【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 土地



377: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/16(月) 09:03:41.21 ID:kEkrj8jw0
家系にまつわる怖い話というほどのものじゃないけど祖母の若い頃の体験談 題して「井戸神」 

庭の井戸が枯れた。もう使うことがないからと祖母は井戸にふたをしてそのまま放置しておこうと思った。 
数日たって祖父の足が痛み出し、右足だったか左足だったかがはれ上がった。もちろん転んだ覚えはない。 
医者に行ったが原因はわからず、祖父はシップをして痛む足を引きずりながら毎日出勤する羽目に陥った。 
ある日の午後、いきなり玄関の戸がガラガラっと開く音がした。行商人でもきたのかと祖母が玄関に出てみると、 
袴姿の中年男が玄関に立っていた。彼は自分の名前を名乗って○○山(山の名は忘れたそうだ)で修行した者だと自己紹介した。 
きょとんとする祖母に中年男はこう切り出した「おたくの井戸がちょっと・・・」。 
井戸は中庭にあるので外からは絶対に見えるはずもない。祖母は非常に驚いたそうだ。
「使っていない井戸をそのままにしていませんか?」とたずねられ、祖母はこの人にうそをついてもばれると思い、
使わなくなった井戸にふたをして放置してあると正直に答えた。
「もう使うことのない井戸はそれなりの儀式をしないと。このまま放っておくとけが人や病人が出る恐れがありますよ。悪いことは言いませんから神社に頼んですべき儀式をちゃんとすることです。」
男はそういうと呆然とする祖母の前からすぐ立ち去ってしまった。
祖父の原因不明の足の痛みはやはり・・・と思い、これはきちんと儀式をするしかないと考えた祖母は、すぐに近所の神社に相談し、
神職にきてもらってお払いをしてもらった。すると不思議なことに一週間もたたないうちに祖父を悩ませた頑固な足の痛みやはれがうそのように引いてしまったという。

383: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2012/07/17(火) 00:06:50.73 ID:YNMe+sQE0
>>377
井戸の話ってよく聞くね。

あと竈(かまど)も同じような話がよくあるみたい。
家の改築などで竈を壊さなくてはならない時は、きちんと神事を執り行わないといけないらしい。









172 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/09/09 01:11
○本引越しセンターでバイトしてるんだけど、
取り壊し予定の家から家具を運び出しているときに、
客(家の住人で70代近い爺さん)が「この壁がなければ家具の出し入れもしやすいでしょう」と、
大工道具を持ってきてノコギリやらカナヅチで土壁を壊し始めたんだが、
壊した土壁が崩れ落ちた時、壁の中に大量の御札が詰まってるのが見えた。
梵語らしきもの(漢字じゃなかった)がびっしりと書かれたA5サイズくらいの和紙が、見えるだけでも数十枚・・・
それに驚いた爺さんが血相変えて家の中をひっくり返し始めると、
梵語みたいな文字の札が家(木造平屋建て)の見えない場所から出るわ出るわ・・・
畳の裏、天井裏、縁側の床板の裏、壁の中、一枚一枚全て手書きで、全て微妙に違う文字が書いてあった。
奇妙なのは、一昨年に工事したと言う真新しい玄関前の側溝のコンクリ蓋の裏にも貼ってあった!
さらに、札には明らかに古いものとそうでないものが混ざっていたし、
「x年前に見た時はこんな物は貼ってなかったんだけどねぇ・・・」
と爺さんが首をかしげるような場所にもいくつか見つかった。
家自体は20年位前に空家だったのをそのまま買い取ったらしいから、前の住人の情報は皆無・・・
とどめは、引越し先の新築の平屋建てに、俺たちのトラックが到着する直前に雷が直撃!
(避雷針で地面に逃がしたけど)

あの家(土地?)にまつわる『何か』を封じている何者かが、
家を手放した後も住人に気付かれないようアフターケアをしていたのでは?
あの落雷で、新しい家にその『何か』も引っ越したのか?
自分の想像力ではこの程度の結論が限界でした。
とにかく不気味な経験でした。







308: 本当にあった怖い名無し 2013/04/15(月) 20:06:51.53 ID:HS7XKN2VO
私が小学六年生の頃、とても仲がいいSという友人がいました。



