【閲覧注意】怪談の森【洒落コワ】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の2ch洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

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321 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:03:33.83ID:rPXO/Fli0
最近、Aくんが行方不明になったと聞きました。おそらく亡くなっているのではないかと思っています。
そのことをきっかけに、昔の出来事を思い出したので書き残しに来ました。文章が得意ではないため、読みづらい点があれば申し訳ありません。

私が小学五年生の頃、クラスで長野方面へ林間学校に行きました。
その日は天気が良く、宿泊地から少し離れた山の方へ、登山のような行程が組まれていました。

ところが、途中でクラス単位で少し道に迷ってしまいました。
危険だということで先生が判断し、引き返すことになったのですが、迷っている最中に小さな川へ出たのを覚えています。


322 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:05:42.05ID:rPXO/Fli0
その川のほとりに、小さな祠がありました。
宿泊地の近くという雰囲気ではなく、山の奥の方で、人がわざわざ立ち寄るような場所にも見えませんでした。

そこで一旦休憩になり、クラスの子たちが周囲で遊び始めました。
すると、当時クラスのお調子者だったAくんが、ふざけてその祠に触れ、誤って崩してしまいました。

石がずれて、屋根のような部分が落ちた、という印象です。先生が慌てて止め、Aくんも「わざとじゃない」と言い訳していましたが、周囲は正直、少し引いていたと思います。

その後はそのまま下山し、バスのところまで戻りました。
予定通りバスに乗る前、アイスクリームを食べてから乗り込もうとした瞬間、急に土砂降りになりました。


323 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:06:22.96ID:rPXO/Fli0
あまりにタイミングが良かったため、誰かが「祠の祟りじゃないか」と冗談めかして言い出し、私たちも小学生だったこともあり、半分ふざけるように「呪いだ」と笑っていました。

ただ、その直後に起きたことが、今でも妙に印象に残っています。

バスはとりあえず宿泊地へ戻ることになって走り出したのですが、途中で道路の中央付近にあった何かに激突しました。
当時の記憶が曖昧で、ポールのようなものだったと思うのですが、違っているかもしれません。

衝撃でドアが壊れ、車内の空気が一瞬で冷えたのを覚えています。
幸い、大きな怪我人はいませんでした。

バスはそのまま走れてしまったのか、何とか宿泊地には一旦到着しました。
そして到着後に、先生がこんなことを言っていました。
「運転手さんが“ここは普段なら絶対に事故を起こさない場所なのに、どうしてぶつかったのか分からない”と言っていた」と。


324 :本当にあった怖い名無し 警備員[Lv.0][新芽] (ワッチョイ e112-TEUq [240f:39:74dc:1:*]):2026/03/05(木) 15:06:48.24ID:rPXO/Fli0
小学生だった私には詳しいことは分かりませんでしたが、その一言が妙に引っかかっています。

その後、バスは別の車両に乗り換えることになり、林間学校自体は予定通り続行しました。

ここまでであれば「事故があった」というだけの話です。
しかし、奇妙だと感じるのはこの後でした。

不思議なことに、Aくんだけが立て続けに不運に見舞われるようになりました。

まず林間学校の最中、夕食で魚の骨を喉に詰まらせ、大騒ぎになりました。
さらにしばらくして、Aくんはサッカーが好きだったにもかかわらず、交通事故で足を複雑骨折し、結局まともにプレーできなくなったそうです。

もちろん、偶然と言われればそれまでです。
ただ、最近になってさらに不自然な話を聞きました。

Aくんが「長野の、あの祠に行く」と言い出したらしいのです。

何を考えていたのかは分かりません。謝りに行くつもりだったのか、何かを確かめたかったのか……。

Aくんは車椅子で、誰かに押してもらって向かったそうです。
そして途中で川に落ちた、と。

押していた人は、その瞬間に気を失い、気づいた時にはAくんがいなくなっていたと言っているそうです。周囲にも人影はなかった、という話でした。

現在もAくんは行方不明のままです。
正直、生きているとは考えにくい状況だと思います。

祠のようなものを軽く扱うべきではない、と改めて感じました。
特に山の奥や川のそばなど、人の手が届きにくい場所にあるものには、何か理由があるのではないかと思ってしまいます。

長文失礼しました。皆さんも、そういう場所には気をつけてください。



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93 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/16 22:47 ID:4rW+5k3w
私が小学校の頃、お盆になると毎年女だけで、山の祠みたいなとこにお参りに行きました。
真夜中2時頃から登り始めるんですが、皆裸足で登ります。
アスファルトは途中までで、石ころが混じった道を懐中電灯を持って歩くのですが、
その女だけっていうのが、月経がある女だけなんです。
私は小学校6年のお盆から、大学に進学するまで行きました。

そのあたりの家みんなが集まってするので、友だちの顔も見えたりするのですが、
なんせ懐中電灯が1個だけなのでよくわかりません。
集まった中の一人の人が、祠の前でお経みたいなのを唱えて、みんなはそれを真っ暗やみの中聞く。
終わるとまた同じ道を通って帰るのです。
その間、誰も口を開いてはいけないのです。
小さいころから普通に行われていたので、なんにも不思議は感じませんでした。

94 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/05/16 22:48 ID:4rW+5k3w
高校最後の夏、お経が唱えられている時に、
私は虫に刺されて、「痛ッ」って声出しちゃったんですね。
真っ暗だったから、みんな無言で『誰だ誰だ』みたいに当たりを伺ってて。
もう私はドキドキしちゃって、でもバレたらマズイと思って、みんなみたいにキョロキョロしました。

お経を唱えていた人(毎年持ち回りでした)がこっちに走って来て、
私の隣の子の顔を懐中電灯で照らすと(その人だけ懐中電灯を点けていました)、バシバシ叩きはじめました。
周りの大人もです。
怖くて、私はなにも出来ませんでした。

それからの記憶はなくて、気付くと自分の部屋で朝になっていました。
母に昨晩のことを聞いても、「なにも知らない」と言うばかりです。
かといって、私だったなんても言えない雰囲気で…

結局、その叩かれた子が誰かもわからず、
私は大学に入るために上京してしまって、そのまま結婚したので、お盆のその行事には参加せずじまいです。
まだ行われてるかもわかりません。
叩かれた子には悪いことをしました…


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107 :本当にあった怖い名無し:2010/06/28(月) 10:14:58 ID:SuSdyMnE0
小4くらいの時の話。

夏休みになると、父方のじーちゃんの家に遊びに行ってた。
じーちゃんの家は裏が山で、良く一人で虫取りとか工作ごっこをして遊んでた。

そろそろ家に帰る日が近づいてた頃、気紛れでちょっと奥の方まで進んだら、
背の高いイケメンのお兄さんが土弄りをしてたんで、それをじっと見てた。
すると「こんにちは」って愛想良く声をかけてくれた。
俺「何してるの?」
お兄さん「見てごらん」
どうやらお兄さんは穴を掘ってたらしくて、その中を覗いたら変な生き物がいた。
体型はちょっと小柄な男の人なんだが、
皮膚が水色で透けててしわしわで、ゼリー(ジェル?ビニール?)みたいだった。
顔はオッサンっぽくて安らかな顔してて、髪は黒か紺だったか、薄らハゲだった。
で、よく見たら、頭に牛の角みたいなのが生えてた。
あと、何故か鳥の羽が身体中にべたべたくっついてたのが、今思えば不気味。
安らかな顔をして眠ってた(死んでた?)せいか、不思議と怖いとは思わなかったな。

俺「これ、何?」
イケメン「作り物のお人形なんだけどね、失敗作だから捨てる事にしたんだ。しかし今日は暑いねー」

108 :本当にあった怖い名無し:2010/06/28(月) 10:15:51 ID:SuSdyMnE0
こっから適当な世間話になって、俺もそれが人形だって完全に信じ込んで、
お兄さんが穴を埋めた所でお互い別れた。

…で、数日後の家に帰る日に、何となくあの謎の生き物の人形が気になって、同じ場所に行ってみた。
そしたら、そこが何故か小さい池になっててマジでビビッた…
ちなみに、この山周辺は俺の縄張りだったから、迷う事は無かったし、一度行った場所はちゃんと覚えてる。
だから、絶対あそこで間違い無かったはずなんだよ。

池自体は小さかったけど綺麗で、(深い水溜りっぽい)隣に祠もどきものがあった。
最近造られた感じの綺麗なものだったんだけど、祠の一部に墨で英文が書かれてた。
英語では無かったのかもしれないけど、アルファベットで間違いない。
全部覚えてないけど、一番目立つ所に大きい字で『Focoio×』?って書かれてたのは、やけに印象に残ってる。
何か文章の中でも、一番力が籠ってた様な気がする。

一応じーちゃんやばーちゃんにも聞いてみたんだが、きょとんとしてるだけだった。
付いて来てもらいたかったけど、まともに取り合ってくれなくて、結局帰る羽目になった。

俺もすっかり忘れてて、もうじーちゃんやばーちゃんも死んだから、その場所がどうなってるかは分からない。




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157:本当にあった怖い名無し 2007/07/14(土) 15:29:02 (1/9)

