【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

カテゴリ: 風習&信仰



94 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/10 04:12 ID:jztp2yzv
俺の田舎は山間にある戸数10戸程の小さな村。
毎年11月12日は、夜半過ぎには全ての家の人が消灯して床につく。
何故かって・・・

100年程昔、明治時代 貧乏な身寄りの無い乞食兄妹が村に流れ着いてきた。
来冬間近の季節、妹は弱ってすぐに衰弱死した。
「妹が死んだ!!何か食わせればまだ間に合う!!食い物をくれーー!!」
生き返るはず無いのに・・・。真夜中の村を、妹を生き返らせたい一心で少年は駆け回った。
少年の余りに凄まじい様子に恐れおののいたご先祖達は戸を固く閉ざし、ただ震えていた。
翌朝 兄は妹の躯の傍らの木の枝で首をつった。

その翌年から毎年、11月12日の真夜中・・・
タッタッタッタッタッ  ドンドンドン!!!
その少年の怨霊が、無念を晴らしきれずに村中を駆け回るようになった。
俺も小さい頃はそら恐ろしく、その日は8時には床につき、なるたけ12時には夢の中にいるよう心がけた。

95 :95:04/05/10 04:16 ID:jztp2yzv
しかし一度だけ、二階の自室から外の様子を覗いていた事があった。好奇心だった。
真っ暗な部屋のカーテンの隙間から 家の近くにある街灯のあたりをじっと観察する。
夜半過ぎ・・・二つ隣の家の戸口を叩く音がする・・・ドンドンドンドンッ!!次に隣の戸口を叩く音・・・
タッタッタッタッタッ・・・・暗闇から突如街灯の光の中に現れた影。
きたっ!!
街灯に照らし出されたその少年の目はカッと見開かれ、鬼のようであった。
ボロボロの布切れを纏い、草履も履けずに・・・。骸骨のような細い手足が印象的だった。
フッと、その少年の顔がこちらを向く。
俺に気付いたのだろうか。街灯を物凄い勢いでよじ昇りだした。
わぁっ!
慌てて布団に潜り込んで息を潜める・・・と、部屋の窓ガラスをドンドンドンッ!!と叩く音。
ブルブル震えながらも、その少年が立ち去るのを待つ。
10分・・・20分・・・もう大丈夫だろう。少し布団から顔を出してカーテンの隙間を見る。
そこには、窓にへばりついてこちらを睨んでいる少年の恨めしい顔があった。
身動き出来ずに、目も逸らせない・・・。油汗だけがダラダラ頬を伝う。
しかしその少年は何をするとも無く、やがて寂しげな表情を浮かべると闇の中へと消えていった。
暫くして隣の家の戸口を叩く音。

翌年からその日だけは両親の部屋で一緒に寝るようになった。

今年も恐らくあの少年はやってくるのだろう。
二度と生き返る事の無い妹を生き返らせるために。
嘘のような本当の話。










764 :本当にあった怖い名無し:2007/06/04(月) 03:22:24 ID:dPcyFHep0
東京に住む大学生なんだけど、友達が地方の村から出てきた奴で、そこの話を聞いた。

そこは海辺の村で、そこでは女子の出産率が高いらしい。
双子が生まれやすい村もあるくらいだから、それには驚かなかった。
実際は違った。男児が生まれると、高確率で奇形児らしい。
外見的におかしかったり、病気を持っていたりって感じで。
今は医療技術も発達してきたから、そーいうことは一気に減ったらしいんだけど、昔は兎に角、酷かったんだと。

一時期は村から男子がいなくなり、迷い込んだ旅人が男なら・・・一夜限りの天国。
酒で男を酔わせて、村の若い女何人かで子供を作らせるらしい。
で、後は・・・男は用なし。
酔って寝てるところを、殺して海に捨てる。
生まれてきた奇形児も、殺して海に捨てたらしい。



765 :764:2007/06/04(月) 03:27:43 ID:dPcyFHep0
ある日を境に、ついには海から化け物が出るようになった。
魚に人の手足が映えたような、半漁人っぽい化け物が。
そいつは夜中、海から上がっては、家の外にいる村人を襲うらしい。

俺「へぇ~。お前、見たことある?w」
友「いや、ないよ。けどさ・・・いるよ。絶対に」
俺「言い切るね。何か根拠あるの?」
友「殺した奇形児に対して、何の供養もしなかったんだぜ?
 最初に旅人が殺されて、その旅人の子供が奇形児ならそれも殺されて・・・
 供養も何もしてないんじゃ、その怨念が晴れるわけねーよ・・・」



768 :764:2007/06/04(月) 03:34:48 ID:dPcyFHep0
そいつは「見たことない」って言ってたけど、
話している最中、何かを誤魔化すように笑いながら話してた。

俺の予想だけど、奇形児が生まれる確率が減っても・・・生まれては来る。
そいつは、奇形児が殺されて捨てられる所を見ちゃったのかもしれない。
「夜中の十時以降は絶対に家の外に出るな」って言われていたらしいし。

ちなみに、そいつは『地方の村から出てきた』って書いたけど、
正確に言うと、そいつが小学校高学年の時に、家族揃ってその村から逃げたんだと。
聞こうと思えば、その村の場所くらいはわかるかもしれないけど、
俺は確かめになんか行きたくないし、オカルトは好きでも自分で体験するのは嫌だから、
確かめる術なんかないけど・・・いる気がする。

その話の最後にそいつが、
「奇形児や旅人の死肉を、魚が食ったんだろうな・・・」とか言ってた。
これが妙に怖かった。
やっぱこいつ、見たことあるんだなって思った。









444:fumo:2008/02/14(木) 10:14:31 ID:+y6jaZlM0
1/9
何処かわかってしまいそうなので、方言などは省かせていただきます。

子供の頃の話です。
私が住んでいた山奥の村では、年に一度、奇妙な祭りがありました。
松明を持って、村の大人(男の人達)が山に入っていくだけの祭りです。
この祭りの日は、子供は外に出てはいけないことになっていました。
一度外に出ようとして、すごく怒られたのを覚えています。ばあちゃん曰く、
「知らんでいい」だそうです。


445:fumo:2008/02/14(木) 10:14:55 ID:+y6jaZlM0
2/9
私には、B君という幼馴染が居ました。(私をAとしておきます)
B君とは、よく親と一緒に川に行って泳いだり、
近所の山にいって野苺とかを食べたりして遊んでいました。

B君はとてもやんちゃな子でした。いつも危ない所や行ってはいけないと
言われている所に行こうとするので、私はいつも
「あそこは行っちゃダメだって言われてるから、怒られる」と言って止めていました。
実際、山や川は都会のように整備されておらず、
マムシが出てくることも多かったので、大人の言っていたことは正しかったのだと思います。

あそこの山はマムシがよく出る、崖が多い、あそこの川は昔子供が溺れた、
流れが速い・・・等々。どれもちゃんとした理由があるものばかりでした。
しかし、一つだけはっきりとした理由を教えてもらえないまま、
行ってはいけないとされている場所がありました。
それが、祭りのときに大人が入っていく山でした。
あえて理由を探すなら、ばあちゃんの忠告くらいでしょうか。


446:fumo:2008/02/14(木) 10:15:33 ID:+y6jaZlM0
3/9
ある日、B君が綺麗な水晶のたくさん付いた石を見せてくれました。
どこで取ってきたのかと聞くと、「あの山で採ってきた」と言い、また明日にでも
その場所に行くから、Aちゃん(私)も付いてくるといいよと言ったのです。
大人たちからはハッキリとした理由を聞かされずに行ってはいけないとされて
いる山だったことと、何より綺麗な水晶を羨ましく思った私は、嬉々としてその
言葉に頷き、次の日に山へ行くことを約束しました。

