【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 墓参り系




17:本当にあった怖い名無し:2011/05/13(金) 21:31:08.17 ID:1QbPeVCT0
夢の中で警告

去年の六月頃なんだけど、死んだ母ちゃんが夢にでてきて、墓がどーたらいっている。
なんか胸騒ぎして、帰省しようと思いつつ、仕事が忙しかったんで帰るのをサボッてたら、寺から電話がかかってきた。
集中豪雨で、斜面にあるおれんちの墓が崩れかけている、って。
慌てて見に帰ったら、ホントに崩れる寸前で補強工事してもらうことになったんだけど、見積もりだしてもらったら、おれにはとても払えない大金。
が。ちょうど満期になった保険があったことを思いだして、調べたら、ぴったりの金額だった。
結局、払戻金で払ったが、それは元々は親が払った保険だった。
母ちゃん、もしやコレみこして払ってたんではなかろうか。確かにおりは甲斐性のない息子だが。
なんともいえない気分でした。

おれの伯父さん(故人)も昔、「死んだ親父が夢にでてきて、『義一(伯父の名前)、おんどりゃあ家が流されるちゅうのに、なんしとんじゃ』と怒られて、もしやと墓をみにいったら、増水で敷地が削られて墓石が倒れていた」と話してたけど。
いやはや自分にも、こういうことが起きるとは思わなかった。
ご先祖様は大切に・・・・





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433 名前:本当にあった怖い名無し :2005/10/08(土) 02:30:14 ID:x7VFl9ZZ0

父伝説2
私がとても小さい頃の話。
まだ息災だった祖母が近所の寺に墓を買った。
その日遊びに来ていたイトコと私達親子とで、そのまだ誰も入っていない墓の前で

なぜか…記念写真を撮った。

真新しい墓の前で4人並んで撮った写真は、他の写真と共にアルバムに収められた。
そしてそのまま数年間、誰も気づく事はなかったのだが…
ただ、妹だけは「この写真何か嫌」と言っていた気がする。
「神経質」な性格と思われていたから誰も気に留めなかったし、実際その写真には何もないように見えた。

そんなある日、母方の祖母が家に来た。
東京から来たモダンな感じのする女性で、オカルトが大好き。
妹は祖母に「これ見て」と例の写真を見せた。
やはり何も見えなかったようだが、その手の話が好きな祖母は写真を東京に持って帰った。


そして、小さい写真を引き延ばした。

墓石の前で微笑む4人。
その墓の向こう、木々の間に


十数人の男の顔、顔、顔。


祖母は驚いて、すぐに私達の家にやって来た。
一晩置いて、その写真を現場となった寺に持って行く。
馴染みの住職は「無縁仏がうらやましがって出てきたのだろう」と言っていた。
写真は寺へ納めた。


今にして思えば、どこかに送れば良かったとか、ちゃんと見ておけば良かったとか思うのだが…
何より、墓場で記念写真を撮った父がすごい気がした。つか、やめれ。




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377 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/12/19 18:55
数年前、つきあっていた彼氏と結婚をする約束をしていたんですが、
お金使いが荒くて、私の方が心変わりをしていました。
このままこの人と結婚しても到底幸せになれないような気がして。
ただ、彼はちょっとした事できれて暴力をふるうのでなかなか言い出せず、
どうしよう、いつ話そうってすごく悩んでいました。

私の様子がおかしいと思ったんでしょうか、彼が休日にいきなり電話をしてきて、
『おかんの墓参り行くで、結婚の報告や』と。
彼の御両親は離婚後二人とも亡くなっていて、今日はお母さんの方のお参りするということなんですが、
亡くなってるからお墓参りになるけど、普通生きてらしたらお宅に伺って2人の結婚の御報告って言う形と同じですよね。
なので、私はもう結婚する気がないのに行くのがやはりためらわれたんですが、
いつものように何も言う事ができずに、彼とその墓所に向かいました。