初投稿。まとめきれなくて長文になってしまった。

10年ぐらい前に体験した話
今ぐらいの時期に友人達と飲んでいるときに、一人の友人が最近、
地元では有名な心霊スポットに行ってきたと言う話から始まり、
友人が行ったときは他の人達(グループ)もいたので、
その人達と合流して大人数で行ったのであまり怖くなかったらしい。

そこで、俺達も行きたいと話が盛り上がり、次の日の深夜に行くことになった。

次の日の夜、オレを含めて7人。2台の車でその場所に向かった。
オレは霊感はまったくナシ。
けど、2人の友人AとBは昔から霊感が強いらしくあまり気が乗らないみたい。
「辞めたほうがいいよ」の連呼だった。
オレを含め他の友人もまったく、そういうのを信じてないし、見たこともなかったので、怖いという感覚がなかった。
ただ、深夜に暗い森の中に行くのは薄気味悪いって思うぐらいだった。

車を走らせてスポットに向かい、その場所に近づいたら、
一人の友人が有名スポットの手前の所にお墓があると言い出した。
有名なスポットは某城跡だが、その城の主だった人のお墓があるらしい。
ウォーミングアップを兼ねてスポットに行く前にその墓に行くことになった。
近くに車を止めて、わき道を進み、暗い山道を5分程登っていくと、ポツンとお墓が立っていた。
霊感が強い2人も別に普通な感じだったから、別に怖い場所でもないと思っていた。
そこで、「心霊写真が撮れたらど~する?」とか言って友人が持ってきたカメラで記念写真を数枚撮った。
そのまま、何もなく車に戻り、メインのスポットに向かった。

目的地に着き、車を止めて降りた。
すると、友人Aが「やっぱりやめよう。今なら帰れるよぉ」みたいな弱気な発言。
友人Bもその言葉に動揺して帰りたいと言い出した。
俺達は「ハイハイ・・・平気♪平気♪」と呆れ半分で宥めながら二人を連れていった。

懐中電灯を1人1個ずつ持ち、山道を進んで行った。
幽霊が出ると言われる場所までは、徒歩で30分ぐらい山道を登っていく。
進んでいくと、すぐに上の方から別のグループが降りてきた。
男5人グループの人達で、すれ違い時に、「何かでましたか?」と聞くと
「別に暗いだけで、何もないっすよ。全然怖くない。」と言われた。

友人の一人が「祠みたなのあった? 近づいた?」と聞くと別のグループの人が
「あったけど、あそこだけは何か近づきづらかった」と答えた。
すると友人が「あそこにいかなきゃ~ あそこがでるんでしょ?」と話すと、
「でも、な~んか ねぇ・・・」と弱気な感じだった。

「んじゃ~俺達ともう一回行かね?」というと、
大人数になれば怖くないと言い出しみんなで行くことになった。
大人数になったので、みんな気持ちが大きくなってゲラゲラ笑い話をしながら進んでいった。
目的の場所に着き、祠?みたいなのが見えてきた。
すると友人AとB、それと別のグループの一人が「やっぱりそこは怖いよね?」とか3人で話だした。
そんなのお構いなしに、強引にみんなで近づいていった。

小さな鳥居みたいなのをくぐり入っていこうとしたら、別のグループの一人が「だめだぁ~」と大声で叫び、狂いだした。
いきなり叫びだしたと思ったら大泣きして「やめようよ」の連呼。
でも、俺達は既に入っているし、友人は小さな扉を開けたりしていた。
「おまえら聞こえないのか?」と狂っていた人が泣きながら叫びだした。

「なにが聞こえるんだよ?」と聞くと友人Aが「なんか・・・」と言いかけたときに
オレの近くにいた友人が俺達の服を引っ張り走りだした。
服が破れるかと思うぐらい引っ張られそのまま引きずられるように走り出し、その場所から離れた。
俺達が走っていくと、周りにいた友人達も驚いて一緒に走り逃げだした。
何が何だか解らない状態で祠が見えなくなる場所まで走り、山道の手前で止まった。

あとからみんな付いてきて、「なんだよ?どうした?驚かせるなよ!」とか言っていると、
オレを引っ張った友人が、
「建物の裏から人が出てきたんだ。よく見えなかったけど、ぞくに言う『落武者』っぽい人影だったんだ。」
「やべ~初めて見た!と恐怖と驚きで俺達に教えようとしたら、建物の反対側にも2,3人見えて、ヤバイと思って逃げたんだよ」
と話だした。

別のグループの人達は驚いてヤバイよヤバイよの出川状態。
オレもさすがに帰りたいと思いだした。けど、別の友人が「戻ってそいつらを見たい!」とか言い出した。
他の友人も見たいと言い出し戻ろうとすると、友人Bが「マジでやめろ。ってかやめてくれ! 早く戻ろう」
と、言った。友人Aと別グループの人達も「もう、帰ろう。何かあったらヤバイし。」
でも、友人達は「んじゃ~ここで待ってろよ!行きたい奴だけもう一回行こうぜ!」と言った。
怖かったけど、オレも見たいし、何かあったら逃げればいいし。と思って一緒に戻った。

怖いメンバーはその場所で待っていて、俺達はまた祠に向かった。
さっき俺達を引っ張った友人ももう一回見たいと言って一緒に近づいていった。
祠が近づいてきて、鳥居がはっきりと見えて来たときその場にいた全員が立ち止まった。
鳥居の前に数人の人影が見えた。オレを含めその場にいた全員が目撃。
暗くてよくみえないけど、完全に鎧を被った人影。
顔までは見えないけど今の時代の人の格好ではない。

「なぁ~オレだけじゃないよな?見えるよな?」と友人が小声で言い出した。
「やべ~初めてみた。 ってかあっち(幽霊?)さぁ こっち(俺達)を見てるよな?」
と全員動けずに完全に立ち止まってあっちを見ながら話だした。
実況じゃないけど、驚きで今の状況を整理しだした。

「あれがおばけか?おばけだよな?」と友人が再確認。
「こえ~んだけど、何か逃げ出せね~し・・・」と全員が立ち止まったまま。
内心、怖い・逃げたい・ヤバイと思っていたけど、周りが動かず見ているのでオレも動かずにいた。
すると、友人が「オレこれ(塩)持っているんだけど、投げたらアイツら浄化されたりしてw」
と、すごい発言。一瞬周りが和んだ。とその瞬間、周りがピカっと光った。
別の友人がカメラで撮影したみたいで、そのフラッシュだった。

「やべ~おばけ撮ったよ。写ってるかな?」とか言い出し、
「ふざけんな!ビビらせんな!」とみんなで怒った。
すると祠の前にいた人影がいないのに気がついた。
「オマエのフラッシュでいなくなったじゃねーか!」と友人が怒りだした。
「せっかく塩をまいて、浄化してやろうと思ったのよぉ~」と言った。

幽霊が見えなくなったし、こんな状況だったので、ちょっと気が楽になっていた。
すると、遠くで待っている人達の方から「オイ!マジでやべ~!」「早くコイ!」「逃げろ!」と叫んでいた。
すると「ヤべー!」「マジかよ!」みたいな叫び声が聞こえて走って逃げていく感じだった。
俺達は「はぁ?」みたいな感じで戻っていくと、待っていた奴はみんな駐車場の方へ逃げていった。
何があったか解らなかったけど、俺達も戻らないといけないような気がして追いかけるように駐車場に戻った。

駐車場よりずっと手前の道まで戻ってくると、先に戻っていた人達が座って待っていた。
合流して、話を聞くと、友人のカメラのフラッシュに驚いたと思ったら、
突然、耳元で『殺す』と聞こえたらしい。その場にいた全員が聞いたらしい。
みんな驚いて、とりあえずオレ達を呼んで戻ろうとしたときに、
その場所とオレ達の間に犬みたいな動物がいて、近寄って来たらしい。
それに驚いて逃げ出したと言っていた。
オレ達はそんなの見てないので何とも言えなかった。

友人Aが取りあえず、みんな無事でいるし、さっさと帰ろうと言い、帰ろうとした。
その時、カメラを持っていた友人が、まだフィルムが残っているからここで写真を撮ろうと言い出し、全員で記念撮影をした。
そして別のグループの人達と別れ、地元に戻った。
地元に戻ると朝方だったので、段々と明るくなり、みんなも眠いので解散して、オレは自宅に戻った。

そのあと、何事もなく数日が過ぎ、一週間経たないぐらいに、友人から連絡があり、
「すごい心霊写真が撮れた」と連絡があった。けどオレは、仕事が忙しかったのでその後友人達と合うことができなかった。
そんな出来事も忘れていて、それから1週間ぐらい経った時、友人から連絡があり、
近いうちにみんなで会いたい、と言われたので、都合を付けてみんなで合うことになった。
数日後、肝試しに行ったメンバー全員+話を聞いた別の友人達が集まった。
結構な人数になったので、昼間ということもあり、近所の公園にみんなであつまった。
現像をした友人(カメラを持っていた)が説明をしだした。

友人曰く、あのあと直ぐに現像に出した。
受取りに行き、カメラ屋でパッと確認したが、それっぽいは写っていなかったので、そのまま受取り自宅に戻った。
その後、みんなに連絡したが、誰も写真を見にこなかったらしい。
数日経って、Bと会い写真の話をして2人で写真を再確認したら、2枚の心霊写真に気が付いたらしい。
そのうち1枚は誰が見てもヤバイと思うぐらいの写真だったと。
ネガがあるので、焼き増しに行ったが、同じようには現像できなかった。

