【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:先祖




200: あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/28(水) 02:17 ID:
当時小学生だった私は、ひとつ下の妹と両親、そして祖母の5人で住んでいました。
祖母はとてもハイカラな人で、洋服をデザインするアトリエに勤めながら、
おしゃれをしては銀座を闊歩するのが趣味でした。
食べるものも、ドーナッツやファーストフードが大好きで、
祖母と一緒に出かけるといつもハンバーガーをごちそうしてくれました。

祖母は家族の誰よりも元気そうに見えたのに、病に倒れ緊急入院。
そして数ヶ月の闘病の後、亡くなりました。
あっという間の出来事のような気がします。



201: あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/28(水) 02:17 ID:
祖母が亡くなってから数日後に、私は夢をみました。
真っ白いところに、真っ白い服を着た祖母がニコニコしながら立っていました。
そして、私と妹にこう言うのです。

「私はあっという間に死んでしまったから、おまえたちに何も残してあげられなかったのが何よりも残念なの。さぁ、欲しいものをいってごらん」と・・・。
 
となりにいた妹は、即座に「ぬいぐるみのクマさんが欲しい!」と言うのですが、
祖母は、

「そんなんじゃ大人になってから役にはたたないじゃないか。
 もっと一生大切にしてもらえるものを残したいんだよ」と答えました。

で、ちょっと記憶が曖昧になるのですが、
最終的にデパートかどこかの宝石売り場に行って、あれこれと選ぶところで夢が終わりました。

202: あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/02/28(水) 02:18 ID:
次の朝、朝食の時間に母に「今日、こんな夢をみちゃった」と話を始めると、
母の動きがとまり、神妙な顔つきになったのです。
そして一言、「やっぱりあれは・・・」というのです。

気になったので話を聞くと、
祖母が亡くなってからまわりの遺品を整理しているときに、タンスの中から小さな箱が二つでてきたそうです。
開けてみると、まったくおなじ真珠のネックレスがはいっており、
しかも値段はついていないものの使った形跡がみられないとのこと。
(つまり、ブランドのタグとかはつきっぱなしだったようです)
またデザインが老人用というよりは、
若い人向けのデザイン(シンプルなプラチナのチェーンに一粒の真珠がついているものです)だったので、
もしかしたら私たちにあげるつもりで祖母が用意していたものかもしれない・・・と母は話してくれました。

偶然だったのかもしれませんが、私には祖母からのメッセージのように思えて、
今でもこのネックレスを使うときは祖母のことを思い出します。





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948 :本当にあった怖い名無し:2009/11/25(水) 21:50:23 ID:BGQd7vYqO
知人の話。

 

あまりにも色々と酷いので、漫画で紹介された霊能者にコンタクトをとった。
『依頼殺到』って漫画には書いてあったのに、速攻返事が来た。
「命の危険がある方は優先です」って。

 

そういう類に頼る事に抵抗ある知人が、その時ばかりは自分の勝手な行動をすんなりと受け入れた。

 

で、待ち合わせ当日。とあるホテルを予約しておいた。
私が先に霊能者さんと会って、仕事を終えた知人が後から合流する予定。
が、知人が来ない。
連絡してみると、この日に限ってトラブル発生&交代要因が来ない(連絡取れず)。
霊能者さんに謝る自分。
「しょうがないよ。行かせないつもりだから」
霊能者さんには、その状況の理由が分かっている様子。

 

 

948 :本当にあった怖い名無し:2009/11/25(水) 21:50:23 ID:BGQd7vYqO
待ち合わせから3時間。
取り敢えず予約したホテルへ移動。
「本当にすみません。忙しいでしょうし、日程変更にして頂いても…」
「そんな事したらその人、今度こそ死ぬよ」

 

 

949 :948:2009/11/25(水) 21:54:39 ID:BGQd7vYqO
どういう事か分からず驚く自分に、霊能者さんは飄々と説明。
「行かせないようにしてるんだよ。絶対に離れないって。かなり恨みが強いからね」
「え?じゃあ来れないんですか?」
「いや、来ないと危ない」
「??」

 

「他にもいるんだよ。
 今日、俺と会うのを知って、やっ成仏出来るって待ってるのも沢山いる。それが出来なくなったら?
何百年も苦しんでやっと成仏出来るって期待していた分、絶望も桁外れ。
 その憤り、逆恨みは行かなかったその人に一斉に向けられる。
 今度こそ死ぬよ。殺される」
マジだとその時思った。

 

だって知人は、昔から事故や病気で九死に一生を得る経験を何度もしてる。
今回はついに癌になった。
だから本当に何かあると思って、霊能者さんに頼んだ訳だし。
「だから、何がなんでも今日何とかしないといけないんだ。何時になろうと何時間だろうと待つから」