308: 本当にあった怖い名無し 2013/04/15(月) 20:06:51.53 ID:HS7XKN2VO
私が小学六年生の頃、とても仲がいいSという友人がいました。
遊ぶ場所はだいたい彼のアパートで、その日も彼と、他の友人三人くらいと一緒に当時流行っていたゲームなどで遊んでいました。
そうして遊んでる途中、Sは思い出したように私達に言いました。
しばらく家では遊べないかも、と。
どうやら、近々同じ市内の違う場所に作った一軒家に引越しをするそうで、色々と準備をするそうです。
とは言ってもSは準備を家で手伝う気もないようなので、引越しの準備が済むまでは外で遊ぼうか、という事になり。
その日は引っ越し先の家の場所を聞いて、解散しました。
その日の夕食、両親にその事を雑談程度として話したのですが、母から少し気になることを聞きました。
どうやらSが引っ越す先は、以前、火事で何人かが亡くなった一軒家が建っていた場所だそうです。


309: 本当にあった怖い名無し 2013/04/15(月) 20:08:58.56 ID:HS7XKN2VO
私はまだ幼かったのでそういう近所の事にあまり興味がなかったのですが、どうやらそれは有名な話で、Sの両親も知らない筈がないとかなんとか。
まあSの両親は見た目がヤンキー上がりっぽい人だったので、そんな事は気にしなかったんだろうな、と思いました。
わざわざそんな事をS本人に言う必要もないかな、と思ったのでその事は言わず、私はSが引っ越した後もSの家で変わらず遊びました。
そして何年か立って私たちは中学三年生になったのですが。
私はその頃から、Sとその友人の二人にイジメを受けるようになりました。
明確な理由は今でも分からないですけど、多分、くだらない理由でしょう。
とにかく、イジメを受けて、私はSが大嫌いになりました。
復讐をしてやる、殺してやる、などと今思えばとても物騒な事を考えていたものです。
結局、私は臆病だった為そんな事は出来ず、今問題を起こせば高校進学に影響する、なんて事を言い訳にして、イジメには決して報復もせず、そのまま中学を卒業しました。


310: 本当にあった怖い名無し 2013/04/15(月) 20:10:01.32 ID:HS7XKN2VO
高校では私をイジメていたSを含む三人もおらず、彼女も一時とはいえ出来た事もあり、とても充実していました。
そんなある日、私はSの家が少し前に全焼し、Sの家族が死んだという話をLINEを通して元クラスメイトの友人から聞きました。
それは私にとってはとても笑える冗談だと思いましたが、友人曰く本当の事らしいです。
気になって長らく近づいてすらいなかったSの家があった場所に行くと、そこには本当に家がありませんでした。


311: 本当にあった怖い名無し 2013/04/15(月) 20:11:08.54 ID:HS7XKN2VO
そしてその更地の中心に変な女の人がいました。
全身にたくさん赤いベルトを巻いていて、凄く不気味でした。
女の人は私に向かって、あなたのために燃やしてあげたよ、と言って、本当の意味で煙のように消えてしまいました。
あの人がなんだったのかはわかりません。あの人がSの家を燃やし、それ以前の一家の家を燃やしたのかもしれません。。
Sが死んだ事は素直に嬉しかったですが、私をいじめていた残りの二人がどうなるか。
二人が死んだとしたら、あの女の人はまた私の前に現れるのか。
それだけが、今はとても怖くて仕方がないので、あの女の人はただの幻覚だったと思う事にしています。





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316 :303:2022/12/20(火) 00:00:09.81 ID:kWXo2/8d0.net
遅くなりました。303です。
基本的に実際に体験した話ですが、話の本筋に影響しない程度の
身ばれ防止フェイクを入れる事をお許し下さい。

数年前に、妻ともうすぐ1歳になる息子を連れて、妻の郷里へいった時の話です。
私達は義父母と義弟に歓迎されて楽しく過ごさせてもらっていました。
何日か滞在していたのですが、その何日目かに折角なので皆で温泉に行こうという話になりました。
良い感じの日帰り入浴のできる温泉までは車で1時間程の距離があります。
私達は息子がいるので、チャイルドシートのある自分達の車での移動となりますが、シートは意外に幅
を取るので、全員を乗せる事はできません。加えて義弟は帰りに寄り道をしてから帰りたいということ
で、車3台で移動することになりました。