その墓所は山の上にあるのですが、山のふもとまではバスです。
沈鬱な気持ちでバスに揺られていて、このまま結婚してしまうのかなとぼんやり考えていたら、
いきなりすごい衝撃で私は転けてしまいました。


378 :377:01/12/19 18:56
バスに乗用車が後ろからつっこんで来たのです。
乗客は幸いけが人はなかったのですが、そのままバスを降ろされ、
バスの運転手に「警察いかなあかんから、申し訳ないけど次の乗って」といわれました。
でも次のバスは30後・・。
しかたなく、私達は歩いて行く事にしました。

40分くらいでようやく墓所に向かう上り坂が見えました。
そこで私は、平坦な道にもかかわらず何かに足をとられまた転んでしまったのです。
捻挫をしたようで、みるみる足が腫れてきました。ここから上り坂なのに、もう歩けそうにありません。
彼は2回もけちがついた事にすっかり気分を悪くし、
「もうやめや、やめや。1人で帰れ」と、そのままいってしまいました。
いつもなら「がんばって歩くから、待って」と無理して登っていたと思うのですが、
この時は帰ろうと思いました。なんとなくこれはおかしいって思ったからです。
今思うと、あれが私の人生の分岐点だったような気がします。
帰りは不思議なほどなんの支障もなくすんなり帰れました。(足はいたかったですが)

その後かなり彼には付きまとわれましたが、
この事がきっかけになって私も決心がつき、なんとか別れる事ができました。

その話をある時お坊さんに話しました。
すると、
「お墓参りってみんな簡単に考えてるけど、そんな軽い気持ちでいったらあかんねんで。
 だからこそ自分の御先祖さんのお墓参りも意味があるねん。
 例えば不倫とかどろどろの恋愛とか、結婚する気のない相手のご先祖さんが眠ってはるお墓に参るのはよくない事や。全部わかってはるんやから。『足留め』くろたんや」
といわれました。
それを聞いて、ああ、私は彼のお母さんに拒絶されたんだと思いました。
もしくは、こんな息子やめときって思ってくれたのかな、とも思います。
どっちかわかりませんが、これで本当によかったと思ってます。
今はあの頃には考えられないくらい幸せに暮らしてます。


379 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/12/19 19:03
>377-378
相手のお母さんが忠告してくれた方に一票入れとこ。
どっちゃでも、ええ話やけど。


381 :377:01/12/19 22:06
>>379
そうですね~。どっちゃでもええんですけど、
379さんのその一票に救われます。

その後、その彼は真面目に働いてがんばってたようなんですが、昨年、癌で亡くなりました。
亡くなる前、最後のデートみたいな感じで食事にいったんですよ。
始めておごってくれて、びっくりしました。
なんか、三文小説みたいでネタと言われそうですが、
この間4年ぐらいをかけてますので、当事者はあんまりドラマチックな思いはないんです。
日々の仕事や雑用がありますので。
でも今回文章に書いてみて、あまりにネタっぽくてちょっと笑ってしまいました。


390 :377:01/12/20 18:08
みなさん、ありがとうございます。
詳しい状況はややこしいので省きますが、彼は亡くなる前の数年間でびっくりする程変わったんです。
(唯一肉親の妹からききました)
ある意味、それで天寿を全うしたように思ってるんですよ。
とても御両親が好きだった人なので、今は一緒に楽しくやってると思います。
ギャンブラー暴力男のままじゃ合わせる顔ないですもんね。
暗い話で申し訳なかったです。





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950 :可愛い奥様:2017/10/30(月) 02:24:05.42 ID:4UFmDBYn0.net
昔の話だけど、婚活中に知り合った男性。相手も婚活中とのこと。
カッコ良くてお金持ちで、デートしたらすぐ好きになってしまうだろうなぁと思っていた。

