【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

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732 :本当にあった怖い名無し:2012/06/26(火) 11:46:27.45 ID:xeQP4dtoP
 
去年の暮れ、田舎のじいちゃんが亡くなった。95歳まで生きた。山に生まれ山で育ち。
田んぼと畑を耕しながら裏山の手入れを、亡くなる直前までやっていた人で、心の底から山を自然を愛している人だった。


732 :本当にあった怖い名無し:2012/06/26(火) 11:46:27.45 ID:xeQP4dtoP

山の頂上付近に祠があり、ガキの頃田舎に遊びに行くと必ず連れて行かれ、
祠の前で頭を下げ手を合わせさせられ、酒を供えていた。
「この中に誰かいるの?」と一度聞いたことがある。 
「俺の古くからの友達が住んどるんだぁ、怒らすと怖いやつだから、山の中で悪いことするんじゃねーぞ?」 
その時のじいちゃんの顔が一番思い出に残っていて、
顔をくしゃくしゃにして嬉しそうに笑いながら「うちの孫だ」って祠に語りかけてた。 




732 :本当にあった怖い名無し:2012/06/26(火) 11:46:27.45 ID:xeQP4dtoP

じいちゃんの墓は、山の登り口にあるその辺の集落の共同墓地にある。 
先日葬儀以来となる墓参りに行って来たのだが、じいちゃんの墓の前にこんもりとした山が出来てる。 
葉っぱや木の実などで出来ており、
下の方は古くなっていたんだが、上の方の葉っぱや木の実はまだ新しく、こつこつと運んだような形跡が。 
最初は動物が巣でも作っているのかと思ったがそんな形跡もない。 
祠にいるじいちゃんの古い友だちが偲んでくれているのかなと思い、小さな息子と一緒に祠に手を合わせ、帰路についた。







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384 :本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 15:50:09 ID:gbIcZ36/0
 
俺の田舎には山に湖があるにも関わらず、何故か淡水ではない珍しい湖があるわけよ。
これだけで特定されるかもだが… 
そんな田舎に住むおばさんの話。 

おばさんが寝ていると夢を見た。 
夢の中に白い蛇が出て来て、
『私が住んでいるところを直して欲しい』と言ったんだそうだ。 
目が覚めたおばさんは、白い蛇ってありがちな話なもんだから、冷静に考えて、
大きめな地震が来る度に津波が来て、最近も床下浸水したからそんな夢を見たんだろう、と流していた訳。 


384 :本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 15:50:09 ID:gbIcZ36/0

で、また数日して寝ていると、今度は『此処だ』と、その白蛇に具体的な映像を見せられたそうだ。 
んでその映像が、さっき言った湖のなかに石造りの見たことも無い祠。 
おばさんは聞いた訳。
『貴方は誰ですか?』って。 
そしたらその白蛇が『湖の主だ』って言ったらしい。 
朝起きて、伯母さんが伯父さんにその夢の話をしたら、
その伯父さんが「主だなんて言う主がいるのかww」なんて笑ったもんだから、
伯母さんはむきになって、 
「湖の中に石の祠があるんだから、あんたもそれ見れば少しは信じるだろうよ!!」なんて食って掛かった訳。 




385 :384:2006/03/25(土) 16:04:28 ID:gbIcZ36/0
 
でも伯父さんはそこに40年も住んでるけど祠なんて知らない。 
どうせ夢だろうと言ったんだけど、あまりに伯母さんがしつこいので、
伯父さんは持っている手漕ぎボートを車に乗せて湖に向かった。 
で、湖に着いてから伯母さんが夢でみた場所を探していると、確かに夢で見た場所があった。 
「ここ!!ここ!!」
伯父さんは伯母さんが指差す崖縁の下までボートを漕いで、へりにボートを着けて水中を覗いてみた。 
何かあるが祠かどうかがはっきり判らないので、伯父さんは潜って見てみたそうだ。 
そうしたら、あった。石の祠が。 
伯父さんもパニクって、新しい祠を作らなきゃ!!って事になったんだけど、役場に相談にいってもデムパ扱い。 
一緒に役場の人間も連れて確かめさせて、役場の人間も驚いたらしいけど、
どう申し立てをしたら良いかの相談から始まった。
イライラした伯母さん夫婦が「もういい!!自分達で作るから!!」って話になって、業者に頼んで見てみて貰ったら、
業者は「新しいもの作るよりは、これを綺麗にした方が手っ取り早い」と言ったので、伯母さん達は業者に任せた。

その後、祠がきちんと綺麗になってからは白蛇は夢に出て来ず、水害も完全ではないが減ったみたい。





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499 :1:2005/04/25(月) 21:11:55 ID:rlzhjmli0
 
うちの兄は10年ほど前に亡くなりました。 
亡くなる前々日、何時もは帰ってすぐ部屋に入ってしまう兄が、
珍しく私にPCの使い方を教えてくれた事を思い出すと、今でも涙が出てきます。 
その翌日、兄は会社を無断欠席し、家にも帰らず、
翌々日、遠い地方のホテルで遺書もないまま自殺をしてしまったのですが。 
  