 

で、霊能者さんは遠隔で何かしたらしい。
「大丈夫。21時には来れるよ」

 

 

950 :948:2009/11/25(水) 21:56:22 ID:BGQd7vYqO
待ち合わせが確か15時。
チェックインしてホテルの部屋で、ついでに自分の亡き母の事とか視てもらってた。

 

そして21時10分程前。
「遅くなってすみませんでした」
知人がやって来た。

 

ここから家系に纏わる霊視が始まる訳で、その前に簡単に知人の状況を。
・知人、田舎から上京してる。
・当時、左臀部に肉腫発症。
・肉腫発覚と同時期、父親が心臓病でバイパス手術を余儀なくされる。
・弟、知能障害あり。同時期、緑内障と白内障を併発。
・母親、脳溢血?の過去があり、働きも無理出来ず。
・姉、嫁いでいるが旦那(知人の義理兄)が難病指定の病気を患い仕事出来ず。

 

知人の家は四国の奥の閉鎖的な田舎。
本家と言われるもので、知人に後継ぎが出来なければ家系は途絶える。
本来は爺ちゃんが最後だった。
子供が出来ず、知人の父親を養子にして何とか苗字を継いでいた。

 

951 :948:2009/11/25(水) 21:58:34 ID:BGQd7vYqO
さて、霊視。
霊能者さんには現状は伝えたものの、癌の種類や出身地等の予備知識は伝えていなかった。
「だい…だいでんきん?てどこ??」
いきなり肉腫の部位を当てられる。

 

因みに霊能者さんは2人。
1人は視える、聞ける、成仏までさせられる。
1人は視える、聞ける、話せる、分かる。所謂レーダータイプ。
で、主にレーダータイプが状況を把握していく。
何百もの霊体が知人には憑いているらしいが、それらをまとめて(?)率いるリーダーがいるっぽい。
そのリーダーが、誰よりも強い恨みや思いを持っていた。

 

「……差別?」
リーダーの話を聞くレーダータイプが呟いた途端、自分と知人は顔を合わせた。

 

952 :948:2009/11/25(水) 22:00:35 ID:BGQd7vYqO
「心当たりある?」
レーダーに聞かれて答える知人。

 

「あります。うちの田舎は未だに部落差別の生きている村です。
 自分は部落出身ではないのですが、その為に幼い頃から差別を目の当たりにし、それが正しいのとされていました。
 それが嫌で、納得出来ずに田舎を出て来ました」

 

「貴方のご先祖…、6代か7代か…前の方。この世のものとは思えない残虐な仕打ちをしてるわね」
「納得出来なかったの。この人ね(憑いてるリーダー)、悪い人じゃないのよ。
 ただ、人一倍正義感が強くて、仲間が理不尽に虐げられる事、虐殺される事が許せなかったの。
 悔しくて悔しくて、どうして同じ人間なのに生まれでこんなに違うのかって。泣いて訴えてるよ」

 

仕方がなかったんだよ。
時代だったんだよ。
霊能者さんは2人で、一生懸命にリーダーを説得してた。

 

余談だけど、その時すでに深夜を回ってた。
部屋の窓の外をうろつく影を、霊感のない私も見た。
助けを求めるように、気付いてって感じに窓に手を付けて覗いてた。
暗闇に乗せるようにかぶさる、もう一段黒い人影だった。

 


954 :948:2009/11/25(水) 22:03:50 ID:BGQd7vYqO
リーダーは暫くごねてたらしいけど、霊能者さんの説得により納得したらしい。
元々が正義感の強い真っ直ぐな人で、何百年もの長い年月を理不尽さに苦しめられて来た人。
だからなのか、張本人ではない知人に怒りを向ける理不尽さに、理解を示したのかもしれない。

 

霊能者さんは事前に買ったお握りを出して、知人に憑いてる人達に振る舞った。
「白米なんて食えなかったんだろ。成仏前にゆっくり食え」って。

 

未だに分からないのは、知人の肉腫は左の大臀筋に出来た。
爺さんは戦争で左足を失ってる。
知人が事故で複雑骨折をした足も左(これは手術をしても骨がくっつかず、未だに何か固定するもんが入ってる)。
左に何かあるのかとも思ったけど、それについては特に何も言ってなかった。

 

 

955 :948:2009/11/25(水) 22:05:53 ID:BGQd7vYqO
リーダーを含む全員を成仏させた後(窓にいた人も一緒に)、暫らくの歓談タイム。
どうして知人に憑いたのか聞いてみた。

