【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

カテゴリ: 呪物



322 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:25:49 ID:nuJ7Q8cXO
お久しぶりです。
前回は夏の話をしたので今回は秋の話をしたいと思います。
文体で何の事か気付かれる方も居る事と思います。
それでは長くなりますがご勘弁を。

~赤い仏像~

ある秋の日の話をしようと思う。
その日は、図書館で見つけ出した郷土史に載っていた【赤い仏像】なる物を一目観ようと
少しばかり遠出したのだった。
俺は少々オカルトな趣味が有り、変な話や不思議な物等が大好物だった。
赤い仏像との出会いは偶然だったが、出会った時から一目惚れであった。
場所を調べ上げ宿の手配も済んだ、幸か不幸か彼女や友人などと言う煩わしい人種は居ない。
準備万端である。

いざ出陣!と腰を上げたその時、携帯が泣き喚いた・・・
出鼻を挫かれつつ画面に目をやると見慣れぬ番号が表示されていた。
怪訝な面持ちで出ると何やら唸り声のような音声が延々と流れていた。
予想はしていた。
こうでなければこんな怪しい電話には応えない。
こんなタイミングで掛かって来るのは虫の知らせと相場が決まっているのだ。
そして虫の知らせならこれは幸先が良い事になる。
“何か”が起こる。予感は確信へと近付いて行く。
逸る気持ちを抑えつつ車に乗り込みエンジンを・・・かからない。バッテリー切れらしい。
どうやら俺の守護霊は頼りがいのある御節介みたいだ 。

30分後俺は軽快に車を飛ばして居た。
見覚えは無くとも走り慣れた蛇行する林道を縫って行く。





323 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:27:43 ID:nuJ7Q8cXO
行きがてら、何かの遠吠えを聴き竦み上がった。
威嚇なのだろうか?それとも俺を呼んでいるのだろうか?
宿に着いたのは昼過ぎだった。
こぢんまりしているものの趣のある宿だ。ここが今回の拠点になる。

部屋へ案内してもらい軽く言葉を交わす。
どうやらこんな田舎に独り身の若い男が来るのは珍しいらしい。
『余計なお世話かもしれませんが、何かお悩みでしたらいつでもお話下さいませ』
何か勘違いしているらしく、急に自分が滑稽に思え笑いがこみ上げた。
堪え切れず吹き出す俺を仲居さんはキョトンとして見ていた。

『いえいえ、変な気を起こすつもりはありませんよ(笑)お気遣い有難うございます』
仲居さんは紅葉色の頬で照れくさく笑った。
『それではこちらへは何の御用で?あ、作家さんですか?それならなるべく静かにするよう他の仲(ry』
彼女を遮り訳を話す。
『いえいえ、実はこの本に載っていた【赤い仏像】なるものを一目観ようと遙々駆け付けた訳です。』
『はぁ・・・赤い仏像・・・ですか・・・』
『御存知ですか?』
『いえ、誠に申し訳ございませんが存じておりません』
『何やら寺に保管されてるらしいんですが』



324 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:29:04 ID:nuJ7Q8cXO
『お寺ですか。お寺なら近くに○○寺という寺が在りますが』
『なるほど。でしたら其処を訪ねてみます。お寺にはどなたか居りますか?』
『あぁはい。住職様が一人』


仲居さんに書いて貰った寺の名前と簡単な地図が載った紙を広げ寝転がる。
脇に転がる鞄から郷土史の本を開く。

【赤い仏像】
×県△市○○村
寺院に眠るその仏像の異様さたるや筆舌に尽くし難い
曰わく“赤い仏像”
曰わく“紅仏様”
曰わく“血仏”
大きさは高さ一尺、幅は約三寸 容貌は赤黒く強い異臭を放っている
あまり気持ちの良い代物ではない
住職によればその仏像は時折血の涙を流すらしく、
確かに目尻から何かしら垂れたような跡は確認出来た
聞くところによると、かつてはこの仏像を家から家へ回す風習が在ったらしい
更に古い話では、この仏像は元々呪詛の祭具として・・・

ここから下は読めない。
子供の悪戯だろうか?何やら赤いクレヨンのようなもので塗り潰されている。
この続きをどうしても確かめたくて俺はこうして此処に来たのだ。

腰を上げると早速寺を訪ねようと出掛けた。
山々には紅葉した木々が生い茂り、澄み切った川が音色を奏でる。
山紫水明とはこのことだ。



325 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:31:02 ID:nuJ7Q8cXO
煩わしい日常の喧騒から離れ、穏やかに流れる時に酔いしれていたが、
いかんいかんと我に戻る。

寺はホントに近くに在った。
赤い仏像を見せて欲しいと庭掃除をしていた住職に申し出た。
『赤い仏像か』
口振りからこの住職は知っているらしい事が見て取れた。
『一目観るだけで良いんです』
『あれなら、今は此処には無いんだ』
『山の方の寺に移していてね。今は其処に保管しているよ』
『なんとかなりませんかね』
『あんな仏像を見てどうするんだい?』
俺は例の本を渡し一部始終を説明した。
『ふむ、丁度赤い仏像も含め何か盗まれていないか確認しなければと思っていたところだ、
私が案内しよう。支度をするから暫く待ってなさい』

ついに【赤い仏像】と御対面だ。
俺は遠距離恋愛の彼女と久々に逢うかのような気持ちの高ぶりを感じていた。
住職の運転する軽トラに乗り山の方へと走って行く。
山道を登っていると中腹辺りに開けた駐車場が在り其処に車を停めた。
『ここからは歩きだ』
50~60代だろう住職は軽々と山道を登って行く。
対する俺はやはり日頃の運動不足からか既に息が上がっていた。



326 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:37:07 ID:nuJ7Q8cXO
途中、不意にワンワンと吠えられビクリ!とする。
犬だ。
住職によるとこの犬はここで飼われているらしく、名前は太郎。
麓の近所に住む婆さんが毎日餌をやりに来るらしい。
『番犬にもなる賢い奴さ』と笑いながら頭を撫でていた。
そうこうしている内に寺が見えて来た。
遠目でも判るようなボロ寺だ。
小さい寺だ。
目測で5~6畳だろうか?その後ろにちょっとした物置がある感じだ。

『さてと』
住職は正面の扉の南京錠を開けた。
住職が扉を開いた。
瞬間!懐かしい耳鳴りがした。
“アタリ”だ。
やはり赤い仏像はただ者ではないらしい。
ピリピリと突き刺す空気を肌に受けながら中に入る。

『老朽化が進んでいてね。大分取り壊してしまって今では物置として此処が残ってるだけさ』
中はガランとしていた。



327 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:38:42 ID:nuJ7Q8cXO
住職は正面奥の戸棚を開けガサゴソやっている。
『お、有った有った』
『ほら、これが赤い仏像だよ』
住職から赤い仏像が手渡される。
ついに待ちに待ったご対面だ。
だが、2人の出逢いは予想に反して感動的な物では無かった。

『黒い』それが正直な感想だった。
赤黒いと言うより黒いのだ。



328 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:39:59 ID:nuJ7Q8cXO
『これがホントに【赤い仏像】なんですか?』
漆塗り…とまではいかないが、それなりの鮮やかさを予想していただけに期待外れな気がした。
『あぁ、間違いない。それが正真正銘【赤い仏像】だよ』
『薄暗いせいかもしれないな。外で見て来てごらん』
言われるままに外に出てまた眺める。
なるほど。確かに少しはマシになった。
でもまだ何か違う。
もっと禍々しくおどろおどろしい物を想像していたがあまりに“普通”なのだ。

匂いは確かに変ではあったが、ただ単にカビ臭いだけのような気もした。
改めて仏像をよくよく見ると、本にあったように涙の跡のようなモノは確かに在った。
だが、それだけだ。
変な気配も感じない、何かの声を聞く事もない、動き出す気配なんて微塵も無かった。
自慢のアンテナも不調らしい。
期待外れと言うより拍子抜けに近い感覚に肩を落としつつ赤い仏像を住職に戻した。

『どうだった?』
『どうも何も普通でした』
『だから言っただろう?あんな仏像を観てどうするのか?と』
『はぁ…』
あからさまな落胆ぶりに気を利かしてくれたのか、【赤い仏像】に詳しい婆さんを紹介してくれるらしい。



329 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:42:06 ID:nuJ7Q8cXO
また明日尋ねなさいと言われた。
有り難い話だが、正直ハズレである事を悟った俺のお熱はすっかり冷めていた。
住職のチェックが終わり。
帰路に着く。

ワンワン。撫でる。
テクテク。歩く。

宿に戻った俺はゴロンと寝転んだ。
湯と食事だけが疲れを癒やしてくれた。
気付いたら夜が明けていた。どうやら爆睡してたらしい。
朝食を軽く済ませ、一息ついたところで何をしようか考える。

ふと携帯に着信あり。
またもや携帯から唸り声が響く。唸る携帯を脇に投げ寝転がる。
しばらく天井を眺めて居たが、どうにも暇だ。
『よし!』
気合いを入れ立ち上がる。
どうせ後2日在る。
こうなれば乗り掛かった船だ、とことん付き合ってやろう赤い仏像よ。

再び住職の軽トラに揺られ昨日と同じ道を行く。
『昨日と同じ道ですね』



330 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 01:43:20 ID:nuJ7Q8cXO
『昨日話したろ?山で飼ってる犬に餌をやりに来る婆さんが居るって』
あの婆さんらしい。
『そのお婆さん何者なんですか?』
『昔話が大好きな変わった婆さんだよ(笑)ちょっと痴呆入ってるがね』
家に着くと『話は通して有るから。今日は用事があってね。また後で迎えに来るよ』と行ってしまった。



334 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 02:02:37 ID:nuJ7Q8cXO
『すいませ~ん?どなたかいらっしゃいませんか~?』
『はーい、いま行きます』
割烹着姿のおばさんが出て来た。
『住職に紹介されて参りました』
『あ~はいはいおばぁちゃんに用が有るって人ね』
『はい』
『どうぞどうぞ狭い家だけど上がって上がって』
『おばぁちゃん?おばぁちゃ~ん?お客さんよ~』
おばさんに連れられ客間へと通された。
『はい、お茶』
『ありがとうございます』
『今おばぁちゃん呼んで来るから少し待っててちょうだいね』
『はい』
しばらくするとスーッと戸が開き、梅干しのようなしわくちゃのお婆さんが入って来た。



336 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 02:04:55 ID:nuJ7Q8cXO
『ひゃひゃひゃ・・・あんたかい若いの』
しわくちゃの顔をクシャクシャにして不気味に笑いかける。
『あ、はい今日はよろしくお願いします』
何か負ぶっている・・・赤ん坊・・・ではない赤ん坊の人形だ。
『この子はあたしの子だよ』ニタリと笑った。
なるほど痴呆らしい。
『賢そうな子ですね(笑)』
俺のお世辞に気を良くした感じでほうじゃろうほうじゃろうとニタリと笑った。
『ほいであんた』
『はい』
『今日は紅仏様の話を訊きに来たんじゃろ?』



338 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 02:06:10 ID:nuJ7Q8cXO
『はい。知ってる限りで構わなのでお願いします』
『そうかいそうかい(笑)それじゃ、そうだね紅仏様が生まれた話をしようか』
お婆さんは静かに語り出した。

『昔昔の話だよ。この裏の山には集落が在ってね。
100人いくかいかんかくらいの人々が寄り添って暮らしておった』
『人々は畑を耕し、猟をし、仲良う暮らしておった』
『じゃがある日余所者が来てな、集落の娘っ子を奉公に欲しいと豪商が言っとるとのことじゃった』
『元々閉鎖的な集落じゃったて、
長と数名の老人とで話し合い外の世界を見てきて貰おうっちゅう話になった』
『別れの日、手を振る娘っ子を集落の人間総出で見送った』
『それからまたしばらく静かな日が過ぎて行った』
『ある日、農夫が畑を耕しとったら女がフラフラ歩いて倒れた。驚いて駆け寄り更に魂消た』
『その女はあの娘っ子じゃった。娘っ子はボロボロに疲弊しながら、帰って来おった』
『農夫は娘っ子を看病し、娘っ子はなんとか一命を取り留めた。娘っ子は身ごもっておった』
『話せるようになった娘っ子は、堰を切ったように泣き出した』
『娘っ子の口から聞かされるおぞましい余所者の悪行に集落の者全員が悪鬼の如く怒り狂った』



341 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 02:11:32 ID:nuJ7Q8cXO
『怒り心頭に発した人々は長の元へ集った。
長は伝家秘伝の巻物を取り出し、禁書とされとったそれに手を出した。
禁書には魔物の呼び出し方が載っとった』
『人身御供となったのは・・・そう、望まれぬ娘っ子の赤子じゃった』
『人々は準備が整うと赤子を殺し、その赤子の生き血を仏像に吸わせおった』
『これが“紅仏様”じゃ』

恐らく、あの本の筆者はこの話を知っていたのだろう。
だから目の当たりにする【赤い仏像】にあれだけの禍々しさを感じていたに違いない。
自分もアレが生き血の名残かと思うと今更ながらに鳥肌が立つ。
“血仏”とは単なる形容では無かったのだ。

『それで、豪商はどうなったんですか?』
『死んだよ。何か獣のようなモノに襲われ全滅じゃった』
『それが魔物ですね』
『それで、その魔物の正体とは?』
お婆さんは下を向くと首を左右に振った。
『それより、面白い話がある』
魔物の正体が気にはなったが、話したくない・知らないと言うよりどうやら知ってはまずいらしい。

『面白い話とは?』
『昔から“紅仏様”のお側で寝れば面白いものを見せて貰えると言うことじゃ』
『面白いものとは?』



360 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 06:06:24 ID:nuJ7Q8cXO
『さぁ~?それは寝てみないと判らんのぉ』
そう言うと、お婆さんはひゃひゃひゃと笑った。

宿に戻りお婆さんの話を要約してみる。
お婆さんの話は、あの本のあの項末尾に書かれていた塗りつぶされた部分の内容だろう。
つまり【赤い仏像】は呪具の一種で、魔物と呼ばれる何らかのモノを呼び寄せる憑り代のようなモノだ。
魔物の方がヤバそうだな・・・と思う。

『“面白いもの”か』
気付いた時には寺に居た。
こんな事もあろうかと簡易テントと寝袋は用意してあった。
夕暮れ時の山から眺める自然もまた良いものだ。
ふと、【赤い仏像】が気になり横壁の窓から中を覗いた。
すると住職がしまったと思われた赤い仏像が棚に飾られているのが見えた。

ゾッとした。
天窓から夕陽に照らされ赫赫と輝くソレは正に【赤い仏像】だった。
ついに姿を現した“紅仏様”にたじろぎながら、なんとも言えぬ匂いにむせかえる。
その時!“紅仏様”がこちらへ向き直った!
ビクリとして屈み隠れる。
そろーっと腰を上げながら窺うと、こちらを向いたと思われた“紅仏様”は
最初に見た時と同じように正面を見据えていた。
『気のせい・・・か』



361 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 06:07:29 ID:nuJ7Q8cXO
それから“紅仏様”が動く気配は無かった。
なるべく近い場所にと寺の横にテントを張る。
秋の山は寒い。
テントに入る頃には辺りは真っ暗になっていた。

長い夜の始まりだ。
俺はテントの中で眠れずにいた。
山は静けさに包まれ、時折鳥の声や虫の音が聞こえる意外は完全に静寂と闇が支配していた。
(罰当たりとは思ったが)外で用を足していると、不意にまた遠吠えを聴き、ビクリとする。
あの犬だろうか。
テントに戻ると吊してある懐中電灯の電池を入れ替え、灯したまま横になった。
しばらく冴えていた目も次第に重くなり、深く深く沈んで行った。

酷い耳鳴りに目を覚ましたのは深夜だった。

携帯を覗くと2:15と表示されている。
ガサ・・・音がする。
『うっ・・・!!』何だこの匂いは・・・。
いつの間にか辺りは濃い獣の匂いに包まれていた。
懐かしい感じもする匂いに混じって、錆びた鉄の臭いが辺りに充満している。
血の臭いだ。
グルルル・・・唸り声に体が強張る。
間違いない。何か居る。
頭を過ぎったのは熊だった。
まずい事になった。夢を見る前にこんな事になろうとは・・・。
あれやこれや考えたが、どうしてもこの状況を打開出来る名案は浮かばない。



363 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 06:09:06 ID:nuJ7Q8cXO
こうなったらやり過ごすしかない。
俺は息を潜め熊が立ち去るのを待った。

だが、おかしい。
待てども待てども、一向に立ち去る気配はないのだ。
三十分くらい生きた心地のしない時がゆったりと流れた。
次第に恐怖心は好奇心や探究心に変わっていた。
そもそも熊なんか出るのか?
ひょっとしたらあの犬かも知れない。
そう考えたら正体も判らない相手に怯えて居るのが馬鹿馬鹿しく思えてきた。
意を決するとジーッとテントを開け、懐中電灯で外を窺った。

何も居ない・・・?
既に立ち去ったのだろうか?先ほどまであった気配は完全に消えていた。
テントから這い出て辺りを見回す。
やはり何も居ないようだ。
疲れてたのか?
テントに戻ろうと振り向くと・・・それは居た。
唸り声を懐中電灯で照らす。

化け物だ。
大型犬くらいの大きさ。熊のような太い足。
形は狛犬のそれに近い。が、風貌はまるで違う。
顔には六つの飛び出さんばかりに突き出た目玉があり、ギョロギョロと四方八方を見回し。
口は三つ、頭の上と正面と顔面の横に付いていた。
胴体からは人の腕や足が生え不気味にユラユラと蠢いている。
俺は懐中電灯を落とした。
『ミ、ミギュアァァァァ!!』



364 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 06:11:20 ID:nuJ7Q8cXO
ミギャーだかオギャーだか判らないが、例えるならそう猫が喧嘩をしてる時の、
赤ん坊が泣いてるような鳴き声がこだました。
咄嗟に俺は走り出した。
後ろからは赤ん坊の泣き声と足音が響く。
捕まったら喰われる。
暗い暗い森に駆け込んで行く。

こういう時、人間の力とは恐ろしく思う。
正に飛ぶように枝葉を掻き分け山を下る訳だが、
明かりも無い闇の中を、まるでどこにどう木が生えているのか
誰かが教えてくれているかのように、ぶつかりもせず縫うように走っていった。
いや・・・知っていた?
が、途中ふいに足を取られる。
倒れる刹那何かが頭を過ぎる。

全身に衝撃を受け止めながら湿気った土の感触が広がる。
と、同時に土から血なまぐさいような変な匂いも感じた。
どうやらそこだけ草木も無く、僅かに開けているようだった。
痛みをこらえ飛び起きると、再び走り出す。
後ろには赤ん坊の泣き声が迫っている。
途中ワンワン!と吠えられる。
太郎だ。
ワンワン!ワンワン!と吠えている。
グルルルと二匹の唸り声が重なった。

俺は木陰に身を隠し、対峙する獣の様子を窺った。
ギャウン!太郎の弱々しい悲鳴が森に響く。
ボリボリと音が後に続く。喰っている。



365 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 06:13:33 ID:nuJ7Q8cXO
俺は踵を返すと再び走り出した。
また赤ん坊の泣き声が近付いてきた。
どんどんどんどん大きくなる。オギャーオギャーと泣いている。
息遣いまで聴こえてくる。
次の瞬間!背中に強い衝撃を受け地面に突っ伏した。
『うぅ・・・』
仰向けに寝返ると、ソレは俺の腹を踏みつけ抑えつける。
もう・・・駄目・・・だ。
ギョロギョロとした目が眼前に迫り、俺は気を失った。

目を覚ますと、住職と割烹着のおばさんが俺の顔を覗き込んでいた。
どうやら生きているらしい。
『ん・・・ここは?』
『おぉ!目が覚めたか!』
住職とおばさんは喜び顔を合わせる。
『俺は・・・?』
『婆さんが日課の餌やりに行ったらお前が倒れとるのを見付けてな、助けを呼んで今に至ると言う訳だ』
なるほど、助かったらしい。
昨日のアレは・・・夢?



366 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 06:14:58 ID:nuJ7Q8cXO
『痛っ!』
痛みを感じ布団を捲り足に目をやる。歯形だ。
『あ~、それな。なんか咬まれてたみたいだから薬を塗っといた。なぁに傷は深くはない。
剥き出しですまんが、あいにく包帯は切れとってな』
夢では無いようだ。
『ご迷惑お掛けしたみたいですみません。介抱して頂きありがとうございます』
『何か欲しいものない?』



372 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 07:24:59 ID:nuJ7Q8cXO
『水を』と答えるとおばさんは台所へ向かった。
『しっかしお前さん、いったい何があったね?』
住職の問いに答えようとすると、またあの不気味なひゃひゃひゃという笑い声が聴こえた。

『“見た”んじゃろ?』
お婆さんはニタリと笑った。
『お婆さんはアレが何か知ってるんですね?』
『アレが例の魔物ですか?』
お婆さんは静かにだが深く頷いた。
『その足の鋸のような歯形は間違いない。ヒトアラズの仕業じゃ』
『ヒトアラズって言うとあのヒトアラズか?』住職が口を挟む。
『ほうじゃ間違いない』
『そのヒトアラズって言うのは?』
『訊きたいか?』ニタリと笑う。
俺はゴクリと喉を鳴らし頷いた。
婆さんは人形を寝かせた。



373 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 07:26:01 ID:nuJ7Q8cXO
『昔昔の話じゃ。ある日『ハイどうぞ』
間が悪い。お婆さんが話し始めたその時におばさんが水を差し出した。
『あ、ありがとうございます』
『ごゆっくりね』
おばさんは部屋を後にした。

気を取り直し再び話を訊く。
『昔昔の話じゃ。ある日集落に不気味な牛の子が生まれた。
その牛の子、なんと人の形赤子の姿をしとった』
『人々はこれは禍の前触れじゃと牛の子をバラバラにし埋めてしまった』



374 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 07:27:59 ID:nuJ7Q8cX
『じゃが、それからというもの集落に全く子が出来んようなった。人々は牛の子の呪いじゃとはやし立てた』
『そこで、牛の子を供養する為に犬、猫、狸、兎、蛇、熊、梟、鴉、鷹などなど
ありとあらゆる獣を七匹ずつ生贄とし、生き血を墓に撒いて飲ませた』
『それから集落は子を授かり呪いは見事に破られた』
『しかし呪いを破ったは良いがこの儀式は新たな厄を呼び寄せた』

『ある集落の農夫がお供え物をしに行った時の事じゃ。シシガコミまで来るとその者はおっ魂消た』
『なんと!牛の子を埋めた場所にはぽっくりと穴が空いておるではないか!驚く農夫の耳に唸り声が届く』
『向き直るとそこには!化け物がおった!』
『走った走った、農夫は息も絶え絶え家に着くと、集落中に化け物の話をして回った』
『じゃがそんな話、だぁれも信じやせん。
農夫がうなだれておると今まで聴いた事も無いおぞましい遠吠えが聞こえる』
『集落の人々はびっくらこいて皆家々を飛び出し広場に集うた』
『人々は遠目に獣を見た。魔獣じゃった。獣は己の存在を誇示すると満足したのか森に走って消えた』
『それがヒトアラズじゃ』

『お婆さんの言っていた“面白いもの”ですか?』



375 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 07:30:00 ID:nuJ7Q8cX
なるほど。人の悪い婆さんだ。
この婆さん、全て知ってて俺をあんな目に遭わせてくれやがったらしい。

『いんや、違う』
予想外です。
なら何が面白いものだったのか?

