【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の2ch洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

カテゴリ: 人間コワ話



73 本当にあった怖い名無し 2005/06/07(火) 03:43:07 ID:bD1RY5wmO
連れの体験した怖い話だか。。。
そいつ、バンドでメジャーになる為に上京したのね。金無いから四畳半のワンルーム(かなりボロ)月謝3万。
上京して一年ほど経ったぐらいからそいつ、不眠症になったんだ。
理由が、毎日、夜中になると玄関扉の郵便窓から誰かが覗いてくるとか、台所窓の隙間から誰かが覗いてくるとか。。。つづく



74 本当にあった怖い名無し 2005/06/07(火) 03:50:19 ID:bD1RY5wmO
最初は幻覚とか夢だと思ってたんだって。
ある日、そいつ泣け無しの金で安いボロ軽CAR買ったのよ。
アパート前に停めてたんだけど、夜中に「ガッシャーン!」って音して、見に行ったら
車のフロントとサイドガラス割られて、車内に牛乳が撒き散らされてたんだって。
呆然として、とりあえず、その場で携帯から警察に連絡したんだって。んで現場検証&事情徴収。怪しい指紋も出てこなかったんだって。つづく



75 本当にあった怖い名無し 2005/06/07(火) 03:57:02 ID:bD1RY5wmO
事情徴収も終わり、部屋に戻ると、何と部屋の中が牛乳まみれ。天井や壁に至るまでグショグショ。
外で警察と事情徴収している一時間ぐらいの間にやられたらしい。
またまた警察に連絡して、さっきの警察が再び登場。
またまた事情徴収。交友関係など根掘り葉掘り聞かれて、「最近夜中に毎晩誰かに部屋を覗かれてる気が。。。」
等々話したんだって。
んでとりあえず付近のパトロール強化して貰うことに。つづく





76 本当にあった怖い名無し 2005/06/07(火) 04:03:21 ID:bD1RY5wmO
警察が帰った後、とりあえず部屋の掃除して、布団とか衣服を全部玄関前通路に出して、取り敢えず寝ることに。
その日の夜中、「ドンドン!」って突然玄関が凄い勢いで誰かが叩くから慌てて起きて扉を空けると、
そこには警官の姿が。
「どうかしました?」と言うと、警官が「この子に見覚えあります?」と。
そこには警官に腕を捕まれた女が一人。
つづく




84 本当にあった怖い名無し 2005/06/07(火) 04:14:21 ID:bD1RY5wmO
「・・・いえ、知らないです。」そう答えた瞬間、その女、狂った獣のように歯を剥きだし、襲い掛かってこようとしたんだって。
警官がすかさず押さえ込んだが。
警官の話によるとパトロールしていると、この女が玄関先の布団にライターで火を付けようとしていたらしい。
取り敢えず、警察に出頭して事情徴収をしていると、その女、連れのバンドの熱狂的なファンで、
連れが一度、ライブ後の打ち上げで、酔った勢いで抱いた事があるらしい。
その後、その事も忘れ、他の女(彼女)と歩いているのを見、逆恨み(?)の犯行らしいのだが。
被害届けは出さなかったらしいが、やはり、幽霊より生きている人間の怨念のほうが怖い。







387 :怖い:2007/12/16(日) 09:51:17 ID:6hOSbH0zO
いつか誰かに聞いてもらいたいと思っていた話。

学生の頃、わりとメジャーなジャンルでイベントに参加していた。
ジャンル歴も長くなり、常連さんもちょこちょこいて嬉しかった。
そんな時「ファンです」と話しかけてくれた女の子がいて、3つ年下の、おとなしめで可愛い子だった。
何度か手紙や差し入れを貰ってちょっとずつ仲良くなり、
文通したりメールを送りあったり、イベントのアフターを一緒に過ごしたりするようになった。

その子と付き合って2年くらい経ったあたりから、ちょっと行動がおかしくなり始めた。
私は女なんだけど、街中で「手を繋いでもいいですか?」なんて言われて、
それは恥ずかしいと断ったんだけど、そうしたら、
持っていたアクセサリー用(?)の手錠で自分と私の腕を繋いだ。
ビックリして「外して」と叫び外してもらったが、外だったので周りはドン引き。
恥ずかしくて建物の中に入ったら、そこでキスされた。(ほっぺただけど)
怖くて仕方なくて、「用事があるから」と逃げるように帰った。


388 :怖い:2007/12/16(日) 09:52:46 ID:6hOSbH0zO
それからも執拗に「会わないか」と言われたんだけど、「ごめん、都合が悪いから」とすべて断った。
その後も『私が悪かったのなら謝ります』『許してください』『私を見捨てないでください』というメールが来たが、
すべて流した。

それから更に数ヶ月経って、その子とも少しずつ疎遠になり、怖かった出来事も忘れかけていた。
ある日、家でくつろいでいたら、弟から『今日家に友達つれてくから』と電話があった。
お客さんがくるのかと思い、家の片付けをして待っていたら、
弟が連れてきたのは紛れもなくその子だった。
私は驚いたというか恐怖で何も話せなくなったんだが、
弟が続けて「俺の彼女なんだ」と。
その子の家から電車で一時間以上かかる上に、ややこしい場所にある私の家を探し出して、
弟の存在と弟の通う学校を知り、弟の友人からメルアドを聞き出して、メル友になって近づいたらしい。

あの時、あの子が私に向けた笑顔が忘れられない。




389 :恐い ◆T8dS6676RI :2007/12/16(日) 09:56:37 ID:i7A67OrCO
>>387-388
(((゜д゜;)))
恐ぇよ!!!
作り話だと言ってくれ!
でもその後どうなったのかを知りたい自分もいる。




