【閲覧注意】怪談の森【怖い話】

当サイト「怪談の森」は古今東西の洒落にならない怖い話~ほっこりする神様系の話まで集めています。 随時更新中!!

タグ:神様



1: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:19:51.37 ID:arr67v+Q0
暇だから書こうかな




5: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:21:30.36 ID:B83aua870
聞こう




6: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:22:17.28 ID:arr67v+Q0
あれは確か小学校1年くらい
もしかしたら幼稚園だったかもしれない
ある日クラスで遠足に行くことになった




8: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:22:50.59 ID:arr67v+Q0
遠足と言うかハイキングみたいなもん
みんなで弁当持ってとある山に登った





9: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:23:38.79 ID:arr67v+Q0
道中の事は何も覚えてない
オレは特に仲良しの友達がいる訳でもなく
ぼっちだった
皆わいわい言いながら歩いてる中で多分1人淋しく歩いてたと思う




11: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:23:54.10 ID:g5AK/rDE0
今から何年前の話?




14: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:25:19.87 ID:arr67v+Q0
>>11
30年くらいwww
19: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:29:11.66 ID:g5AK/rDE0
>>14
昔すぎてワロタwww

でも興味深いので、続けろください。




21: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:30:50.56 ID:arr67v+Q0
>>19
でも断片的ではあるが鮮明な記憶が残ってる




15: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:25:51.38 ID:arr67v+Q0
で昼飯の時間になった
記憶にあるのは山の中腹のちょっと開けた所で
貯水施設とおぼしき建物と巨大なタンクがある場所だった




16: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:26:41.62 ID:arr67v+Q0
皆それぞれ仲のいい友達と方々に散らばって弁当を広げ始める
先生が「余り遠くへ行っちゃダメですよー」って言ったのを覚えている





17: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:27:13.63 ID:arr67v+Q0
ぼっちのオレはみんなからちょっと離れた所で弁当を広げて
1人寂しく食べ始めた




18: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:28:50.13 ID:arr67v+Q0
別に仲間はずれにされていた訳ではないし
自分からグループの輪に入っていけばいいのだが
極度に内気だったオレはそれが出来なかった
でも1人で食うのは恥ずかしかったし
下を向いて小さくなって食ってたと思う




20: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:30:02.83 ID:arr67v+Q0
暫くしたその時
女の子3人組がオレの所へやってきて
「一緒に食べよー」って誘って来てくれた
すごく嬉しかったが
女子と一緒に弁当を食うなんてやっぱり恥ずかしいし
男の奴らに冷やかされるのが怖かった




22: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:32:10.15 ID:arr67v+Q0
暫くモジモジと躊躇してたと思うんだが
でもオレはその女の子3人組に半ば強引にひっぱられ
みんなのいる方へ連れて行かれ
4人で輪になって弁当を食い始めた




23: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:33:16.41 ID:arr67v+Q0
何を話しのかはサッパリ覚えていないが
とにかく恥ずかしかったのだけは覚えている

でもやっぱり内心嬉しかった




24: 忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:8):2013/03/20(水) 21:33:52.72 ID:bAP1J83T0
みてるぞ!




26: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:35:48.65 ID:arr67v+Q0
>>24
ハードル上げるとガッカリするかとwwww




25: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:34:50.16 ID:arr67v+Q0
そしてちょうど弁当を食い終わりかけたくらいのその時
男2、3人が
「うわー女と弁当食ってるー」
ってオレを見つけ
からかってきた
クラス全員がオレを見る
周りから一斉に笑い声がするが上を向けない




27: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:37:13.89 ID:arr67v+Q0
恥ずかしくて恥ずかしくて
どうしようもなかったオレは
下を向きながらその場を離れようと山の頂上の方に歩き出した
弁当はどうしたか覚えていないけど
確か置きっぱなしで逃げるように歩き出したと思う





29: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:38:24.78 ID:VFYjDI8a0
特定した




30: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:39:29.71 ID:arr67v+Q0
でここら辺がよく分からないんだが
何故か山道をひたすら1人で歩いて行ったんだな
何か中央が吹き抜けみたいに崖になってて
その周りを道がらせん状に巻いている山道だった記憶がある
何の目的があって1人で歩き出したのか分からないが
多分恥ずかし過ぎて皆の居る場所から逃げたかったんだろうと思う





32: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:41:51.45 ID:arr67v+Q0
ふと気が付くと全く知らない景色のいい場所に居た
まあ知らないのは当たり前だけど