 

「差別による虐めを率先していたのが彼のご先祖さま。
 その一族の中で彼が一番強かったから。精神的にも肉体的にも」
とにかく何がなんでも、知人の家系を根絶やしにしたかったのかもしれない。

 

と同時に、いつかこうやって成仏させてくれる事をしてくれるのは、知人しかいないと縋っていたのかもしれない。
分からないけど、何百年も何百年も、リーダー達は苦しんでたんだなって思う。
生きている時の理不尽な差別や無念を抱えたまま、長い年月を苦しんでいたんだと思う。

 

 

956 :本当にあった怖い名無し:2009/11/25(水) 22:49:57 ID:kbX5U75Z0
乙ですが、その後知人と親族の状況は好転したの?

 

 

958 :948:2009/11/25(水) 23:22:13 ID:BGQd7vYqO
知人一族のその後は、一気に好転とはいってませんが、当時程の状況ではありません。
一度なった病気が奇跡のように回復するはずもなく、姉の旦那は相変わらず難病だし、
弟の知能も12歳のまま(現在30代半ば)。

 

だけど父親の手術は上手くいったし、母親も倒れずに元気に知人に金の無心をしてる(笑)
知人の癌は軟部肉腫といって、5万人に1人という珍しいものだったけれど、
大臀筋を丸ごと取ったにも関わらず、他の筋肉が失った大臀筋の変わりを担い、
身体的な障害も残らず(小走り位なら出来る)、再発もしていません。
ドラマのように好転!とはならないけれど、悪化もしていません。
それが何よりの好転なのかも。

 

この話、どこに書いてもスルーされてたんです。
こうやって読んでくれて反応してくれた今、本当に知人が呪縛から解き放たれた証のような気がする。
本当にどうもありがとうございました。


 

962 :本当にあった怖い名無し:2009/11/26(木) 01:19:46 ID:dh5tLEKp0
漫画の二人の霊能者って、ほん怖の有名な人かな

 

963 :本当にあった怖い名無し:2009/11/26(木) 08:30:53 ID:UtEY9+5B0

だったら漫画で読める日が来るな

 

 

964 :本当にあった怖い名無し:2009/11/26(木) 09:02:31 ID:eYhTj7tpO

>>962>>963
あたり。
ほん怖のとある漫画家さんが書いてた二人組の霊能者、GさんとHさん。
特筆すべきは、Hさんがかなりの美女だったこと。

 

そして漫画通り、Gさんの除霊はエキセントリックだった。
実は結構前の話なので、漫画化する事はないと思う。
が、あの二人は間違いなく本物。
霊視や除霊の中で、どんどん点と点が結び付いていく感じだった。

 




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91 :本当にあった怖い名無し:2013/10/28(月) 00:46:19.77 ID:fvB5cUG60
姉に話したらナニソレ怖いって言われた話。

自分はちょっと記憶力?がいいらしく、母親の胎内から生まれてきた時の記憶らしきものがある。 
それは結構ある話で、なんとか記憶っていうらしいけど、それとは別の話。 

姉がじーちゃんの家で仏壇に線香あげてる時に、
「なんで墓に骨はあるのに仏壇に参るんだろうね?」という事を言った。 
で、自分、「仏壇は窓なんだよ」と教えてあげた。

タマシイというのだろうか、前世の記憶なのかは知らないし、自分の前世が何者だったのかもわからないけれど、
仏壇の向こう側…向こうから見たこちらの世界の記憶がある。
自分はいつも誰かにくっついてた(見守ってる感じ)んだけど、いつもその人の背後にいる。背後霊?だったのかも。
で、その人の行くとこについてまわってて、
その人がとても大切なんだけど、背後にいるから顔が見えない。それが残念。
けど、その人が仏壇の前に来てくれた時は、自分は仏壇の内側からその人の顔が見える。それが嬉しいという記憶。
「だから仏壇には参らなきゃ」と姉に言ったら気味悪がられた。 
ちなみに窓は仏壇だけでなく、墓もそう。 

前世?の自分が男か女かもわかんないし、
自分が憑いていたのが若い女性だったのはわかるけど、 
いつその仏壇の向こうの世界?が終わったかとかはやっぱりわからない。 
けど、寿命で迎える死は怖くないという感覚はある。 
わかりにくい話でごめんね。読み返すとそんなに怖くもないよねw



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48: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)10:56:44 ID:dUOe9po9O