お婆さんは『紅仏様の側で寝たら面白いものが見れる』と言った。
俺はてっきり眠ったらだと解釈し、“面白いもの”とは夢を指すのだろうと思い込んでいた。
だから昨日も眠ろう眠ろうとしていた。
しかし違った。
寝ると言うのは一晩過ごすと言う意味で、その晩に俺はあの魔物“ヒトアラズ”に遭遇したのだ。
それ以外は覚えがない。

『違う?では“面白いもの”ってなんなんですか?』
『お前は逃げる時に何か見たはずじゃ、何を見たか覚えとらんのか?』
実に素っ頓狂な質問である。
何度も言うように昨日の晩に俺が見たのは“ヒトアラズ”だ。
それは婆さん自身が説明してくれたではないか。
他には何も見て・・・いや、待てよ。
何か忘れている。

逃げる最中に感じた既視感、俗にデジャヴュと呼ばれるそれを俺は確かに感じた。
そうか!転んだあの時だ!確かに俺は見た。
フラッシュバックのようにそれを見た。
『思い出したかい?』



376 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 07:32:28 ID:nuJ7Q8cXO
『お婆さん、【赤い仏像】に使われた血は何処へ捨てるんですか?』
『牛の子にあげるんじゃよひゃひゃひゃ(笑)』
ビンゴだ。恐らくはあの場所、俺が突っ伏した時に感じた血の匂いはそれだ。
『ヒトアラズを呼び寄せる時には、必ず人身御供が用意されますよね』
『ほうじゃほうじゃひゃひゃひゃ(笑)』
『それは集落の人間ですね』
『ほうじゃほうじゃひゃひゃひゃ(笑)』
『呪いを成就させるにはそれなりの犠牲が必要じゃ。犠牲を払ってでも遂げたい呪いが在ったとも言えるの』

俺は水をグイと飲み干した。『お話と介抱、ホントに有難うございました』
『帰るのか?若いの?』
『はいお邪魔しました』



379 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 08:00:12 ID:nuJ7Q8cXO
『あ、それと太郎ですが…』
『なぁに気にする事は無いよ(笑)あれはこういう時の為に作ったんじゃからひゃひゃひゃ(笑)』
『作った?』
『ほうじゃほうじゃ(笑)毎年決まった時期に線香の灰を混ぜた酒を飲ませてな』ニヤリと笑った。
『こうなると予見してたんですか?』
『念のためじゃよ。念のため身代わりくらいは立てとかんとな』
『じゃあ、お婆さんは俺の命の恩人ですね。適わないなぁ(笑)』
『また飯でも食いに来いひゃひゃひゃ(笑)』



380 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 08:02:17 ID:nuJ7Q8cXO
『良いですね(笑)また今度ご馳走になります』
『あ、そういう話なら昨日の晩御飯は何だったんです?』
『昨日か、昨日は山菜ご飯とサバの煮付けに里芋のふかし、ほうれん草のお浸し…』
そこまで言うとばつが悪そうにこちらを見た。
『また、ご馳走になる日を楽しみにしてますよ』俺は笑った。
『ひゃひゃひゃ(笑)こりゃ一本取られたわい』痴呆の婆さんも笑った。
何の為かは知らないが面倒な事をしている婆さんだ(笑)

庭に出ると山の駐車場に置き去りな筈の俺の車が在った。
『あぁ、車はこっちに持ってきておいた。中にテントやら何やらほっぽっとったもんも入っとる』
助かった。正直、とてもあの場所へ戻る気にはなれなかったところだ。
『重ね重ね有難うございます』
俺の肩を叩き住職は笑った。
『なぁに気にすんな(笑)お前さんが来てからというもの、こっちも面白かったよ』
『いい酒の肴も出来たしな(笑)』
生臭坊主は笑った。
見送る三人に会釈すると俺は婆さんの家を後にした。

宿に着き。帰り支度を整え、一人考えていた。
婆さんの話の細かい部分は割愛したが、その話やこの村に来てから判った事をメモに記していた。
以下はその内容である。



382 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 08:07:31 ID:nuJ7Q8cXO
赤い仏像
紅仏様(ベニブッサァ・ベニブツサマ)
血仏(チボトケ)
獣非(ヒトアラズ)
獅子囲み=死屍囲み(シシガコミ)
逃げる途中で何かに躓く(フラッシュバック?)
躓いたのは恐らくシシガコミの積み石

【赤い仏像】
昔山の集落で用いられた祭具
奉公に出て孕んで帰って来た娘の赤子の生き血に浸して作られた
それ以降も集落の人々の血を吸い続ける
色はドス黒い
余所者(集落以外の人間)を呪い殺す為の呪具
血の涙を流す
血の涙の跡から来たと思われるが、恐らく血に浸した仏像を取り出し、立てて乾かす際に、
他の血が乾き最後に目尻に溜まった血が流れた、その跡だろう

【ヒトアラズ】
昔おぞましい牛の奇形が生まれた(人【赤ん坊】に近い形をしていた)
一節にはアルビノの人間だったというのも有る
牛の子として殺したんじゃないか?と
それを殺し使い魔化したモノ
鳴き声は猫が喧嘩してる時の様な赤ん坊のような鳴き声
風貌は極めて凶悪



383 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 08:08:43 ID:nuJ7Q8cXO
【シシガコミ】
獅子囲み=獣の王(この集落ではヒトアラズ)を祀る祠
死屍囲み=同上。ヒトアラズを埋め、様々な七匹の獣の生き血を飲ませた墓場
(ベニブツサマを作る為に犠牲にした人身御供もここに埋められた。その際に仏像を浸した血の余りも棄てた)

以上

『“面白いもの”か』
俺は一人呟く。
ヒトアラズから逃げたあの時、俺はあの場所を知っていた。



384 :本当にあった怖い名無し:2009/05/04(月) 08:11:47 ID:nuJ7Q8cXO
前と同じように俺は逃げた。
シシガコミで前と同じように転んだ俺は全てを思い出した。

前の俺はまだ子供だった。
前の時も逃げてはいたが、追い掛けてくるのはヒトアラズでは無かった。
転んだ俺を押さえつけるそいつは・・・長だった。
寺の下に飼っている猫の世話をしに来た子供は寺の中を見ていた。
激しく言い争う二人。
長はもう一人を祭具で殴り殺した。そして此方を向いた。
ビクリとしてかがみ込む。
『誰だ?』
長の声が聴こえる。
子供は走った走った。
だがやがて転び、追い付かれ今にいたる。
首を絞められ薄れて行く意識の中、視界には魔物が写っていた。
名をニンゲンと言う。
以上が俺が見た映像だ。

お婆さんが言うには余所者を消す為に儀式は行われ、人身御供が用意されるとの事だった。
だが前世なのか他人の体験なのか知らないが、俺が見た映像を考えるとどうやら違うらしい。
いつからか集落を守る為の儀式は、
都合の悪い集落の人間を消す為の、体の良い免罪符になっていたのだ。

紅葉色の頬をした中居達と女将に見送られ宿を後にする。
車を走らせていると、どこからかまたあの遠吠えが聞こえビクリとする。
鮮やかな葉が降り注ぐ。
ある秋の日の出来事だった。







オカルトランキング





702:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:12:21.67 ID: ID:BHYDyu8G0
寝ようと思って酒飲んだけど、寝付けないんでちょっくら書いておくわ

12月の半ば頃、某国から戻ってきた知り合いが土産くれたんだけど、
それがヤバい系のものだった
仕事で知り合った現地人から貰ったらしいが、多分処分に困って押し付けられたっぽい
それが回りまわって俺のところにきてから、マンション5階ベランダなしの窓に
人影が一晩中うつってたり、仕事から帰ったら玄関に泥だらけのはだしの足跡が
ついてたり、なんてことが続いたわけだ
でも仕事忙しかったし、めんどくせえwwとか思って放置してたらえらいことになった


703:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:16:16.65 ID: ID:BHYDyu8G0
年末には弟が泊まりに来たんだが、二人して酒飲んで酔っ払ったにもかかわらず、
一晩中何かが耳元で囁いたりして、全然眠れないこともあった
ちなみにこの時俺も弟も大絶賛金縛り中、声を出すこともできなかった
朝になってからマジギレした弟に「兄貴人が寝るの邪魔してんじゃねえよ!」
って怒鳴られて、弟にも声が聞こえてたことが判明した




704:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:20:24.45 ID: ID:BHYDyu8G0
しょうがないので弟に怪しい土産の話をして、一週間ほどずっと
こういう状態だ、と説明した
弟からは「兄貴昔っからこういうのに対して鈍感すぎ!」と怒られた
んで弟が「今日本にいるかどうかわかんねーけど」とかぶつぶつ言いながら、
どこかに連絡をとった
俺はその間、日本酒買いに行かされた




705:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:27:54.64 ID: ID:BHYDyu8G0
弟が連絡してから二日くらいして、弟の知り合いがうちに来た
知り合いってのは前にここで書いたことあるので覚えてる人がいるかもしらんが、
コトリバコの偽物を始末したハーフ男だ
弟から連絡うけてやってきたハーフ男からは
「あんたほんとにトラブルホイホイですね!」って言われた




706:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:32:43.98 ID: ID:BHYDyu8G0
んで俺ら兄弟はその怪しい土産とともに、ハーフ男の父方の祖父が持ってる家のひとつに
連れていかれた
ハーフ男の父親の家は神社なんだけど、このクソ忙しい時に迷惑かけられない
だから自分がどうにかする、ただし自分は神主としてきちんと修行積んだわけではないので
何があっても文句言うなと脅された




707:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:37:10.65 ID: ID:BHYDyu8G0
不思議なことにハーフ男に連れてこられた家に来てからは、耳元で囁く声も
せず、俺も弟もぐっすり眠れてた
ただし「この部屋で寝泊まりしてくれ」と言われた部屋から出ることはできず、
基本トイレと風呂だけ行き来できる、という状態が三日ほど続いていた
んで12月31日の真夜中…3時過ぎたあたりか、寝てた俺と弟はハーフ男に叩き起こされた
「今から山登りしてもらいますんで」って言われて、わけがわからなかった




708:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:41:39.68 ID: ID:BHYDyu8G0
山登りといっても本格的なものじゃなく、俺ら兄弟が泊まってる家の裏手にある
山に登れ、という簡単なものだった
そんなに高い山じゃなく、多分200~300メートルもない感じ
ただし山に登ってる間は一度も振り返るな、朝日が昇るまでに頂上につけ、
あと東のほうに向かって息を吐くな、声も出すなと言われた
俺と弟はとりあえずあったかい格好で外に出て、山道に足を踏み入れた




713:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:49:36.19 ID: ID:BHYDyu8G0
>>709 支援ありがたい

やばかったのは、途中で弟が一回転んだ時だった
「うぐっと」と悲鳴を呑み込む気配がして、俺はもうちょっとで振り返りそうになった
でも弟はすぐに立ちあがって、転ぶ前よりも早いペースで登り始めて、今度は
俺が置いていかれそうになった
弟が起き上った時「ビリビリッ」と大きく布が裂けるような音がして、それも
正直怖かった
頂上にはなんとかついたものの、頂上にたどりつくまでの体感時間は
ものすごく長く感じた




710:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:46:09.84 ID: ID:BHYDyu8G0
登ってみてわかったが、夜の山ってのは正直おっかない
しかも懐中電灯持ってるとはいえ、真っ暗だから方角わからんし、
ひたすらまっすぐ上をめざすしかない
時々立ち止まって、方位磁石で方角だけ確認しながら登るんだけど、
途中から明らかに何かが俺らの後をついてきてるのに気がついた
横目で弟がほぼ同じペースでついてきてるのだけ確認して、背後には
意識を向けないようにするしかできなかった




711:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:46:35.37 ID: ID:t7ksvFHA0
ハーフの除霊くんのは覚えてるけど
こんなに読みにくい書き方するやつだっけか




712:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 09:48:11.69 ID: ID:MpxkXPJl0
つかムダな描写もっと省いてよ




715:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 10:15:35.43 ID: ID:JWCtBE6u0
すまん確かにだらだら書きすぎたな、ID変わったけど702です
さくっといくわ

結局なんとか頂上で御来光を拝んで下山した
下山中は何もなかったが、弟も俺も一言もしゃべらず
ただ弟が着てたダウンジャケットの背中はありえない感じでびりびりに裂けていた
怪しい土産はハーフ男が預かり、俺ら兄弟はさらに三日ほど泊まらされた
今朝自宅に戻ってきたところ、つかれた年越しだったわ




716:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 10:22:01.03 ID: ID:JWCtBE6u0
ちなみに怪しい土産というのは一見したところ民芸品、
でも実は現地の呪術師が使ってたものらしい
ハーフ男が一定期間預かり、自分の傍に置くことによって
処分できるくらいに「薄まる」そうだ
俺にはそういう物を引き寄せてしまう縁があるらしいので、なるべくこういう
ものは受け取るなといわれた




719:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 12:23:24.37 ID: ID:8AcJ2xYl0
>>716
面白いね
ちなみにどこの国のどんな土産かは書けない?大きいもの?




721:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 12:34:18.25 ID: ID:JWCtBE6u0
>>719
国はわからんが、裸の男の像みたいなものだった。黒っぽい木彫りの像。
ただし頭の上部が皿になってて、蓋がついている。
白目の部分は貝殻か何かで螺鈿みたいになってた。
俺が貰った時は、皿部分には何も入ってなかった。
像の見た目からして、東南アジアかアフリカか、そんな雰囲気。
高さは60センチくらいあったと思う




722:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 13:40:18.66 ID: ID:79ZPhVEmi
某国から帰ってきた知り合いの土産って最初に書いてるのに、どの国か分からんのはなぜだ




723:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 13:55:25.71 ID: ID:rce4fMlR0
>>722
明らかに某国の文化とは違う意匠の人形だったからじゃないの
例えば、
行き先→中華な国
みやげ→アフリカっぽいどこか
とかだったら、少なくとも某国原産の物じゃないことは判る




727:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 17:16:13.11 ID: ID:79ZPhVEmi
>>723
呪術の事は詳しく知らんけど、現地の呪術師が使ってたとも書いてるし土着の人形じゃないの?




728:名無しのオカルト 2014/01/04(土) 22:05:25.45 ID: ID:nJsfPOoD0
ハーフ男って偽コトリバコをファミレスでどうのこうの、って人だよな


関連→



オカルトランキング

312 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 16:03:54 ID:mUe9InnuO
犬神(犬の頭部)
作り方は、気性の荒い犬を埋め、2日放置の後、飯を目の前に。
目の前にあるが、決して届かない飯に異常に興奮する犬。
2日続けると、犬は精神が崩壊し、リミッターが外れて尋常じゃなくなる。
最後に飯を目の前に差し出し、興奮のピークに一気に頭部を切り落とす。



313 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 16:13:04 ID:mUe9InnuO
日数と時間は細かい決まりがありますが、
切り落とすのに私はナタを使いました。
災厄回避、呪詛媒体など、様々な用途に使えます。



314 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 19:21:24 ID:8CGwlsO10
>>312-313
なんで本尊の取り扱いとメンテナンスの部分が抜けているんだ?
あと現代で犬神って更新どうすんのよ?



315 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 19:56:11 ID:LnTlnzd4O
犬神って失敗すると自分に跳ね返ってくるんじゃありません?
平安時代とかによく有力者が死んだのは犬神のせいだとか



316 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 20:00:09 ID:LnTlnzd4O
>>314更新とはなんですか?



317 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 20:05:12 ID:8CGwlsO10
定期的に古いのは廃棄しないとまずいだろ



318 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 20:07:23 ID:8CGwlsO10
>>315
それは呪詛であればたいていはそういうものだ。



319 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 11:07:50 ID:8dQb9WzP0
>>317
更新の間隔ってどのくらいが普通なんだろう?

以前、師事していた大学の先生が、某所で犬神として
祭られていた頭骨を無理言って調査させてもらったら、
ニホンオオカミのものだったって言っていたけど、
と言うことは、ざっと百年は経っていることになる

もしかしたら、信仰も薄れていて、呪力も何も残って
いないスッカラカンの状態の頭骨だったのかも試練が



320 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 11:36:19 ID:Pi08NUnT0
術者の制御が効かなくなる前にやらなきゃならんので
術者の力量と使用方法次第でかわってくる。

並の人なら5年ぐらいで古いのは破棄しちゃうじゃね。

100年前のものだとおそらく破棄済み。いきてたら怖くて近寄れんな



321 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 12:26:30 ID:Pi08NUnT0
だがちょっと待てよと思いなおす。
ニホンオオカミの頭骨だともしかして一般的な犬神法ではなくて、
大口真神の依代、神体の可能性もあるかも。



322 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 12:40:39 ID:Z44rvpyx0
どっちも「おいぬさま」って呼び慣わすところあるけんね。
呼んでるうちに混同したり、大口真神さんの法を失伝してる可能性あるな。

ところで、外法頭なんかで面白い話持ってないかい?
山梨の方の護良さんは、よくそっちの方とか立川流で云々されるけど、
別物だそうだね。



323 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 13:17:00 ID:Pi08NUnT0
立川流はあくまで密儀宗教の一派であり狭義では信仰の範疇に収まるから外法ではないと思うしねぇ。

外法頭だと髑髏語りとかは比較的有名じゃないか?
死者の頭骨に術をかけ髑髏が喋りだしその知識を得る。似たような呪術は世界中にあるし。



324 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 14:30:17 ID:e9h64oE70
あ、なんかインカの村?のドキュメンタリー番組で、先祖のドクロと会話する
っての見たかも。



325 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 15:15:25 ID:Pi08NUnT0
しかし、本当に大口真神の神体だとしたら…
垂涎ものだな



326 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 15:29:34 ID:ObpizD+k0
>>319
犬神ってのは犬じゃないと言われている。
つまり、狼を使ったと言う事は正しい解釈なのかもしれん。
犬神の正体については不明だが、犬神憑きと同様の存在を作り出す儀式ならあるいは・・・



327 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 17:30:07 ID:Pi08NUnT0
>>326
ちょっとまって…大口真神とかの山神系の信仰と
蠱毒の系統の犬神を混同してないか?

確かに両者が混ざっている場合もあるが>312-313の記述は部分的には確かなので
使鬼としての犬神なら犬の蠱であることは間違いない。

ちなみに犬神憑きも同様にこの二つの系統のどちらかかあるいは両者が融合している場合がある。



329 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 18:38:51 ID:Z44rvpyx0
>>323
あ、言葉の定義をきちんとしておかなかった。

外法に対する「正法」があるんだけど、その「正法」が外法を包括して
一つの体系を成している場合(<密教なんかが顕著)と、
完全に「正法」に組み込まれない=まったく文化が異質とでもいうような
「外法」があるよね。こっちは日本土着?半島経由のもの?みたいな。

実際どこで線引きするかは、また難しいんだけど。混ざり合っている物も多いし…
分かりにくかったらごめんよ。



330 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 18:42:40 ID:Z44rvpyx0
続き。

>>323
頭骨ってやっぱり「容器」なのかね。まあ脳みそ入ってたわけだけどw

法華経を誦する髑髏や、「あなめあなめ」の歌詠う髑髏が「髑髏語り」の
一つの淵源にあると思うけど、あれも妙経の徳や歌徳が頭骨に籠もって起きる
といっても良いかもしれないな。

あと、結構ずれるかもだけど、狐狸も術を使う時に、頭骨を頭に乗せて北斗を
礼拝するね。



333 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 21:19:14 ID:Pi08NUnT0
頭蓋についてはオカルト的には私が把握しているだけで二つほどの側面があります。

まずひとつはいわば頭蓋崇拝とでもいうもので、霊力や魂は頭蓋骨にこそ宿るという思想があります。
死者の脳髄を食したり、干し首を作ったりするのもこういった思想の一つのパターンであり。
最終的には死者の力を我が物としようとするわけです。
特に東南アジアやオセアニアなどに多いようです、日本ですと将門の伝説とインドの羅コウの類似などから
大陸からの影響を考察するのもありかもしれません。
外法使いが頭骨を集めるのもそういった自己強化的側面が強いわけです。



334 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 21:33:55 ID:Pi08NUnT0
二つめは奇形信仰とでもいいいますか、特別な人間は骨格も特別であり
それらの骨は特別な力を有しているという信仰で仏舎利、仙人骨、仙骨などが代表格というところでしょう。
なかでも尊い立場の人間や徳のある人物が貴重とされ、
それらの人物の骨がある種の奇形であればさらに呪術的に好いとされます。

まぁ二つの思想が組み合わされて術具としての頭蓋骨というのは一種の定番となるわけです。



335 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 21:42:38 ID:Pi08NUnT0
狐狸の類は北斗の化身である妙見の眷属であるとされるがこれは
彼ら四足の狐狗狸が古くは天狗などに代表される箒星、彗星の化身であり。
星神の使いとされていたことによるものです。
彼らはパワーソースをきちんと確保したれっきとした呪術を行う存在とされていました。

まぁ現代では頭蓋骨を大量に保持していると犯罪者になりかねないので
皆さん苦労しているようですね。



337 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 22:06:46 ID:Z44rvpyx0
ところで、首級の御霊といえば本朝なら将門さん、天竺ならラーフの話に
膝を打ちつつ、鹿島の悪路王の首級(レプリカ)を連想しますた。

確か、元はモノホンだったが朽ちたとか、水戸黄門に持っていかれたとか
っていうアレ。レプリカにしてもなかなかの出来ですよね。
髪の毛は人毛だったはず。さて、アレはどういう使い道だったのやら…



338 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 22:25:30 ID:Z44rvpyx0
続き。

ご教示の通り、首級に籠もる力への認識は洋の東西問わないですね。
ところで、奇形信仰と頭骨といえば霊骸ですね?
完全な卵型(<智証大師さんがこれですな)から宝珠型までタイプいろいろ
だけど、実物は見たことあります?