周りに誰もいないし声も聞こえない
ヤバイ
迷子になった!
初めてそこで気が付いた
焦った
遅いってな




33: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:43:01.82 ID:arr67v+Q0
今思えば来た道をひたすら引き返せばいいようなもんだが
やっぱり小さい子供だしそれが出来なかったんだろう
ちょっと引き返したり
またちょっと進んだりして
オロオロと彷徨った




34: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:44:11.15 ID:arr67v+Q0
その内泣き出して
かーちゃん
ばーちゃん
助けてー
って泣きながら闇雲に歩き回った




35: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:45:14.84 ID:arr67v+Q0
かなり大声で泣きながら彷徨ってたと思う
あれだけ大声なら誰か見つけてくれそうなもんだけど
誰も来なかった

もしかしたら皆が探してる声も
自分の鳴き声で聞こえなかったのかもしれない





37: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:46:23.96 ID:prajFozD0
みてるよ




39: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:48:04.66 ID:arr67v+Q0
かなりの時間彷徨っていたと思う
なんか日が暮れてきた感じだった
ふと見ると道端にお地蔵さんが数体
赤いおべべ?を首元につけてたたずんでいた
この場面はかなり鮮明に覚えてる
未だに夢に見るくらい




44: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 21:59:50.66 ID:arr67v+Q0
なんか異様に綺麗なお地蔵さんだった
そんなに人も来ない場所なのに汚れてなくて
お供え物も何も無かった確か




45: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:01:25.65 ID:arr67v+Q0
反対側は開けていて崖になっていた
街が眼下に見渡せる景色の綺麗な場所だった
オレは泣き止んでお地蔵さんに夢中でお祈りをした
「どうか家に帰れますようにお願いします」的な事を一生懸命祈った




46: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:03:31.93 ID:arr67v+Q0
オレの家は神社の近くだったし
今は死んでしまったばあちゃんがよく
「神様仏様には毎日お祈りしなさい」って言っていたし
ガキの癖に信仰心があったというか
寝る前は神様仏様にお祈りをしたりしていたから
お地蔵様が絶対に助けてくれると思って必死に拝んだ




48: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:06:13.07 ID:arr67v+Q0
ひとしきり拝んでその場に暫く佇んでいた時
「おーい」って呼ぶ声が聞こえた
オレは急いで声のする方向に走り出すと
クラスの子数人がオレを見つけて
「あ!いた!先生いましたーー」
みたいな事を叫んだ
あの時の助かった感は今でも忘れない
めちゃめちゃ嬉しかった




49: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:07:49.75 ID:arr67v+Q0
そのあと皆のいる場所に連れられて戻ったのだが
昼メシの後遠足を中止してずっとオレを探してくれていたらしい
まあ当たり前だわな




50: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:09:21.11 ID:arr67v+Q0
先生は泣いて喜んでるし
皆には冷やかされるし
とにかく申し訳ないのと恥ずかしいのと
なによりオレはなんてバカなんだろうって思った

その後家に帰って遠足の迷子の話をしたかどうかは覚えていない
特に親にもばあちゃんにも言わなかったと思う




51: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:11:16.69 ID:arr67v+Q0
それから月日は流れて
確か中学3年の時だった
オレは友達とその迷子になった山を登っていた
理由は忘れたが
多分暇だったから2人で探検でもしてたんだろうと思う




52: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:14:45.45 ID:arr67v+Q0
登ってる途中で友達が言った
「そう言えばここ小さいとき遠足で来たな覚えてる?」
そう言われて初めて気が付いた
10年ぶりくらいだったが直ぐに記憶が蘇ってきた
そこは迷子になった時とほとんど変わってなくて
あのらせん状の山道がそのまま残っていた
そうだそうだここだったみたいな




53: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:15:59.33 ID:arr67v+Q0
オレ「そう言えば遠足でここ来た時オレ迷子になったの覚えてる?」
友達「マジで?ぜんぜん覚えてねーわ」
みたいな会話をしたと思う





54: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:16:57.51 ID:arr67v+Q0
その時初めて友達にお地蔵様の事を話した
ちょっと恥ずかしかったけど
必死で拝んでたら皆が探してきてくれて見つけてくれたんだって




