみ、そろそろ帰る流れになった頃Kが元気付けの意味も込めて
「そんなけ元気なら明日には学校来れるやろ?お前が休みよったら退屈。はよ、おっさん探し行こう!」
と言ったのを機にSが黙り込んだ。
何となく踏み込んでは行けない場所に踏み込んだ気がして気まずくなった俺たちは、早々と切り上げるかの様に
「とにかく早よ治せよ。」
とい言い腰を上げようとした時、
「チクったやろ?」
とSがボソっと言った。
「俺が賽銭盗んだのチクったのお前らか?」
とまた俯きながら呟いた。
俺がKを見るとKは頭を横に振り否定のポーズをとった。勿論、俺も誰にも話してなどいない。MをみるとMは俯いて黙り込んでいた。明らかにMが犯人だと分かったが誰もその場では何もかも云わなかった。
微妙な空気に耐えられなくなった俺もKも
「何のことか分からん。誰もチクったりせん。チクったら自分らもグルやのに、そんなアホなことする奴おらん。気のせいやろ?」
とだけ言い残して逃げるようにSの家を後にした。

546 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:43:02.82 ID:Zy5GsjIa0.net
帰り道の途中、どちらかが言うわけでもなく公園に立ち寄り俺とKはブランコに腰をかけた。

「Mがチクったんやろ?」最初に口を切ったのはKだった。
「何でや?自分も一緒に居てSにお菓子買って貰って食べた癖に。しかもSは兄ちゃんやぞ。」
とKはつづけた。
「だいたい、誰にチクったんやろ?」
そんな話をしながら何も答えもでず、Mは裏切り者ということだけが延々と繰り返された。

それからしばらくしてSは学校に登校してきたけど何となく俺もKもあの日以来、SとMに近寄ることを避けた。放課後に4人で帰ることも遊ぶこともなく自然と俺・KとS・Mという組み合わせで別々に帰る日が続いた。
喧嘩をした訳でもないから気まずいまま数週間が過ぎた頃、担任から呼び出しをくらった。
体育係だった俺とKが放課後活動で体育館周りの草むしりをしていた時だった。
最初は掃除サボれてラッキーだったはずが別室に呼ばれてドアを開いた瞬間にS、Mも呼び出されたメンバーだと分かると鼓動が跳ね上がるのを感じた。

547 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:43:47.13 ID:Zy5GsjIa0.net
今更だがSは1学年上。
俺とKは同い年同じクラス。
Mは1学年下。
それぞれの担任が俺たちの前に座り、これから裁判が始まるかのような重々しい空気が流れていた。

「お前ら。最近、放課後に悪さしよるんと違うか?」
最初に口を開いたのはSの担任。
俺たちは誰も何も言わず俯いたまま。
「立ち寄り禁止場所にフラフラ上がって行きよるの見たって学校に連絡があったんやが、どうじゃ?お前らか?」
つづいて俺たちの担任が追い打ちをかけて更に鼓動が早まりながらも一様に黙秘を続けた。
Mの担任は女。ただ黙ってその場に居たが圧力だけはヒシヒシと感じるくらいのベテラン女教師だ。
俺たちがいつまで黙秘権を行使できるか見物と言わんばかりにしばらく教師も口を開かないでいた。
しばらく沈黙のやりとりが続いた後そこはやはりリーダーなわけで、Sが最初に沈黙を破った。
「見ただけで、何で俺たちと分かるんや。俺たちの顔まで見たんか?俺ら一人一人の名前も分かるんか?」
教師らは誰も口を開かない。
立場が逆転したようにSは続ける。
「証拠もないのに、呼び出してえんか?悪さって何や?俺らが何したっていうんや?」
と一気にまくしたてたSに
「言うてええんか?」
とSの担任がSを牽制したが勢いが止まらなくなったSを誰も止めることは出来なかった。
「言わんかい!」
と売り言葉に買い言葉なSをみて、俺はバレた後のことを考え始めた。親に知られてぶん殴られることを覚悟するしかなかった。

548 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:45:16.75 ID:Zy5GsjIa0.net
「空き家に入りこんだな?」
「……………」

何が起きているのか理解が追いつかずに居た。

空き家?

Kを横目でみたが俯いているので表情までは見れなかった。続いてMをみたが同じ。Sは顔面蒼白。
そんな三人をみて更に俺は取り残されたまま沈黙した。
賽銭泥棒の件で呼び出されたと思っていたはずが、空き家に不法侵入の疑いがかかっていることに理解が追いつくはずもなく。

「知りません。空き家って何?」
とやっと俺は始めて口を開いた。

「まだ惚ける気か?」
と担任に詰め寄られたが
「知らんもんは知らんのや。何や空き家って!」
と今度は俺がSに噛みつく形に変わった。
そこでMがとうとう泣きだして、
「俺君は関係ない。Kも直接は関係ないけど僕が話したから知ってる」
とだけ言うと後は泣いて何も話さなかった。
俺とKは関係ないということで、直ぐにその場から追い出すように出された。

そのまま、Kと帰宅することになるが複雑な気持ちは拭えなかった。
「俺だけ退けもんか?」
と誰に言うでもなく呟いたあと何故か悔しくて涙が流れた。
「ごめん。」
とKは謝った。