で、まあ当たり前かもしれませんが、その話はあまり人にはしてなかったんですよ。 
特にネット繋がりの友人とかだと、兄がいる事すら話してませんでしたし。 


499 :1:2005/04/25(月) 21:11:55 ID:rlzhjmli0

その後、暫くしてあるイベントのために私は友人と某県に出掛けました。
イベントは楽しく終了し、ネット仲間で飲み会をすることにしていましたので、
時間までゲームセンターで時間潰しをしていました。
その時に、友人(私の兄の事も知っている)が不意に、
「そう言えば、その内私もお兄さんにお線香あげにいかなきゃ」とポツリと呟いたのです。 
突然の台詞に、何言ってんだ?と思ったのですが、まあ「ありがと」と返しておきました。
すると、同じく飲み会に参加するグループの一人の女の人が突然、
「すいません、そのお兄さんってもしかして黒髪短髪で、ここにこう言う風にほくろのある人?」と言って来たのです。


500 :2:2005/04/25(月) 21:12:54 ID:rlzhjmli0
 
彼女とは面識がなかったのですが、確かに兄は黒髪短髪、その女性が示した所に特徴的なほくろがありました。 
驚いて頷くと、
「今、お友達さんがお兄さんにって言ったら、
 あなたの後ろにどっかの風景が映って、その男の人があなたの頭をなでてたの」
と言われました。 
彼女はちょっとばかり霊感があり、占いをしている方だそうで。 
兄が何か告げたいようなので見てあげると言われました。
半信半疑でお願いすると、 
「あなたのお兄さんは、あなたのお父さんの血の人が運んだ水を守るために、お父さんの田舎にいて土地を守っている。
 そこは(以下、とある所から見た風景)な所で、小さな祠と石がある、その石にお兄さんはずっと座ってる」 
と言われました。
私はその風景がなぜかふわりと頭に浮かびましたが、そんな場所も祠も心当たりがなかったので、
取りあえず心にとめるだけで、本気では信じていませんでした。


501 :3:2005/04/25(月) 21:13:37 ID:rlzhjmli0
 
それから、私は彼女に会うこともなく1年ほど経ちました。 

ある時、久しぶりに父親の田舎(本家が住んでる。うちは分家)に行く事になり、
何となく両親より1日早く一人でそこを訪れました。 
その時、なんとなーく本家のばーちゃん(祖母の姉)に、
「ここら辺に水に関係のある祠とかってあるの?」と聞くと、ばーちゃんはちょっと驚いた顔をして、
「そんなのあんたに話したっけ?」と言いました。 

そして連れて行かれたのは、本家の家から10分ほど歩いた杉山に続く林道。
その途中の獣道みたいな坂をちょっと登った所に、小さな祠がありました。
そして、その脇に60センチ角の白い石が。 
ばーちゃん曰く、その祠は祖母とばーちゃんの父親(私の曾祖父)がこの集落が水不足だった時に、
ある水が綺麗とされる山から、龍神を勧請するために持ってきた石が祭ってあるとのこと。 
そして、この白い石はいつのまにかここにあったとのこと。 
この祠のお陰か、近所の井戸はもう濁ってるのに、うちの井戸だけは何故か水が綺麗で、普通に飲める事を聞きました。
そして、
「ちょっと前まで井戸が枯れかかったんだけど、
 あんたのお兄ちゃんが亡くなった49日が過ぎたら、また水が出るようになった」と。 
私はそれを聞きながらも半信半疑。偶然だろうと思ってたのですが。 


502 :4:2005/04/25(月) 21:14:42 ID:rlzhjmli0
 
祠から林道に降りようと振り向いた途端に目に飛び込んだ景色は、あの時彼女に聞いたままの景色だったのです。 
山の間に広がる田んぼ、(砂利で)白い道、被さるような緑に赤い実(桑が植わってました)。
彼女の言葉が頭の中に蘇り、私は思わずその場で泣き伏してしまいました。 
ばーちゃんはいきなり泣き出した私にびっくりしましたが、訳を話すと、
「おにぃは山神か龍神の使いになったんだねえ」と泣きながら笑いました。 

翌日、1日遅れでやってきた両親にもそのことを話すと、「もっと早く教えろ」とちょっと怒られましたが、
そのまま偶然遊びに来ていた親戚の土木屋さんに頼んで祠の周辺を整備し、坂には階段を作ってもらいました。 

亡くなった兄に関する話しはこれ1個で、誰の夢枕にも立ってはくれませんが、 
まあ、元気でやっているのでしょうと思う事にしています。

因みに祠を整備して以来、田舎に行く時は必ず晴天です。




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60 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 16:26:12.00 ID:SFQVaQqX0
 
子供のころ、数日間田舎に預けられることがあった。 
群馬の山間部にある比較的大きな家で、裏には『おてんぐ山』と呼ばれているじいちゃんの持山があった。 
やることがないと、その山で落ちているセミをとったり、ウロウロと歩き回ったりして時間を潰していた。 
だが、『絶対に山頂に向かってはいけない』と言われていて、ある場所から奥へは入ったことがなかった。 
迷子になりそうだったので、それより奥に行こうとも思わなかった。 


61 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 16:35:40.70 ID:SFQVaQqX0
 
ある時、おてんぐ山で遊んでいると、不意に男の子が現れた。 
僕よりいくつか年上で、多分小学四年生くらいだろうか。
セミの取り方を教えてくれて、「もっといい場所がある」と促され、僕は初めて山の奥に足を踏み入れた。 

途中のことはあまり覚えていないが、着いたのはおてんぐ山の山頂だった。
小さく狭い山頂には、古いがわりと立派な祠のようなものが建ててあった。



62 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 16:50:01.80 ID:SFQVaQqX0
 