57: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:21:43.01 ID:arr67v+Q0
そのお地蔵様を友達と2人で探したんだけど
全然見つからなかった
街が見渡せる絶景ポイントがあって
絶対ここだったんだけどなーって場所は見つけたんだが
お地蔵様はなかった
かつてそこにあった形跡も一切無かった




58: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:29:05.93 ID:arr67v+Q0
オレは帰ってばあちゃんにその事を話した
そしたらばあちゃん曰く

あそこはオレの生まれるずっと前
隣町に山を越えて行く為の峠道だったが
昔から神様の住む山と考えられていたみたいで
神様どうか通らせて下さい的な事でお地蔵様が置かれたという事だった




59: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:32:14.71 ID:arr67v+Q0
でもある時崖崩れがあって峠道が土砂で埋まったらしい
それで道を作り直すときに何かの理由でお地蔵様を撤去したらしいんだ
でよくある話だけど
それからその工事中に事故で結構な人数の人が亡くなったそうだ




60: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:33:41.80 ID:arr67v+Q0
結果道は出来たんだけど
ろくな舗装もされないまま投げやり的に工事は終わらせてしまったらしい
だからお地蔵さんはもうない筈だって




61: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:34:22.50 ID:arr67v+Q0
ばあちゃん曰く
これはお前の生まれる前の話だから
お前が遠足に行った時にはお地蔵様はとっくにいない筈だよって




62: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:36:20.13 ID:arr67v+Q0
オレはかなりビビッて
心霊体験だってひとり騒いでたけど
ばあちゃんは冷静に言った
「お地蔵様が助けてくれたんだよ」
「だからこれからも神様仏様は毎日お祈りしなさいよ」って



63: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:37:12.54 ID:arr67v+Q0
オレはもうおっさんだが
今でも毎朝お祈りは欠かさない

終わりです
誰もいなくなったけどwww




66: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:39:05.83 ID:c/qlZ+zR0
見てたよ!
乙!




67: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:42:44.94 ID:arr67v+Q0
>>1だが
一応マジです
なまんだぶ




70: 名も無き被検体774号+:2013/03/20(水) 22:48:29.86 ID:arr67v+Q0
ちなみにばあちゃんは97で死んだ
命日はオレのかーちゃんの誕生日




74: 忍法帖【Lv=6,xxxP】(1+0:8):2013/03/21(木) 00:27:44.40 ID:TADMU5Hh0
>>1乙!久しぶりに感動したわ



77: 名も無き被検体774号+:2013/03/21(木) 09:52:55.46 ID:YWp+2QsWi
ばあちゃんに会いたくなってきた



78: 名も無き被検体774号+:2013/03/21(木) 21:33:01.54 ID:tlOTHsA60
神様は大切にね。








オカルトランキング



1 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:21:40.197 ID:3CHWureG0.net
誰が俺をこんな目に遭わせてるんだ?


2 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:22:09.991 ID:zIxL64AS0.net
己の歩んできた人生

15 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:25:28.069 ID:3CHWureG0.net
>>2
運が悪い人間ってどんな人生を歩むと思う?
運ってのは人間の力じゃどうしようもならないことを言うんだぜ

16 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:25:45.552 ID:uczDapwTp.net
おまえの運のステータス上限が低いだけだよ

3 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:22:22.458 ID:2Seno4wad.net
運営じゃね?

6 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:22:51.038 ID:2ai7xyZO0.net
管理されてないから運と呼ばれるのよ

12 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:24:18.831 ID:cbAuVpP/0.net
物理法則

14 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:25:16.695 ID:SxgGxlnK0.net
本当は法則性があるよ
ただそれがあまりに大きすぎるだけで

18 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:26:28.136 ID:3CHWureG0.net
なんで不運はいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも俺を選ぶんだろうな

20 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:27:20.257 ID:cbAuVpP/0.net
唯識でも学べよ

19 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:26:52.464 ID:7Mm1eiBH0.net
宝くじ以外で、運がいい人に起きることってなんだろう。

49 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:07:09.904 ID:ZLdorLFN0.net
>>19
出会い?

