【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:妖怪




430: 本当にあった怖い名無し:2011/11/06(日) 16:46:42.41 ID:/7JjcaT80

中国で体験した怖い話
今仕事で中国に住んでいます。
ここで観た事や体験したことを書きます。

・近所の天使像
住んでいるアパートから歩いて5分のボロ住居の前に、
高さ60cmくらいの石膏製の天使像が置いてあった。
まあそこそこ見栄えのする像だったが、なんとそこの住人は汚いモップ干しとして使用w
上品な天使とその頭に掛けて干されている汚いモップが、
なんともいえないコントラストをかもし出していた。

ところが、2,3年前から天使像に異変が発生。
両目から血の涙のような跡がつくようになった。
天使の膝元に子供がいるデザインなのだが、子供の両目からも血の涙
を流した痕跡がある。そして日増しにその量は増え続け、
天使と子供の顔はもはや血まみれといった有様だった。

日本人なら目を覆いたくなるような状態の像だったが、そこは中国人w
何も気にしていないようだったが、モップ干しの
張本人と思われる掃除のばあさんが突然発狂急死してから事態は急展開。
ボロ住居の主人が誰かに、こんな不吉な像は捨ててしまいなさいと忠告されたらしく、
即日天使は首をたたき折られて近くの畑に廃棄された。
今でもその像は畑に捨てられたままだが、以前にも増して嫌な雰囲気を漂わせている。

・自室のテレビ
ある日、自室に置いてあったテレビがバチッと音を立てて画面が映らなくなった。
中国のテレビ番組は言葉がまったく判らないため、エロDVD鑑賞専用に使っていたものだw
ところが、映らなくなった画面を改めて見てみると、ひとつの大きな手形がついていた。
しかも形が不自然と思ってよく見てみると、指の数が全部で八本あった。
そのときは驚き2chに投稿するも、自分でやったんだろwと誰にも信用されず。
手形を写真に撮影した後、雑巾でふき取ったが、
何か油のようなものが凝り固まった後のような手形で、力を入れて苦労してふき取った。

自分の部屋にこんな妖怪みたいなのがいたなんて、自分でも信じたくないし。

まだあるけど、需要があれば書きます。


434: 430:2011/11/06(日) 17:28:06.51 ID:/7JjcaT80
・嫌な色のマンション
同じ中国在住の日本人同僚の知人がマンションを買ったと聞いた。
同僚曰く「安かったけど、でも何かすごく変な色のマンションなんだよね」
同僚は知らなかったが、実はそのマンションのことを俺は知っていた。

そのマンションは、昔中国の文革時代の処刑跡地に建てられた物件らしい。
当初はまともな色合いの物件だったが、
その後マンション内のあちらこちらで幽霊騒動など怪事が相次ぎ
挙句の果て、変死者や自殺が多発するようになって、風水師に相談したらしい。

その苦肉の策が、何とも言えない強烈かつ嫌な色でマンションを塗りつぶし、色の呪力で
怨霊を抑えるというものだったらしい。

その事実を同僚に教えてあげたのは言うまでもないw


442: 430:2011/11/06(日) 18:38:14.10 ID:/7JjcaT80
・天使像の理由
>>430のボロ住居の天使の話だが、その家の住人たちは時に犬を常食していたらしい。
近所で野良犬の姿が見えなくなると、ああまたあの家か、てな感じだった。
ところが、そのボロ住居の住人は毎年春になると凶暴になる病気?にかかることが多く
医者も原因がわからず、お手上げ状態だったようだ。

その住人の言うことによると、その住居には夜になると犬が入ってくるらしい。
しかもその犬はこの世のものではなく、右半身と左半身にきれいに切り分けられた
半身の状態で入ってきてその住居の住人をじぃっと見ているそうだ。