317 :303:2022/12/20(火) 00:07:38.89 ID:kWXo2/8d0.net
 
出発前にナビを設定し、目的地を確認したところで、義父母の車と義弟の車についていく形で出発しました。
出発してから30分ほど走ったころ、信号のタイミングではぐれてしまい、先導する2台を見失ってしまいました。
しかし、ナビを設定して確認したのを知っているので先に進むことにしたようです。
 
程なくして、ナビが左折を指示してきました。そこで左折をしたのですが、大きな道路から外れ
住宅地へと進むやけに細い道だったので、妻に「この道でいいの?」等と確認をしたのですが、
日が暮れていた事もあり「分からない」との事、目的地をきちんと設定したことは間違いないので、
そのままナビに従って進むことにしました。

それから10分程走ると、車は山道というには大げさですが、ナビが案内するような道ではないとは断言できるような
道へと到達しました。ナビに目をやると、この先で右方向へ行けば再び大きな道路へとつながり、
信号を避けたショートカットルートだったのかもと考えていたのですが、その交差点で
ナビは左斜め方向へ進むように指示を出してきました。
私はとりあえずナビに従えば最後には着くだろうと考えナビの通りに信号もない林の中の交差点を進みました。
その道へ進んで数分も経ったかどうかの頃、ナビが「ポンッ」と音を出しました。
しかし、カーブの連続で、ナビに目線を落とすことができなかった私は、何かあれば音声で知らせてくるだろうと
そのまま走っていたのですが、立て続けに「ポンッ」数秒して「ポンッ」また数秒して「ポンッ」と
おかしな動作をしているのが明らかだったので、ハザードを出して車を停めナビを見てみました。


318 :本当にあった怖い名無し:2022/12/20(火) 00:12:35.58 ID:kWXo2/8d0.net
ナビは右へ左へと地図をスライドさせては「ポンッ」と音を出し、ルート再検索と表示して、
また右へ左へと地図をスライドさせて「ポンッ」を繰り返しています。
ナビには目的地への直線が表示されて方角がわかるようになっているのですが、
「ポンッ」という音と共に出てきたルートは線の示す方角どころか明後日の方向へと向かっています。
地図を縮小してみても、目的地とは全く違うところへと続き、途中で途切れている状態に。
土地勘のない私はお手上げ状態でした。
とりあえずUターンできるとこを探すことにした私達は、そのまま道を進みました。
車のすれ違いもできない細い道にカーブ、外灯もない道を進むと、
大きく右へとカーブした先に未舗装の空きスペースらしきものが見えました。
 
この頃には妻はすっかりびびってしまって無言になっていましたので
「ここでUターンして戻るよ」
と声をかけて少しでも安心させようとしました。

カーブは狭く急なので、かなり速度を落とし徐行に近いスピードで曲がり、
曲がり終えるぐらいのところで左へとハンドルをきって空き地へと車の頭を入れました。
暗すぎて目視が全く役に立たず、バックモニターを見ながら、
ゆっくりと右にハンドルを回しながらバックし、感覚的にこれでいけるかなというところで目線を上げました。
私が目線を上げるのと、妻が悲鳴を上げるのは同時でした。
ヘッドライトに照らされた空き地には無数の案山子が不気味に並んでいたんです。


319 :303:2022/12/20(火) 00:17:57.29 ID:kWXo2/8d0.net
私は一瞬ぎょっとしましたが、案山子であることがすぐに分かったので
「案山子だよ」
と笑って、来た道を戻り始めました。
妻はいつの間にか寝てしまっていた息子に覆いかぶさるようにして震えて下を向いています。
再びナビが「ポンッ」と音を出したのは、先の交差点でした。ナビに目をやると、ルート再検索の後、
左方向、つまり最初にこっちにいけば大きい道につながると言っていた方向へと案内していました。