それから、狐狗狸と星神にまた納得しつつ、こちらは狐狸を一種の外法呪術者
(<正法に相容れない異質な方の)の暗喩で考えてました。
妙見=尊星さんといえば、尊星曼荼羅にも獣が取り巻いてましたねぇ。
獣たちと法の照応は儀軌類にあったと思うんで、確認したらいろいろ出てくる
ハズ…

頭骨の大量保持といえば、その昔、古道具屋さんを営んでいる方で、
「フォルムに惹かれた」とかなんとかいって猫の頭骨を大量にコレクション
してた方がいたそうですが、惹かれたのはフォルムだけなのか?とw



339 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 22:39:51 ID:Pi08NUnT0
>>338
写真でなら同好の士に見せてもらったことありますが、直はないですねー
どっちかっていうと私は獣頭神体派の方なので。警察が怖いし。

妙見信仰と玄武信仰と眞武帝君信仰における十二神将の変遷的な部分ですが。
これらの信仰と巫蠱の関係性などは国内ではもう永遠に解明されることがないのかもしれません…


あ、古道具屋さんが頭蓋骨を集めることはよくあることですよ。うん。別にぜんぜん不思議じゃないよ。
だから詮索しないであげると喜ぶと思います。



340 :本当にあった怖い名無し:2009/05/23(土) 01:30:20 ID:UFWRyRs30
>>339
いやいや、霊骸っていっても、もちろん生きてる人のですw
ヨーガを長く修練してる人で、もともと南伸坊気味の頭の形だったんですが、
頭頂部がポコっと出っ張っていて、「最近出てきたんだよね」と。
卵と宝珠の混じった形?ですかね。

>国内ではもう永遠に
「国内」ではねw 大陸や台湾に行けばまだ伝は残っているでしょう?
もう伝習済みだったりしてねw
ただ、向こうのものだと玄武・真武帝君信仰の方が強まって、
日本の密教における尊星さんのテイストが薄れてくるから、
個人的には痛し痒し。

古道具屋さんの件は、半ば冗談です。動物の頭骨コレクターが多いこと、
了解してますw



342 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 01:57:46 ID:NfGrykrw0
>>338
>コレクション

私は、頭骨、一つだけ持っている。(野山で拾った)

頭骨にも相があると思うよ。虫の標本(虫の死骸ね)にも、それぞれの相がある。
やはり、いい動物の頭骨は、いい相をしているんじゃないかな?



343 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 02:01:52 ID:NfGrykrw0
昔は、死体も野ざらしで、頭骨なんかごろごろしていたわけだから、

野ざらしにするよりいいから、じいさんの頭骨だけ持っとけ・・みたいに、頭骨を持っていた人は多いんじゃないか?

なにしろ頭骨だと、顔かたちなんかは、浮かび上がってくるわけだから。



344 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/24(日) 08:36:46 ID:LAWB2sVMO
デスマスク



345 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 12:15:39 ID:4my2FhOy0
樹海逝って拾ってこいよ



346 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 18:00:47 ID:aDWuaLlrO
樹海のは念が強すぎるからダメじゃない?



347 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 18:14:07 ID:kAvFMmqc0
自殺者の頭蓋骨を採集して呪物とするなんて畏れ多いことを・・・



348 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 18:16:22 ID:SnLXphygO
外法遣いに何人か樹海産の頭蓋骨使ってる奴いるよ。
呪物としては強力らしい。



349 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 18:22:06 ID:kAvFMmqc0
なんと。
祟られはしないのか。



350 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 19:05:49 ID:R9rOWOdJ0
他人の祟りや呪いを有効に利用できるなら、いちいちめんどくさい儀式するより楽そう



351 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 19:42:44 ID:kAvFMmqc0
人を呪わば穴二つ。
そんなことをする輩にはきっと何か返ってくるでしょう。



352 :本当にあった怖い名無し:2009/05/24(日) 20:32:58 ID:aDWuaLlrO
ミイラとりがミイラになったりね・・・



356 :本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 01:14:57 ID:0MUa2zwX0
>>352
ミイラとりがミイラになるっていう言葉も、よくわからないな・・。
白骨死体になるって言う意味かね・・。



357 :本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 10:51:25 ID:GTrCW3yJ0
>>356
そりゃあれだ。エジプトのプラミッド研究してる考古学者が
ファラオの呪いにかかったって話しからきてる。

白骨死体とかじゃなくて、ミイラを取りに行って(別にミイラを取りに行った訳じゃないがw)
自分がミイラ(死亡)になるって揶揄だよ。



359 :本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 11:10:38 ID:U1Q0zQ7m0
西洋だとメデューサの首とかは有名だな。
あと北欧神話のミミルの首とか。

なんか霊骸持ちは危険とかあったけど頭を狙われて殺されたりすることがあったりしたのかね?



360 :本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 19:22:31 ID:SFPH/YFr0
本物の頭蓋骨ではありませんが、いわゆる「水晶ドクロ」というのもありますね。
もっとも、捏造品とする説もありますが。



362 :本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 19:45:55 ID:ft2zugT2O
水晶ドクロか・・・
本当に古代の物だったらどうやって・・・



365 :本当にあった怖い名無し:2009/05/25(月) 21:44:56 ID:X6hYEO6G0
ある種厨二思考だよな。

「パワーストーンで髑髏作ればもしかして最強じゃね?」的な



366 :本当にあった怖い名無し:2009/05/26(火) 01:41:51 ID:K915Mrud0
>>365おめえパワーストーンばかにしてんじゃねえ。



368 :本当にあった怖い名無し:2009/05/26(火) 21:13:28 ID:ICs7PdRaO
まあまあ
パワーストーンって本当に力があるか分からない所がありますよね
実は、ただの石を商品として売るための方便かもしれませんよ



369 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/26(火) 21:20:39 ID:2bIInsgSO
ストーンヘンジが古代の医療施設だったっていう説があるよな



370 :本当にあった怖い名無し:2009/05/27(水) 12:48:19 ID:sqdx97ng0
まぁ、普通に考えたら天体祭祀だろうけどな。世界中にあるわけだし



372 :本当にあった怖い名無し:2009/05/28(木) 13:10:02 ID:3J6DCk9T0
ちなみに水晶の置換化石って存在しないのかしら?



378 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/29(金) 20:21:53 ID:zqPQtsm8O
>>372
見たことあるよ
どこにあるのかはど忘れしたけど



386 :本当にあった怖い名無し:2009/06/01(月) 21:24:04 ID:ssCshOHKO
呪物とは違うかもしれませんが
三角形ってどんな意味がありますか?



388 :本当にあった怖い名無し:2009/06/01(月) 21:48:14 ID:G+tG8RZG0
3位1体の象徴の場合が多いけど
もっとも角数が低い多角図形という理由の方が強いかなぁ。

原初たる円の内に初めて3によって形が作られるわけだ



389 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/06/01(月) 21:49:04 ID:TCOrL1cnO
黒山羊の頭



390 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/06/01(月) 21:57:45 ID:TCOrL1cnO
三角でミカドとも読めますね



391 :本当にあった怖い名無し:2009/06/01(月) 23:37:20 ID:ecxuVQWc0
ゲーティアの悪魔喚起でも、三角形の中に黒塗りの鏡を置いて喚起を行います。



392 :本当にあった怖い名無し:2009/06/02(火) 00:12:49 ID:Dey8Qp440
ヒンドゥーや密教の護摩壇では調伏は三角形の炉。
abracadabraの護符も平面に書けば三角ですな。



394 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/06/02(火) 06:42:26 ID:8MM3du92O
六ぼう星は三角形が二つ重なって出来る。



403 :本当にあった怖い名無し:2009/06/07(日) 16:19:32 ID:+p2tWFe2O
見たり所持すると悪い事が起きるってのが呪物のイメージだな。
受け身な感じ。



404 :本当にあった怖い名無し:2009/06/07(日) 17:15:50 ID:Fu0H1lBs0
石関連で思い出した。
い名無し:2009/07/10(金) 21:09:59 ID:xDoCAT8U0
>>541
岡山県に「石上布都魂神社」という神社があるそうです。
石上神宮と関係があるようです。
ひょっとしたら何か関係が有るかもしれません。



544 :本当にあった怖い名無し:2009/07/10(金) 21:21:46 ID:DiETtMQQ0
ああ、あの辺は物部氏関連の神社がいくつか集中しているから



545 :本当にあった怖い名無し:2009/07/11(土) 10:16:43 ID:aCd1V1HM0
>>542-543
情報ありがとうございます。
羽のある虫を「飛蟲」と表記する古文書はいくつか見つけたのですが、
「細白」となるとなかなか見当たりません。
独自の隠語なのか、はたまた師匠が誤読したのか・・・。

546 :本当にあった怖い名無し:2009/07/11(土) 11:45:18 ID:NqN4KW550
地方独自の呼び方っつー可能性もあるし
地元の古文書なんかも当たってみた方がいいのかもなぁ



547 :本当にあった怖い名無し:2009/07/11(土) 17:37:30 ID:xN0VDKwP0
呪術に関わる古文書はどうやったら読めるのでしょうか?
旧家などに頼めば読ませてもらえるのでしょうか。
やっぱり保守的なところは読ませてもらえないでしょうね。



548 :本当にあった怖い名無し:2009/07/11(土) 18:14:02 ID:aCd1V1HM0
>>546
いいアドヴァイスありがとう。
本家の蔵やその近所の神社の伝書を探って見ます。
上手くいくかどうかは分かりませんが、
いいヒントになりました。



549 :本当にあった怖い名無し:2009/07/11(土) 21:41:35 ID:NqN4KW550
>>547
①金の力
②非合法な手段
③弟子入りする

命に関る事が多い。ちょっと探りを入れただけで呪詛られるとかマジ勘弁して欲しい
これだから田舎は嫌なんだ



550 :本当にあった怖い名無し:2009/07/11(土) 23:56:42 ID:xN0VDKwP0
自分は呪詛などは信じないので多少は大丈夫ですが、
やはり村八分みたいなことになるとめんどくさいですね。
まさに「触らぬ神に崇りなし」



558 :本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 22:15:20 ID:loqYwRos0
creating magickal entitiesという本をパラパラめくってみたのですが、
この本では人工精霊を物に封じ込めるようです。(違うかもしれませんが)
この人工精霊を封じ込めた物も呪物なのでしょうか。



559 :本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 22:50:34 ID:tFcecuqlO
>>558
人工精霊って…呪物として完成させた時点で「誕生」させるって考えるの?それともその辺にいるのを捕まえて自分で使役する、「クダ狐」みたいな感じ?

kwsk教えて下さいマセ



560 :本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 22:57:45 ID:loqYwRos0
>>559
まだパラパラとしか読んでませんし、まだ完璧に読みこなせるだけの英語力は無いのですが、
その辺にいるのを捕まえるわけではないようです。



561 :本当にあった怖い名無し:2009/07/15(水) 23:25:35 ID:isti1lMeO
河原の手頃な丸い石を拾ってきて、10分くらい石を持って瞑想し、石を自分の気と同化させて
鎮め石ができる。

これ霊を封じる媒体にもなるし、
精神力バッテリーにもなるってさ。



565 :本当にあった怖い名無し:2009/07/16(木) 12:10:40 ID:6LBUP1Qp0
人口精霊はようするに自律調整した使役霊を作成する技法なので
まぁ使い魔を創造する部類に入る。

既存の霊体の使役とは異なる系統。
んで、物体に憑依させる場合は呪物として扱ってかまわないのでは。

しかし人口精霊は最近では主流じゃなくなってきてるような気がするが
やっぱり調整に手間がかかるのが面倒なんだろうか?



566 :本当にあった怖い名無し:2009/07/16(木) 21:26:58 ID:b0hS2QJS0
>>565
造る手間と媒体を見つけ出す手間が大変だからじゃないかな?
それでなくともホラ、こんな風にすぐに情報交換できる時代だから、
自分でそこまでやるのは手間がかかると思うのでしょうね。

そんなことするのは、この板にいるような人だけでしょうよ。



567 :本当にあった怖い名無し:2009/07/17(金) 21:06:06 ID:xe6FS+nw0
最近はPCを取り込もうとしている人達が多いよなぁ…

伝統派との軋轢とかないのかしら



568 :本当にあった怖い名無し:2009/07/17(金) 22:07:54 ID:h/NEnSNF0
インターネットを利用して大規模な儀式を行うのもまた夢が有っていいじゃない。



569 :本当にあった怖い名無し:2009/07/17(金) 22:53:49 ID:rEjgrMES0
>>568
それ面白いね。
ネットでPCを並列に繋ぐみたいに、同時詠唱の呪術とか、作業分担するとか・・・
後は、開放条件付の呪物を作って、解呪をネトラジで流すとか。



570 :本当にあった怖い名無し:2009/07/17(金) 23:21:12 ID:z9jbOcokO
>>569
その構想はだいぶまえからある
女神転生、悪魔召喚プログラム。

悪魔召喚プログラムは煩雑で成功率の低い儀式を
コンピュータ上で仮想的に正確な図形配置、
正確な呪文咏唱のタイミングで行うことで成功率を高めたものである。
と鈴木大司教は申されました。

ゲームだがの



571 :本当にあった怖い名無し:2009/07/17(金) 23:30:43 ID:z9jbOcokO
で悪魔の身体を作る材料になるのが「生体マグネタイト」
生体磁気ともよばれている

人や動物にもある気・エーテルはこれが活性化したもの。

不活性で安定したものが生体マグネタイトだそうだ。
この理論は女神転生シリーズ全て共通。
悪魔が生体マグネタイトを欲しがるのは肉体を活維持し動する為

勿論獰猛な悪魔は人間を餌としか見ていない。



573 :本当にあった怖い名無し:2009/07/18(土) 00:07:06 ID:caHcdEep0
もうやったじゃないか・・・。
オリンピックの聖火リレーに雨乞いとか。



574 :本当にあった怖い名無し:2009/07/18(土) 00:25:11 ID:hol1TKwc0
ありましたねそんなのw



576 :本当にあった怖い名無し:2009/07/18(土) 01:58:00 ID:GBxF7LG80
>>568
それ面白いな・・・
ジョン・レノンって、そういう世界的な呪術的な感覚があったのかも知れないね。

>>565
人口おばけを見たことがある。
女のおばけなんだけれど、グォーお化けだぞーって言う感じでずっと止まっているんだ。
ははーん、これは作り物だ・・と思ったよ。




587 :本当にあった怖い名無し:2009/07/26(日) 11:17:03 ID:8rSdFkrA0
あんまり呪物と関係ないけど先日の人工精霊の話題をひとつ。
本は第3章位まで読んだ。
人工精霊は、巨大なエネルギーから一部を切り離して、
そこに自分の思念や感情を入れて作るらしい。
このエネルギーの切り離しを行うためにアストラル界と物質界に入れ物をつくるんだって。
その物質界の入れ物が呪物になるらしい。



589 :本当にあった怖い名無し:2009/07/26(日) 14:32:32 ID:GjwwSjN40
うるおぼえなんだけど、記紀に巻き藁でつくった砦がなかなか陥落しなかったとあった。
確か、大和尊の親父の親父・・・名前なんだっけ?あ垂仁天皇だ。
こんな頃に既に呪力があるとされてた稲藁だから
注連縄や藁人形とかになったのかな。

日本で3匹の子豚つくってたら長兄の藁小屋が一番強そうw



608 :本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 17:50:37 ID:GRSCdgmSO
やっぱり呪詛には蛇が多いなぁ
幸運を齎すものとしても崇められてるのに



609 :本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 20:00:00 ID:vZoHaSgr0
草薙の剣の"ナギ"も蛇を意味するとされています。



610 :本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 20:00:41 ID:WOrzDxXv0
呪力の象徴として使われることが多いからなぁ



611 :本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 20:05:40 ID:vZoHaSgr0
少しスレ違いですがヨガの世界の「クンダリニー」も蛇に例えられますね。



612 :本当にあった怖い名無し:2009/07/27(月) 22:08:13 ID:WOrzDxXv0
古代拝蛇教団とかもあるし蛇に関連したものは色々あるよ



615 :本当にあった怖い名無し:2009/07/28(火) 17:33:43 ID:J9pCdCx+0
vipから派生したみたいですがこんなサイトが。
http://www23.atwiki.jp/artispir/
読む限りでは下手すりゃ精神疾患を引き起こすような気がします。



621 :本当にあった怖い名無し:2009/07/28(火) 22:53:27 ID:J9pCdCx+0
人工精霊なんて傍から見れば統合失調症みたいなもんですから、
下手に手を出すと大変でしょうね。
特にノリだけでやってしまうと・・・



622 :本当にあった怖い名無し:2009/07/28(火) 23:19:55 ID:AkrsRmHr0
っていうか問題は既存の手法だととてつもなく時間がかかるっていうことだ

10年や20年はざら。とてもやってられない



623 :本当にあった怖い名無し:2009/07/28(火) 23:27:19 ID:J9pCdCx+0
>>622
質問させてください。
精霊が憑依している物を見て、「誰かが精霊を入れたな」ということがわかるのですか?



624 :本当にあった怖い名無し:2009/07/29(水) 08:33:50 ID:jep+fK/t0
えーっていうか勝手にモノに不自然に入ってる状態自体が異常でしょ



629 :本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 15:37:28 ID:LHeU3ydn0
それで>>615の人たちは人工精霊作成には成功してるんですか?



630 :本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 17:00:54 ID:c0gh1FaD0
何を持って成功というかによるだろう。
あれ考えようによっては永遠に作り続けることができるぜ。

ほらアレダ。ゲームとかでAI組むタイプあるでしょ。
あれのやたら時間と手間がかかるバージョンだと思いねぇ



631 :本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 22:09:36 ID:YCJTKyFgO
>>630その表現でいかに苦労するかがわかった・・・
永遠に作り続けるについて詳しくお願いします



632 :本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 23:09:39 ID:c0gh1FaD0
理論上、行動パターンや特質とかの組合わせは無数にあるから永遠にチューンナップできるらしい。
まぁ製作者が死んでも引き継がれる例があるかどうかは知らないけど。



634 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/01(土) 09:42:12 ID:FSBTsTKa0
三宝荒神形兜(伝上杉謙信所用)
http://www4.ocn.ne.jp/~riria/igyou/image12.jpg



636 :本当にあった怖い名無し:2009/08/01(土) 22:48:02 ID:39dEacDH0
剣、鏡は呪物の中でも代表的なものだよね。
いずれも蛇に縁の深いものという意見があるよね。
玉はどうなんだろか。
蘇民将来符なんてのも呪物だけど茅には昔から神聖な力があるとされているね。



637 :本当にあった怖い名無し:2009/08/01(土) 23:18:02 ID:0j70L9e/0
>>636
玉で祓いをすることはあるけれど、
むしろ封じる事の方が多いかなぁ。



638 :本当にあった怖い名無し:2009/08/01(土) 23:18:04 ID:Vm04O1+S0
玉っていうと大陸系のイメージが強いわな

実際向こうに輸出してたはずだし



639 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/01(土) 23:23:11 ID:FSBTsTKa0
たま【玉・珠・球】
(1)美しい宝石類。多くは彫琢(ちょうたく)して装飾とするもの。万葉集(3)「夜光る―と言ふとも」。
「掌中の―」
(2)真珠。しらたま。今昔物語集(9)「母のかざりの箱の中を見るに、大きなる―あり」
(3)美しいもの、大切なもの、またはほめていう意を表す語。源氏物語(桐壺)「世になく清らなる
―のをのこ御子」。「―の声」「―垣」
(4)まるいもの。球形のもの。「飴―」「―の汗」「うどんの―」
(5)手段に使用するもの。「いい―にされた」
(6)木を丸太のまま幾つかに切ったその一切れのこと。最も根に近いものは元玉、次を二番玉
という。
(7)美しい女。転じて、芸妓・娼妓など客商売の女の称。「上―」
(8)人品・器量の見地から人をあざけっていう語。「あいつもいい―だ」
→玉散る
→玉とあざむく
→玉となって砕くとも瓦となって全からじ
→玉なす
→玉に瑕
→玉琢かざれば器を成さず
→玉磨かざれば光なし
→玉を懐いて罪あり
→玉を転がす



640 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 00:02:17 ID:T1+Q6r8r0
>>638
玉(ぎょく)は現在でも中国ではかなり珍重されています。
ホテルや寺の土産屋にも大抵置いてあった記憶があります。しかも高い。
お守りのようなものもあるので、呪物として扱われていると言えるのかもしれません。



641 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/02(日) 00:14:29 ID:YIV1DUVB0
こう‐ぎょく【硬玉】 
翡翠(ひすい)輝石からできた岩石(翡翠)のこと。純粋なものは白色で、クロムを含むものは
緑・青緑・緑白色。ミャンマー(ビルマ)・日本などに産する。中国の玉(ぎょく)の一部はこれで
ある。角閃石を主成分とする軟玉より硬いところから硬玉といわれる。翡翠輝石。翡翠。

なん‐ぎょく【軟玉】
玉の一種。角閃石(かくせんせき)族鉱物から成る。細粒緻密な透角閃石から成るものは無
色、緑閃石から成るものは暗緑色。近世まで中国で玉(ぎょく)と呼ばれていたものの多くが
軟玉であった。



643 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 00:42:30 ID:b0NGtyFQO
玉とかよくわかりません
宝石って認識でいいでかな



644 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/02(日) 00:46:51 ID:YIV1DUVB0
まが‐たま【曲玉・勾玉】
古代の装身・祭祀用の玉。C字形で、端に近く紐を通す孔がある。多くは翡翠(ひすい)・瑪瑙
(めのう)・碧玉を材料とし、また、純金・水晶・琥珀(こはく)・ガラス・粘土などを用いた。長さ
1センチメートル未満の小さいものから5センチメートル以上のものもある。形状は縄文時代の
動物の犬歯に孔をうがったものから出たといい、首や襟の装飾とし、また、副葬品としても用
いられた。朝鮮半島にもあり、王冠を飾る。まがりたま。古事記(上)「八尺(やさか)の勾玉(ま
がたま)の五百津(いおつ)の美須麻流(みすまる)の珠を纏(ま)き持ちて」



645 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 01:29:39 ID:E2TgsTmdO
玉も何かの見立て、擬きだと思うな。
先の鏡と剣に無理矢理倣うなら卵かな、蛇の。
年末の商店街なんかによくピンクの玉のついた飾りがあるけど
あれは餅であって、ならば蛇の卵かな、と…



650 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 14:36:17 ID:9AMqT2yF0
この情報化社会において、パソコン上のデータを「呪物」と扱うかどうかというのは
なかなか深い問題だと思います。
デジタル墓参りがある時代ですからね。



651 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 16:09:41 ID:E2TgsTmdO
デジタル墓参り?