翌日、大人たちにバレないように、野苺を食べに行くとかそんな理由で家を出
ると、水晶の採れる場所までコソコソと向かいました。
山に入ってからしばらくすると、目的の場所に着きました。
雨で崩れ、山肌が露出した場所です。

私たちは手を傷だらけにしながらも、綺麗な水晶をたくさん見つけていきます。
そして、だんだん何処に大きな水晶があるかわかってきました。
それに従うように、どんどんと場所を移動していると、
森の奥に少し開けた場所を見つけました。
ちょうどお腹のすいていた私は、野苺でもあるだろうと、
B君を誘ってその場所へと足を向けました。


447:fumo:2008/02/14(木) 10:17:50 ID:+y6jaZlM0
4/9
鬱蒼と茂る森の奥に、それはありました。
少し苔むした祠のような物で、周りに岩を幾つも置いている、そこだけ特別だ
と一目でわかる場所です。そして、これがあの祭りに関係している物だという
こともすぐにわかりました。

「これって祭りの・・・」
「そうだと思う」
何の祭りか聞かされていなかった私達は、その祠に興味津々でした。
「ここって開けられそう」
「開けたら怒られると思う」
そう言って私が止める間も無く
「何が入ってるんだろう?」
そう言って、B君は祠を開けてしまいました。

中には、白や茶色の石のようなものがたくさんありました。
後になって知るのですが、それは子供の歯でした。
「何?これ。気持ち悪い」
「もう帰ろう?怒られるよ・・・」
私が帰りたいと言っても、B君は「もっと調べるから」と言って、祠の周りを漁りだしました。
その時、急に寒気を感じました。肌を刺すような痛みと、呼吸ができない程の
息苦しさ。いつの間にか、周りから聞こえていた蝉の声が聞こえなくなっています。


448:fumo:2008/02/14(木) 10:18:46 ID:+y6jaZlM0
5/9
「・・・ダ・・・オッタ・・・」
そんな声が聞こえたので慌ててB君を見ると、B君は気味の悪い満面の笑みで
「???コノ??????モウ???(憶えてません。何かの唄かも)」
と言うと、森の奥へと走り去っていきました。

途端に怖くなった私は、泣きながら急いで山を駆け下りました。
そして、山から出ると、運良く近所のおっちゃんに見つかりました。
山から出てきた私を見つけるなりオッチャンは
「なんで山に入った!?」
と怒鳴りつけてきました。
「祠でB君がどこか行った」と私がしどろもどろ伝えるなり、おっちゃんは真っ青になりながら
「・・・お前はオッチャンと一緒に家に帰ろう。Bはすぐに皆で探す。絶対に一人で
いるな。家に帰ってからもだぞ!」
そう言うと、おぶって家に連れて行ってくれました。

家に着くと、オッチャンはすぐにBの家、そして近所へと知らせに行きました。
私はなんとか両親と祖父母に先程の出来事を伝えると、父はすぐに山へと向かい、
母は泣き出してしまいました。


449:fumo:2008/02/14(木) 10:19:56 ID:+y6jaZlM0
6/9
「Aは何を見た!?」とばあちゃんが聞くのですが、私はもう母の動揺ぶりを見て泣き
止まない状態。それを見かねたじいちゃんは、家の奥からペンチを持ってきて、いき
なり私の歯を抜きました。もう私は訳がわからず泣き喚くばかり。

「もうAは大丈夫」
とだけ言い、じいちゃんはそれを持って家の外へ出て行きました。
もう空は赤く染まり始めていましたが、村じゅうの大人達がB君を探しにあの山へ向か
いました。
ようやく泣き止んだ私は、ばあちゃんと母にすがるように家の前でB君の帰りを待ちま
した。


450:fumo:2008/02/14(木) 10:21:07 ID:+y6jaZlM0
7/9
何時間たったかわかりません。
もう日が沈んで随分経った頃、道の奥が騒がしくなりました。B君が見つかったのです。
それがわかるとすぐ、ばあちゃんと母は嫌がる私を家へと押し込もうとしました。
家に押し込まれる間際、私はB君を見ました。

大人たちに引きずられるB君は、縄で手足を縛られて全身血まみれでした。
しかも、それはB君自身がつけた傷で、B君は自分の体を食べようとしていたのです。
B君の母は泣き喚いて、B君の父は呆けたようにしてB君を見ていました。
B君は手当てをされた後、お寺に連れていかれたそうです。

その後、私は両親と一緒に違う土地へ引っ越しました。
B君がどうなったのか、知りたくないというのが本音です。もう私は村へ帰ることはでき
なくなりましたし、あれ以来、山が怖くなってしまいました。


451:fumo:2008/02/14(木) 10:21:46 ID:+y6jaZlM0
8/9
後日談として、つい最近、祭りとあの山について教えてもらえました。

以下、父の話を思い出しながら書きます。
あの山には昔、人食いの化け物(?)がいたそうです。
村にたびたび下りてきては子供を攫っていき、山で食べていたらしいのです。

それをどうにかしたいと思った村人達は、
旅の偉いお坊さんに化け物を殺してもらうことにしました。
そしてお坊さんと村人達は、なんとか化け物を殺します。
しかし、お坊さんは「これはまだ自分が死んだとわかっていない。
だから、本当の意味で死んでいない。これからもこれを殺していかなくてはならない。
それでもし死なないなら、それでも子供を救う手はある」と、その方法を教えたそうです。

子供を救う手というのは、じいちゃんがやった歯を使うやり方だそうです。
アレは骨や歯を食べなかったそうで、その食べない部分を見せることで、
「お前はもうこの子を食べた」と思わせていたようです。
普通は自然に抜けた乳歯をあの祠に持って行くんだそうです。
(そういえば、抜けた乳歯はばあちゃんに取り上げられていました)
私はアレに姿を見られていたので、もう一度歯を抜かれ、そしてもう一度見られない
為に村を離れることになったというわけです。



452:fumo:2008/02/14(木) 10:22:43 ID:+y6jaZlM0
9/9
そして、あの祭りはアレを殺した時の再現なんだそうです。
しかし、殺すというより封じると言ったほうが良いかもしれません。
B君の件で、若い村人達(といっても全然若くない)もアレの存在が
伝承ではないと知ったようです。なにより、まだ人を食おうとしているのですから。

本当なら、この話は乳歯が全て永久歯に
生え替わった時点で聞かされる話だったようです。
知らない方が山に関わるまいとのことらしいですが・・・

私は土地の人間ではないことになっていたので、最近になってやって聞けました。
そして話の中で、父から村の過疎化を聞かされました。
もしかしたら、近い内に廃村になるかもしれない、とも。
もし誰もアレを殺す人が居なくなったら、アレはまた人を食おうとするのでしょうか?
止めてはならない祭りというのもあるのだと、そう思いました。









752 :本当にあった怖い名無し:2022/06/23(木) 21:05:10.08 ID:0cI0p3bU0.net
こんばんは。初めての書き込みになります。
実際に私が体験した不思議な話をさせていただきます。
創作では無い自分語りですが最後まで読んでいただけたら幸いです。

20年ほど昔、まだ私が小学校低学年の頃でした。
3人兄弟の末子だった私は自分の部屋が与えられておらず、
夕食後には酒を飲んでる親父とリビングにあるテレビを見て、寝るまでの時間潰しをするのが日の常でした。

しかし不幸なことに、我が家のテレビのチャンネル権は親父が自分の絶対君主制を敷いており、
その内容も野球や釣り番組などが大半で、凡そ幼い子供の私が楽しめないものばかりでした。
そのせいで学校では流行りのアニメの話題にあまりついて行けず、惨憺たる思いをしたものです。