そんなこんなで魔よけのつもりで置かれたのが、くだんの天使像だと聞いた。



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1 :1 ◆yvvRSflhoI :04/11/10 03:05:48 ID:7SXC6qT5
『座敷童子の出る宿』として名高い、岩手県は金田一温泉にある旅館・緑風荘。
ここに泊まったことのある人、その体験を書き込んでくださりやがれ。


24 :本当にあった怖い名無し:04/11/11 16:08:47 ID:dvDFd7/u
俺の田舎、二戸市金田一。
で、宿の主人は俺の親父の同級生。
で、親父も俺も大昔泊めさせて貰って、それらしいものを見たらしいんだな。
俺は記憶全く無し。
ただ、それなりにご利益はあったみたいよ。
成功者かはともかく、現在親父は一万人強の人間を動かせる立場にあるし。

ただね、座敷童子に限らず、あのあたりはいろいろあんのよ。
それでは


25 :1 ◆yvvRSflhoI :04/11/11 17:48:18 ID:jcUHsa/4
おっ、待ってました>>24。
『一万人強の人間を動かせる立場』ってスゲーな。
お父さんが出世したことは分かったが、>>24自身はどうなの?

あと、『あのあたりはいろいろあんのよ』って、支障のない範囲で教えてよ。


26 :24:04/11/11 20:28:04 ID:9b6gRkoD
>>25
おお、妄想だの何だのって煽られるかと思ってたから、嬉しいレスありがとです。
まあ、オヤジは上級職(今の国家一種)のキャリアで定年まで後数年だからね。よく上り詰めたと思うよ。
まあ、俺は2ちゃんやってるくらいだから推して知るべし。
仕事はディーラーしてるけどどうなのかな?
いい時は(相場で儲かった時)年収一本行く時(といっても一度だけ)もあるけど、
悪い時は本当に死にたくなる。
けどまあ、刺激ある毎日だね。
オヤジに言わせると不良息子らしいがw

『あのあたりはいろいろあんのよ』
親父から聞いた話。
昔、あのあたりは陸の孤島みたいなもんでさ、貧しい土地柄だったのよ。
で、ガキを作っちゃ売り飛ばしてたような家もあってさ、
売れないガキ(白子とかダウン症とか)は、家の奥に閉じ込めたり捨てたり(これが河童)してたそうなのね。
遠野の河童はたぶんこれ。
で、家の中に閉じ込められた子供が、座敷童子って昔は呼ばれてたらしい。
親父は、そうやって虐待されて死んだ子供の霊が座敷童子だって言うんだよ。
だから、その霊が出てきた時に怖がらずに遊んであげると、喜んで御礼をしてくれるんだと。
本当かどうかはよく分からないけど、そういう悲しい霊が座敷童子なんだって。
だから面白半分で行くと、幸運どころか罰が当たるって言ってた。

まだいろいろあんだけどこのくらいでいい?
気が向いたらまたカキコするです。


27 :1 ◆yvvRSflhoI :04/11/11 22:03:21 ID:jcUHsa/4
>>26
煽るつもりはないんだが。
お父さんは国家公務員だよね。
でもって定年まであと数年、かつ緑風荘の主人と同級生だったと。
俺が調べたところでは、緑風荘の主人は五日市和彦さんといい、そろそろ70歳になる。
公務員だったらとっくに定年なのだが、『同級生だった』とは一体どういうことなの?


28 :24:04/11/11 22:15:09 ID:VyhnBW2h
ん?それは本当?
俺は同級生だったって聞いてるんだが。
週末にでも電話して確認してみる。
記憶違いだったらすまん。
それでは


41 :24:04/11/12 17:13:02 ID:talhO8CL
同級生の件は明日親父に聞くとして、ちょいと追加。
座敷童子がかわいそうだという話の続きですが、誤解されるといけないので補足です。
虐待された子供と言っても、緑風荘で虐待されたというのではなく、どこか別の家で虐待された子供です。
田舎での昔話によると、そうやって虐待されて死んだ子供は、優しくしてくれる人を捜して各家を巡るそうです。
その際に、一人で閉じ込められていた経験から、使われていない部屋のある家へ行くそうです。
だから、大きなお屋敷とか宿などに行くんです。
それで緑風荘にも行ったのでしょう。