652 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 16:24:43 ID:dEcwL1khO
まぁ墓参りも葬式も生きてる奴の為にやってる事だから、デジタル墓参りだろうがエア葬式だろうが、生きてる人間が納得してるのなら問題なし



653 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 16:28:07 ID:5Pii+TaGO
学生のころ、郵便局の年末年始のバイトやってたとき
普段は別に何も気にせず仕訳してるんだが
奇妙なことに普通の年賀はがきなのに
一つ妙に軽いと感じた年賀状があって
あれ?と思って裏返してみたら
差出人不明で、パソコンで短く呪ってやる云々が書いてあって
現場の監督に持っていった事がある
その後どうなったかは知らんが、郵便局ではあぁいうのはどんな処理をするのだろうか?



654 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 16:46:30 ID:9AMqT2yF0
>>651
オンライン上で墓参りができるサービスです。
オンライン上で神社参拝が出来るサービスもあるそうです。



655 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 19:54:24 ID:J4MRwVx30
>>650
生のままならそれは式だ



656 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 20:25:12 ID:b0NGtyFQO
それなら
呪物や蠱を写した写真や、画像はどういう扱いになるんでしょう



657 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 20:36:32 ID:J4MRwVx30
ただの画像や写真には意味はないよ。
そこに別の意図をもたせた式が潜んでいるかどうかで変わってくる。

わかりやすく例えるとサブリミナルってあるよね。
映像の裏に別の意図のメッセージを持たせるって奴。
まぁ、あれは効果的には微妙だが一種の式だ。

そんでデータ状態のものならまだその本質は2進法の羅列によって表される式であり
呪物として固定されている状態ではないわけだ。

印刷などを行うことによって固定された物体としなって初めて呪物となるわけだ



659 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 22:33:00 ID:b0NGtyFQO
>>657なるほど
では物にならなければデータは只のデータだと。



660 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 23:18:36 ID:J4MRwVx30
うーん難しいな…
なんていったらいいんだろ。

まぁ、似て非なる話なんだけど
地脈の流れはそのままなら純粋な力の流れなんだが
コンタクトを取ろうとするとなんらかの形をとらせる必要があるから
いわゆる一般的な龍の姿として顕現させるっつー必要があるわけなんですが。

なんでかっていうと人間は純粋な地脈の流れをそのままの状態では認知することは
機能的に困難なために一定のフィルター的要素を通す必要があるわけなんです。
PCのデータは対応するアプリケーションを徹さないと解読できないようなもんです。

式も同様に生の状態では認知できないわけですが、
ただPCというのは面白いツールで、式に対応するアプリケーションを入れておけば
式を視覚化、音声化できるわけです。

なかば生の式の状態のままそれを垣間見ることができると言う非常に特殊な状態なわけです。
PCを魔術に取り込もうと考える人はこの状態が非常に興味深い状態であると考えています。
それまで術者の精神のなかに存在させていて神殿などの精神構築物をPCの中と言う
仮想空間に構築することができるわけです。



661 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 23:20:43 ID:J4MRwVx30
まぁ、これ以上は専門外になるので私もあまり詳しくないのですが
PCと魔術の類似性などを研究している著作などもあると思ったので
興味があるなら探してみるのも一興かと
(ただまだ日本語訳されていなかったような気もするが)



662 :本当にあった怖い名無し:2009/08/02(日) 23:46:41 ID:9AMqT2yF0
できれば推薦図書教えてください。



663 :本当にあった怖い名無し:2009/08/03(月) 00:03:31 ID:M2IXlqzPO
>653
宛名さえきちんとしてれば配達しますよ。裏側は「見えないもの」ですから。



664 :本当にあった怖い名無し:2009/08/03(月) 11:12:47 ID:0sm02l52O
ああ、だから「生の状態なら式」と
ただ墓場を映した映像ならなんともない

しかしPCの中に精神世界を・・・
それは脳波を取り込んでAIにするのと変わりないものなんですか?



665 :本当にあった怖い名無し:2009/08/03(月) 14:25:27 ID:0KqSJ7yf0
>>662
確かあの辺の研究者はケイオスマジックの系統に属しているタイプだったと思うんだが
基本本になっているかどうかは運。

自費出版レベルの著作物という可能性もある。
ただもしかするとネット上にアップされていることもあるのでいくつか団体を巡ってみるのもありかも



668 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 06:51:59 ID:u9SWjCc6O
アレイスター・クローリー

黄金の夜明け団のマークの一筆書できるヘキサグラムのパワーはどの程度のものなの?
携帯電話の待受にしようかと思うが。どうだろうか?



669 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 09:14:24 ID:sSNnMfKU0
え、ヘキサグラムって別にGDの専売ってわけじゃないだろ…
古代からあるし。
誤解されるような書き方はどうかと思うが。

それからパワーうんぬんよりも使用方法として適切かどうかの方が重要だと思うが。
例えるなら100M先のコンビニにいくならジェット機よりも自転車の方が適切だろ。

純粋なパワーでいったら七芒星が一番なんなんだろうが扱いが面倒くさい



671 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 12:04:16 ID:/jCqugHkO
>>670
ヘキサグラムって何ですか?



672 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 12:09:52 ID:V7W3u0EM0
>>671
六芒星のことです。「ダビデの星」とも呼ばれたりします。
イスラエルの国旗の真ん中の記号です。



673 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 12:12:43 ID:/jCqugHkO
>>672
六芒星のことですか。
何でダビデ?



674 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 12:15:27 ID:V7W3u0EM0
>>673
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%87%E3%81%AE%E6%98%9F



676 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 15:46:09 ID:JiTaUtRm0
(>>541)
  >細白飛蟲
ホソバタイセイだと思う,全部薬になる,染料の原料

蟲毒 は毒性の強い漢方薬を壷の中で醗酵したもの
一番濃い成分を煉って丸薬にして使う事もあるし
濾過した部分を染料にして経皮毒で何代も苦しめられる・・・



677 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 20:42:20 ID:V7W3u0EM0
伊勢神宮や熱田神宮で「神器のパワー]]みたいなのを感じた方はいらっしゃいますか?
やっぱり他の神社とは違いますか?



678 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 21:11:38 ID:CEKh6ju90
まぁこのスレの途中でもいわれてるけど
三種の神器は政治的な意味合いの強いアイテムだから
その辺に期待しすぎるのはどうかと…

真の意味でオリジナルではないし



679 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 21:17:59 ID:V7W3u0EM0
>真の意味でオリジナルではないし
どういう意味でしょうか?



680 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 23:25:00 ID:CEKh6ju90
あれはそれぞれ当時の有力部族を象徴する神器を3つ集めたものであるという説
勾玉は忌部の神器、剣は物部の神器、鏡は皇家の神器がそれぞれオリジナルになってるんじゃないかっていう話。

まぁ壇ノ浦で消失してレプリカをたてたつー説もあるけど
そのことからもあれらは真の意味で本体じゃないといわれてはいるけど



681 :本当にあった怖い名無し:2009/08/04(火) 23:33:57 ID:V7W3u0EM0
>壇ノ浦で消失してレプリカをたてたつー説
それはいま今上陛下の側にある宝剣の話ですね。
また、古語拾遺の時代にはすでに皇室の宝剣はレプリカで熱田の宝剣が本物である
ということになっているので問題にはならないでしょう。
前半の説はなんとも言いようがありませんが。



682 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/04(火) 23:38:57 ID:ozsTo4b10
じん‐ぎ【神器】
(古くはシンキ・シンギとも)
(1)神から承け伝えた宝器。特に、皇位のしるしである三種の神器。
(2)天子の位。帝位。



685 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 11:26:02 ID:XXXyikTR0
まぁ三種の神器関係は形代が結構多いみたいだから
表に存在するものは全てレプリカでも不思議じゃないね



686 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 11:47:32 ID:9ALAa4nh0
最も、伊勢や熱田の神器はもともと皇室とは関係なく、皇室の権威付けのために利用された
という説もあるみたいですね。



687 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 12:40:21 ID:0hYo5FoVO
ちょっと呪詛でググってたら業者が大量にでてきた
やっぱり本とかで調べた方がいいんですかね?



688 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 13:00:41 ID:XXXyikTR0
>>687
素人が呪詛をやるのがそもそもの間違いです。
呪詛なんてもともと呪い屋のメイン業務ですから。



689 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 13:03:08 ID:XXXyikTR0
>>686
まぁその辺はフィフティフィフティなんじゃないのかしら
政治的なやりとりとか入るんだろうし



690 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 20:45:35 ID:9ALAa4nh0
>>687
悪魔を呼ぶ本なら安価で市販されてますけどね。



691 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 21:31:36 ID:IFULz8s70
こけし 指輪 タトゥー 櫛 
これらは呪物ですか?



692 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 21:39:57 ID:9ALAa4nh0
状態によります。
いわくつきのものだったら呪物です。



694 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 21:57:23 ID:IFULz8s70
それでは結婚指輪は呪になりますか?
お寺の鐘、ハンコ、招き猫はタダの物ですか・・・?



695 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 22:01:43 ID:9ALAa4nh0
あなたが「何か不思議なパワーがある」「持ってたら呪われそうだ」とか感じたら、
それがあなたにとっての呪物ですよ。



696 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 22:26:36 ID:IFULz8s70
呪物は良くも悪くも作用し、普通に使っている物にはナニもないんですね
ありがとうございました。



697 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 23:04:50 ID:XXXyikTR0
んーただ長年使い込んだ道具はそれはそれで素材としては貴重なんだよな。

特に信仰の対象になってるものとかだと



698 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 23:08:09 ID:XXXyikTR0
あとタトゥーは最初から呪術的な目的で彫られたものかの差が重要
原始的信仰形態では呪力源として重用される。

また呪物とは別になるが櫛、こけしはある種の触媒的な使い方をすることは可能かもしれない



699 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 23:27:42 ID:Lu2A120x0
>>678
>>25-27については、どう考える?



700 :本当にあった怖い名無し:2009/08/05(水) 23:35:30 ID:Lu2A120x0
>>665
混沌魔術なんか持ち出さなくても、もっと身近で、おそらく最も進んだ活用例があるよ。

占い



701 :本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 00:34:44 ID:1Ijvsb+aO
素材・・・
仏像とかくすねる奴等はそういった事に使うつもりなんかな
それともただのコレクターか



702 :本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 00:37:08 ID:ILaVLrov0
おそらく実際には売りさばく人が大半でしょうね。
そうやって大切な文化財が流出してしまうのです。
信心を理由に大量の仏像を盗んだ人がいましたがw



704 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/06(木) 09:01:31 ID:vo9k4Fm10
ぼさつ【菩薩】
(梵語 bodhisattva 覚有情と訳す)
(1)〔仏〕さとりを求めて修行する人。もと、成道以前の釈迦牟尼および前世のそれを指して
言った。後に、大乗仏教で、自利・利他を求める修行者を指し、自利のみの小乗の声聞(し
ょうもん)・縁覚に対するようになった。また、観世音・地蔵のように、仏に次ぐ崇拝対象とも
される。菩提薩た(ぼだいさった)。
(2)朝廷から碩徳(せきとく)の高僧に賜った号。また、世人が高僧を尊称して用いる号。
「行基―」
(3)神仏習合による日本の神の尊号。「八幡大―」
(4)米の異称。浮世風呂(4)「―様をかやうにまづ、柘榴口(ざくろぐち)へまきちらしてお捨な
さるといふは」
(5)雅楽。林邑楽の一つ。唐楽、壱越調(いちこつちょう)の曲。一人舞。舞は廃絶。
→ぼさつ‐かい【菩薩戒】
→ぼさつ‐じょう【菩薩乗】
→ぼさつ‐どう【菩薩道】
→菩薩実が入れば俯く、人間実が入れば仰向く



705 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/06(木) 09:02:26 ID:vo9k4Fm10
にょ‐らい【如来】
(梵語 tath〓gata 多陀阿伽陀)仏十号(ぶつじゅうごう)の一つ。仏の尊称。「かくの如く行ける
人」、すなわち修行を完成し、悟りを開いた人の意。のちに「かくの如く来れる人」、すなわち真
理の世界から衆生(しゅじょう)救済のために迷界に来た人と解し、如来と訳す。如去(にょこ)。
→にょらい‐きょう【如来教】
→にょらい‐じゅうごう【如来十号】
→にょらい‐しん【如来身】
→にょらい‐ぜん【如来禅】
→にょらい‐ぞう【如来蔵】
→にょらい‐ばい【如来唄】
→にょらい‐はだ【如来肌】
→如来掛けて



706 :本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 09:46:39 ID:2d0he/LK0
>>699
造形に関しては実はかなりそれっぽいんだがそれから後半の部分にかけては創作臭すぎる
少なくとも由来を考えても炎はあまり考えられない



711 :本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 21:54:41 ID:wnp94by00
紙にテトラグラマトンを書いただけでも呪力を持ちますか?



713 :本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 22:16:21 ID:BxeruNBr0
もうその辺だと書いた人に左右されるんじゃないの



714 :本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 22:16:47 ID:1Ijvsb+aO
よくテレビで霊を封じるために
見えない所にお札を貼るってよく聞きますけど、あんなの効くんですかね

お札とか放りっぱなしじゃないですか



715 :本当にあった怖い名無し:2009/08/06(木) 22:19:50 ID:wnp94by00
心霊現象なんて思い込みのことも多いでしょう。
「お札を貼ったから大丈夫」と思っていたら何も起こらない(感じない)のでは?

なんて言ったら身も蓋もありませんが。



716 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 04:19:59 ID:rP/w6rwwO
なでもの、形代で患部をさすって病を取り除く。
病を移した形代は燃やして、灰を川などの流水や海に流す。

これ効くの?やったひといる?



717 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 12:22:04 ID:ORXqxC4a0
病気関係は『病は気から』の効力次第で決まる。つまり個人差



718 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 12:55:19 ID:1EiF7aXLO
なんか雛人形みたいですね



719 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 13:58:05 ID:ORXqxC4a0
いや、雛人形の起源が>716だから



721 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 20:12:01 ID:7vWDLC260
物語でよくある死者の念が物に残るようなことは起こりえますか。
また起こったらどのような現象に見舞われますか。



722 :本当にあった怖い名無し:2009/08/07(金) 20:23:56 ID:CS0Cw8jr0
う~ん、物よりも場所と言うか空間に焼きつくことのほうが多いんだよな。
物にとなるとある種の呪術的素養を持っていた人でないとなかなか起き難いのよね。

どんな事が起きるかもその状態や環境によって千差万別なので一概には言えないが
よくあるパターンとしては幻覚や白昼夢、ある種の方向性に向いた夢を見るとかが
多くの場合基本的な症状として現れやすい。



724 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 11:19:05 ID:u4qzu7ed0
上にもルーン魔術に関する記述がありますが、効果の程はいかがでしょう。

ルーン魔術はファンタジー小説にもたびたび取り上げられますよね。
ちょうど夏休みですから、よそからのお客さん向けの話題かもしれません。



725 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 11:59:05 ID:PMtyzgRF0
ルーン魔術は結構難しいといわれている。理由としては
本人の素養に加えて個々のルーンの起源にどれだけ迫ることができるかという感覚も要求される
さらにルーンによっても相性があるのでこれまた面倒。

気の遠くなるような時間をかけて鍛錬を積んでも
ルーンを組み合わせる上位段階に到ることができるかどうかわからない。



726 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 16:26:15 ID:PMtyzgRF0
あーつまり表面はまったく同じように見えても
使い手の技量で大きく効果の程が変わってしまう。

極限の域にたどり着いた者が作成したルーンはそれこそ人どころか神霊や民族の運命を捻じ曲げて余りあるほどの効果を持つとのことだが
もはや人の業を超越しているな。



727 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 21:07:07 ID:u4qzu7ed0
なるほど。素人が真似しても大したことにはならないということですね。



728 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 22:40:10 ID:PMtyzgRF0
まぁ普通のお守り程度にはなるんじゃないかしら



729 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 22:48:17 ID:NXvKMVdOO
素人レベルでお守り・・・
何も意識しない状態で書いたときは意味はないですよね?



730 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 22:55:12 ID:PMtyzgRF0
精神を集中してルーンを探りながらゆっくりと対話するかのようにそれを形にする。
最初はなるべくゆっくりと時間をかけてそこにルーンを導くことをイメージするといいらしい。

まー私専門じゃないのでまた聞きですけどねー



731 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 23:00:48 ID:u4qzu7ed0
他に呪力があるとされている文字はどんなものがあるでしょうか。

ヘブル文字、梵字・・・
場合によっては漢字なんかも呪力をもつかもしれませんね。



732 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 23:07:20 ID:PMtyzgRF0
とりあえず自分の心にルーンを導く常日頃の鍛錬が大事らしいよ。

センス重視系って独学で学ぶの難しすぎるけど
占いじゃないルーン魔術って日本で誰かに教えてもらうことって可能なのかしら。
使い手が日本にいるって聞いた事ないけど誰か知ってる?



733 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 23:23:17 ID:nd28TyKiP
昔ムーで鏡リュージのルーンの特集が載ってて
いろいろ試したけど、印とか占いとか何故か知らんが効果でたな
占いもよく当たった。
今は東洋のほうばっかだが



734 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 23:30:15 ID:u4qzu7ed0
http://www.so-net.ne.jp/bell/rune/
このサイトのコラムでもルーン魔術が紹介されてますね。



735 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 23:40:21 ID:SIVgryE10
>>731
漢字だと符呪が主流かなぁ。
あとは日本でもマイナー系統だけど神代文字を使っているところがあったかな。
そいからエノク文字、シジルなんかも一応文字にはいるか
エジプトの古代象形文字なんかもエジプト系だとよくみる。



736 :本当にあった怖い名無し:2009/08/08(土) 23:54:03 ID:SIVgryE10
あ、忘れてた天使文字なんつーのもあったな。



738 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 00:00:10 ID:SIVgryE10
>>734
あーその人あれだっけ、SOLに属しているんだったっけ。
それならルーンもかなりやったんだろうなぁ



740 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 10:05:03 ID:zosvQNaj0
いや、SOLはすでに脱退しているみたい。
俺はSOLのルーン技術レベルに関してはそもそも懐疑的だが



741 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 11:23:26 ID:SwnSfYPC0
そういえば日本には魔術をネタにしたカルトってあんまりありませんね。
最も、修行型の新興宗教はあんまりうまくいかないという話も有りますけどね。
オウム然り。



742 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 12:06:27 ID:J1zhwlh20
>>741
たぶんね、簡単で、代償無しで、かっこよければ魔術日本で流行るw



743 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 12:14:16 ID:zosvQNaj0
いやオウムは途中まではかなりうまくやってたんじゃないかな。

魔術が一般的に西洋魔術を示していることが多いから信仰的な基盤が弱いとやっぱり厳しいのでは?
神道とか修験の崩れのカルトなら一昔前のオカルトブームの頃は結構あったと思ふ。

減った原因はやっぱりオウム事件だな。あれは色々影響をもたらした



745 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 12:24:20 ID:SwnSfYPC0
なんでも修行型だと信者の間に対立が生じてしまうから、教団の運営が大変になるそうです。
みんなが常にちょっと不幸で、連帯させて金を貢がせることが教団運営をうまくやるコツみたいです。



746 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 12:25:55 ID:SwnSfYPC0
>>742
魔術には具体的にどんな代償が必要なのでしょうか?



747 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 12:33:19 ID:zosvQNaj0
現代だと一般的なところでは鶏とかが多いのでは
比較的入手が容易で血抜きも楽だし

>>745
たまに地域の公民館とかで魔術結社が定例会とかやってるのみかけるから
宗教的体制は向いていないのかも



748 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 12:35:23 ID:J1zhwlh20
>>746
ありとあらゆるものだよ
身に着けてるものから人の命までwww
杯に応じた代償が、

カルトだとすべての財産を出させるんでしょw?



750 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 13:03:39 ID:J1zhwlh20
ちなみに供物としては小さいものだとそこらへんの草みたいのでもいいし
でっかいものだと土地とか地球とか月とか太陽とかもいけるはず!
杯におさまんないか



751 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 13:05:42 ID:SwnSfYPC0
オウムで思い出しました。
林郁夫の著書に、女性信者が念をこめた石を持っていたら入信したくなったという旨の
記述がありましたが、そんなことは可能なのでしょうか?