その日、火曜日の夜九時も親父がテレビのチャンネルを替え、某お宝鑑定番組を観始めました。
道端で拾った石ころが実は隕石で数百万の値が付いたり、大金を払って買った伊万里が二千円になったりして出品者が狂喜乱舞怒髪衝天するアレです。
親父の見るものの中では数少ないバラエティ性の高い番組な事もあり、私の中では割と高ランクでした。

753 :本当にあった怖い名無し:2022/06/23(木) 21:06:50.60 ID:0cI0p3bU0.net
数年後に暴力団と問題を起こして自分が芸能界を追放される運命である事などまだ知らない某司会者の軽妙なトークで番組は進行していき、
『曰く付きのお宝鑑定大会(正式な名称は忘れました)』という企画が始まりました。
その企画の半ばあたりで、とある「お宝」が出品されました。
出品者が語るに、その「お宝」へ向かって手を合わせると指と爪の間から白い糸が出るとのことです。
それまでは、やれ人の生き血を吸う妖刀だの、やれ涙を流す屏風絵などと言ったインパクトの高い「お宝」ばかりだった事もあり、
幼心ながらにショボッ!と思ったことをよく覚えています。

何を考えたのか私はその「お宝」へ向かってふと手を合わせました。もちろんテレビ越しにです。
そうしてしばらくすると、何と本当に私の両の手の指先から白い糸が10本程生えてきたのです。
糸の長さは指と爪の間から1cm程で、太さは1mmも無いくらい、布繊維一本ぶんくらいのとても細い物でした。

754 :本当にあった怖い名無し:2022/06/23(木) 21:08:39.56 ID:0cI0p3bU0.net
愕然とした私は、それでも抜かなければと思い糸を摘んで引っ張りました。
すると、肉体の中にあるはずの糸が抵抗なくスルスルと抜けて、全長10cm未満の短い繊維のようなソレが出てきました。
同じ様に全ての糸を指から引き抜くと、私は何故か親父にバレては面倒臭いと思い、ソレをコッソリとゴミ箱へ捨てました。

これが私の体験した不思議な話です。特にオチもなくてすみません。

後になって「疳の虫」という現象?を知りました。
疳紐という子供の指先から出ている白い糸抜くと癇癪が治るという迷信ですが、実際に手から糸が出ること自体はあるそうです。
私の体験した物もこれと似たような現象だったのかも知れませんが、後にも先にも私の体から白い糸が出てきたのは、
最近やたら酷い若白髪を除くと、この一度だけです。
その一度が曰く付きの「お宝」へ手を合わせた時と言うのは何ともタイミングも都合も良すぎるため、
やはり納得はいかず何かオカルト的な力が働いたのかと思いこのスレに書き込まさせていただきました。

755 :本当にあった怖い名無し:2022/06/23(木) 21:11:21.49 ID:0cI0p3bU0.net
件の「お宝」の詳細を書いていないのは、私が覚えていないためです。
掛け軸だった気がするのですが、話のメインでもある為、疎覚えで書くのも不誠実かと思い省かせていただいきました。申し訳ありません。

この書き込みをするにあたり、当時の放送の映像や画像がネットに残って無いかと思い探してはみましたが、やはり昔すぎるため見つかりませんでした。
もし検索が得手の方がいらっしゃいましたら、どうか探してはいただけないでしょうか?
それともし私と同じ放送を見た覚えがある方がいらっしゃいましたら書き込んでいただけると幸いです。
以上です。長文失礼いたしました。

もしスレ違いでもっと相応しいスレがありましたら誘導していただけると助かります。

756 :本当にあった怖い名無し:2022/06/23(木) 21:13:01.85 ID:0cI0p3bU0.net
もし質問等が有りましたら答えられる範囲で答えさせていただきます。

758 :本当にあった怖い名無し:2022/06/23(木) 21:24:38.60 ID:ADv0ahV00.net
>>756
両の手の指先って、すべての指ですか?
耳から白い糸が出るという話は聞いたことありますね。
その糸は実は目の神経で、すべて抜き取ると失明するのだとか。

759 :本当にあった怖い名無し:2022/06/23(木) 21:31:05.69 ID:0cI0p3bU0.net
>>758
質問ありがとうございます。
10本全ての指からと言うわけではなく、両の手合わせて5、6本から計10本程度の糸が出ていました。









449 :名無しさん :2010/10/29(日)22:51:39 ID:T7BFeyxCV

母方の実家は山奥にあり、山そのものを所有するような農家だ。
長期休暇などには、親戚一同が集まるというのが暗黙の了解だった。
集まると50人以上になり、誰が誰だかわからないような状況もしばしばあった。

そんななか、私はよく年上のお兄ちゃんにいじめられていた。
何かとあると私に向かい怒鳴ったり、肩をたたいたりした。
私はそんなお兄ちゃんが嫌いだったが、なぜかお兄ちゃんはいつも私のそばにいた。
逃げて他の部屋に行ってもついてきて傍にいることが多かった。

 

 

449 :名無しさん :2010/10/29(日)22:51:39 ID:T7BFeyxCV

私は夏生まれなので、実家の家で誕生日を迎えることがあった。
8歳になる直前の夜のことだった。
家は古い家独特の薄暗さと寒さがあり、日が上っている時でも妙な雰囲気があった。
家には大きな鏡があり、長い廊下の突き当りにその鏡が付いていた。
私はその鏡が怖く、近づくことは無かった。

8歳になる直前、つまり7歳最後の日の夕方、鏡の前にお兄ちゃんがいた。
いつもは私を見ると顔をゆがめるお兄ちゃんは穏やかな顔をしていた。
「おいで」
私はためらったが、いつもは厳しいお兄ちゃんがかける言葉がやさしくて、私はふらふらと近くによった。
だが、何かが怖くて足をとめた。いやな汗が流れたというのを覚えている。
「おいで」もう一度声をかけられて歩き始めた。
あと一歩というところで、「おい!」と声をかけられた。
お兄ちゃんの声だった。後ろを振り向くとひどく怒ったような顔をしたお兄ちゃんがいて、私の耳をふさいだ。
くぐもったような怒鳴り声が響く。鏡の傍にいたおにいちゃんはぐにゃりとゆがみ真っ黒になっていった。

目が覚めると、私はしめ縄で囲まれた部屋にいた。
その後、二十歳をすぎるまで母の実家に行くことは無かった。

 


 

449 :名無しさん :2010/10/29(日)22:51:39 ID:T7BFeyxCV

二十歳の誕生日をすぎた日、母の実家に行き、あの日について聞いた。
どうやら、母の実家は拝み屋のようなことをする家系らしく、霊的なものを見る力は男に受け継がれるらしい。
その代わり、女は7歳になる前に行方不明になったりするということが代々あるしい。
これを親は「贄子様」と呼んでいた。

7歳になる前に連れて行かなければ無事だが、7歳になる前に接触があると駄目らしい。
お兄ちゃんは私と年齢が近く、力も強いということで、私の守りをしていたらしい。
怒鳴ったりしたのは、霊的なものが近づきそうになったときに、払うために行っていたそう。

正直、そんな話をされてもわけわかめだったんだけど、
お兄ちゃんが結婚したのでふと思い出し、カキコしてみた。

 








57 :248 ◆HsptrkZmYk 03/09/09 18:02
いぜん、東北に封印された「ウシトラの神」の話を叔母から聞いたことがあります。

それは私がまだ子供だった時、お正月に家族と祖父母も叔母も全員で
お雑煮を食べるときに起きた事です。




60 :248 ◆HsptrkZmYk 03/09/09 18:37
私は特にお雑煮が好きだったわけではないのですが、
叔母は何故か私にお雑煮を食べさせたがらなかったんです。