セミをとるのにい居場所とは思えないが、その祠を見て何か新発見をしたような満足感を感じていたと思う。 
しかし、時刻はすでに夕刻で、山頂も薄暗くなりかけており、戻る道はもう暗くなっているようだったため、
早く帰ろうと思っていた。 
そう申し出ても、男の子は「祠を開けて、中の床板を剥がしてほしい」と懇願するので、祠の扉を開いた。
中にはこれといって石仏や観音の類いもなく、がらんとして埃ぽかった。 
「床板は剥がせない」と渋って見せたが、彼が言うには、床板の下には何か宝物があるらしい。 


63 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 17:12:06.73 ID:SFQVaQqX0
 
苦労して床板の一部を何とか開けることができた。 
中には薄っぺらくてボロボロに錆びた刀剣のようなものがいくつかと、古銭が散らかっていた。 
錆びてガスガスだけど本物の刀だと思い興奮したが、子供の手でも容易に折れるほど朽ちていた。 
もっといいものはないかと奥をのぞきこんだが、暗くてよく見えず、見える範囲では目新しいものはなかった。 
もっと開けてほしいと頼まれたが、祠を壊すことの祟りや叱責を恐れるべきなのと、もう暗くなってきたことを理由に拒んだ。


64 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 17:26:21.20 ID:SFQVaQqX0
 
男の子はがっかりした様子だったが、僕に古銭を何枚かよこして「ありがとう」と言って、
一本道だったが、帰る道筋をおしえてくれた。 
不安だったので「一緒に帰ろう」と言ったが、「一緒には行けない」と言われた。 
祠は直しておくから心配無用とのことだったので、僕は暗い山道を懸命に戻った。
途中で心配して探しに出たじいちゃんと出会い、おんぶしてもらって山を降りた。 

庭先にはばあちゃんが心配そうに待っていて、「ああよかった」と安堵しながら、「手に何を持っているの」と尋ねきた。 
「昔のお金、これ本物だよね?」と、価値の確認のために古銭を見せると、二人の顔色が変わった。 


65 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 17:34:55.39 ID:SFQVaQqX0
 
男の子がいて、二人で遊んだ事や、祠を見つけたことなどを話し、古銭は彼にもらったものだと話した。 
じいちゃんは、他に何を話したか、何か約束をしたか、彼は名を名乗ったか、などを執拗に問いただしたが、
具体的なことになると、何故か遠い昔の記憶の様に曖昧であった。 

もう、おてんぐ山にのぼってはいけないと釘をさされ、以降おてんぐ山には行っていない。 


66 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 18:25:01.41 ID:f9/uddXCO
 
その男の子は山の神なのか
祠の下を探していたのはどうしてか 
尋ねてみてくれ 

話はそれからだ 


67 :本当にあった怖い名無し:2012/02/15(水) 18:45:01.08 ID:SFQVaQqX0
 
男の子に禍々しい印象はないが、神仏の類いにしては何か弱々しく、祖父母の警戒の仕方が変だと思う。 
床下の下には宝物があると言っていたが、それが何か、或いは本当なのかは不明。 
祖父母はすでに他界し、両親に聞いても、おてんぐ山の山頂に祠があることも知らない。 

もう何十年もたったので今さら真相究明もするきはないが、ついでがあれば田舎に行って山にのぼって 見よう。


103 :本当にあった怖い名無し:2012/02/16(木) 00:56:26.91 ID:F25Jwne/0
 
>>60-67 
男の子は多分『山の神』として祭られた子なんだろうな。
祠の下に洞窟か石室みたいなものがあって、男の子は『贄』としてそこに入れられて、山の神となったんだと思う。
神さまってのは、信仰する人間がいないと力が衰えるものなんだよ。
こういう経緯で神になった場合は、
「あの子はこうして神になったんだ」っていう、その子を知っている地域の人々の思いの事ね。
だから、その子を知っている世代が居なくなると、山の神の力も弱くなる。
『贄』系の山の神の場合はそれを防ぐ方法として、決められた年月が経つと『神の交替』が行われる。
大体は30年~50年毎位で交替する。
その子が生きていて丁度隠居する頃。その子を知っている親の世代がいなくなる頃が目安になる。
山の神の跡継ぎには、何らかの徴(しるし)が起こるとされてる。

山には登らないほうがいいよ。
次代の山の神として、男の子に指名されてるみたいだから。







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1: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:18:58.39 ID:8HYY/Bnn0
それでうちの一族の守り神をやってるっぽい



2: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:23:00.80 ID:pn4eMya5O
俺が神だ

3: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:23:41.90 ID:8HYY/Bnn0
元々、うちの一家は武家だったらしい
奥の座敷なんかは家長とか長男しか上がっちゃいけないだとか
そんなしきたりがあるような家だった

集落の中でも、中心的というか
なんかあった時はみんな家に集まって話し合いや相談をしていたそうだ

で、集落には祀ってる?神様がいて
それを守るのが家の役割だったらしい

4: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:24:38.03 ID:jG9IVQER0
俺も神だ

5: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:25:32.38 ID:8HYY/Bnn0
ただ、その神様ってのが
要は祟り神とかそんな感じのやつで
祠の付近は空気も重いし、誰も近寄らないし
大人たちもむやみに近寄るなよって子供たちに言っていたらしい


じいちゃんが子供の頃の話な

6: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:26:44.96 ID:pn4eMya5O
いやいやここは私が



7: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:29:34.60 ID:8HYY/Bnn0
じいちゃんは3人兄妹の真ん中
長男は、かなり頭が切れて運動神経も良かったんだけど
いかんせん性格が適当で、何するにしてもめんどくせーって感じだったらしい
次男のじいちゃんは、長男ほどではないけどまぁまぁ優秀だったらしい
妹はあんまり関係ないからスルーしとく



