【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

実話怪談・都市伝説・未解決の闇・古今東西の洒落にならない怖い話。ネットの闇に埋もれた禁忌の話を日々発信中!!

タグ:ドア





906: 本当にあった怖い名無し 2007/04/08(日) 17:30:31 ID:Qc2JhDwrO
先日、知人に薦められ洒落恐のまとめサイトを読んでいると、ある話で腰を抜かしそうになった。
その話は「バケモノとドア」という題名で暇だったら読んでほしい。 

 

バイト先の同僚Aくんがその話に出てくる人物と酷似している。

Aくんとは仲が良く、しばしば遊んだりしている。

ある時、酒を飲んでて酔っ払ったAくんは「トランプをしよう」と持ちかけ、簡単な賭けをした。 

まぁ完敗したんだけど負け方が奇妙だった。

ゲームの内容が、僕が選んだ一枚のカードが7より上か下か。A君が言い当て、間違えれば僕の勝ち。

何回か負け続けて僕は考えた。

「7引けば勝てんじゃね?」と。

カードは僕が好きに選んでいいルールだったので7を選んだ。 

するとAくんは「7」と速答。

次も7を選び、Aくん速答。

さすがに三回連続はないと考え、また7を選ぶ。

しかし速答。 

この時点で気持ち悪かったが(ちなみにトランプは飲み屋で借りてAくんは全く触れてない)1を選ぶ。

Aくん「1」と答える。

「下って言えばいいんじゃね?」と突っ込むと「つい、うっかりww」と笑う。 

その帰りAくんは種明かしを教えてくれた。

「正直言うと、心が読めるんだ。ずるいけど」

「君の頭のドアが見えるんだ。それを開けるだけ。」 

その時は笑って流していましたが、問題はその後です。

 


907: 本当にあった怖い名無し 2007/04/08(日) 17:32:18 ID:Qc2JhDwrO
次の日Aくんと電車に乗り、降りると外国人のおばちゃんに話し掛けられた。
英語(たぶん)だったので焦るAくんと僕。 

何故かAくんに怒ったり、悲しんだり、まぁ感情豊かに話していると、おばちゃんの付き添い(?)の日本人の女性がやってきて訳してくれた。

「この人が言うに、あなたは悪魔が寄り添っているって。しかも結構悪いやつが。

で、除霊?悪魔払い?をしてやるから、ってさ」と言う話。

で、俺をおいて三人で喫茶店へ。

20分くらいで付き添いの女性が来て話してくれた。 

「彼には“デフなんたら”の悪魔が付いていてやばいらしい。下手したら死ぬし、子孫が大変なことになる。しかも彼の友人にも付いてるって。君、だいじょぶ?あと、同じような人が集まったら手が付けられなくなるってさ」

 

僕、唖然。さらに「黒魔術はマジでやばいから。あと………彼、先長くないって」と言われた。

 

Aくんが帰ってくると「あのババァ危険だ。フォークで刺しやがった」と腕を捲ると500円玉くらいの火傷の後が血だらけになっていた。

Aくん曰く、高校時代にある不思議な体験をした。

それから不思議な力(心が読める)が付いて、変な夢見たり、変な人に絡まれるとの話。 

終わり。





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622 本当にあった怖い名無し:2007/02/23(金) 18:51:07 ID:MJkYTs+wO
高校時代の友人が体験した話。

仮に佐藤とする。佐藤は隣県から僕の地元の高校に通学していた。
仲は良かったが、あまり自分のことを話さない性格だったので、よくわからない奴だった。

2年の夏休みに佐藤は、佐藤の地元の友人たちとバーベキューをやったらしい。
佐藤の地元はド田舎で、田んぼと川くらいしかなく、民家も所々にかたまってあるくらいだ。


623 本当にあった怖い名無し:2007/02/23(金) 18:52:18 ID:MJkYTs+wO
6人ほど集まって、原チャリで食材などを『機場』という場所に運ぶ。
『機場』とは、川の水を汲み上げて田んぼに供給するための、一辺10メートルほどのコンクリート製の施設だ。
そこは民家から相当離れていて、夜中騒いでもわからない場所らしい。