理由は、「お雑煮」は闇の勢力が古代の封印された神の体を切り刻んで、
何も知らない民衆に食べさせるという呪術的(魔術的)な意味があるからだそうです;
日本へ渡来した闇の勢力は目に見えない次元で日本を操り、日本にもともといた
神々の土地を侵略し、その土地の神を封印・抹殺する活動を行っていたそうです。
お雑煮という風習を民衆に植え付け、呪術的な意味で神々の体は永久に喰われ続けている
んだとか。長年の習慣で毎年お雑煮を食べている民衆は無意識に闇の勢力に手を貸してる
んだそうです。私はまだ子供で無垢だから、闇の勢力の影響を少なくさせることが出来るかも知れない。
どうやらおばはそう思って、私を闇の勢力の呪術に関与させたくなかったらしいです。
みんなあきれ返ってしまい、わたしは君の悪い話を聞いて食欲をなくし、その時はお雑煮を
食べませんでした。今は出されれば食べてますが。
また、その封印された神々の中で最も強力な神が「ウシトラの神」といわれており、今でも
闇の力の隙をくぐって、自由に出来る僅かな力を使って、ほんの一握りの人間に
メッセージを送っているとのこと。メッセージを受けた彼らは闇の隙を突いて
自由になったウシトラ神の力を代々一族で守っているとか。




61 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/09 18:41
おもしろい話だね




62 :248 ◆HsptrkZmYk 03/09/09 18:44
そして、ウシトラ神の力に再び完全な封印を施すものたちと目に見えない次元で
戦いが続いており、現在ではウシトラ側が少し力が安定して来てるとのこと。
戦いによって我々の物理次元にも時々余波が起こるそうです。
また、ウシトラ神はかつて十和田湖や田沢湖など日本の東北部に都市を築かせて
神の力で統治していた事もあるらしいです。
室町時代くらいまで東北部の神の力は存続していましたが、闇の力の不意打ちで
津波によって力が滅ぼされたとのこと。
オワリ




63 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/09 18:45
呪術的な意味で神が喰われ続けるってどういう事なんだろう。
雑煮って地方によって具が違うし。
おせち料理のように田作りやマメで黒々のようなゴロ合わせはできないと思われ




64 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/09 18:50
雑煮を食う風習そのものが何処からきてるかだね。





72 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/09/09 20:27
雑煮の話聞いた事がある。
バラバラの象徴ってのね。
>>248さん最高っす。
興味深い話聞かせてくれてありがとう。
また何かあったらカキコたのんます。









192本当にあった怖い名無し2021/08/03(火) 17:48:02.72ID:dhp2qwku0
不思議な体験というか、謎な風習?存在?
ド田舎の割には子供が多かったから、もしかすると地元同じで知ってる人がいるかもしれない。
そういう人で詳細知ってる人がいたら教えてほしい。何なのかずっと気になってる。

俺の地元に「ヤシキササ」って歌?がある。
怖いものらしくて、特に年配の人が子供を叱る時に「ヤシキササを歌うよ!」って言ってた。
俺もそれが怖いものなんだって認識してたらしくて、ヤシキササって聞くだけで大泣きしてたらしい。
ただ、それが何なのかは一切不明。
どんな歌詞なのか、どんなメロディなのかも知らない。
親に聞いても「そんなのあったな。詳しくは知らんけど」って言われて、同窓会で当時の同級生とかに聞いても「あったあったwめっちゃ怖かったけど、結局何だったんだろう?」って感じ。
じいちゃんばあちゃんはまだ元気だけど、昔ヤシキササが何なのか聞いたらめっちゃ怒られて、ビビって今でも聞けずにいる。
ずっと地元には帰ってないから、今でもそのヤシキササってのが叱る時の脅し文句に使われてるかは知らない。








1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:08:39.22 ID:24r6UxOwO
一風変わった風習とか、現代では考えられないような信仰とか
今は失われてしまったものから現代まで続くものまで
人柱とか、口減らしとか、ゾッとするような因習もあったら教えてください



2 名前:VIPの帝王 ◆koxjyhajbE :2009/07/06(月) 22:09:21.63 ID:bvZnjYVc0
三重県の一部ではまだ土葬してます


 

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:10:40.75 ID:24r6UxOwO
>>2
高知県にもあるよ
ひい祖父さん土葬だわ



4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:13:25.33 ID:NDaMLVisO
埼玉の実家では、かぼちゃを栽培してはいけないという決まりがある。
集落の家それぞれに、栽培してはいけないものが決まってる。 



 
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:27:26.37 ID:24r6UxOwO
>>4
そう、こういうの大好きだわwww
作物の物々交換をしていた文化の名残かな?
同じ商品が被らないようにするための談合みたいな
 

 

123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:05:33.19 ID:5L7OrnKIO
かぼちゃを書いた者だが。
葬式で歌う歌がある。歌詞カードみたいの配られた。年寄りはみんな節回しを知ってる。
若い奴はなんとなく合わせて、皆で歌ったよ。
歌詞は、なんか和歌だった




127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:07:13.22 ID:9vi+bRm6O
>>123
俺もやった
お経じゃないし何あれ? 


 

133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:11:41.37 ID:/23lM7duO
葬式に和歌…ぬ~べ~でみたことあるwww

 
 

136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:15:18.94 ID:5L7OrnKIO
>>133
マジで?何巻?明日買ってくるわ 
 
 


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:20:42.14 ID:/23lM7duO
>>136
スクエアが載ってた本だった気がする…
そういえば霊を払う和歌が子供向けの本に載ってたな…

 


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:17:23.36 ID:rV9HYRs30
なんとかっていう木が道路の真ん中に生えてて
そこを逆走してはいけないらしい

 

 
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:43:09.80 ID:24r6UxOwO
>>8
神隠し伝承の中には「後ろ向きに歩く」っていう行為について語られているものもある
木の神木信仰と結び付いた風習かな?




13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:42:40.37 ID:NGHsOJV7O
蛇の頭を切り落として捨ててはいけない。三年経つと化けて祟る
 



18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:52:52.02 ID:24r6UxOwO
>>13
蛇は不思議なことに西洋、東洋問わず神、精霊なんかと同一視する信仰が多いよな
嫌ってるのはキリスト教みたいな後身の宗教くらいなもんで
原始的な信仰には神の中に蛇が必ず登場する
無下に扱えば罰が当たるわな
 

 


16 名前:VIPの帝王 ◆koxjyhajbE :2009/07/06(月) 22:50:09.59 ID:bvZnjYVc0
盛り塩する

 


22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:03:30.84 ID:24r6UxOwO
>>16
塩漬けにしたものは腐らない
負気を払い浄化する力がある
塩を神聖視する

ていう流れで「塩には清めの力がある」という風になったそうな

もっとも、盛り塩は牛車の牛が塩を舐めたがって止まってしまうため
「仕方ない‥‥この店で一服していこう」ってさせるためのトラップだったらしい


 

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:18:36.53 ID:24r6UxOwO
>>
善きを引き寄せ、悪きを祓うって感じだね
商売人が軒先に塩を盛るのはお祓いの為じゃなく
客寄せの願掛けの意味合いが強いかな




21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:57:23.71 ID:OEEbw5sGO
ちんこカバーをつける民族あったよね
下唇に穴空けて木かなんかつける民族とか
昔ウルルンか何かで観た 



 
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:15:05.43 ID:24r6UxOwO
>>21
ペニスカバー(現地ではコテカっていう)はマサイ族だね
知人が旅行にいった時、マサイの男性にプロポーズされ
「豚を三頭あげる」って言われたらしいwww