549 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:46:00.67 ID:Zy5GsjIa0.net
「口止めされてたから。」
「どうせ、俺だけ退けもんや。お前らは兄弟・従兄弟やからな。」
と引くに引けず俺はKに八つ当たりした。
「違う。Sがお前を巻き込むなって言うたんや。俺かってほんまは聞きたくなかった。巻き込まれたくなかった。」
とKの本音を聞いて居た溜まれなくなった。

「何があったんや?」
と問いかけた俺にKは俄には信じられない話をした。

話は、おっさん探しを思いついた翌日にまで遡る。

翌日は雨で誰もが諦めたはずだった。
その翌日も翌々日も雨はしばらく続き誰もがおっさんのことすら忘れていたはずがSだけは違った。

雨の降る中一人、あの山に出掛けた。さすがに一人で神社へ近づくのは怖かったらしく、しばらく周りを散策しながら当てもなく山道を歩いていた。
それらしい家もみつからず飽きてきて帰宅するために山を降りるはずだった。いつも通りに山を下れば数分で民家へ繋がるような何てこともない山道をその日は何故か違うルートで下った。
このルートも大したことはない。何度か俺たちも通ったことはあるが、単にたどり着くのが自分たちの住む村の反対側だから遠回りという理由で滅多に選ばないルートであるだけ。
その別ルートを下ったさきに数件の空き家があることも俺も含めみんな知っている。
ただ、知らなかったのはその空き家がSの隠れ家として使われていたこと。これは俺もKMも誰も知らなかった。

550 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:47:46.82 ID:Zy5GsjIa0.net
その日、中々戻らないSを心配したMがKに電話をかけていた時に妙にハイテンションな状態でSが帰宅した。
「M、ええもん見せてやるから来い!」
と誘われたMはKにも来るように言ったがKは
「俺が行かないなら行かん」
と答えたそうだ。
Mは俺にも電話をしたらしいが俺宅は不在だったのだろう。連絡が取れなかったことを再度Kに電話すると、「それならやっぱり行かんとく」
とKは答えた。
Kによると空き家にはSとMだけで行き、その翌日からSは学校を休み始めたそうだ。

そこまで話しを聞いても俺には全く要領が掴めないで居た。

「それが何や?何で、それを俺に隠す必要があったん?
ええもん見付けたって?何?」

問い詰めた俺にKは言いにくそうに口を噤んだまま下を向いている。

「そこまで話したんやから話せや!」
と俺が苛立ちをぶつけ渋々Kは、
「ここからは後からMから聞かされただけやから……」
と続きを話し始めた。

551 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:48:37.32 ID:Zy5GsjIa0.net
空き家に入ったが何にもなかった。
ええもんどころか、湿気た匂いと汚い家具、外人の少女が書かれた絵が壁に掛けられているくらいの何てことない空き家。
「何もないやん!」
と呆れるMに対して
「こっち、来てみ!」
とSはさらに奥の部屋へとMを引いた。
そこでMはギョッとした。
部屋の中だと言うのに床に砂利が引かれていた。
「何ここ?気持ち悪い。」
というMに対して
Sは
「宝石や!」
と言いだした。
宝石?と頭をかしげるMの両手を器の形にさせるとSは、床の砂利をつかみMの手の中へ
「宝石や。」と流し込んだ。
またいつもの悪ふざけと思ったMは
「あほが!こんなとこまで連れてきやがって!」
と砂利を投げ捨てた。
その途端にSは、
「何するんや!」
と急に形相をかえMの投げた砂利を広い集めてポケットへしまい込んだ。
Mが投げた砂利だけで足らずそこら一面床に転がった砂利を
「宝石!宝石!」
と取り付かれたようにポケットにパンパンに入れ始めたとこで、Mは怖くなってSを置いて逃げ帰った。

家に戻ったMがすぐに父親にSが可笑しくなったことを言うと父親は車で飛び出して行き数分後にSを引きずる形で連れ帰ってきた。

「嘘やろ……?」

俺は言葉を失った。

552 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:49:32.62 ID:Zy5GsjIa0.net
「俺も最初は嘘やとおもた。
俺を怖がらせる為にSとMが組んでまた作り話しとるんやと思った。
しばらくSが休んで二人でお見舞い行ったやろ?
あの時のSのチクったっていういう言葉やMの様子が気になったからMにお前がチクったんか?ってこっそりあの後聞いた。そしたら、この話されたんや。
お前は、知らんやろうけどな、あいつらの母親ヤバイんや。身内やから渋々付き合いしとるけどな、ほんまは俺ら家族はあいつらのオカンとは関わりたくないくらいや。」
とKが唐突にSM母の話を始めた。

「何や?話が逸れまくりで理解できん。」
と俺が制すと、

「ええから聞きや。話繋がってるから。」
と言われてまた、話はあの日へと巻き戻る。

SM父がSを連れ帰ったあともしばらくSの奇行は続いた。
持ち帰た砂利を机に飾り、
「次は俺やKにも教えてやらんと。連れて行ってやらんと。」
と上言のように繰り返していた。
食事中も
「おっさんの家がどう」
とか
「金持ちのおっさんに気に入られた。」
「今度おっさんから、バイオリン習う約束した」
とか訳の分からないことを繰り返し見かねた父親がMに何があったのか全て話せと詰め寄り、観念したMが賽銭泥棒のことも含め全てを話した。
罰当たりなことして!と当たり前のごとく父は兄弟をぶん殴った。
が、それ異常に恐ろしかったのはSMの母。
Sを全裸に縛り上げ風呂場へ連れて行くと頭から水を何度も浴びせたあと部屋へ連れ戻すとベッドの柱に全裸状態のSを縛り付けタバコの火を体中に押しつけた。
タバコの押しつけはお灸と称し除霊だと言いしばらく続いた。
風邪や蕁麻疹なんかではなく母親がSを軟禁していたからSは学校へ来られなかったとKから聞かされた。
除霊と称して夜な夜なSの体を痛めたそうだ。