8: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:31:56.83 ID:8HYY/Bnn0
じいちゃんが10歳くらいの時
周り近所の友達と、その祠の周りを探検しようって話になったらしい
色々話しあった結果、結構は早朝
夜明けと同時に行って、見終わったらそのまま帰宅して登校
っていう計画になった
理由は、夜だと怖いかららしい



9: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:32:33.72 ID:PfU18nN40
興味あるわ続きはよ



10: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:35:31.26 ID:8HYY/Bnn0
夜明けでも、夏だったからそこそこ暑い中ほこらの周辺をひと通り散策して
結局何もなく祠に到着した
周りはすっかり明るくなっているのに
その祠の周りだけ異様なくらいに暗かった
さっきまで聞こえていた小鳥や虫の鳴き声もなくなって
とにかく今までの空気とかがらっと違う感じだったよう



11: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:36:56.28 ID:8HYY/Bnn0
子供でもそれはわかったらしく
誰がいくんだ、お前がいけ
っていうやりとりがちょっとあったらしい

祠の扉を開けて、中を確認
扉を閉めて戻ってくる

っていう肝試しみたいな感じ



12: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:40:25.07 ID:8HYY/Bnn0
結局、誰も行くと言い出さず
じいさんは、自分の家が守ってるところだから俺が行く
と行って足を進めた
本当にちびって泣き出しそうなくらいこわかったらしい
俺は○○家の人間だ-!
みたいなことを叫びながら祠の扉をがばっとあけると中は真っ暗だった



14: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:44:51.48 ID:8HYY/Bnn0
内心、ほっとして扉を閉めようとすると
中から扉を抑えるように真っ青な手が伸びてきた
じいさんがびっくりしてしりもちをつくと
祠の中の闇には無数の目があって、じいさんを見ていた

じいさんはあまりの恐怖にそのまま気絶したっぽい



15: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 16:57:52.20 ID:8HYY/Bnn0
じいさんが目が覚めると
じいさんのじいさん、父、近所の寺の住職、他数名の男がいた
目が覚めて最初に、父に「なんてことしたんだお前は!」と怒鳴られたらしい
じいさんや父から怒鳴れていると、母もやってきて
じいさんの顔を見るなり泣き崩れたらしい

すると住職が、みんなを部屋から出した
部屋には、じいさん、住職、知らない男の三人になった

16: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:02:12.95 ID:8HYY/Bnn0
住職は険しい顔のまま喋り始めた
話の中身は、
祠を開けたことによって、祟神様を怒らせた
このままでは数日中に確実に命を持っていかれる
本当ならもうあの場で死んでいてもおかしくないのだけど
たまたま、じいさんが失神した後、お寺の関係者が通りがかって
どうにかひとまず、祠の扉を閉じてじいさんを連れてきたらしい

その関係者ってのが一緒に部屋にいる知らない男



17: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:04:38.93 ID:8HYY/Bnn0
住職が話をしている間、その男は
部屋の隅に塩を置いたりなんやかんやしてたよう

正直、もう住職の手に追える状況じゃないから
こういうことを生業にしてる人を呼ぶ
その人が来るまで、じいさんがもつかわからないし
来たからといって解決するかもわからない

っていう話だったらしい



18: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:09:25.72 ID:8tfI3fbi0
おもしろいな

19: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:16:46.39 ID:8HYY/Bnn0
その夜、じいさんはその部屋からは出してもらえず
住職が結界を張ったらしく、ひとまずここにいれば大丈夫だと
外から声をかけられても絶対に返事をするな、反応するな
っていうことをかなりきつく言われたらしい

実際、夜になると廊下をぎし、ぎし、と歩く音が聞こえたかと思うと
母の声がじいさんを呼ぶ声がしたらしい
お腹減ってるでしょ?とかそんなことを言っていたらしいが
明らかに雰囲気が異常、ふすまに写った影もまるで人間の形をしてなかったらしい


20: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:19:34.96 ID:8HYY/Bnn0
翌日、昼前に住職が呼んでくれた人が到着した
事情は住職が説明してあるみたいで
部屋に入って、じいさんを見るなり
準備があるからと言って出て行ったらしい

その人はまだ20代くらいの若い人だったらしい



22: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:28:10.69 ID:X0jY5Luj0
気になる



23: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:34:50.86 ID:8HYY/Bnn0
結局、その日、その人は部屋には戻ってこなかった
夜、また結界張った部屋の中で恐怖に震えていると
兄の笑い声が聞こえてきた
廊下をバタバタと走る音と近寄ってくる兄の笑い声
あまりの勢いで近寄ってくるからじいさんは震えが止まらなかったらしい

布団に潜って耳をふさぐと同時に
ふすまのすぐそこまで来ていた兄の笑い声が止まり
良和(じいさんの仮名)!!!!!
と叫びながらふすまが開かれた



24: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:47:09.18 ID:3JSKgmGt0
気になるう

25: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:50:45.24 ID:8HYY/Bnn0
そのまま布団も剥がされ、まだ兄の声がじいさんを呼んでた
じいさんが薄めで見ると
「良和!見ろ!これでもう大丈夫だwwwwww」
と、人の頭くらいの鏡とかなづちを持った兄が笑顔で立ってた
じいさんは頭が混乱し、何がなんだかわからないでいると
兄はその鏡を床に叩きつけ、かなづちでひたすら叩いた



26: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 17:55:54.89 ID:8HYY/Bnn0
ほどなく、兄は立ち上がってじいさんの頭をなでて
今までにないような優しい声でじいさんを寝るように促したらしい
じいさんはなぜかそれで安心して眠ったらしい

翌朝、祖父母両親に起こされたじいさんは
もう自分の身に危険がないことを知らされたらしい



27: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:04:37.38 ID:8HYY/Bnn0
それ以降、じいさんの兄が
それまでいた祟り神的存在の代わりに
神様になってうちの一族とこの集落を守ってるらしい

やっぱり、祟り神とは言え、腐っても神だから
いなくなってしまうと霊的なもの含め均衡が崩れてしまうらしい



28: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:07:50.96 ID:PfU18nN40
お兄さんが身代わりに亡くなったということ?