口にリングの部族は名前は失念したけど
あれももう、観光収入目当てで信仰的な意味合いは殆どは無いらしい



 
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:28:36.16 ID:OEEbw5sGO
>>28
詳しいんだな
首にリングつける民族も見たことある気がする
そこでは首が長い女が美しいとか

 

 
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:37:06.34 ID:24r6UxOwO
>>40
その名もズバリ首長族だね

実際は中国の纏足なんかと一緒で
建前上は「そのほうが可愛い」って言ってるんだけど
本当の目的は女性が自由に行動するのを制限させるための風習らしい

女性蔑視の風習も興味深い
 
   


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:26:38.45 ID:a/1NNLGXP
土葬の話が出てたけど
沖縄は昔、風葬してたらしいよ
明治以降、風葬を蛮習としたり衛生上の問題から政府が禁止したらしいけど
70年代頃まで一部の島では残ってた

結局、岡本太郎が墓荒らしして、メディアに公表したせいで
その島が好奇の目に晒されて、結局その風習は完全に失われたらしい
 


 
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:33:11.03 ID:24r6UxOwO
>>39
そういや沖縄って古墳みたいな集合墓地だったよな
しかし岡本太郎が原因で無くなったのは初めて聞いた
ありがとう 


 

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:49:36.18 ID:a/1NNLGXP
>>43
一般的には亀甲墓って呼ばれるやつみたいだね
島によって墓地の形態は違うみたいだけど

岡本太郎は結構民俗学の研究してて、沖縄の研究とかも熱心にしてて
研究のために島の人たちは結構協力してくれたらしいんだけど
島民でもぜったいに破ったらいけないっていう禁忌事項を好奇心から破って
墓地の中の写真撮って公開したらしい

 
 
 
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:39:18.20 ID:Y2Xfu/wR0
沖縄はいまでも洗骨やってるところがあるよ
 

 


48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:48:29.61 ID:24r6UxOwO
>>45
洗骨ググってきた

※洗骨 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E9%AA%A8

イメージだとほぼ白骨化した骨を洗う行為だと思ってたけど
「衛生的問題」とか「過酷な作業」って単語を見る限りだと
腐った肉がまだヌチャヌチャの状態なのか…?




52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:51:37.34 ID:Y2Xfu/wR0
>>48
ミイラ化した状態だね


 


34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:19:09.62 ID:ZJ2wV+HeO
骨はみ、ちょっと怖くて切ない風習
 
亡くなった親しい人の骨を噛む(はむ)ことで、
その人が持ってたエネルギーを貰えるとか霊的に見守って
貰えるとかそういった意味だったかな

カニバリズムの風習も元は自分より強い人間を
食べることで活力を得るって目的だったし何か似てるね
骨はみとかいいつつ実際は欠片をガリゴリするんじゃなくて
粉をペロっと舐めるとです


 

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:02:35.70 ID:9vi+bRm6O
>>
忌み事で語りにくいのは重々承知してはいるんですけど
できたら都道府県だけでも教えてもらえませんか? 
 
 


62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:06:31.97 ID:UlrQz4DAO
>>58
都道府県はちょっと・・・
九州の下の方です 

 

 
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:13:16.27 ID:9vi+bRm6O
>>62
ありがとう
ここからは自分で調べてみるよ

 

 
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:49:33.22 ID:OEEbw5sGO
人の死に関わる風習はゾッとするものが多いな…
 

 

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:56:09.11 ID:24r6UxOwO
古代エジプトとか中国の王族が死んだら
家臣の内、何人か黄泉の国のお供に生き埋めにするって聞いことあるけど



 
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:59:18.72 ID:OEEbw5sGO
>>55
傭馬兵は違うの? 
 
 


68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:15:16.01 ID:9vi+bRm6O
>>56
そうそう
人形の前には本物埋めてたって聞いたことあったんだけど
あまり詳しくは知らないんだ 
 

 

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:20:45.48 ID:UlrQz4DAO
>>68
兵馬俑は日本のハニワと何だか似てるね
兵馬俑は殉死を防ぐ為って理由が主でハニワは豪族が死ぬ時に
一緒に殺されてはたまらんと人の形をしたハニワを部下が
提案した事で道連れを防いだって聞いたことあるけど。

生き死にかかってるとアイデア浮かぶもんだねww 


 

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:24:03.88 ID:/23lM7duO
>>
その埴輪説は日本書紀だったかにでていたが、
考古学の研究によりその話は捏造らしいということがわかっている。 


 

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:28:47.13 ID:UlrQz4DAO
>>76
面白い話だと聞いてたけど捏造だったのか・・・
それじゃ宗教的な意味合いとかだったのかな
 

 

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:56:08.62 ID:hjC3SaNX0
毎年12月の初めには農家はタノカミという架空の人物を
自分の家に招き入れて接待をする演技をする 

 

 
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:07:38.20 ID:9vi+bRm6O
>>54
都道府県だけでも教えてもらえませんか…?

 

 
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:16:37.62 ID:m1cnpHXa0
>>63
「アエノコト」っていう石川県の祭りみたいなもん
今じゃ国の文化財指定だから隠すようなもんじゃないから大丈夫
俺の所じゃやってないけど代わりに子供が3人ほど一日神様になって
村を回る「キヤラゲ」ってのはある実は俺も選ばれたことがあったり



 
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:24:29.62 ID:m1cnpHXa0
>>70
変わってるのが男しか選ばれないこと女装すること
祭りの間は決して床以外の地面に足を着けず
「ヤマ」っていう乗り物か男衆が背負って移動すること

 


90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:37:52.53 ID:m1cnpHXa0
>>77
選考基準は10歳以下の村で生まれた男っての他には特になかったはず
ただし地区が3つに分かれていて「向出」という地区に生まれた俺は残り2つ
の「上出」・「下出」のキヤラゲにはなれない
後は七五三みたいに年をずらした3人を男衆が適当に選ぶ




81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:29:52.03 ID:/23lM7duO
>>77
選ぶ基準とかは?



 
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:31:15.31 ID:TN7IHo5eO
>>81
可愛いかどうかだろ… 



 
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:38:33.11 ID:/23lM7duO
>>83
可愛い以外にもいろいろあるかと思ったんだが、そうでもないのか…



 
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:46:20.92 ID:m1cnpHXa0
>>93
本当は担当する家系みたいのがあるみたいなんだよね
でも最近とか少子化がすごいしさ
それに何かダメでしょ社会風潮的に家で差別とか

 

 
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:49:26.10 ID:/23lM7duO
>>98
担当する家系ってローテで変わるとかじゃなくて?
その家系は農家とか?神職?



 
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:58:35.17 ID:m1cnpHXa0
>>102
基本的に今じゃだいたい皆職についてて農業なんて副業だけど元農家だし
やっぱり名字もらう前の家系名とか使ってるんだよね、例えば俺の家は「ナシモ」
詳しいことは分からないけど長とか地主的な家系が担当してたんだと思うね



 
126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:06:29.11 ID:/23lM7duO
>>112
聞いてる感じだと、もとを辿ると先祖を奉ってるもんなのかね?
若衆は青年団みたいなもの?



 
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:14:10.18 ID:m1cnpHXa0
>>126
豊穣祭だし多分田の神だろうね墓は墓で寺があるし
大国主をまつる気多大社の近くにも似たようなのがあるんだよ
多分出雲とか古いタイプの民間宗教じゃないかな



 
139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:17:35.31 ID:/23lM7duO
>>135
具体的には何するんだ?
あと儀式中のタブーは足をついてはいけないだけ?