752 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 13:17:14 ID:J1zhwlh20
よく"洗われた"石ならスッカラカンだろうから器としてはいいかもね
でも自発的になにか変えさせる類のものはできないんじゃないかなあ



753 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 13:37:39 ID:SwnSfYPC0
元々林も教団に興味を持っていたみたいですから、それの後押しくらいにはなったのかもしれません。



754 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 13:37:39 ID:zosvQNaj0
魅了とかそんなとこじゃないの



755 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 13:42:56 ID:Oz1Mz+ZsP
洗脳されやすいだけだろ



756 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 14:24:44 ID:J1zhwlh20
>>753そうだねえ。
石が影響を及ぼしたとするなら
林自身が石に込められた念を知っていて、かつ
しきりに石をよんでた必要がある。
石をもらった時点でもう信じてたのかもね

>>754とか>>755が言うみたいに
他に何かあったとも考えられるね


書いてて思ったけどあの人たち座禅する人たちだよね・・・
石に座禅でもするのかな?w



757 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 14:37:41 ID:SwnSfYPC0
>>756
林は石に込められた念を知らなかったようです。
手元に本が無いので確認できないのですが、女性信者からはその石を身につけておくように
言われたそうです。
その後入信したくなった旨を女性信者に伝えたところ「そうなるように念をこめたから」
と言われたそうです。

実を言うとそれが石だったかどうか自分の記憶が曖昧ですw
何か別の物だったかもしれません。

>書いてて思ったけどあの人たち座禅する人たちだよね・・・
ちなみにオウムはヨガで解脱するための教団です。座禅だけをするわけではないみたいです。



758 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 14:40:47 ID:zosvQNaj0
あそこはミックス系だから真言もやりゃヨガもやるし気功的なもんもやってたし
なんでもありありだったわ。



759 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 15:10:34 ID:J1zhwlh20
うーん、石というより場だったのかなあ

>あそこはミックス系だから真言もやりゃヨガもやるし気功的なもんもやってたし
>なんでもありありだったわ。
はははwカオスだなw
なんでもありかwオウム発の呪術分析しようとしたら骨が折れそうだw



760 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 15:14:51 ID:SwnSfYPC0
彼らの言う「神秘体験」も時には薬物による幻覚だったりしたそうです。



761 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 15:28:04 ID:zosvQNaj0
別に薬物利用も補助的に使用する程度にはありだとは思うけど
もともと薬学とオカルトの親和性は高いし。

ティモシー・リアリーあたりのレベルまでいっちゃうと
それはもうそれで逆にありなのかもしれないが



762 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 15:32:35 ID:SwnSfYPC0
彼らの場合は薬物を利用して信者を洗脳してることが問題なんですけどね。



764 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 15:48:04 ID:zosvQNaj0
>>762
ただ一つ問題なのはいわゆる魔術、呪術的な意味でのイニシエーション(入会儀式、通過儀礼)の多くは
過去の自分からの脱却的な意味合いが強いんだよね。
つまり今までの人格から組織に属する人格の新生を表すことが多くて
いわゆる洗脳の概念の範疇に含まれてしまう。

結論としてそもそもにおいてそれらに関ってしまった時点で洗脳は避けられないというか…
腕のいいやつがいる組織だとm儀式を境として参加者が別人の様になってしまうこともあるみたいだし。



766 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 15:52:06 ID:Oz1Mz+ZsP
>>757
なんだ、それ単なるマインドコントロールだろ

>>758
いろいろやるけど、全部低レベルな内容だろ



767 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 18:41:04 ID:FXmIHQ+N0
あの件は、坂本弁護士をウソの生け贄に見立てた大掛かりな詐欺だったのですが・・



768 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 18:42:00 ID:FXmIHQ+N0
だまされた人がいっぱいいるのが悲惨だよな・・。



769 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 20:57:44 ID:0GtX9K+kO
人間はそれほど弱い

たいした苦労も無しに自分の周りを変えようなんておこがましい



770 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 21:43:20 ID:SwnSfYPC0
洗脳がいまだに解けない人もいるわけですから、決して終わった問題ではありませんよね。

オカルトの世界も利用法を誤るとえらいことになるといういい例です。



771 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 22:20:14 ID:4Oqas77s0
まぁ足をつっこみすぎるとどうしても俗世間とはずれた世界で生きることになるのは確かだろうな



772 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 22:46:40 ID:0GtX9K+kO
エジプトでの
墓を暴いたら呪われるという話がありますが
あれは呪いなんでしょうか



773 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 23:06:16 ID:4Oqas77s0
古代の細菌説があるけど

たぶんどっちかっていうと盗掘者避けの故意に流された噂だろうな



774 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 23:22:31 ID:0GtX9K+kO
結果的に意味は無いようでしたね
ピラミッドってあれ一つが呪物なような気がします
信仰の対象だったでしょうし



775 :本当にあった怖い名無し:2009/08/09(日) 23:45:03 ID:SwnSfYPC0
棺を開いた瞬間に巨石が落ちてくるからくりがあることもある、と言う話を読んだことがあります。



780 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 00:35:03 ID:jWvFF4YE0
たいした苦労もなく進んで聖なる人々を迫害した人々は、その後地獄に行く



782 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/10(月) 16:34:21 ID:IA8Dc67W0
じ‐ごく【地獄】 
(1)〔仏〕(梵語 naraka 奈落、 niraya 泥梨の訳)六道の一つ。現世に悪業(あくごう)をな
した者がその報いとして死後に苦果を受ける所。贍部洲(せんぶしゅう)の地下にあり、閻
魔(えんま)が主宰し、鬼類が罪人を呵責(かしゃく)するという。八大地獄・八寒地獄など、
多くの種類がある。⇔極楽。
(2)〔宗〕(Infernus(ラテン))キリスト教思想で、救われない魂が陥るという世界。カトリッ
ク教会では、呵責によって浄罪されたのち昇天を許されうる煉獄(プルガトウリヨ)と永劫
の罰責をうける地獄(インフェルノ)とを区別する。⇔天国。
(3)比喩的に、非常に苦難な境地。「受験―」「交通―」
(4)火山・温泉地などで、絶えず煙や熱湯がふき出している所。
(5)密淫売婦。私娼。夏目漱石、書簡「日本の人は―に金を使ふ人が中々ある。惜い事
だ。おれは謹直方正だ。安心するが善い」
(6)劇場の奈落。
→じごく‐あみ【地獄網】
→じごく‐え【地獄絵】
→じごく‐おとし【地獄落し】
→じごく‐おぼえ【地獄覚え】
→じごく‐さま【地獄狭間】
→じごく‐ぞうし【地獄草紙】
→じごく‐そば【地獄そば】
→じごく‐ちょうちょう【地獄蝶蝶】
→じごく‐づめ【地獄詰め】
→じごく‐どう【地獄道】
→じごく‐ばら【地獄腹】
→じごく‐へん【地獄変】
→じごく‐ほぞ【地獄〓】
→じごく‐みみ【地獄耳】



784 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:28:23 ID:PLqKSKkk0
俺の家の呪物
ホルマリン漬けの伯母



785 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:29:13 ID:amI30afv0
ホンマかいな・・・



786 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:30:44 ID:PLqKSKkk0
信じれなくて当たり前
俺も信じてない
詳しい話をすると長くなる
妄想乙でスルーおk



787 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:33:49 ID:amI30afv0
いや、ありえない話じゃないとは思うけど。
家で保管してるんですか?



788 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:34:17 ID:FEDj7S1PO
長くても聞きたい気がする



789 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:35:57 ID:PLqKSKkk0
おそらく・・・
何故おそらくなのか話すと長くなる

ちなみにその伯母には脳みそがもとから入ってない
頭は切り開かれてグロいらしい



790 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:36:46 ID:amI30afv0
標本ってこと?



791 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:36:46 ID:FEDj7S1PO
>>772
放射性の石使ってたとか聞いたことある



792 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:39:15 ID:PLqKSKkk0
元標本
奇形だったからなんかの建物でサラッと調べられたらしいけど
そんな事ってあるのだろうか
それのせいで家族が怖い思いをしてるからそこの奴らの神経を疑う



793 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:41:08 ID:amI30afv0
>>792さんは伯母さんには会ったことがないってことですね。

ハンセン病関連では勝手に標本にされたことがあると言う話を聞いたことがあったような。



794 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:47:47 ID:PLqKSKkk0
ハンセン病は感染病だから調べられる事もあるかもしれないけど
奇形なんて石器時代からあるし感染病でもないからどうなのかと

怖い話っていうのは、脳みそが生成されてないのに生まれるちょっと前までは動いてたってばあちゃんが言ってた事
そのホルマリン漬けを何度も捨てようとしたのに何故かすてれなかった事
そしていつの間にかどこかに行ってしまった事
たまに家のどこかから赤ん坊の泣き声が聞こえる事とかかな



795 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:51:44 ID:amI30afv0
ブラックジャックのエピソードには、脳が無い子供が生まれた直後は動いていたが
へその緒を切った瞬間に絶命したという話があります。
漫画ですが一応医者が描いたものなので多少は参考になるかも?



796 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 19:54:25 ID:PLqKSKkk0
まぁ赤ん坊の声が聞こえたような気がする以外は家族から聞いた話なので信憑性も薄いと思われ



797 :本当にあった怖い名無し:2009/08/10(月) 20:04:42 ID:amI30afv0
いやはや、恐ろしい話があるものです



799 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/10(月) 21:26:27 ID:IA8Dc67W0
ホルマリン【formalin】
ホルムアルデヒドの40パーセント水溶液の商標名。還元性が強いので化学薬品・合成
色素の製造に用い、また、殺菌剤・消毒剤・防腐剤として用途が広い。フォルマリン。



804 :本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 13:30:24 ID:nftgTFu80
スレ違いかもしれないけど、どこで聞いていいか分からないのでここで。

今日朝起きたら、家のリビング(居間)の入口2箇所に
小さなお札が貼ってあるを見つけたのですが、
それがゴキブリ人間?としか言いようのないような、気味の悪い絵が書いてある紙で
(おそらく父が貼ったものだと思う、父は祖母(父の母)のこと相当憎んでいるようなので…)
父が何を意図して貼ったのか分からないけど、とにかく気味が悪くて…
私も姉妹も見つけた瞬間ゾッとしましたorz
祖母は剥がして、いつも通ってる宗教?に持ってって見てもらうか
悪いものならお寺でお焚きあげしてもらうそうです。
ちなみに祖母が息子(父の弟)に相談したところ、そうかがっかい?関係の
お札なんじゃないかとか言っていたらしのですが…どうなんでしょう?

なんというか…こんな気持ち悪い絵のお札が存在していること、
こういうの嫌いなハズだった父がやったことにショック受けました。

以上拙い文章ですみません、ていうか現物の画像載せられなくてすみませんorz
これが何なのか分かる方、こういう呪い系?のお札に詳しい方のご意見聞きたいです。



805 :本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 13:37:13 ID:g5uF16cS0
もしかしたら角大師ならメジャーなお札だよ



812 :本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 20:42:56 ID:8vPZfZdp0
再び>>804ですが

>>805さん
そう!まさにそれです。貼った本人には聞けそうもなくて困ってました;
魔除けのお札のようですが、悪いものではないんでしょうか?
とにかく見つけてくださり ありがとうございました。



813 :本当にあった怖い名無し:2009/08/11(火) 20:57:00 ID:hj1nLoeg0
角大師の御札って霊験あらたかなのに・・・
少なくともうちは効果あったもんだから、母が御札に毎日水やったり供物やったりしてる。



823 :本当にあった怖い名無し:2009/08/12(水) 09:06:14 ID:RKUisNXYO
角大師のお札はあれからどうした?

剥がした事で揉めたりして。
お憑かれさまです。



824 :本当にあった怖い名無し:2009/08/12(水) 11:28:28 ID:UpcexEld0
剥がすのはともかく、処分はキチンとした方法でね



825 :本当にあった怖い名無し:2009/08/12(水) 14:19:21 ID:jPZz7c+t0
再度>>812ですが皆さんご意見ありがとうございます。

後日談ですが、私も勝手に剥がしてあとで揉めるんじゃないかと思ってましたが
結局それもなく…代わりにお札増えてましたww
玄関にB5サイズくらいのとか、父の自室とその入口として使ってない扉、はたまた冷蔵庫の中にまで…
(父が夜中に貼ったんだろうけど)
なんていうかもう、呆れるしかないですね… ゴキブリ人間にしか見えなかったしorz
昨日剥がした分は今朝、祖母がいつもの宗教に持っていったそうですが、結局わからず、
今度ちゃんと詳しい人を呼んで調べてもらうそうです。なんかもういろいろとあれですねorz

>>813さん
そうなんですか。
自分護符とかよくわからないけど、ちゃんとしたものみたいだし、効き目はあるのかもしれませんね。
父は随分粗末に扱ってるようですが…



841 :本当にあった怖い名無し:2009/08/13(木) 12:15:16 ID:0Tb5n26XO
こんなん見つけましたけどこれなんですか

おぐし取られたんだけどこれって呪いの儀式?
http://mimizun.com/log/2ch/news4vip/1250128385/



843 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/13(木) 13:48:43 ID:7BqZXuUZ0
お‐ぐし【御髪】
貴人の頭髪。他人の頭髪の尊敬語。

→おぐし‐あげ【御髪上げ】



844 :本当にあった怖い名無し:2009/08/13(木) 14:58:59 ID:Mf4dqZyu0
御髪上げ っうのは本来,尊い人の髪を使用して呪いを中てる方法
五味の呪いで,食事もノドを通らなくなり餓死するそう
蟲毒をやる時に髪の毛を漬け込むんだとさ

だから昔は散髪等の髪の手入れをする日は決まってたし
手入れする道具もキレイに手入れして箱に収めてた
高価な道具でもあったが 髪一つ採ってません の証明でもある

多分 食事もノドを通らない から,恋のおまじない
髪の毛落とし から,相手を蹴落とすまじない
にでもなってるのではないかい?



845 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/13(木) 18:22:55 ID:7BqZXuUZ0
まじ‐ない【呪い】 
(多く迷信として)神秘的なものの威力を借りて、災いを除いたり起こしたりする術。禁
厭(きんよう)。厭勝(えんしょう)。符呪。源氏物語(賢木)「わらは病に久しうなやみ給ひ
て、―なども心安くせむとて」。「―をかける」



846 :本当にあった怖い名無し:2009/08/13(木) 21:50:04 ID:kSdPEIXxO
>>845
人の形をしている物は人と結び付きが強い。
その、ひとがたに呪いをかけたい人の髪を埋め込み事でどうにでもできる。
ただし紙や藁人形は五行の木に属するので、
その性質を利用して五行相生、相剋に則ればより効果がある。

鉄の釘は金に属し木に剋つ。

土の人形ならば木の杭を打ったり、草木を植えれば剋した事になるだろう。



847 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/13(木) 21:54:35 ID:7BqZXuUZ0
ご‐ぎょう【五行】 
(1)中国古来の哲理にいう、天地の間に循環流行して停息しない木・火・土・金・水の
五つの元気。万物組成の元素とする。木から火を、火から土を、土から金を、金から
水を、水から木を生じるを相生(そうしょう)という。また、木は土に、土は水に、水は火
に、火は金に、金は木に剋(か)つのを相剋(そうこく)という。これらを男女の性に配し、
相生のもの相合すれば和合して幸福あり、相剋のもの相対すれば不和で災難が来
るという。→陰陽五行説。

(2)〔仏〕菩薩(ぼさつ)の修行の5種類。涅槃経では聖行・梵行・天行・嬰児行・病行、
起信論では布施・持戒・忍辱・精進・止観。

→ごぎょう‐えき【五行易】
→ごぎょう‐ろくしん【五行六信】



848 :本当にあった怖い名無し:2009/08/13(木) 21:56:18 ID:kSdPEIXxO
>>846
補足、剋(こく、かつ)事は縛り付けたり、勢いを止めたり、活動を止めたりする事。



849 :本当にあった怖い名無し:2009/08/13(木) 22:02:16 ID:6jMRu7xX0
フレイザーで言うところの感染呪術ってやつですね。



863 :本当にあった怖い名無し:2009/08/14(金) 23:27:44 ID:HUmjHgs60
神社のご神体は参拝者の思念がたまるとかなんとかいいますが、
それがご神体の神通力を高めてるってことですか?
もうひとつ、神社のご神体って一種の人工精霊と考えてもいいのですか?



865 :本当にあった怖い名無し:2009/08/14(金) 23:38:46 ID:F/huCndIO
手軽に作れて効果絶大な呪物てある?



867 :本当にあった怖い名無し:2009/08/14(金) 23:41:01 ID:On7tckehO
手軽なで簡単な分リスクも大きいけどね



868 :本当にあった怖い名無し:2009/08/14(金) 23:43:02 ID:ZA8MSE600
>>865
霊符



882 :本当にあった怖い名無し:2009/08/15(土) 11:58:52 ID:gnn/Afz40
>>863
神社にもよると思いますが、そこまで組まれているところはほとんどないんじゃないでしょうか。
メンテナンスがすごい面倒ですよ。
また人工精霊の概念よりかはもっと単純な端末的に考えるべきでは



911 :本当にあった怖い名無し:2009/08/17(月) 00:23:44 ID:HScxft4o0
現在でも青銅鏡を使う神道系の呪術は残っていますか?



913 :本当にあった怖い名無し:2009/08/17(月) 08:14:14 ID:XtdK/Bd00
>>911
残ってないと思う



914 :本当にあった怖い名無し:2009/08/17(月) 16:29:13 ID:HScxft4o0
今でも青銅鏡を祀る神社はあるのに、青銅鏡を使った呪術は残っていないと。



915 :本当にあった怖い名無し:2009/08/17(月) 18:42:43 ID:6NXsFYSX0
もしかしたらまだ細々と伝えてるところがあるのかもしれないが
一般的にはもう途絶えたと思われてる



917 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/17(月) 19:51:51 ID:50AFZybJ0
どう‐きょう【銅鏡】 
青銅製の鏡。古代中国・朝鮮、日本の弥生・古墳時代に主に製作された。



919 :本当にあった怖い名無し:2009/08/18(火) 03:19:06 ID:R2T9JZ+/O
>>914
うちの本家は神社やってるんだけど
物使うか解らないけど、人を呪う様な事も出来るぞ!
ってガキの頃爺ちゃんに言われたことが有るw
悪いことするな!って意味なのかもしれないけど、ガキの頃はマジでビビったよ。
呪物じゃないけど、ガキの頃は病弱で心臓や肺が急に痛くなったりしてて、
でかい病院に行って検査しても原因不明だった。
家庭は問題無いし、学校も好きだったからストレスじゃないと思う。
そんな時に、じいちゃんがくれたのが木の破片だったよ。
その後は自然と体調良くなったけど、未だに原因不明…
体調が治ったら、すぐに木の欠片回収されたけど。
木の欠片とかでも、何か力とか有るのかな?



926 :本当にあった怖い名無し:2009/08/18(火) 21:27:53 ID:E6vhQYNt0
魔術を含む呪術は、大概伝統に則ったものなのですが、近代に作られた
完全オリジナルの物は存在するのでしょうか。



929 :本当にあった怖い名無し:2009/08/18(火) 22:17:36 ID:VNR005VG0
>>926
混沌魔術とか比較的最近の系統だよ



930 :本当にあった怖い名無し:2009/08/19(水) 01:54:47 ID:5dgqzK4Q0
>>919
それは神道系の木札ではないでしょうか?
通常、形代の代わりに使いますが、
私の流派ではちょっとしたお守りにも使います。
何か文字は彫っていませんでしたか?



932 :本当にあった怖い名無し:2009/08/19(水) 14:22:20 ID:ETiQrnXd0
>>930
>通常、形代の代わりに使いますが、
地鎮祭みたく神様に降りてきてもらって用が済んだら帰っていただくのでしょうか。



933 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/19(水) 21:26:00 ID:PKvCDlLA0
じちん‐さい【地鎮祭】 
土木・建築などで、基礎工事に着手する前、その土地の神を祀(まつ)って工事の
無事を祈願する祭儀。土祭。地祝。地祭(じまつり)。



936 :919です:2009/08/20(木) 01:12:05 ID:A3H6f61kO
>>930
彫っては無かったです。
細かい記憶は無いですが、今見ても読めないような文字(?)が書いて有りました。
このスレ見て、気になったので叔父に聞いたら、
知らん!そんなクダラナイ事は忘れろ!
って言われて、話をそらされましたwww
聞いてはいけない事なんですかね?
俺が木の欠片貰った時は、叔父は神社の手伝いしてたみたいですけど。



945 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 14:15:08 ID:hlUtK1oU0
植物を媒体にした呪術は存在するんですか?



946 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 14:17:21 ID:u2vduxH7O
かなりの数有りますよ。
植物抜きで成り立つ流派無いんじゃないかな。



949 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 16:06:40 ID:VJARv1tP0
大昔、友人が話していたネタを思い出したので投下。
夜中に深い森に入り大株のマンドラゴラを探し、そっと掘り上げて
高級ワインで毎日洗い、絹かビロードにくるみ
毎晩子守りをするように大切に、話し掛けながらお世話すると
そのうちマンドラゴラがその人の未来を語りだすというもの。

いろいろ知ってる奴だったが今どこで何してるのかなぁ。
ちなみに、掘るから叫ばないんだと思う。>犬を使い引き抜く伝説



951 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 18:17:59 ID:ACn3Gd+xO
すいません。
ウイルスや細菌を媒体とした呪術はありますか?



952 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 19:03:59 ID:RwcdBtNg0
黴を使った原始的なのがあったような…詳しく覚えてないけど



953 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/23(日) 19:09:40 ID:pYXGqQQl0
ミイラの呪いってカビが原因じゃなかった?



954 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 19:45:57 ID:u2vduxH7O
雲南省あたりの少数民族には味噌や発酵茶を使う呪術があるけど。

間接的にでなく細菌やウィルスそのものを直接に使うのは知らないです。
最近の英国のウィッチクラフトにあったかも。



955 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/08/23(日) 19:58:07 ID:pYXGqQQl0
うんなん【雲南】
(Yunnan)中国南西部の省。貴州・広西の西、四川の南に位置する高原地帯で、
ミャンマー・ラオス・ベトナムと国境を接する。省都は昆明。20余の少数民族が
住み、中国で民族の種類が最も多い省。面積39万平方キロメートル。



956 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 20:46:11 ID:OvaIcVst0
>>951
古代からの疫病の流行の裏には呪術的流行もあるだろうさ
パンデミックのせいで全滅した国もあるから
ミイラの呪いは,天然痘だったかな?