実際に俺の田舎では、家を新築する際に、小さくてもいいから使わない部屋を作る習慣があります。
田舎では座敷童子のことを『ワラシッコ』と呼んでいて、
いつか家にきてくれることを願って、『ワラシッコ』専用の部屋を作るのです。
俺の田舎の家も、そうした部屋があります。
今はいとこも大きくなって子供は誰も居ないのですが、
小さな子供が喜びそうなおもちゃや絵本など、『ワラシッコ』の為に用意した部屋があります。
ちょうど緑風荘の部屋みたいな感じです。
二戸あたりの大きな家や旧家では今もやっていると思います。
そして居心地良くしてあげるんです。
良く『座敷童子が居なくなると悪いことがおきる』と言われますが、
これは、居なくなるには、いじめられたり怖がれたりして出て行くそうです。
その際に、その家の幸運もいっしょに連れて行くそうで、
悪い事が起きるのではなくて、いい事を持ち去ってしまうということが本当のようです。

それと、以前つのだじろうさんが座敷童子をみて絵を書いていましたが、髪が白髪でした。
おそらく白子の子だったんでしょう。
妖怪で子泣きジジイというのがありますが、あれは河童と同じでダウン症の子だと言われています。
雪女は白子の女の子でしょう。
そういった話が、あのあたりでは昔からあるのです。
それでは


42 :本当にあった怖い名無し:04/11/12 17:19:20 ID:T24bKbJP
>>41の話を読んでいると何故だか懐かしくて、涙が出そうになりました。
いいお話ありがとうございました。


44 :24:04/11/12 17:55:17 ID:5j0lPIx/
>>42
どういたしまして。親父から聞いたり田舎で聞いたりした話です。
ちなみに今思い出したのですが、『ワラシッコ』は向こうの話し方だと、『ワラスッコ』に近い発音です。
あのあたりの方言で子供=ワラスです。
良く語尾に『こ』『に』『の』『たorだ』などがつきます。
スレには関係ありませんが補足です。


45 :24:04/11/12 18:08:13 ID:5j0lPIx/
今思ったんだけど、ちょっとカキコしすぎたかも。
なんで東北地方に人型の妖怪伝説が多いのか、理由がわかりますよね。
たぶんこれって、隠しておきたい歴史(伝説)だったかも・・・


46 :若 ◆88NDKnKnUU :04/11/12 18:14:25 ID:vsozSIZC
>>45
つまり、隠蔽というやつですか?
偏見や差別から生まれる伝説もあると思う。
ただ、現代でも目撃例があるだけに、一言では片づけられないよ。
僕の中にロマンを捨てたくない気持ちもあるのだと思いますが。


50 :24:04/11/12 18:45:43 ID:tCBZ/vxh
>>46
隠蔽ってことじゃないと思うんだけどさ。
さっき気になってちょっとググって見たのよ。
そしたら、全く違う説明で、天皇がどうした神様がって話ばかりなの。
俺の田舎じゃ誰でも知ってることなのに、俺のレスした内容はどこも紹介してないんだよ。
それで、もしかしたらって思ったわけ。
誤解して欲しくないのは、そういった子供達がそう呼ばれていたってんじゃなくて、
そういった子供達の霊だって言われているってこと。
俺は霊的経験はないけど(親父に言わせればあるそうだが)、
ロマンとかじゃなくても、霊的なことはあると信じたい。
それでは


56 :24:04/11/13 20:12:46 ID:+lbDm5kb
さて、親父に聞いたら、同級生だったのは親父の兄貴とのことでした。
ちなみに兄貴は七人兄弟の一番上で、親父は次男でありながら下から二番目。
歳は十歳以上離れてます。
やはり俺の記憶違いでした。







