【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 墓参り系



464: 本当にあった怖い名無し 2011/08/18(木) 02:24:24.94 ID:Ku71q6GBO
怖い話かは解らないけど、俺の実体験。

 

何年か前の盆、俺は一人で墓参りに行ったんだ。
家族が墓参り行くときに風邪引いてたから、一人で花と線香、
水をチャリのカゴに乗せてね。
ポケットにはおばあちゃんが大好きだった飴玉と、
チロルチョコを幾つか。
墓地に到着した俺は、おばあちゃんの墓に水をかけて、
花を変えて、花を入れてるとこに水を入れて、と
いつも通りのことをやった後、線香に火を付けて立てかけて、
拝んだ。
その後、飴玉とチロルチョコにシールを貼ったやつを供えて、
帰った。
シールを貼ったのは、もしもおばあちゃんがこれを見たときに
「俺が供えたんだ」と解るようにというしょっぱい思いやりからで、
ゲーセンでよくあるプリクラの、俺の顔の写ったシールを貼っていた。

その帰り道、俺は信号無視の車と衝突事故を起こした。
救急車を呼べ、警察を呼べの大騒ぎになったが、不思議と
俺はほとんど無傷で、かすり傷が何カ所かあるぐらいだった。
到着した警察も不可思議に思ったらしく、色々事情を聞かれたが、
俺にも詳しいことは解らず、ただ信号無視した車の運転手の
事情聴取とかを待たされた。

その待ってる最中、俺が事故に遭ってから倒しっぱなしの
自転車のカゴに何かが入っていたのに気付いて、
俺はそれを確認しにいった。
墓地を出るときは何も持たず、カゴの中身も何もない
状態だったから、無性に気になったのも相俟ってだった。
自転車のカゴには、中身のなくなった飴玉とチロルチョコの
外装があった。
その外装には、おばあちゃんの墓に供えたやつと同じ、
俺のシールが貼ってあったんだ。
その後病院に検査に行かされ、病院を出てから真っ先に
ばあちゃんの墓を見に行ったら、俺が供えていた飴玉と
チロルチョコはなくなっていた。

この事があってから、俺は毎月おばあちゃんの墓参りを
欠かさなくなった。
勿論、飴玉とチロルチョコも忘れない。
おばあちゃんが助けてくれたのか、全くの偶然かは解らない、
ちょっと変わった話でした。






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651 :sage:02/03/28 00:20

大学に入学してすぐにラグビー部に入った。
入部するなり、一人の4年生の先輩に「お前は入学時の俺にそっくりだ」と言われた。
その先輩は僕と同じポジションで、それから2年間(先輩が留年した為に2年間一緒だった)、
一緒に酒を飲んだり、麻雀をしたり、ご飯を食べに行ったりと、口では表しきれないほどお世話になった。

その先輩が卒業し、2年間みっちりと鍛えられた僕は、他の先輩を差し置いてレギュラーになることができた。

その年の夏合宿の最中、すごく尊敬していたその先輩が亡くなったと連絡が入った。バイクでの単独事故だった。
告別式、お通夜は、合宿地から300キロ程離れた先輩の田舎だったが、
合宿中ということもあり、キャプテンだけが参列するという方向で部内では話が進んだ。
僕は「もし葬式に出れないのならば、今ここで部活を止める」と駄々をこね、
結局キャプテンと一緒に僕もお通夜に参列する事ができた。
僕が一番可愛がってもらってたことを皆知っていたので、無理を言っても反論する人はいなかった。

初めて会った先輩のご両親は、僕の事を亡くなった先輩から聞いていたらしく、
「ありがとう、ありがとう」と、泣きながら出迎えてくれた。
僕も涙が溢れ出てしまい、せっかくとってもらった先輩の大好物だった寿司屋の寿司を味わう事はできなかった。

652 :651:02/03/28 00:28

その秋のリーグ戦では、皆心の中に『死んだ先輩の分まで…』という気持が有ったためか、
チーム初の決勝進出を果たす事ができた。
決勝の相手は3年連続優勝している強豪チームで、
僕等のチームは練習試合も含めて4年間そのチームに勝った事がなかった。
でもその決勝はいつもとは違った。
普段なら押される事はあっても、絶対に押す事のできなかったスクラムはこちらが常に押しつづけ、
楕円のボールのバウンドは常に僕達に有利に転がった。