最初に現像したカメラ屋だったので、店長みたいな人に、話をして写真を見せたらビビってたらしい。
よく、心霊写真はお寺で供養したほうが良いと聞くが、実際どうしたらいいのかわからないので悩んだらしい。
どう調べたらよいのか、誰に聞いたらいいのか、わからずにいて、オレを含め他の友人に連絡して相談しようとしたが、
誰も連絡がつかなかったらしい。

持っているのも気味が悪いく、怖かったが捨てる訳にもいかないので、箱に入れて保管したらしい。
数日経って、現像したカメラ屋から連絡があり、お寺に電話して相談したほうが良いと聞かされ、電話番号を聞き、電話をしたらしい。
電話で住職?に写真について詳しく説明をした。

写真の内容について話をして、写真を撮った場所を説明したら、突然口調が変わり、
「急いでお持ちください。」と一言。「早いほうがいいですか?」と訪ねると、
「今直ぐにでも、来たほう良いです。」といわれ、急いでお寺に向かい、合って説明をした。
すると、写真をみて、「ここに写っている全員をお寺に連れてきなさい。」と言われたらしい。
しかし、この中に、連絡が取れない人(別のグループの人)がいると伝えると、
口調が厳しくなり、「それでは、あなたが連絡とれる全ての人を連れてきなさい。」と言われた。
そして、写真はお寺で一時保管しておくから、なるべく早くと言われたらしい。

どんな写真か見たい。そんな気持ちだったが、そのままみんなでお寺に行くことになった。
他県だったので、車で高速に乗り2時間ぐらい掛けて向かった。
お寺に付くとお堂に向かい、2人の住職が来て、お堂に入り説明(説教)が始まった。
「この季節になるとこういうことをして、体を壊したり、悪い方向に向かう若者が増えている
 あなた達は、運が良く、写真に現れたので、その方向に向かう前に食止めることができる。
 もう、興味本位でこういう事はしないように!取り返しの付かない事になる場合があります。」
と、いうような事を聞かされた。

写真を処分すると共に、御祓いをすることになりました。
御祓いの準備をするときに友人の一人が、「写真には何が写っていたのか知りたい」と住職に話した。
すると、住職が現像した友人に、「写真の内容はお話していないのですか?」と言われ、
友人は「ハイ」と返事をした。住職が一瞬、間をあけて、
「このような写真はもう二度と見たくないですし、見れないと思います。」
と、一言。

オレは、そんなに怖いのか?と思い、見ないまま処分して貰いたかったけど、
友人が処分する前に見てみたいと言い、見せてもらう事になった。
すると住職が仏壇?みたいなでっかい奴の裏側から風呂敷みたいなのに包まれた物を持ってきた。
風呂敷にはネガと数枚の写真があり、「まずこちら」と言い、写真を渡された。

写真はお墓が写っていた。
「こちらの写真は霊が取り込まれていますが、こちらもついでに処分します」と説明された。
みんなで覗き込んでみると、「ここですね」と住職が指をさした。
墓石の表面にうっすらと、人の横顔が写っていた。その顔は口を半開きで、頭の半分ぐらいハゲで
横髪が長い感じ。友人が「チョンマゲのマゲを切り落された人に見えない?」と一言。
鳥肌が立った。まさにそんな感じだった。一人の友人は「それっぽく見えるだけ」と小声で言っていた。

写真を住職にお返しすると、「これですね・・・」とちょっと、ためらった感じだったけど
1枚の写真を置いた。現像した友人が「オレはもう見たくない」と言って振り返った。
みんなで覗き込んで見た。写真は最後に撮った集合写真。
全員が2,3列になって雑木林の前で撮ったやつだった。
「あそこ(祠)で撮った奴じゃねーの?」と友人は言っていた。

写真をみると、全員(別グループの人達も)がはっきりと写っていた。
どこが怖いの?と思いながら見ていた。友人達も見ていたが「どこ?」「どれが?」と言っていた。
すると、現像した友人が「他の写真と比べると明らかにこの写真変でしょ?」と一言。

他の写真?別のタイミングであと2枚集合写真(心霊写真ではない)があり、並べてみると、明らかに変だった。
他の2枚の写真は深夜だったので、フラッシュがあっても薄暗い感じ。
フラッシュの光で何人かの眼が光っていたりしていたが、問題の写真は完全に昼間に撮ったような写真。
補正など一切していない。フラッシュで眼が光っている人はいない。

バックにある雑木林までくっきりと写っていた。
「マジだ。気が付かなかったけど、なんでこの写真だけ鮮明に写っているんだ?」
すごい不思議だった。全身に鳥肌が立った。
「それだけじゃないんだよ。B(友人)の後ろの木だよ。そこなの!」と友人が言った。
その瞬間、そこを見た友人が「ああああ」みたいな変な声をだして驚いた。
「うわ!」「なにこれ!」「すげ~」と見た友人が次々と反応していた。

その反応をみて見るのを辞めようとしたけど、見てみた。
友人Bの後にある林の中の一部の木から枝みたいに人の手が生えている。
それも、手招きしているようにみえた。よく見ると大人の手から子供の小さな手も。はっきりと写っていた。
見ているとこの手に引き込まれそうな感覚になってくる。そんな写真だった。怖いというより気味が悪い。

すると、突然、写真を見ていた友人Aが白目を向いて倒れた。突然だったので凄くびっくりした。
一瞬周りの友人も引き、「おい!」と声を掛けたと同時ぐらいに、
もう一人の住職がAをお越し、背中を数回叩いていた。オレ達は唖然。声も出ない状態でみていた。
Aはそのまま仏壇の方に担がれ、寝かせられた。

住職が、「すぐに処分とお祓いをします。」と言い、現像した友人と倒れたA、友人Bともう一人別の友人と4人だけで良いと言われ、
オレを含め他の友人はお堂の外で待っていた。
お祓いが終わり、4人がお堂から出てきた。倒れたAはまだ具合が悪いみたいだった。
「大丈夫かよ!」と周りが心配して声を掛けると軽くうなずいた。
一段落して、帰る前に、駐車場で一服しながら、「あの写真やばかったなぁ~」とか話をしていた。

すると、現像した友人があの写真について詳しく説明しだした。
とりあえず、オレ達はあの場所にはもう2度と行ってはいけないらしい。
詳しい訳は説明されなかったみたい。凄くヤバイ入口らしい。
そのヤバイのがあの写真にも秘められていたらしい。
また祠で見た幽霊は、辺りをお守りしている霊ではないか?と言われたらしい。
今回の入口とは別問題。祠を守っているだけで危害はないと思うが遊び半分はいけない。
と注意されたそうです。



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1 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)09:45:10

2ヶ月くらい前に山藁って話をここで読んだんだよね
その話をしてた元神主さんに会ってしもうたwww

助けて貰ったんだけど不謹慎にもちょっとウケた
で、大きな神社の周りに小さな神社が点在してる場合は悪いものを祀ってたって話を見て友達と肝試しな事をして2ヶ月くらい大変な目にあった


これから落としていくけど亀なのでレスは出来ないかも



2 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)09:50:23

うちの近所も大きな神社があって周りに小さな神社が点在してる
ここでその話を見て確かめに行ったら大きな神社は天照を祀ってた

小さな神社は何とかの国主や何とかの尊とかで俺と友達2人はヒットーって思ったんだよね
で、ひとつだけ何とかの桑腕とか名前の神様祀ってる神社を発見
ここはよく藁人形とかが打ち付けられてたりするちょっとした心霊スポット




3 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)09:55:45

ここで見つけた山藁の話の最初に何か説明してた通りだったのでもちろん良くない物を祀ってる祠を探したさ

で、神社の裏手の竹やぶの中に小さな祠発見
俺らもテンションが上がり周りの柵を乗り越えて中に進入

すると友達の1人が祠の戸をオリャーって感じで開いたら中に頭くらいの石と神で出来たしめ縄みたいな飾り?と奥に何か絵みたいな紙が飾ってあったんだ



4 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:02:55

そしたらそのオリャーの1人が何これこんなんが良くない物かい
って感じで石を持ち上げるわ中の絵みたいな紙を引っ張り出すわで流石の俺もドン引き
それはアカンのとちゃう?止めときと一応制止してその日は違う心霊スポットに再突入する事に決定

違う心霊スポットに向かう途中に時折俺だけじゃなくて3人共何か変な感じが付き纏ってたんだけどその時はビビってると思われるのも嫌だから黙って次の心霊スポットに向かってた



5 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:11:25

次の心霊スポットでワイワイキャーキャーやってビビり倒して満足
いい加減深夜なので帰る事に

帰る途中にオリャーの奴がやたら足が痒い何か変な虫に食われたんかなとか話ながら歩いてたら最初に行った神社の近くに辿りついたのでもう一回竹やぶ覗く事に

ここが一番何もなかったなってな事話してたら竹やぶの奥からガサガサって結構デカイ音で何かが動く音が聞こえてマジビビり

ビビってたら黒いコート着た只の爺さん

俺らもホッとして行こうとしたらその爺さんが言葉にもならんような叫び声あげて俺らもマジでうわってダッシュ

後ろ振り返ったらその爺さんブリッジした体勢で猛ダッシュで追いかけて来たんだよ




6 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:18:26

もう化物以外のなんでもないやん
俺らも超ダッシュBダッシュなんか目でもないくらいの
無我夢中てダッシュしてそこそこ人気のある所までヒィヒィ言いながら走って後ろ確認するともう爺さんいない
俺らは恐怖と疲れとで滅茶苦茶なテンション