29: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:10:56.58 ID:8HYY/Bnn0
>>28
そんな感じだね

で、じいさんの兄が最初からそのつもりだったかと言うとそうじゃなかったらしい
住職が呼んだ霊能者?の入れ知恵というか手助けというか

その霊能者を仮にAさんとすると
最初にじいさんを見た時、かなり強いたたりだと感じたようで
これだけのものは、誰も死なずに綺麗に解決はあきらめろ
っていう話を家族全員に話したらしい
じいさん以外の家族ね



30: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:12:50.39 ID:8HYY/Bnn0
Aさんの話では、
おとなしくじいさんを神さんにくれてやればひとまず収まる
それか身代わりを立てる

これが一番簡単だけど、神さん今回かなりご立腹なもんで
定期的にお供えが必要になるかもしれない



31: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:16:33.92 ID:8HYY/Bnn0
もうひとつは、いっそ神さんを殺してしまう
おそらく、この神さんは動物の霊魂の集合体みたいなもので
殺すこと自体そこまで難しくはないと思われる

そのかわり、神に手を出した者はまず死ぬ
そして、バランスも崩れて、それを放置すれば
10年くらいのうちに集落ごと滅びる
(山崩れとかそういう天変地異的な)

それが嫌なら代わりの神さんをたてる
おそらく人間は無理、信仰とかみんなが知ってるものとか
そういうのから生み出すしかない

32: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:19:42.84 ID:8HYY/Bnn0
つまり
じいさん見殺しにして、定期的に生贄をやるか
身代わりをたてて、定期的に生贄をやるか
違う神を祀り上げるか
どれがいいかねぇっていう話だったらしい

おそらく、じいさんの両親的には
内心、一番を選んでたんじゃないかと思う
性格はさておき、優秀な長男がいるわけだし



35: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:42:18.46 ID:8HYY/Bnn0
みんななかなか結論を出せずに
というより言い出せなくて話が進まないところで
じいさんの兄が、弟を守るのが兄の役目だ
とか言い出したらしい

それで、Aさんと兄は二人で話をして
神さんを殺す方法、他のものを神さんにする方法を聞いたらしい



36: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:44:20.11 ID:8HYY/Bnn0
それで、家族には兄が身代わりになるような話になっていて
Aさんとじいさん兄は代わりの神をっていうことになった

で、兄はまた企みがあって自分が神になればいいのではって
Aさんには黙って自分が神になろうとしたらしい

結局は、そのとおりになったわけだけど



37: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 18:55:29.54 ID:8HYY/Bnn0
手順は色々あったらしいけど、
そのへんはよくわからない

信仰ってのはやっぱりそれなりに必要みたいで
じいさんの子の代からは、男児の名前の字はじいさんの兄の名前の文字を一文字
必ずつかうようにっていう決まりになってて
俺にも、俺の父にもそれがつかわれてる
俺の子供ができたら、同じ文字をつかわなきゃいけない

でも俺たぶん結婚できないけど

というわけで昔の話はこれで終わり



38: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 19:00:25.49 ID:PfU18nN40
乙、おもしろかった
お兄さんかっこいいわ
>>1も家系絶やさないようがんばれよー

39: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 19:01:32.45 ID:BHUqKelmP
>>37
じいさんの兄さんのためにも子をつくる努力しろよ~

40: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 19:08:05.49 ID:8HYY/Bnn0
>>39
喪男だからなぁ
なんかぶっちゃけ今俺の守護霊やってるんだよ
心配になったとか言ってるけど

41: 名も無き被検体774号+ 2014/01/07(火) 00:50:35.45 ID:R7jqsfnG0
>>40
話せるの?

42: 名も無き被検体774号+ 2014/01/07(火) 10:49:53.49 ID:hLaMpzSZ0
え、え、なんか消化不良
もっと話してよ

44: 名も無き被検体774号+ 2014/01/08(水) 13:59:31.51 ID:ptVqjLUwP
で、今の話はいつ聞かせてくれるんだ?




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137 :本当にあった怖い名無し:2009/04/13(月) 00:32:24 ID:qbe4To350
母方の実家は、女には悪いモンがつく筋といわれていて、
7歳と13歳の時に、実家近くにある神社の池のところにある小さな祠に、
水と黒い石をお供えをして、その悪いモンから守ってもらう、という習慣がある。 
そこの神様は呼び方が「サノアさん」(サというよりシャかな?)、
もしくは「サンノアさん」「サーノアさん」(シャンノアさん・シャーノアさん?)という感じで、
私も二度サノアさんにお参りにいった。

20歳の時まで悪いモンにつかれなかった時は、 
今度は白い石を持っていき、それをお礼としてお供えして、
黒い石は池に放り投げて、サノアさんに清めてもらう。 

母もお参りをしたが、母のすぐ下の妹は13歳の時に何かの事情があって、(母は詳細を言うのを嫌がった)
お参りをしなかった。 
その人は精神を病んで、現在は精神病院へ入院している。 
そしてさらに一番したの妹も、体が弱く入院していて、お参りを一度しなかった。 
その人は19歳の時、ある駅のトイレで自殺をした。 