553 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 15:50:37.52 ID:Zy5GsjIa0.net
母親は
「Sだけ除霊しても無駄!」
と言い
「Kを除霊しないとお前ら一家は焼け落ちる。」
などと言い
「除霊してやるから来い!Kを出せ!」
とK宅にもわめき散らしに来た。この様子だと俺宅にもSM母が行くだろうと思ったSとKは俺は関係ないを徹底して一切俺の名前を出さなかった。
一時的に可笑しくなったSも除霊?のおかげか正気に戻りMがチクったことはすぐに分かった様子でみんなに言わない変わりにKと俺は関係ないと誰に聞かれても言うようにと言い聞かせたそうだ。
その話を聞いた俺はSの気持ちを知りまた泣いた。

結局、一時的なSの奇行や謎のおっさん事件は、賽銭泥棒によって何かに魅入られたからかどうかは分からないままだけど、Sの母親の基地外地味た話はその後も度々耳にすることになった。

この件より前からSに対しての体罰があったこと、Mに対してはごく普通の母親だったこと、学校へチクったのはこの母親が匿名で他人を装って電話をしたらしく、本当に俺とKが無関係か確かめる為だったと後から知った。

SM父親は愛想を尽かしたのかその数年後、夜逃げをするように居なくなった。
その後SMは父方の祖母に引き取られた。

俺は高校生になる頃に家族でその田舎から引っ越した。

Kとは大人になってからも変わらず友達でいた。

数年前、K伝手にSMの身内から世間を騒がした事件の犯人となる者が出たと聞いた。さらにその数年後、SMの引き取られた先の祖母の家が火事で焼け落ちたことを知った。
タバコの不始末による火事とされているが恐らくはあの女がやったのでは?と身内同士では語っているらしい。
Kはというと、お前の家は狐に祟られていると言われ油揚げを口に加えて跳ね回りながら家に押しかけられたのを最後に縁をきったりとのこと。

どこまでが祟りでどこからが人間の異常性なのか未だに分からない話だ。
長文駄文になったけど、実際にあったはなし。
分かる人には身バレしそうだから多少脚色した。
最後に、その神社では未だに数年に一度首吊り自殺があるらしい。

560 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 19:05:50.50 ID:+C16WXxK0.net
>>553
異常な人を狐憑きってよく言うよね
全然あり得る
Sが悪さしてたのもその母親の体罰を自虐によって消化する為だろう
理不尽な罰を受け入れる為に罪人になろうと頑張ってたんだよ
かわいそうな話だ

564 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 23:04:36.98 ID:o0IGOZLr0.net
>>553
もう40年近く前だね。
宗教にかぶれた母親・父親の虐待をもみ消してたサツもいたけど。
その母親油揚げを口にくわえて人の家訪問して回ってたから
おかしな人間だけどどうなったのだろう。

565 :本当にあった怖い名無し:2022/02/06(日) 23:58:14.03 ID:Zy5GsjIa0.net
>>564
俺ももう40手前だから本当にそんくらい前の話。
やっぱり同じくSM母も宗教に入信してたわ。
闇深い時代の話だわな。

566 :本当にあった怖い名無し:2022/02/07(月) 00:10:16.91 ID:aklmtBqS0.net
>>560
K宅が狐憑きと言われたことについて補足だが、俺らが悪さした神社はお狐さんではなかったんだよね。確か丑が奉られてたと記憶してる。だから、本当にSM母は単なる基地外で霊能者でもなんでもない。単に基地外な振りして我が子を痛めつけただけの鬼婆だと俺は思ってる。











450: 名無しさん@おーぷん 20/09/23(水)01:37:06 ID:8L.7w.L5
お彼岸だからちょっと思い出したお仏壇とかお墓の話。

だいぶ前に亡くなった大叔父の住んでた田舎の家は、今は空き家になってる。
大叔父の息子が人間的に微妙な人で、マジで何にもしないせい。
億単位の遺産を総取りしておいて、年忌やお墓の世話はもちろん、家の後始末すらしない。
親戚に注意されても無視してて、そのうち親戚中と没交渉気味になった。





そんな状況の数年前に行われた法事で、
「そういえば」
と大叔父家の話が話題に上った。
『アホだ』『バカだ』と大人がぼやいてたら、ふと従姉妹が
「お仏壇やお墓はどうしたんだろう?」
と言った。
大伯母が
「たぶん放置中だ」
と答えたら、
「しょうぬきや墓じまいしないで大丈夫かな」
って心配そうにしてた。

大叔父家のようなかなり古い家の仏壇やお墓を疎かに扱うと良くないらしい。
それも疎かにしてる本人じゃなくて、その周りに問題が起きるんだって。
「怖いこと言わないでよぉ~も~」
って感じてその場は和やかに終わったけど。