393 :恐い:2007/12/16(日) 13:56:44 ID:IQhgNUFg0
>>388
差し支えなければ後日談を聞かせてはくれないか…

でもリアルストーカーにはならないまでも、ファン申告から普通に仲良くしてたら、
擬似恋愛みたいな感情をこっちに向けてくる海鮮・閲覧者(女の子)って確かに存在する。
うちもあった。




394 :387:2007/12/16(日) 14:12:22 ID:6hOSbH0zO
>389
レスありがと。
作り話乙されそうな気がしてたから安心した。
その日はとりあえず何もなかったかのように過ごして、
後日弟に全てを話して、弟はその子とすぐに別れた。
やっぱりしつこく電話やメールがきて、着信拒否+メルアド変更した。
また家にくるのではないかと、しばらくビクビクする毎日だった。

私にも弟にも連絡がなくなって、今度こそ解放されたと思ったら、
地元イベントで、私より3つくらい上の作家さんにつきまとっているのを目撃した。その方も女性。
しばらくなにもなかったから、多分標的を変えたんだと思う…
知っている作家さんだったからコンタクトを取って、その子のことを教えたんだけど、
「大丈夫大丈夫いい子だよ~」と聞く耳をもってくれなかった。
今はどうなったか分からないけど、もう二度と関わりたくない。

地元イベントには行けなくなったし、
ほかのイベントでも年下の女の子に話しかけられると、未だに冷や汗をかいてしまうほどなんだけど、
なんだかスッキリした。吐き出しになってしまったけど、どうもありがとう。




395 :怖い:2007/12/16(日) 14:16:08 ID:M+e6L4No0
思春期になると、同姓に擬似恋愛的な感情をいだくことがあると何かの本でよんだけど
>>388はそんなの関係なくこええーーー!!
無事でよかったね




396 :387:2007/12/16(日) 14:19:11 ID:6hOSbH0zO
書いてる途中にレスが

たまに恋愛感情ぽいものを向けてくる人は今までにもいたけど、
自宅まで来た上に弟の彼女として乗り込んでくるなんて、
そんなストーカーまがいのことをされたのは初めてだった。
悪い夢かと思って怖さで死ねるかと思った。

他人事だと思ってたけど本当に大変だったから、みなさんも気を付けてください。







348 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/21(日) 12:39
身内の犯罪だったので当時そんなにひっぱられることはなかったんだけど、結構ショックだった事件。

中年(50代くらい)の男が、実父を手製の武器で(竿の端に刃か包丁をつけた?)刺殺。
遺体を家から少し離れたところまでひきづり持って行き、
『自分の妻に暴力を振るうものは、こうなる。
 自分の子供に暴力を振るうものは、こうなる。』
なんかこんな文章を書いた紙を、遺体を置いたところの壁に貼り付けた。

息子は実母と共に父から暴力を受け、愛人が出来たからと家から追い出され、母と二人アパートで暮らしていた。
犯行は、母が病死した数ヶ月後のことだった。
その張り紙には愛人のことも書かれていたので、愛人も一緒に殺すつもりだったらしいけど、
家に乗り込んできた時に愛人は逃げたため、実行されることはなかった。







242 :( ´∀`)さん:2001/01/16(火) 20:52
ガイシュツかもしれませんが・・・。
昔、『手首ラーメン事件』ってなかったっけ?
屋台のラーメン屋のスープの中から人間の手首が出て来たって。
手首で出汁をとったラーメンは数人が食べちゃったらしい。
暫らくラーメンが食べられなくなった。




243 :名無しさんは見た!:2001/01/16(火) 21:25
>>242
覚えてますよ。80年代初め頃のことでしたよね?
手首の主はどっかの暴力団の組員で、抗争かなんかで始末された・・・
でも、なんで手首だけラーメンの出汁になったんだかはよくわからん。
あの事件の後しばらくは、屋台のラーメン屋は大変だったらしいね。




244 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/16(火) 21:26
そのラーメン屋台のオッサンが犯人だったんだよね。




245 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/16(火) 21:42
それ、どんな味だったんだろう?美味しいの?




249 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/16(火) 22:28
手首ラーメン事件については、ダークサイドJAPANの2月号に詳しく出てます。
暴力団の内部抗争で人が死んで、遺体はバラバラにして兵庫県と岡山県の山中に分けて埋めた。
ただその際に、指紋から身元が判明してしまうのを恐れて、
両手首を切り落として、子分のやっている屋台ラーメンでスープのダシに使った。
で、この屋台ラーメン屋の供述では、最終的に客には食べさせてないということで落ち着いたんだけど、
当時の週刊誌がそれに対して疑問を呈して、騒動を巻き起こしたらしいっす。
結局被害者には前科がなかったため、手首を切り落としたという行為には全く意味がなかったとのこと。




251 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/16(火) 22:53
いや、その手首ダシの日に限ってウマイウマイとおかわりした客がいた、って聞いたけど・・・・ネタかな。




252 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/16(火) 23:15
事件経過を説明した週刊誌の記事を見た人が、
「俺が食べたのは手首スープのラーメンか?」って事で話題になったと思ったが・・・
確かスープのズンドウは2つ在って、その片方に手首を沈めてた。
その両方からラーメンにスープを入れたと言う証言だったと思うが・・・なんせ昔のことだからよく記憶してない。
客の証言は、「いつもより脂がのってて美味しかった」「美味しくてお代わりしてしまった」って話があったと思うが。




253 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/16(火) 23:24
手首ラーメン事件だけど。人間の肉でダシをとると、とてもじゃないけど臭くて食べられないって聞いたよ。
言われてみればそうだよね。
クマ、キツネ、タヌキなど、雑食性の野生動物の肉ってかなり癖があるし。
食肉用に飼育されてる家畜だって餌には気を使う。
だから誰も食べなかったと思うよ。