どのスレと間違えたのか気になるけど疲れてるのは確かなようだw
でも頭に浮かべてもいない言葉が出たなら少し怖いよね>陰陽師

10年前に何故か無性に先祖供養したくなり遠方すぎて困難で、たまたま知人になった都内のわりと古くから続く寺の住職にポロッと話したら、住所と名前がわかる人ならお経をあげてくれるというのでお願いした。
3回に分けて1週間起きに供養してもらって、1度目は良く晴れた昼間だったけど、本堂を囲む障子が全部ガタガタ鳴り、坊主が貸してくれて腕にあった数珠が引っ張られたり、なぜか涙が意識とは関係なく止まらなかった。

    

49: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)11:12:51 ID:dUOe9po9O

どうやって調べるのかよくわからないけど坊主曰く、神様(仏教の)に伝えると坊主に色々教えてくれるが、坊主が霊やその類のオカルトな事象を見たり感じたりするわけではないらしい。

で、私も鵜呑みにして信心するタイプでもないので、起きてることに『え、これTVで見たことある!!何か仕掛けあるんじゃないの?』と興奮と猜疑心を持ちつつ身を委ねてた。

坊主が『先祖は喜んでるが、何代も前の先祖が旅人を殺していてその人が怒ってる』という旨を伝えてきたので、この坊主は変な宗派に私を勧誘する気では?高額を要求する気か?と疑って帰った。


50: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)11:29:28 ID:dUOe9po9O

以下、3回の供養終わるまでに起きたことを書く。
ちなみに私が先祖供養していることは身内にも友人にも隠していた。カルトに嵌ったと心配されるのがいやだから。

まず、寝ている時に物凄い激しく体を揺さぶられて目覚めた。眠いので寝たフリを続けてたらベッドから落ちる勢いになったので目を開けると、緑っぽく変色した上半身裸の人が私を揺すってて、目が合うと消えた。
寝ぼけてたせいだと思って普通に出掛けて、夜中まで友人の運転でブラブラ。
何度も通ってる難しくない道で、なぜか曲がる所を何度も間違えて同じ道をグルグルしてる時に、なんの脈略もなく『お寺に行かなきゃね』と友人。


51: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)11:51:43 ID:dUOe9po9O

供養のことウッカリ言っちゃったかなと焦って『あーうん…』と返事したら、友人も『あれ?なんで寺とか言ったんだろう、ごめんwキモイよねw変な宗教やってるとかじゃないからね!寺なんて全然思ってなかったのに』と焦ってた。
2人で変な空気を誤魔化すように、ぎこちない笑いを交わしてポツポツ話してたら例の坊主から着信あったけど無視して、とりあえず解散して帰宅。

翌日、胸にドスッと重みを感じて目覚め飼い猫かと目を開けると畳一枚くらいの顔だけのハゲが、お前が○×…と文句垂れてたので『うるせーな!寝てんの見りゃわかんだろ!起こすなよ!あっち行ってろハゲ!』と心の中で悪態ついた。


52: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)12:02:35 ID:dUOe9po9O

ハゲが黙って半畳くらいになってリビングの方にスーっと移動してドアに消えた時に我に返った。
また寝ぼけて変な錯覚したなと起きてリビングに行くと、すごく線香くさくて、いつも私がベッドから降りる音で駆け寄ってドアを開けた瞬間に甘えてくる猫たちも猫用ベッドの奥に縮こまってた。
うちには線香なんてないから隣家の煙が通気孔から入ってきて、猫は煙く て隠れてるのかと窓を開けてみたけど、明らかにうちのリビングだけ線香くさい。
猫も警戒しながら私と一緒に匂いを探ってた時に、また坊主から着信。


53: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)12:14:45 ID:dUOe9po9O

『大丈夫?何かあった?』と聞かれたので『何もないけどどうして?』と聞いたら、昨夜とついさっき本堂で御先祖様が暴れて大変だったから弟とお経をあげて鎮まってもらったから、何か困ってないかと思って…と言われた。

3度目の供養が終わるまで卒塔婆を本堂に立てたままにしてて、それが倒れて本堂の中だけ地響きと鐘が鳴りまくってたらしい。
夜中は坊主が波乗りに行こうとボードを車に積んでたら弟が一人では鎮められないと呼び戻しにきたとかで、時間を聞いたら、私の友人が寺発言したのと同じ頃。


54: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)12:37:27 ID:dUOe9po9O

だけど待てよ、と。先祖に恨まれるとか怒られるようなことはしてないし、怖がらせて布施を巻き上げるつもりか?とまた猜疑。
でも供養を途中で終わるのもなんだかスッキリしないので、3回目までは我慢することに。
その後も様々な錯覚や幻聴があったりしながら、たまたま親と会食の機会があってなぜか母の実家の因縁話しに。
江戸時代からの古くて巨大で立派な家屋と女系地主ということで田舎旧家によくある色々な因縁の噂は子供の頃から聞いていたが、初めて聞いた話があった。