後日、大叔父の息子の近況がわかって和やかさが吹っ飛んだ。
ガチで大叔父の息子の若い奥さんも子供もみんな病気になってた。
奥さん→末っ子の産後に体調とメンタルを崩して良くなったり悪くなったり。
子供→全員症状が厄介だし辛いけど絶対死なないタイプの病気に罹患(しかも1人ずつ違う病気)。

親戚のお医者さんに縋り付いてきたことで発覚したんだけど、もう10年くらいこの状態だったらしい。
ちなみにその時点で10年前というと大叔父が亡くなった翌年にあたる。
本当に祟られたみたいなことが起きるんだなとびっくりした。

一応、親戚が診察してあげてから家の始末を付けることを勧めたので、仏壇やお墓は終われた。
(でもまだ大叔父の息子の妻子の受難は終わってないだろうな)
と思ってる。
うちの家と親戚宅に分散して、ナイロン袋に突っ込まれた位牌の束が放置されてたから。


※しょうぬき…精抜き。仏壇等の処分をする時に行う儀式。(お)性根抜き・(御)魂抜き 等とも。






383 :本当にあった怖い名無し:2011/12/21(水) 15:15:32.01 ID:myG1cI1H0
読みにくくてすまん
昔ばあちゃんから聞いた話だけど
ばあちゃんがコタツで寝てたら、突然ドンッてコタツの上にでかい牡丹餅?みたいなのが降ってきたんだって。
当然、天井があるからどこから落ちてきたのかわからない。
「なにこれ?」って見てたらユラユラ浮かんでフラフラ~っと家から出て行ったんだって



384 :本当にあった怖い名無し:2011/12/21(水) 15:19:47.08 ID:myG1cI1H0
気になって窓から見てると向かいの家に入っていったらしい。
「何だったんだろうなー」くらいにしか思ってなかったらしいんだが、その晩に向かいの家のだんなさんが事故で大怪我を負ったらしい。
ばあちゃんいわく、何かの祟り神みたいなのだったのかもなあとのこと。
子供心にすごく印象に残ってる話だったw









452 :1/4:2006/08/13(日) 20:59:09 ID:1KHwTJMc0
俺の実家のある地区では『当世話(とうぜわ)』と呼ばれるシステムがあって、それに当たった家は一年間地区の管理を任される。
その当世話が今年はうちで、祭事につかう御社の掃除を夏に一度しなければならないので、祖母ちゃんと俺で山に登って掃除に行った。(掃除道具を担いだ祖母ちゃんを、俺が背負って登った)

御社に来るのは十年ぶりだった。(地区の行事をサボる子どもだったので)
懐かしくて御社の周りをうろうろしていると、幹が妙に括れた大木があった。
「祖母ちゃん。そういやこの木って、どうしてこんななの?」
昔からこんなだった記憶が残っている。
「あぁ・・・そういえば話したことなかったな。掃除しながら話してやろうか」
「面白い話?」
祖母ちゃんが担いでいたカゴから掃除道具を出しながら聞くと、祖母ちゃんは口を横に広げてニヤリと笑った。
「さぁな。ずーっと昔、このへんを治めてた殿様の名前は知ってるだろ」
もちろん知っている。誰でも知ってるような有名な人だ。
「あるときな、その殿様の家来だって言う男がこの村に来た。
 村人は当然のようにその家来を持て成して、村で一番高い位置にあるこの社に泊めてやったんだ。
 だけどな、そのうち気付いた。その家来が偽者だってな。殿様との戦に破れた国の兵だったんだ」


453 :2/4:2006/08/13(日) 20:59:52 ID:1KHwTJMc0
「落ち武者ってやつ?」
「『殿様の敵兵を持て成したなんてぇのが知られたらどうなるか』と村人は怯えてな。その敵兵を殺すことにした。酒をたくさん飲ませてよ、酔っ払わせてな、あの木の前で殺したんだ」
例の幹が括れた大木を指差す。
「『敵の残党をやっつけたことを上に褒めてもらえるかもしれねぇ』って、首だけ残すことになってよ。
 よく研いだカマで首を切ったが、どうしても切れなくてよ。
 それで、今度は鉈を持ってきて一気に振り下ろしてな、首を切ったんだ。
 そしたら、その首はどうしてかポーンと宙を舞って、あの木の幹が二股に分かれたところに乗っかった。
 『これはいけねぇ』ってよ、男衆が木によじ登ろうとしたんだが、首から垂れた血ですべって登れない。
 なら長い棒で突いて落とそうとしたんだが、どういうわけか落ちやしねぇ。
 『うまく嵌っちまったなら仕方ねぇ』って、村人は胴体だけ処分して、首はそのままほかしといたんだわ」
「え・・・気持ち悪くね?」
顔を引き攣らせる俺を祖母ちゃんは笑う。
「滅多に登ってこねぇ御社だから、目にもつかなかったんだろ。

 そんでな、それから少したったら、今まで元気だった男が突然倒れてそのまま死んだ。
 もちろん、あの敵兵の首を切った男だ。
 このときは気にも留めなかったが、その年の作物がまったく育たなくなって、妙な病気が流行り出して、あの首の呪いだと思い始めたんだ。
 それでお祓いしたんだが、効き目はねぇ。
 困り果てた村人はな、その木の幹に注連縄かけてお札貼り付けて、首切られた男をその木に閉じ込めてやったんだわ」