259 :249:2001/01/16(火) 23:57
ダークサイドJAPANの記事によれば、美味い美味いといって喰った人間はいなかったようです。
「そういえば…臭かった」系の、
情報を得たことで記憶が作りかえられてるんじゃなかろうか、といったレベルの体験談しか載ってないです。
(当時の週刊誌に載ったものの抜粋ね)
まあ人肉は酸っぱいとは聞くけど、どうなんでしょ?
佐川君にでも訊いてみないとわからないかな。




260 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/17(水) 00:03
佐川も「特に美味いわけじゃない。愛していたから食えた」みたいなことを言ってたよ。







278 :本当にあった怖い名無し:2025/05/06(火) 21:50:50.43ID:3q1TP7U90
ゴールデンウィーク中に、友達数人で旅行に行った時の話。
4連休だから普段行けない場所まで行こうということになり、いくつか県を跨いだ観光スポットに車で向かうことになった。
俺、A、B、Cの4人で交代しながら運転して、道中バカ話とかして騒ぎつつ移動してたんだが、そのうち疲れが出てきたから、Aが「運転手が眠くならないように、怖い話でもしようぜ」と言い出した。
皆そういうのは好きな方だったから、言い出しっぺのA、それから俺とBは有りがちな怪談を語り合いながら再び盛り上がった。Cはあまり話さず、何故か楽しそうに微笑みながらそれを聞いてた。
2時間くらいして、ようやく目的地が近づいてきた頃、その時運転してたCが口を開いた。
「俺からも一つ、怖い話して良いか?今思いついた奴なんだけど」
ネタが切れ始めてた俺たちは、「おー、良いじゃん、頼むよ」なんて言いながらCの話に耳を傾けた。
以下Cの話。


279 :本当にあった怖い名無し:2025/05/06(火) 21:52:26.96ID:3q1TP7U90
怖い話って言っても、幽霊とかは出てこないんだけどさ。飛行機事故の話ね。
あるベテラン機長が、いつも通り乗客を乗せてフライトに出たんだよ。同じくベテランの副操縦士と一緒に。
その機長は空に憧れて操縦士になって、10年間事故一つ起こさなかった、熱心で職務に忠実な信頼される人だった。
でも、最近はちょっと精神的な不調があって、そのフライトが終わったら休職する予定になってたんだ。
何事もなく飛行機が軌道に乗ってしばらく経った頃、副操縦士がちょっと催して、機長に断ってトイレに立った。その時彼は、「構わないよ。ごゆっくりどうぞ」と冗談めかして言っていたそうだ。
副操縦士は用を足して、ちゃっかり家族にメール送ったりなんかしたあと、トイレを出た。時間にしてほんの2分くらい。ちょっと時間かけちゃったかな、なんて思いながら、副操縦士はコクピットに戻ろうとドアに手を掛けた。
でも……そこで副操縦士は困惑することになった。ドアが開かないんだ。中から鍵がかかってる。
飛行機のコクピットって、テロ対策で鍵をかけると外からは絶対開かないようになってるんだよね。だから副操縦士は当然、ドアをノックして機長に呼び掛けた。「機長?私です、ドアを開けてください」……だけど、何も返事がない。
そうこうしている内に、機体が突然揺れ始めた。しかも前に傾き始めて、明らかに速度も上がってる。すごい勢いで高度が下がっていることに気付いた副操縦士は、慌てて勢いよくドアを叩いた。「機長!開けてください!高度が落ちています!」それでもやっぱり返事は無い。
機長が何らかの要因で突然意識を失ったのか?しかし、それでもオートパイロット機能が働くはず……何より、コクピットの鍵は機長が操作しないと閉まらない。
つまり今、機長は自分の意志でコクピットに閉じこもり、自分の意志で高度を下げている。その事実に気付いて、副操縦士は凍り付いた。
何度もドアを叩いて呼びかけるが、機長からは一向に返事がない。その間にも機体はグングン高度を下げて、揺れもひどくなっていく。異常事態に気付いた乗客が騒ぎ始め、乗務員がなだめようとするが、事態は何も変わらない。
その後も副操縦士や乗務員たちは必死でコクピットのドアを叩いて声を掛けたんだけど、機長は最後までドアを開けず、最終的に飛行機は墜落してしまった。生存者は誰一人いなかったそうだ。


280 :本当にあった怖い名無し:2025/05/06(火) 21:53:37.37ID:3q1TP7U90
後に回収されたフライトレコーダーでは、副操縦士がトイレに立った後、機長が静かに立ち上がって鍵をかけ、オートパイロットを解除する様子が記録されていた。そして彼は無言のまま、冷静極まりない様子で、機首を下げ続けていた。
記録の最後の方では、コクピットのドアを叩く乗務員たちの悲痛な声と、「高度が下がっています。機首を上げてください」という警告音だけが無情に鳴り響いていたそうだ。


以上、Cが淡々と語り終えると、後部座席のAとBは何とも言えない表情で顔を見合わせた。「まあ、怖いっちゃ怖いけど……そういう系かぁ」反応に困るな、といった感じでAが呟いて、Bは「まあいいじゃん。俺、結構ゾッとしたよ」なんて言ってた。
でも助手席に座ってた俺は、何だかものすごく嫌な感じがして運転席のCを見た。普段意識してなかったけど、他人の運転する乗り物に乗るって、要は命を預けてるってことだよな、と今の話を聞いて考えつつ、頭をよぎっていたのは、(こいつ、なんで今こんな話したんだ?自分が運転してる時に……)
考えすぎか?と思いながらそのままCの方を見ていたら、Cは前を向いたまま、世間話するような口調で付け加えた。「で、こっからがこの話のオチなんだけど……」
それからあいつは突然、くるりと俺の方を向いて、生気のない目でニヤリと笑った。