最初の事やさっきの事話してビビったり笑ったり
取り敢えずそのまま一人一人になって家帰るの怖いからファミレスで朝まで暇つぶして帰るのに決定

オリャーの奴は相変わらず足が痒いとか



7 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:25:27

夜も明けていい加減眠いし外ももう明るくなり始めて帰る事にしたんだよね
家に帰るなり即爆睡
目が覚めたのが夜の7時過ぎ電気付けようとして起き上がったら窓の外に黒い人影。いや、本当に黒いの

うちマンションだし周りのは結構明るいから窓の外に人がいても黒くはならないんだよ。ましてや俺の部屋電気消えてるからむしろ外の方がはっきりするくらい

慌てて親のいるリビングにバタバタ逃げた
親が何うるさくしてんの?ってイラっとするくらい

慌てて友達にLINEしてビビった報告




8 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:29:57

オリャーから即返信

おまえビビり過ぎwww

もう1人からも返信
明日あの神社の神主に話した方が良いんちゃうかな?

オリャー
そんなんしたら怒られるやん


マジ怖いって明日神主に話そうや
この後1時間ほどやりとりして
取り敢えず明日謝りながら神主に話そうってけつろんになった





9 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:36:57

期待




10 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:37:20

俺ともう1人で落ち合ってオリャーを迎えに行って神社に行く段取りで
取り敢えずもう1人と落ち合ってオリャーの家に向かってたらもう1人が


昨日さ俺も怖い目にあってん。風呂入ってたらな風呂の外壁やと思うんやけどバンバン叩かれてな慌てて風呂出たわ

んでな、怖いから寝ようとしたら俺の部屋2階やん?なのに窓の外に人がおんねん…1発で落ちたわ…で、気いついたら朝やん

マジ怖いやんって2人で話しながらあの神社でやった事後悔しながらオリャーの家に着いた






13 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:41:52

オリャーの顔がちょっと暗いのには気付いだけど寝起きかコイツ?
俺らがこんな怖い思いしとんのに呑気な奴やな
そもそもコイツのせいちゃうか?
オリャーがまあ上がりって部屋に誘導して部屋に入るなりイキナリ
お前ら絶対引くなよ。絶対やぞって言うとパンイチに





15 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:50:31

オリャーが痒がってた所が赤黒くなってんだけどその形が蜘蛛の形
何となくじゃ無くてゴムのおもちゃみたいにはっきり蜘蛛
ブリッジ爺さんの事もあるしマジで凍りついた

怒られる云々より神主に話して何としてでも助けてもらわなアカン論が断トツで当選。嘘のエピソードでたまたま祠開けてしもた話で口裏合わせる予定やったけどもう無理。素直に話すで満場一致



神社に着いて敷地内にあるお家に行ってピンポン
奥さんらしき人が出て事情を説明したら神主さんはお出かけ中
帰りを待つ事になったんだけど家には入れて貰えずに倉庫みたいな所に椅子とお茶を持たされ移動させられた




16 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)10:56:43

2、3時間したら神主さんがキレながら帰って来た
俺らを見るなり襲いかかって来そうな勢いで
お前ら何してくれてんねん。どないすんねや!このどアホ!

俺らも最初は話を聞かれてから怒られると思ってたからイキナリ怒鳴られてマジでキョトン
普段ならこんなおっさんに怒鳴られても怖く無いけどあの時はヤクザに怒鳴られるより怖かった



お前ら何でいちいち柵の中に入んねん。何の為の柵のや考えー
30分は余裕でこのテンションで怒鳴らまくった



18 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)11:04:57

何でこんな事したんか聞かれてここで見た情報で良くない物祀ってるかなって思ってここに肝試しに来た事を素直に話したら神主さんが


その通りやウチはな神様をお祀りしとんのとちゃう周りの神様の力を借りてここに居られる昔の悪い土地神さんを鎮める為に社を管理しとんや
お前らがその悪い土地神さんに祟られてもワシは何も出来んのやで。やり方も正直知らんわ。どないすんねん


いや、どないすんねん言われても…どないすんの?






19 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)11:12:48

オリャーの足を見せて俺らがドキドキしてると神主さんがため息つきながら


お前らお父ちゃんとお母ちゃん呼べるか?呼べるかや無いで呼んで貰わなアカンのやけどな今から電話して今日何時になっても構わんから来てもらい


何か何が起きるか分からんけどドキドキしながら親に電話
ちょっとよく見る怖い話の展開やんとかニヤニヤしながら3人で話してたら神主さんにぶん殴られた


お前らホンマに事の重大さ分かっとんか?冗談でも何でも無いぞお前のツレの足のアレたまたまやと思うか?ええ加減にせえよ

神主さんが若干涙目になってて俺らもつられて泣きそうになったわ




20 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)11:22:24

夜の10時くらいに親集結

神主さんの家の中で何やらお話。俺らは相変わらず寒い中外の倉庫の前に放置されたまんま。仕方無いから神主さんの悪口やその他の良くある展開の事話して暇つぶし


親達が何とも言えん顔でこっちに来た
ウチお母んに至ってはガン泣きしてるし親父はキレてるし
何か色々怒られたり抱きしめられたり本当に泣きそうになった


で、神主さんが
ウチは何にも出来ん。唯隣の県のお社さんに数百年ウチと似たような物をお鎮めやっとる所があるからそこにお願いする事になったからな。ウチよりはそう言う類に詳しいて。向こうさんに話たら出来る限りの事やってくれるそうや




23 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)11:30:25

他の2人はどう思ったか知らんけど俺的には
キタ───O(≧∇≦)O────タキ
ってちょっと思ったな

車で2時間くらい揺られて隣県の山奥の中腹にぽつんと神社が見えた
神主さんがあそこや今から行くんは。ええか?あそこにも同じ様な場所がある。分かっとるな絶対に近づいたらアカンで!ええな!

暫くここに居る事になるやろしやる事無いかも知れん。でもな、絶対に近付いたらアカンで分かったな!


いや、流石にもうせーへんよ




26 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)11:36:41

神主さん

深夜遅くに大変申し訳ありません。先に電話させて貰いました〇〇です

お家の中から思ってたより若いお兄さんが出て来て

いえいえ。やってしまったものはしょうがないし〇〇さんも遠い所から大変でしたね。どうぞ中に入って下さい。君らも大変やったね、さ、中にお入り

神主のおっさんと違ってめっちゃ優しい





28 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)11:50:06

色々と話を聞かれて気がついたら夜が明けてた
神主さんは眠そうやったけどそのままこの子らをよろしくお願いします


って本当に深々と頭を下げて帰ってった。あんな怖かったのは俺らを本当に心配してくれてたんやなって反省した


そのまま飯食わされて疲れたやろうから眠りなさいって言われて
俺らも本当に疲れた感じで雑談もせんとアホみたいに眠った



俺が目が覚めたんは夕方くらいやったと思う

2人はもう起きててここの神主さんが



目が覚めたね。ほなちょっとお話しよか

僕もねつい最近ここの当代を引き継いだばかりなんよ。正直何をしたら良いか分からんのね、ウチは150年の持ち回りで社をお守りさせて貰うんやけど僕の家は僕から持ち回りなんよ。やから僕の家の人は対処法を全く誰も知らんのよ



えー。ど、どうすんの?俺らアウト?





29 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)11:55:40

とか思ってると当代さんが

やからね、先代の方にお話して来て貰う事になったから僕よりは安心出来るよ。何にせよ怖いもの知らずもほどほどにせなね

それからウチのお社の奥から細い道が続いてるけどその奥には絶対行ったらアカンよ!ウチのお社も良く無いものをお鎮めする為のお社やからね。これだけは絶対に約束してな




30 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)12:04:46

俺らも当然それは守ります。これ以上怖いのはごめんです

突然オリャーがビクッてして
あの、当代さん…窓の外に居ます…どうしようこっち見てとる
俺らも慌てて窓の外見たけど何もないし正直?って感じ
当代さんがオリャー以外の俺らの顔見てちょっと考える様な顔して



うん。君が一番いらん事したんやね。やから足に出来物も出来てるし一番目をつけられてるんやな
僕もまだ祈祷くらいしか出来んけどお務めしとくから安心し。それにもうすぐ先代も来てくれるからね



俺は本当にこんな事あるんやなって




31 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)12:13:07

オリャーを連れて当代さんが神楽?っていうの舞台みたいな場所
そこに連れてってお祓いみたいな事やってると誰かイキナリ来て


お前らかバチあたりは!って話かけられた
俺らが苦笑いしてるとその人が


あのな近づいたらアカン場所はそれなりにわかる様に立っとるやろ。お前ら2人ちょっと来い。祈祷中スマンちょっとこいつ等借りるで



当代さんがお辞儀っぽい頷きしたらその人が俺等連れて外に出て着いて来いって神社の細い道の奥に連れてかれた





32 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)12:24:45
俺らがここ入ったらアカンって言われてるんですけどって言ったら

大丈夫。ちょっと前まで俺が当代やってここの先にある所をお鎮めしとったから。お前らがやらかしたのと同じ様な場所やわ
まあ着いて来い



夕方だけどまだ明るいしそんなに怖く無かったんだよな
暫く行くと大きな板で仕切られてる場所に着いて一気に震えがくるほど恐怖を感じる場所に変わった



ウチの一族がお鎮めしとる山藁様の居る場所や。見て分かるやろ良くない物を閉じ込めてるんやお前らの入った場所も形は違っても同じ様に囲まれてたり封をされてたやろ?こんな所は人が関わる様な場所と違うやろ

ウチの山藁様は特に怖いからな。ここには2度と入ったらアカンぞ



山藁様って俺がここでみた話やん。マジやったんかいってそん時は思っても仕切られてる社見てたらそんなアホな考えも浮かばん様な感覚に陥ってたわ






33 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)12:43:24

神社に戻り当代さんが
どうしたもんかね。兄さんとこはこんな場合どうしてたん?