29 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:33:32.610 ID:3CHWureG0.net
>>19
運が良い奴らは頭空っぽでも物事が上手く進むよ

21 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:27:50.382 ID:mMnFrBcSp.net
普段が待遇悪いのにくじ引きとかは大体当たるからなんかある気がする

23 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:28:31.425 ID:vX/Rnbnt0.net
「縁起」

24 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:28:39.754 ID:hk3diDgL0.net
マルチロールにしたくて運要素いらんやろってステ振りミスったお前が悪い

26 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:29:33.352 ID:wwvI4xI00.net
じゃんけんに勝ったけど結果的に最悪の状況になったりとか

30 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:36:27.075 ID:QIfYpVn10.net
運と言われるものの多くは散りばめられたヒントを上手く集める能力だからな

31 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:36:45.942 ID:3CHWureG0.net
あの連中はなーーーーーんにも考えてないんだろうな
常に頭悪そうなこと言ってるのに運だけで上手く生きているんだ
はああああ

33 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:41:04.841 ID:ORiKqSxd0.net
業だな

35 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:44:52.393 ID:cbAuVpP/0.net
そりゃあごちゃごちゃ考えて行動できなけりゃチャンスも掴めないわ
思慮深いのと溜め込むのは別物

42 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:00:36.090 ID:3CHWureG0.net
>>35
別にチャンスを掴むつもりも幸運を呼ぶつもりもないよ
俺はただ不運を避けたいだけなのに神はそれを絶対に許してくれないんだ

なんで俺だけが毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日こんな目に遭わないといけないんだ

38 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:45:26.345 ID:3CHWureG0.net
容姿も性格も能力も周りの環境も全て運で決まる
じゃあ運が悪い人間はどうすればいいと思う?

40 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:51:09.270 ID:xfWUsjkBr.net
イエスマンっていう映画思い出した
406533c5

43 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:01:56.831 ID:3CHWureG0.net
俺は普通の生活を送ろうとしてるだけなのに
なんで毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日

44 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:03:45.011 ID:3CHWureG0.net
はああああああ意味がわからない

41 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 04:57:58.381 ID:TEZ6XD8T0.net
運なんてないから気にするな
ただの乱数の偏り

47 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:05:21.734 ID:TEZ6XD8T0.net
お前は悪い方向に偏った乱数の連続上に居るだけ
抜けるまで耐えろ
問題は、人生より長い負の連続なんて幾らもである事だが

52 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:15:37.532 ID:3CHWureG0.net
>>41
>>47
なるほどね
でも希望が見えない
乱数は次の数字もランダムだけど俺の場合はもう手遅れだと思う

58 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:30:20.322 ID:AYODltufd.net
>>52
残念だけど完全な乱数って無いんだよなあ

59 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:30:22.465 ID:TEZ6XD8T0.net
>>52
手遅れだって自覚しちゃったのかよ
それじゃ、俺の好きな言葉プレゼントするわ

駄目なものはさっさと見切りつけて、もっと楽しい事探せ
苦しい事だとか辛い事だとか不運とか、そんなん全力で逃げ出せ

69 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:45:42.406 ID:3CHWureG0.net
>>59
肝に銘じておく ありがとう
こんなとこで優しい人に会えるなんて幸運だなあ…

45 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:04:19.486 ID:6iwLfHmNd.net
困ったときの神頼みって言うやん
神頼みしてからまた来な

46 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:05:15.268 ID:ClzQfc2+E.net
運なんて存在しない
すべては過程でしかない

48 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:06:10.171 ID:2d/598DT0.net
いくら運のいい奴だろうと死は等しく訪れるんやで
あまり気に病むなよ
より不運になるからな

57 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:28:37.410 ID:3CHWureG0.net
>>48
頭では理解できないけど確かにそんな気がする
不運で気が滅入ってさらに不運を呼ぶことはよくある

54 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:24:05.715 ID:xfWUsjkBr.net
確証バイアスもあると思う
運が悪いって思って生きてると悪いことが起きた時にほらやっぱり!ってなってまた凹む
そうすると自分に自信がなくなりこれ以上自信を失わないように(自尊心を守るために)
自分の人生がうまく行かない責任を運に押し付けたくなる
そしていつの間にか、ほらやっぱり!を望む人生になってる

※確証バイアスとは、認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。(wikipedia参照)

55 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:26:17.706 ID:xfWUsjkBr.net
そして日々悪運を求めて無意識に行動してる
悪いことが起きそうな方へ気づかぬうちに進んでる
そしてまた悪いことが起きる

61 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:39:25.262 ID:3CHWureG0.net
>>54
>>55
あー言われてみれば俺は不運を言い訳に使うために無意識に不運を求めてるのかもしれない