「もし俺が……さっきの話の機長みたいな気分になってたら……お前らどうする?」


281 :本当にあった怖い名無し:2025/05/06(火) 21:54:27.58ID:3q1TP7U90
俺は一瞬凍り付いて、冗談よせよ、と笑おうとしたんだけど、その時ブオオオンとアクセルを吹かす音が車内に響いて車が加速した。俺はシートに押し付けられて、「おいおいおい!」と思わず声を上げた。
Cは俺を見ながら、口の端だけ吊り上げられたような笑みを浮かべてた。それから忘れられないのがあの目。今まで見たこともない、何か不自然に冷静でどこを見てるか分からない視線。俺は冗談抜きで死ぬほどビビった。
後部座席のAとBも「嘘だろ……」とか「止めろよ!シャレになってねえぞ!」とかCに声を掛けてるんだけど、Cはそのまま車を加速させ続ける。高速道路とはいえ、もう150kmくらい出てた。
俺はマジで怖くなって少しの間動けなかったんだが、前を見たらカーブに差し掛かるところだった。高架道路だからガードレールの向こうは何もない。いよいよヤバイ、と俺がCからハンドルを奪う覚悟を決めた時、

Cは唐突に前に向き直って、ゆっくりとアクセルを緩めた。それから、何事もなかったみたいにカーブを曲がり始めた。しばらく俺たちが何も言えずにCをポカーンと眺めていると、
「……悪い、お前らの反応が良過ぎてつい……今のも含めて怖い話な」
と申し訳なさそうに言った。AとBはほとんど抱き合いながら、「おいぃーー止めろよお前ぇ!ガチで怖かったわ!」「ちょっとチビっちまったじゃねえか!」と前に座るCの頭を叩いたりしてた。
俺も何か言おうとしたんだけど、思いもよらない恐怖から解放された安堵が強すぎて溜め息しか出なかった。

で、結局、そのままCの運転で目的地に着いて、予定通り旅行を楽しんだ後、今日の夕方帰ってきたわけなんだけど
どうにもあの時のCの、生気のない目で不自然に笑ってる顔が頭から離れない。あんな顔演技でできるもんなのか?
心配になって旅行中に悩みとか無い?って何度か聞いたんだけど、「何でもない、ちょっとふざけただけ」としか返ってこなかった。
本当に何にもない事を祈る……
というわけでちょっとした恐怖体験でした。長文すまん。






251:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/11/03(木)22:43:22.22ID:BXwz4AXkO

1ヶ月前の夢の話だけど…

おれ信号待ちしてて、向かい側の道にリンチに合ってるおっさんがいて。これはやばいと思い、あわてて「おい、何やってるんだ!!」
て言ったら暴行してる奴ら一目散に逃げてって、急いで信号渡っておっさん大丈夫か確かめに行ったんだ。じゃあおっさん仰向けに倒れてて、若干道路に血とかもついてて・・・



251:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2011/11/03(木)22:43:22.22ID:BXwz4AXkO

さすがにこれはやばいなと思い、とりあえずうつぶせだったし、ひっくり返したらそのおっさん顔がボコボコになりながらもTシャツに勝者って書いてて吹いた。で笑いながら起きたんだけど、

起きた瞬間目の前に包丁持ってる女に刺されて今も入院中、こんな体験初めてしたわ。



252:本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:2011/11/03(木)22:52:21.81ID:+NQJnTfS0

ちょっとまて!
起きてからの方を詳しく!



254:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2011/11/03(木)23:08:24.96ID:BXwz4AXkO

>>252
オートロック完備のマンション12階に住んでるんだが、たまに酔ってる時、ドアの鍵を閉め忘れるんだ。その日はどうだったか知らんが。
で起きたら包丁持ってる女(もちろん面識のない女)が笑ってて刺された。気付いたら病院のベッドだった。

ちなみにその出来事の時、ドアが開きっぱなしで血痕だらけだったらしく、隣の住人が119番してくれたらしい。それより傷口が一生傷なのが負に落ちん。



253:本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:2011/11/03(木)23:07:28.19ID:IOWpTwck0

>>251
早いうちに引っ越したほうがいい。
そこは治安が悪すぎる。


256:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2011/11/03(木)23:10:33.95ID:BXwz4AXkO

>>253
ありがとう。とりあえず退院してからどうにかしてみるわ。


257:本当にあった怖い名無し[sage]投稿日:2011/11/03(木)23:16:40.22ID:MgaFbgSV0

>>254
その女、捕まったの?
傷は残るけど、命助かってよかったじゃん!
洒落怖だ…


259:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2011/11/03(木)23:30:10.00ID:BXwz4AXkO

>>257
ありがとう。
確かに命とりとめて良かったけど風呂もまだ入ってないし、まだ熱っぽくて体調は最悪だ。

女は捕まってないよ、ちょくちょく警察が病院くるけど進展した情報とかもらえないし、全く捜索は進んでないみたい。

あとマンションの防犯カメラに写ってて映像見せてもらったんだが、顔とかも下向いてて全く誰かわかんない感じだし捕まらないと思う。
でも堂々とした歩き方で挙動不審な感じとか全くなかったから慣れてるなと思って気持ち悪かった。







483 :本当にあった怖い名無し:2021/08/20(金) 13:38:34.72 ID:PPa5jGOw0.net
人怖と言うには少し弱いかもだけど。

昔、趣味を介して知り合ったA子がいた。
少しお節介で若干メンヘラで独創的な考え方をする子。
物理的に距離があったのでそこまで親しかった訳じゃ無いけど、ある日突然昼夜を問わず電話を掛けて来きて訳の分からない話を一方的に捲し立てるようになった。(多分精神的な薬の副作用)
若干メンヘラで独創的な子とはいえ、物事の分別はある程度ついていたし、日中は仕事してるとか夜中は寝てるとかで、それまで鬼電とか無かった。