母と三番目の妹は、二度ちゃんとお参りをしたから大丈夫だった、と母は言う。 
本当かどうかわからないけど、ちょっと怖いので、
もし自分に女の子が生まれたら、念のためお参りに連れて行こうと思う。 

ちなみにちょっとズレるけど、母は末の妹が自殺する前の日、
偶然かもしれないけど、家の中で大量の蛇をみかけた。 
その蛇たちはタンスの裏側にするすると入っていき、いそいでタンスの裏を覗いたが何もいなくなっていた。 
自殺と関係あるかどうかはわからないけど、もしかしたら蛇が関連する神様なのかも、と思ったりします。




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63 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 02:46:45.24 ID:5D+37R890
七年ほど前の話時期は忘れたが、呼び出されて子供と一緒に実家に向かってる最中。
突然、目の前にばあちゃんの家にある、小さい土地神様(?)の社が浮かんできた。
ゆっくりと扉の所がアップになっていく感じで近づいてきた。そして内側から扉が開いて、吸い込まれた。
お堂の中は、↓に向かって深い穴が開いていて、そこにふんわりと吸い込まれた。

時々曲がったりしながら、結構なスピードで落ちていた。
どこに行くのかなー とか、思っていたら、突然広い所に出た。
一拍して、自分が落ちて(?)いた所の筒から外に出たってことに気付いた。
そこは、木漏れ日のさす大樹の外側の一部というのが、自分の中で一番近い例えだと思う。

65 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 02:55:42.35 ID:5D+37R890
 
たくさんある光っている所。その一つから自分が来たと、そしてそんな場所がたくさんあるんだと、理解できた。

光るところから延びる管は、近くにある管とくっついて少し太くなり、またその先で近くにある管とくっついて少し太くなっていく。
無数にあるそれは、徐々に折り重なっていき深くなっていた。
見ている間もどんどん落ちていってるんだが、ここはまだ枝先だとわかった。

66 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 02:59:44.01 ID:5D+37R890
とても綺麗で、まだまだ見ていたかった。
が。
車の運転中なのだ。


旦那の実家から電話で呼び出されて、山道運転真っ最チュゥ。後部座席には、風景見飽きて熟睡中の子供。

向こうに意識を引っ張られるのを感じつつも、無理やりこちらに戻った。
山道の中よく事故らずに走れたと、いまでも思う。そんな不思議体験でした。

67 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 09:11:13.05 ID:gLEs7I3r0
>>63-66
ひとつの世界モデルの提示になっててなかなか興味深い話だ。
要するに管が樹状に枝分かれした構造があって、それぞれの枝先がこの世との出入口になっていると。
で、その出入口のひとつが義理の実家にあるお社の幻影として迫って来てそこに落ちてしまったと。
しばらく筒に沿って落ちていったけどそのうちに筒の外へ飛び出してしまったということだね?
質問。
・落ちている間も車に乗っていた? その時お子さんは?
・それを体験した時間帯は? 昼? 夜?
・枝先が光っていたということはその辺りはやっぱり暗かった?
・だとするとそこは感覚的に地下だったのか宇宙だったのかどっち?
・義理家にある実際のお社に何か変わったことは? そもそも何のお社?
・義理家から呼び出された理由と今回の体験に何か関連はありそう?
・この体験を義理家の人に話したか? 話していたらその反応は?

71 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 14:45:21.90 ID:5D+37R890
>>67
体験したのは昼間。そのときすでに子供は寝てたし、運転中にした体験だった。
暗いとは感じなかったかな。
ゲームでいう、地面の裏側な感じだとおもう。地面の中にあんなに広い空間があるとは、思えないので。
社があるのは自分の親で、後日手を合わせに行ったが、なにもなし。



72 :本当にあった怖い名無し:2012/04/30(月) 15:07:43.60 ID:5D+37R890
あと、社の事なのだが。
親に誰か知ってそうな人がいないか聞いた所、ほぼ亡くなっている事がわかっただけだった。
この社については「土地神様が祭られている」以上の事はなにも知らないようだった。
旦那の実家にも、自分の親にも、この体験は話したことはない。




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375 :元登山者:2009/12/27(日) 15:03:27 ID:Q10/IuIo0
田舎の知り合いから聞いた話です。

彼のうちは山を持っており、毎年、年末には祠の大掃除と御鏡をお供えに行くそうです。
この時期はだいたい雪が積っており、山の頂上近くにある祠からの眺めも綺麗なので、
彼はコッヘルとコンロを持って行き、大掃除後に景色を眺めながら一服いれようと考えました。

大掃除を終え、古い御鏡も取り替えて、
さて一息と湯を沸かし紅茶を作って眼下の景色を楽しんでいると、「ゴトゴト、ガタガタ」と音がします。
「ん・・・何の音だ?」とあたりを見回しても、そこは開けた山の頂上なので何もありません。
よくよく耳を澄ますと、祠の中から音がするようです。
「ああ、いけね。おすそ分け忘れてた」と気がつくと、もう一杯作ると祠にお供えしました。
しばらくはゴトゴトと音がしていましたが、そのうち静かになったそうです。
帰るときにカップを回収しようとしましたが、湯気の立つカップの中身があきらかに減っていたそうです。
一杯まで入れていた紅茶が半分くらいに減っていました。
「ああ、まだ飲んでるのか?」と思った彼は、カップをそのままにして下山しました。