65 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:43:43.759 ID:TEZ6XD8T0.net
>>61
それ、悪化すると
「はいはい、どうせまたダメなんだろ」的な防御能力身に付くから気をつけなよ
だんだんメンタル的にが矮小化・鈍化してくぞ

70 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:47:05.191 ID:3CHWureG0.net
>>65
もう既にその段階だわ
何かある度に「どうせ俺だけ」って念仏のように呟いてる

56 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:27:49.478 ID:xfWUsjkBr.net
引き寄せの法則ってこの悪循環を破壊するためのものなんじゃないかな

※引き寄せの法則すご過ぎワロタwwwww

66 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:43:53.632 ID:xfWUsjkBr.net
とりあえずどんな些細なことでもいいから運が良いと思ったことを書き残していくといいかも
そうすると幸運を求める欲求が高まって無意識に幸運に向かうようになって悪循環から抜け出せそう

73 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:49:28.022 ID:3CHWureG0.net
>>66
引き寄せの法則ってやつ?
試してみるよ

80 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:56:41.303 ID:xfWUsjkBr.net
>>73
俺は引き寄せの法則そんなに詳しくないけど遠からずかもね
俺がその方法を提示したのは、ようは「俺が思ってた以上に俺には良い事も起きてる」っていう自覚が大事なんだと思う
その自覚によって不運を求める自分を弱めることができる
幸運を求める自分が生まれてくる

72 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:49:20.848 ID:7Mm1eiBH0.net
そうそう 台所とかトイレを掃除すると運がよくなるって言われることを考えると

そのへんの掃除をしないってのが不幸な人によくあることなのかも。

85 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 06:11:28.815 ID:i9GtTQSCM.net
そもそも運とは結果論であり未来には運などごじゃりません

50 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:08:35.809 ID:JryQatWAa.net
運が神そのものだ

51 : \(^o^)/でVIPがお送りします : 2015/07/22(水) 05:10:37.450 ID:4jK4Vz+S0.net
>>50とニュアンス被るけど、運を管理できるんならそいつがもう神だよ








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214: 土着信仰::2009/06/22(月) 04:24:58 ID:tBdN5rFB0
俺文才ないし、誤字脱字もありまくるかもしれないが、カバーしてほしい

えっと、俺の親の実家の墓には、明治以前の遺骨が入ってない
何故かというと、その実家がある山奥の集落には独自の土着信仰があってなかなか仏教が定着しなかったから
というか、明治まで寺という概念がなかったらしい
その『土着信仰』なんだけど、けっこう特殊な物だった
とあるホラーゲームの影響で、俺は学校のレポートの題材にそれを選んだ
そもそも土着信仰とは、外界との交わりのない集落において発生する集団睡眠が発展したようなものだと俺は思っていたから、その『土着信仰』を信じてなかった
正直霊的な物とも無縁だったから、この話を洒落怖スレに投稿する事になるとは思ってなかったけどね
まあ、それでその『土着信仰』は、簡単に言うと山を信仰していたという感じのものだった
その、俺の祖先ともいえる人々が住んでいた集落は山に囲まれたところにある
もちろん海なんて馬鹿のように遠いし、前述のように仏教より土着信仰が定着するような世界だったから
食料はほとんどが山の幸だった

魚も山の川で取れる物、畑も山から流れ出る川の水が必要不可欠であったし
季節の山菜も大切な食糧であった、もちろん猪や熊といった動物の肉も山無くしては得られない
山に支えられて生きてきた集落だったから、独自の『山中心の輪廻思想』が作られた
山の作った糧を得て、生活を営み、死んだら山に還り、山の養分となり糧を生み出すって感じ
そこで、また独自の埋葬方法が生み出された
それについては、後で述べたい


ただ、俺は集落で聞き込むうちに、山が神格化さていた訳ではなく
山に住む神様に対する信仰があり、そこから『山中心の輪廻思想』ができていたと知った
それが問題だった

※土着信仰(どちゃくしんこう)とは・・・その土地に定着した信仰心。土地や民族の固有な生活習慣と結びついた儀礼などを重んじる、信じること


215: 土着信仰2::2009/06/22(月) 04:27:24 ID:tBdN5rFB0
その山に住む神様を、俺は簡単に『ヤマガミ』と呼ばせてもらう
そのヤマガミ様の何が問題かというと
よくある鶏が先か卵が先かの話に例えたい
信仰対象であるものが同じもの、山=神様、の場合
鶏=卵、であり、どちらを先にしてもどちらも同じものなのだから問題ない