試合が終る少し前にキャプテンが言った。
「このグラウンドに○○さんがいる…」
僕も皆もそれはなんとなく気付いていた。
密集の中なんかでも、うしろから誰かが支えてくれている感触が確かに有った。
そして、僕達は3点差で試合に勝って初優勝することができた。



653 :651:02/03/28 00:37

試合後、遠いところを応援に来てくれていた先輩のご両親に優勝の報告をしに行くと、
「少し前に、○○がこのグラウンドで試合をしていて、試合に勝つ夢を見た。
 だから今日はこのグラウンドを見た瞬間に、君達が優勝する事を確信していた」
と、おっしゃっていた。
「このグラウンドには初めて来たが、○○が夢の中で試合をしていたグラウンドは確かにここだった」
とも言っていた。

次の日に全員でお墓参りをして、「先輩のおかげで勝つ事ができました」と報告をした。

今でも当時の部員が集まる機会があると、
「あの時の試合には、絶対に死んだ○○さんがいた」
「16人対15人で勝つんじゃセコイけど、それも○○さんらしいよな」
なんて話題でいつも盛り上がり、そして未だにしんみりしている。

文章が下手なので、皆さんのように感動させる力作には程遠いいのですが、
このスレを見ていてどうしても書きたくなってしまいました。
今年の夏がちょうど亡くなった先輩の10回忌なので、皆を誘って先輩の田舎に押しかけようと思っています。






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192 :1/2:2011/10/04(火) 01:44:02.45 ID:a9NpIxef0

今年のお盆に地元に帰省して、一人で墓参り行ったときのこと。

192 :1/2:2011/10/04(火) 01:44:02.45 ID:a9NpIxef0

実家の墓がある墓地は、駐車場を一段上がったところに広い墓地が広がってて、
さらに奥に行くとさらに階段があって、そこを登ると小さい墓地が点在してる構造になってる。
広いほうの墓地にある実家の墓参りを済ませたあと、
数年ぶりに帰ってきたことだし、ちょっと散策するかなって気になった。
奥の階段を登るとちょっとした小道になってて、墓地の反対側まで抜けることができた記憶があったので、
ずんずん進んでいった。

途中、ちょっと開けたところにまた墓地があったんだが、
その左奥にある墓が目にとまって、なんの気なしに近づいたんだ。



193 :2/2:2011/10/04(火) 01:46:32.04 ID:a9NpIxef0

それは随分と古い墓で、墓石の一部は苔生しており、もう長いこと人がお参りしていないような雰囲気だった。
あまり無関係な墓に近づくのもアレだしと思って、すぐにその場を離れようとしたんだが、
その時、不意に「エツコさん、随分と遅くなりました」って言葉が口をついて出てきたんだ。
まったくの無意識で呟いた言葉で、自分でもなんでそんなことを言ったのか訳が分からず、
えっ?何?俺何言った??って混乱していると、ラジオみたいな声というか音が頭の中に鳴り響きはじめた。
それと同時に、とてつもなく胸が締め付けられる感覚に襲われて、
『ああ、みんな死んでしまったんだな』っていう、懐かしいような悲しいようなそんな感情に包まれ始めた。
得体のしれない感情に怖くなった俺は、慌ててその場を逃げ出した。

特にこれといった後日談もなく、それだけのことなんだが、俺にとってはかなり不可解な体験だった。





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967 :本当にあった怖い名無し:2012/01/12(木) 09:34:10.67 ID:J0Kp8jUhO

2、3年ぐらい前の話なんだけどさ。

その日は母の命日だったんだけど仕事が忙しくて墓参りに行くのすっかり忘れてたんだ。

ようやく仕事が終わって、時計を見ると夜の10時。
さて帰るか、なんて思って何気に携帯を見るとメールが一件。開いて見ると兄貴からで、内容は「墓参り行った?」というメール。
そこでようやく墓参り行ってないことに気付く。
明日に先送りするのも母に悪い気がしたし、仕事もこの時期ピークで忙しく時間がない。
ちょうど母の墓がある寺は帰り道だったということもあり、帰りがけに寄って行く事にした。
さすがに線香や花は時間も時間なので用意は出来なかったが、母の好きだった和菓子をコンビニで買い、寺に向かう。
寺と言っても規模は小さく、監視カメラこそあるが深夜に出入り自由という何ともアバウトな寺だ。