デートに誘われ、日取りを決めて楽しみにしていたんだけど、その日になり急に外出困難な程の大雨と雷。
それに加えて頭が割れるかと思うぐらいの激痛。ロキソニンも効かない。
約束の時間までには治るかなと思ったけど、治る気配無く長時間頭ガンガン。
残念だけど、デートは後日にしてくださいと連絡入れた。
そしたらすぐに頭痛がスッと消えた。

暇になったからネットサーフィンしてたら、
とある読者モデルのブログにて『結婚しました』という記事に、旦那としてその男性の写真が載ってた。
男性は私と知り合う前から既婚者だった。


957 :可愛い奥様:2017/10/30(月) 17:40:43.74 ID:fzNEy8FR0.net
>>950不思議な経験だね、なんか私も思い出した

母親同然に可愛がってくれていた叔母さんのお墓まいりに行ったとき、
当時の恋愛中の彼を信じていいのかダメなのか、結婚もどうしたらいいのか悩んでた。
お参り中にろうそくの火を見ながら心の中で、
『叔母さんが結婚しない方がいいと思うなら火を消して下さい』って唱えたら、突然ぱっと消えたんだよね。
なんかその時にすーっと恋愛とか彼氏に対する熱がさめて、別れようと素直に思えたというか…
恋愛沙汰で一生苦労しながら若くして死んだ叔母さんだったから、教えてくれたのかなと思った。
その後すぐ今の旦那が現れて誰からも反対されずトントン拍子で結婚まで行って、そこそこ幸せなので感謝してる。



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742 :実家1:2005/08/17(水) 19:21:57 ID:2Lfs0mfK0
先日婆ちゃんが体調を崩して入院したんだ。
親は共働きなので付き添いのため急遽自分が帰省したんだが、
ボケが急激に進行して幼児のようになった姿はショックで見てられんかった。
久々に帰った実家は家中ほこりだらけ…
掃除や仏壇・神棚に手を合わすのはもっぱら婆ちゃんだけだったので、足腰弱ってからは放りっぱなしになっていたようだ。
自分が居れるうちにと思い立ち、家中拭いたり掃いたり、数年ぶりだろう御供え物をして手を合わせたある日。

その晩、おかんが突然寝ている俺のところにやってきて世間話を始めたかと思うと、
「そういえばおばあちゃん、ボケる前に山の祠をおまつりせんと言うてしきりに気にしとったわー」
…この家で生まれ育ったが、そんな祠があることは初耳。
詳しく聞くと、なんでもウチの所有する山の奥に小さな祠?のようなものがあって、15年以上前に死んだ祖父の代で祭祀はしてないとのこと。
俺の掃除に気付いてもおらず神仏に全く興味の無いおかんが、なぜ突然そんな話をしたのか訝しみつつ就寝。
が、それだけでは終わらなかった。


743 :実家2:2005/08/17(水) 19:23:39 ID:2Lfs0mfK0
明け方。
寝静まって誰もいるはずもない階下の仏間から、
チーンンン…チーンンン…と言う音ともに、掃除の際どこを探しても無かった線香の匂い。
空耳…?と思ってたら突如腰に衝撃、今まで感じたことの無い激痛。まじかよ!
そのとき脳裏を掠めたのは、そういやうちの人間いつから墓参りしてねーのかということ。
朝になって場所のわからん山の祠のあるとおぼしき方角(勝手にきめた)に米と水と酒を置いて手を合わせ、
老人のような格好で棒を杖がわりに痛む腰を引きずって墓参りをしたところ、
その場でいきなりおさまる腰痛。ありえねえ。
さらにありえないことに、次の日病院の婆ちゃんの意識レベルが嘘のようにはっきり。なんだこれ。
…とにかくその後婆ちゃんはスピード退院し、お役御免になった俺は実家から急いで逃げ帰ってきた。

祟りにしろご加護にしろ、しばらく実家には近づきたくない俺ガイル。




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