 


148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:33:58.55 ID:m1cnpHXa0
>>139
ダシって通じる?車の付いたキリコみたいな
あれに乗って9時に神社から出発
上出→下出→向出→神社の順に村を回るその間に予約していた家によって
キヤラゲの子供は特別な歌を歌って踊る(数え唄というのから3つとキヤラゲ唄)

その後酒と食べ物をキヤラゲと若衆が食べた後
5000円前後の金を奉納して次へ
ダシが回る途中で決まったポイント毎に決まった唄を歌って
日没後神社で最後の唄を歌ってキヤラゲの子供は
神性を返す後は神主さんが秘密の仕事
 
 
 

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:18:25.18 ID:/23lM7duO
最近聞いた風習
湯のみに十分お茶を入れるとそれは客に対しては失礼で、恥ずかしい行為なんだとか
 
 
 

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:27:38.89 ID:9vi+bRm6O
>>71
おぉ、いいねいいね
そういう家庭的な風習
きっとそれにも発祥となった理由があるんだろうね




92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:38:30.83 ID:6gMuObdHO
単純に、夜爪を切ってはいけないとか
霊柩車見たら親指隠せもいわれが判らないし。




95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:40:45.75 ID:TN7IHo5eO
>>92
お墓で転ぶと指を一本置いていかないといけない
ってのもあるな




97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:43:16.83 ID:/23lM7duO
>>92
そういった風習の由来本てかだと、照明器具が発達してなかったからそこで
怪我して破傷風の流れで親の死に目に会えないと書いてあるが、胡散臭い。



 
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:48:43.31 ID:aZ5eUEr/O
>>92
あくまで一説だけど

●夜爪を切ってはいけない
昔、夜の明かりといえば蝋燭の灯くらいしかなく
そんな時に爪を切るのは危険だった
そんな無謀な事をする奴は親が死ぬより先に死ぬだろう
って事で親の死に目に会えないと言われるようになった

●霊柩車が来たら親指を隠す
人の魂は親指の爪の間から出入りしている、という考えがあったらしく、
親指を出しっぱなしだと、そこから死んだ人の魂が乗り移ったり
逆に魂を吸い取られるため、親指を隠す風習ができた
 


 
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:59:54.90 ID:oD0n0aC60
夜中に口笛をふくと、「ゴンゴチ」が出る。
 

 


110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:57:47.97 ID:oD0n0aC60
米粒を残すと目がつぶれる
 

 


35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 23:20:35.38 ID:zPwZXZmM0
今でもへその緒食うところあるよな




 

132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:11:04.11 ID:TSceUHoHO
お盆の迎え火の時に
「ヤンゴメ食い食い水のみのみこの灯りでごさらっしぇ、ござらっしぇ~」って歌う。

送り火も
「ヤンゴメ食い食い水のみのみこの灯りでかえらっしぇ、かえらっしぇ~」って
歌う




219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:32:37.94 ID:/23lM7duO
香港か台湾では盆を地獄の釜の蓋が開くというらしいな、
日本では先祖が帰るから海に入るのはタブーとされるね



 

209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:09:21.34 ID:1tFh3tZIO
上の歯が抜けると縁の下
下の歯が抜けると屋根の上に
「ネズミの歯と取り換えて」
といいながら投げる



 

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:01:15.12 ID:CW/rTLuT0
なんかそいや工事であたらしい建物立てる前に
神主呼んで四隅になんか立ててやってるのは全国共通?




120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:03:17.46 ID:aZ5eUEr/O
>>116
地鎮祭かな? 
 

 

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:04:18.69 ID:9vi+bRm6O
>>116
地鎮祭かな?
全国共通だね
てか家立てるときに大量の餅をばらまいて
近所の人が集まって拾いに来るのって全国共通?
 
 


117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:02:41.34 ID:m1cnpHXa0
>>116
地鎮祭はどこの事務所でもやらなきゃ怒られるんじゃないかな 
 

 


125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 01:05:51.93 ID:CW/rTLuT0
>>117
そーなんだ



 
180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:22:26.10 ID:bA4kTl1n0
沖縄には子供が産まれたら海の水を瓶に詰めて母屋に置くとかあったらしいね 
 
 
 


185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:28:17.30 ID:m1cnpHXa0
>>180
他に母親を1か月ほど別の家に住まわせるとかね
これは九州の漁村だったかな


 


182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:25:36.84 ID:9vi+bRm6O
>>180
海の水を小瓶に詰めるとか
なにそれロマンチック



 
188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:32:49.27 ID:eCLNNs2g0
犬が食べれるのは沖縄と大阪だけ 

 


196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:44:42.37 ID:Ow0tkM5pO
>>188
沖縄在住だけど聞いたことないな




200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:49:35.08 ID:eCLNNs2g0
>>196
宮古島の犬汁は有名じゃないか
数年前までは普通に旅行雑誌にも載ってた 
 
 

 
206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:02:35.42 ID:eCLNNs2g0
>>
ネットに情報が氾濫するようになってからはそういった
マイナスイメージの文化は消えていく運命なんだろうね
犬が悪くて牛ならよい理由なんてないと思うのだが、残念なことだと思うよ

ちなみに今の宮古島の名物は魚汁ということになっている



 
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:45:21.10 ID:NxdHSBNrO
古代アテネでは浮浪者を二人選び、一年間公費で養った後
祭りの日に市民全体の罪や穢れを浮浪者になすりつけ
最後に街の郊外にある崖から突き落として市民全体の罪を浄化する
という儀式があった




201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 02:51:59.78 ID:9vi+bRm6O
>>197
ケルト民話には旅人に金を渡す代わりに死者の罪を
食べる儀式をさせて死者を清める話がある

 


205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:01:03.11 ID:XbfIq/K6O
ニューギニアの一部地域では、精液を大人の男性から少年へと
伝達させるべく(体内で作られるという考えがないらしい)、
早い所では9~10才位からイニシエーションとして儀礼的同性愛が行われる
方法は部族によって、オーラルセックス、アナルセックス、傷口に精液を擦り込む、など色々
熱心な部族だと毎晩7、8人の大人達が代わるがわる
少年のお尻に精液注入してあげるんだってさ




211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:11:19.82 ID:XJxbCPnrO
>>205を書きに来たら既出だった




213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:15:45.51 ID:1tFh3tZIO
台湾では結婚式に親族そろって麻雀をする
麻雀できるのが大前提とかすごいよな



 
214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:17:09.81 ID:Tip75t1R0
麻雀って向こうじゃババ抜きみたいなもんなんじゃね?

 


215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 03:17:26.10 ID:/23lM7duO
日本では麻雀の音が幸福を呼ぶとか、
悪霊を退けるとかの意味があったような…




17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/06(月) 22:50:13.57 ID:NGHsOJV7O
2/10は山に入ってはいけない。山の神様が狩りのときに無くした冠を探している
山に入ると障られる



 

87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:34:31.89 ID:aZ5eUEr/O
1月3日は絶対髪を洗ってはいけない
クマ(?)が向いてる日だからってばっちゃが言ってたんだけど、
なんの事かさっぱり分からん 



 
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:37:23.74 ID:9vi+bRm6O
>>87
さぁ都道府県を教えるんだ
大好きだそういうの



 

96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:42:18.91 ID:aZ5eUEr/O
>>89
兵庫県
だいぶ廃れた習慣みたいだけど、
一部の田舎の漁師町の人は未だに気にするらしく、その日は漁を休む人もいるらしい
髪を洗うのと漁とどんな関係があるのかも不明
ばっちゃに聞いても
「とにかく駄目」
としか言わないんだ… 

 
 

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/07(火) 00:53:29.65 ID:/23lM7duO
>>96
漁師なら類似の呪術とかかな?
でもなんで洗ってはいけないになるかが不思議だ