先代
俺も何も出来んぞ。やり方知らんし、爺さんの代は爺さんがその手良くやってたらしいけど。山藁様の時と同じ様にお鎮めとこの子らに悪さしとる物の所にお参りの繰り返しやろな



当代
うーん。ならこの子らはここに暫く置いて僕はお役目するんでええかな?兄さんとこのお爺さんの文献も調べるけど



先代
うん。それしかないやろな。お参りには週に2、3回俺が連れて行く感じでやろか


当代
暫くお家に帰れんけど仕方ないよね。オリャー君の足の出来物が取れるまでは皆ウチに居てもらうよ

それから2ヶ月もケータイの電波すら届かん場所にほぼ閉じ込められて健康になりましたWi-Fiはあったけど修行みたいな毎日やったよ

オリャーはもっと大変そうやったけど
先週やっとオリャーの足のアザもかなり薄くなったから帰って来れた



こんだけの話やけど俺からの忠告な
俺らみたいな馬鹿やったら絶対に後悔するよ俺らはただ運が良かっただけだったしね
山藁様の祟り受けた人の話と写真見せられたりしたけど本気で俺らは運が良かっただけ
良くないものに軽はずみに近づくべきじゃないって事は勉強出来たよ






34 :(#´Д`)ペッ◆9GsWtWBAHo :2016/03/14(月)12:59:10

文章が幼稚だし書くのは遅いし読みにくいし…









だが面白かった!!




36 :名無しさん@おーぷん :2016/03/14(月)13:11:08

>>34
ちゃんと反省はしとるけど
出来ればT君みたいな人が来て破ぁぁぁもやってもらいたかったな







81 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/22(日) 03:55:47 ID:O/+AmpWX0 [1/4回(PC)]
そんないい話というのものではないですが・・・ 

昨年の春先、仕事上の事で体力的というより精神的にまいって 
いた時がありました。 
同じような日々の繰り返しなのですが、それがかえって徐々に 
締め付けてくるように気持ちを蝕んできました。 

そんなある日、9時ごろに仕事を終えた私は、気分転換にひとつ 
となりの駅から帰ることにしました。 
となりの駅といっても徒歩20分もかからず、散歩に丁度いい 
といった所です。 
しばらく味気のない通りを進み適当な所で曲がると、昔ながら 
の住宅街という場所にでました。 
モダンな家も多かったですが、重厚感のある木造の家も幾つか 
ありました。 
まさに、昭和だな・・ 
そんな事も思いつつ、なんとなく懐かしい気持ちになって進むと 
左手に小さな祠を見つけました。 
その祠は家の神棚くらいの大きさしかありませんでしたが、 
近所の人が世話をされているのか綺麗に整えられていました。 
私は祠の真横までくると、なんともなしに祠に正面を向き、 
軽く会釈しました。

 


82 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/22(日) 03:56:36 ID:O/+AmpWX0 [2/4回(PC)]
すると、祠の左からヌッと大きな猫が登場したのです。 
猫好きの私ですが、さすがに少し驚きました。 
お世辞にも可愛いとは言えませんでしたが、トラ模様の立派な 
毛並みで、えらく落ち着いた貫禄を漂わしていました。 
祠より大きな体じゃないか、どこに隠れていたんだろう、 
それとも穴でもあるのかな。 
私がそんな事を考え、猫をじっと見ると、猫は「ナー」と 
言ってきました。 
まるで「何か用か」というような口ぶりです。 
私が黙って見ていると、また「ナー」と鳴きました。 
別に何か要求するという感じではなく、俺はこの辺の主だが、 
言いたことがあるなら聞いてやるぞといった雰囲気です。 

別に急いで帰宅する理由もないので、私は祠の前でしゃがみ 
猫と少し遊んで行くことにしました。 
ただ、なんとなく撫でさせてはくれないような雰囲気だったので 
お互い「にゃーにゃー」言うだけでした。



83 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/22(日) 03:57:40 ID:O/+AmpWX0 [3/4回(PC)]
「ナー」 
「ニャー(ただのとおりすがりです)」 
「ナー」 
「ニャー(ちょっとした気分転換ですね)」 
「ナー」 
「ニャー(少し疲れてます・・・)」 
いい年して我ながら間抜けな姿ですが、落ち込んでた私には 
妙に楽しく感じました。 
でも、すぐに人が来てしまったので、危ない人と思われたく 
なかった私はすぐに打ち切りました。 

その時、すぐに視線を祠に戻したのですが不思議な事に 
猫はいなくなっていました。 
(あれ?) 
なんとも不思議でしたが、そこは小さな祠だけが静かに 
構えてあるだけでした。 
まあいいかと思い、それでも少し気分が楽になった私は 
駅に向かいましたが、隣の駅とはいえやはり帰宅ラッシュは 
続いています。 
でも、なぜか乗った駅から座れたのです。



84 : 本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/22(日) 03:58:31 ID:O/+AmpWX0 [4/4回(PC)]
珍しいこともあるもんだな、と思って普通に座っていたのですが、 
2つくらい駅を過ぎたところで、となりに座っていたおじいさんが、 
「大丈夫、あなたが頑張っているのはみんな知ってるよ。 もう少しだから」 
と言って降りていきました。 
(えっ!何!わ、私に言ったの?) 
おじいさんは普通の人だったと思います。 
さすがに少しは気味悪かったですが、嫌な事を言われた訳でも 
無いので特に何するでもなく流しました。 

2ヶ月後、本当にいろんな事が好転しだした私は、休日に 
祠に挨拶に行きお礼を言いました。根拠はありませんが、そう 
したくてたまらなかったのです。 

猫はいませんでした。







210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/16(月) 21:38:50
『牛の首』という江戸時代から伝わる怪談があるが、俺の田舎にもそれに類する伝説があった。

標高200メートルくらいの山があった。山と言うより丘に近い感じだ。
地元の人たちはその山で、春は山菜取り、夏は薬草取り、秋は栗、きのこの採集、
冬は子供達がスキーで遊ぶ(ここは豪雪地帯で有名な、川端康成の小説の舞台にもなったN県です)と、
まあ、地域の人たちにとって無くてはならない山であった。
頂上につながる山道があるわけだが、その途中が二股に別れていて、地元の人たちは左側の山道には決して入ろうとしない。
誰も入らないからその道は雑草が生い茂り、道があるかどうかも分からなくなる。
その道無き道を歩いていくと、行き止まりは灌木に囲まれた平地で、と言っても直径3メートルくらいしかなく、
そこには中学生くらいの背丈の木造の祠があり、周囲が鎖で縛られて錠が掛かっている。
鎖も相当古くて錆びている。(俺は実際に行って目撃した)

古くからの言い伝えによると、この祠を開けて中を見ると、あまりの恐怖に即死するか発狂してしまうので、
中がどうなっているのか誰も知らない。『牛の首』と全く同じ話である。
ただ、鎖の掛かった祠を見た人は大勢いる。怖くて中は見られない。
俺もその一人で、中学2年の6月、同級生と連れだって祠のある場所まで登ってみたのだが、
鎖で縛られた祠を目の前にすると、何か畏敬の念に襲われて、祠に手を触れることも出来なかった。
帰宅してその話をすると、祖父には罰当たりと叱られ、唯物論的な父親には迷信を信じるなんて愚かだとこれまた叱られた。

その年の秋、その山に登ってきのこを採って、山中できのこ汁を楽しんだ人たちが、ツキヨタケの中毒で死んだり、
地元の高校生が冬山登山の練習でで心臓発作で死んだりするたびに(丘のような山なのに)、
俺はあの鎖で縛られた祠のことを思い出して背筋が寒くなる。
故郷を離れて20年近くなるが、あの祠は今はどうなっているのやら。

興味のある人は、N県M市、F日町、I沢地区の、地元の人たちがB餅山と呼んでいる山の祠を訪ねてみてください。






371 :本当にあった怖い名無し:2018/02/10(土) 09:49:32.61 ID:zyh5U9V60.net
山にまつわる…であってるのかなんだけど、舞台は山だからご容赦を。
年代と性別に多少のフェイクが入ってます。