「猫舌の神様ってのもいるんかの?」と暢気な彼は笑っていました。



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121 :本当にあった怖い名無し:2008/05/05(月) 10:28:45 ID:E6GAalzI0

ずいぶん前に他スレに書かれていた話があった。
話の趣旨は、『ほこらから出てきた何か気持ち悪いモノに追いかけられた』とかいう話。
近所の私はその書き込みで、「ああ、あそこだ」とすぐに解るような書き込みだった。
で、その書き込みがあった翌日、通り道なので見てみた。

121 :本当にあった怖い名無し:2008/05/05(月) 10:28:45 ID:E6GAalzI0

その祠。知る限りはいつも鍵がかかっていて、開いてるはずがないもの。
正直、作り話しちゃってーと思って行ってみた。
したら、その祠にかかっていた南京錠が壊れて地面に落ちていて、扉が開いていた。
うわここまで手の込んだこと・・・!と思って突っ立ってたら、
近所のじいさんが近づいてきて、「壊したのはあんたか?」と聞く。
で、「素手で無理ッスよw」というと、「だろうなあ・・・まずいなあ・・」と。
「ここ、何なんですか?」と聞いたら、
「昔、物の怪を封じて、その後開けたことがない」と、中を見せてくれた。
南京錠がかかった観音開きの中に、もう一つ観音開きの扉があって、そこにはお札が貼られている。
いや、正確には、貼られていた、と書いた方がいいかも。
無惨に破れ、開いていたからだ。
「まったく、悪戯にしても酷いなあ。・・・まあでも、もうここには戻ってこないだろう」と。
「どうしてですか?」と聞くと、さも当然のように、
「封印されていた場所に帰るか?わざわざ。まあ、開けたヤツについていったんだろうなあ。
 ・・・もう無意味だな、これ」と。

今でもその祠はあるが、開けっ放し。万一帰ってきたときの為に開けてあるらしい。
その土地の所有者すら今は不明なので、これ以上の詳細は解らずだが、なんとも気持ち悪い。



124 :本当にあった怖い名無し:2008/05/05(月) 11:43:23 ID:HTSJrRS0O

俺も祠ネタで1つ

2週間程前に千葉県の某地域で、
農作業帰りの婆さんが、乗っていた田植え機の脱輪で横倒しになり、 そのまま下敷きになって死亡した。
近所の人がドーンと大きな音を聞きつけ、見に行った時には手遅れだったらしい。

この家は、所有地の祠を潰して、NTTにアンテナ用地として貸していたらしい。
近所では「30万円ばかりのためにそんな事をしたら、いつか祟られる」と噂になっていた家だった。
実際数年前には、娘の婿が通勤中交通事故で植物状態になっていた。

祟りは此で終わりなのか…それともまだ続いているのか…


135 :121:2008/05/05(月) 14:02:06 ID:E6GAalzI0

私の話も千葉県じゃ・・・

この祠の妖怪?については、郷土史等を調べても何も出てきませんでしたが、
このご近所で古い家が、持ち回りで封印のお札を7年ごとに神主に頼んで張り替えていたそうで、
実はこの件の前に、お札を張り替える年数を間違ったとか聞きました。
何百年と続いてるとの話ですが、正確な事は誰ももう知らないそうです。





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373: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/13(水) 16:04:05.10 ID:iSbdFELT0.net
自分の中でずっと解決出来ていない出来事があるので、投稿してみます。
・現在高校3年の男子です
・出来事は小学6年の時です
・長文になります

 
自分の家は県内でも特に田舎町にあり、小学校、中学校共に全校生徒が50人いるかいないかでした。
今は県庁所在地の高校へ入学した(寮に入っています)ので、多少文明に追いついた感はありますが、スマホを持ったのが去年とかですので、まだ周りからはカッペと呼ばれています。
 
その出来事と言うのは、自分が小6の時なのですが遊びとかも探検みたいな事ばかりして、不法投棄に来たおじさんに石を投げて逃げたり、林道に止まっている廃車を分解して遊んだりと、
そんな事ばかりしていました。
 
そんな環境でしたので、探検などはどこへでも行ったのですが【かっちゃんぼっち】と言う沼へは絶対に行くな!と、小さい頃から言われていました。
 

【かっちゃんぼっち】は山の中にある沼なのですが、その周りが湿地になっていて背丈くらいの葦に覆われていたので行きたくても行けない場所でもありました。
名前の由来は、昔勝利くんと言う男の子が沼で溺れて死んだから【かっちゃん墓地】とかになって【かっちゃんぼっち】になったと聞いています。



374: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/13(水) 16:05:54.66 ID:iSbdFELT0.net
真相は分かりませんが、親父も「かっちゃんぼっち行くんじゃねーぞ」とか何かすると「かっちゃんぼっち捨ててくるぞ」とか言ってたので、結構昔からその名前で呼ばれていたのかと思います。
 

友達(A)の家が【かっちゃんぼっち】の葦の管理?みたいな事をしていて、年に1回枯れ葦を刈る日がありAは爺さん達の後を付けて行ったみたいです。
Aによると、湿地への道(舗装されてない農道みたいな道)では無く、その横から上がる山道へ向かったとの事でした。
 

そして、その山道を少し上ると急にアスファルトで舗装された道(幅2mくらい)に出て、その先にはロープウェイがありそこから【かっちゃんぼっち】へロープウェイで降りて行って葦を刈っていたと。
 