454 :3/4:2006/08/13(日) 21:00:44 ID:1KHwTJMc0
「祓っても駄目だったのに?」
「何でか知らんけどよ、そうしたら災いがぴたっと止んだんだ。人間は怖ぇよ。
 祓って駄目なら閉じ込めちまえってな。

 そんでな、毎年交代で札を新しく貼ったり、注連縄が古くなったらかけ換えたりってな、それでどうにかやってきたんだ。
 でもな、段々段々、その習慣も薄くなってな、注連縄も札もそのままになった。
 木は生長するからよ、注連縄の巻かれたとこだけ、ああやって括れてんだ」
「じゃあ、もう呪いは解けたって?」
「いや。たまーに変なことが起こるわ。
 ○○の家のせがれ、頭がおかしいだろ。昔は何でもなかったのによ」
「何であの家だけ・・・?(おいおい、うちはどうなんだよ)」
「あの家だけじゃねぇ。下の○×の家もだ」
そういえば、○×の家は奥さんと娘がおかしくなり、数年前に引っ越したのだった。
「それから●△(他にも三軒くらい。忘れてたがいずれも変な家)」
「他の家は?てか、うちは?」
「あとの家は、もともとここらに住んでた奴らじゃねぇ。
 言ったことなかったな。
 うちの家はもともと商家でな、それなりに歴史もあったが、続けらんねぇことになってな、
 俺とお祖父さんが今の家に養子で貰われてきて、結婚して継いだんだわ」

今、俺の家はごく普通の一般家庭。
曽祖父の代で商家はすっぱりやめたようだが、今でも屋号が残ってて、祖父母世代の人は未だにその屋号でうちを呼ぶ。
屋号って、どの家にも当たり前にあるものだと思ってたから知らなかった。


455 :4/4:2006/08/13(日) 21:01:17 ID:1KHwTJMc0
「その家の血が絶えれば何も起こらねぇみたいでな」
「祖父ちゃんと祖母ちゃんてどこの人?」
(ニヤリと笑って)「ずぅーっと遠くだ」
なんで親戚が少ないのかわかったような・・・。
「義母から聞いた話だ。本当か知らねぇよ」
「今さらそんなw」
「まぁ、何にしても、うちは大丈夫だ。心配いらねぇ。けどわざわざ近付くなよ」

よく見ると大木の幹の二股部分には、人の頭部ほどの瘤があった。
あれの中身はまさか・・・とも思ったが、話自体の真偽も謎。
その家には悪いけど、実家がある地区にある家のうち数軒が変なのは事実。










539 本当にあった怖い名無し2022/02/06(日) 15:37:48.71ID:Zy5GsjIa0
ガキの頃体験した、未だに謎な話。

田舎の悪ガキだった俺は大人から立ち寄ることを禁止されていたある場所に秘密基地と称して学校帰りに遊びに行くのが日課だった。

何故、禁止かと言うとそこは町内では知らない人は居ないというくらい有名な自殺スポット。
小さな山を少し登ると寂れた神社と境内に大きな木があって、その木で首吊り自殺が時々おきるような場所。
俺らの親が子供の頃から有名らしいが、頻繁に自殺騒ぎがあるわけではない。
忘れた頃に誰かが首を吊るというような数年に一回有るか無いか。

ただ俺の田舎は如何せん閉鎖的な小さな村だから
「〇〇とこの××さん自殺神社で吊ったらしいで。」
と直ぐに噂は広まり、そんなことが何回か繰り返された後、滅多に人が近寄らなくなり理由は何となく誰も語らないまま子供には危ない場所だから立ち寄り禁止と大人から教わっていた。


前置きが長くなったが、何故そんな場所を遊び場にしてたかというと、俺が小学生だった頃は長らくその場所で自殺があったなんて一度も耳にしたこともなかったから噂好きの大人たちが作った都市伝説みたいなもんだろうと信じてなかったし、何よりいつも連れ立っていた中でも特に悪ガキのリーダー格Sがその神社で賽銭を盗んで買ってくれるお菓子や玩具につられていた。

賽銭泥棒は罪という概念は有っても自分が盗んでるわけではないし、Sが頼んでもないのにお菓子や玩具を買ってくれるというのが俺らの罪悪感を薄めた。
そんな悪ガキ仲間は俺、Sとその弟Mさらに、SとMの従兄弟にあたるK。
いつも悪巧みを働く時はこの4人だ。

ただ毎日賽銭にありつけたわけじゃない。
最初に書いた通り寂れた神社だ。寧ろ賽銭がある方が謎なくらい。

それでも毎日通えば2週間に1回くらいのペースで数百円の賽銭を見付けることが出来たし、運が良ければ千円札の時もある。
ガキの頃の話だから曖昧で賽銭箱があったかどうかは定かではないが賽銭はいつも箱には入っていなかったように思う。
無造作に置かれていて簡単に盗めたと記憶している。賽銭箱をほじくったり何か道具を使ったり苦労して盗んだ記憶もない。
それも盗みを働いてる罪悪感を薄めた要因のように思う。

そんな日が続いてしばらくは遊び場にも困らず美味しい思いをしていたが、急にパッタリと賽銭にありつけなくなった。

「今週は外れや。」
から

「今週も外れや。」
に変わり

「今月はアカンのちゃう?」
からとうとう

「もうアカンな。」
に変わるのは案外早かった。

その頃の小学生にとっての一ヶ月は大人が長い年月を経て何かを諦める事に等しかった。

「もう、ここはアカンな。他の場所探すか何か他の遊びしようや。」とリーダー格のSを先頭にその日は早々に山を下りた。
近くの駄菓子屋でそれぞれ親から貰った小遣いで駄菓子を買い近くの公園で次なる悪巧みを練っている中、Sが急に思い出した様にいった。