968 :本当にあった怖い名無し:2012/01/12(木) 09:35:05.24 ID:J0Kp8jUhO

正門の脇の小さな扉から中に入ると、前から2列目の左奥にある母の墓に向かうのだが、どうやら先客がいるようだ。
母の墓があるひとつ奥の列に誰かがいる。

明かりもなく暗かったので遠目からはよく見えなかったが赤いレンチコートがよく目立つ髪の長い女性だった。

正直こんな時間にこんな格好で墓参りなんて絶対おかしいよな~とか思ってたが母の墓の前まで行った時に軽く目が合った瞬間ニッコリと会釈をしてくれたので少し安心する。

(まっ。こういうこともあるよな )と、1人ぼっちの不安さを忘れながら、お供え物の和菓子を備え、手を合わし目を瞑る。(こんな時間になってごめん母さん)と謝り、墓参り終了。
帰ろうと思って顔を上げると、なんか後ろからすごい視線を感じる。
もしかしてさっきの女の人かな?と思い後ろを向く。

「うわっ!!」
思わず声が出る。

そこにはさきほどまで一列後ろにいたはずの女が俺の真後ろ、目と鼻の先に居たのだ。
しかも女は先ほど見せた笑顔とは違い、顔は青白く、これでもかと思うほど見開いた目で俺を憎らしげに見ていた。


969 :本当にあった怖い名無し:2012/01/12(木) 09:38:45.31 ID:J0Kp8jUhO

「あぁぁぁぁぁ!!」
もう声にならない叫びをあげながら全力疾走。
途中靴ひもほどけて何回転んだか分かんないぐらい必死に走った。
でも止まるなんて絶対無理だった。
止まったらあの女が後ろにいるんじゃないかと思ったから。

やっとの事で自宅に着くと、もう家中の鍵という鍵をかけまくった。それでも不安だったので風呂にも入れず、電気とテレビを付けっ放しでリビングで寝ることにした。

ソファーに寝転び、テレビを見る。
ちょうどお笑い番組(確かガキ使)がやっていたので見ていると、だんだん恐怖が薄れていった。
疲れてたんだなと自分に言い聞かせ、強気になった俺は部屋の電気とテレビを消し寝ることに。
だが電気を消そうとスイッチを押すつもりが間違えて隣の玄関モニターのスイッチまで押してしまった。
「!!・・・マジかよ」
この時ほど1人暮らしの独り身を悔やんだことはなかったよ。
モニターには門の向こう側にはっきりとあの赤いレンチコートが写っていた。

解けてた緊張が一気に張り詰める。
だが俺はこんとき恐怖と同時に怒りが湧いてきていた。

この女実は霊なんかじゃなくてただのストーカーなんじゃねぇのか? こういうのはビビったら負けだ。とか何故か強気な姿勢に。
モニターを見る限りあの女は門から入ってきてないし、こっちから行くしかないと思ってドアに手をかけた瞬間、俺の心臓は凍りついた。

玄関ドアは曇りガラスでぼやけて外が見えるんだが、そのガラス一面に複数の顔がびっしりと外から張り付いている。それも全体に。

恥ずかしながらそこで俺は気を失った。というか恐怖で人って本当に気を失うもんなんだな。
それ以降もまだこの家には住んでるが怖いことは起きていない。ただあれ以降一度も墓参りには行ってない(母さんごめん)




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99 :犬好き:2011/05/24(火) 18:33:14 ID:.VpA8lx30
去年のお盆に、家族みんなで父方のお墓参りに行きました。
お寺は崖の近くにあるような、何とも行きにくい場所。
その片隅に骨壷をおさめている建物があって、そこに手を合わせに行くのです。
その建物にはとても大きなドアがあり、先頭の父がギィ、とそのドアを開けました。
するとその瞬間、
隣にいた義兄が小さく「ふぉあッ!(; ゚Д ゚)」と声を上げ、何かを避けた後、その何かを目で追っていました。

他の家族は気付いていなかったのですが、それを見ていた私は「どうしたん?」と尋ねました。
すると義兄は、もしょもしょと言いにくそうにボソリと、
「おっさんがすごい勢いで飛び出して行った…」
と呟き、はぁ(´・ω・`)とため息をつきました。
格好はスーパーマンのように両方の拳を突き出し、颯爽と飛び去ったようです。

私の親族は全員零感な為何もないので、
その様子を見て「霊感のあるひとも大変なんだなぁ(・ε・)」と思いました。




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