505 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/10/01(日) 15:07:41 ID:hkDc+11k0
小学生の頃の話なんだけど、友達の家に隠し部屋があった。
入ったことはなかったんだけど、明らかにそこだけ壁が違った。
壁を叩くと中から唸り声が聞こえたりして怖かった記憶がある。
ある日、誰が一番叩き続けられるか、っていう肝試し的な事をする事になった。
怖かったんだが、仲間外れにされたくなかったし渋々参加。
そして俺の番、10回ほど叩いた頃だろうか、何か聞こえる。
壁に耳を当ててみると、「ひとつあわてしなぬのち、ふたつあわてしなぬのち」(かなり曖昧、スマソ)
って歌が聞こえてきた。
ガクブルしながら動けなくなっていたら、友達のおじいちゃんが走ってきて、
「起こしたのか!起こしたのか!」と凄い剣幕で怒鳴られ、すぐに神社に連れてかれて御祓いされた。
あれはなんだったのだろうか・・・
ちなみに友達の家は地元でもかなり古い家だった








306: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/18(土) 22:18:51.67 ID:vsnPQ0K7
今YouTubeで日本の昔の奇襲みたいなのを見てたんだけど
おじろく・おばさって…地域違うのに、母親の実家にいた!!
30年くらい前。そのまんまおじろくとおばさって呼ばれてて、
なんか皆その2人はほぼ構わないで、仕事だけ言付けて放置。

いじめたりひどく扱ったりはしない。
でも「おじろくだからいいの」「おばさだからいいの」で
どんな時も人数には入らない。

みんながご飯食べ終わると、お櫃を渡して
こびりついてるレベルの米を集めて握り飯か雑炊にして食べてた。
一度宴会中にみんなが食べてるカニをおばさも食べなよ
って持って行ったら首を振って逃げられたよ。

おばさは家の敷地と向かいの養豚舎と鶏小屋以外には絶対出ない。
おじろくは自転車かリヤカー引いて
あちこち野良仕事してたけど。

いつも無表情だし、声かけても聞こえないフリするし、
顔見ると背ける、頼みごとをすると返事する。
おばさは泊まりに来た私たちが寝る時間でも勝手場にいたけど、
おじろくは日が暮れると納屋の2階に引っ込むと言ってた。

雇い人かと思ってたけど、
考えたらおじろくは祖父に似てたし、
おばさは祖父の妹に似てた。
あれって、おじいちゃんの弟妹だった…のか?

祖父の妹は普通の人で徒歩1分の家に住んでて、
結婚出産も普通にしてた。

母親は3姉妹でみんな普通で平等だし、自分達世代も
同居の従兄弟は2人兄妹、別居の従兄弟は2人兄弟、
我が家も3人姉妹で扱いも平等だった。

中学生くらいの時に立て続けに2人とも亡くなったと聞いた。
親には聞きづらいから今度お盆に本家の墓の記名見てみよう…




307: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 00:36:14.71 ID:JJ4CPzH3
どういう意味かわかんなくてぐぐったけど
近年の日本でそんな風習こえーわ




308: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 00:59:23.98 ID:xOCq4Jj2
戸籍簿に「厄介」と書き込まれるって…恐ろしい風習だな…




309: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 02:18:57.11 ID:M+HCwhFN
>>307
精神科医が書いた論文一報しかソースがないんで、
嘘かある特定の家の事情だったかどっちかじゃないか
と思ってる

本当なら民俗学者が大挙して押し寄せてるよ




311: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 02:44:35.81 ID:q3IvqBSM
オジロクヤオバロクの奇習は
確かに実在したらしい事は聞いている
いまではさすがにいないでしょうけど

後を継げなかった兄弟など、普通は地元を出て
都市に仕事を探しに行ったのだろうが
オジロクやオバロクが存在した地域は寒冷で
貧しい地域だったと思う

労働力が都市に流出したら困るので、
そういう制度が出来たのだろうな




310: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 02:39:15.22 ID:Y5w/Uh2I
エピソードは自閉症とかの発達障害みたいな感じはあるけどね

食べ物も偏食がひどいとか
目を合わさない、聞こえてないフリも
実際は考え事に集中してて気がついてない事もあるし




312: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 02:50:55.84 ID:v4P/MhGY
母方の本家にも、「おばさ」って
呼ばれてたおばちゃんがいたよ。
「おばさん」ではなく、「おばさ」って呼ばれるのは
「半人前」という意味がある。 

母方の本家の「おばさ」は、所謂「知的障害」だった。
タチの悪い流行病(スペイン風邪)で
生死を彷徨ったのが原因。
それで、本家の世話になって一生過ごした。

下女としても働いたけど、
「おばさ」の失敗は咎めない習わしになってたよ。

「おばさ」の葬式の時に、本家の婆さんが
「これでやっと名前を呼んでやれる」
って泣いてた。仏だからね

昔は知的障害がでると他の兄弟の結婚や就職に
差し障るから、「家族であって家族ではない」
という扱いでやりすごしたそうだ

残酷だけど、智恵と言えば智恵なんだろう

※江戸時代までは商家でも
身分によって呼び方が細かく変わった。

小僧さんは「三吉」ではなく、「さんちゃん」って呼ばれた。
半人前だから、給金はない
(代わりに、衣食住と教育は商家負担。
藪入りに小遣いやったし、
新年には新しい服と下着を渡した)

手代に昇格したら一人前、「三吉」。給金が出る。
藪入りで家に帰るときは、商家からお土産が託された。
路用も商家がだした

手代頭や番頭見習いで「三吉さん」と敬称がつく。
番頭以上で敬称付き役職名か敬称付き名前で呼ばれる
(主人家族も敬称を付けて呼ぶ)

大番頭だと、商家の主人からも
敬称付き役職名(大番頭さん)で呼ばれる




316: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 10:05:45.71 ID:Pk5FVHwH
>>312
半人前だからきちんと名前を呼ばずに
愛称で呼んでたケースがあったんだ!
時代小説が好きでよく読んでたけどそれは知らんかった。




359: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/20(月) 10:31:51.64 ID:sJRsasfy
>>316
そうだよ。
そして、「半人前だから仕事が出来なくても咎めない」

子供の遊びの集団でも似たようなことをするだろう
遊び仲間が弟妹を連れてきて
この子は〝みそっかす〟〝ごまめ〟と言われたら、
その子だけ特別ルール適用して一緒に遊ぶ。それとおなじ。

母方本家の「おばさ」は、下女の仕事してたけど、
内容的には「お手伝い」レベル
キンピラの人参を切るのや、大根ナマスを作るのが得意な人で、
おせちの紅白なますは「おばさ」が作ることになってた




313: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 03:09:24.03 ID:v4P/MhGY
>>311
>オジロクやオバロクが存在した地域は
>寒冷で貧しい地域だったと思う
>労働力が都市に流出したら困るので、
>そういう制度が出来たのだろうな

これはむしろ逆。
貧しい地域だと、養う食物自体が不足しているので
むしろ外に出す。
生まれながら障害がある場合も、
貧しい地域だと赤ん坊の時点で返す。

食料事情が安定していたり、裕福な家だと
「養える」から、生かす場合が多い。

ただ、幼少期に饑餓やその他で
精神が発達曲線から外れる場合がある。
あと、奉公に出せない事情がある場合、
家で飼い殺すしかない

(奉公で追い出される理由で一番大きいのは
「寝小便」癖がある場合。
脳への外的要因などで発症すると、奉公は先ず無理。
嫁取りも婿取りも無理)

精神の障害は遺伝すると考えられていたから、
対外的に家族でない。と取り繕う場合も多かった

武家だと、家臣に養子にやり、知行所や領地で
一生過ごさせる(その分の食い扶持はだす)
と言う形を取った
障害がありながら、将軍家を継いだ家重は、
例外中の例外
(長男だったことと、発話障害があっても
頭脳は明晰だったことも将軍職を継げた理由)




317: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 10:35:43.72 ID:q3IvqBSM
>>313
そんな理由かね?