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322 :可愛い奥様:2011/08/25(木) 21:12:44.12 ID:tiDywMZhO
お昼にうたた寝してたら、ピチャピチャパクパクという金魚が水面で口をパクパクさせる音がやけに耳についた。
実際に隣のリビングで金魚を飼っているので、「餌やり忘れたっけ?」とドア開けたら、
妖怪小豆とぎみたいなオッサンが中腰で立って「ピチャピチャパクパク」言っていた。
驚いて叫んだら「よろず」と言って消えた。

私の夏バテは思ったより酷かったみたい…
金魚は水草の中に潜んでた。


331 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 15:37:02.98 ID:5WktKCn40
>>322
「よろず」じゃなくて「よろすぐ」じゃないの?
多分、似たのが境港の妖怪ロードの銅像の中にいるw

私も多分妖怪かな、というのを何度か見た事あって、
案外、普通に世間に上手く紛れてるのかもなぁと思う。
いや、私も夏バテ酷いんだな


333 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 15:46:40.79 ID:hwE+W9Vy0
蛭子さんも実はそうだしね


334 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 17:51:58.38 ID:FmySNso60
>>331
妖怪って幽霊とかより夢があるよね
どんなの見たのか書いて欲しい



336 :可愛い奥様:2011/08/26(金) 21:03:46.07 ID:9bpoPqUb0
蛭子さんw
元はヒルコだもんね、近くは無いけど遠くも無いか。

じゃ蛭子さんみたいな妖怪?と言うか神様(多分)に会った話。
父が倒れて半身麻痺になってしまい、急に何故か某神社に参らなくちゃと急に思い立ち、
行った事も無い電車で一時間半離れた神社に向かった。
そこは年に一度の有難い神事の最中で、私も手口を清めて列に並んでいると、ちっこい爺さんが割り込んで来た。
正直、チッと思いつつも神様の前だし邪念イクナイと思い黙ってた。

で、自分の順番になり、ちっこい爺さんと並んで神様に手を合わせると、
横で爺さんが「お前の親父はまだ大丈夫」って言い出したの。
はぁ?と思って横を向いて爺さんの顔を見ると、爺さんの白目が無い!
何ていうか、回転寿司CM宇宙人の目みたいな感じで、服もボロいしちょっと臭う以外は普通の爺さん。
動揺してると、爺さんに覆い被さるように次の参拝者が横に来て爺さん消えた。
横に来た人は爺さんの存在なんて無視してて、見えていないようだった。

折角だし御守りも買おうと社務所に行くと、さっきの爺さんが巫女さんと談笑中!
ナニコレ怖い、と思ってたら爺さんが巫女さんに「あ、ネエチャンあの人に緑の御守あげて」とか言ってる。
もう目が点でね、何なのコレ~~~てな感じなってたら、
巫女さんに満面の笑顔で「今のウチの神様なのw見えたんですネwwっ」て・・・
という事があったような無いような




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小学校低学年の頃の話

お盆の頃、うちの両親に用事があって、オレはじいちゃんの家にしばらく預けられることになった。

じいちゃんの家はド田舎、周りは山ばっかで遊ぶトコがまったくないような辺境地帯にあって、
じいちゃんはそんな辺境のド田舎でばあちゃんと一緒に暮らしていた。

最初、両親と離れて暮らすことに不安があったんだけど、時期に慣れて、
慣れたら慣れたで、田舎生活は案外楽しかった。

ただ怖いこともあった。夜になると、ほんとに周りが真っ暗になるんだ。
これが怖かった。だから、オレは夜になると、絶対にひとりになりたくなくて
いつもじいちゃんとばあちゃんの近くにいるようにしていた。

じいちゃんもばあちゃんもその辺りは察してくれてたみたいで、
ひとりきりって状況になることはなかった。風呂はじいちゃんと一緒に入ってたし
寝るときは、じいちゃんとばあちゃんがオレを真ん中になるように布団を並べて
一緒に寝てくれた。

