321 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:03:33.83ID:rPXO/Fli0
最近、Aくんが行方不明になったと聞きました。おそらく亡くなっているのではないかと思っています。
そのことをきっかけに、昔の出来事を思い出したので書き残しに来ました。文章が得意ではないため、読みづらい点があれば申し訳ありません。
私が小学五年生の頃、クラスで長野方面へ林間学校に行きました。
その日は天気が良く、宿泊地から少し離れた山の方へ、登山のような行程が組まれていました。
ところが、途中でクラス単位で少し道に迷ってしまいました。
危険だということで先生が判断し、引き返すことになったのですが、迷っている最中に小さな川へ出たのを覚えています。
322 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:05:42.05ID:rPXO/Fli0
その川のほとりに、小さな祠がありました。
宿泊地の近くという雰囲気ではなく、山の奥の方で、人がわざわざ立ち寄るような場所にも見えませんでした。
そこで一旦休憩になり、クラスの子たちが周囲で遊び始めました。
すると、当時クラスのお調子者だったAくんが、ふざけてその祠に触れ、誤って崩してしまいました。
石がずれて、屋根のような部分が落ちた、という印象です。先生が慌てて止め、Aくんも「わざとじゃない」と言い訳していましたが、周囲は正直、少し引いていたと思います。
その後はそのまま下山し、バスのところまで戻りました。
予定通りバスに乗る前、アイスクリームを食べてから乗り込もうとした瞬間、急に土砂降りになりました。
323 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:06:22.96ID:rPXO/Fli0
あまりにタイミングが良かったため、誰かが「祠の祟りじゃないか」と冗談めかして言い出し、私たちも小学生だったこともあり、半分ふざけるように「呪いだ」と笑っていました。
ただ、その直後に起きたことが、今でも妙に印象に残っています。
バスはとりあえず宿泊地へ戻ることになって走り出したのですが、途中で道路の中央付近にあった何かに激突しました。
当時の記憶が曖昧で、ポールのようなものだったと思うのですが、違っているかもしれません。
衝撃でドアが壊れ、車内の空気が一瞬で冷えたのを覚えています。
幸い、大きな怪我人はいませんでした。
バスはそのまま走れてしまったのか、何とか宿泊地には一旦到着しました。
そして到着後に、先生がこんなことを言っていました。
「運転手さんが“ここは普段なら絶対に事故を起こさない場所なのに、どうしてぶつかったのか分からない”と言っていた」と。
324 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:06:48.24ID:rPXO/Fli0
小学生だった私には詳しいことは分かりませんでしたが、その一言が妙に引っかかっています。
その後、バスは別の車両に乗り換えることになり、林間学校自体は予定通り続行しました。
ここまでであれば「事故があった」というだけの話です。
しかし、奇妙だと感じるのはこの後でした。
不思議なことに、Aくんだけが立て続けに不運に見舞われるようになりました。
まず林間学校の最中、夕食で魚の骨を喉に詰まらせ、大騒ぎになりました。
さらにしばらくして、Aくんはサッカーが好きだったにもかかわらず、交通事故で足を複雑骨折し、結局まともにプレーできなくなったそうです。
もちろん、偶然と言われればそれまでです。
ただ、最近になってさらに不自然な話を聞きました。
Aくんが「長野の、あの祠に行く」と言い出したらしいのです。
何を考えていたのかは分かりません。謝りに行くつもりだったのか、何かを確かめたかったのか……。
Aくんは車椅子で、誰かに押してもらって向かったそうです。
そして途中で川に落ちた、と。
押していた人は、その瞬間に気を失い、気づいた時にはAくんがいなくなっていたと言っているそうです。周囲にも人影はなかった、という話でした。
現在もAくんは行方不明のままです。
正直、生きているとは考えにくい状況だと思います。
祠のようなものを軽く扱うべきではない、と改めて感じました。
特に山の奥や川のそばなど、人の手が届きにくい場所にあるものには、何か理由があるのではないかと思ってしまいます。
長文失礼しました。皆さんも、そういう場所には気をつけてください。
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