呪術者の中には自らが毒を取り込む
っかいつも取り扱うので耐性有りの者もいたかも知れないし
取り込みすぎてポックリ逝くのもいたと思う
だから人食いの話もあれば,捨て置かれて汚染源になったり…

護符なら先に出た角太師が有名かな?
あとは手足荒神,神社姫,アマビエ…これは呪物ではないなw



960 :本当にあった怖い名無し:2009/08/23(日) 22:15:51 ID:VJARv1tP0
>>951
牛頭天王の禁呪法
あれは立派な呪殺でしょう。



985 :本当にあった怖い名無し:2009/08/25(火) 17:47:52 ID:zddYrW4GO
そういえば
コトリバコは創作ですよね?
創作でなければハッカイとは?数字的に7が強い気がするんですが、何故8にするんでしょうか。



986 :本当にあった怖い名無し:2009/08/25(火) 18:40:34 ID:MBHh6Nnt0
偶数基盤の呪術と奇数基盤の呪術はまた違ってくる

偶数基盤は方位呪術との組み合わせに向いている
まぁ、パワーの強弱じゃなくて適切かどうかが重要だろ




オカルトランキング


1 :本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 19:18:30 ID:3GhyYnjF0
世界中に伝わる「霊力がある」「魔力がある」とされている
呪物について語るスレです。



5 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/04(土) 19:24:00 ID:8HwIZqRDO
聖杯、ロンギヌスの槍、聖骸布



6 :本当にあった怖い名無し:2009/04/04(土) 19:25:43 ID:3GhyYnjF0
日本人にとって身近な呪物として、三種の神器があげられます。
古くからそれらには不思議なエピソードが伝わります。
来歴も神話の世界にあり、謎に包まれております。
大変興味をそそられます。



10 :本当にあった怖い名無し:2009/04/05(日) 20:18:36 ID:hAitiAnz0
日本各地の神社のご神体も、呪物みたいな物ですよね。



16 :本当にあった怖い名無し:2009/04/06(月) 20:01:08 ID:OqoiIVWE0
宗教的な呪物って結構あるよな。
お札もそうだし、密教などで用いられる金剛杵もそうだ。



21 :本当にあった怖い名無し:2009/04/06(月) 22:50:28 ID:/EqBDGirO
猿の手
兎の脚
栄光の手
あと即身仏も呪物に入る?



22 :本当にあった怖い名無し:2009/04/06(月) 23:01:09 ID:OqoiIVWE0
多分入る



23 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/06(月) 23:07:16 ID:IdCvUShbO
江戸時代の日本ではミイラを海外から輸入して薬にして飲んでいたらしいね。



24 :本当にあった怖い名無し:2009/04/06(月) 23:41:13 ID:OqoiIVWE0
人魚の肉を食べると不老不死になるって話と関係あるかも



25 :本当にあった怖い名無し:2009/04/07(火) 14:56:46 ID:fkQMH+CA0
604 :名無しさん@京都板じゃないよ :03/06/18 04:43
>>602
荒俣宏の『帝都物語』でも少しバラされてるけど、先の大戦末期に機密勅令によって全国の主だった寺社で
ルーズベルト米大統領調伏のための儀式修法が同時一斉に行われたんだよね。
その時、高野山や東寺でも禁断の大元帥明王法が修された。
熱田神宮に至っては政府中枢からの相当強硬な圧力により、
天皇さんや大宮司でも見ることさえかなわぬ草薙神剣がついに開封され、大宮司による機密御仕の主依とされたという。
草薙剣の話については、当時の大宮司の孫(あれ?ひ孫だったかも)
が大学で同級でそいつから詳しく話を聞いたんだが、相当ヤバい話…あまり聞きたくない話だった。
…で、結果はというと、ルーズベルト、本当に死んじゃったんだよな。
これが偶然だったのか必然だったのかはともかく、
結果として神風だの本土決戦だのを本気で妄想する連中を増長させることになったのだけは確かだろう。



26 :本当にあった怖い名無し:2009/04/07(火) 14:57:49 ID:fkQMH+CA0
612 :604 :03/06/19 08:52
>>604(補遺)
スレ違いは承知の上なんだけど(スマソ)リクエストが多かったので前回は敢えて伏せておいた部分について。
まず、草薙剣本体の材質について。
社伝ではかつて一度、新羅僧に盗まれ再び封印された際の『剣』の描写が残っているが、
再封印後、現代に至るまで御神剣は一切錆を被っていないとの伝説、あくまでも伝説があったが、
六十年前にその勅儀のために封印が解かれたとき、思わぬ象で伝説の根拠が明らかになった。
つまり御神剣は「錆びることのありえない素材」=金のムクで、もとより剣としての実用に耐えぬ、
あくまでも祭祀用の具として造られたと思われる。
そして最も問題だったのは御神剣の形そのもの。
社伝では中空の矛のような短銅剣とされていたのだが、実際には、とても《剣》とは言いがたい、異様な形状の御体だったという。
喩えることのできるものがあるならば、国宝・石上神宮七支刀にやや近いというべきだったらしいが、
七つに別れたその先が左右に羽根をひろげるが如く長く手を広げ、
これまた、そもそもこれが《剣》として造られたものでないことを示していたという。
(ちなみに、後年、俺のその同級生の曽祖父=当時の大宮司は、自らの日記の中で、
御神剣が七支の形状をなしていた事実と、記紀中のヤマタノオロチより剣がいでたとの伝承を結び合わせ、
ヤマタノオロチの八つの頭がそのまま草薙神剣の七支の穂先と幹の突端になったのではないか、
との自説を記しているという。…なるほどね。)
で、問題の儀式中に起きたことは、大宮司が祭文を唱えるにつれ、
御体が唸り声のような重い音声をあげたかと思いきや、
祭殿の左、西の方角に向けて自らいざりはじめ(続く)



27 :本当にあった怖い名無し:2009/04/07(火) 14:59:06 ID:fkQMH+CA0
613 :604 :03/06/19 08:55
>>604(補遺ー続き)
そのまま震えて祭文を唱え続ける大宮司に代わって、
御神剣を押しとどめようとした禰宜職が御体に触れた途端、
口より青い炎を上げて体が燃え上がり、骨も残さず溶けるように一片の黒い炭になってしまったという。
あまりのことに、神職・禰宜らが取り乱す中、何とか祭文をほふり終えた大宮司だったが、
三ヶ月半後に再び同じ儀式を行うよう命が下った際には、
さすがにこれを拒み続け、そのまま敗戦を迎えたという。
なお、その時も爾後も、その大宮司の一の弟子だったのが、
神社本庁・前総長だった鶴岡八幡宮の白井前宮司で、存命中の方でその儀式に立ち会っていた
数少ないお人だそうなので、当時の‘’ナマの様子を聞きたい方は訪ねてみては、
との友人のことばでした。
…以上が、今から13年前に、京大文学部史学科の某助教授の研究室で、
そのセンセと私ほか2名の前で語られた内容の大筋です。



32 :本当にあった怖い名無し:2009/04/09(木) 23:26:09 ID:hbTKSpVv0
ルーン文字は物に刻んだだけでそれが呪物になるよな。
さて、ご利益の程は・・・



34 :本当にあった怖い名無し:2009/04/10(金) 23:49:59 ID:zIRHW8hw0
昔なんかで見た、道にでんと置いてある石の魔除け
ぐぐったら出てきたぞっと。
http://www.ishigantou.com/

昔から魔除けの小道具は簡単な手作りした物だった気がするんだが
炒った豆とか、シデ(字忘れた)とかさ。



36 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 00:17:13 ID:PtK+uWLDO
草薙の太刀はそういう危険性?(>>25-27)から見られないんですか?



37 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 00:19:45 ID:r65ZjwkG0
>>36
恐らく違うでしょう。
宗教的に言えば、人に見られることでご神体が神聖な物から俗物に変わるから、
現実的に言えば、たんなる古びた剣だと思われるとありがたみがなくなるからだと思われます。



38 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 00:23:24 ID:PtK+uWLDO
>>37
ありが㌧
じゃあ見たいです
見たいですよね?
公開すればいいのに



39 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 00:30:57 ID:r65ZjwkG0
>>38
私も正直見たいです。
でも世の中はさびしいものです。
そこでご存知かもしれませんが熱田神宮の草薙の剣の記録(江戸時代)を紹介します。

206 :天之御名無主:05/03/04 18:57:52
>>188
江戸時代に熱田大宮司が4、5人の神職と密かに御神体の剣を見たところ
次々と死んでいったという話がありますな。
目撃した人の証言では長さ2尺7、8寸(約85cm)刃先は菖蒲の葉のようで
中程に厚みがあり、又本のほうの六寸ほどは魚の背骨のように節立っており
全体的に白色っぽかったという。



40 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 00:38:45 ID:PtK+uWLDO
>>39
ありがとうございます全然知りませんでした
結局死んでしまうから見れないんですかねー?
何で見れないのかも伝承すればいいのに
ヤマトタケルはこの太刀で草をはらって炎を防いだんですよね?
普通の剣を想像していました



41 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 00:44:18 ID:r65ZjwkG0
>>40
三種の神器については、理由は不明ですが見てはいけないことになっています。
歴史書には神器を見ようとしたエピソードもいくらかあるのですが、
その時には何かと不思議なことが起こっているようです。
神器は人に見られることを欲してない、ということでしょうか。



45 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 11:12:56 ID:r65ZjwkG0
例の儀式の話(>>25-27)が事実だとすると、
>又本のほうの六寸ほどは魚の背骨のように節立っており
おそらくこの部分が枝分かれしている部分と考えられます。
一般的には柄の形が魚のように見えるのだと解釈されていますが。



46 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 11:26:14 ID:vaYOPnFDO
熱田神宮蔵の伝草薙劍は実際には北九州型銅鉾なのが世界の定説。
ハクスブルグ蔵の伝ロンギヌスの槍も実は帝政ローマ期のブリトン型槍だしな。

どんな呪物も、その名にビビる人間がいてこそ効力がある。
本体はただの物質でしかない。



47 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 11:35:22 ID:r65ZjwkG0
>>46
スサノオ伝説は、スサノオが出雲の製鉄集団を服従させたことがもとになっており、
草薙の剣はそのときにもらった鉄剣である、という話も聞いたことがあります。



48 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 12:08:25 ID:vaYOPnFDO
>>47
鉄製品は定期的にメンテしないと錆びる。

秘蔵してたら錆錆ですがなw
伝世品で綺麗な状態を保っているのは、時代時代で最高峰に近い研ぎ師が手入れしているから。
伝天国とか小烏丸とかね。

江戸時代の記録からも青銅なのは確実。



49 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 12:10:55 ID:r65ZjwkG0
でしょうね。
>>47の話はあくまで神話の解釈の結果でしょう。



50 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 12:33:39 ID:vaYOPnFDO
記紀神話なんて御都合捏造のオンパレードですがなw
須佐之命の出雲平定もその後の国譲り神話も、平定併合した人の御都合でしかない。

大体、劍=鉄製という発想からして安直w
鉄は比較的最近ですがな。
熱田神宮の伝草薙劍が青銅製品であったなら、その方が、古代の祭祀を伝承してると思うよ。



51 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 12:49:35 ID:r65ZjwkG0
そういえばスサノオが八岐大蛇を斬ったといわれる「天羽羽斬(あめのははきり)」
という剣が石上神宮に伝わっていると聞きますが、それに関するエピソードはあまり聞きませんね。



52 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/11(土) 12:55:52 ID:p0shQPPdO
天下五剣
・童子切安綱
・鬼丸國綱
・三日月宗近
・大典太光世
・数珠丸恒次



53 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 12:57:49 ID:vaYOPnFDO
石上神宮は本来は物部氏の氏神で古代の武器庫だったから、伝世してもおかしくはないんだけどね。
まったく記録無い。
七支刀と一緒で、境内に埋蔵してあったのが忘れ去られたのかもなw



54 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/11(土) 13:08:33 ID:p0shQPPdO
ヘし切長谷部
織田信長の佩刀。無礼を働いて棚の下に
隠れた茶坊主を棚ごと切ったことから名が付いた。



55 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 17:00:32 ID:r65ZjwkG0
朝鮮から伝来した刀で有名なのは、七支刀以外にも大刀契がありますね。
四神や北斗七星が刻まれた、道教思想を反映した霊剣もあったそうです。
残念ながら焼失したとされていますが。



57 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 17:30:31 ID:dm2q673L0
神器と呪物を一緒にしたらあかんで



58 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 17:34:37 ID:n3OtoddU0
奈良の大仏さまは神器じゃなくて日本鎮護の呪物



59 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 17:38:11 ID:vaYOPnFDO
>>55
一説には四天王寺の丙子林剣がそうだとも言われてる。トンデモ系な話だがw



60 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 17:42:37 ID:vaYOPnFDO
東大寺の大仏様を名釜平蜘蛛と爆死した秀永が焼き討ちしたけど、焼け落ちた胴体その他と、日本の戦乱で荒れた地域が対応してるとか…どっかの電波系坊主が宣ったてたわw



61 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/11(土) 20:03:41 ID:p0shQPPdO
歌仙兼定
細川忠興の佩刀。家臣三十六人を切った後、三十六歌仙にちなんで名付けられた。



62 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 21:12:14 ID:r65ZjwkG0
スレを立てた自分が言うのもなんですが、呪物の定義って何でしょうか。
何か神秘的なエピソードを持つ物品。
霊力があるとされる物品。
みたいなところでしょうか。



63 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 21:15:32 ID:n3OtoddU0
俺個人は、使用目的の聖邪はあまり関係なく
神器は神話の世界から人間に伝えられたもの。
呪物は人間が作り上げたものと捉えてる。



64 :本当にあった怖い名無し:2009/04/11(土) 22:58:28 ID:r65ZjwkG0
でも折角ですから、神器のこともこのスレで語っちゃいましょう。
他にオカルト視点で神器を語れるスレはありませんし。



65 :本当にあった怖い名無し:2009/04/12(日) 01:33:22 ID:ZR2TAoTpO
安徳天皇と共に壇之浦に沈んだのはどうやって拾ってきたですか?



66 :本当にあった怖い名無し:2009/04/12(日) 01:53:22 ID:YUdj8U/f0
>>65
結論から言うと、安徳天皇と共に沈んだ剣は拾われていません。
ただし、古語拾遺によると、崇神天皇の時代に八咫鏡と草薙の剣のレプリカが作られ、
本物は共に伊勢神宮に移されたそうです。剣はその後ヤマトタケルによって熱田にもたらされました。
以降八咫鏡と草薙の剣は宮中のと伊勢・熱田の二つずつ存在しているのです。
つまり、安徳天皇の時代に宮中にあった草薙の剣はレプリカだったわけです。
その後宮中では、伊勢神宮から宮中に奉納された剣を草薙の剣として扱っています。

ただし、古語拾遺の「レプリカを作った」という記述を疑問視する説もあります。



67 :本当にあった怖い名無し:2009/04/12(日) 10:21:26 ID:ZR2TAoTpO
>>66
ニセモノだったですか?
ありがとうございます
自分が安徳天皇のお祖母さんだったら
その時は開けて見ちゃいます



68 :本当にあった怖い名無し:2009/04/12(日) 11:14:41 ID:YUdj8U/f0
>>67
ニセモノってわけじゃありませんよ。
あくまで御分霊、宗教的には熱田の草薙の剣と同一なわけです。

ちなみに、安徳天皇入水の際に、どさくさまぎれに源氏方の武士が八咫鏡を見ましたが、
目がくらんで鼻血を流したという記録があります。



70 :本当にあった怖い名無し:2009/04/12(日) 13:38:35 ID:YUdj8U/f0
そういえば元伊勢と言われる籠神社には十種の神宝の鏡と同名の鏡が伝わっていますね。
正体は古代中国の鏡だったそうですが、それでも国内最古の伝世鏡とされています。



71 :本当にあった怖い名無し:2009/04/12(日) 18:08:03 ID:YUdj8U/f0
西洋魔術の儀式道具も呪物といえそうですね。
使い込むとそれ自体が力を持つと聞いたことがあります。



73 :本当にあった怖い名無し:2009/04/13(月) 01:08:07 ID:t0hrrezj0
本で読んだんだけど
江戸時代とかに旅行が流行ったよね。
その時、お守りとして旅人は住所の一番近くにある神社へ行き
境内の小石をひとつ持って行ったそうだ。
無論、無事に帰ってこられるような意味を込めて。
実際帰宅できたら神社へ小石を返したらしいが。

>>71
使い込めば日本の道具も妖怪になるやん。付喪神か九十九神でそ?



74 :本当にあった怖い名無し:2009/04/13(月) 20:18:54 ID:hilCIuC/0
>>73
私が行ったことのある神社で、面白い物があったのを思い出しました。
そこには石の壇があって、上にはたくさんの小型特殊器台がありました。
参拝者はそれを1つ持ち帰り、自分の願いが叶ったら持ち帰った器台に加えて
新しい器台を購入して壇に返すのです。
要するに倍返しです。
他にも似たようなルールを持つ神社はたくさんあるんでしょうね。



75 :本当にあった怖い名無し:2009/04/13(月) 21:13:40 ID:ZP7g3Z7MO
>>74
安産祈願で有名な福岡の宇美八幡宮の子安石がそうですね。
石壇の上にこぶし大の石が山積みしてあり、一つ一つに子どもの名前が書いてある。
妊婦さんは後ろ向きでその中の石を一つ取る。

石に男の子の名前が書いてあれば女の子が、女の子の名前が書いてあれば男の子が産まれてくる。
石はそのまま安産の御守りとして持ち帰り、新たに産まれた子どもの名前を書いた石とともに奉納する。



77 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/14(火) 06:51:19 ID:8WOrEqewO
鉄の処女



78 :本当にあった怖い名無し:2009/04/14(火) 13:18:28 ID:v1wFQZ2mO
京都の車折神社。
ここも小石を神守としてますね。
願いが叶ったら地元の小石と一緒に神前に返す方式です。

埼玉川越の氷川神社。
ここの恋守りというのは、毎朝巫女さんが境内の小石を拾って祈願したものだそうです。数年前は無料でした。



80 :本当にあった怖い名無し:2009/04/14(火) 23:19:11 ID:lf27cC/J0
そういえば、石上神宮でまつられている布都御魂も神秘的なエピソードを持つ霊剣ですよね。
神の毒気で気絶した神武天皇達を目覚めさせたと言われています。
明治時代に禁則地から発掘された剣が布都御魂とされています。



81 :本当にあった怖い名無し:2009/04/15(水) 14:49:09 ID:HsGcWl/O0
熱田神宮の中のお社にひとつ
石テンコ盛りなとこがあった覚えがある・・・。あれなんだっけ。



83 :本当にあった怖い名無し:2009/04/15(水) 20:11:43 ID:PhkYG4cd0
>>81
倍返しの祈願かもしれませんね。



84 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/15(水) 20:13:39 ID:aNTyyZBjO
男根の形をした御神体



85 :本当にあった怖い名無し:2009/04/15(水) 20:16:13 ID:PhkYG4cd0
>>84
ご神体かどうかは分かりませんが、結構そういうのありますよね。
確か八重垣神社でも見た記憶が有ります。



86 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/15(水) 21:54:26 ID:aNTyyZBjO
男根は子孫繁栄の象徴



87 :本当にあった怖い名無し:2009/04/15(水) 22:55:51 ID:PhkYG4cd0
縄文時代の遺跡からも発掘されますよね。
日本最古級の呪物かもしれません。



88 :本当にあった怖い名無し:2009/04/16(木) 15:13:07 ID:f4MkS5Jw0
これ以上有名な男根崇拝神社知らないんだけど
ヒンドゥーの寺院にもあったような覚えが。
http://www.yumemusubi.com/mori/jinja/aichi/tagata.htm

近所に女性の姫宮もあるのに
男根のほうが外国人にマジ受けされたんで影が薄いのが気の毒。>大縣神社



89 :本当にあった怖い名無し:2009/04/16(木) 20:24:27 ID:OtpRR78Q0
>>88
なんだか不気味ですねw
弥生時代の創建と有るので、ご神体は当時の男根型呪物の伝世品かもしれませんね。
古い呪術形態を色濃く残していそうです。



90 :本当にあった怖い名無し:2009/04/16(木) 20:38:57 ID:f4MkS5Jw0
>>89
http://www.geocities.co.jp/MotorCity-Circuit/8992/tagata.htm
むしろ不気味さならこっちだな。
のぼりの絵がね、ギンギンすぎるにも程ってもんが・・・

そろそろ別の物の話題も欲しいなぁ。



91 :本当にあった怖い名無し:2009/04/16(木) 21:16:17 ID:gXb78uMqO
>>88
ヒンドゥー教ではシバ神の象徴としてリンガと呼ばれる男根の形をした石柱を祀る



92 :本当にあった怖い名無し:2009/04/16(木) 21:35:22 ID:gXb78uMqO
それでは別の話題を

エジプトも呪物の宝庫だよね。ピラミッドなんかそれ自体が巨大な呪物そのものだし。
本物のスカラベが欲しい今日このごろ。



95 :本当にあった怖い名無し:2009/04/16(木) 21:48:15 ID:OtpRR78Q0
エジプトですか。
よくファンタジーの舞台になりますよね。

アンクは復活の象徴とされていますよね。
アンク自体は単なる図像のようですが、アクセサリーに刻んで身につけたらご利益のある
呪物になるかもしれませんねw



96 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/16(木) 21:50:15 ID:H0Nw0vJsO
独鈷杵



97 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/16(木) 21:53:14 ID:H0Nw0vJsO
熊野牛王符



98 :本当にあった怖い名無し:2009/04/17(金) 20:16:47 ID:kRj5ws/+0
>>34
各家庭に置かれる魔除けといえば、しめ飾りでしょうか。



100 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/17(金) 21:17:50 ID:RDahiYQUO
ガーゴイル
シーサー
しゃちほこ



101 :本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 00:24:18 ID:x24frdE80
蘇民将来



102 :本当にあった怖い名無し:2009/04/18(土) 10:44:12 ID:rkbHRzC00
三種の神器はユダヤ由来と言う噂もありますね。
トンデモ系ですが。



103 :本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 00:33:43 ID:wKnx85xO0
八咫鏡の裏にはヘブル文字が書いてあるとか。



104 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/19(日) 08:05:03 ID:DtlMPJV1O
インディオの干し首



112 :本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 21:15:29 ID:wKnx85xO0
「パワーストーンスレ」が伸びているようですが、そもそもなぜ石に力があると考えられるようになったのでしょうか。
古くからの伝承があるのでしょうか。はたまた石販売業者の陰謀?
現状は新興宗教じみた状態のような気もするのですが。



113 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/19(日) 21:18:08 ID:DtlMPJV1O
誕生石は販売業者のアイデアだって聞いた。



114 :本当にあった怖い名無し:2009/04/19(日) 21:47:59 ID:cgTmzmJGO
そう言えば前にネットで、蘇民の、黒猫が描かれたお札?を見た事があるんだが、その猫がなんかもう犬神みたいな恐ろしい形相で描かれていて、怖くて貼れないだろってくらいの。絵だけ見ると強力そうだけど、どんな効力があるんだろ。誰か知らない?