484 :本当にあった怖い名無し:2021/08/20(金) 13:51:11.29 ID:PPa5jGOw0.net
そして電話の内容も意味不明で文字にも起こせないレベル。
書けるのは、偶々出張先がA子の居住地近くだった時に、お昼は何処で食べるの?と聞かれて、
多分会社の人と○○で海鮮コースになると思うと言ったら、えー!私エビ無理だから別の店にしない?と言い出した。
いや無理も何も会社の席に紛れ込む気か!?となったけど、
私も苦手な物はあるけど事前に言えば別の食材に変えて貰えるよと、頓珍漢な返しをしてしまった。
A子はエビの無いエビ天なんてエビ天じゃないよ!?具無しじゃん!と更に頓珍漢な返答。
結局、出張無くなったと嘘を付いてやり過ごした。

他にも、SNSで疲れたー!とか呟くと秒で鬼電。
出ないと私の友達にまで安否確認の電話を掛ける。
友達に迷惑掛かるから何も書かなくなったらなったで、2日位で何も書かなくなった!と更に迷惑を掛ける結果に。

他にも色々有り過ぎて流石に無理になって、すったもんだの末に絶縁したけど、
結果的にA子には脳腫瘍があって、その術後の予後が良くなくて亡くなった。
脳腫瘍が出来たり摘出したりすると性格がおかしくなると聞いた事はあっても、目の当たりにしたら恐怖しか無かった。
そして申し訳ないけど、脳の病気とおぼしき人とは関わらないようにしている。
身内や自分が罹った時は遠慮なく見捨てて欲しいと周りにも伝えている。


485 :本当にあった怖い名無し:2021/08/20(金) 14:01:07.26 ID:PPa5jGOw0.net
マナーモードにしてたら着信がA子で埋まるし、重要な電話の着信は流れるし、出ないと友達に電話しまくるし...
友達に電話するのも日中や夜中の電話も辞めて欲しいと伝えても通じないし。
絶縁後もめちゃくちゃ大変だった。自分も何処かおかしくなったかと思うほど。
同じくA子を嫌って馬鹿にしてた奴が、葬式後にお涙頂戴系文章を書いてたのも胸糞悪かった。


486 :本当にあった怖い名無し:2021/08/20(金) 18:05:22.67 ID:yOdWFbBF0.net
>>485
大変でしたね
脳の病気ならその影響の可能性も高いけど、躁鬱病の知人が全く同じ感じだったのを思い出した
躁鬱の躁状態の時は昼夜問わず鬼電してくる
酷いと早朝から突然に家に来たこともあった
電話はキャッチが入ったことにして無理やり切り上げたり
訪問も家族に断ってもらってなんとかかわしてたら疎遠になったけど
精神的に病んでたかもしれないね


488 :本当にあった怖い名無し:2021/08/20(金) 18:41:55.76 ID:PPa5jGOw0.net
>>486
あぁ・・・言われて見れば確かに躁鬱っぽかったですね。
卑怯なやり方ですけど、事情を知ってる周りの友達にも絶縁のセッティング手伝って貰いました。(またA子が友達に仲を取り持って欲しいとか言わない為に)
あと凄く失礼な言動が目立ってました。
腫瘍前は多少空気読めなくて距離を取る人は居ても、他人をマジギレさせるような事は無かったんです。
共通の趣味友に女装癖ある人がいて、私より女装くんに似合うからこのコート貰って欲しいって送ったそうなんです。
そこから1.2年後に女装くんに対して、最近ブクブク太って来て見た目もおじさんでキモくなってるからあのコート似合わなくなってるから返してと言ったそうなんです。
当然、女装くんはブチ切れしたんですけど、A子はアドバイスしたら女装くん怒っちゃったぴえん。
仲取り持って〜と恐怖しか無い連絡来たりもありましたね・・・
あと派遣会社を1日でクビになって逆恨みして、クビにして来た相手をハニトラで陥れて欲しい。
私の友達ってみんな芋臭くてダサいから、人を陥れるとか無理だしこんな事頼めるの貴方しかいなくて〜
とナチュラルに友達と私をディスったり。
それがほぼ毎日続くと電話恐怖症になりそうでした・・・
ついうっかり携帯触ってる時に通話押してしまったりで。
あと独特の空気があって、朝早いから!とか切り出すタイミングが全く無かったですね。









166:本当にあった怖い名無し2013/12/08(日) 21:40:41.19 ID:LXuUmNFqI
田舎で家業継いで農機具の販売・メンテやってる。

お客には、同じ町内なのに、行くのに4時間近くかかるような山ん中に住んでるおじいちゃん、おばあちゃんもいて、修理に行ったら「泊まってがい」と言われ、そのまま泊まることもある。

そんなんだから、仲良くなって、いろんな話を聞かされるんだ。

人生の苦労話や、遠方に住んでるお孫さんの話で、たいして面白くもないけど、中にはそれまで聞いたことがないような話もあったよ。
そのおじいちゃんは、92歳でこないだ亡くなったけど、古流の免許皆伝の人で、空手やってた俺に、免状とか技術書とかいろいろ見せてくれたり、技を一通り見せてくれたりした。