しかし、山=神様でないとすると
山が先にあり、信仰されていたから、そこに神様が生み出されたのか
それとも、神様がいたから、その山が信仰の対象になったのか
と、鶏が先か、卵が先かの問題が始まる
聞き込みを鵜呑みにするのなら、後者で間違いないのだが
俺は山に住む神様だの、幽霊だのに俺は会ったこともないのだから信じていなかった
集団催眠として扱うのなら圧倒的に前者のほうが楽だったこともあり
俺はそのヤマガミ様の調査を始め、存在を否定しようとした

まず、以前聞き込んだ家も含め家々を訪ね、ヤマガミ様について聞き込んだ
『おじいちゃんのおじいちゃんが見たことがあると、おじいちゃんから聞いたことがある』byよぼよぼのおばあちゃん、といった骨董品的な目撃情報や
ご丁寧に目撃した人物、場所、時間、ヤマガミ様の格好、反応をまとめて本のようにされた物もあった
結果、2日かけて目撃情報を集めたのだが
面白いことが2つ分かった

が、その前に、その集落独自の埋葬方法について説明させてほしい
死んだ人間を棺桶に入れる所までは変わらないが
その棺桶を、故人の家族が交代で担ぎ、近所の村人たちが鈴を鳴らしながら
山の中腹辺りにある割れ目まで運び、棺桶ごとそこに投げ込むといったものだ
その割れ目がかなり深いものらしく、底に落ちて行った棺桶は山と融合し
死者は大地に還る、ということらしい
割れ目の淵には石の塔があるのみで、墓というよりは儀式の場所に近いものと聞いた

216: 土着信仰3::2009/06/22(月) 04:28:37 ID:tBdN5rFB0
さて、面白い事の1つは、その埋葬方法から、普通の火葬し墓に埋める方法に変わってから、ヤマガミ様を見たものはいないということ
これは、山を信仰する儀式の風化により、ヤマガミ様を信じる人間がいなくなったためだとも考えられる
つまりこれは集団催眠だと証明するにおいてかなり強いカードになる
そして、もう1つ
外見が一部分以外バラバラだということ

あるときは猪の体だったり、人型だったり、羽があり飛んでいたりと、外見が一部を除いてバラバラだった
同じ一部分というのが、顔だ
全て、石のような丸い顔に、白い苔が生えていてフサフサしていて
目の位置には触角のようなものがある、という事だった
これも、インパクトのある部分以外違っているということ
つまりこれも集団催眠だと証明するにおいて強いカードだ
しかも、ヤマガミ様は遠巻きに人を見ているだけで、逃げても追ってこず
追いかけると逃げ出すだけだった
つまり、話しただの、遊んだだの、直接的な接点は無く、遭遇者全員がただ見ただけであった

ここまで調べると、あとは儀式の場を見に行って
僕も探してみましたが現にヤマガミ様に会いませんでしたからそんなもんいません
という事にしよう、と俺は布団に入った

翌日、バイクで近場のスーパーへ20分かけて行き
スポーツドリンクと、ポテトチップスのうす塩とコンソメ
ガム類、チョコ、おにぎりを買った
出発は午後2時を計画していた、話を聞くに徒歩30分ほどでその場所には着くらしい
一応聖域だということで、祖母に渡された線香と、買い込んだ菓子類をリュックに詰めて
俺はその『聖域』に向かった

217: 土着信仰4::2009/06/22(月) 04:31:10 ID:tBdN5rFB0
砂利道を歩き、沢を超えたところで、もう本当に森の中だった
何年使われてないのか分からないが、荒れ放題だった
俺はポケットからイヤホンを出し、携帯に繋いで音楽を聴きながら歩いた
木の根っこを踏み越え、笹をよけて行きながら、地図を確認し
このまままっすぐでいいことを確認すると、俺はリュックの脇にさしてあったペットボトルを抜き、スポーツドリンクをラッパ飲みした
太陽が見えて、手をおろして、前を向いたらそこで30mほど先に『ヤマガミ様』を見た