「絶対あのおっさんや。」
どのおっさん?
と言わんばかりの顔で俺とKMは顔を見合わせた。
そんな俺らを気にも止めずSは
「あのおっさんが賽銭置きに来よったん辞めたんやろ。あいつ、俺が盗みよるの見たから置きにくるん辞めたんやわ。」

Sによると最後の賽銭に有り付いた日、その日は五百円玉と十円玉が数枚。
まぁ、こんなもんかと賽銭をくすねて駄菓子屋に向かうために山を下りようとした時、山の反対から男が登ってくるのが見えた。
賽銭泥棒がバレたと思ったけど一向に男は神社に入ってくる気配もなくただ、じっとそこに居ただけだった。
何故、俺達に今まで黙ってたかと言うと誰もおっさんの気配に気付いてないことが怖かった。
みんなに確かめて、おっさんが自分にしか見えない存在だとしたら…それを認めるのは怖い。というようなことを言った。

Sの話を聞いて薄ら寒いものを感じ、皆がしばらく無口になった。
そんな空気を変えたのはまたしても、言い出しっぺのSだ。

「でも、それからや。賽銭なくなったの。やっぱりあいつが賽銭置きに来よったけど、俺が盗みよるの見て置くのやめたんやろ?だから、あいつは普通のおっさんや。幽霊でもなんでもない。あいつ近くに住んでるんちゃうか?明日探しに行こうや!」

怖いもの知らずな俺たちの次なる遊びはおっさん探しに決まったとこで、その日は解散した。

いざおっさん探し!となるはずがその次の日からしばらく梅雨独特のシトシトした雨が続き外出ができないまま数日が過ぎた頃、言い出しっぺのSが急に熱を出して学校を休んだ。

弟Mによると夏風邪だろうとの事で特に気にも止めなかったが、今思えばこの辺りからSの奇行が始まったように思う。
風邪の割には中々登校してこないSを俺もKも心配して何度もMに
「Sの風邪大丈夫か?」
と尋ねても
「Sは熱と言ってもそんなに高熱じゃないし、咳も出よらん。元気にしとるけど、体にブツブツが出来てそれが、引かんから登校出来んだけ。」と聞かされた。

医者に行ったけど伝染病の類いでもないし、蕁麻疹と診断され大事をとって休んでるとのことだった。
それを聞いて安心した俺とKは、
「移る病気じゃないなら会いに行けるし、今日、一旦家帰った後お見舞いに行く」
とMに伝えた。

放課後、見舞いに行くとMから聞かされた通りSは元気そうな様子で俺らを迎えてくれた。
「悪いな。大した事ないんやけど、おかんが外に出してくれんのや!」とふて腐れたようにベッドに座りながら俺が親から手渡された差し入れに手を伸ばすSは本当に病人なのか疑わしいレベルで我先にチョコレートケーキを選んで食べた。

しばらく談笑したり漫画を読んだりして楽しみ、そろそろ帰る流れになった頃Kが元気付けの意味も込めて
「そんなけ元気なら明日には学校来れるやろ?お前が休みよったら退屈。はよ、おっさん探し行こう!」
と言ったのを機にSが黙り込んだ。

何となく踏み込んでは行けない場所に踏み込んだ気がして気まずくなった俺たちは、早々と切り上げるかの様に
「とにかく早よ治せよ。」
とい言い腰を上げようとした時、
「チクったやろ?」
とSがボソっと言った。
「俺が賽銭盗んだのチクったのお前らか?」
とまた俯きながら呟いた。

俺がKを見るとKは頭を横に振り否定のポーズをとった。
勿論、俺も誰にも話してなどいない。
MをみるとMは俯いて黙り込んでいた。
明らかにMが犯人だと分かったが誰もその場では何もかも云わなかった。
微妙な空気に耐えられなくなった俺もKも
「何のことか分からん。誰もチクったりせん。チクったら自分らもグルやのに、そんなアホなことする奴おらん。気のせいやろ?」
とだけ言い残して逃げるようにSの家を後にした。

帰り道の途中、どちらかが言うわけでもなく公園に立ち寄り俺とKはブランコに腰をかけた。

「Mがチクったんやろ?」最初に口を切ったのはKだった。
「何でや?自分も一緒に居てSにお菓子買って貰って食べた癖に。しかもSは兄ちゃんやぞ。」
とKはつづけた。
「だいたい、誰にチクったんやろ?」
そんな話をしながら何も答えもでず、Mは裏切り者ということだけが延々と繰り返された。

それからしばらくしてSは学校に登校してきたけど何となく俺もKもあの日以来、SとMに近寄ることを避けた。
放課後に4人で帰ることも遊ぶこともなく自然と俺・KとS・Mという組み合わせで別々に帰る日が続いた。

喧嘩をした訳でもないから気まずいまま数週間が過ぎた頃、担任から呼び出しをくらった。
体育係だった俺とKが放課後活動で体育館周りの草むしりをしていた時だった。
最初は掃除サボれてラッキーだったはずが別室に呼ばれてドアを開いた瞬間にS、Mも呼び出されたメンバーだと分かると鼓動が跳ね上がるのを感じた。