先の交差点から大きな道へと出て間もなく、義母から電話がかかってきました。
ハンズフリー設定をしているので車のスピーカーから義母の声が聞こえます。
「今どこにいるの?あんまり遅いから心配して電話したのよ」
といいますが、時間的には、義父母達がそろそろ目的地についたかな?ぐらいの時間のはずです。
とりあえず、
「すいません。ナビがちょっと。もう大丈夫です、先に入っていて下さい」
といった返事をして電話を切りました。勘違いかもしれませんが、時間は思っていたよりも30分ほど経過していました。
それから目的地までは何事もありませんでした。


320 :303:2022/12/20(火) 00:22:37.45 ID:kWXo2/8d0.net
目的地に着くと、とてもいい感じの造りの温泉でした。
妻は、到着するなり車を降り、義母のところへ行って何やら話をしています。
「怖かった」という声が聞こえてきたので、先ほどの事を報告しているんだなと思いながら、
荷物を持ち眠そうな息子を抱っこしました。
「すいません、おまたせしてしまいまして」
と言いながら妻の近くへ行くと、義母も妻も真剣な顔をしています。
長らく待たせて更に立ち話で時間をとらせてしまうのもなんなので、
その場では何も触れずに温泉を満喫しました。

帰りは、ナビを設定しているにも関わらず、ちょっと離れるとすぐに義父は車を寄せて待ってくれました。
加えて義弟は私達の車を挟む形で私たちの後ろを走ってくれました。
そして寄り道をしないまま、義実家まで私達の後ろについてくれ、
義実家に到着したのを確認してから単身寄り道へと戻っていきました。
どうやらこの後書く事を知っていての行動だったのだと思います。
その後、妻が息子を寝かしつけにいき、私と義父母は居間にいました。
「実はね、私君」
義母が話し始めました。
「妻ちゃんから聞いたけど、初めてじゃないのよ」
私はそういう話なんだろうなという予感があったので、詳しく話を聞くことにしました。


321 :303:2022/12/20(火) 00:26:52.55 ID:kWXo2/8d0.net
妻は里帰り出産をしたのですが、義母と出産を控えた妻が産院へ行った後、
少し気分転換にドライブをしたらしいのですが、
その時に、義母の車のナビがおかしな動作をしだして、目的地とは全く違うところへ行こうとしたそうです。
義母は土地勘がありましたので、割と早い段階でおかしい事に気づき自分の知る情報を頼りに走り、
暫くしてナビは正常に戻ったということです。
そして、そのナビがおかしくなった場所というのが、例の交差点から程近い所だったようです。

先に「そういう話なんだろう」という予感があったと書いたのには理由がありました。
妻を怖がらせまいとして、その時には何も言いませんでしたが、あの案山子は明らかに変だったのです。
私は土地勘もない身で外灯もない狭く暗い道を走っていたので、
カーブの際も徐行に近い速度で進入しています。
ですから、ヘッドライトの明かりで時間をかけて空き地があることを把握することができました。
空き地に車の頭を入れ、バックして、いざ戻ろうとするその瞬間まで、実は私は案山子を見ていません。
カーブを曲がりながら、Uターンをしながら慎重に慎重を重ね確認を幾重にも行っているわけですから、
当然案山子はすでに見ていないといけないはずなんですが、見ていなかったんです。


322 :303:2022/12/20(火) 00:32:17.83 ID:kWXo2/8d0.net
妻はそのまま息子と一緒に寝てしまい、起きてきてから話を聞くことができました。
妻がビビッてしまっていたのも、悲鳴と共に息子に覆いかぶさるようにした理由もそこで明らかになりました。
以前、義母と共に遭遇した時は、何となく「子をくれ」と言われたような気がしたのだとか。
その時はまだその程度であったのが、
今回、頭の中に直接響くような声ではっきりと「くれ!」と言われたようです。
目的が子供だと確信して、息子をとられまいと覆いかぶさるようにしたのだそう。