自分が小学低学年の頃、今から35年ほど昔。
住まいは都内城南地区。
自営の我が家だった為、家には仏壇と神棚はあって毎日お参りはしていたけど、
特に宗教を特に信仰していたりってのは無い家庭だった。

ある日の休日、母が朝食の時に不思議な夢を見たと話し出した。
首都圏内の某山の上に、朽ちかけた祠があり、そこから声がするという。
声の主は神様?仏様?分からないけど人のような形で、右肩から血が出ていた。
痛くてどうしようもないから治しに来て欲しいという。
自分も父も、夢を見た母自身もなんのこっちゃだったんだけど、やはり気になると。
休みにしては珍しく早起きしたので、じゃあドライブがてらそちらの山のほうに行ってみよう!
何もなかったら近くの牧場でも行けばいいしね、となり出発。


372 :本当にあった怖い名無し:2018/02/10(土) 09:50:17.63 ID:zyh5U9V60.net
到着して、遊歩道を歩きながら進んで行くと、母が声を上げた。
見ると夢に見た小さな祠と同じだと言う。
誰も手入れをしていないようで、ボロボロになって、中には小さなお地蔵さん。
やはり肩のあたりががっつり破損していた。
しかし治すなんて言ってもどうしようもない。
仕方ないから祠の上には大判のハンカチを掛け、飛ばないように石を乗せ、
お地蔵さんには手ぬぐいを巻いて手を合わせ、どうしたもんかと考えた。
近くに知り合いもある訳でないから、困ったんだけど、とりあえずまた来ますとお地蔵さんに伝え下山。
車に乗ろうとしたとこで、地元の人っぽいおっさんに会う。
意を決して声を掛けて、夢の話とここであったことを伝えると、
おっさんはびっくりしていたけど、信じてくれて、じゃあ町会?だかに話しておくと言ってくれたので、お礼を伝えその場を離れた。

数ヶ月後、またドライブがてら様子を見に行ったら、祠は綺麗に屋根をつけてもらい、お地蔵さんも治療してもらってた。
綺麗なお花やお茶も供えられていて、誰かがちゃんと管理してくれてたみたい。
また下山すると、あの時とは別の地元のおばあちゃんがいたので、父が話を聞くと、おっさんがすぐに話して祠も直してくれたみたい。
地域の人が山菜取りやらなんかの時に、ついでだからねぇってお参りもしてくれるようになったとか。
ただそれまでそんなとこに祠があるって誰も知らなかったとか。
そんな奥まったとこでもないし目立つのにねぇって、地域の人達も不思議だったとか。

また行きたいけど、母も詳しい場所を忘れてしまったし、父ももういないのでもう行けないけど、
あのお地蔵さんが今でも大事にされてたらいいんだけどな。





63 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 02:46:45.24 ID:5D+37R890
七年ほど前の話時期は忘れたが、呼び出されて子供と一緒に実家に向かってる最中。
突然、目の前にばあちゃんの家にある、小さい土地神様(?)の社が浮かんできた。
ゆっくりと扉の所がアップになっていく感じで近づいてきた。そして内側から扉が開いて、吸い込まれた。
お堂の中は、↓に向かって深い穴が開いていて、そこにふんわりと吸い込まれた。

時々曲がったりしながら、結構なスピードで落ちていた。
どこに行くのかなー とか、思っていたら、突然広い所に出た。
一拍して、自分が落ちて(?)いた所の筒から外に出たってことに気付いた。
そこは、木漏れ日のさす大樹の外側の一部というのが、自分の中で一番近い例えだと思う。



65 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 02:55:42.35 ID:5D+37R890
 
たくさんある光っている所。その一つから自分が来たと、そしてそんな場所がたくさんあるんだと、理解できた。
光るところから延びる管は、近くにある管とくっついて少し太くなり、またその先で近くにある管とくっついて少し太くなっていく。
無数にあるそれは、徐々に折り重なっていき深くなっていた。
見ている間もどんどん落ちていってるんだが、ここはまだ枝先だとわかった。



66 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 02:59:44.01 ID:5D+37R890
 
とても綺麗で、まだまだ見ていたかった。
が。
車の運転中なのだ。
旦那の実家から電話で呼び出されて、山道運転真っ最チュゥ。後部座席には、風景見飽きて熟睡中の子供。
向こうに意識を引っ張られるのを感じつつも、無理やりこちらに戻った。
山道の中よく事故らずに走れたと、いまでも思う。そんな不思議体験でした。



67 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 09:11:13.05 ID:gLEs7I3r0
>>63-66
ひとつの世界モデルの提示になっててなかなか興味深い話だ。
要するに管が樹状に枝分かれした構造があって、それぞれの枝先がこの世との出入口になっていると。
で、その出入口のひとつが義理の実家にあるお社の幻影として迫って来てそこに落ちてしまったと。
しばらく筒に沿って落ちていったけどそのうちに筒の外へ飛び出してしまったということだね?
質問。
・落ちている間も車に乗っていた? その時お子さんは?
・それを体験した時間帯は? 昼? 夜?
・枝先が光っていたということはその辺りはやっぱり暗かった?
・だとするとそこは感覚的に地下だったのか宇宙だったのかどっち?
・義理家にある実際のお社に何か変わったことは? そもそも何のお社?
・義理家から呼び出された理由と今回の体験に何か関連はありそう?
・この体験を義理家の人に話したか? 話していたらその反応は?



71 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 14:45:21.90 ID:5D+37R890
>>67
体験したのは昼間。そのときすでに子供は寝てたし、運転中にした体験だった。
暗いとは感じなかったかな。
ゲームでいう、地面の裏側な感じだとおもう。地面の中にあんなに広い空間があるとは、思えないので。
社があるのは自分の親で、後日手を合わせに行ったが、なにもなし。



72 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 15:07:43.60 ID:5D+37R890
あと、社の事なのだが。
親に誰か知ってそうな人がいないか聞いた所、ほぼ亡くなっている事がわかっただけだった。
この社については「土地神様が祭られている」以上の事はなにも知らないようだった。
旦那の実家にも、自分の親にも、この体験は話したことはない。







672 :1/12:2009/10/05(月) 16:12:28 ID:9IzgCcHu0
イイハナシスレからコピペ

私の母方の実家は、ある山のふもとの温泉街にあります。
そこから歩いてすぐの山は、湯治客のためにとハイキングコースとして道が敷かれ、
子供一人でも難なく行けるくらいの緩やかさなのですが、
その道を少しそれると、そこは舗装もされていない、
道と呼ぶのもためらうような、山道ケモノ道が森の奥深くまで続いているのです。
そこが祖母の家へ泊りがけで来ている間、当時小学二年生だった私の遊び場でした。

ある日、私が川の流れる谷沿いを歩いていると、道の脇に古びた祠がぽつんとひとつありました。
伸び放題の草木に絡まれ、今にも朽ち果てそうな有様でしたが、
祠の中には、小さなお地蔵様が一体、鎮座しています。
苔にまみれたみすぼらしいなりではありましたが、私はお財布から小銭を一枚とり出し、
お地蔵様の足元に置きました。
当時の私は、特に信心深いというわけでもなく、
ただ『お賽銭をお供えする』という、行為そのものが面白かったのだと思います。

その時もお賽銭だけお供えすると、手を合わすこともせず早々に立ち去ろうとしました。
すると、不意に誰かに手を掴まれたのです。
いえ、正確には手を掴まれて、後ろに引っ張られたような気がしました。
そう、そんな気がしただけです。だって、この場には私以外、誰一人としていないのですから。

その後、ふもとの家まで戻った私は、玄関前で鉢合わせた祖父は無視して、
台所で晩御飯の準備をしている祖母に、ふと気になった山の中の祠について尋ねてみました。
というのも、あの祠のある辺りにはあまり近付かないようにと、普段から言い聞かされていたからです。
厳しい祖父にそのことを話せば、きっと祠の話の代わりにお説教を聞かされることでしょう。
その点、祖母は山へ入ったことを咎めるでもなく、けらけらと笑って祠の由来を教えてくれました。


673 :2/12:2009/10/05(月) 16:13:35 ID:9IzgCcHu0
昔、と言っても遠い昔のことではなく、戦後すぐくらいの頃。
まだろくに道も整備されていない山の中で、一人の女の子が行方不明になりました。
ふもとの町では大人たちが集められ、山狩りまで行われましたが、結局女の子は見つからなかったのだそうです。
この地方には古くから山神様の言い伝えがあり、町の人たちは、
「あの子は神様に連れて行かれて、あの山の山神様になったんだよ。きっと、これから私たちのことを守ってくれる」
と、女の子の両親を慰めたのだそうです。

しかし、それからしばらくたった後。再び山で、今度は男の子が二人、行方不明になったのだそうです。
その内一人は無事に山を下り、もう一人は谷底の川に流されて、ずっと下流で遺体となって発見されました。
助かった子から話を聞くと、山で道に迷い崖近くを歩いている時、誰かに腕を引っ張られたと言うのです。
幸い、彼は谷とは見当違いの方へと引っ張られました。
けれどその時、一瞬だけ見えたもう一人の子の姿は、
まるで彼も見えない誰かに引っ張られたような、とても不自然な様子だったのだそうです。