今更だがSは1学年上。
俺とKは同い年同じクラス。
Mは1学年下。
それぞれの担任が俺たちの前に座り、これから裁判が始まるかのような重々しい空気が流れていた。

「お前ら。最近、放課後に悪さしよるんと違うか?」
最初に口を開いたのはSの担任。
俺たちは誰も何も言わず俯いたまま。
「立ち寄り禁止場所にフラフラ上がって行きよるの見たって学校に連絡があったんやが、どうじゃ?お前らか?」
つづいて俺たちの担任が追い打ちをかけて更に鼓動が早まりながらも一様に黙秘を続けた。

Mの担任は女。ただ黙ってその場に居たが圧力だけはヒシヒシと感じるくらいのベテラン女教師だ。
俺たちがいつまで黙秘権を行使できるか見物と言わんばかりにしばらく教師も口を開かないでいた。
しばらく沈黙のやりとりが続いた後そこはやはりリーダーなわけで、Sが最初に沈黙を破った。
「見ただけで、何で俺たちと分かるんや。俺たちの顔まで見たんか?俺ら一人一人の名前も分かるんか?」
教師らは誰も口を開かない。

立場が逆転したようにSは続ける。
「証拠もないのに、呼び出してえんか?悪さって何や?俺らが何したっていうんや?」
と一気にまくしたてたSに
「言うてええんか?」
とSの担任がSを牽制したが勢いが止まらなくなったSを誰も止めることは出来なかった。
「言わんかい!」
と売り言葉に買い言葉なSをみて、俺はバレた後のことを考え始めた。親に知られてぶん殴られることを覚悟するしかなかった。

「空き家に入りこんだな?」

「……………」

何が起きているのか理解が追いつかずに居た。

空き家?

Kを横目でみたが俯いているので表情までは見れなかった。
続いてMをみたが同じ。Sは顔面蒼白。

そんな三人をみて更に俺は取り残されたまま沈黙した。
賽銭泥棒の件で呼び出されたと思っていたはずが、空き家に不法侵入の疑いがかかっていることに理解が追いつくはずもなく。

「知りません。空き家って何?」
とやっと俺は始めて口を開いた。

「まだ惚ける気か?」
と担任に詰め寄られたが
「知らんもんは知らんのや。何や空き家って!」
と今度は俺がSに噛みつく形に変わった。

そこでMがとうとう泣きだして、
「俺君は関係ない。Kも直接は関係ないけど僕が話したから知ってる」
とだけ言うと後は泣いて何も話さなかった。
俺とKは関係ないということで、直ぐにその場から追い出すように出された。

そのまま、Kと帰宅することになるが複雑な気持ちは拭えなかった。
「俺だけ退けもんか?」
と誰に言うでもなく呟いたあと何故か悔しくて涙が流れた。

「ごめん。」
とKは謝った。

「口止めされてたから。」

「どうせ、俺だけ退けもんや。お前らは兄弟・従兄弟やからな。」
と引くに引けず俺はKに八つ当たりした。

「違う。Sがお前を巻き込むなって言うたんや。俺かってほんまは聞きたくなかった。巻き込まれたくなかった。」
とKの本音を聞いて居た溜まれなくなった。

「何があったんや?」
と問いかけた俺にKは俄には信じられない話をした。

話は、おっさん探しを思いついた翌日にまで遡る。

翌日は雨で誰もが諦めたはずだった。
その翌日も翌々日も雨はしばらく続き誰もがおっさんのことすら忘れていたはずがSだけは違った。

雨の降る中一人、あの山に出掛けた。
さすがに一人で神社へ近づくのは怖かったらしく、しばらく周りを散策しながら当てもなく山道を歩いていた。
それらしい家もみつからず飽きてきて帰宅するために山を降りるはずだった。
いつも通りに山を下れば数分で民家へ繋がるような何てこともない山道をその日は何故か違うルートで下った。
このルートも大したことはない。
何度か俺たちも通ったことはあるが、単にたどり着くのが自分たちの住む村の反対側だから遠回りという理由で滅多に選ばないルートであるだけ。
その別ルートを下ったさきに数件の空き家があることも俺も含めみんな知っている。

ただ、知らなかったのはその空き家がSの隠れ家として使われていたこと。
これは俺もKMも誰も知らなかった。

その日、中々戻らないSを心配したMがKに電話をかけていた時に妙にハイテンションな状態でSが帰宅した。
「M、ええもん見せてやるから来い!」
と誘われたMはKにも来るように言ったがKは
「俺が行かないなら行かん」
と答えたそうだ。

Mは俺にも電話をしたらしいが俺宅は不在だったのだろう。
連絡が取れなかったことを再度Kに電話すると、「それならやっぱり行かんとく」
とKは答えた。
Kによると空き家にはSとMだけで行き、その翌日からSは学校を休み始めたそうだ。

そこまで話しを聞いても俺には全く要領が掴めないで居た。

「それが何や?何で、それを俺に隠す必要があったん?
ええもん見付けたって?何?」

問い詰めた俺にKは言いにくそうに口を噤んだまま下を向いている。

「そこまで話したんやから話せや!」
と俺が苛立ちをぶつけ渋々Kは、

「ここからは後からMから聞かされただけやから……」
と続きを話し始めた。

空き家に入ったが何にもなかった。
ええもんどころか、湿気た匂いと汚い家具、外人の少女が書かれた絵が壁に掛けられているくらいの何てことない空き家。
「何もないやん!」
と呆れるMに対して
「こっち、来てみ!」
とSはさらに奥の部屋へとMを引いた。
そこでMはギョッとした。
部屋の中だと言うのに床に砂利が引かれていた。
「何ここ?気持ち悪い。」
というMに対して
Sは
「宝石や!」
と言いだした。