俺の聞いたところによればオジロクやオバロクは
村の人口のかなりの割合を占めていたが

かなり以前に資料を読んだだけだから、
詳しい数字とか憶えていないが
集落の三分の一だったか、四分の一だったかに
相当したはず

知的障害者の救済にしては多いような




318: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 10:39:04.21 ID:VyBpoRBo
中国でもそういう風習はあるらしい
次男以下は下男下女として家に留まる
昔観た中国映画でもそういうのがあった

確か菊豆とかいうタイトルの映画だったかな
その風習の事を解説してあった




332: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 13:44:24.87 ID:sS3q8H1l
「おじろく・おばさ」は、風野春樹が紹介した時に
文化人類学方面でもそれなりに話題になって、
検証しようとした人もいた

結果、「身内の障害者等を一族で囲い込んで養った」
事例は出てきても、
「長子以外の一族を奴隷化し、精神障害を誘発した」
習慣や事例は見つからず、原報の信頼性に問題がある
という結論に至ってたな

ここで出てきた事例も前者と後者を混同して語ってる




342: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 20:38:49.75 ID:DYSaFTIS
長野県の人は「おじろく」という言葉自体
タブーな感じだった
親戚の集まりで、兄が弟の俺をおじろくと言ったら、
えらく怒られてた。
他のことは兄に甘くていじめも放っておかれてたのに

長野県出身じゃないとニュアンスはわからないみたい




343: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/19(日) 21:17:02.59 ID:GI4AcHO2
関西で部落発言みたいなもんか




354: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/20(月) 08:46:49.56 ID:A/4s+nAy
>>306は30年前って平成初期だよね。
そういう田舎の因習って
せいぜい1970年代以前の話と思っていた。




358: 306 2020/07/20(月) 10:31:08.90 ID:9sQ0R3Ce
>>306だけど、姉に聞いたら少しだけ分かった。
やはりおじろくとおばさは祖父の弟妹だったらしい。
姉の結婚の際
両家の家系図や戸籍の提示があって、知ったと。

母に聞いたところによると障害者とはいわなかったが、
ぼんやりだったから祖父が養っていたそうだ。
ただしおじろくおばさは神様の子だからと
大事にされていたそう。

母の実家はかつての庄屋さんだったらしく裕福で
田畑に養豚養鶏といろいろやっていてたが、

おじろくがいたからできたこと、と
おじろくが亡くなってすぐに養豚養鶏をやめて
土地を売って神社に本殿寄進したそうだ。
富のお返しらしい。

山梨の件の村とは少し違うけど、
奴隷的な扱いじゃなくてよかった…




360: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/20(月) 10:43:36.09 ID:sJRsasfy
日本全国、どこもそんな感じだったよ
すこし裕福だと、障害者でも養えるから養う。

で、本人が興味を持った事をやらせる。
本人も得意なことを色々工夫して、知恵が延びる場合が
あるので、興味があるようならやらせる方が良い。
と、江戸時代の医者の本にも載ってたりする。

簡単な一次産業や、台所仕事などを教えることが多かった。
いざという時に、引き取り手が見つけやすい。という
事情もあった

(農業が出来ると、寺で寺男(寺の農地の小作人)として
面倒見て貰えた。
江戸時代の寺は、基本的に自給自足で食べ物は耕して作ってた)

女だと、簡単な台所仕事が出来ると、町内や寺、商家などで
下女として面倒を見て貰えた。

都市部だと町内で面倒見たり、親が務めてた奉公先で
引き取ってそのまま仕事させたり
農村だと、村の寺や庄屋が村落の同意の下に引き取って、
簡単な仕事をさせて衣食住の面倒を見ることで、
一生を過ごさせた。

町役人や村役人も、地域で面倒を見るべし。という
立場を崩さなかった




365: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/20(月) 11:04:07.39 ID:f32yLx11
俺の家は昔はお大尽さんだったから
両親に捨てられたとかで俺の家で養われたって人もいたよ
もちろんただで養われていたわけではないだろう

色々と子供ながらこき使われていたのだと思うが
その人たちは、俺の祖父母や曽祖父母には感謝していたよ

拾ってもらわなければ浮浪児になって野垂れ死にするしか
道は無かったのだろうから
現在の感覚で物事を考えてはならない




363: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/20(月) 10:54:12.12 ID:sJRsasfy
>>358
>山梨の件の村とは少し違うけど、
>奴隷的な扱いじゃなくてよかった…

それも、実は報告した人が思い込みで奴隷制と発表しただけ。
と言うのが真相。




372: 306 2020/07/20(月) 21:19:30.61 ID:47ZY3jSR
よくあった形態でよかった!
母方本家みんな優しい人達だったのに奴隷!?と
びっくりしてしまった。

ちなみに姉はおじろくにお馬さんやって!とせびって
物凄い嫌そうに馬やってもらって、降りた時の
おじろくの能面が脂汗かいたみたいな顔を見て
とても反省したと
自閉症だとしたら接触過敏あったのかもだね。

あと、私が嫁ぐ時に持ってきた
「おじいちゃんの竹細工の一輪挿し」は
おじろくの竹細工だったことが判明。

今となっては顔はおぼろげにしか思い出せないけど、
いつも見ていたおじろくの手は良く覚えている。
あの手が作ったんだなぁ、ありがとう
おばさはいつもかりんとう作ってくれてありがとう




373: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/20(月) 23:20:32.65 ID:h/QpTYfG
なるほどなあ
祖父母の家には耳が聞こえない話せないおばさんがいて、
お手伝いなのかなって思ってたけど
大きくなってから祖父の妹だったと知って衝撃だった

色々必死に話そうとしてくれたけど
全然言葉にならないから分からなかった

今思えば筆談出来るなら
それで意思の疎通が出来たはずなので
もしかして文盲だったのかもしれない
でも縫い物とか色々してくれてたな




400: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/22(水) 02:54:03.54 ID:j8GbQW2v
>>306
お櫃にこびりついたご飯食べさせてたのは
充分差別にみえるわ~

一緒にご飯食べたり同じものはあげたりしないで
食べ終わるまで待たせて残飯あげるってことじゃん




389: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/21(火) 15:32:48.75 ID:38JB5J+a
昔の遊郭に閉じ込められた女の制度の方が
ずっと酷かったが

遊女を高く売るために
詩歌や舞踊・礼儀作法などを教え込むし
遊女の食事や衣装は全部、借金となって積み重なっていく

そうやって最初に親に渡された身売りの金以外にも
多くの借金が積み重なり
遊女たちは十代前半から三十くらいまでの人生を
全て遊郭で過ごさねばならず

そうなると奉公が終わっても、外の世界の事は
何もしらないし、いまさら故郷にも帰り難いからと
道端で身売りするような最下級の娼婦に落ちるか、
上手く自分を買ってくれる人を探すしかない 

ここまで来たら酷すぎるだろうとさすがに思うが
その昔は日本でも普通にあった




393: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/21(火) 19:29:36.60 ID:EiOi0JaZ
>>389
今でもあるよ
洗脳や安い給与で辞められないようにして、
出張旅費や接待費の精算を拒むブラック企業とか




396: おさかなくわえた名無しさん 2020/07/21(火) 21:13:03.81 ID:GAu12+9L
>>393
実習生名目で外国人雇ってる企業もそうだよね
未だにやってるし、まったく悪徳だと思ってない
田舎の農家はたくさんある


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