俺もそれが面白くて、休みの日に酒持って遊びに行ったりして、技教えてもらった後に、総合のDVD見て、夜中まで格闘技談義したりして。

じいちゃんは、寝技中心の総合には否定的で

「立ってやんねば。来んの一人でねんだから」

って言ってた。

じいちゃんは戦争の時は大陸にいってて、昭和21年に復員してる。

実家は空襲で焼けて、家族も亡くなっていたじいちゃんは、仙台にあった武術の師範の家に居候して生活をはじめた。

じいちゃんから聞くと、戦後の日本は、地方都市に過ぎない仙台でさえ、治安は相当に悪かったらしい。浮浪者とかヤ〇ザとか引き揚げ者とかが原因じゃなく、
「赤や、赤」

とのこと。

それまでの体制がなくなって、旧体制側だった人は肩身が狭くなる一方、「中共やソ連」の支援を受けた「赤」関係の組織が勢いづき、個人で、組織で、旧体制側の人間を攻撃したらしい。

じいちゃんの師範は、戦後も戦前と変わらず地域の名士だったけど

「戦争には負けたが、日本の伝統・思想はなんら劣っていない」

って公言してたから、「赤」から脅迫やサツ害予告をしょっちゅう受けていて、若かったじいちゃんも気にしてた。

で、ついにコトが起きた。

夕方に、師範の家で、じいちゃんと師範と、師範の奥さんがいたときに、玄関の戸を叩き壊して8人の男が入ってきた。覆面して、棒切れ持った男が8人。

「8人はヤバいですよね?いきなりだし、相手やる気だし」

って聞いたよ。

ある程度事態を予想していたじいちゃんは前に出る。2人の棒切れを受けながら肘と親指を使った当身で倒す。

「奥さん守る。誰も通さね」

と思ってるじいちゃんの脇を何人かがすり抜ける。次の相手が棒切れを振りかぶってくるけど、自分の左腕が上がってこない。

「最初さ受けたときに折れてしまったのっしゃ」

じいちゃんは、踏み込んで、棒切れの根元で殴られながら、密着して秘中を攻める。

倒れた相手を踏み抜いたのと同時に振り返ると、師範と奥さんはうずくまっていて、3人に袋叩きにされてた。

師範も2人は倒したけど、奥さんをかばって、残り3人にめった打ちにされてた。

「あん時ぐれごしっぱらげたことなかったな」

話しながらもすごい剣幕だった。

じいちゃんは奥さんと師範を助けに割って入ったけど、左腕が折れてるのもあって、今度は自分が袋叩きにあう。

「棒切れ、鉄だったがらや、頭守ったら指が折れんだ」

じいちゃんは、今でも不自然に曲がっている指を見せながら言った。

それでも、じいちゃんが生きてここにいるのは、騒ぎを聞きつけて近所の人達が集まってきたからだ。襲撃犯は仲間を連れて逃げた。

怒り狂っているじいちゃんは、近所の人達に抑えられて、追いかけることができなかった。じいちゃんは8カ所の骨折。師範と奥さんはもっとひどかったけど、何とか命はとりとめた。

犯人は、普段から嫌がらせをしていた「赤」だったのは確実だった。けど、報復を怖れて誰も証言しなかった。近所の人も、「赤」を治療した病院の人も。

「仕方がねぇさ、そういう時代で、相手が相手だ。」

師範と奥さんは、退院後、報復を避けるために、かくまってくれる有力者を頼ってよそにいった。

じいちゃんも東京の建築現場で働いて、結婚して奥さんの実家に帰ってきたのは、50過ぎてからだったようだ。

「俺が帰ってきた時には、『赤』の連中の何人かは、ずいぶん行儀良くなってたな。まぁ、そいつらもみんなタヒんだけどな」

「戦争いったり、『赤』さやられたり、まぁ政治とか主義ってのは、ただおまんま食いてぇってだけの俺からしたらよ、よけいなもんだった」

って笑いながら話してました。

実際には名前が出てますが、さすがに伏せます。証拠もないですが、じいちゃんの話が本当なら、人って怖いなと、そう思いました。


177:本当にあった怖い名無し2013/12/08(日) 23:08:42.52 ID:/iTZLgw40
>>176
俺が爺さんから聞いた話も似たような感じだったよ、
アカと三国人はやりたい放題だった@福岡


180:本当にあった怖い名無し2013/12/09(月) 02:54:53.28 ID:xIlfsnQ60
>>176
うちも仙台で終戦を迎えた
俺が子供の頃に一家で東京に移ったけど
懐かしいな、その訛りw

亡くなった祖母はGHQが怖かったと言ってたな
うちは男が全員戦タヒして
家には祖母と年頃の娘が3人残った(その末妹が俺の母親)
一番上の娘がバタ臭い顔立ちの美人だったんで目をつけられて
酔った米兵達が夜中によく押しかけて来たそうだ
そのたびに薙刀の師範代だった祖母は竹槍を振り回して大暴_れ
とうとう「あの家にはクレイジーなババアがいる」と噂になって
米兵が来なくなったと言っていた


181:本当にあった怖い名無し2013/12/09(月) 03:20:32.40 ID:LGDWRG890
>>176
だけどさー、大正から戦後にかけて共産党迫害は凄まじかったんだよ
(自分はノンポリだぞ、念のためw)
政治活動とは無縁の温厚な教師なんかがバンバン憲兵につかまって
人間がここまでするかっていう凄まじい拷問でコロされた

東京より地方の方がやり方が原始的で残酷だったようだね
見せしめ的な意味があったんだろうが、1ヶ月に及ぶ拷問で発狂させ、
絶対に助からない化け物みたいな姿になったところで家に帰す
そして、激痛にのたうちながら狂いタヒにする様を見せつけて
その家の人間初めムラ中を震え上がらせたそうだ