仲間うちでは誰も知らなかった【かっちゃんぼっち】の秘密が知れて、かなり盛り上がっていました。中心の沼の大きさは校庭(1周200m)くらいでその周りに葦が茂ってる湿地があってその周りが山。
と言う感じです。
 
一番びっくりしたのが、噂で【かっちゃんぼっち】の真ん中には祠があってそこに悪霊が居る。と言う話があり、Aが言うにはロープウェイ降り場から橋があって沼の真ん中に本当に祠があったとの事でした。
早速、Aと自分とB、Cの4人で探検に行こう!となりました。



375: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/13(水) 16:07:32.58 ID:iSbdFELT0.net
Aの家は金持ちの農家で、Aの部屋は母屋と離れたログハウスみたいな所でよく皆で集まっていたのですが、Aの家に泊まる事にして探検に行く事になりました。
夜の10時を過ぎるとAの家は殆ど寝てしまうので、10時ちょいくらいに出発しました。
 

懐中電灯と簡単な武器(木刀とかナタとか)を持って【かっちゃんぼっち】に向かったのですが、流石に山道からロープウェイまで来るとみんな尻込みし出して、
そこで「どーする?」みたいな感じになったのですが、ロープウェイにカギが刺しっぱなしになっているのを見てAが動かしてしまい、ゆっくりと下り始めました。
 

結構大きい音を立ててたのでかなりビビッていましたし、真っ暗闇の中をゆっくり進んでいたのでもの凄く怖かったです。
降り場に着いてBと自分は周囲を探検、AとCは橋を探検してBと自分が1周して戻ってから祠に行ってみよう。となりました。



376: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/13(水) 16:09:14.91 ID:iSbdFELT0.net
湿地は乾燥して水気の無いのに驚いたのですが、途中の止水板を見つけて沼から定期的に水を入れて人工的な湿地にしてるのかな?なんてBと話していました。
5分か10分かそのくらいで1周したのですが、橋を探検していたAとCの姿が見つからず(これはドッキリ仕掛けたな)と思い、逆にBと2人でロープウェイに乗って帰る振りしよう(1回登って降りる)。
となり、ロープウェイを往復して2人でキャッキャしていました。
 

しかし、下に着いても2人は出て来ないままで「?」のままBと橋を渡って中心に向かいました。祠は橋を渡る前から懐中電灯で確認出来たのですが、その周囲にもA、Cの気配は無く、
「おーい!」とか名前を大声で叫びながら祠に着いた時、祠の傍(祠は石畳の上にありその周りを赤い木の杭でぐるっと囲まれていて、その杭の内側)に倒れているAとCを見つけました。
 

自分たちは急いで2人を抱き起そうとしましたが、泡を吹いて白目を剥いていて体もカチカチになって痙攣していると言うか、そんな状態でしたのでA、Cの順で杭の外に出しました。
叫んでも揺すっても意識が戻らないので、何とか2人を引っ張って橋を渡りロープウェイに乗りました。




377: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/13(水) 16:10:48.15 ID:iSbdFELT0.net
山道を抱えて行くのはどう考えても無理でしたし、山道を降りてすぐに民家があったので自分がそこに助けを求めに行き、Bは2人を見ている事にしました。
民家に着くと幸いにオジサンが起きていたので、自分の話を聞くなり119番をしてくれて山道へ一緒に来てくれました。
 

2人の状態はずっと同じか酷くなっていた気がしますが、私もパニックでしたのでこの時はあまり覚えていません。
救急車が着くと同じくらいにAの両親もやって来て、着くなり凄い形相で祠に行ったのか?中を見たのか?を聞かれましたが、私は怖くて「沼を1周したら急に2人が泡を吹いて倒れた」と嘘をついてしまいました。
 
Aの両親は「それでこんなにはならない!」と怒鳴り、救急隊の人に神社へ向かう様にと言っていました。





378: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/13(水) 16:12:04.41 ID:iSbdFELT0.net

(ここからが謎と言うか良く理解出来ない事です)

 
神社へは自分もBも一緒に行く事になり、救急車に乗せられました。車内では誰も何もしゃべらなかった気がしますが、神社へ連れて行かれる意味が分からずに本当に怖かったです。
 
神社へ着くと、自分とBは白い甚平みたいなのに着替えさせられて井戸の前で正座をさせられました。そして神主さんに井戸水を頭から何杯も掛けられて、
ブルブル震えながら本殿に行き紙の付いた棒でシャッシャってのとお経みたいな呪文(何て言うのか忘れました)を唱えられ、最後に神主さんが刀で自分の手のひらを切り、その血を無理やり飲まされました。
そして、また井戸水を掛けられて神主さんの家で風呂に入れてもらいました。
 
風呂を出ると両親が待っていて、何も言わずに殴られました。Bも同じ様に殴られて吹っ飛んでましたが、頭がついて行かずにただ2人で泣くしか出来ませんでした。



379: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2016/04/13(水) 16:13:07.26 ID:iSbdFELT0.net
それから、次に日の朝に親父に「昨日の事は忘れろ」「A、Cは遠くに引っ越した」とだけ言われて、何か言い掛けた時「黙ってろ!」と怒鳴られました。
自分は2日学校を休みましたがBは1週間くらい休んでいました。Bが来た時に「ぼっちの事なんだけど」と聞くと、「お前と喋るなって言われてる。
そしてあの事を言ったら叱られる」と言って逃げました。
 
その日からBとは一言も喋らず、A,Cが何処に行ったのかも分かりません。もし、詳しい方がいましたらこれは何だったのか?知りたいので、居ましたらお願いします。
長文、駄文ですいませんでした。





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