115 :本当にあった怖い名無し:2009/04/20(月) 21:00:20 ID:LHWCaH9x0
まぁ、貼れないくらい怖いのなら恐らく魔除けでしょうね。



116 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/20(月) 21:02:00 ID:iSez4t7eO
ゴーレム



117 :本当にあった怖い名無し:2009/04/21(火) 00:50:27 ID:rI1F9GDQ0
蘇民と赤ときたら
メインが痘瘡除けじゃないの?
猫はわからないけど



118 :本当にあった怖い名無し:2009/04/21(火) 12:55:00 ID:qOdPYK2V0
流行り病対策の護符とか今は絶滅したからなぁ

もし当時の札が残ってたら超貴重



119 :本当にあった怖い名無し:2009/04/21(火) 14:09:10 ID:b/x0Sx0c0
http://mimizun.com/log/2ch/history/1106979203/(507~)
ここに書かれてることが本当なら、製法は伝わってはいるみたいだよ



120 :本当にあった怖い名無し:2009/04/21(火) 19:29:20 ID:uVf/lXLZ0
製法は口伝でも書物でも意外と伝わるのかもしれませんね。



125 :本当にあった怖い名無し:2009/04/22(水) 19:46:45 ID:UJhATf0E0
鋏も魔除けだかに使えるんじゃなかったっけ。

こないだのJAの展示会で綺麗に飾り糸撒いて鈴つけた
豆糸切り鋏売ってたんだよ。買っとけばよかった。
(同じ売り場の豆肥後守買っちゃった……これも魔除けになるかな?)



126 :本当にあった怖い名無し:2009/04/22(水) 19:57:03 ID:UEDuSART0
刀も魔除けに使われますから、刃物全般が魔除けの効果があるとされているのかもしれません。
やはり「物を切る」と言うのが邪なものを払うことに通じるのでしょうね。



127 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/22(水) 20:24:56 ID:oeSlpjKDO
守り刀



128 :本当にあった怖い名無し:2009/04/23(木) 20:44:36 ID:kUAfpqAR0
勾玉を山道で拾う

持ってていいのかなぁ



129 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/23(木) 20:46:57 ID:puqFBHwzO
>>128
なんでも鑑定団に出したらすごい値がついたりして。



130 :本当にあった怖い名無し:2009/04/23(木) 23:05:51 ID:409oh95C0
>>128
何で出来た勾玉ですか?
石でできた物?それともプラスチック?



131 :本当にあった怖い名無し:2009/04/24(金) 22:58:26 ID:K91gGRi30
その答えによっては新たな遺跡が発見されるかもしれませんよ?
ちょっと大げさか。



132 :本当にあった怖い名無し:2009/04/25(土) 21:01:12 ID:Vixb91NY0
ところで、勾玉にはどんな効果があるのでしょうか。
古代から神事などに用いられていたことは考古学的に間違いないのですが、
現代では魔除けのお守りなどとされていますね。
果たして実際には・・・?



133 :本当にあった怖い名無し:2009/04/26(日) 22:12:40 ID:qd8aD+620
三種の神器に八尺瓊勾玉ってのがありましたね。



134 :本当にあった怖い名無し:2009/04/27(月) 13:38:24 ID:wpHp9wL10
八尺瓊勾玉には特にこれといって霊験を顕した記録は無い。
まあ王権の象徴でしょう。

源平討魔伝ならキノコを食っても毒で体力が減らなくなる。



135 :本当にあった怖い名無し:2009/04/27(月) 19:36:03 ID:uv5oYx3G0
箱を開けようとしたら煙がでてきたという話は伝わっていますね。
ただ、元々八尺瓊勾玉は三種の神器ではないという説もあります。
歴史学的な話ですが。

日蓮宗系の宗教団体がホームページで八尺瓊勾玉と称する勾玉の写真を公開していますね。
参考までに、
http://www.namaki.com/hedit1.htm



136 :本当にあった怖い名無し:2009/04/27(月) 19:58:12 ID:d+tg7BQ3O
いにしえの武将の魂が封じ込められているのさ。



137 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/27(月) 20:06:04 ID:/6VVbP2vO
始皇帝の兵馬ようってすごくないか?


138 :本当にあった怖い名無し:2009/04/27(月) 20:26:44 ID:uv5oYx3G0
すごいですね。



139 :本当にあった怖い名無し:2009/04/28(火) 12:59:35 ID:bWz0kMYw0
勾玉は忌部の、剣は物部の、鏡は皇統のそれぞれの象徴

勾玉を使った呪術は忌部の専門分野だが現在残っている情報だと
まぁ一般的な呪具とたいした違いがあるようには思えないが、
まぁやっぱり忌部自体に訊くほうがいいかもな



140 :本当にあった怖い名無し:2009/04/28(火) 21:15:55 ID:BWj2+q0b0
>135
「やさか”に(丹)”のまがたま」だから、紅くないといけないような気がする・・・



141 :本当にあった怖い名無し:2009/04/28(火) 22:53:34 ID:w2NO9TAC0
丹かどうか決まってるわけじゃないだろ。
同音異義語の可能性は常にある



142 :本当にあった怖い名無し:2009/04/29(水) 13:06:45 ID:7utUCeXY0
勾玉かどうかすら怪しいという説もありますね。



143 :本当にあった怖い名無し:2009/04/29(水) 15:05:00 ID:l9EnzEBw0
まぁ、政治の問題なので多分勾玉で問題ないはず。
もともと別のアイテムであっても政治フィルターを通せばその通りになる。

草薙だって物部の十種の神宝の中から適当なのモデルに選んだんだろうしさ



144 :本当にあった怖い名無し:2009/04/29(水) 22:17:18 ID:7utUCeXY0
滑石を使えば勾玉は簡単に作れます。
のこぎりと紙やすりで作れますし、仕上がりも結構きれいです。
ただ、爪で引っかいただけで醜い傷が出来るのが難点ですが。



145 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/30(木) 06:29:23 ID:AZ0cjLAcO
聖杯について語ろうか



146 :本当にあった怖い名無し:2009/04/30(木) 13:11:24 ID:WZtlHtNH0
元のルーツは聖油を入れる祭具だったっけ?



147 :本当にあった怖い名無し:2009/04/30(木) 17:47:05 ID:+mgVblRFO
聖杯って偶像崇拝になんないの?



148 :本当にあった怖い名無し:2009/04/30(木) 18:01:54 ID:SxMNWO6M0
別に聖杯自体が力を発しているわけでなく力が生じたのは副次的な原因だから問題ないんじゃね
ある種の形を伴った奇跡の類とかそんなとこだろ



149 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/30(木) 21:43:48 ID:AZ0cjLAcO
呪物というよりも聖遺物と言った方がいいのか。



150 :本当にあった怖い名無し:2009/04/30(木) 21:52:03 ID:Pw+dU3g80
昔から聖杯を追い求める話が伝わりますから、当時の人にとってとても大切な物だったのですね。



151 :本当にあった怖い名無し:2009/04/30(木) 21:52:22 ID:SxMNWO6M0
まぁ呪物としてだと魔術師が使う魔法具としての聖杯とかのほうが妥当だろうな



152 :本当にあった怖い名無し:2009/04/30(木) 22:14:34 ID:Pw+dU3g80
>>151
http://www.majyutsudo.jp/ritual.html
杯は四大元素の水の象徴だそうです。
ある本によると、これを使って修行や瞑想を続けるうちに
古今東西の魔術師が瞑想してきた水に関するあらゆるイメージや観念を充電してくれるそうです。



153 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/04/30(木) 22:46:09 ID:AZ0cjLAcO
>>152
残りの「地・火・風」の象徴が知りたい。



154 :本当にあった怖い名無し:2009/04/30(木) 23:08:54 ID:Pw+dU3g80
>>153
地:ペンタクル(円盤に五芒星を描いたもの)
火:剣
風:槍、杖、棒



155 :本当にあった怖い名無し:2009/05/02(土) 19:01:01 ID:NjzMeoVs0
日本の神社のご神体などは「神が宿る」とさてれいますが、
他国でも神や霊、悪魔などが宿るとされている呪物はあるのでしょうか。



156 :本当にあった怖い名無し:2009/05/02(土) 19:40:14 ID:XwslVaJc0
文化が近いアジア圏ならわりと多い

現在のキリスト教圏でも以前の土着信仰時にならそういうこともあったようです



157 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 00:12:33 ID:PJn0YRZZ0
古神道では物に神を封じ込める呪術があるそうですね。



158 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 00:19:32 ID:Cfjmypas0
バ! おま、それ、やばw
消されるぞw



159 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 14:20:21 ID:rGkVth3m0
気になるkwsk



160 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 16:13:50 ID:PJn0YRZZ0
>>159
ただあるとしか知りません。
詳細は私も知りたいです。

http://www.funaivisioncreates.com/De_Shopping.cfm?ID102=3&ID=12
このページの「御魂入れ」がそれに該当すると思われます。
よそのスレでも似たようなことを聞きました。



161 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 17:18:16 ID:SuU/3PgI0
物部の秘術だったかな



162 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 18:30:14 ID:5INzhwuzO
剣て実際はあんま使わないよね
でも日本でもヨーロッパでも槍より伝承は多いのはなんでだろ



163 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 18:44:17 ID:SuU/3PgI0
そりゃ槍は集団戦でも個人戦でも使える汎用性の高さが便利だから
戦場では多く使われるだろうな、あと物干し竿にもなる品

だが見栄えという点では剣と槍だと剣に軍盃が挙がると思う。
あと携帯性という意味では常時持ち歩くなら剣の方が優れている。

ただ知名度の問題で剣の伝承は有名なのは多いが槍も数だけなら大して差がないと思う。



164 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 19:42:59 ID:PJn0YRZZ0
考古学的には銅矛も銅剣も、古代には祭祀の道具として使われたとされていますから、
どちらも神聖な物だったのでしょう。



165 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 19:58:33 ID:SuU/3PgI0
うーん、その辺はちょっとあれなんだが金属製の武具というものの希少性とか神秘性とかがあってだな
その辺の感覚は現代だとあれだな…希少金属でつくったモノみたいな感じ?



166 :本当にあった怖い名無し:2009/05/03(日) 21:11:57 ID:1x952L1z0
紙を切るのにやぶくしか手段が無い人は、金属のはさみで切った紙の綺麗な切り口を見て不思議の技と思うだろう。
陰陽道とは先を行っているテクノロジーのことだ。

というような説明を京極夏彦が書いてた。



167 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 01:05:45 ID:7NKg7NsD0
よく怪しげな広告などに載っているオカルトグッズがありますが、あれも呪物でしょうか?
最も、このスレにはあまりふさわしくなさそうですが。
専用スレもありますし。



168 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 11:14:33 ID:Alnky1Fz0
あーうん、鰯の頭も信心から?



169 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 16:36:00 ID:7NKg7NsD0
アクセサリーショップなどでは勾玉は魔除けなどの効果があるとされていますが、
実際はどうなのでしょう?
神事に使われていたことはほぼ間違いありませんが。



170 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 18:12:15 ID:Alnky1Fz0
魔術師がつかう術具と同じだよ。

物は作ってから何度も使用して初めて完成に至るのよ。
まぁ完成前に駄目になっちゃう奴が大半だけどな



171 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 18:14:06 ID:Alnky1Fz0
というか本来の術式にこだわるならどっかの忌部氏にでも伝授してもらわなきゃ
おまじないグッズどまりじゃねーの



172 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 18:51:44 ID:7NKg7NsD0
なるほど。
ということは、オカルト的に言えば祭祀場から発掘された勾玉には
パワーがたまっているということですね。
見る人が見たら分かるのでしょうか?



173 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 19:09:47 ID:Alnky1Fz0
ああ、年月経てるだけでもそれなりに貴重だが、
実際に祭祀に使われていたものとなると金に糸目をつけない法人の方々が殺到するな。



174 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 20:22:46 ID:7NKg7NsD0
まあ「文化財」ですから、考古学ファンの自分としては値段をつけるのは少々気が引けるのですが、
沖ノ島や石上神宮から発掘された物などはかなりの値段になるでしょうね。
最近はスピリチュアルブームですから、パワーがあるってだけで人々は興味を惹かれるでしょう。
問題はその人たちがその物品や出土地などの文化的価値を知らないことでしょうか。



175 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 21:45:11 ID:Alnky1Fz0
胸が痛くなってくる話だな…
オカ板の人間はどっちかっていうとハンター側の奴が多いから
文化的価値とかいわれると罪悪感が…

なんか本当にごめんなさい。生きていてスイマセン



176 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 21:58:17 ID:7NKg7NsD0
こちらこそなんかすみません。

ただ、最近は伊勢神宮などの由緒正しい神社なども「パワースポット」などの
少々安っぽい言葉で片付けれられる事に関して、少々違和感を覚えているのです。



177 :本当にあった怖い名無し:2009/05/05(火) 22:37:57 ID:Alnky1Fz0
あーあれは要するに横文字依存症なだけ。
スピリチュアルブームがもたらしたのが結局

「あそこの神社はご利益があるいいところだねぇ」

「あそこの神社はいいパワースポットだねぇ」

になっただけという表層だけ変えてなんか変わった気になってるだけ。
だがしかしニューエイジャー的には物事に深くこだわらないのは美徳とされるので
まぁこの辺はもう慣れるしかない。
ぶっちゃけオカルトというジャンルにごった煮に押し込められているこの環境は本当にカオスだからな!



178 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 10:21:15 ID:JfYfASAC0
そういえばタロットカードも使えば使うほどパワーがたまるそうですね。
中には「カードの声が聞こえる」なんて某少年漫画の登場人物みたいなことを言っている人も居ますが。
経験者はいらっしゃいますか?



179 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 17:36:58 ID:WNsoOjYvO
タロットはむしろ悪い物がたまらないようにする管理が大変
厄除けにハーブと一緒に保存しなくちゃいけなかったりで断念した

でも道具ってタロットにしろ何にしろ使ううちに特別な愛着がでてくるもんだから
使っていくうちに何かの力がたまってくってのはわかる気がする



180 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 18:18:54 ID:cZsUat2N0
逆にそういった使い込まれたりして力を持つに至ったものを素材として使用することで
ある種の完成品を作り出すという技法もあるねぇ



181 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 18:45:55 ID:JfYfASAC0
>>179
そんなに邪気が溜まって来るのですか。
他の呪物と比べてどうですか?



182 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 20:25:47 ID:WNsoOjYvO
ほかのものと比べてはわからないけど
たまりやすいて言うより、万が一悪い物が憑いたときの影響がでかいからそうすんだと思う
たとえば夜道歩いてもめったに通り魔には会わないけど
万が一会ったときに影響がでかいから夜道避けるでしょ



183 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 21:44:39 ID:JfYfASAC0
なるほど。
でた札によって占いをしますからね。
悪い物がたまると一発でダメになってしまうと。



184 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 22:08:53 ID:wN6uj0Gp0
>リャマのミイラは、こうして平然かつ雑然と売られている
>祭事用に使うという『リャマの胎児のミイラ』。文字通り、本物のリャマの胎児を乾燥させた姿焼きのようなもので、ボリビアでは呪術に使うものとして今も一般的であるらしい。
http://www.geocities.jp/mikoyan358/travel/peru/040419.htm



185 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 22:12:40 ID:wN6uj0Gp0
ナザール・ボンジュウ (トルコのお守り)
これ効くよ。 グァーーッときて、ブァーーッっとくるから。

うそうそ。それはウソで、じわんわりと、気づかないぐらいだけど、でも確かに効いている感じがするから。



186 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 22:23:16 ID:wN6uj0Gp0
>>112
地表のほとんどは石で出来ている。土や砂は、細かい石。

木や生物、水、空気、金属をのぞけば、見えるものは、ほぼ全て石。

そんな石が、なにか影響を持っていないはずはない。それが石の持つ力だ。



187 :本当にあった怖い名無し:2009/05/06(水) 22:25:54 ID:wN6uj0Gp0
>>128
持っていていいものだと思う。
あなたのすべきことは、いつかその勾玉を、また別な場所においておくこと。
勾玉は、リンカーネイションだから。



201 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/07(木) 18:48:11 ID:AiGuxbSxO
メッカの中心にあるカアバ神殿



203 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/08(金) 21:00:40 ID:A+glOdkWO
賢者の石



204 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 21:05:30 ID:/hLcKQIS0
あー究極物質か…。だがこれは正確には呪物といえるかどうかは微妙だな



205 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/08(金) 21:16:51 ID:A+glOdkWO
モーセの十戒を刻んだ石版



206 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 21:53:22 ID:/hLcKQIS0
契約の石版かたしかルーツはメソポタミア神話の天命のタブレットだったかな。

一説には十戒の石版はバールベリト神殿から盗み出されたものだという説もあるようだな。



207 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 21:59:05 ID:b5GLYBfq0
日本に伝わる三種の神器のひとつが十戒石板だったとかいうトンデモ話もありますね。



208 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 22:08:48 ID:/hLcKQIS0
まぁ三種の神器は政治的な意味合いの強いアイテムなので信憑性は薄いですね



209 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 22:22:56 ID:ll/KtKLvO
ソースを失念してしまったのですが、胎盤も一種の呪物と聞いた事があります。



210 :本当にあった怖い名無し:2009/05/08(金) 22:33:01 ID:b5GLYBfq0
へその緒を保管する家庭も多いですから、
胎盤を呪物とすることがあってもおかしくないようなきはしますね。
やはり生命の象徴なのでしょうか。



221 :本当にあった怖い名無し:2009/05/10(日) 18:06:44 ID:YK8jUyG60
漂着物や海難仏は昔は呪物として扱われることもあったそうな



222 :本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 18:33:30 ID:PXt7oTnPO
ホレ薬、媚薬について、何か話はある?
♪ラヴ・ポーション、なんかぁなぁあぁ~い?w



223 :本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 18:38:53 ID:wjJC5v3R0
つまるところ幻覚剤と呪術というものはそれなりに関係があってだな…



224 :本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 22:06:04 ID:MYhy+FiaO
女が見てたりする恋のおまじないなんかもつきつめてくと怖いよな



225 :本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 22:53:19 ID:4ATrNvx+0
マンドラゴラを使う恋の呪術があるそうですよ。
なんでも夜な夜なマンドラゴラを掘り出して十字路に移植し、
しばらくして掘り出した後その根を人間に見立て、心臓に相当するところに
針を刺すそうです。



226 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/11(月) 22:56:59 ID:xxDoyecgO
>>222
カカオは媚薬だった。携帯用に開発されたのがチョコレートの原型。



227 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/11(月) 22:58:57 ID:xxDoyecgO
バレンタインでチョコを渡すのは日本ぐらいだが
ある意味、理にかなっているかも



228 :本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 23:05:49 ID:wjJC5v3R0
>>225
死ぬじゃねぇかw



229 :本当にあった怖い名無し:2009/05/11(月) 23:24:16 ID:4ATrNvx+0
>>228
なんでも「相手が自分のことを想ってくれるように」だそうでw



230 :本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 05:22:12 ID:TxUKIhl1O
マンドラゴラって、抜くのも大変な奴でしょ?
犬に引っ張らせて抜くけど、その時の叫び声で犬が死んでしまうんだっけ?
そんなもんを埋めて、また掘り出して、切りつけて。
大変だ、こりゃw

まぁ、錬金術師のうたい文句なんだろうけど。
朝鮮人参は地の栄養をみな吸い取ってしまうから、その畑は数年何も採れない。
なんて言うけど、実際に畑に行くと大量に栽培してたって話だからなぁ。
正味の話、ただ単に二股ダイコンみたいなもんだったと思うんだが。
恋のまじないも、旧約聖書のエピソード(マンドレイク)も。

「…まっ!?」
「うっひっひっ、どうだ、そっくりだろ?」
「やだ、なにバカな事言ってんのよ!?」
「…なぁ、久々に今晩」
「…もう、…バカ」



231 :本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 11:02:42 ID:CfnC+6kN0
そもそもマンドレイクをおまじないに使う時点で何か大幅におかしいんだけどなw



232 :本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 17:13:04 ID:rYenvFm10
昔「錬金術的に悪魔を作る」というスレでは、
ブラックミラーに思念を溜めて悪魔を作ろうとしていました。
こんなことは本当に可能なのでしょうか?

もしかしてこのスレにかつての住人さんとかいらっしゃいます?



233 :本当にあった怖い名無し:2009/05/12(火) 17:56:26 ID:CfnC+6kN0
あーうーん、その『悪魔』の定義によるな。

少なくとも概念系は無理



247 :本当にあった怖い名無し:2009/05/13(水) 17:54:03 ID:TdvVlPMm0
ゲーティアでは、ブラックミラーを悪魔喚起の媒体にしますね。
ブラックミラーの方が視覚化しやすいとのことですが。
やはり鏡は人々にどこか神秘的な印象を与えるのでしょうか。

実践者はいらっしゃいますか?



248 :本当にあった怖い名無し:2009/05/13(水) 20:44:46 ID:L4E5Xuuz0
あーあれは黒曜石という素材とかの影響もある。

あと鏡は自分自身の姿を映し出すので内部の神殿をもそこに映し出すことが可能。



249 :本当にあった怖い名無し:2009/05/14(木) 16:41:28 ID:mfDeBOW90
内部の神殿とは?
物質的な儀式場としての神殿ですか?
それともアストラル的な神殿ですか?