宝石?と頭をかしげるMの両手を器の形にさせるとSは、床の砂利をつかみMの手の中へ
「宝石や。」と流し込んだ。
またいつもの悪ふざけと思ったMは
「あほが!こんなとこまで連れてきやがって!」
と砂利を投げ捨てた。
その途端にSは、
「何するんや!」
と急に形相をかえMの投げた砂利を広い集めてポケットへしまい込んだ。
Mが投げた砂利だけで足らずそこら一面床に転がった砂利を
「宝石!宝石!」
と取り付かれたようにポケットにパンパンに入れ始めたとこで、Mは怖くなってSを置いて逃げ帰った。

家に戻ったMがすぐに父親にSが可笑しくなったことを言うと父親は車で飛び出して行き数分後にSを引きずる形で連れ帰ってきた。

「嘘やろ……?」

俺は言葉を失った。

「俺も最初は嘘やとおもた。俺を怖がらせる為にSとMが組んでまた作り話しとるんやと思った。しばらくSが休んで二人でお見舞い行ったやろ?
あの時のSのチクったっていういう言葉やMの様子が気になったからMにお前がチクったんか?ってこっそりあの後聞いた。そしたら、この話されたんや。
お前は、知らんやろうけどな、あいつらの母親ヤバイんや。身内やから渋々付き合いしとるけどな、ほんまは俺ら家族はあいつらのオカンとは関わりたくないくらいや。」
とKが唐突にSM母の話を始めた。

「何や?話が逸れまくりで理解できん。」
と俺が制すと、

「ええから聞きや。話繋がってるから。」
と言われてまた、話はあの日へと巻き戻る。

SM父がSを連れ帰ったあともしばらくSの奇行は続いた。
持ち帰た砂利を机に飾り、
「次は俺やKにも教えてやらんと。連れて行ってやらんと。」
と上言のように繰り返していた。
食事中も
「おっさんの家がどう」
とか
「金持ちのおっさんに気に入られた。」
「今度おっさんから、バイオリン習う約束した」
とか訳の分からないことを繰り返し見かねた父親がMに何があったのか全て話せと詰め寄り、観念したMが賽銭泥棒のことも含め全てを話した。

罰当たりなことして!と当たり前のごとく父は兄弟をぶん殴った。
が、それ異常に恐ろしかったのはSMの母。
Sを全裸に縛り上げ風呂場へ連れて行くと頭から水を何度も浴びせたあと部屋へ連れ戻すとベッドの柱に全裸状態のSを縛り付けタバコの火を体中に押しつけた。
タバコの押しつけはお灸と称し除霊だと言いしばらく続いた。
風邪や蕁麻疹なんかではなく母親がSを軟禁していたからSは学校へ来られなかったとKから聞かされた。
除霊と称して夜な夜なSの体を痛めたそうだ。

母親は
「Sだけ除霊しても無駄!」
と言い
「Kを除霊しないとお前ら一家は焼け落ちる。」
などと言い
「除霊してやるから来い!Kを出せ!」
とK宅にもわめき散らしに来た。

この様子だと俺宅にもSM母が行くだろうと思ったSとKは俺は関係ないを徹底して一切俺の名前を出さなかった。
一時的に可笑しくなったSも除霊?のおかげか正気に戻りMがチクったことはすぐに分かった様子でみんなに言わない変わりにKと俺は関係ないと誰に聞かれても言うようにと言い聞かせたそうだ。
その話を聞いた俺はSの気持ちを知りまた泣いた。

結局、一時的なSの奇行や謎のおっさん事件は、賽銭泥棒によって何かに魅入られたからかどうかは分からないままだけど、Sの母親の基地外地味た話はその後も度々耳にすることになった。

この件より前からSに対しての体罰があったこと、Mに対してはごく普通の母親だったこと、学校へチクったのはこの母親が匿名で他人を装って電話をしたらしく、本当に俺とKが無関係か確かめる為だったと後から知った。

SM父親は愛想を尽かしたのかその数年後、夜逃げをするように居なくなった。
その後SMは父方の祖母に引き取られた。

俺は高校生になる頃に家族でその田舎から引っ越した。

Kとは大人になってからも変わらず友達でいた。

数年前、K伝手にSMの身内から世間を騒がした事件の犯人となる者が出たと聞いた。
さらにその数年後、SMの引き取られた先の祖母の家が火事で焼け落ちたことを知った。
タバコの不始末による火事とされているが恐らくはあの女がやったのでは?と身内同士では語っているらしい。
Kはというと、お前の家は狐に祟られていると言われ油揚げを口に加えて跳ね回りながら家に押しかけられたのを最後に縁をきったりとのこと。

どこまでが祟りでどこからが人間の異常性なのか未だに分からない話だ。
長文駄文になったけど、実際にあったはなし。
分かる人には身バレしそうだから多少脚色した。
最後に、その神社では未だに数年に一度首吊り自殺があるらしい。






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