すごい不思議な感覚だった、ペットボトルを手に提げたまま俺は硬直していた
人型だった、全身真っ白で、顔が本当にフサフサした苔のような白い何かで覆われていて
目があるところに触角みたいなものがあった、口は見えなかった
モリゾーだっけ、あれから目と鼻と口と色を引いて触角だけを付けたような感じだった
耳元でなっているはずの音楽も聞き取れないような、もうほんとうの無音だった
手足の感覚が無くて、目も反らせないまま、頭だけが動く、金縛りみたいだった
ヤマガミ様も俺を見ていた、異常なほど体感速度が圧縮されたみたいに長い時間があった
すると、ヤマガミ様が視界の中で大きくなってきた
俺はヤマガミ様の全身を見ていた、ヤマガミ様の手も足も動いてないのを確認していた
俺は立ちすくんでいた、足が前に進めるなら逃げ出している

218: 土着信仰ラスト::2009/06/22(月) 04:32:35 ID:tBdN5rFB0
ヤマガミ様が大きくなっているように見えたのは、何のアクションも無くこちらに接近してきていたからだと気付いた
あと10mほどの距離という所で、唐突にあることに気づいた
いままで近づいてきたという例は無かった

もし、ヤマガミ様が人を食うとしたら?今まで崖に落とされた棺桶の中の死体を食べていたとしたら?人里に糧を与えていたのも人間がいなくなり死体を食えなくなるのを防ぐためとしたら?何十年も人を食えないで腹を空かしてたとしたら?俺が格好の餌としたら?
歯がガチガチ言った、距離はあと5mくらいだった、俺よりも2回りも3回りもおおきかった
ヤマガミ様の顔の触角の下あたりの生物であれば口がある部分がモゴモゴ動いた
俺は死を覚悟しようとしてしきれずガタガタ言っていた

ヤマガミ様の顔が視界から消えた、石のような見た目の腹が目の前を埋め尽くした
ヤマガミ様がしゃがみこみ触角が俺の顔の真ん前にあった、口の位置がモゴモゴしていた
「ひっ」という声が出た、何かが頭に触れた、八つ裂きにされ食われると覚悟した
「さむしい。さみしい。さびしー。さむしい。」
俺にはそう聞こえた、気付くと俺はペットボトルを手に立ち尽くしていた
耳元で鳴る曲はスポーツドリンクを飲んだ時と変わっていなかった

俺は耳からイヤホンを外すと、地図を確認し割れ目の淵まで歩いた
石碑がたっているだけの、谷みたいな場所だった
俺は持ってきたポテトチップスうすしおの袋を開け、一枚取り出すと齧った
そして、袋の端を掴んで、割れ目の中に撒いた
コンソメ味も開け、一枚食べながら、同じように撒いた
線香に火を付けると、地面に立て、チョコを半分脇に置いて俺は帰路についた


結局、自分の体感したものが何だったかはよく分からないし
俺も調べていくうちに催眠にかかったのかもしれない
締め方が分からないけど、土着信仰ってなんか素敵だよな






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802 :本当にあった怖い名無し:2012/09/16(日) 04:03:50.82 ID:ThgTgkgb0

母から聞いた不思議な話を少し。

 

父の家系が霊感持ちらしく、
父がよく「女の子が泣いてる」と言って誰も居ない二階へ行ったり、
「電話の受話器から唸り声がする」と言って突然電話を切ったりしていたらしい。
中でも、職場(自営業)の二階が物置になってるんだけど、そこにいつも言う女の子がいたとか…
母が父に頼まれた物を取りに二階へ上がったら、女の子が描かれた絵画が壁に立て掛けられていて、
手に取ってみた事があるが、その時はなんとなしに見ていただけだったらしい。
母が身籠ってから、父は女の子関係で二階へは上がらなくなった。
母が不思議に思って聞くと、どうやら居なくなったらしい。
絵画を発見してから日が経っていたので、絵画も物置の奥の奥に行ってしまって見えなかった。
その後無事に出産。
子育てに励み、子供もすくすく育った。
中学辺りになってから気が付いたようにポツリと呟いたのが、
「今思えば絵画の女の子とそっくり」だと。
それが私らしい。
幽霊の女の子が消えて、私が生まれてから気配すら消えたと…

 

 

802 :本当にあった怖い名無し:2012/09/16(日) 04:03:50.82 ID:ThgTgkgb0

母と父の家系は両方とも孫の顔を見ないまま亡くなるらしいのだけど、私が生まれてからはどちらの祖父母も元気。
私が社会人になってから母方の祖父が他界したけれど、今まで起きた家系の出来事を考えると驚くくらい違う。
あの女の子のおかげかな…とたまに思ったり。

 

 