182:本当にあった怖い名無し2013/12/09(月) 03:24:47.89 ID:NPXKF+Qq0
っていう都市伝説


183:本当にあった怖い名無し2013/12/09(月) 03:28:29.88 ID:QJ26zfsJ0
皮肉じゃなく
こういう話を都市伝説だと言い切るいい時代になったな、と







311 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:44:26 ID:r6Yk4h+Z0
夜の12頃、友人のAから電話がかかってきた。
『おい、今何処にいる』
「部屋にいるけど」
『悪いけど、これから行くから待っててくれ。すまん』
「へ?別に良いけど」

10分後、Aはやってきた。
「すまんな」
「良いって、なんだよ」
突然だったんでちょっと不思議だったが、俺とAは昔っからのダチだ。
別にこれぐらいそんなに遠慮する事もないだろって思いながら、とりあえず発泡酒を用意した。
「飲むか」
Aは「わり」といって受け取る。

「変なもん拾っちまって」
そう言うとAは、鞄からタオルを出した。
ブ~ブ~、ブ~ブ~
タオルの中で何かがなっている。てか携帯だろそれ。
タオルを開くと携帯が出てきた。着信で振動している。



312 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:46:30 ID:r6Yk4h+Z0
「絶対に出んなよ」
「拾ったって携帯か?」
Aは「ああ」といって携帯を開いた。
着信2百何件って表示されていた。
俺は思わず「はぁ」と言った。

しばらくすると、また着信だ。
ブ~ブ~、ブ~ブ~
「出たら?」
「なんか、やばそうでさ」
確かにやばい。しばらく様子を見たが、ひっきりなしに着信だ。
誰からの電話だろう。携帯を取ろうとしたらAがそれを止めて、財布から紙切れを出した。
『080-XXXX-YYYY』って書いてある。
「全部、そいつからの着信だよ」
「怖。怖すぎだろ、それ。警察に持ってけよ」
「もう夜中だし。明日だ」

それから取り合えず酒を飲みかわした。その間も携帯は、ブ~ブ~、ブ~ブ~となっている。
Aは「うっとおしいな」といって、携帯をタオルでくるんでバックに突っ込んだ。
それからしばらくバカ話をして、深夜のアホなTVを見て寝た。

次の朝、と言っても既に昼過ぎだったが警察に行った。
その頃には携帯は静かになっていた。
気になったんで着信を確認してみたら、7百何件ってなっていた。すごすぎる。

A「すみません。これ拾ったんですけど」
警察「あ、はい、落とし物ですか。少しお話を伺いますけど良いですか」
A「ええ、良いですよ」
それから何処で拾ったとか、どんな様子だったかとか、何時拾ったかとか、そんなやり取りをした。
警察のおっさんは携帯をしげしげと見て、何かを確認しているようだった。
それから、携帯を机において、書類に何かを書いていた。
メーカーとか、色とか形とか、そんなことかな。多分。



313 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:48:05 ID:r6Yk4h+Z0
その時、ブ~ブ~、ブ~ブ~と携帯がなった。ちらっと番号を見た。080XXXXYYYYだ。
警察のおっさんは「おお」とちょっと驚いて、携帯に出た。
「はい、もしもし、どなたですか?」
それから、「ええ」「はいはい」「そうですか」「ええ」「こちら警察なのですけど」
みたいな感じで話していた。

「いえいえ、大丈夫ですよ。ではよろしく御願します。はい」
俺は、警察って意外に礼儀正しくて良い感じの人なんだな、とぼんやりと考えた。
警察「持ち主からの電話でした。これから受け取りに来るようですよ」
A「そうですか。良かったです。それでは失礼します」
警察「もし良かったら、一時間後に来てくれないですか。持ち主がお礼をしたいって言ってるんですよ」
俺は一瞬嫌な予感がしたが、結局一時間後にAと一緒に来る事になった。



314 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:51:11 ID:r6Yk4h+Z0
警察に行くと、爽やかな男がニコニコして待っていた。
男は20代後半って感じだ。
男「いや、ありがとう。助かったよ。ホントありがとう」
それから警察のおっさんとその男とAと俺で、しばらく「ありがとう」「いえいえ」みたいな会話をした。

男「君たち、お腹はすいてないかい。なんか食べようよ。
いい店があるよ。僕が美味いと思うお勧めの店だよ」
と誘われた。
男とAと俺で飯を食いに行く事になった。

アメリカンな店だった。ステーキだ。
男は明るくて良く話す人だった。
自分は広告代理店で働いていて、この店の店長とも知り合いで、店長は他にも店を持っていて、店の広告とかは自分が作ってと、エラい勢いで話してくれた。
メニューを選ぶ時、俺とAがどれにしようかな、和風ソースが良いかな、と迷っていると、
「おい、なににする、君たち、これが良いぞ、これが。
 焼き方はどうする。ここはレアが良いぞ。
 これにしろ、これがでかくて食いごたえがあるんだ。
 あの~すみません。オーダー良いですか」
みたいな感じでパワフルだった。
そんな風に食って話してって感じだった。
あと男は無性に褒め上手だった。
俺とAのことを「良いね~良いね~」と何度も言った。



315 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:52:43 ID:r6Yk4h+Z0
「そうだ、君たちの携帯の電話番号を教えてくれないかな。これを機会に、友達になろうよ」
あ、良いっすよ、と俺が言おうとすると、それを遮ってAが「いや、良いっすよ。そんな。良いっすよ。ほんと」と携帯の番号を教えるのを嫌がった。
そう言えばAはいつもより無口だった気がする。
男が一方的に話してこっちは相づちを打つだけだったから、気にならなかったが。