55: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)13:11:07 ID:dUOe9po9O

街道沿いで、大きく古い家と立派な門から家屋までの左右に枯山水を模した庭があるせいで、旅館と間違えて人が入ってくることは私が夏休みで帰省してる時にもあったが、昔はもっと多かったらしい。
庭の、外から見えない所に小さな墓と地蔵がある。それはそんな旅人の1組の親子のためのものだった。
何代か前の当主が旅人親子を冷たくあしらい、吹雪く中軒先からも追い出したせいで子が凍死し父親が恨み言葉を残して自害したので、恐れて鎮魂のために次代が建てて供養し、家の敷地を寄付して学校やお堂を建てたが家はどんどん落ちぶれた。


56: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)13:27:17 ID:dUOe9po9O

祖母が毎日供物をあげて△△様と名前を言ってたけど、水子か自殺した身内と勝手に思ってたので、母から聞いた先祖の腐れ外道な話はショックだった。
家は落ちぶれるとこまで落ち、ついに跡継ぎの従兄(一人っ子)は失踪して億単位の借金を作っていたので更地にして売り、今は赤の他人の家がそこに8件建ってる有様。

坊主に言われた『恨んでる人』はこの人のことかと思った。
父方も母方も先祖は武士だったので最初に坊主の話を聞いた時は、そんなのどこの家庭にも当て嵌ると気にしてなかったけど。


57: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)13:50:05 ID:dUOe9po9O

3回の供養が終わり卒塔婆も焚いてもらって、不思議な偶然や錯覚や幻聴も治まって、なんとなく檀家にされたりとかしたら面倒なのでFOしてその坊主とは疎遠になった。

が、今年また1つ新たな因縁が発覚。
父方の先祖が九州某藩の家老ということで興味がわいて調べていたら、仕えてた城主が負けて江戸にきて城主と共に一時的に居候させてもらい大変世話になった本当に小さい寺があったらしい。
名前と地図を見て驚いた。私が供養で世話になった寺だった。
坊主に見つからないように、紙幣のお賽銭を入れてお礼してきた。

不思議なことはあるんだと納得した。


58: 名無しさん@おーぷん 2014/11/06(木)14:16:20 ID:YDvw449YK

なかなか面白い話だった。
個人的には二度あることは三度ある、で
ご縁があるんじゃないかな。
父方ご先祖様が母方ご先祖様の因縁を心配して
取り持ってくれたように思えるよね。





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705 :本当にあった怖い名無し:2008/08/13(水) 12:48:58 ID:obYS4EzI0
相場の半額の家賃の部屋に住んだことがある。
過去の住人は3か月もたずに出て行ってた。いわくつき。

幽霊なら子供の頃から見慣れてて、平気だと思ってた。
まず現れたのは、血まみれの兵隊さん。
ビジュアルはすごかったけど、敬礼しながら立ってるだけだったので、慣れたら平気だった。
でも本当の恐怖は、1か月後くらいに現れた。
生まれて初めて、幽霊に殺されるって思った体験をした。


708 :本当にあった怖い名無し:2008/08/13(水) 13:54:53 ID:obYS4EzI0
夜、寝ていたら金縛りに遭い、武士の霊が現れた。
「おまえも同じ目に遭わせてやる・・・」
そう言って刀で刺された。
痛みや出血はないんだが、刺された所から体温というか、エネルギーみたいなものをどんどん吸い取られていくんだ。
みるみる体温が下がっていく感じで、このままでは死ぬ、殺されるって思った。
心の中で『守護霊様、助けて下さい』って念じたら、
武士の霊の後ろに、白い着物姿の女性が現れ、武士の霊の襟首をつかんで僕から引き剥がした。
その時の「うげぇっ!」ていう武士の霊の声は、今でも忘れられない。


712 :本当にあった怖い名無し:2008/08/13(水) 14:12:07 ID:obYS4EzI0
翌朝から原因不明の低血圧。
朝、目が覚めた時点で貧血みたいな状態で起き上がれない、というのが数日続いた。
這うようにして病院に行ったが、検査結果は異常なし。
体の不調は2か月続き、結局仕事を辞めて、実家に帰った。
帰る新幹線の中で不思議なくらい元気になり、実家に着いた時には体は何ともなくなっていた。

アパートを引き払った時に管理人に聞いた話では、
僕の前の住人も、その前の住人も、体の具合を悪くして出て行ってたそうだ。
みんな、あの武士の霊の仕業じゃないかと思ったよ。

 





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