803 :本当にあった怖い名無し:2012/09/16(日) 04:05:36.17 ID:ThgTgkgb0

余談だけど、
そんな私は父から見事に霊感を遺伝してしまって、
視界の隅に何か見える程度だったのが、今では話しかけられたり直視してもはっきり見えるほど強くなってきている…
私の中のもう一人の自分…!!
みたいな中二チックな出来事はまだ無い。

 

でも不思議なのが、夢でよく川を船で渡っていたり、
寺に行って薬師如来と付き人(?)の地蔵の爺さんに会って来たりという不思議な夢を見る。
他にも恵比寿さまのお家に招待されたりと、縁起の良い夢ばかり。
これも女の子なのかな?と思ったりしたけど、おそらく私自身が寺とか好きだからだと思う。
しかし、家系となんの関係があるのかって言うと、家族も同じ夢を見たり神様絡みの出来事があるらしい。
詳しくは聞かないまま上京してきたけど。




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824:本当にあった怖い名無し :2009/10/24(土)12:04:43ID:AwFSaYW60

小さい頃、祖父に聞いた話で不思議なのがいくつかある。今は亡くなってるから記憶を頼りに書く。

祖父は若い頃、北海道のトンネル掘りの出稼ぎに行っていた。トンネルは半分くらい出来上がっていて、中では掘る作業が進められていた。
祖父はかつぎ棒を使って土を外に運ぶ係。ふと入口の方を見ると兵隊の時の中尉?(上司らしい)が立っている。

「幸さん、幸さん、ちょっと一服しませんか」

そう祖父の名前を呼びながらタバコを差し出した。九州にいるはずの中尉が当時の格好のまま立っている。不思議だと考えるヒマもなく、当時のくせで

「はい。分かりました」

と大きく返事をして駆け出した。その直後、メキメキと入口を支えていた柱が鳴り、上から土や石が落ちてきてトンネルが塞がってしまった。

犠牲者がたくさんでた大事故だったらしい。それ以来トンネル掘りはやめたと言っていた。


831:本当にあった怖い名無し:2009/10/24(土)15:53:11ID:AwFSaYW60

またまた祖父の話を思い出した。

大型漁船に乗っていた時の話。
(千葉から出港するサンマ漁船だったか、北洋で鮭をとる船だったか忘れてしまった)

一度出港したら三か月は海の上。獲れた魚は母船と呼ばれる大きな船へ運び、そこから食料を定期的に補給していた。
船には料理人や彫り師(入れ墨を彫る人)が乗っていたり、麻雀や花札をしていたらしいから、ささやかな娯楽もあったようだ。

交代で休憩をとるが、個人の寝床は決まっていない。ともあれ肉体的にも精神的にも、現代の私たちには想像もつかない苦労があったと思う。
朝起きると仲間が減っている、そんなことはもはや普通になっていた。閉鎖された環境で、精神に異常をきたし自殺する者もいた。

いざこざで人を殺す者もいた。だけど誰も騒ぎ立てたりはしない、証言する者もいなければ証拠もない、沈黙を続ける海の上では人殺しが罪に問われることはない。

そんなストレスからくる幻影かもしれない。夜明けの早朝に作業をしていると大海原のど真ん中に巨大な島が現れた。

機械に人が巻き込まれても、UFOが出ても手を止めなかった作業員たちが手を止めた。

休憩中の者も叩き起し、みんなで島に向かって手を合わせた。極寒のさなか、青々と生い茂る草木。

見たこともない白い大きな鳥が光をこぼしながら羽ばたく。祖父はそこに神様がいると思ったらしい。島は船の目の前を通り過ぎ、みるみる遠ざかっていった。




832:本当にあった怖い名無し:2009/10/24(土)15:59:37ID:AwFSaYW60

ちなみに先に書いたUFOの話。

当時UFOなどという言葉もなかっただろうがUFOっぽい。日が暮れてから大型漁船での作業中に突然海の中から丸い派手なものが出てきた。

丸いフチにそって強烈な電飾をつけた超巨大な何かが、海から少しづつ出てきたらしい。

忙しくて見てる暇が無かったらしくその後どうなったかは分からない、絶対に他の大型船等船の電飾ではなかったと言っていた。
ちなみに、島もUFOもレーダーに反応はなかったらしい。大事なこと書き忘れた。

当時合法だったヒロポン(覚せい剤)はやっていない。酒は一滴たりとも飲まず、タバコは付き合いで吸う程度の祖父でした。




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