Aはしつこく断わり、男は一瞬むっとしたように見えたが、すぐに笑顔になった。
「君たちも色々あるだろうから、慎重になるんだろうね。良いよ良いよ、気にしないで。じゃ、そろそろ行こう」
と男は立ち上がった。
え?ちょっと俺、食いかけなんですけど、まだ肉が・・・とほほ。
男は既に食べ終わっているようだった。
良く分からないが、男は急にそそくさした感じになった。
俺とAは「ごちそうさまでした」「ありがとうございました」と礼を言った。
「良いって。美味かっただろ。この店また来いよ。そうすりゃ会えるかもな」
それで別れた。




316 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:54:08 ID:r6Yk4h+Z0
「おいA、どうしたんだ。腹の調子でも悪いのかよ(笑)」
「いや、ちょっと気になってな」
「なんだよ~」

それからAは自分の考えを話してくれた。
「多分あの男は、携帯の持ち主じゃねえぞ。
 だいたいあんなにしつこく何度も電話するなんて普通じゃない。
 多分なんだが、あいつは自己愛性人格障害だ」
Aの話をかいつまんで説明すると、自己愛性人格障害の根拠として、
・自分の話(自慢話)ばかりした事
・俺たちを根拠もなくやたらと褒めていた事
・俺たちの食べるペースを全然考えていなかった事
・むしょうに馴れ馴れしかった事
・一見親切そうに見えたが、自分のやりたい事に俺たちを巻き込んでいた事
・俺たちの携帯番号を聞こうとした自分の願いに答えなかった時むっとした事
・その直後に自分の立場を取り繕うようなことを言った事。




317 :着信7百回の男:2008/01/11(金) 23:55:48 ID:r6Yk4h+Z0
「自分が『気前良くお礼をする好青年』だと酔っているように見える。
 お礼にステーキをおごってくれる、と言う行動そのものは親切そうだが、メニューを勝手に決めてしまう。
 こちらが食べているにもかかわらず話しかけてくる。
 やたらと褒めていたが、それは俺たちを操作しようとしていたからじゃないか。
 いきなり携帯の電話番号を聞いてくる不自然さ。
 こっちが食べ終わってないことを気にしていない。
 そもそも、店に俺たちを連れて行くそのやり方が有無を言わせず、親切そうだが自己中心的だ」
俺は「確かにそうかもしれん」と頷いた。
「あの携帯の持ち主だけど、多分、あの男につきまとわれてるんだろうな。
 一晩で7百回も電話するなんて、どう考えてもおかしいだろ」

俺は、もし電話番号を教えていたら、と思うとゾッとした。






946 :本当にあった怖い名無し:2007/12/17(月) 17:55:13 ID:vqN/DejvO
俺は病院に勤めてるんだが、あまり心霊体験には遭遇したことはない。
だが、洒落にならない嫌な体験は何度かしてきた。
死んだ人間より生きてる人間のほうがよっぽど怖いってのは、ホントだなと心底思う。

二か月くらい前、ある患者さんが亡くなった。
死因は窒息死で、どうやら家族が差し入れた食べ物をコッソリ食べていて、それが喉につまったらしい。
そのひと自身は割りとしっかりした人で、退院間近だったし家族も優しい人ばかりだったので、看護する側としてはすごく残念だった。

その家族も御遺体と対面したときは号泣していて、御孫さんから娘さん、御婿さんまで御遺体にすがりついていた。
その姿には人の死に慣れた俺たちもかなりグッときて、新人たちのなかにはもらい泣きするやつもいた。
人の命ってこんなに重いものなんだ。と改めて思った瞬間だった。

だが、その数分後、霊安室のドアが急にバタン!!!!!と開けられ、やけに化粧の濃いオバサンが入って来た。
そして突然御遺体につかみ掛かり、「このクソジジイ!!!!!!!!!!!」と、亡くなった患者さんに怒鳴りつけたのだ。
御家族もその場にいた俺たちスタッフも唖然としていたが、一瞬で我に返り、そのオバサンを止めに入った。
「なんですかあなた!!!!!!!」
「うるさい!!!!文句ならこのジジィに言いな!!!!!!!!!!」
オバサンはそう叫ぶと、御遺体を床に叩き落とした。
さすがに御家族も怒ってオバサンにつかみ掛かるが、そのオバサンが発した言葉に御家族は顔色を変えた。
そのオバサンは、亡くなった患者さんの隠し子だと言うのだ。
しかもオバサンは鼻息を荒くしながら、「なんでも、遺産は全部アケミとかいう女んトコにいくらしいじゃないの!!!ふざけんじゃないわよ!!!!」と宣った。

947 :本当にあった怖い名無し:2007/12/17(月) 17:55:51 ID:vqN/DejvO
その言葉に先程まで泣いていた娘さんの顔色がみるみるうちに変わり、娘さんは突然床に落とされた御遺体を蹴りあげた。
「何をなさるんですか」「落ち着いて」とスタッフが止めに入るが、娘さんはゲラゲラ笑いながら、
「ふざけんじゃないわよこのジジィ!!!金も残さず死にやがって!!!!!!
 死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!!!!」
と、狂ったように御遺体を蹴飛ばし続けた。
もらい泣きしていた新人スタッフは恐怖にまた泣き出すし、御家族の婿さんは呆然としてる。
俺たち中堅スタッフは、患者さんを蹴り続ける娘さんとオバサンを止めに入り、御孫さんは母親の急変ぶりに泣き叫ぶ。
まさに地獄絵図だった。

その後、院長たちが駆け付けて騒ぎは収まったが、俺の頭の中はあの娘さんの鬼のような形相と、蹴飛ばされ踏み付けられ詰られた哀れな御遺体のことでいっぱいだった。

まるで二時間サスペンスのような出来事が普通にある。
それが病院だとはわかっているが、あの出来事は怖かった。
生きてる人間はほんとに怖いと思い知らされた。

その後、あの家族がどうなったかは知らない。




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