次の日だったかまたその次の日だったかに、義母と妻が以前から一緒に行こうと
約束をしていたところへいった帰り、授乳の為、駐車場のあるコンビニへ立ち寄りました。
妻が授乳をしている間、車のブラインド等はしていても不審者が覗いたりしないように、
私は車の前に立って授乳が終わるまで見張りをしていました。
すると、交差点の向こう側から一人の男性が歩いてきました。
別に服がちょっと派手なだけの普通の男性でしたが、私の近くまでくると
「失礼ですが、何をされている方ですか?」
と尋ねられました。


323 :303:2022/12/20(火) 00:35:32.08 ID:kWXo2/8d0.net
私が不審な者を見る目をしていたのか
「いえね、あなたのオーラはとても珍しい色をしているんですよ。それで気になって」
ますます不審者だなと思いながら
「ちなみに何色なんですか?」
と尋ね返してみたところ
「金色です。どうも・・・」
と言いながら去って行きました。

コンビニに用事あったんじゃないのかい!と思いながら去る男性を見ていますと
「守られてますね」
と呟いてそのまま行ってしまいました。
車に戻り、妻に「変な人に絡まれたわ」
と笑いながら言うと、妻は不思議そうな顔をしています。
「いつ?」
「今そこで」
「ずっと一人だったよ?」
私は男性が歩いていった方を見ました。
時間的に交差点あたりにまだいるはずだと思っての確認行動でしたが
男性の姿は確認できませんでした。
そのコンビニは、最初に大きな道から外れるようにナビされた交差点のすぐ近くでした。
私達は婚前の約束もあって、コロナ禍にあっても毎年最低でも一度だけは
万全の対策を取って顔を見せに行っています。
その際、今回の温泉にも何度か行きましたが、あれ以来ナビは一度もおかしな動作をしていません。


長文駄文失礼しました。


324 :本当にあった怖い名無し:2022/12/20(火) 00:43:46.61 ID:iiPWSCt40.net
その案山子と近づいてきた男とは似ていなかったかい?


325 :303:2022/12/20(火) 00:45:15.89 ID:kWXo2/8d0.net[9/11]
>324
案山子は、日本手ぬぐいに目口を描いたようないかにもな案山子だったので
似ているとは感じませんでした。


326 :本当にあった怖い名無し:2022/12/20(火) 00:48:14.72 ID:iiPWSCt40.net
外見はそのようでも…雰囲気とか特徴とか…。
実は案山子が関わる話しで似たような話しを聞いた事があって…それは女なんだが…。


327 :303:2022/12/20(火) 00:56:18.86 ID:kWXo2/8d0.net
>>326
案山子は本当に何十体とあって、衣装もばらばらだったので
似たような格好だったりがいなかったという断言はできませんが、
少なくとも直感的に似てる等結びつくような、そういう感じはなかったです。
男性はどちらかというと、芸能スカウトマンですと言われたら納得してしまいそうな感じでしたよw


335 :303:2022/12/20(火) 01:44:59.08 ID:kWXo2/8d0.net
原因が何かとかそういうのは、解明されるような後日談もないので分からないですが
そのナビがおかしくなった町は、時折不可解なことが起こる土地なんだという話は義母だったかに聞いたことがあります。
何か聞いたことがある不思議な話がいくつかあるのでしょうね。





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433本当にあった怖い名無し sage 2012/05/23(水) 23:22:09.87 ID:DvtXKGix0

流れを切ってすまん。
俺の親友の話をしたいと思う。

小4の頃にそいつ(以下H)の親が二階建ての大きな家を建てた。
建設業を営むHの父親が建てた立派な外観のその家は当時団地住まいだった俺にとっては羨ましかった。
だがHは『雰囲気が暗い』と言ってあまり嬉しそうではなかった。
Hが言うように、窓も大きく取られて日の光がたくさん入りそうな家なのに室内はどの部屋も暗く、湿っぽい感じがした。

一週間くらい前にとんび?が目の前に飛んできましたけど大きい鳥ってめちゃ恐いですね。
Hの家族が住み始めて1年経った頃、飼っているメスのシベリアンハスキーが子犬を9匹産んだ。
だがそのうちの5匹は死産で、母犬も産後の肥立ちが悪くすぐに死んでしまった。
この頃からH家の異変は始まったらしい。

H家は犬好きで、他にも柴犬とビーグルも飼っていたのだが、柴犬は何かに怯えているのか犬小屋から出ようとせず、室内犬のビーグルもある方向を睨み付け吠えてばかりだった。