ある日のこと、オレはいつものようにじいちゃんとばあちゃんと一緒に寝ていた。

バサッと布団がめくれる音がして、オレは目を覚ました。目を横にやると
じいちゃんが起き上がり、そのままソロソロと部屋を出て行ってしまった。


(トイレかあ……)

じいちゃんの足音はトイレに向かってるのはわかる。
蛍光灯の薄明かりの中、さて寝ようかと布団を被ろうとしたとき、
床の間に飾ってあった鍾馗さまの掛け軸が目に入った。

ギョロリとした鍾馗さまの大きな目が動き、オレを睨みつけた。
その目の迫力に思わず身体が固まると、今度は掛け軸から毛むくじゃらの太い腕が
オレの頭のトコまで伸びてきて、手に持っていた刀の鞘でオレの頭をポカリと叩いた。

ここまで来るとオレも限界で、「うわああ!」って大声を出して
布団から飛び起きてしまった。

「なんだ!どうした!」

バタバタと音がして、じいちゃんが大急ぎで部屋に戻ってきてくれた。
ばあちゃんも何事かと大慌てで飛び起きて、部屋の明かりを付けてくれた。

オレはじいちゃんとばあちゃんに事情を説明した。
床の間の鍾馗さまに頭をポカリと頭を叩かれたと

「ああ、わかった。ちょっと待ってろ」

じいちゃんは床の間に飾ってある掛け軸を床の間から外してくれた。
オレは怖くて仕方なかったから、じいちゃんが床の間の掛け軸を片付けてくれている間、
ずっとばあちゃんに抱っこしてもらい、絶対に床の間を見ないようにしていた。

片付けが終わった後、オレはじいちゃんとばあちゃんと同じ一緒の布団で寝ることにした。
怖ったけど、眠気には勝てなかった。オレは直に眠ってしまった。

次の日、じいちゃんはえらく怒っていた。

「〇〇(オレの名前)の大事な頭を叩くなんて許せん!懲らしめてやらんといかん」

じいちゃんはそう言って、オレを庭に連れてきた。
庭には、ばあちゃんがいて、小さな七輪に火をくべていた。

「〇〇はソコに座り」

じいちゃんはオレが縁側に座るのを見ると、家に戻っていった。
しばらくして戻ってきたじいちゃんは手にフライパンとクルクルと巻かれた
掛け軸を持っていた。

「〇〇、ようみとき、じいちゃんがこらしめてやるからな」

じいちゃんは庭に出て、七輪の上にフライパンを置くと、
フライパンの中に刻んだ鷹の爪を放り込んだ。

燻され鷹の爪からモクモクと黒い煙が立ち昇ると、
じいちゃんは手に持っていた掛け軸を立ち昇る煙の中に入れた。


コホン…コホン…

掛け軸から小さな音がした。なんか咳みたいな音だった。
立ち昇る煙が勢いを増し、猛々とした黒い煙が立ち昇るのに合わせて
ゴホッゴホッ!と咳みたいな音も勢いを増していく。

突然、丸めた掛け軸がプルプルと上下に小刻みに震えて、
掛け軸の穴から細長い灰色の毛をした生き物みたいなのが出てきた。

それがポトリとフライパンの上に落ちると、ビョンと飛び上がって
大慌てでどこかに行ってしまった。

「〇〇、今の見たか?」

じいちゃんが縁側に座るオレを見た。オレは首を何度も縦に振った。

「イタチがイタズラしにきたんよ、もう大丈夫、これに懲りて二度と来んよ」

じいちゃんは立ち上がって、ヒュルヒュルと掛け軸を開いた。
そこには、二匹の鶴と赤い日輪があった。

「鍾馗さまに化けようなんて、罰当たりなイタチやな、だからこんな目に合うんだ」

じいちゃんはそう言って、ばあちゃんと一緒に笑ってた。
オレはというと目の前で起きた出来事があまりに不思議だったんでポカーンとすることしかできなかった。


今では懐かしい話、細かいトコは忘れてるけど、大体こんな感じの出来事だった。
あまり怖い話じゃなくて、ごめんなさい






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私の若い頃の話ですが、暇な方がいらっしゃったら聞いてやってください。