夜の12時を回りバーベキューも一段落し、みんなで機場の屋根に登り、寝そべりながら話をする。


624 本当にあった怖い名無し:2007/02/23(金) 18:54:52 ID:MJkYTs+wO
ふと佐藤が気が付くと、お調子者の田中(仮)がまったく話しに入ってこない。
佐藤は『これはまずい』と思ったらしい。
田中は所謂霊感があり、いつもはふざけているが、何かを感じると別人のようになる。
突然、田中が「ヤバい」とぼそっと溢す。
周りが「どうヤバい?」と聞くと、「幽霊とかじゃない。バケモノだ・・・」と言う。


625 本当にあった怖い名無し:2007/02/23(金) 18:56:48 ID:MJkYTs+wO
すると一人が、「あれ・・・」と指を差す。その先には人が一人。
何故かその人は、暗いのによく見えた気がしたらしい。
その人はボロ布のような服を着ていて、何故か鳥(?)を持っていて、立ったりしゃがんだりしている。
佐藤や友人たちが何も喋れずにいると、強烈な耳鳴りが。
これは田中が何かを感じると、周りの人に耳鳴りがするためらしい。
佐藤も今までに感じたことないくらい強烈な耳鳴りだったので、ヤバさが尋常ではないとわかったらしい。

見ているといつの間にか、ボロ布の人の周りにモヤがかかっている。
それは段々形になっていき、もう一人が完成する。
しかし、人ではなかった。角がある。羊?山羊?よくわからないが、クルクルと曲がっている大きな角だ。
ボロ布と角が話をするかのように、距離をとって向かい合っている。
佐藤は冷や汗が止まらず、唾が何倍にも濃縮されたように口が苦くなっていく。

すると突然、ジェットコースターに乗ったときのような内蔵がフワっと浮く感覚と、
次に頭に空気の矢が貫通する感覚に襲われた。
ボロ布がこっちを見ていたのだ。



626 本当にあった怖い名無し:2007/02/23(金) 18:58:45 ID:MJkYTs+wO
そこから記憶がないらしい。
気が付くと朝の5時になっていて、みんな機場の屋根の上で寝そべっていた。
みんなぼーっとして何も喋らない。
佐藤は腕に痛みを感じ見てみると、五百円玉くらいの火傷をしていた。バーベキューのときの物ではない。
みんなも腕に火傷をしていた。

訳が分からないので、全員一旦家に帰った。
佐藤は風呂に入りながら考えたらしいが、何が何だかわからない。

数時間後、田中が佐藤の家に迎えにきて、友人たちの溜り場へと向かった。


627 本当にあった怖い名無し:2007/02/23(金) 19:00:16 ID:MJkYTs+wO
溜り場にはもうみんな揃っていた。
佐藤が田中に、「アレはなんだったんだ?」と聞いた。
「アレは絶対に幽霊じゃない。そもそもジャンルというか、スケールが違う。デカいんだ。
 わかんないけど、バケモノだよ」

そんな話をしているとき、一人が「アレ?アレ?」と目を擦る。
「ヤバい。なんか変なものが見える。ゴミかな?」
すると別の奴が、「………俺も」。
他も他も、全員が見える。目を凝らすと、頭の上にいくつもドアが見える。
そのドアを開けようとイメージしても、開かなかったらしい。
佐藤たちは、夜のこととドアのことは、誰にも言わないということにした。


628 本当にあった怖い名無し:2007/02/23(金) 19:02:05 ID:MJkYTs+wO
数日後、ある一人が佐藤たちを呼び出した。
「ドアが開いた」と言うのだ。
曰く、
「知り合いとトランプをしたら、相手のドアがちょっと開いて、どんなカードを持ってるかわかった」とのこと。

その後、佐藤もバイトの店長にトランプを持ちかけ、ドアが開いたという。

今だにさっぱりわからないが、僕自身も佐藤を通して色々と体験している。




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