警察はもちろん「そんなことはありえない」と言い、
きっと前の日まで続いた雨で地面が緩くなっていて、なにかの拍子にくずれたのだろう。そう結論付けました。
けれど町の人は違いました。
なぜなら、助かった男の子の右手首には、手の形をしたアザがくっきりと残されていたからです。
まるで誰かに掴まれたような……。

そして、それからも度々同じようなことが起こりました。
山へいった子供が、崩れてきた土に潰され、あるいは川に流されて、その命を落としてしまうのです。
みんながみんな助からなかったわけではなく、中には山で迷いながらも無事に戻ってくる子もいました。
しかし彼らはみんな、口をそろえてこう言います。
「山の中を歩いている時、誰かに手を引っぱられた」
そして彼らの右手首には、決まって手の形をしたアザがあるのです。

「もしかしたら、先に行方不明となった女の子の崇りなんじゃ?」
いつしかそんな噂が町に広まり、大人たちで話し合った結果、
最初の男の子が犠牲となった崖の近くに、小さな祠とお地蔵様を置いて、崇りを鎮めようとしたのでした。


674 :3/12:2009/10/05(月) 16:14:40 ID:9IzgCcHu0
「けど崇りは鎮まらないでね。今でもたまに悪い子がいると、手を引いて山へ連れてっちゃうんだよ」
祖母はおどけた調子でそう締めくくりますが、私は怖くて何も言えませんでした。
私は祖母に祠のことを訊いただけで、誰かに手を掴まれたとは言っていません。
とても気味が悪く、こういう時に限って周りがとても静かに感じます。
けれど怖がっていることを悟られたくない私は、平気なふりをしつつ、
「その後、誰かが連れていかれたことはあるの?」とか、
「連れて行かれた子は悪い子だったの?」などとしつこく祖母に尋ねます。
祖母は笑って、
「そんなに気になるなら、今晩の宴会にくる伯父さんに訊いてみなさい。
 伯父さんは昔、山で手を引かれたことがあるんだよ」
と言いました。


675 :4/12:2009/10/05(月) 16:15:40 ID:9IzgCcHu0
その晩。一族が集まっての宴会に、伯父さんもちゃんと出席していました。
私は祖母に言われたとおり、伯父さんに『手を掴まれた』時のことを訊いてみました。
思えばこれが間違いだったのです。
伯父さんはその手の話をとっても好み、さも恐ろしげに語って聞かせるのが大好きでした。

「いいか。あの祠に近付くとな。
 あの山で遭難した女の子と、それに連れ去られた子供たちの崇りを受けるんだ。
 みんなで手をぐいぐい引っぱって山まで連れてって、そこで死んだ子供たちに取り囲まれて、
 気づいたらお前もその子たちの仲間になってるんだ。
 山から逃げても無駄だぞ。そいつらはお前が家で寝てる時、こっそりと入ってきてさらっちまうからな」

今にして思えば、それは怖い話をして、二度と私をそこに近づけまいとする、大人の浅知恵だったのでしょう。
けれども私はその話が怖くて、それを聞いた後は、宴会で明々と賑わう広間から離れることができません。
しかし宴もたけなわを過ぎると、母親から「もう寝なさい」と寝床へ追いやられてしまい、
私はひとりで、寝室として使っている部屋へと戻りました。

母親の実家は地元の名家で、家は屋敷と呼んで遜色ないほどに広いのです。
屋敷には宴会のあとで酔いつぶれた人たちが泊まれるよう、二十畳ほどの広めに造られた和室がいくつかあり、
私が寝室としてつかっているのも、その内の一つでした。
普段は広い部屋を独占していることに高揚する気分も、今はどうにも頼りなく、不安な気がしてなりません。
私は縁側の廊下へ続くふすまや障子を全て閉じ、
常夜灯をつけたままで、祖母が用意してくれていた布団にもぐりこみました。


676 :5/12:2009/10/05(月) 16:16:44 ID:9IzgCcHu0
どれだけの時間が経ったのでしょうか。
ふと、私は目を覚ましました。
屋敷の中は静まり返り、人の気配はありません。
どうやら既に宴会は終わり、みんな寝静まっているようでした。
私が普段、夜中に目を覚ますことなど滅多に無いことです。
あるとすればせいぜい、起きている誰かが物音を立てた時くらい。
しかし、全員が寝静まった屋敷の中で、そんな物音を立てる者など……。
……ギっ……………………。
どこかすぐ近く。まるでそこの障子の向こう、縁側を通る廊下から、床が軋むような音が聞こえました。
両親か祖父母、でなければ泊まっている誰かがトイレに起きてきたのかもしれない……とは思いませんでした。
一階のトイレは、風呂場など水周りの集まる屋敷の北側と西側にしかありません。
私がいる寝室は屋敷の東側、しかもその一番端。誰であろうとこの廊下を通るはずはないのです。
そう、この部屋に来ることが目的である以外は。
……ギっ……………………。
不意に音が止みました。私は廊下へつづく障子に背を向ける形で横になっています。
すっ、と木枠が滑らかに動くような音が聞こえた気がして、みしり、と畳の軋む音が聞こえた気がしました。
ふわ、と頬を風に撫でられたような気がして、誰かの気配がすぐそばにあるような気がしました。
私は目を閉じたまま、背後にいる誰かに起きていることを悟られまいと身を堅くします。
けれど妙に高鳴る心音で、わずかに震える肩の揺れで、
目を覚ましていることがばれるのではないかと思うと、気が気ではありません。
それと同時に、背後にいるのはどんなやつなのか。
顔は、背は、太っているのか痩せているのか、恐ろしい姿なのかそうではないのか、とても気になります。


677 :6/12:2009/10/05(月) 16:18:00 ID:9IzgCcHu0
両者の間に挟まれた私は、せめてどんな体格なのかくらいは見てみようと、
背を向けたまま薄目を開けて、相手を盗み見ようと考えました。
目いっぱい視界を動かせば、頭の天辺くらいはみえるだろう。
そして相手の顔までは見えないのだから、相手に悟られることもないだろう。
そう思った私は、ほんのわずかにまぶたを開き、視界を背後へと移し、背後にいるソレと目が合いました。
ソレは私の上に大きく身を乗り出し、顔をのぞきこんでいたのです。
ソレは私の顔をのぞきこみながら、にんまりと笑いを浮べていました。
私はとっさに目を閉じ、震えそうになる全身を必死で押さえつけました。
ちらりと見えてしまった顔は女の子で、切りそろえた前髪と肩から垂れる長い黒髪、そして着物のような襟。
見ることができたのはそれだけでした。そして、それだけで十分でした。
それだけで私は、やっぱり女の子の霊なんだ、やっぱり自分を連れて行くために来たんだと、
そう確信するのには十分だったのです。
大声をあげるべきか、けれどそれでは相手を刺激してしまわないだろうか、このままだと自分はどうなるのか、
まとまらない考えが頭の中を巡ります。

そして――唐突に、右手をぐいっとつかまれました。
物凄い力で、ぎりりと腕が痛むほどでした。
たまらず私は「痛いっ、痛いっ」と叫び、その手を振りほどこうともがきます。
けれど身体は上手く動かず、力を入れることが出来ません。
喉に何かが張り付いているように、あげたはずの叫びも声にはなりませんでした。
それでも私はもがき、もがき、もがき。


680 :7/12:2009/10/05(月) 16:24:58 ID:9IzgCcHu0
ふと、私は目を覚ましました。
屋敷の中は静まり返り、人の気配はありません。
どうやら既に宴会は終わり、みんな寝静まっているようでした。
つい今までかたわらにいたソレの姿もありません。
障子はぴったりと閉まっています。
寝る前に私が閉めたときと同じように。それから一度も開けられてはいないように。
私はあわてて起き上がり、明かりをつけました。部屋には私以外に誰もいません。
どこに目を向けても、どこに目を凝らしても、私以外の何者の痕跡すらありませんでした。
私は気が抜けたように布団の上へと座りこむと、胡坐をかき、盛大にため息をつきました。
おかしな夢を見た。そういう結論に達し、額の汗を拭います。
昼間、そして夜の寝る前にあんな話を聞かされたから、夢にまで見てしまったのでしょう。
それというのも、全ては伯父さんのせいです。そう思うとなんだか腹立たしく、悔しい気持ちになりました。
明かりも消さずにごろんと布団へ横になり、憎々しい伯父さんの顔を思い浮かべます。
少なくとも、伯父さんがあんなに脅かしつけるような話しかたをしなかったなら、
こんな夢を見ることもなかったはず……伯父さんのせいでこんな夢を見ることになったのです。
こんな気味の悪い夢……。
そう。それは確かに夢であったはずでした。
けれど私は見つけてしまいました。額の汗を拭った右手。一見変わった様子の無い、普段どおりの私の右手。
その手首にはっきりと、手の形をしたアザがついているのを。
私は飛び起きて、そのアザをまじまじと眺めました。
アザの形がなんとなく手のように見える……わけではなく、一本一本の指先までがはっきりとわかるほど、
それは紛れも無い手の形でした。
さほど大きくはなく、私の手と変わらないくらいの大きさです。
だからはじめは私も、もしかしたら寝ている時に自分で自分の腕をつかんだのかも、そう思いました。
寝ぼけてきつく握り締めてしまったのだと。
けれどそんなはずはありません。皆さんも、自分の右手首を自分で掴んでみてください。
今、あなたの手首をつかんでいるのは、左手ですよね?
私の右手首に残されたアザは、間違いなく右手の形をしていました。