250 :本当にあった怖い名無し:2009/05/14(木) 21:36:34 ID:m8k3/aDW0
アストラルだよ。
まぁ、神道でも似たような使い方をする流派もあるみたいだけど



252 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/14(木) 22:45:09 ID:l8FBJbU/O
即身仏



253 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 12:36:43 ID:IgohWFKpO




254 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 13:21:19 ID:rmnFD/Ol0
即身仏はちょっと物扱いしちゃまずいかもな



255 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 13:52:03 ID:IgohWFKpO
物はな・・・
人だったんだから



256 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 14:18:10 ID:1crPwQjF0
物はもののけ
物は神

祀る対象であり祀る道具にもなりうるのかもしれない
けど扱いを間違えると相当ヤバいと思う



257 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 15:26:57 ID:NdMyjR4PO
聖遺物の一つのロンギヌスの槍はイメージする様な槍ではなく
単なる釘



261 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 20:54:59 ID:IgohWFKpO
そういえば呪物には刺すという動作を表す物が多いですね
針や釘や楔、刀剣類とか



263 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 21:11:11 ID:9z/FgRwx0
「栄光の手」の手とか立川流の頭蓋骨とか人体のパーツが呪具になってるのはいいのか。



265 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 21:16:19 ID:CWBs1zkQ0
>>257
奇跡認定委員会がどう判断しているかは知らんが
一般的に聖釘と聖槍は別扱いになってると思うが



266 :本当にあった怖い名無し:2009/05/15(金) 22:02:57 ID:IgohWFKpO
コトリ箱



267 :本当にあった怖い名無し:2009/05/16(土) 00:31:59 ID:jRDb3mOpO
>>265あれw別物扱いなんだ 聖釘て槍の穂先を留めてたって
話だったよね?



268 :本当にあった怖い名無し:2009/05/16(土) 09:09:28 ID:CtB4rAd60
>>267
それは複数ある聖釘の中の有名な一つだな



269 :本当にあった怖い名無し:2009/05/16(土) 21:31:52 ID:OK+aFnsy0
青銅鏡を作って磨いてみました。
なかなか味があって、神々しささえ感じられます。
古代人が呪物にしたのも分かります。



270 :本当にあった怖い名無し:2009/05/16(土) 23:08:31 ID:d/ZsP8XgO
すごい・・・
型に流し込んで作ったんですか



271 :本当にあった怖い名無し:2009/05/16(土) 23:38:19 ID:j9W8NGprO
蠱毒とか、聞きかじりで試す小学生とかいそうでちょっと怖いなぁ

壺に生き物を閉じ込めて、ってあたりも嗜虐性を刺激しそう



272 :本当にあった怖い名無し:2009/05/16(土) 23:39:42 ID:OK+aFnsy0
ごくごく簡単で、鋳肌も粗いものですけどねw
一応鋳型に流し込みました。
少々危険なところもありますので、もしチャレンジされる場合は博物館などの体験教室で、
経験者や専門家の監督の下行うことをおすすめします。



274 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 00:01:51 ID:UND9/Jh50
>>271
小学生じゃないけど、中二病こじらせた高校生がやってたよ…
結果的には、あたりまえとはいえ失敗してたけど、
見つけたとき思わずひっぱたいたわ…



275 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 00:11:03 ID:JlLmJN7wO
>>274
>見つけたとき

まさか、自宅に仕掛けられたんですか?



276 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 00:11:26 ID:oC4VpEbs0
うんまぁ、成功直前までいかなければ特に危険はないよ。
時間設定とかあることを普通知らないし。

まぁ才能とセンスがあって努力家で独学だったりすると危険だけど。そんな人普通いないしね



277 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 00:13:34 ID:UREciDw0O
そういえば昔、犬夜叉で蟲毒の作り方やってましたね。てか蟲毒を作ってなにができるんですか?



278 :274 :2009/05/17(日) 00:17:42 ID:cMQ8ggIU0
>>275
いやいやwそんなんだったら怖いですわ。

おガキさまのご自宅で育成中、つーか失敗して腐敗中でした。
中身見ると、おえっぷ…ってなるよ結構w
高校生なんだから、こんな辛気くさいことやってないで遊べとwww



279 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 04:31:40 ID:d8JRL78r0
こんなの見つけました
http://wararei.yakumotatu.com/006/281.htm
この壺、たぶん・・・。



280 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 12:07:06 ID:gkK2Tlv50
>>277
きわめて高度な呪詛や呪殺。時間がたつと学習する。対処がかなり困難



283 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 17:24:29 ID:/e8d6KFA0
>>261
物を壊すという行為が邪気を払うことに繋がったり、
相手を傷つける呪詛につながるのではないでしょうか。

284 :本当にあった怖い名無し:2009/05/17(日) 19:31:11 ID:JlLmJN7wO
>>279
それに出てくる先生が下手に詳しい人じゃなくて幸いな気が……

その壺を財物と一緒にしてすてるとかいう方法とられたら被害拡大しそうだもの



285 :本当にあった怖い名無し:2009/05/18(月) 19:52:03 ID:OWA9Dbrw0
インフルエンザが猛威を振るっているようですが、
病気除けの呪物にはどんなものがあるのでしょうか。
剣も病気除けになりそうな気がします。



286 :本当にあった怖い名無し:2009/05/18(月) 19:58:08 ID:7T+1bK4N0
概ね、神仏や縁起のよいとされる鳥獣を描いた札などは一般的。
そして壷や石など無限に価格は上昇していきます



287 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/18(月) 20:22:44 ID:ZZB6qOebO
昔の人はウィルスの概念がなかったので空気が腐敗して起こると思っていたらしい



289 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/18(月) 20:32:49 ID:ZZB6qOebO
熊野牛王符(熊野誓紙)
病気平癒にも用いられたらしい



290 :本当にあった怖い名無し:2009/05/18(月) 20:40:32 ID:7TkFCIkEO
>>285
疫病な訳だから茅の輪もそうかな



295 :本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 16:41:18 ID:a1+RTomQ0
ほとんど消えた呪物としては銅鐸とかどうだろう?
現在も使用しているってとこあるかしら?



296 :本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 17:15:17 ID:vds38u+M0
銅鐸は古代に突然消滅したそうです。
ということは、新興宗教でもない限り使っているところはほとんど無いということでしょう。



297 :本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 17:40:07 ID:huXB1XmmO
もろはのつるぎ



298 :本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 20:47:11 ID:KSx+Iy/vO
人魚の肉



299 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/20(水) 22:00:45 ID:byziW4jYO
正倉院に納められている御物って呪物っぽくない?



300 :本当にあった怖い名無し:2009/05/20(水) 22:29:33 ID:vds38u+M0
あれは聖武天皇のコレクションですから、基本的には呪物とは考えにくいのではないのでしょうか。
少しはあるかもしれませんが。



301 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/20(水) 23:24:07 ID:byziW4jYO
上杉謙信の三宝荒神兜って呪物じゃないか?



302 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 10:29:25 ID:aG61UaXw0
最初の方のレスを読んで投稿

草薙の剣の話には、江戸時代の貞享3年に熱田神宮の
大宮司以下神職数人が、これをのぞき見たという話が伝わっている
その時、草薙の剣は土に埋められて保存されていたという
その土を取り除いて見ると、刃先は菖蒲の葉の様で中程に厚みがあり
柄の部分は節があって魚の骨に似ていて、色は白く青白い光を放っていた
とされる、しかも剣を近くで見た神職は、皆悪病にとりつかれ次々と死んでいったらしい
この話は、恐れて剣に近づくことが出来ず大宮司以下数人の神職が剣を
開いてみているのを一人遠巻きに眺めていた神職がただ一人生き残って
伝えたと言われている。


暗いところで青白く光っていて、近くで見た奴が
全員謎の病気で死んだって、放射性物質なんじゃねーだろうな・・・・・・・・・



303 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 10:37:29 ID:RmbnKVCO0
>>301
呪物じゃないが謙信が神仏オタだったから・・・w



304 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 12:45:51 ID:bwtWFocz0
良く青銅鏡は「邪気を払う」なんて言われますが、
自作の物でも効果はあるのでしょうか?
なにか「パワーストーンの浄化」みたいなまじないをかけた方が良いのでしょうか?



305 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 13:42:32 ID:S25Dchvz0
>>271
殆ど干からびて全滅するだけだから無問題。
蟲毒ってホントにあるのかよ?ってオモタ



306 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 13:44:40 ID:S25Dchvz0
>>304
それは迷信に近いと思う。
銅鏡が魔を祓うって言われてたのは、研磨された現代の鏡が登場するまでだから。
現代でも鏡に厄除け効果があるって言う説もあるが、逆に鏡を不吉とする説もある。



310 :中常侍 うんこ ◆knhfo7S6wc :2009/05/21(木) 15:38:12 ID:KcLqTCwZO
「塩」って呪物か?



311 :本当にあった怖い名無し:2009/05/21(木) 15:45:17 ID:bwtWFocz0
お清め用に使えば呪物でしょう。




オカルトランキング




746:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 14:30:23.18 ID: ID:IN4OURJG0

コトリバコ懐かしいな
ああいう呪物って、中には
予備知識なくても作れる奴いるらしいぞ
知り合いがそうだった、もう死んだけど


747:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 14:57:31.86 ID: ID:IN4OURJG0

コトリバコで懐かしくなって思いだしたので、ちょっと語ってみる。

まさにコトリバコが流行った当時、これをネタに自称霊感女を
ひっかけてやろうぜwwwといいだした友人がいた。
早い話が、コトリバコらしき物を自作していかにも曰くありげに見せて
怖がらせよう、と……まあ、悪趣味な話だ。
普通だったら誰かが止めるんだろうけど、その自称霊感女は
これまで色々やらかしてたこともあって、言いだしっぺとは別の奴が、
偽コトリバコ作りを引き受けた。




748:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:01:25.80 ID: ID:IN4OURJG0

この偽コトリバコを作った奴、俺らの仲間内ではなんていうか、
地味であんまり目立たない奴だった。
でも手先は器用で、自分でアクセサリー作ったりとかしてた。
そんな奴が、箱じゃないんだけど……なんていうんだ、茶道で使う
ナツメっていうんだっけ、あれを古道具屋で安く買ってきて、
いかにもそれらしく細工したわけだ。
そして「うちの蔵を片づけてたら~」な役目は、言いだしっぺが
引き受けた。




749:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:07:05.01 ID: ID:IN4OURJG0

んで一週間くらいかけて仕込みをしてさ。
コトリバコを参考に、言いだしっぺが「この前実家に帰ったらさ~」と
飲み会などで話を持ち出し、自称霊感女の興味をひいた。
別の奴は「そういえばネットでこんな怖い話みたんだけど!」と、
これまた自称霊感女に情報を与え、誘導していった。
言いだしっぺの実家は、ほんとに昔武家屋敷だったとかで、説得力は
あったと思う。
ちなみに製作者は言いだしっぺに偽コトリバコを預けてからは、
俺らの中に混じって素知らぬ顔で、自称霊感女と接していた。




751:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:18:51.06 ID: ID:0RZA4Ur/0

んで他の友人の結婚式の打ち合わせでファミレスに集まった時、
言いだしっぺが「そうそう、この前言ってた、蔵の中で見つけた変なもの、
今日持ってきたんだ!」と、偽コトリバコを取りだした。
見た瞬間「ヤバいよ、これヤバいよ!」と騒ぎ始める自称霊感女。
そしてネットで見たとは言わずに、いかにも自分が関係者のような顔をして
コトリバコの説明を始める自称霊感女。
俺はそんな彼女を無視して「そんなの作り話だろwwwwwこれ開けてみれば
いいじゃんwwwww」と、偽コトリバコを開ける役目だった。
この時点で、偽物の中身は知っていた。




753:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:30:00.17 ID: ID:d2/n4PtF0

すまん、ID変わったけど747です
もしもしなんで、時々調子が悪い…
思ったより長くなって申し訳ない、しえんサンクス。

ちなみに偽物の中身も、今思うと本当に悪趣味なんだが、本物に
似せていた。
おもちゃ屋で悪戯グッズの指買って、血みたいに塗ってさ。
まあ冷静に考えれば、本物だったら中に入ってるのは干物状態だろうなと
想像はつくんだろうけども……

とにかく俺は、本気でおびえる自称霊感女と、心配そうに見守るフリをする
仲間の前で、偽物を開けようとしたわけだ。




755:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:33:17.53 ID: ID:d2/n4PtF0

見守る皆が「やめなよ!」とか「やれやれwww」とか煽るなか、俺は
偽物の蓋に手をかけた。
けどこれがあかないんだ。すっげー硬いの。
思わず製作者のほうを見ると、製作者も「???」な顔をしていた。
それでもムキになって開けようとしていると、不意に誰かが俺達の席に
近づいてきた。

「あんたそれ絶対開けるなよ」

って突然声をかけられて、思わず振り返ると、ハーフっぽい顔の男が立っていた。




756:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:37:45.03 ID: ID:d2/n4PtF0

ハーフっぽい男は俺の手から偽物を取り上げると、俺達をじろっと睨んで
「どうせ要らないだろ?これ。貰ってくわ」
と言い捨て、さっさと店を出ていった。
残された俺達はポカン状態。
いったい何だアレ?もしかして誰か仕込んだ?とか思ってると、
さっきの男の連れらしいのが(なんで連れって判ったかというと、店を出て行く
男に向かって「おいちょっと待てって!」と声をかけていたから)話しかけてきた。

「あー…なんかごめんね?あいつ変わってるでしょ。でもまあ許してやって」
とか適当なことをいいつつ、支払済ませて出ていった。




758:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:41:02.03 ID: ID:d2/n4PtF0

ちなみに自称霊感女は、男が偽物を持って出ていった後、安堵のあまり
ガチ泣きしてた。
俺達は肩透かしをくった気分だったけど、当初の目的だった
「自称霊感女を本気で怖がらせる」ことができたので、モヤモヤしつつも
まあいいか……となり、その日は解散した。

びっくりしたのは数日後。
怪しいハーフ男は、当時大学生だった弟の同級生だった。
仕事終って会社を出たら、弟とそいつが待ち伏せしてた。




759:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:45:11.95 ID: ID:d2/n4PtF0

弟には自称霊感女が起こしたトラブルや、今回の偽コトリバコのことを
話していた。
それがどこでどう繋がったのか、正直気持ち悪かった。
知り合いだと紹介されて、最初は俺らの計画を止めるために
わざわざやってきたのか??とか思ったんだけど、俺らが集まったファミレスに
ハーフ男がいたのは、本当に偶然だったらしい。
まあ弟とは生活圏被ってたから、奇跡的な偶然てわけじゃないかもだけどな。
俺の顔を見て開口一番、ハーフ男は
「ああいうの、もう作らせない方がいいっすよ」
と言ってきた。




760:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:47:33.42 ID: ID:d2/n4PtF0

最初は悪戯のことを言われてるんだろうなと思って、
俺らもハーフ男の介入があったおかげで、かなり悪趣味なことしたよなー…
という自覚があったので、年下に説教される我が身を恥じつつ
「うん、まあ、もうしないわ」
とか言ったのね。

そしたらハーフ男はため息ついて
「オカルトとか好きなんですよね?だったら本当にヤバいものがあるってこと、
なんとなくわかりません?」
と言った。
背筋がぞわっとした。




761:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:51:24.09 ID: ID:d2/n4PtF0

「あれを作った人は、その気がなくてもそういうもんを作っちゃう人です。
たとえ中身が本物じゃなくても、相手に対してなんらかの悪意があれば、
本物に近いモノになりますよ」

ハーフ男はそれ以上詳しい説明はしなかったけど、なんか腑に落ちた。
製作者は学生時代、自称霊感女に振られたとか、霊感女のせいで当時の彼女と
別れたとか、そんな話を聞いたことがある。
どっちも俺にとっては後輩で、詳しい話を聞いたわけじゃなかったけど、
偽物作って騙そうぜwwwとなった時、製作者がやたらと張り切ってたのを思いだした。




762:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 15:56:48.67 ID: ID:d2/n4PtF0

弟はもうちょっと、ハーフ男から色々聞かされてるらしかった。
なのでしばらく経ってから、酒飲ませて色々聞きだした。
ハーフ男に対する興味もあったしな。
弟から聞き出せたのはこんなかんじ。

・ハーフ男は本当にハーフ。母親がロシアだかあのあたりの出身。
・霊感相当強いらしいけど、滅多なことではそれに触れない。
・本当にヤバそうな時だけ、的確に動く。
・偽物製作者は言ってみれば、祟られ屋の呪詛専門バージョンみたいな血筋の生まれ。

マジで?と思ったけど、弟を通じて関わりができてから、
二回ほど思わぬタイミングで助けてもらったからなぁ……




764:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:05:50.25 ID: ID:bF0Uc9mD0

ちなみに俺、というか俺の友人が助けてもらった一回が、
二年ほど前に製作者が突然死した時な。

製作者とは偽コトリバコの一件以来、あんまり連絡とってなかったんだけど、
ある日別の友人を通じて「死んだ」と知らされた。
まだ若くて特に病気もなかったのに、自宅に戻って朝起きてこなくて……という
パターンだ。




765:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:09:25.96 ID: ID:bF0Uc9mD0

この時例のハーフ男がいきなりふらっとやってきて
「あの人死んだんでしょ。手作りのものを誰かにプレゼントしてると思うんで、
回収してください」
って、すげー無茶を言われた。
意味不明だと思いつつも、俺は友人に連絡とって、とりあえず製作者が作った
アクセサリーを回収しまくった。
集めたそれを、ハーフ男は分別して、ヤバそうなもんだけ持っていった。
そのうちの一つ(指輪だった)は、なんかもう俺が見ても、これちょっと……
ってなるようなものだった。造形が気持ち悪かったとかじゃないのにな。




766:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:17:45.28 ID: ID:bF0Uc9mD0

ハーフ男いわく
「あー半分は俺のせいかもですね。
あんたらの悪戯の一件で、自分が本物を作れることに気がついちゃったんだと
思いますよ。早死にしたのもそのせいでしょうね」
だそうだ。

幸いにというか、あの一件以来俺は距離を置いてたので知らなかったんだが、
製作者は以前にもましてアクセサリー作りに精をだし、作ったものは
気前よく人にあげてたそうだ。




768:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:21:40.60 ID: ID:DmcoTMjL0

>>766
ハーフ男は持ち去ったコトリバコをどう処理したん?




769:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:29:20.88 ID: ID:bF0Uc9mD0

>>768
ハーフ男に直接聞いたけど教えて貰えなくて、結局弟から聞かされたのは
「焼いて灰にして、その灰を容器に詰めて埋めた」だった。
でも本当かどうかわからん。
後で弟を通じて酒屋の領収書がきた。
値段的にはかなり上物の清酒が二升分だった。




767:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:21:25.08 ID: ID:bF0Uc9mD0

一番ヤバい指輪を貰った俺の友人は、そうとは知らずに、製作者が
片想いしてた女と結婚した男だった。

個人的に「祟られ屋の呪詛バージョンの血筋」ってのが笑えない。
「そういう知識がなくても、先祖から引き継いだ血ってのはバカにできませんよ」
ってハーフ男に言われたのが、なんか印象に残ってる。

今は海外にいるらしいけどな、ハーフ男。
またいつかひょっこり連絡あるんじゃ…という予感があるんだが、連絡あるってことは、
俺の周辺にそういうトラブルが発生した時だと思うと、ちょっと複雑だ。




770:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:34:47.45 ID: ID:nTbKw/pz0

ナツメって直径5,6センチでしょ
コトリバコってそんなに小さかったっけ




772:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:46:34.34 ID: ID:qjVjmvDT0

ばいばいさるさんくらってた。

>>770
コトリバコサイズでの製作は厳しいってことで(中身を詰める意味でも)
古道具屋をまわって、ナツメを見つけたと言っていた。
発案から実行まで、確か十日くらいだったはず。




773:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 17:14:22.80 ID: ID:nTbKw/pz0

>>772
コトリバコサイズ教えろください
あれ、もともとは子取り箱→子供が入るサイズなんだろ?
時代的にはいつぐらいのものなんだろう

戦前の話だけど、某県(南の方)の大地主の納屋から
超ヤバイ木製の臼が出てきて近所で話題になったことがある
何でもその家で何代も怪死・変死や発狂が続いたんで
霊能者に見てもらったら「土蔵にある巨大な臼が元凶だ」と言われ
んなもんねーぞ?と思いつつ探したらホントにあったんだそうだ
霊能者が言うには、農奴として買った子供が逆らったり働きが悪かったりすると
見せしめのため皆の前でその臼に入れ、杵で突いて制裁を加えていたそうだ
中には、打ちどころが悪くて死んだ子供もいたんだと思う
昔はその臼で正月に餅をついて食ったのかよと思うとほの怖だよな




774:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 17:36:38.81 ID: ID:GAjscq3+0

>>773
20センチ四方らしい




775:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 17:37:27.31 ID: ID:uV+N7hv10

>>773
大元のサイズは20cm四方ってなってたな
死んだ子供の全身を入れるんじゃないからそんなもんだと思うぞ

全身が入ってたのはリョウメンスクナちゃんの方




771:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 16:35:38.31 ID: ID:bF0Uc9mD0

ちなみに二回目はわりと最近、二年くらいだっけ?前の話だ。

会社の同僚の妹が交通事故死して、妹が同僚の夢枕に立つようになったんだよ。
なんか寺に行ったり神社に行ったりしたけど効果なくて、同僚はある日
階段から落ちて大怪我した。
この時もハーフ男がいきなりふらっとやってきて、しばらく同僚の家に
泊りこんだ。
それで怪奇現象はおさまったらしい。




781:名無しのオカルト 2013/10/22(火) 19:38:01.94 ID: ID:y81q5jRzO

ハーフ男の話面白かった!
「そういう知識がなくても、先祖から引き継いだ血ってのはバカにできませんよ」
って心当たりあってゾッとした

子供の時おまじないが流行ったんだが、呪いに近いものもあった(当時は知らなかった)
私のまじないはやたら効くので、怖くなって止めた

大人になってから、そういう血筋というのを聞いた







オカルトランキング

↑このページのトップヘ