私の住んでいた島には天狗の道、蛇の道、天狗の棲家、まいしんきょう跡?などと呼ばれる道がありました。
名称は違えど同じ場所を指すのですが、その道は夜間になると通ってはいけない道となります。
2車線ほどの幅で3区画に分かれている島の地区を結ぶただの道なのですが、そこを通って家に帰ると親にバレて叱られます。

私の場合は祖父が親代わりだったのでよく叱られました。

はじめて蛇の道に行ったのは高校生になってすぐ。島の特権というかなんというか。私達は高校生になると親から原付がもらえます。(男だけ)
原付を与えられた高校生が一番はじめにする事は、女を乗せてドライブ。

大人に見つかると島中に噂が広まって「家に連れてこい」だのやいのやいの言われるので
まだ付き合ってすらいない状態であったりとか、別に気がない子を乗せたりもするので誰にも見つからない蛇の道へ行きます。
夜間は高校生にとって最高のたまり場です。大人は来ません。
蛇の道に居るとバレていたとしても絶対に大人は来ません。

学校が終わるとやることが本当に釣りくらいしか無いのでみんなそうして楽しんでいました。
不良もそうでないやつもみんな混じって喧嘩一つ無く

そして帰ったら怒られる。
夜中に帰るから怒られるんだとばかり思っていました。でもそれは違いました。

ある日、友人宅に泊まっていました。いつも蛇の道から帰る時刻は朝4時なのですが
その日も家に忘れ物(PSのソフト)を取りに帰った時刻も4時頃だったと思うのです。
しかし祖父には怒られませんでした。
泊まりに行くとか一言も言っていないのに普通に「おかえり」と言われて家に上げられました。

いつもなら塩をぶっかけられて月桂冠を庭に置いておくのに…と。

違和感を感じた私は祖父に聞きました。

「なんで蛇の道行った日と行ってない日がわかるの?」と。
そしたら祖父は「カラスがついてきてないから」と答えました。
そんなの気にしたこともなかったので少しぞっとしました。


なぜいけないか理由

そこは人に聞いても意見が様々なので端折って書きました。

・神聖な場所だから
・憑物を拾ってくるから
・狐に化かされる
・カワウソに騙される
・ヘビに喰われる
・めちゃくちゃでかい影の化物に襲われる
・天狗様が食事をするところだから(天狗なんて見たことないけど)

統計は取っていないけれど、一番多かったのが天狗様が食事をする所だからというのが多かったように思います。
特に天狗の伝説とかがあるような地域じゃないのでなんとも言えませんが。
夕方に道端のヘビをカラスが咥えて立ち去るのは何度か見たのでそういうのが関係しているのかなぁと思ったり思わなかったり。

先輩が信心深い人で氏んだ蛇の供養のために
蛇の道に入る前の大きな丸っこい岩に毎日葉っぱを置いてから入ると言ってましたからヘビに喰われるというのはそれが関係しているのかもです。

狐とかカワウソに化かされるというのは町内のマイク放送で朝方に迷子(老人だけど)の捜索を手伝え~みたいなのが過去に何度かあるんですが
2件経験したことがあって2件とも蛇の道で見つかってるのでそういうのが関係しているのかなぁと思います。

18年住んで狐もカワウソも見かけた事ありませんし、蛇に喰われたって人も聞きませんし、影の化物も見たことないですし
誰も憑物があると言われたこともないので全部迷信じゃないかなぁと思ってます。

でもカラスが毎回ついてきてると聞いた時は怖かったです。







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