681 :8/12:2009/10/05(月) 16:26:05 ID:9IzgCcHu0
翌日。
私は常に戦々恐々としていました。
朝起きた時、顔を洗いに手水場へ行く時、トイレへ行く時、
とにかく一人でいるときはびくびくと周りを見回し、誰かに出会うたびに飛び上がらんばかりに驚きます。
まるで今もすぐそばにあの女の子がいて、不意に腕をつかまれたりするのではないか……。
こんなことになった原因は、何の因果か伯父さんに聞かされた話のおかげでわかっていました。
私が不用意にあの祠へ近付いたから、女の子の崇りを受けているのです。
もう、そうとしか考えられませんでした。
ならばどうすればいいのか。
私はとにかく、不用意に祠へ近付いてしまったことを、幽霊だか崇り主だかに謝らなければ。
そんな思いで、午後になってから一人で山へと向かいました。
祠に近付いてしまったことを謝るために、ふたたび祠へ向かっていく。
今になって思えば矛盾している行動でしたが、同時の私にはこれくらいしか思いつくことがなかったのです。

舗装されているハイキングコースをはずれ、草に覆われた道を川に沿って歩きます。
やがて道は川の水面より高くなり、さらに行けば落差が十メートルほどの谷となります。
その崖に沿ってさらに山の奥へと進み、山に入ってから二時間ほどが経過した頃でしょうか。
私は件の祠の前へと辿り着きました。
祠は前に来た時と少しも変わらず、とても古びていて、観音開きの戸は壊れ、中のお地蔵様は苔むしています。
気がつけば、屋敷を出るときには晴れていた空には重たい雲が広がり、辺りは薄暗く、
それが祠の様子をより一層不気味なものに見せていました。
私はまず、屋敷から持ってきた、法事の際にご先祖様にお供えするためのお菓子をお地蔵様の足元へ置き、
それから手を合わせて心の中で謝罪の言葉を述べました。


682 :9/12:2009/10/05(月) 16:27:08 ID:9IzgCcHu0
しかしその間にも、昨日伯父さんから聞かされた話が頭のすみをよぎります。
手を合わせている間、私はずっと目を閉じたままでした。
瞼を開けば、そこには私を取り囲んでいる子供たちが見えてしまう気がします。
私を囲み、輪をつくり、手をつなぎながら周りをぐるぐる回る子供たち。
その輪の中には私と、私の腕をつかもうとしている女の子がいて。
……ポっ。
突然首筋に冷たい何かが当たり、私は悲鳴をあげることすら忘れて走り出しました。

息が切れて足を動かすことをやめてしまった時、私はさきほど首筋に感じたものの正体を知りました。
いつの間にか、辺りには結構な勢いで雨が降り出していたのです。
お供え物や崇りのことで頭がいっぱいだった私は、雨具の用意をしていませんでした。

屋根の代わりとなる木の下にうずくまり、しばらくしてからのことです。
このままでは完全に日が暮れ、下山はおろかこの場から動くことすらできなくなってしまいます。
雨の降る中、光もない場所で、虫除けの備えもないまま一夜を過ごさねばならないことを考えると、
そろそろ雨宿りも大概にして、山を下りなければなりません。
私は意を決して、雨が降り続ける森の中を歩き出しました。

辺りは見覚えのない景色が広がり、私は帰る道を知りませんでした。
私はとにかく、川を目指して歩きます。
川沿いに下流へ下れば、ハイキングコースまで一本道でいけるはずです。
そこまで行けば、あとは舗装された歩きやすい道を数十分程度行くだけで、ふもとの町まで下りられるのです。
川は祠の西側を北から南へ流れており、ならば西へ向かえば川の流れにぶつかるはずです。
既に日は暮れていましたが、自分が来た方向から大まかな方角くらいは把握できていたので、
私は西と思わしき方角に向かって、ただひたすらに歩き続けました。


690 :10/12:2009/10/05(月) 17:00:44 ID:9IzgCcHu0
しかし、歩けど歩けどなかなか川へは辿り着きません。方角が正しいことは間違いないはずなのに。
もう辺りは真っ暗になっていました。
雨足は弱まるどころかさらに強くなり、長い時間を歩き続けたために疲労もすでに限界です。
この頃には既に、私の中にあった祠や崇りへの恐怖は薄れ、
代わりに『もう帰れないかもしれない』という不安と恐れが、今にも私の身を食い尽くそうとしていました。

それが起こったのは、そんな時です。
私は何かに足を取られ、前に広がる水溜りの中へ盛大に顔を突っ込みました。
その拍子に細かい砂か砂利かが目の中に入り、痛くて瞼が開けられません。
目を擦ろうとしますが、両手も同じように砂と泥にまみれているため、それすらままなりませんでした。
雨と暗闇の中、さらに視界を奪われ、服や靴は水を吸い重たく、手足は疲労により石のように固まっています。
まさしく八方塞がりでした。私は水溜りの中に座り込み、動く気力も無く、
ただ身体に打ち付ける雨の感触に身を委ねて、力なくうなだれました。
その時、何者かが私の右の手を掴みました。
そして、私を立たせるように引っ張り上げたのです。
私がつられて立ち上がると、ソレは私の手を引いたまま、どこかへ連れて行くかのように進み始めました。
私は逆らうこともせず、引かれるままについていきます。
向かっているのは、私が歩いていたのと同じ方向。川と谷と崖がある方角でした。
その時は私の考える力は半ば麻痺していて、ただ何となく谷のほうへ向かってる。
なら、谷を飛び越えて川の向こう側にでも行くんだろうか?その程度にしか思考がはたらきません。
ただ手を引かれるに従い、川の流れに身を委ねるように、ソレついていくのみでした。


692 :11/12:2009/10/05(月) 17:01:58 ID:9IzgCcHu0
けれど結構な時間を歩いても、なかなか崖を飛び越えるような感覚は訪れませんでした。
私の手を引く何者かは、途中で何度か方向を変えながらも、相変わらず進み続けています。
走るように歩く速さで、迷ったり止まったりすることも無く。
途中、何度か転びそうになった時でも、ソレは私の手をしっかりと掴んだまま、決して放すことはありませんでした。
私を起こすように強く手を引き、倒れそうな身体を支えながら、けれどやっぱり止まることはせず。

しばらく歩き続け、私は自分の踏む地面が、むき出しの土から舗装された道路へと変わったことに気づきました。
どうやらハイキングコースまで戻ってきたようです。
ここからなら、ふもとの町までそう時間をかけずに戻ることが出来るでしょう。
けれどソレは私の手を引いたまま。私もそれに従って、目を閉じたままで歩き続けました。

やがて、ソレは不意に私の手を放しました。辺りからは、誰かが私の名前を呼ぶ声が聞こえます。
私はいつの間にか開けられるようになっていた目を、ゆっくりと開きました。
私の周りには、傘をさした大人が数名駆け寄ってきます。
どうやらハイキングコースの入口にあたる、駐車場兼広場にいるようです。
こちらへ駆け寄ってくる人影の中に、父と母の姿もありました。


693 :12/12:2009/10/05(月) 17:03:08 ID:9IzgCcHu0
昔、と言っても遠い昔のことではなく、戦後すぐくらいの頃。
まだろくに道も整備されていない山の中て、一人の女の子が行方不明になりました。
ふもとの町では大人たちが集められ、山狩りまで行われましたが、結局女の子は見つからなかったのだそうです。
それからも度々同じようなことが起こりました。
山へいった子供が、あるいは崩れてきた土に潰され、あるいは川に流されて、その命を落としてしまうのです。
みんながみんな助からなかったわけではなく、中には山で迷いながらも無事に戻ってくる子もいました。
しかし彼らはみんな、口をそろえてこう言います。
「山の中を歩いている時、誰かに手を引っぱられた」
そして彼らの右手首には、決まって手の形をしたアザがあるのです。
もしかしたら、先に行方不明となった女の子の崇りなんじゃ?
いつしかそんな噂が町に広まり、大人たちで話し合った結果、
最初の男の子が犠牲となった崖の近くに小さな祠とお地蔵様を置いて、崇りを鎮めようとしたのでした。

けれど後に聞いた話では、手の形をしたアザがあるのは無事に戻ってきた子にだけで、
遺体となって発見された子供たちの身体には、手形のアザは一つとして見つかることは無かったそうです。
山で最初に亡くなった女の子は、果たして本当に崇りを起こしていたのでしょうか?
私はあの時、駆け寄ってきた両親に抱きしめられながら、誰が自分をここまで連れてきてくれたのかと尋ねました。
しかし、両親を始めとしてその場に居合わせた大人達は、
みんな口をそろえて「お前は一人で戻ってきたじゃないか。だれも一緒にはいなかったよ」と言いました。
その時、私は祖母から聞いた話を思い出したのです。

「あの子は神様に連れて行かれて、あの山の山神様になったんだよ。
 きっと、これから私たちのことを守ってくれる」






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