それからしばらくしてHの祖母(父親の母)が同居し始めた時からH父母が不仲になり始めた。
Hの祖母は某宗教に入信しているらしく毎日起床時と就寝前にお題目を唱えているそうで気味が悪いから止めさせろと母親が言ってきたのが原因らしい。俺も何回かこの家に泊まったことがあるのだが、確かにボソボソと聴こえてくるそれが気持ち悪かった。

438433 sage 2012/05/23(水) 23:57:58.77 ID:DvtXKGix0

Hとその弟二人は2階にそれぞれ自室を持っているのだが、3人とも『毎晩怖い夢を見る』と言ってきた。
内容は皆同じで、祖母が白装束を着て暗い廊下で満面の笑みでよだれを垂らしながら踊り狂っている、というものらしい。
両親に訴えても取り合ってもらえず、そのまま自室で寝ていたらしいが、ある日の晩にHのすぐ下の弟の部屋から叫び声が聞こえてきたそうだ。

両親やHが駆けつけるとそこには夢の通りに白装束を着て踊り狂う祖母の姿があったらしい。
踊りながら糞尿を垂れ流し、父親の呼びかけにも応えずに踊り続ける祖母。それは地獄のような光景だっそうだ。
Hの祖母はそのまま救急車で運ばれたそうだが医師の診察では異常なしと言われたらしく翌日には家に帰ってきた。
だが明らかに目の焦点は合わず家中や近所を白装束で徘徊する姿は幽霊のようだったとHは言っていた。
老人ホームに預ける話も出ていたらしいが父親の反対にあいそのまま住み続けていたようだ。

この頃H自身もよく原因不明の怪我をしたり、すぐ下の弟も『幽霊屋敷に住んでる奴』として近所の不良にリンチされたりとさんざんな目に遭っている。
また、父親の営む会社も経営が傾き始めたようで家の中はギスギスした空気になっていたらしい。
俺もHにしばらく家には来るなと言われていた。

そんな折、ある事件が起きた。

450433 sage 2012/05/24(木) 00:36:07.01 ID:48gztHqF0

Hの祖母が首を吊ってしまった。
それも祖母の自室ではなく、Hの自室で。しかも第一発見者は家人ではなく、向かいの家の住人。
近所は大変な騒ぎになった。
祖母を虐めた両親のせいだ、とか、いや、あの家は呪われているんだ、等と
近所はそう噂していた。

祖母の初七日も経たない頃から家の中では次々に恐ろしいことが起こった。
朝方や深夜、誰もいないはずの祖母の自室からお題目が聴こえてくる。
祖母が亡くなったHの自室から死臭が漂う。(その後開かずの間になった)
祖母を迷惑がっていたHの母親の前にだけ祖母の霊が現れる。
外で飼っていた柴犬が不自然な体勢で窒息死。
Hの一番下の弟が原因不明の熱発が原因で軽い言語障害に。

H父母の仲は更に悪化、人目を憚らず罵りあうまでになり、離婚も間近だったようだ。


452433 sage 2012/05/24(木) 00:58:06.86 ID:48gztHqF0

Hの父親は高名な霊能者に助けを求めた。
ところが、その霊能者は家を一目見るなり、
『これはひどい、土地に居着く怨念とあなたのお母様の思念が合わさって私ではとても祓えない。
気休めにしかならないがお札と御神酒である程度抑えるしかない』
と言われてしまったそうだ。
『悪いことは言わない、ここから早く出ていった方がいい。お札の効力で出ていった先にまではついてくることはないとは思うが』

そういったことがありH家は住み始て2年も経たずに引っ越すことになってしまった。

その後、Hの父親の会社は倒産は免れたものの大規模な業務縮小をせざるを得ず、それが決定打となって両親は離婚。
母親もノイローゼのために育児ができず、Hら兄弟は母方の祖父母の元へ。

結局土地にまつわる因果などは全くわからないままだったそうだ。

今月Hの母親が亡くなった時に彼が俺に話してくれた一家離散の原因だった。

父親はもう20年会っていないと言う。




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